採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

暑い国

2010-03-20 | +海外

いやいや、ご無沙汰してしまいました。

先週1週間は、ダンナサマと母と一緒に暑ーいところにでかけておりました。
そしてその前後は、自分のでないパソコンの前に拘束されて、なかなかブログ更新が捗りません。
(たくさん書きためて予約投稿をしておくつもりだったのに、旅行前はやっぱりばたばたでした)
タンカンママレードや輪切りコンフィ、丸ごとシロップ煮、などなど加工の方はがんばっていたのですが。

4月になったらまたのんびり、まったりした日々が戻ってくると思うので、それまでは不定期更新になってしまうと思います。
どうぞ忘れないで下さい・・・。

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 さてさて暑い国。印象は次のようなものでした。

・何しろあづい
 冬の日本から行ったせいもあるかもしれませんが、一日に2回、シャワーが必要なほどでした。
・日本だと(少なくともしばらく前までは)、高級な場所(デパートとか高級ホテル)ほどクーラーが寒いほどに効いている傾向があるが、 どこに行ってもひんやり汗がひく場所がない。
・あまりの暑さで、大した規模の町ではないのだけれど、町歩きしているとフラフラして行き倒れそうになってしまう。(確かにアーケードや市場内などは年末のアメ横並みに混雑しているが、屋根のない道路には歩行者は少ない)
・室内がとっても暗い。もっと光を!
レストランは、高いところもそうでないところも、お料理がよく見えないくらいの暗さ。
洋服屋さんも、布地の色合いが判別できないほどの暗さ(昼は電気を消しているし)。 
熱帯の太陽の強い光に飽き飽きして(?)むしろ暗さを大切にする文化なのだろうか。それとも停電があったりするので電気の過剰使用を避ける習慣なのかな。
日本は、どこに行っても蛍光灯で白々と照らされているけれど、こちらは(夜は)白熱灯の(ロウソクにも似た)オレンジ色の光が主流のようでした。
・停電が2度ほどあった。雨季の落雷によるもののようだけれど、実はしばしば起こっているのかもしれない。みんな特に動じていないようでした。
停電でもそうでなくても、道端の軽食屋台はいつもロウソク程度の明るさの明かりで営業しているようでした。何を食べているか分かるのかしら。みんな目がいいのかな?
・地元の人は、小柄な人が多い。
・露出度の高い服を着ている人はあまりいない。
・意外と虫が少ない。蚊取り線香などの虫除けグッズやムヒを持っていったのにほとんど使いませんでした。
・お料理は、やや味付けが濃く甘めだが、とても親しみやすい味。
・初めてのフルーツをいくつか食べて来ました。sirsakやduku、など。

さてさてここはどこでしょう?

写真はまだみんなカメラの中ですが、おいおいアップして行けたらと思います。

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白いところのみのレモンママレード

2010-03-01 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

この前の日曜日、やることがいっぱいあるはずのダンナサマが昼になってもぐっすり寝ているので、「起きなくていいの」と声をかけてみました。
そうしたら、「あ、起きなきゃ。夜眠れなくなっちゃう・・・」と。

どんなに寝坊しても、夜ベッドに入って目をつぶると、一瞬でぐー、と寝入ってしまうダンナサマ。なので、「それはないんじゃない?」と指摘してみると、安心したのかどうか、またもやスヤスヤ。
結局起きてきたのは午後1時半だったかな。
起きてくるなり、パソコンにべったり貼り付いてます。

むか。

「今日はのんびり出来るんじゃなかったの」と聞いてみると「やることものすごくいっぱいある」と。
やることいっぱいある人が、1時半まで寝てちゃだめだと思いません?
でもって、12時に起きようかな、と思う理由が、夜眠れなくなるから、てゆうのも間違ってるし。

むーん。

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さてさて、とある理由で、リモンチェッロを再度仕込む必要が生じました。
(1回目にシロップを混ぜるところまで作ったのだけれど、甘すぎたのです)

野菜室のレモン(普通のレモン&マイヤーレモン)を全員かき集めて皮むき。
あとには白く裸になってしまった可哀想なレモン。

前回はピールを作りましたが、今回はママレードにしてみよう。
丸ごと茹でて、一晩水に晒し、皮を剥きます。
マイヤーレモンの方は、皮が薄く、このまま食べられそうな位に柔らかですが、普通のレモンの方はかっちり固く包丁を持つ手が疲れる程です。どちらも刻んで鍋にぽいぽい放り込み、まずは皮だけ電子レンジで加熱。

さてさて煮えたかな、と様子を見てみると明らかに状態の違うものが存在します。
マイヤーレモンの皮は、白くとろんと柔らかく煮えていますが、普通のレモンの皮は、まだゴリゴリと固いままです。

う!

このまま煮続けてしまえば柔らかくなるかな?
いや、そうすると、マイヤーレモンの皮は煮崩れてしまう可能性が大きいかも。

やっぱりそうか。
刻む段階の固さで当然気づいてなきゃいけませんでした。
自分を恨みつつ、選別作業開始。プシュケーのようだわ・・・。

幸い、比較的見分けが付きやすかったので、なんとか選別成功です。
はう。
もし「レモンママレードを作ろう!」と思い立って作業していたら、混ぜたりはしなかったと思うのだけれど、リモンチェッロの後始末をしなきゃ、と(ちょっと面倒に思いつつ)やっていたのがいけなかったんだな。

果肉の方は、マイヤーレモンと普通のレモン混ぜて粉砕し、果肉のカスをペースト状に加熱して、普通レモンの皮の方に混ぜました。

2010/02/18作マイヤーレモンの白いところママレード

こちらがマイヤーレモンの方。

2010/2/18作
マイヤーレモンの皮(白いところ)、ビッグレモンピールのシロップ、レモンとマイヤーレモン果汁、びわ蜂蜜

2010/02/18作マイヤーレモンの白いところママレード

白いとこだけのマイヤーレモンの皮は変わった食感なのですよ。
とろんとして、細長くて・・・何かに似てる・・・、そう、まるでイカの塩辛のよう。ちょっと面白い発見でした。
そういえば、お正月に作った、表面を削った柚子皮ともち米のお菓子も独特でした。
柑橘の表面を削ると新たな味わいなのかも。

2010/02/18作レモンの白いところママレード

こちらは普通レモン。

2009/2/18作
レモンの皮、レモンとマイヤーレモンの果汁・果肉カス、ビッグレモンピールのシロップ、果糖、水

2010/02/18作レモンの白いところママレード

果肉のカスを入れたので、ものすごくペクチンの強いママレードになりました。
普通レモンの皮は、煮え方がマイヤーレモンとは違います。最後までサクッとした固さが残って、例えるならば人参のような食感のような気がしました。


 

コメント (7)
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