採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

かきもち(母作)

2022-04-07 | +お菓子(各国)

2月、照明シェードのとりつけに実家に行った際、母作のかきもちをもらってきました。
母の実家は福井なのですが、冬、雪に閉ざされて(ふとんなんか絶対干せない)北陸の室内は、かきもちをじっくり乾かすのにちょうどいいそうなのです。
関東だと「乾きすぎて、割れやすいのよね~」とのこと。

今年は餅つき機の蒸す機能が年始に怪しくなってしまって、蒸し器でもち米を蒸しての制作だったと思います。
手間がかかる中、沢山つくってくれました。

いろとりどり。

かきもち

全部で4種類かな。

かきもち

上が、青のり+青大豆。
下はアミエビ+ゴマ。


かきもち

右は、刻み落花生。
左はヨモギ。


こういうかきもちは、私は電子レンジとオーブンを使って加熱しています。

かきもち

まず全体にうすーく油を塗ります。
母は油なし派ですが、油を塗ると、心なしか角までふくらんでくれる気がします。
あと、後で塩を振ったとき多少くっつきやすいかなと。

このくらいの分量だと、3回くらいにわけて作業します。

かきもち

電子レンジ内にオーブンペーパーを敷いて油を塗ったかきもちを並べ、600Wで、様子を見ながら加熱。(目を離さない)
適宜場所をかえたり、裏表ひっくりかえしたりして、全体がおせんべいのようにふくらむまで。
(一度に沢山並べない方がいいようです)

電子レンジで加熱しすぎると、写真右下のもののように、中央部からコゲてきます。
なるべく焦げる前、ひととおりふくらんだところで、全体をオーブン(またはオーブントースター)に移動。
170度くらいで加熱。

電子レンジで丁度ふくらんだタイミングでは、まだ湿気がたっぷりあります。
なので乾かしつつ焼いていく、という感じ。

かきもち

電子レンジで加熱してはオーブンへ、というのを3回ほど繰り返し、更にしばらく焼いて、全体がうっすらきつね色になるまで焼きます。
こうなると、すっかりサクサクに乾燥しています。
あら熱がとれたら、温かいうちにビニールに入れて塩やカレー粉などフレーバーを入れ、袋をふくらませて振りまぜます。(青のりとかもいいかも)

ダンナサマは塩をちゃんと効かせるのがいいみたいですが、塩なしの、純粋かきもち味というのも、もち米の旨味を堪能できていいものです。
(クラッカーみたいにチーズを添えたりしてもいいです)

 

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もち米詰め蓮根

2022-01-05 | +お菓子(各国)

年末、蓮根を沢山いただいて(キョウコさん、ありがとうございました☆)、で、
ダンナサマが外食してくるということで、夜ヒマだったので、以前からちょっと気になっていたものを作ることにしました。

丸ごとの蓮根に、もち米を詰めて煮る、というもの。

もともとは中国(上海)のお料理(デザート?)で、金木製シロップでかなり甘めに煮る、というのがオリジナルで、桂花糖藕というものです。
でも、一節丸々の蓮根を、甘く煮てしまうのはちょっと考えてしまいます。
ダンナサマはきっと食べないので、ひとりで食べなきゃいけません。
どうせひとりで食べるならば、味が薄いものの方が自分としても好み・・・。

という訳で、いろいろ検索して、もち米を詰めて蒸すだけ、というものを見つけました。
この方向で作ってみます。

もち米詰め蓮根蒸し

レンコンの皮を剥き、片方の端を切り落とします。
ここに、しばらく給水させたもち米を詰めてみます。
ほどほどにいっぱいになったらいったん取り出し。
大さじ2杯分くらいでしょうか。

もち米詰め蓮根蒸し

このもち米に、金木製シロップをちょっとだけ混ぜてみます。
(前に頂いたもので、大事にとってありました)
オリジナルの桂花糖藕は、必ず金木製シロップを使うので、蓮根の風味と金木製ってあうのかも?


もち米詰め蓮根蒸し

詰めなおしたところ。
まだ入りそうですが、加熱すると米粒は膨らむので、この程度にしました。
(結果的に丁度でした)

もち米詰め蓮根蒸し

爪楊枝で切り落とした端部としっかり結合させて、蒸し器へ。


もち米詰め蓮根蒸し

蒸しあがり。
酢水など使っていないので、薄紫色の自然な色になっています。


もち米詰め蓮根蒸し

切ってみました。
めぼしい穴にはもち米が、みっちり詰まっています。最初スカスカでしたが、ぱつぱつ。


味は。
レンコンは、薄切りにするとシャキシャキですが、大きいカットだとホックリだったりもっちりだったりしますよね。
丸ごとこうやって蒸すと、とってももっちり。(あと、切るとき糸が出てくる感じ)
もち米もモチモチで、蓮根ももっちりで、全体として、歯ごたえは違いますが、お餅やお団子のよう。
割とボリュームのある、というか、おなかにたまる系のお料理です。

金木製とレンコンの相性ですが、私はそれほどいいとも思いませんでした。
レンコンってとても繊細な香りがあって、金木製とあわせると負けてしまう気がします。
もち米の独特の甘い香りと、蓮根そのままの二つの組み合わせだけで丁度よくて、強い香りや甘さはない方がいい気がしました。
(もち米と金木製は合いそうなので、白玉団子の金木製シロップ、とかの方がよさそう)


もち米詰め蓮根蒸し

食べ方として美味しかったのが、あんこ乗せ。
ほどよい歯ごたえでもっちりした土台と、甘いあんこが丁度よく、どこかにこういう和菓子がありそうです。


もしまた作るならば、金木製シロップなしでもち米を詰め、味をつけずに蒸して、こうやってあんこをあわせるのがいいかな。
ただ、味つけなしの蒸しレンコンは、そこそこ足がはやそうです。
作ってすぐ、食べてしまう方がいいかも。
若い人が何人もいるときのおやつによさそうです。

 

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ゴーヤバナナジュース

2021-08-17 | +お菓子(各国)

8年ほど前、お友達になったばかりのミヤジマさんに、
「ゴーヤバナナジュースって美味しいのよ」
と教えて頂きました。

ゴーヤとバナナと牛乳をミキサーで粉砕する、というもの。
「あの苦いゴーヤをジュ―スに!?」
と大変衝撃を受けました。

でも、一度は試してみたいような・・・・?

ところが、ゴーヤとバナナが同時に家にあることってあまりないのです。
(ゴーヤは畑に植えていないし・・)
いつかそのうち、と思いつつ何年も経過。
そして、共通のお友達のキョウコさんから、
「この前ミヤジマさんにゴーヤバナナジュースをご馳走になったけど、美味しかったよ~。食感がいいの」
という情報が。

これはやっぱり作ってみなくては。
そんな折、ミヤジマさんから立派なゴーヤを3本も頂戴してしまいました。
そしてたまたま家にバナナの買い置きが!

今こそチャンス!


分量まできちんと聞いていなかったので、適当にやってみます。

ゴーヤバナナジュース

ゴーヤ、輪切り状態で5~6cm分(タネ・ワタはとる)、バナナは大きい場合は1本、小さい場合は1本半くらい。
そして、具の3分の1程度まで牛乳を注ぎ、スティックミキサーで粉砕します。
(お砂糖はなし)
(一度に使うゴーヤの量は少な目なので、苦瓜大量消費にはさほど貢献はしません)

ドキドキだ。


ゴーヤバナナジュース

出来上がった液体は、とろりふわりとした薄緑色のもの。
バナナが常温なのでぬるいので、氷を入れたのですが、氷がなかなか浮かんでこないほどです。
(氷は必須。冷やした方がいいです)

作ってすぐなめてみると、
「苦っ! やっぱ結構苦いんだ~」
と思いましたが、冷たくするため氷を入れてよくかき混ぜて、冷えてからまた飲んでみると、何故か苦さがマイルドに。
牛乳のタンパク質で苦さがマスキングされた??

味は、バナナのまったりしたトロピカルな甘さに、爽やかなグリーンの香りとほどよい苦みが加わって、強いて言えばメロンのような風味。
お砂糖を入れていないのに、結構甘いです。
そして、ゴーヤのツブツブが残っているので、シャリシャリとした食感があります。

ゴーヤバナナジュースと、単なるバナナジュース、どちらかを選ぶならば、ゴーヤバナナジュースを選びます。
それくらい、美味しい。
ゴーヤの効果か、なんとなく涼しくなるような飲み物です。

もったり、ムースのような濃度があるので、朝に飲むほか、夕食後のデザートにもなりました。

ミヤジマさん、8年(9年?)越しですがようやく作ってみました。
美味しい情報と立派な苦瓜、ありがとうございました☆


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飴がけポテト

2021-03-22 | +お菓子(各国)

チョコの、飴掛けナッツが割とおいしくできて、なんとなく飴気分が盛り上がっていました。

飴がけといえば、大学芋。
サツマイモを素揚げして、飴をからめたものですよね。

でもサツマイモってそれ単体でも(天ぷらなどでも)十分甘くておいしいし、そこにお砂糖的な何かを追加する必要があるかどうか・・?
さんざん迷いましたが、迷っている間にサツマイモがしなびてしまうので、ひとまず一度作ることにしました。

松太郎ママさんから頂いた、新潟の特別美味しいべにはるか、残り4本のうち2本使って、作ってみました。
(松太郎ママさん、その節はありがとうございました☆)

作業中はてんてこまいで、写真なし。

手順は次の通り。
・サツマイモを50-70度のお湯にしばらく漬ける
・皮を全部剥き、適当なサイズにカット。水でゆすぐ。
・素揚げ
・(できれば二度揚げ。今回は一度揚げでこんがり色づいてしまったので一度)
・揚がった芋は紙の上においておく
・別のフライパンでグラニュー糖と水少々を加熱し、べっこう飴程度に色づかせる。
 そこに揚がった芋を投入、飴をからめてから、オーブンペーパーの上に並べて、バラバラに離す。

飴がけポテト

お芋を揚げる時間を除けば、かなり手早く出来る印象でした。
飴の量は、かなり少な目にしてみました。

飴がけポテト

つやつやのてっかてか~。

食べられる程度の温度になったら、なるべく早く食べるのがいいです。
表面に極薄のパリッとした香ばしい層があり、中はほくほく。
すごく美味しい!
既に甘いサツマイモですが、これは作る価値があります。(カロリーに見合う美味しさ)


ただし大きな問題は、飴が薄いせいもあり、あっという間にパリパリ感がなくなってしまうこと。
冷めきる頃には、もはやパリッとした飴は溶けてしまっています。
飴をぶ厚くがっちりコートするともちがいいようですが、私としては、このくらいの極薄の飴がおいしいなあ・・・。

完全に食べきれる分量だけ作るのがふさわしいというのは、量産タイプの私にはややもどかしい・・・。
でもまあ、そういうものですよね。
(素揚げ段階で冷凍しておけばあるいは・・?とも思ったり)


サツマイモでももちろん美味しいですが、サトイモで作ったらどうかなーとも思います。
サトイモが甘くない分、より沢山食べられる(=より沢山作っていい)ということにならないかしら。

畑のどこかにヤツガシラが埋まっているのだけれど、それがもし生きていたら、作ってみたい気がします。
(ヤツガシラや芋頭の場合、一度蒸してから揚げる方がいいかも)


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かきもち2021(母作)

2021-02-03 | +お菓子(各国)

母がかきもちを作って送ってくれたのでご紹介します。
(業務連絡:お母さんへ 沢山ありがとうございました)

かきもちは、母の故郷、日本海側で愛されているおやつだそうです。
(お餅から作るので、贅沢なおやつですよね)
お餅をついて、ほどよく固まったところで薄くスライスし、それを干してから保存します。
この干す工程が、関東のようにカラカラに乾燥していてはうまくいかず、雪にうずもれてしっとりひんやりした気候が向いているのだとか。
(乾燥した環境でへたに干すとパリパリに砕けてしまいます。砕けたものも加熱すると膨らむのでどちらにしろ食べるのですが)

かき餅作りに向いた北陸では、冬は基本的に布団は干せないのだとか。
関東出身の父は、「なんでうちの奥さんは布団を干さないんだろう」とずっと思っていたそうです。
関東育ちのはずの私も、母に似たのか(?)あまり布団を干す習慣がなく、うちのダンナサマは「なんでうちの奥さんは布団を干さないんだろう」と思っている模様。
最近は、在宅ワークのダンナサマが、自分の分だけ干そうとしているので、「あ、そしたら私も」と便乗しています。


さてさてかき餅。

かき餅

味付けとしては、
・青のり+黒ゴマ
・アミエビ+コショウ?
・刻み落花生
・青大豆
の4種類あったようです。
スライスの薄さは、極薄タイプと、やや厚タイプがありました。

かき餅

干すときのザルの具合なのかな、それぞれくねくねとカーブしています。
適当な量で分けて、パックに詰めていき、それぞれ真空パックしてしまっておくことにしました。

かき餅

パックがあると、吸引しても割れないです。
こんな感じで6パックほどできて、冷蔵庫2号にしまいました。

加熱するときは、それぞれ薄く油を塗り、電子レンジでふくらませ、その後オーブンで加熱します。
たまには揚げることもあります。

以前、どこかの産直で買った炭(カチカチの備長炭)でベランダバーベキューをした際、かなりの量の炭火が余ったので、ついでに、とかきもちを焼いてみました。
そうしたら、絵に描いたようなみごとなふくれ方と美しい焦げ目!
うわー(昔の人は)、こうやって焼いてたのか~と感動しました。
で、次のベランダバーベキューのときも、狙って多めに炭を余らせてかきもちを焼いたのですが、この時の炭はホームセンターで買った海外製炭。備長炭とは書いてあったのだけど、何かの間違いかと思うくらい膨らみませんでした。
炭って品質によって何かが決定的に違うのだと初めて認識した出来事でした。

仕上がりには塩や、塩+カレー粉を振ると味がついて美味しくなりますが、私は味なしのも好き☆

かき餅切り機

かき餅つくりが比較的効率的に出来るようになったのは、この機械が導入されてから。
2015年のお正月からうちで活躍しているこれは、Onoさんからの頂きもの(リサイクルショップでみつけて下さいました!)。
紙を切る裁断機の要領で、お餅がカットできます。
この写真では、のしもちを四角くカットするのに使っていますが、かき餅は、カットの薄さ・回数とも、のしもちとは大違い。
このかき餅切り機がないととてもとても作れません。
(Onoさん、その節はありがとうございました~。実家で活躍しています☆)

収納がかさばるのがやや難ですが、毎年この時期、大活躍です。

 

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栗入りあずきでっち

2020-10-21 | +お菓子(各国)

那須のスーパーにつぶあんが売っていたので、ついカゴに入れてしまいました。
でも、さすがプロの製餡所のもの、ちゃんと甘く炊き上げてあって、私が作った豆々しい薄味のシロモノとは違います。

自分のあんこは、そのままぱくぱく食べられますが、しっかり味がついているとそういう食べ方には向かないです。

薄める方法・・・。
お湯を足してぜんざいでもいいですが、久しぶりに小豆でっちはどうかな。
小豆でっちは、おはぎに似ていますが、もっちりしたお米の部分とあんこを一緒に搗き交ぜてしまう、というもの。
秋田の郷土菓子で、「でっち」は丁稚ようかんのでっちではなく、「でっちる(搗き交ぜる)」からきているようです。

今回は、生の栗、および栗ペーストが手元にあったので、栗入りの小豆でっちにしてみました。

■あずきでっち
・栗の皮をむいておく
・もち米2合、うるち米1合の上に生の栗のせ、普通くらいの水加減でおこわモードで炊く。(おこわの水加減より多いので柔らかく炊きあがある)
・炊きあがったら栗をいったん別のお皿によけて、ごはんと、粒あんをすりこ木などで搗き交ぜる(しゃもじだけでも結構混ざる)
・あずきとごはんが半ごろしになってきたら、栗もまぜる。(割と細かく砕けてしまう)
・適当なサイズに丸め、表面に紫蘇の実塩漬けをまぶす。これで一応完成。
 この状態でそれぞれラップに包み、冷凍。

☆豪華くりあん入り
・ひとつを解凍し、おはぎであんこを包むように、中にくりあんを包み込む。
・大きい場合は細長くして、輪切りにする。


小豆でっち

こちらが今回使ったあんこ。
原材料を見ると、塩が入っていません。
私は塩味なしのあんが好きなので、割と好みの味でした。
これ1パック(400g)で3合のお米の味付けに十分でした。

小豆でっち

ごはんと小豆をつき交ぜたあと、栗を混ぜたところ。
栗は、混ぜているうちに小さ目に砕けてしまいます。

これで小分けして、表面に紫蘇の実塩漬けをまぶすと出来上がり。
きなこでも、持ちやすくなるしいいと思うのですが、紫蘇の実塩漬けの塩味とぷちぷち感がねっとりあずきでっちによく合うと思います。
(栗おこわにも紫蘇の実塩漬けがよく合います)
このままでも、あずきの甘さと栗の香りとほっくり感があわさって、豪華版あずきでっちです。

さらに今回、栗ペーストを丁度作ったところだったので、栗あんを包んでみました。
あずきでっちが大き目のかたまりだったので、棒状にして、カットしてみました。
お皿に二切れ並べてみました。

小豆でっち

外側が栗入りあずきでっち、芯部分が栗ペースト。
栗感たっぷりの和菓子です。


私は薄ぼんやりした味が好きなので、おはぎよりあずきでっちの方が好きなのですが、母は、おはぎ派。
なので誰にでもあずきでっちが喜ばれるとは限らないのですが、これくらい栗感があれば、(栗が好きな人ならば)気に入ってもらえるかな?

業務連絡:
ミヤジマさん、キョウコさん、こういうお菓子、お口にあいそうでしょうか?
今度お会いする機会にでも・・・。

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おはぎ

2020-09-08 | +お菓子(各国)

スーパーマーケットでお買い物をしていたら、ふと、おはぎが目にとまりました。

ううう、食べたい。

でも、このスーパーのおはぎは確かちょっと好みと違う味だったような。
この場はひとまずぐっとこらえて(これが大事!)小豆を買って帰りました。

小豆を煮て、もち米も炊いて、いざMyおはぎ。

使ってしまいたい黄な粉もあったので、外側があんこのものと、きなこのもの。

外側が黄な粉のものは、あんこをもち米で包まなくてはいけないのですが、あんこが柔らかいと結構作業が難しいです。
もち米で、端部のあいた中空の繭みたいな形を作り、中にあんこを入れ、開いている部分には、小さなもち米の円盤でパッチをあてる、という方法で苦戦していたら、ダンナサマが、
「ふつうにもち米をあんこで包み、その外側に黄な粉をつけたら?」と。

えええ?そんなのもあり?
一応作ってみました。

とっちらかった写真ですが・・。

おはぎ

えーと、一番上(やや右)が、外側あんこ。
その左下が(通常の)あんこをもち米で包んでそこに黄な粉、右下が、あんこの上からきなこ。

あんこの上から黄な粉まぶしは、見た目的にも食べてみても、普通と違う気がします。
でもダンナサマは、これでいいんじゃない?と。

きゅ、九州のきなこおはぎって、こういうスタイルなのかしら??
それとも、柔軟な発想によるダンナサマオリジナルおはぎ?


私としては、半殺しのもち米に黄な粉がまぶっている方が好みかなー。
包むのが大変ならば、あんこ抜きで黄な粉まぶしもち米玉を作って、食べるとき、別にあんこを添えるというのもいいかも?
もしくは、黄な粉まぶしもち米玉をぺったんこにして、2枚であんこを挟むか、柏餅みたいに不完全にあんこをロールするとか。


いやでも、ダンナサマが(さほど興味ないはずの)おはぎに何か意見するとは意外でした。
(最近ヒマだからだな)


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桃寒天

2020-08-28 | +お菓子(各国)

8月上旬のこと。
大きい産直で、訳あり桃が、箱売りされていました。
今年、桃は全然食べ足りない気分。
なので、ひと箱はちょっと多いかなーと思いつつ買ってしまいました。

剥き始めてみると、おお、やはり訳あり。
タネが割れていたり、蜜入りみたいな感じで果肉が透明になっていたり、表面にも当たった痕跡があったり。
結構急いで消費しないといけなさそうです。

まとめて剥いて、白ワインに漬けこんでおくのがうちの定番。
剥く手間がなく、ぺろりといただけます。
でもこれだと、朝はちょっと・・・。

最近、杏仁豆腐を数回作って成功したせいで、寒天ゼリー作りの苦手感がやや薄れてきました。(杏仁豆腐、生のいちじく、桃缶詰のフルーツポンチが美味だった☆)
なので、桃も寒天で固めてみることにします。

「桃 寒天」で検索すると、桃の形状を残した状態で煮て、それを固めるものばかりですが、今回は、贅沢に桃をピュレにしてしまいます。
(牛乳などの液体と、とろみのあるもの(桃ピュレとか)と、かなり重たいもの(あんことか芋ようかんとか)、寒天と具材の割合ってだいぶ違うと思うのだけれど、そのあたりがよく分からないんですよね・・・)

桃は、色としては地味なので、冷凍してあったサワーチェリーのシロップ煮を混ぜて色付けしました。

桃寒天

写真とりそびれてどんどん食べてしまって、最後の一個。
ピンク色の可愛い寒天になりました。

桃にほどよい酸味とサワーチェリーの風味が加わって、とっても美味しいです。
繊細な桃に別の味を加えてしまうのはもったいないかなーと危惧しましたが、この程度ならば、桃の味を殺さず、より複雑な風味になってちょうどよかったです。

桃寒天

生の桃、桃寒天、そして冷凍しておいたブルーベリーを積み重ねて、桃パフェ(生クリームはないけど)。
触感や香りがそれぞれ異なり、豪華なデザートになりました。

来年も、もしお手頃価格の桃があったら作ろう☆
(以前は、訳ありじゃなくても一個100円台の桃もありましたが、最近は200円台を下回ることはまずないですね・・・)


いまは、梨が沢山うちにあります。
(お父さんへ:ご馳走になります。豊水、美味しいですよ~)

梨も寒天で固めたら美味しくなるかしら・・・?
サクサク感を粉砕してしまうと、梨の個性が失われるかも・・・。



■桃寒天メモ
戻して千切った棒寒天 大一本を、200ccの水で煮溶かす
(蓋をして弱火で)
桃3個分でピュレをつくる(約500cc)
寒天が溶けたら桃ピュレを入れ、加熱(加熱しないと茶色くなる)。
サワーチェリーもシロップごと入れる。
味見して適宜砂糖を入れる。
容器に流して固める。

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栗どら焼き(母作)

2020-04-25 | +お菓子(各国)

しばらく前、実家に行ったときにもらってきたどら焼きを解凍して食べました。
(最近ダンナサマもおやつ好きで、嬉しいことは嬉しいのだけれど、ほぼパソコンの前に座っているだけなのにおやつ食べていいのか、心配です・・・)

美味しかったので記念撮影。
前も記事にしたかもしれませんが、またご紹介しちゃいます。

栗どらやき

すべすべの表面。
皮のレシピには、蜂蜜を入れるようになっています。
ここで、母のこだわりとしては、台湾の龍眼(ロンガン)蜂蜜を使うということ。
最初、たまたまあったロンガン蜂蜜(私の台湾みやげ)を使ってみたところ、とても風味がよくてそれ以来。
切らしていたときに別の蜂蜜を使ったこともあったそうですが、味が違うのだそうです。

日本で買うと、500g1700円~120g2500円。
(高いやつはすごい高い!)
蜂蜜を買うのは大好きなので、台湾に行く機会があれば、お買い物ミッションに名乗りをあげています。


栗どらやき

餡は2色。
市販の小豆粒あんと、栗ペーストの2段重ねです。
この栗ペーストは、私が作って実家においてきたもの。
栗の方がとっても甘さ控えめなので、市販の小豆あんの甘さが緩和されて、全体としてちょうどよくなります。
甘露煮じゃなくて、ほんとに栗の味のする栗入りどらやきなんて、贅沢☆

(母は、時には自分で小豆を炊いたりしますが、シャトルシェフ段階はいいんだけれど、煮詰める最終段階でうっかり焦がすことが何度もあり、最近は市販品を使うことも多いとか。
電子レンジなら絶対焦げなくて煮詰めることが出来て便利なんですけどね・・)

業務連絡:
お母さんへ。どらやきごちそうさまでした。
まだ1個あるので楽しみにしています。

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緑豆つぶあん

2019-01-22 | +お菓子(各国)

しばらく前、台湾で緑豆のぜんざいを頂きました。
澄んだ汁に、ちょっとだけはじけた緑豆が沈んでいて、ほどよい甘さで美味でした。

中華菓子に使われる黄色い色の緑豆こしあんはもともと好きでしたが、皮つきの緑豆もいいものだなあ☆
という訳で、台湾で緑豆を買って帰ってきました。
(日本にもあるとは思いますが、つい)

緑豆つぶあん

こちらが緑豆。
オーストラリア産とのこと。

小豆のように、1,2回渋きりをしてから柔らかくなるまで煮ます。
ぜんざいばっかり沢山出来ても困ってしまうし、固めにゆでて、一部はサラダにしようかな?
などといろいろ考えていました。

で、次に鍋を見に行ったら、固め、どころか、すべての豆がくたくたに煮えてはじけてます。
水はすっかり豆に吸われて、焦げ付く寸前(もうジリジリいってた)の状態。
うああ。

こんなに柔らかく煮えてしまっていては、ちょこっとはじけた豆がシロップに沈んでいるようなぜんざいは、無理。
勿論サラダもダメ。
にゃーん。

仕方ないのでマッシュして粒あんにします。
 

緑豆つぶあん

世にも珍しい(?)うす緑色の粒あん。

小豆とは違う味ですが、皮が固いということもなく、普通に粒あんとして使えそうです。
小豆よりも、よりホクホクしているかな。

緑豆の皮の緑色は、かなり色が出るもののようで、全体がグリーンのようなグレーのような色になりました。
皮を剥いた状態の緑豆は黄色で、それを餡にすると薄黄色の綺麗なこしあんになりますが、色の点では、全然違います。
味も、皮の風味がある気がします。ちょっとワイルドというか、豆っぽい味というか。
こんな風にマッシュされてしまった緑豆の粒あんって滅多にみかけませんが、味は悪くないです。 

思いのほか沢山のあんこが出来てしまいました。

この緑豆あんで、小豆でっち(緑豆でっち)を作ったらどうだろうか。
白いおこわに、薄緑のつぶあんを搗き交ぜると、グレーっぽい地味な物体が出来そうだけれど、カットして周りにゴマやえごま、きなこをまぶせば、色は分からなくなります。
(というか、自分だけ食べる分には色は気にしないのだけれど)

つき混ぜるごはんの方を、黒米入りにすれば、紫色が勝って、全体が薄むらさきになって、小豆餡で作ったあずきでっちっぽい色になるかも?
でも、紫+うす緑で、突拍子もない色になる可能性も・・・。
予想がつかなくて面白そうなのは、黒米入りだな。
やってみっかな?


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