2月、照明シェードのとりつけに実家に行った際、母作のかきもちをもらってきました。
母の実家は福井なのですが、冬、雪に閉ざされて(ふとんなんか絶対干せない)北陸の室内は、かきもちをじっくり乾かすのにちょうどいいそうなのです。
関東だと「乾きすぎて、割れやすいのよね~」とのこと。
今年は餅つき機の蒸す機能が年始に怪しくなってしまって、蒸し器でもち米を蒸しての制作だったと思います。
手間がかかる中、沢山つくってくれました。
いろとりどり。
2月、照明シェードのとりつけに実家に行った際、母作のかきもちをもらってきました。
母の実家は福井なのですが、冬、雪に閉ざされて(ふとんなんか絶対干せない)北陸の室内は、かきもちをじっくり乾かすのにちょうどいいそうなのです。
関東だと「乾きすぎて、割れやすいのよね~」とのこと。
今年は餅つき機の蒸す機能が年始に怪しくなってしまって、蒸し器でもち米を蒸しての制作だったと思います。
手間がかかる中、沢山つくってくれました。
いろとりどり。
年末、蓮根を沢山いただいて(キョウコさん、ありがとうございました☆)、で、
ダンナサマが外食してくるということで、夜ヒマだったので、以前からちょっと気になっていたものを作ることにしました。
丸ごとの蓮根に、もち米を詰めて煮る、というもの。
もともとは中国(上海)のお料理(デザート?)で、金木製シロップでかなり甘めに煮る、というのがオリジナルで、桂花糖藕というものです。
でも、一節丸々の蓮根を、甘く煮てしまうのはちょっと考えてしまいます。
ダンナサマはきっと食べないので、ひとりで食べなきゃいけません。
どうせひとりで食べるならば、味が薄いものの方が自分としても好み・・・。
という訳で、いろいろ検索して、もち米を詰めて蒸すだけ、というものを見つけました。
この方向で作ってみます。
8年ほど前、お友達になったばかりのミヤジマさんに、
「ゴーヤバナナジュースって美味しいのよ」
と教えて頂きました。
ゴーヤとバナナと牛乳をミキサーで粉砕する、というもの。
「あの苦いゴーヤをジュ―スに!?」
と大変衝撃を受けました。
でも、一度は試してみたいような・・・・?
ところが、ゴーヤとバナナが同時に家にあることってあまりないのです。
(ゴーヤは畑に植えていないし・・)
いつかそのうち、と思いつつ何年も経過。
そして、共通のお友達のキョウコさんから、
「この前ミヤジマさんにゴーヤバナナジュースをご馳走になったけど、美味しかったよ~。食感がいいの」
という情報が。
これはやっぱり作ってみなくては。
そんな折、ミヤジマさんから立派なゴーヤを3本も頂戴してしまいました。
そしてたまたま家にバナナの買い置きが!
今こそチャンス!
分量まできちんと聞いていなかったので、適当にやってみます。
作ってすぐなめてみると、
「苦っ! やっぱ結構苦いんだ~」
と思いましたが、冷たくするため氷を入れてよくかき混ぜて、冷えてからまた飲んでみると、何故か苦さがマイルドに。
牛乳のタンパク質で苦さがマスキングされた??
味は、バナナのまったりしたトロピカルな甘さに、爽やかなグリーンの香りとほどよい苦みが加わって、強いて言えばメロンのような風味。
お砂糖を入れていないのに、結構甘いです。
そして、ゴーヤのツブツブが残っているので、シャリシャリとした食感があります。
ゴーヤバナナジュースと、単なるバナナジュース、どちらかを選ぶならば、ゴーヤバナナジュースを選びます。
それくらい、美味しい。
ゴーヤの効果か、なんとなく涼しくなるような飲み物です。
もったり、ムースのような濃度があるので、朝に飲むほか、夕食後のデザートにもなりました。
ミヤジマさん、8年(9年?)越しですがようやく作ってみました。
美味しい情報と立派な苦瓜、ありがとうございました☆
チョコの、飴掛けナッツが割とおいしくできて、なんとなく飴気分が盛り上がっていました。
飴がけといえば、大学芋。
サツマイモを素揚げして、飴をからめたものですよね。
でもサツマイモってそれ単体でも(天ぷらなどでも)十分甘くておいしいし、そこにお砂糖的な何かを追加する必要があるかどうか・・?
さんざん迷いましたが、迷っている間にサツマイモがしなびてしまうので、ひとまず一度作ることにしました。
松太郎ママさんから頂いた、新潟の特別美味しいべにはるか、残り4本のうち2本使って、作ってみました。
(松太郎ママさん、その節はありがとうございました☆)
作業中はてんてこまいで、写真なし。
手順は次の通り。
・サツマイモを50-70度のお湯にしばらく漬ける
・皮を全部剥き、適当なサイズにカット。水でゆすぐ。
・素揚げ
・(できれば二度揚げ。今回は一度揚げでこんがり色づいてしまったので一度)
・揚がった芋は紙の上においておく
・別のフライパンでグラニュー糖と水少々を加熱し、べっこう飴程度に色づかせる。
そこに揚がった芋を投入、飴をからめてから、オーブンペーパーの上に並べて、バラバラに離す。
お芋を揚げる時間を除けば、かなり手早く出来る印象でした。 |
つやつやのてっかてか~。 |
食べられる程度の温度になったら、なるべく早く食べるのがいいです。
表面に極薄のパリッとした香ばしい層があり、中はほくほく。
すごく美味しい!
既に甘いサツマイモですが、これは作る価値があります。(カロリーに見合う美味しさ)
ただし大きな問題は、飴が薄いせいもあり、あっという間にパリパリ感がなくなってしまうこと。
冷めきる頃には、もはやパリッとした飴は溶けてしまっています。
飴をぶ厚くがっちりコートするともちがいいようですが、私としては、このくらいの極薄の飴がおいしいなあ・・・。
完全に食べきれる分量だけ作るのがふさわしいというのは、量産タイプの私にはややもどかしい・・・。
でもまあ、そういうものですよね。
(素揚げ段階で冷凍しておけばあるいは・・?とも思ったり)
サツマイモでももちろん美味しいですが、サトイモで作ったらどうかなーとも思います。
サトイモが甘くない分、より沢山食べられる(=より沢山作っていい)ということにならないかしら。
畑のどこかにヤツガシラが埋まっているのだけれど、それがもし生きていたら、作ってみたい気がします。
(ヤツガシラや芋頭の場合、一度蒸してから揚げる方がいいかも)
母がかきもちを作って送ってくれたのでご紹介します。
(業務連絡:お母さんへ 沢山ありがとうございました)
かきもちは、母の故郷、日本海側で愛されているおやつだそうです。
(お餅から作るので、贅沢なおやつですよね)
お餅をついて、ほどよく固まったところで薄くスライスし、それを干してから保存します。
この干す工程が、関東のようにカラカラに乾燥していてはうまくいかず、雪にうずもれてしっとりひんやりした気候が向いているのだとか。
(乾燥した環境でへたに干すとパリパリに砕けてしまいます。砕けたものも加熱すると膨らむのでどちらにしろ食べるのですが)
かき餅作りに向いた北陸では、冬は基本的に布団は干せないのだとか。
関東出身の父は、「なんでうちの奥さんは布団を干さないんだろう」とずっと思っていたそうです。
関東育ちのはずの私も、母に似たのか(?)あまり布団を干す習慣がなく、うちのダンナサマは「なんでうちの奥さんは布団を干さないんだろう」と思っている模様。
最近は、在宅ワークのダンナサマが、自分の分だけ干そうとしているので、「あ、そしたら私も」と便乗しています。
さてさてかき餅。
味付けとしては、 |
干すときのザルの具合なのかな、それぞれくねくねとカーブしています。 |
パックがあると、吸引しても割れないです。 |
かき餅つくりが比較的効率的に出来るようになったのは、この機械が導入されてから。 |
那須のスーパーにつぶあんが売っていたので、ついカゴに入れてしまいました。
でも、さすがプロの製餡所のもの、ちゃんと甘く炊き上げてあって、私が作った豆々しい薄味のシロモノとは違います。
自分のあんこは、そのままぱくぱく食べられますが、しっかり味がついているとそういう食べ方には向かないです。
薄める方法・・・。
お湯を足してぜんざいでもいいですが、久しぶりに小豆でっちはどうかな。
小豆でっちは、おはぎに似ていますが、もっちりしたお米の部分とあんこを一緒に搗き交ぜてしまう、というもの。
秋田の郷土菓子で、「でっち」は丁稚ようかんのでっちではなく、「でっちる(搗き交ぜる)」からきているようです。
今回は、生の栗、および栗ペーストが手元にあったので、栗入りの小豆でっちにしてみました。
■あずきでっち
・栗の皮をむいておく
・もち米2合、うるち米1合の上に生の栗のせ、普通くらいの水加減でおこわモードで炊く。(おこわの水加減より多いので柔らかく炊きあがある)
・炊きあがったら栗をいったん別のお皿によけて、ごはんと、粒あんをすりこ木などで搗き交ぜる(しゃもじだけでも結構混ざる)
・あずきとごはんが半ごろしになってきたら、栗もまぜる。(割と細かく砕けてしまう)
・適当なサイズに丸め、表面に紫蘇の実塩漬けをまぶす。これで一応完成。
この状態でそれぞれラップに包み、冷凍。
☆豪華くりあん入り
・ひとつを解凍し、おはぎであんこを包むように、中にくりあんを包み込む。
・大きい場合は細長くして、輪切りにする。
私は薄ぼんやりした味が好きなので、おはぎよりあずきでっちの方が好きなのですが、母は、おはぎ派。
なので誰にでもあずきでっちが喜ばれるとは限らないのですが、これくらい栗感があれば、(栗が好きな人ならば)気に入ってもらえるかな?
業務連絡:
ミヤジマさん、キョウコさん、こういうお菓子、お口にあいそうでしょうか?
今度お会いする機会にでも・・・。
スーパーマーケットでお買い物をしていたら、ふと、おはぎが目にとまりました。
ううう、食べたい。
でも、このスーパーのおはぎは確かちょっと好みと違う味だったような。
この場はひとまずぐっとこらえて(これが大事!)小豆を買って帰りました。
小豆を煮て、もち米も炊いて、いざMyおはぎ。
使ってしまいたい黄な粉もあったので、外側があんこのものと、きなこのもの。
外側が黄な粉のものは、あんこをもち米で包まなくてはいけないのですが、あんこが柔らかいと結構作業が難しいです。
もち米で、端部のあいた中空の繭みたいな形を作り、中にあんこを入れ、開いている部分には、小さなもち米の円盤でパッチをあてる、という方法で苦戦していたら、ダンナサマが、
「ふつうにもち米をあんこで包み、その外側に黄な粉をつけたら?」と。
えええ?そんなのもあり?
一応作ってみました。
とっちらかった写真ですが・・。
えーと、一番上(やや右)が、外側あんこ。 |
私としては、半殺しのもち米に黄な粉がまぶっている方が好みかなー。
包むのが大変ならば、あんこ抜きで黄な粉まぶしもち米玉を作って、食べるとき、別にあんこを添えるというのもいいかも?
もしくは、黄な粉まぶしもち米玉をぺったんこにして、2枚であんこを挟むか、柏餅みたいに不完全にあんこをロールするとか。
いやでも、ダンナサマが(さほど興味ないはずの)おはぎに何か意見するとは意外でした。
(最近ヒマだからだな)
8月上旬のこと。
大きい産直で、訳あり桃が、箱売りされていました。
今年、桃は全然食べ足りない気分。
なので、ひと箱はちょっと多いかなーと思いつつ買ってしまいました。
剥き始めてみると、おお、やはり訳あり。
タネが割れていたり、蜜入りみたいな感じで果肉が透明になっていたり、表面にも当たった痕跡があったり。
結構急いで消費しないといけなさそうです。
まとめて剥いて、白ワインに漬けこんでおくのがうちの定番。
剥く手間がなく、ぺろりといただけます。
でもこれだと、朝はちょっと・・・。
最近、杏仁豆腐を数回作って成功したせいで、寒天ゼリー作りの苦手感がやや薄れてきました。(杏仁豆腐、生のいちじく、桃缶詰のフルーツポンチが美味だった☆)
なので、桃も寒天で固めてみることにします。
「桃 寒天」で検索すると、桃の形状を残した状態で煮て、それを固めるものばかりですが、今回は、贅沢に桃をピュレにしてしまいます。
(牛乳などの液体と、とろみのあるもの(桃ピュレとか)と、かなり重たいもの(あんことか芋ようかんとか)、寒天と具材の割合ってだいぶ違うと思うのだけれど、そのあたりがよく分からないんですよね・・・)
桃は、色としては地味なので、冷凍してあったサワーチェリーのシロップ煮を混ぜて色付けしました。
いまは、梨が沢山うちにあります。
(お父さんへ:ご馳走になります。豊水、美味しいですよ~)
梨も寒天で固めたら美味しくなるかしら・・・?
サクサク感を粉砕してしまうと、梨の個性が失われるかも・・・。
■桃寒天メモ
戻して千切った棒寒天 大一本を、200ccの水で煮溶かす
(蓋をして弱火で)
桃3個分でピュレをつくる(約500cc)
寒天が溶けたら桃ピュレを入れ、加熱(加熱しないと茶色くなる)。
サワーチェリーもシロップごと入れる。
味見して適宜砂糖を入れる。
容器に流して固める。
しばらく前、実家に行ったときにもらってきたどら焼きを解凍して食べました。
(最近ダンナサマもおやつ好きで、嬉しいことは嬉しいのだけれど、ほぼパソコンの前に座っているだけなのにおやつ食べていいのか、心配です・・・)
美味しかったので記念撮影。
前も記事にしたかもしれませんが、またご紹介しちゃいます。
すべすべの表面。 |
餡は2色。 |
業務連絡:
お母さんへ。どらやきごちそうさまでした。
まだ1個あるので楽しみにしています。
しばらく前、台湾で緑豆のぜんざいを頂きました。
澄んだ汁に、ちょっとだけはじけた緑豆が沈んでいて、ほどよい甘さで美味でした。
中華菓子に使われる黄色い色の緑豆こしあんはもともと好きでしたが、皮つきの緑豆もいいものだなあ☆
という訳で、台湾で緑豆を買って帰ってきました。
(日本にもあるとは思いますが、つい)
思いのほか沢山のあんこが出来てしまいました。
この緑豆あんで、小豆でっち(緑豆でっち)を作ったらどうだろうか。
白いおこわに、薄緑のつぶあんを搗き交ぜると、グレーっぽい地味な物体が出来そうだけれど、カットして周りにゴマやえごま、きなこをまぶせば、色は分からなくなります。
(というか、自分だけ食べる分には色は気にしないのだけれど)
つき混ぜるごはんの方を、黒米入りにすれば、紫色が勝って、全体が薄むらさきになって、小豆餡で作ったあずきでっちっぽい色になるかも?
でも、紫+うす緑で、突拍子もない色になる可能性も・・・。
予想がつかなくて面白そうなのは、黒米入りだな。
やってみっかな?