採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2017:三つ編み開始 (1)~(50)

2017-06-29 | +三つ編みニンニクgarlic braid

三つ編みニンニク、6月初旬から編みまくってます。
今年は数量が多いので、がんばらないと終わらない、と早めに着手しはじめました。
 

garlic-braid

編み始めは、一番最初に収穫した「山形」。
よく乾いていました。

外に干してあるものを取り込んで、まずは皮むき。

garlic-braid

泥まみれでボロボロに見えたものがぴかぴかに変身して、皮むきは大好きな作業です。

garlic-braid

(1)~(9)。
左二つはタネ用で、残りが山形。
山形はとてもきれいな玉で、これを最初に編むのは緊張しました。例年はもうちょっと後、編みなれてきてから編むのですが・・。

garlic-braid

次はシチリアで、(10)~(18)。
小粒傾向で、さらに外側の皮がなくなってしまったものが多数。
B品はまとめて長~く編んでしまいました(一番左)。

garlic-braid

小粒なので、気軽に新式編み方を試してみられます。
これは、名づけるならば・・虫眼鏡方式?
リボンの位置は、この写真の場所か、もしくは輪っかにあわさる場所か、どちらがいいでしょうね。

garlic-braid

もひとつ新手法。
小玉12個でつくった小さな輪っかで、ペーパーラフィアを舵輪みたいにしてみました。

garlic-braid

(19)~(23)。
完全抽苔白(早生完全抽苔)。右上はためしに作ってみたフタバタイプ。縦線部分が長くていまいちだったかな~。
これは割れやすいタイプのため、タネ用が沢山出来てしまいました。
でも、鱗片数が少な目で使いやすいニンニクなので、来年は割れないうちに収穫したいものです。

garlic-braid

(24)~(32)。
これらはmiyakoさんから頂いた岐阜のニンニク。
福地系だと思われるので、「福地系(岐阜)」としてみました。
一番最初は一片が銀杏より小さなミニにんにくでしたが、大きく育ってきました。でも、福地とほとんど違わないので、今年売り切ってしまってもいいかな・・。

garlic-braid

(33)~(42)。
これらはアーティチョーク畑でもらったもの。
「ソフトネックA」としてみました。
皮が真っ白できれいなニンニクです。
ただ、鱗片数はやや多め。

garlic-braid

(43)~(45)。
真ん中は、Y氏白。アーティチョーク畑と似ていますが、若干鱗片数が少なめです。
右は、完全抽苔白(早生完全抽苔)。前にまとめて片付けたはずが、もう一〆発見されました。
左は、静岡薄紫のエリアから収穫されたけれど、白いタイプ。多分早生完全抽苔です。

garlic-braid

(46)~(50)。
完全抽苔早生と静岡薄紫(=紫(2))は全然違います。この右下二つが静岡薄紫。色は明らかに紫がかっているし、つやつやとしたシルクのようなツヤがあります。
左上二つはイタリアアブルッツォ。
残りはY氏白(ソフトネックY)。
(このあたりで、品種ごとにきっちり片付けるのに飽きてきて、いろいろな品種を編み散らかしてます。作業場所は大混乱)

リボンをつけたものは、番号はつけずに鹿児島お嫁に出しました。


丁度50房編んだところですが、ベランダのカート2つはまだいっぱい。
(物干し竿側の分は片付きました)



収穫が多い年は、編むのだけじゃなくて、売りに行くのもがんばらないといけません(苦手分野)。
(性格的には量産して一括でどこかに卸す方が好みの、下請けタイプ)

とりあえず、週末、日曜に今シーズン初の売り出しに行ってきます(多摩川マルシェ)。
場所は、武蔵新田(むさしにった)。
まったく初めて聞く地名でしたが、蒲田の隣だそうです。

リフォームの疲れが今頃出たのか、ここのところ背筋が時々痛いのがちょっと不安。
「でもまあ、帰りは軽いし☆」
と空元気を出して言ったら、ダンナサマが
「軽くなるとは限らないんだよ」
と、ぽつり。
そ、そうであった・・・。
でもさー、そんな夢のないことを指摘しないでもいいじゃん。わぁ~ん。



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ブルーベリー摘み2017

2017-06-28 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

梅雨らしい天気の日が続きますが、雨の合間に、ブルーベリー摘み、行ってきました!
行ったのは6月24日。
もう少し前でもよかったかもしれないけど、熟した実も未熟な実もまだたくさんある状態で、まあまあの摘みごろ。
 

ブルーベリー摘み

毎年通っているブルーベリー園さんです。
何年も経つと、木がずいぶんと大きくなってきます。
昔は腰くらいの高さだったのに、視界を遮る大きさになってきました。

ブルーベリー摘み

以前よりもお客さんが増えたみたいで、最初の頃のように完熟の実が鈴なりで、木の下にもぽたぽた落ちて・・・というようなことはなくなりました。
ところによっては、濃い色の粒はほぼ全部摘まれてしまっている場所も。
でも、ちゃんと摘みごろのものも残っていました。

ブルーベリー摘み

園主さんによると、今年は粒が小さ目とのこと。
でも探せば大粒もそれなりに。
確か昨年はなぜか酸味がとても強めでした。今年は平年並みかな。
木によって違いますが、甘いものも、ちょうどいい酸味のものもいろいろです。
同じように手入れされているはずですが、毎年状態が違うのは興味深いです。


今年は4キロほど摘んできました。


この前の週、My畑のそばで台湾のお友達とピクニックをしました。
その時に、ふと思いついて、畑のそばのブルーベリーエリアで摘み取りを体験してもらいました。(上の写真と同じオーナーですが、ごく小さなエリアのブルーベリー畑)
奥さんはブルーベリーが大好きだそうで、思いついてよかったです。台湾ではいつも、コストコで輸入ブルーベリーを買っているそうです。
(畑の草むしりまでいっぱいやってもらっちゃいました☆)

好きにいろいろ植えられる畑があって、摘み放題のブルーベリー園も間近にあって、快適な環境で悠々自適の生活を送っているように見えただろうか。
(畑をやるのは奥さんの夢だそう)
確かにそのはずなのだけど、何かに追われるように慌ただしいのはなぜだろう・・・。

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玉ねぎ2017:大玉傾向

2017-06-26 | +その他

今年の玉ねぎは、なんだか大玉傾向でした。

植えたのは、スイートグローブ、紫玉ねぎ(品種忘れた・・)、そしてあまがし2号。
 

玉ねぎ保存

だいたい6個ずつ編み上げて、こうやってぶら下げているのですが、一〆がえらくずっしり重たいです。
この場所の裏側はジャガイモ置き場の棚なのですが、今年はジャガイモはえらく不作(責任は私に・・)。
棚が転倒しそうなので、ここに下げるのは控えめに・・。

玉ねぎ保存

でもって、残りはこちらに。

玉ねぎ保存

例年よりえらく大玉の気がします。
1個を1回では使い切れない分量。


黄色い方のスイートグローブとあまがし2号ですが、スイートグローブの方が遅くまで葉っぱが倒れないようでした。
で、えらく遅い時期に抽苔してしまったりしました。
あまがし2号の方が、茎がきゅっと細くなっていて、ほどよい時期に倒れて、扱いやすかったです。

収穫後は2種類を混ぜて編んでしまいました。
(本当は分けた方がいいのだろうけど・・)
なので味の違いはよくわかりません。

どちらもだと思うけれど、辛み成分たっぷりで、切るとすごく涙が出ます。
(包丁を研いだら少しはマシかしら)




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ウィーン2017:ショーウィンドウ(2) 刃物、カメラ等

2017-06-22 | +海外

ウィーンのウィンドウショッピングの続きです。
今回は刃物・金物関係。
 

アンティークのハサミ

地下鉄駅近くでごく小さな古道具市をやっていました。
フリマ系は大好きなので、じっくり見物。
中で、一番買ってしまおうか迷ったのがこちら。
SOLINGENゾーリンゲンのアンティークのハサミです。天使の刻印があるので、100年は確実とのこと。
テストで手持ちの紙を切らせてもらいましたが、よく切れました。

でも私は、家じゅうのあちこちにハサミを置き忘れるタイプ。モノを大事にできない人には勿体ないので、写真だけ撮らせてもらいました。

きのこナイフ

街中にて。
これは、マッシュルームナイフ☆
質感がいいキノコの模型と一緒に置いてあって、雰囲気がよく出ています。
キノコ狩り中は、やっぱりものをよくなくすので、私にはカッターで充分です・・。

絞りだし口金

調理器具店にて。
絞りだし口金、各種。こんなにいろいろあるんだ~。
我が家にもいくつかあるので、今度絞りだしクッキーを作らなくては。

ハムスライサーBerkel

刃物再び。ハムスライサーです。
ホウロウ(?)のぬめりとしたつやが美しい・・・。
イタリアのBerkelというメーカーのものです。うちのはステンレスですが、こんな色つきのスライサーがあるんですね。

ハムスライサーBerkel

白・黒・赤がラインナップ。
私だったら・・・。うーん、赤もいいなあ☆
電動タイプだと、22cm、25cm、30cmの刃サイズがあるようです。

ハムスライサーBerkel

スタンド足つきで、大きなホイールを回して切る、レトロ調なものもあるようです。
1920年代のモデルをトリビュートしたものだとか。
昔のお肉屋さんの雰囲気で、カッコいいなあ。
日本のどこかで見られるところってあるのだろうか・・。
(モデルは違うけれどおそらくこのメーカーと思われるものがこのレストランに。行く機会はなさそうだ・・・)

ライカショップ

見惚れるメカつながりで、今度はカメラ。
キャノンの、古いものです。日本のものを海外でみるとちょっと嬉しくなります。
(私は具体的な機種などは全然詳しくないです。確かこれはダンナサマの指示で撮ったような・・。何か特徴があったはず)
→確認しました。カメラ史上でも有数の明るいレンズ、とのことです。なるほど、イカの目みたいだ・・・

ライカショップ

このお店はライカショップという名前で、古い名機はライカに限らずいろいろおいているようです。

ライカショップ

じっと見ていたら、カメラマニアと思しきおじさんが話しかけてくれました。
「この店は世界一のカメラ屋で、アメリカのハリウッドスターも来たんですよ」と。見せてくれた自分のカメラは、ハッセルブラッドの古いもの。
「フィルムがまた高くってねぇ」とぼやいていました。

ライカショップ

ライカショップ全景。
左が新しいカメラ。右が中古カメラのお店です。

ライカショップ

また別のところ。
日本のカシオのデジタル時計がどっさり。
今このチープカシオが再ブームなんですって?
日本では断捨離がはやっているから、大量に捨てられているだろうなあ・・・。
(最近はみんな、腕時計をせずに、スマホを使うそうですよね)

私は腕時計派。アナログタイプで金属ベルトのを長年使っていますが、今電池切れになってしまって、ダンナサマの皮ベルトのを借りてます。お風呂にちゃっぷん、と漬かってしまったことが何度も。



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梅2017:目を見張るほど大粒

2017-06-21 | +きのこ以外

梅、摘んでしまいました。
昨年の梅シロップもまだ残っているのに・・・。

だって。
 

大粒梅

すごく大粒なんですもの。

こんなに大粒だったのは、初めてかも。

大粒梅

梅が大きすぎて、いつもの梅ザルが小さく見えます。

昨年・一昨年と2年連続で豊作が続き、今年は大変な不作の年。見上げてもぱらぱらとしか実がついていません。で、それぞれが大粒傾向というわけ。

落ちてしまっている大粒の梅を見ると、ものすごく心が揺れ動きます。
「ああ、もっと前から気を付けていれば、あれを全部摘めたのに・・」と。
でもそれは無理な話。
加工処理の手間や収納容器、消費できる量のことを考えると、摘んでいい分量には限度があります(くすん)。このくらい(+アルファ)で満足しないと・・・。

大粒梅

お友達もものさしと一緒に撮っていたので、私も☆
一番大きなもので、5.5cmくらいかな?
今年は雨が少な目だったので、黒星病の発生も少ないです。

大粒梅

梅シロップを仕込みました。
大玉なのでスペース効率が悪いです。
少ししぼんできたら、もう少し梅を摘んできて、さらにぎゅうぎゅう押し込む予定。


梅酒は在庫がなくなるまで作らない方針。
梅干しも、去年(?)作ったものがまだたくさんあるので、今年はなし。

梅シロップは、比較的利活用しやすいです。

(1)お酢とブレンドしてスパイスなどと煮立てて、ピクルスビネガーを作り置きしておくと、非常に便利。
 刻んだ玉ねぎを漬けたものを常備しておくと、各種サラダが素早く作れます。

(2)普通の梅干しを梅シロップに浸しておくと、食べやすい甘酸っぱい梅干しになります。
(市販品は、水で塩抜きして(梅干しの成分も抜いちゃって)調味液に漬け直しているのだと想像してますが、梅シロップに漬ければ梅成分100%のまま☆)

(3)梅干しの塩が溶け出て塩辛くなった梅シロップは、酢の物や寿司酢に。

(4)梅シロップとして漬け込んだ梅は、半割にして種をとって干すと、なんと、ドライアプリコットの味に☆
2014年にこの方法を発見して2015年にも大瓶二つ分も干してます)
青みが残る程度の黄色い梅を使うのがコツ。完熟だとタネを外すには柔らすぎるので、ジャムに向いてます。





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ニンニク2017:収穫さいご ~おまけ

2017-06-20 | +ニンニク

ニンニク収穫、もう実際には終わっていますが、記事がもう一つ残っていました。
最後は、「おまけ」的なものです。

秋に種ニンニクを植えると、ものによっては2本芽が出てきます。
そして、しばらく待ってほどよく育ったころ芽かきをします。
(あまり小さいうちだと根こそぎとれないので)
根っこごと上手にかき取れると、植えてみたくなるのが人情というもの。
玉ねぎの畝に空いている場所があったので、マルチ穴に植えておきました。 

で、それを収穫したものがこちら。

芽かきを植えたニンニク

なんかどっさり!

芽かきを植えたニンニク

ものによっては市販品と同じくらいのも☆
捨てるはずのものから立派な収穫があって、得した気分です。


ニンニクの収穫後の処理は次のような感じです。

(1)収穫後、あまり経たないうちに根を盤茎ごとカッターで切り取る。
 根の付け根の盤茎をカットすることで、底側からも乾かす、という方法で、日本ではこの手法が主流ですが、海外ではそうでもないようです。欧米のニンニク写真は根っこ部分がモジャっとしていますが、日本は出荷前に再度磨くような工程があったりするようです(だから高いのかな?)。
 時間が経つと、盤茎が固くなり切り取れなくなります。
 盤茎を切らない場合は、根っこごと干しておき、(4)の段階で、根をハサミで短く刈り込むとよいと思います。

(2)三つ編みニンニクを作る場合は茎を玉のすぐ上からカッターで縦に切り裂いて、固い花茎を切りとる。
 (花茎カットには先端が尖ったデザインナイフが便利です)
 三つ編みニンニクを作らない場合でも、茎を切り裂いておき、もし茎の中に花茎先端の苞部分が埋まりこんでいるようであれば、取り除いてしまうと乾き易いです。 苞のところは虫も多いし腐りやすい気がします。

(3)葉っぱを残したまま、7個くらいを麻紐で束ね、吊るして干す。
 品種や玉のサイズがいろいろある場合は、品種ごと、サイズごとに分けて束ね、ラベルをつける。
 三つ編みを作らない場合でも、葉っぱがあると、蒸発散の効果で全体が乾きやすい気がします。
 商業的にはすぐに茎をカットしてしまい、乾燥室でしっかり乾燥させているようです。

(4)よく乾いたら、三つ編みにしない場合は、余分な上の方をカット。表面の皮を数枚剥く。
 (市販品は、玉を包む皮が最低2枚は残るようになっているようです)
 三つ編みにする場合は、吊るしてあるものを取り込み、皮むき&編み込み作業。
 編む際には葉っぱを濡らしてしばらくおき、しなやかに戻します。


今年の干し場所はすごいことになってます。

ニンニク干し場

例年はこのカート2台分でちょうど間に合う程度だった気がするのですが・・。

ニンニク干し場

今年はこちらにも進出。
洗濯物を干す場所が・・・。


数が多くて訳がわからなくなることは必至なので、棒1本につき1品種という風に整理して干してみました。
管理しやすくてよいです(自分を褒めてあげよう)。

これは大変、と、もう編み始めていますが、先週末ちょっと旅行に行ってしまったりして停滞中。
今週後半、ダンナサマがいないのでがんばらなくては。 

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ウィーン2017:ベーカリー、マーケットのバクラバ、ほか

2017-06-19 | +バクラバ・アラブ菓子(購入)

ウィーンでは、ブルンネンマルクト沿いのベーカリーやナッシュマルクトでもばら売り(量り売り)のバクラバを買いました。

ウィーンのバクラバ

ナッシュマルクトのバクラバ屋さん。
これら比較的乾いたものは、海外からの仕入れのように思います。

ウィーンのバクラバ

ナッシュマルクトの別のお店。
マブルーマがこんなに沢山!
鳥の巣は、最後の1個を買ってきましたよ。

ウィーンのバクラバ

こちらはシロップじゅわ~、のトルコ系。
ウィーン内に製造場所があるのではないかと思います。このタイプはナッシュマルクトでは買いませんでした。


ベーカリーで買うと簡単な四角い紙箱に入れてくれます。
これは汁漏れするので、ホテルにて一度箱から出してペーパーを敷いてから、再度詰め直し、箱はビニール(ランドリーバッグ)に入れてガムテでとめました。
ナッシュマルクトで買ったものはあまり汁っぽくないと思い込んでおり、プラスチック容器のまま運びましたが、家についてみたら濃ゆいシロップが沁み出してました・・。こちらもビニール詰めするべきだった・・。

持ち帰ったら、おすそ分けする以外は、少量ずつ小分けして全部冷凍してしまいました。
(本当はテーブルの上に並べてずっ~と眺めていたいのだけど)
私の場合、あればあるだけ食べてしまうので、一度に食べてしまってもよさそうな分量ずつにするのがポイントかな・・・。

 

ウィーンのバクラバ

これは前も買ったベーカリーのもの。
8個あるのがくるみロールで、右上はピスタチオのバクラバ。
トレイ1つ分買うからシロップを減らしてくれ、と頼もうと思ったけれど、どうもダメのようでした。

ウィーンのバクラバ

1個が大振りで、クルミがゴロゴロ巻かれていて、ナッツ感たっぷりです。

ウィーンのバクラバ

こちらはピスタチオバクラバ。
ゆるめのシロップがたっぷりかかっています。

 alt=

ピスタチオ粉末を巻いた柔らかいお菓子。ちょっと高価です。
(でも多分、パンプキンシードも混ぜてある気もします。明らかにその味がするわけじゃないけれど・・)

ウィーンのバクラバ

ナッシュマルクトで買ったもの。
前回は買わなかったココナツサンドも1個買ってみました。(真っ白なもの)

ウィーンのバクラバ

これがココナツサンド。何で固めてあるのだろう?というくらい、甘さ控えめです。
ナッツは鮮やかな緑色ではありますが、濃厚なピスタチオの味、という訳ではありませんでした。

ウィーンのバクラバ

これはカダイフを色づかないように焼いた方。
ナッツが、ピスタチオをカシューナッツのミックスのようです。
これは、ものすごく甘かった!

ウィーンのバクラバ

鳥の巣、そしてブルマー系。
水あめみたいな濃いシロップが、底面側に結構濃くたまっていたりします。

ウィーンのバクラバ

箱入りバクラバを買ったお店にて、アラブのゴマクッキー(Balazec)もみつけたので買ってみました。
表面にはゴマがたっぷり。
底面にも、もっとたっぷりピスタチオが埋め込んであるとよかったんだけどな・・・。

ウィーンのバクラバ

同じ店にて、ヌガー系も買ってみました。

ウィーンのバクラバ

個包装になっていました。
中身は、カルダモンの香りが効いて、Al Rifaiの丸いタイプに似た味でした。


あと、バクラバの原材料、フィロペーストリーとカダイフ生地も買ってきて、冷凍してあります。
前に考えたレシピでまた作ろうと思っていますが、できあがったバクラバがあるとついそちらを食べてしまって、作るのはまだちょっと先になるかも。



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ウィーン2017:箱入りバクラバ

2017-06-14 | +バクラバ・アラブ菓子(購入)

ウィーンでは、ベーカリーでの量り売りだけでなく、箱入りのバクラバもみつけて買ってきました。
 

バクラバ

3種類も!
し、しあわせ・・・。

バクラバ

この3つとも、ブルンネンマルクト周辺で購入。
箱入りの方二つは、ブルンネンガッセ中ほどの東側の店の奥の方でみつけました。
バクラバのほかにも中近東のお菓子がいろいろ☆


それぞれ詳しく紹介します。 

ヨルダン産バクラバ

丸い缶入りのもの。これはブルンネンマルクトの露店の、東側列のどこかでみつけました。
①外周はシガレット状のもの
②その内側はいわゆるバクラバ(ピスタチオとカシューナッツ)
③さらに内側はブルーマというクナーファで巻くタイプ
④中心に、フィロ生地でナッツを巻いて、Dの字型に抜いたもの。
⑤鳥の巣が1個。
これは何だかピスタチオの比率が高く見えます。

ヨルダン産バクラバ

Anabtawi Sweetsという会社。

ヨルダン産バクラバ

ヨルダンのアンマンにある会社で、お店の方によると、製法等はシリア風とのことでした。
シリアが政情不安で、シリアのお菓子技術があちこちに流出しているのでしょうね。

これは実家にプレゼントしたので、味などは不明です。


次は8角形の箱のもの。これはシリア産。

シリア産バクラバ

プラスチック製の仕切りで、8列に分かれています。

シリア産バクラバ

外見はこんな感じ。
Abou Arab Haider というメーカーです。

シリア産バクラバ

シリアのダマスカス、そしてヨルダンのアンマンに事務所があるようです。

シリア産バクラバ

内容量は700gと、次に紹介する四角い箱のものより少ないのに、箱の大きさは一番。
よく見たら上げ底されていました・・・。

シリア産バクラバ

アップ写真も。
右から、
①カシューナッツ入りで、半円の型で抜いたもの。
②ピスタチオの鳥の巣。
③フィロ生地でサンドしたカシューナッツのバクラバ。

シリア産バクラバ

(右から)
④わずかに見えているのがブルーマ。
⑤シガレット状のもの。
⑥クナーファで挟んだもの。
⑦ナッツを巻いたやや太目のロールを台形になるようにカットしたもの。

シリア産バクラバ

⑧一番左が、ピスタチオ入り。



これはさすがのシリア産で美味しいのですが、箱が無駄に大きいのがやや不満(輸送中の破損等の心配は少ないですが)。
(丸い缶のものは、持ち帰ったら少し並びが崩れていました)

あと、①、⑦、⑧はやや色が薄いのですが、これらが、もう少し香ばしいといいのになあ、という印象でした。
もしかしたら輸送や店頭で時間が経って、少し湿気ていたのかな?


私的にベストだと思ったのは次のもの。
 

3ギリシャ産バクラバ

この四角い箱入り。
内容量900gがコンパクトな箱にぎっしり詰まっているところが好ましい☆

3ギリシャ産バクラバ

アラビア語の外箱。

3ギリシャ産バクラバ

裏返すと、なんと、ギリシャ語表記が筆頭に。
ギリシャ産!?
Mesogeiakes geuseisのサイトを見てみると、シリアのダマスカスから来たベーカリーで、2007年にアテネに設立された会社だそうです。(HPはギリシャ語のみ。グーグル翻訳万歳!)
やはりシリアから国外に・・。

3ギリシャ産バクラバ

ホームページでも製品が見られますが、アップで写真を撮ってみました。
右から
①(わずかに写っている)バクラバ
②ブルーマを短めの輪切りにしたもの
③フィロ生地の四隅を折り上げるタイプ
④粗挽きのセモリナを蜜で固めた上にナッツを敷き詰めたもの

3ギリシャ産バクラバ

この④の断面。下がみっちりねちねちなのが分かるでしょうか。
これだけは、甘すぎていまひとつ・・。ばら売りで買うなら、これは買わないと思います。

3ギリシャ産バクラバ

⑤シガレットタイプ
⑥四隅を折り上げるタイプで中がピスタチオ。
⑦クナーファの鳥の巣
⑧半円形の型で抜いたもの

3ギリシャ産バクラバ

一番右の①バクラバの断面図。
フィロ生地一層一層がふわっと浮き上がって、サクサクに焼かれています。
色は白いのですが、とてもサクサクで香ばしくて美味しい・・・。
四隅を折りあげたタイプもパリパリ感が際立つ美味しさでした。



ギリシャからウィーンという輸送ルートは比較的安定しているからか、もしくはたまたま入荷したてなのか、この製品はとても新鮮(出来立て)のように感じました。



鳥の巣比較

鳥の巣といってもいろいろあります。
左は丸い缶入りのもの。
右はナッシュマルクトでばら売りで買ったもの。
左の方がサイズは小さいですが、クナーファは、右の方が細いです。
クナーファが細いと、食感はパリパリというよりはショリショリ、という感じになります。

どちらも美味しいですが、一口サイズというのは繊細で食べやすくて、嬉しくなります。


シリア風バクラバが世界のあちこちに広まっているというのは、ある意味嬉しいことです。
でも、本家シリアでも、心置きなくお菓子作り三昧ができる日が、早く来るといいのに、と思います。
内輪もめはやめて、一致団結してお菓子で世界征服してもらいたいなあ。

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ニンニク2017:収穫終盤 ~トウは立たず(スペイン白)

2017-06-13 | +ニンニク

二次成長してどうなるかと心配していた「スペイン白」ニンニク、葉っぱがえらく黄ばんできたので、収穫してしまうことにしました。
 

ニンニク「スペイン白」

紫(2)などと比べると幅広の葉っぱが、えらく黄ばんできています。

ときどき土をどけて観察していましたが、それなりに玉も太ってきている様子です。

ニンニク「スペイン白」

結局トウ立ちはしてきませんでした。
茎を割いてみても、花茎らしいものは見当たらず。

ニンニク「スペイン白」

こんな風に、一番外側に一粒、オマケがつくものがいくつもありました。



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ケシの花

2017-06-12 | +その他

車を走らせていたら、畑地(休耕中)の真ん中に、にょっきり目立つ花が生えていました。
思わず車を止めて、観察に。
 

ボタンゲシ

遠くからでもかなり目立つ植物です。

ボタンゲシ

高さ1m以上あります。とてもきれいなピンク色の花。

ボタンゲシ

つぼみがぷっくり丸く、下向きにつくところはケシみたい。
花びらは八重でそれぞれがギザギザしています。
ケシにしては派手だわ~☆


調べてみると、通称ボタンゲシというものだそうです。

・・・そしてなんと、(日本では)アヘン法で定められたご禁制の植物。
アヘン成分はさほど濃くなく、外国では園芸植物として栽培されているようです。
海外でOKの園芸植物、ということで、よく知らない園芸店で販売されてしまったこともあるとか。
その種が鳥によって運ばれたりして、こんなところに生えているのかも。

珍しいものを見てしまった!

(生アヘンからモルヒネを精製するのは、特殊な薬品が必要だったりして素人にはかなり難しいらしいです)

つぼみがまだ幾つもついていて、何輪も咲いたらさぞ綺麗だろうなあ。
でも、だれかに通報されちゃってたりして・・?

後日気になって見に行ってみると、ケシの問題とはおそらく関係なく、畑が開墾されていて、ケシは見当たらなくなっていました。

満開の状態が見られなくて、ちょびっと残念。



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