ニンニク収穫、もう実際には終わっていますが、記事がもう一つ残っていました。
最後は、「おまけ」的なものです。
秋に種ニンニクを植えると、ものによっては2本芽が出てきます。
そして、しばらく待ってほどよく育ったころ芽かきをします。
(あまり小さいうちだと根こそぎとれないので)
根っこごと上手にかき取れると、植えてみたくなるのが人情というもの。
玉ねぎの畝に空いている場所があったので、マルチ穴に植えておきました。
で、それを収穫したものがこちら。
|
なんかどっさり!
|
|
ものによっては市販品と同じくらいのも☆ 捨てるはずのものから立派な収穫があって、得した気分です。
|
ニンニクの収穫後の処理は次のような感じです。
(1)収穫後、あまり経たないうちに根を盤茎ごとカッターで切り取る。
根の付け根の盤茎をカットすることで、底側からも乾かす、という方法で、日本ではこの手法が主流ですが、海外ではそうでもないようです。欧米のニンニク写真は根っこ部分がモジャっとしていますが、日本は出荷前に再度磨くような工程があったりするようです(だから高いのかな?)。
時間が経つと、盤茎が固くなり切り取れなくなります。
盤茎を切らない場合は、根っこごと干しておき、(4)の段階で、根をハサミで短く刈り込むとよいと思います。
(2)三つ編みニンニクを作る場合は茎を玉のすぐ上からカッターで縦に切り裂いて、固い花茎を切りとる。
(花茎カットには先端が尖ったデザインナイフが便利です)
三つ編みニンニクを作らない場合でも、茎を切り裂いておき、もし茎の中に花茎先端の苞部分が埋まりこんでいるようであれば、取り除いてしまうと乾き易いです。 苞のところは虫も多いし腐りやすい気がします。
(3)葉っぱを残したまま、7個くらいを麻紐で束ね、吊るして干す。
品種や玉のサイズがいろいろある場合は、品種ごと、サイズごとに分けて束ね、ラベルをつける。
三つ編みを作らない場合でも、葉っぱがあると、蒸発散の効果で全体が乾きやすい気がします。
商業的にはすぐに茎をカットしてしまい、乾燥室でしっかり乾燥させているようです。
(4)よく乾いたら、三つ編みにしない場合は、余分な上の方をカット。表面の皮を数枚剥く。
(市販品は、玉を包む皮が最低2枚は残るようになっているようです)
三つ編みにする場合は、吊るしてあるものを取り込み、皮むき&編み込み作業。
編む際には葉っぱを濡らしてしばらくおき、しなやかに戻します。
今年の干し場所はすごいことになってます。
|
例年はこのカート2台分でちょうど間に合う程度だった気がするのですが・・。
|
|
今年はこちらにも進出。 洗濯物を干す場所が・・・。
|
数が多くて訳がわからなくなることは必至なので、棒1本につき1品種という風に整理して干してみました。
管理しやすくてよいです(自分を褒めてあげよう)。
これは大変、と、もう編み始めていますが、先週末ちょっと旅行に行ってしまったりして停滞中。
今週後半、ダンナサマがいないのでがんばらなくては。