採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

チョコがけ2022:貼り箱

2022-03-31 | +チョコがけ

ピールのチョコがけ、今年も作りました。
今年は2月上旬ごろ、コロナの自粛ボケでぼんやり過ごしてしまい、着手したのは3月上旬。
2月末から3月あたまごろ、えらく暖かくなってもうチョコレートの気分ではないかも、とも思いましたが、たまたま気温が下がった日があり、これはチャンス、とやってしまうことに。
(ピールの準備は出来ていて冷蔵庫に入っていたのです)

今年の芯は甘夏、ダイダイ、ポンデローサレモン、伊予間、晩白柚。
ガナッシュも一応作ったのですが、チョコがけまで至らず、ココアまぶしでお茶を濁して実家に持って行ってしまいました。

記録写真を。

チョコがけ

説明カード。

チョコがけ

甘夏。瓶詰してだいぶ熟成させているので、飴色になっています。
シロップにシナモンやクローブを入れて煮たのですがあまり香りはついていないような。

チョコがけ

ダイダイ。
これは作って冷凍してあったもの。色が鮮やかです。
(表皮のツルツルは削ってあります)


チョコがけ

伊予柑。
これも色が綺麗。
皮としては薄めの部類ですが、香りのいいピールです。
伊予間の場合は表面のツルツルは気にならないのでつけたまま。

チョコがけ

ポンデローサレモン(ビッグレモン)。
大ぶり感を生かしてそのままチョコがけしてしまいましたが、半分に切ってもよかったかな・・。(大きいままの方が手間が少ないのでつい・・・)


チョコがけ

四角いのが晩白柚。
晩白柚の場合は、あまりに大きい皮で、しかも風味も強めなので、こうやって小さい四角形にしました。
丸いものはチョコプレート。
チョコがけで余ったチョコを、ゴムベラでこそげてオーブンペーパーにぺたり、となすりつけて作っています。
色が綺麗な伊予柑を上段にしてしまったのですが、チョコプレートは割れやすいので、晩白柚・チョコプレートの方を上段にすべきでした・・・。



チョコがけ
チョコがけ

今年の箱は、壁紙サンプルで作った貼り箱。
いつ頃だったか、時間のあるときに貼り作業、そして仕切りや敷き紙など、ほぼすべてのパーツを準備しておいたのでした。
(最後の帯だけは今回準備)
今回は、帯も、似合うものがあれば壁紙の端切れを使いました。
皆さんはどの箱がお好きですか?

チョコがけ

チョコレートは、久々にヴァローナを買ってみました。
愛用していたオペラ社が、1kgブロックではなく、2kg入り小さなチョコチップ状になってしまい、やや多い上、風味もちょっと落ちたような気がしていたのです。
ヴァローナのアルパコ66%は、ちょっとプルーンのような香りかな。作業性もよく、まあまあです。
テンパリングは、300Wの電子レンジで、温度が上がりすぎないように溶かすだけ、という方法。


チョコがけ

敷き紙まで準備できた箱はまだいくつもあります。
ガナッシュのチョコがけをやりたいんだけど、ガナッシュって綺麗に切るのが億劫で。。。
絞り出す?(でも絞る方がよっぽど技術が必要だろうな・・・)
中身さえ作れば、箱はあるのよね・・・。

 

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白実ユスラウメ2022:まだツボミ

2022-03-29 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

桜が、満開にはいきませんが、華やかになってきました。

そういえば、と畑のそばのバラ科の果樹を見に行ってみました。

白実ユスラウメの木が2株あるのです。

白実ユスラウメ

雑草やササに埋もれつつ、なんとか生存。
そして全体につぼみがびっしり、という状態でした。

白実ユスラウメ

ところにより花びらがちょろり、と覗いています。

満開になると華やかかつ涼し気で、とても素敵に咲いてくれます。
でもって、どれくらい実がなるかな~、と期待してしまう分だけ、桜よりワクワク感があります。

見に行ったとき、「手土産」としてケイフンをそれぞれ両手いっぱい分ずつ撒いてみましたが、この雑草ビッシリの状態では、肥料分が木の根に届く前に雑草にインターセプトされてしまいそう。
次に行ったときは周囲の草を除去せねば・・。

 

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実家の屋根裏

2022-03-28 | +実家・那須

2月初旬、実家にシイタケ用丸太を運び込んだ時、母が
「ちょっと見て欲しいものが」
と。
実家の2回、一番西側の部屋の天井に、気になる点が。

実家の屋根裏

2か所、雨漏りのシミのようなものがあります。
こちら側からの見た目はともかく、見えてない側がどうなっているか、心配です。

なので、天井裏から見てみることにしました。
天井裏は、母はずっと前上がったこともあるようで、入口も把握しています。
2階に3部屋あるのですが、真ん中の部屋のクローゼットのてっぺんのベニヤがとれるようになっていて、そこから上がることができます。

こないだは床下で、今度は天井・・・。
一軒家って、大変・・・。


さて天井。
こんな風になっています。

実家の屋根裏

割と広く見えます。
あたりいちめん、木材。

屋根の裏側には断熱材はなくて、二階の天井の石膏ボード等のすぐ裏側に、グラスウールがふわふわと置いてある、という感じでした。

でも今回は断熱ではなくて雨漏りのチェック。
問題の場所まで移動しなくてはいけません。

実家の屋根裏

床下と違って広々しているように見えますが、移動するとなると床下とは全く違う困難が。
踏んでいい場所がごく限られるのです。
広々見えるところは薄い石膏ボードだけなので、基本、足をつけてはいけない場所。
梁に頼って進むしかありません。
梁は、上の写真左下に見えるような、太い木材。
斜めの屋根が迫っているのでこの上に立つことは出来ず、腰かけて、お尻をずりずり引きずるようにして移動しました。
何かにつかまりたくてもつかまり易いものが近くになく、とっても大変!
ときどき、天井下地の細い木材につまさきをちょっとついて、そこを支点におしりをずらしたり・・・。

実家の屋根裏

なんとかたどりついた目的地がここらへん。
下から棒でドンドン突いてもらって、その振動で場所を確認しました。

(二階の間取りは把握していますが、屋根裏に入ってしまうとホント、どこがどこやら分かりません。忍者が要人の寝所の屋根裏に潜んで・・・とかマンガなどにあったりしますが、方向感覚が悪い人は、例え運動能力が高くても忍者にはなれないかもしれませんね・・)

で、天井裏から見てみると、雨漏りの痕跡はよく分かりません。
少なくとも、繰り返し雨が沁みてカビたり腐ったりは、していないようです。

ひとまず安心。

台風などで横殴りの雨が降った時、どこかの隙間から水が沁みてきたのかな・・・・。
次、豪雨・強風のとき、ひとまず室内側から雨染みの場所をさわってみて、湿り気がないか確認してみるといいかもしれません。


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シイタケ駒打ち

2022-03-22 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

昨年の春頃だったかな、父が、シイタケやりたいなーと口にしていました。
だいぶ前、那須で、お友達の山で木を切らせてもらったのか、ゴルフ場でか丸太を手に入れ、それに駒打ちしたことがありました。
(駒打ち部分のみ私も手伝ったことがあります)


調べてみると、丸太の伐採は冬季がいいのだとか。
去年の春の時点で丸太の手配のあてもなく、今年は間に合わないなーと思っていました。
それにしても、木の手配はどうしたものか。
ホームセンターで買うと1本千円くらいとお高めだし、山持ちのお友達なんていないしな・・・。

この冬、ひらめきました。
ジモティー。
この近隣にはまだ林もあり、もしかして出している人もいるかも?
で、探してみたら、ありました!
それほど遠くない、真壁の方です。

2月に連絡してメールをやり取りして、取りに伺いました。
車で敷地に近づいてみると、立派な丸太がゴロゴロ。
「こ、これはシイタケ用には大きすぎ? ていうかそもそも車に積めるかどうか??」
とあせりましたが大丈夫、シイタケ用のほどよいサイズのものが奥に積んでありました。
年末頃に伐採したという丸太を、お手頃価格で13本、分けて頂けました。

こちらの方は、本業は瓦屋さんなのだそうです。
お子さんのおうちに薪ストーブがあり、そのために、毎冬、木を伐採、玉切り、薪作りをしているのだとか。
(広い山をお持ちなのでしょうね)
余分の薪も販売していて、丁度我々がおじゃましたときも、軽バンの荷室に、肥料袋に詰めた薪をどっさり積み込んでいる方がいらっしゃいました。

丸太を積み込むと、車がなんだかずっしり沈み込むよう。
2月に実家に持って行ってありました。

駒打ちは、梅や桜の花が咲く頃だそう。
という訳で、3月上旬、駒打ちに行ってきました。

 

シイタケ駒打ち

那須ならば庭で作業するのですが、実家の場合は隣家も近接しているし・・・。
ということで作業場は玄関のタタキ。
電源も近いし、花粉が飛び始めたこの季節にはちょうどでした。
(ゴミや騒音は大したことはないです)

必ずしもまっすぐではない丸太の作業には、フカフカしたクッションが必要。
床下断熱材の余りを袋に入れて、丁度よい作業台になりました。

シイタケ駒打ち

丸太には、太さに応じて6~10分割のマークをつけます。
(大半が8分割でした)
それぞれの位置に、駒を1列ずつ、隣り合う列同士が交互になるように打っていきます。
(なので、一列おきに I と II のマークを付けてます)

シイタケ駒打ち

タネ駒は、ホームセンターでも売っているのですが、菌類研究の本場(ダンナサマ談)鳥取から取り寄せてみることにしました。
今回買ってみたのは、菌興324号

■特徴
●傘は大きく、円形平山型。ヒダは密で美しい。
 肉質が極めて硬く、食感は特にプリプリとして歯切れが良い。
●走り子(植菌年の秋から春の発生)が多い。発生の最盛期は2年ほだ木で、ほだ木寿命はやや短い。
●分散発生型であり、生出荷に適す。
●発生時期/発生温度 秋・春発生 / 14℃以下


シイタケ駒打ち

一緒に9.3㎜の専用ドリルビットも買いました。
(種駒とビット、ネットショップは「とっとり市」)

シイタケ駒打ち

作業用ドリルは、うちからも持っていきましたが、実家のものの方が使いやすかったです。
出力等々は同じなんですけど・・・、

シイタケ駒打ち

ビットの固定方法が違うのでした。
実家にあったものは上で、専用ねじ回し的なもので回して固定するようになっています。
うちにあったのは手で回すスタイルで、ビットの固定力がイマイチでした。


生木に穴あけするため、ドリルがスタックすることが多々あり、ビットは、しっかり固定されていないと困ります。

シイタケ駒打ち

スタックの例。
木の木目や湿り気?なのか、ドリルがはまり込んだままにっちもさっちもいかなくなることがあります。
その場合は、ビットのストッパー部分にマイナスドライバーを差し込み、ひとりがてこの原理で押し上げるようにマイナスドライバーに力をかけつつ、もうひとりがドリルを適宜正転・逆転しながら引っ張り上げる、という感じ。
一度スタックすると何分も格闘することになるのですが、作業の終わりごろにようやく要領がつかめてきました。
(ペンチやらレンチやら、ありとあらゆる工具を動員してみて、結局マイナスドライバーが一番でした)

シイタケ駒打ち

スタックさえしなければ作業は単純です。
木口につけたマーカーの位置に20cm弱の間隔に穴をあけ、そこに駒をおいて金槌でコン、とするだけです。
ドリル係は、父も参加しましたが寝坊のため参戦が遅く、主にダンナサマが活躍してくれました。(私はマーキングと金槌係)


丸太が、思ったより太目だったため、400駒でギリギリになりそう。
最後の数本はきちんと計算し、結局、丸太を1本あまらせることにして、12本に全部打ち込んでしまうことにしました。
より密に打っておけば雑菌にも負けにくくていいのだとと思いましたが、せっかくなので沢山原木をつくろいうと、タネ駒をケチりました。
(実は丸太を2本余らせると、ホームセンターで少量(50個とか)で売っている駒に丁度だったのでした。1本余りでは使い道がない・・・)

シイタケ駒打ち

打ち込みが終わった原木は、まずは横倒しにして仮伏せ。
4月頃までは日当たりのよい林内、4月以降は日陰の林内、だそう。
今回は、井桁に組み上げるようにして、駐車場の済に置き、保湿のためネットをかぶせておきました。
このあと4月になって、高温・乾燥してしまうようならば、家の北側に移動させた方がいいのかな。

乾く場所では、週に2回ほど散水するといいようです。
(業務連絡:お母さんよろしく~)

この先の作業

●本伏せ(菌糸の成長促進)
5-6月頃(梅雨より前)直射日光が当たらず、十分に雨が当たり、かつ通風が適度にあり、排水の良い場所に、斜めに積み替える。
9月ころにほだ木の天地返しや積み替えを行い、菌糸を均一に成長させる。

●ほだ起こし~きのこ発生
伏せ込んで1夏経過した秋に、ほだ木をきのこの発生に適したほだ場に移し、採取しやすいように立てかける。
ほだ場は、湿度がやや高く冬暖かい南向きの林内が適している。
庭の場合は強風や直射日光が当たらないように工夫する。
9月頃に、きのこの原基が形成される。その後気温がその品種の発生温度にまで下がってきたらきのこが発生する(春4月まで)。
原基形成時期(9月頃)ときのこが発生する時期には水分を十分与えてやる。



丸太をまるごと水にどっぷり漬けるという方法もあると母が何かで調べてくれたのですが、時期が不明なのです。
種駒を植えたときではなく、おそらくきのこ発生直前ではないかなと。
でも、丸太はかなり重たくて、ひとりで1本持つのも大変なほど。
水に漬けたり出したりなんて出来るかしらん??

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ラズベリー2022:支柱スタンバイ

2022-03-18 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

ここのところ何度も畑に通って、ようやく出来上がったのでご紹介します。

畑のラズベリー、だいぶ前に1株植えたのですが、野放図に新枝が生えまくって、今や直径2.5mくらいの範囲に広がっています。

ラズベリー支柱

こういう密集体形は、収穫等々、不便です。
やはりきちんと列に並べて、支柱も立てた方がよさそうです

Youtubeでラズベリー栽培の英語動画をいくつか見てみると、横棒2本の十字架みたいな支柱を立て、横棒の先端をワイヤでつないで枝が倒れないように支えるようです。

この丸いエリアの中央部を掘って、ここにある枝を植え替えて、畝のようにしたいと思います。

ラズベリー支柱

完成イメージはこんな感じ。
丸く広がっていたところの中央エリアを帯状にあけるようにして、そこに植わっていたものを、ほかの場所に植え替えて畝にします。
黒い長方形は、支柱。
中央の畝、ABCDと書いたのは、今回新たに買い足した苗木。
こんな近接した植え方ではいずれ脇芽が入り乱れてきそうですが、4本とも活着するとも限らないし、スペースもなんか足りないし、ひとまずこれで・・。


何回もホームセンター、そして畑に通ってようやく出来上がりました。

ラズベリー支柱

なんか、墓場っぽくなってるけど、ラズベリー畑です。
地面にあるベージュのラインがラズベリー畝。
(間違えて踏まないように、あとマルチにもなるかなと籾殻をまいてあります)

横棒2本の十字架はロレーヌ十字というようですが、ロレーヌ十字は上が短く下が長いです。ラズベリーの支柱は、上の梢が広がるので上が長め。
(上が70cm、下が60cmくらい。これでいいのかは不明)
現段階で、梢がこの高さまで伸びるんだったか心もとないですが、多分伸びてくるはず・・・。
(ラズベリー苗の墓場になってしまいませんように。。。)

なお、夏果は今年はあきらめて秋果に注力するため、地際から20cmくらいに切り詰めて植え替えました。

ラズベリー支柱

支柱自体は私がビス留めして家で作って持ち込みました。
縦の棒が2x4、横の棒が1x4材です。
アメリカあたりの例ではそれぞれこの2倍の太さ、4x4と2x4のようなのですが、太くなると値段もすごく高くなるので、初挑戦の今年はひとまず安くて持ち運びも軽いものにしました。

横棒のところにはこんな風に針金が張ってあります。
そして支柱自体は針金を張ったの反対側を、地面にペグと紐で固定してあります。
畑にて、穴を掘って立てたり、針金を張ったり、あと支え用の紐・ペグを打ったりはダンナサマがかなりの部分をやってくれました。
畑で構造物をしっかり作るのって、私はものすごく苦手なのですが、ダンナサマはゆっくり丁寧に作業してくれて、なかなか丈夫なものができあがりました。

ラズベリー支柱

両端の支柱はこんな風にペグと紐で地面に固定してあります。
(上段の針金はまだ張ってありません)

針金やこの紐には、今度ぴらぴらした何かをくくりつけておこうかな。
見えにくいので突っ切って歩こうとして、ひっかかって破壊してしまいそう。

ラズベリー支柱

中央畝、青い細い棒が刺してあるところが、今年買った苗木。
左から、
A:マリージェーン
B:マリングデュライトレッド
C:スタンザ
D:サマーフェスティバル

いつ実がつくのか、というか、苗が届いてから植えるまで、だいぶ時間もあいてしまって、生きて活着してくれるかどうかもまだ分かりませんが、いちおうそれぞれの品種の特徴を。

ラズベリーマリージェーン ラズベリーマリージェーン

A●マリージェーン
・熟した時の赤色が美しい品種。
・実が大きく甘酸っぱく想像通りのラズベリーの味。
・二季成りで収穫は6月頃と10月頃です。
・トゲあり。1本で実がなる。

ラズベリーマリングデュライトレッド ラズベリーマリングデュライトレッド

B●マリングデュライトレッド
・二季なりラズベリーの新しい豊産性品種。
・収穫は6月頃と9月中旬~10月上旬頃。
・生育旺盛で耐寒性、耐暑性ともに強く強健で育てやすい。
・赤実で果重は3g。
・糖度11度としっかり甘みもある。香りよく甘酸バランスのよい味わいでゼリー質の果肉。

ラズベリースタンザ ラズベリースタンザ

C●スタンザ
・二季なりラズベリー、大実系豊産性品種。
・樹勢が強く、夏も休まず晩秋まで連続して実がなる。
・生育旺盛で耐寒性、耐暑性ともに強く強健で育てやすい。初心者向けの品種。
・赤実で果重は6~8g前後、やや縦に長い形。
・糖度12度前後としっかり甘みもある。

ラズベリーサマーフェスティバル ラズベリーサマーフェスティバル

D●サマーフェスティバル
・赤み系の強健、豊産種。
・実が大きく甘酸っぱく想像通りのラズベリーの味。
・二季成りで、収穫は6月頃と10月頃。
・トゲあり。1本で実がなる。


ラズベリーインディアンサマー

ちなみに、だいぶ前に植えたものは、近所のホームセンターで買った苗木でした。
育つとあてにせず植えたので、品種名もメモするのを忘れたのですが、おそらく「インディアンサマー」ではないかと思います。
●インディアンサマー
・日本で一番流通しているラズベリーと言われている。
・甘酸っぱく想像通りのラズベリーの味。
・二季成りで収穫は6月頃と10月頃。
・トゲあり。1本で実がなる。

ラズベリー支柱

ラズベリーエリアの北東角には、ブラックベリーが。KOHさんに頂いた、巨大な実がなるブラックベリーです。
これにも今回、支柱+針金をセットしました。(剪定・固定はまだ)
ラズベリーと入り乱れてモシャモシャになっていたので、少しは扱いやすくなるといいのですが。

ラズベリーは脇芽がどんどん出て苗木が増えるのですが、ブラックベリーはそうでもないような?
殖やすにはどうしたらいいのかな。


今年の秋は、ラズベリーがどっさり・・・???
いや、まず、植え替えたところ。きちんと活着して芽が出てくれるかが問題です。
自信ない・・・。


■参考情報
GreenでGo (今回の苗木購入)
大関ナーセリー   (ベリー苗木各種。品切れ多し)
ラズベリー栽培動画(英語ですが、字幕・自動翻訳にすると結構分かります)
概要欄に、ラズベリー栽培マニュアルのPDFリンクがあります。
・上と同じ方のラズベリー栽培動画
概要欄に参考情報が沢山あります(英語)
ラズベリーの品種情報まとめ
 海外では沢山の品種が開発されているようですが、日本にはほとんど入ってきていません。
 苗木を買えるあてもないのに、どんな品種があるのかつい読みふけってしまいます・・・。
ラズベリー複数品種植えてみての評価
 一期なりだけど、グレンアンプルが美味しいらしいので、植えてみようかな・・・。


●二季なりラズベリーの育ちかた
・春、越冬した枝から葉が出る。
・春、地面からシュートが生える。

・初夏、越冬した枝に夏果の花・実がつく。夏果はもともと量も少なく、梅雨時にあたることもあってカビるものも多い。
・夏、新しいシュートがぐんぐんのびる。2m近くなったような気がする。

・秋冬、夏果のついた枝は、枯れる(要剪定・除去)
・秋冬、新しい枝に秋果の花・実がつく。二季なりラズベリーの場合、秋果の方が豊作。
 この枝は越冬する。
 翌夏に実をつけさせる場合は、1.2mくらいの高さに剪定。


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八宝飯

2022-03-17 | ■おともだちの味研究

しばらく前ですが、長年日本で暮らしていらっしゃる中国人のご夫妻をお招きしました。(日本語はどちらもペラペラ)
手土産に、手作りの八宝飯を作ってきて下さったのでご紹介します。

八宝飯ってご存じですか?
八宝菜とは関係なくて、甘いお菓子になります。
私は実家にあった「世界のお菓子」みたいな本で、見たことだけはありました。

炊いたもち米と小豆あん、ドライフルーツで作ったドーム状の外見。

ドンブリにラップを敷き、ドライフルーツ等を綺麗に並べ、もち米を詰め、中心付近にあんこも詰め、最後はまたもち米。
そしてしばらく蒸してできあがり、というもの。

保存は冷凍ができて、電子レンジで加熱するとまた柔らかく戻ります。

3つも頂いて、最後のひとつを先日温め直したのでした。

これです。
お味噌汁椀くらいのサイズかな?
もち米がもっちもち~。
中国版おはぎ、と表現されることもありますが、おはぎと違ってもち米100%で、ほとんど半殺しにはしてありません。
あと、レシピを検索すると、あんこやもち米にラードやサラダ油など油脂を混ぜる場合が多いです。
頂いたものは、奥様の秘伝で、バターを使ってあります。
ほんのり洋風のいい香りがして、ハイカラな味わいです。

断面図。
頂いたものは、こんな風にあんこがサンドイッチ式に、平にのばして側面まできていましたが、おまんじゅう風に中央に丸めたあんこを入れる場合もあるようです。


ココナツミルクなど使っていないので、外国料理とは思えないくらい、食べ慣れた味わい。
もち米大好きなので、お椀半分くらいのサイズならペロリ、でした。


自分で作るもち米のお菓子としては、小豆でっち、カノムモーケン、かな。
あんこをサンドイッチする、というのは小豆でっちよりもおはぎに近いです。
いちいち丸めるのは大変だから、サンドすればいいのか。

芋頭餡でこんな感じのものを作ってみるかなー。
でも、白いもち米とうす~い紫の芋頭餡は色の対比がないのよね。ちょっと小豆あんを混ぜるか、紫芋でも混ぜるかな。


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実家の床下断熱リフォーム:(5)断熱材施工

2022-03-16 | +実家・那須

実家の床下断熱リフォームの記事が途中だったので、終わらせてしまおうかと思います。
作業は昨年10月中旬。リビング・ダイニングはシロアリ業者さんに頼みつつ、部分的にDIY、キッチンは全てDIYでやりました。

Youtubeをみると、スタイロフォーム(固いウレタン)を小さめにカットして床下から施工している人もいますが、今回使ったポリエステルの断熱材は、
・床下に運びやすい
・柔らかくて施工しやすい
・床下で多少の加工(カット)はできる
・余ったりした際、廃棄が楽(グラスウールの廃棄は地域にもよるがものすごく大変)
 (座布団などへの流用も可能)
という意味で、断然おすすめです。

2月にに実家に行って電気代の変化を聞いてきたところ、施工後の2022年1月とその1年前を比較したところ、電気代の値上げがあったにも関わらず、電気代は同じ程度だった、とのこと。
お正月や2月に実家に行っても、暖房の効きが前よりいい、という実感はあります。
ホットカーペットを敷いていても、ホットカーペット以外のところの床(および床上10cmくらい)は、以前は凍るような冷たさだったのが、施工後はスリッパなしでも耐えられるようになりました。

見積もりを頼んだけれど結局もう少し節約したくて依頼はしなかった(株)キャッツは、まるまる作業をお願い出来て70万円弱でした。
結構断熱効果がある気がするので、DIYできない場合はこの金額でこちらに頼むのもありかなーとも思いました。(で、やっぱ家が寒くて困っている、というダンナサマの知人に紹介してみました)

さて、作業の記録です。

■根太間

床下断熱リフォーム

根太間にはこんな感じのしっかりした素材を使います(写真はサンプル品)。
根太の中心から中心が303㎜、高さ40㎜だったので、使ったサイズは
40mm×263mm×910mm
細長い形状のスポンジです。

床下断熱リフォーム

床下はもともとはこうなっていました。
このグラスウールを剥がし、グラスウール固定用の薄板は残してありました。
この薄板がお役立ちで、ここにくぐらせるように、細長いものを固定していきます。

ただし、床下って、何だか釘がいっぱい出ています。
フローリングを施工(母が40代?のころ、母がほぼひとりで頑張った大規模DIYプロジェクト)した際の細い釘や、家を建てたときからと思われる太い釘。
これらの釘があると断熱材を滑らせることが出来ず不便なのです。

床下断熱リフォーム

で、愛用のこのツールを使って床下に出ている釘を全部切っていきました。
ハンマーで叩いて釘を曲げる、という手もあるのですが、床下に寝転がって仰向けでハンマーを叩くのはスペースも狭くやりにくいです。あと、板の影とか、絶対にハンマーが届かない場所もあります。
この電動工具だと、持ち上げて支えて刃先をあてておけば釘がカットできるので、時間はかかりますが楽は楽です。
結局釘カットは、キッチン、リビング、ダイニング全域やりました。シロアリ業者さんは、釘を叩く(切る)作業までやらないだろうし、だとするとその分施工がザツになりそうなので。
(この工具はだいぶ前アメリカアマゾンで買ったのですが、今はマキタとかのメーカーもあって国内で買えるみたいです)

床下断熱リフォーム

根太間断熱材施工後。これはリビングの下で、私が作業したところ。
大引の陰など、実はあちこち障害物があり、その分短くしたり切り欠いたり微調整をして割と綺麗にできています。

写真右のほうにうつっていますが、この素材は、表裏の質感が違うものが多いです。
フワフワの方を床側、するっと固く滑らかな方を地面側に使うように、予めすべてに「天」「地」と書き込んでおきました。

床下断熱リフォーム

こちらは業者さんによる根太間の施工後。
私がやったような微調整はせず、素材のままの長さを無理やり押し込んでいます。
この上からもう一枚、大引間に施工して見えなくなってしまうし、断熱効果の点でも変わりはないとは思いますが、私の施工の方が丁寧ですよね・・・。


■大引間(分厚い素材)

床下断熱リフォーム

根太間に断熱材を敷き詰めたら、それに重ねるようにして大引間に断熱材を入れていきます。
大引間に使う素材としておすすめはこちら。
丁度大引間(材の中心から中心で半間:90cm)におさまる幅・厚さです。
パーフェクトバリア ネダレスボード(床用) 20k
90mm×820mm×910mm

さきほどのものとは質感が違って、綿を積み重ねたような組織感があって、フワフワです。これをひざの上とかに乗せると、途端にポカポカしてきます。

短所としては、とてもカットがしにくいということ。
よく切れるカッター(オルファ黒刃)か、いいハサミでちまちまと切るのですが、厚いこともあり結構時間がかかり、床下で加工するのはつらいかなーという感じ。

あと、90cm角くらいのサイズなのですが、床下で運ぶためには、基礎コンクリート部分の通用口が狭いため、二つ折りにして袋詰めして運搬する必要があります。よくある45リットルゴミ袋だと深さがやや足りず、露出した部分が床下の土で汚れてしまいます。
今回は丁度いい袋がなく、汚れたらなるべく土を払うように業者さんが作業してくれました。
あらかじめ二つ折りにして、ゆったり深さもおさまるビニール袋を用意しておくとよかったかなと思います。
でもって、床下に一定数持ち込んでおいてあげると業者さんは楽だったかも。

床下断熱リフォーム
床下断熱リフォーム

この素材、ためしに1パック買ってキッチン下に試験施工してみました。
根太間とは違って幅が広く、厚みもあって重たいので、PPバンドでタッカー留めするのでは、垂れさがってきます。
なので一枚(90cm角エリア)あたり2か所ほど、板で支える必要がありそうです。

床下断熱リフォーム

板は、こんな感じのものを買って施主支給で使ってもらうことにしました。
写真は杉で長さ1820(2分割すると910弱)ですが、大引の中心中心で900、大引間は820、両端の留め代が40だともし板が割れた場合困るかな、と、べつのホームセンターに行って長さ200のヒノキ野地板をみつけ、それを2分割して持ち込みました。

床下断熱リフォーム

大引間に、分厚い断熱材を施工したあと。
うーん、断熱材1枚あたり、板は1本かしら? 2本あるかなあ。
(後日もぐって確認してみないといけないかなあ・・・)

業者さんによると、グラスウールはぴらぴらした耳がついたものが多く、それだとタッカーで仮固定しやすいとのこと。今回の素材はその耳がなく、仮固定がしにくいのが短所とのことでした。


■大引間(455mm幅2列)
大引間用に、もう1タイプの断熱材も買ったのでした。
分厚い方の切りにくさがとても大変だと思ったので、複雑な形状の場所などには、切りやすい素材がいいかなと思って。
大きさは
415mm×910mm 厚さ60㎜
(同じ大きさで厚さはいろいろあります(ただしこのサイズで大引にピッタリの90㎜厚の商品はない)。実家の場所の気温帯だと、断熱材の厚さは計80㎜、つまり大引間に厚さ40㎜が基準値らしいのですが、少し奮発して60にしてみました。)

分量は、ものすごく迷ったのですが、分厚いのとこれ、ほぼ半々。

結論からいうと、これはおすすめしません。

床下断熱リフォーム

施工方法のモデルはこんな感じ。
両端のラップが大引。床下を見上げた様子になります。
このサイズ(415㎜幅)だと、820㎜幅の大引間に、2列に配置することになります。
2列のスポンジを、両端を大引、間を一点、スポンジの向こうにある根太にPPバンドとタッカーで固定する必要があります。
(黒マジックの位置にタッカー留め)

床下断熱リフォーム

これは、キャッツの営業の方に頂いた施工例。
先ほどの模型のようにPPバンドで両端と中央、固定してあります。

床下断熱リフォーム

で、自分でもやってみました。
415㎜幅2列だと830㎜。この断熱材はさほど縮まない素材なので、820㎜幅のところに押し込もうとすると、端部が折れ曲がることになります。(写真の右側に折れ曲がりが写っています) 10mmくらいなら切らずにいけるかと思いましたが、切らないとダメです。

あと、タッカー留めも、ものすごく大変!

床下断熱リフォーム

うちにあったタッカーというのはこれ。
斜め45度に伸びているレバーを押し下げることで、ホッチキスみたいな金具が出て固定できるというものです。
これは、平らな台の上で体重をかけてレバーを押すのはまだいいのですが、腕も伸ばせないような狭い床下に仰向けに寝転んで、上向きや横向きに力をかけるのは、ものすごく大変。
一か所留めるのに何度も打ちそこない、時間もかかります。
あと、業者さんによると、タッカーの針のような細い針(金属)でたった数か所留めるだけでは、床下で針が腐食して切れ、将来的に落ちてくるおそれもあるとか。

床下断熱リフォーム

とはいえ、半分はこの使いにくい素材を買ってしまったので使うしかありません。
(6:4くらいにしておけばよかった・・)
幅が広いという問題があったので、予め、約半分を1cmほど幅狭くなるようカットしておきました。
(実家にて、母、ダンナサマ、私の3人がかりでカット大会)

業者さんのいいタッカーだったらマシかなと試してもらいましたが、やはり評判が悪かったです。
基本的にDIYで私が作業するキッチン分を全部こちらにすることにして、業者さんには使いやすい、分厚い方から使ってもらうことにしたのですが、ところによってはこの2列方法になってしまいました。
それが上の写真です。


施工になれたキャッツの技術者ならばタッカー固定もアリかもしれませんが、私には無理。
ということで、残った素材を使って施工したキッチン下は、次のようにすることにしました。

床下断熱リフォーム

(作業現場では撮影の余裕が全くなく、模型にて失礼)
大引間に2列にきっちり並べます。そしてその上に、余っている根太間用の細長い素材(910×263、40厚)を、820長さに切ってあてがい(模型ではちょっと短めですが)、その上から板で固定。
2列の方の素材は60㎜厚、あてがった方は40㎜厚、計100㎜。大引の高さは90㎜なので、少しムギュっとなりますが、2列もの1セットあたりを2本使えばしっかり固定できます。
キッチン下は、狭くて入り組んでいて、ゆったり普通の大引間でない場所が多いので、結果的に、切ってサイズ調節しやすいこちらでよかったかもしれません。


この記事を読む方で、DIYで床下断熱しようという方はあまりいないかもしれませんが、分かりにくいところがありましたらご指摘下さいませ。
今回やってみて思いましたが、装備(ツナギ、防塵マスク)があれば、やってやれないことはないし、やる価値はあると思います。
居住中の家であれば、休みの日などを利用して、少しずつコツコツ作業するのもいいかなと。
床下からの作業なので、生活にあまり影響を与えないのもいいところです。

キャッツに頼んで施工してもらう場合、関東以南だと根太間40㎜厚+大引間40㎜厚(タッカー留め)をおすすめされるかと思います。
でも、折角やるならば寒冷地基準にしてもらって、大引間に90㎜の分厚いものを入れて、板固定にしてもらうのがいいのではないかなーと思います。
でもそうすると100万円くらいになっちゃうかしらん。
個人商店のシロアリ業者さんで、いろいろ相談しながら作業を進められるような誠実な方を探すのがいいかな、やっぱり・・・。


●施工に関する反省・メモ
・素材を試しに1パックで発注して、自分でテスト施工をしてみたのはとてもよかった。
・テスト施工は、業者さんの見積もり前にしておくともっとよい。
・そして、業者さんにもテスト施工してもらって、使いやすい素材を聞いてから本格発注するのがよい。
・あと、素材屋さんの配達が遅れることもあるので、発注は早めに。納品遅れなどのメール返信等もよくチェックしておくこと。


■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

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AMEDEIのパネトーネ

2022-03-08 | +パネットーネ・コロンバ

年が明けてから、未練たらしくパネトーネについてまた検索したりしていました。
「来年はどれにしようかな~」と。
工房(職人)の「リナルディーニ」で検索していたら、チョコレートメーカーAMEDEIの日本販売サイトに何故かたどりつきました。
そこではなんと、まだパネトーネが売っているではありませんか。
しかも、「クリスマスには間に合いませんでしたが・・・」というような説明が。
輸送トラブルか何かで年内に届かなかったのかな・・。

格別な味わいのTIRIで今シーズンのパネトーネを締めくくろうと思っていましたが、
クリスマスに間に合わなかった気の毒なパネトーネに同情して(←無駄遣いの言い訳)
このAMEDEIのパネトーネも買ってみることにしました。
チョコレートメーカーのものだけあって、AMEDEIのチョコタブレット入りのパネトーネです。

amedei-panettone

しっかりした箱入りです。

amedei-panettone

中身。

amedei-panettone

パネトーネ職人としては、ロベルト・リナルディーニが参画しているようです。



切ってみると、ちょっと残念なことが。

amedei-panettone

底部に大きな穴があいていました。
これは、生地を丸めて型に入れる際にできた空洞が、発酵を経てこんな大穴になってしまったのだと思われます。
手丸めの証拠ってことかな~。。
日本で買うととても高価なものなので残念ですが、まあ仕方ないか・・・。

amedei-panettone

断面はこんな感じ。
なぜだか、ところどころに白い生地があるように見えます。
詳しくはよく分かりませんが卵黄はずいぶん早い段階で混ぜるはずで、卵黄の混ざりが不十分ということはないような気がするけれど・・。


amedei-panettone

気泡アップ。
いわゆるクラシコのパネトーネ生地に、大きめのチョコタブレット(ヴァローナのタブレットくらいかな?)が混ざっています。

で、味なのですが、チョコタブレットの味はビターで濃厚、さすがAMEDEI、なのですが、パネトーネが。
なんか。
酸っぱい。

明らかに、生地部分がかなり酸っぱいです。
チョコレートが力強い味で、酸味もあるのでパネトーネも酸味強めにわざと仕立ててる?
それにしても、普通の味と違いすぎます。
何か事故があったのかも。
年内に到着しなかったということは、一週間以上シンガポールあたりの常温(高温)倉庫に留め置かれて、変質してしまったのでは・・・。
(フランスのネットショップからチーズを時々取り寄せたりしているのですが、日本向け荷物は大抵、東南アジアのどこかで一度積み替えられるようなのです。保冷剤と一緒に梱包されてはいますが、荷物の追跡情報を見ていて、あと何時間この熱帯においとかれるのか、とハラハラしています。)

食べられない訳ではないのだけれど、食べる度、頭の中に「?」が浮かぶものでした。
大穴もあいていたしメーカーに問い合わせようかどうしようか迷っているうちに、(さっさと片付けちゃいたかったのもあって)つい食べ終わってしまったのでした。
やっぱ問い合わせてみればよかったかなあ。
いつもなら問い合わせるんだけど、今回何だかタイミングを逸してしまったんだよな・・・。

あと、これは好みの問題ですが、チョコチップ入りパネトーネというのも実は悩ましいものでした。
知っていたはずが勢いで買ってしまいましたが、チョコチップ入りのものは、パネトーネを電子レンジで温めた際、チョコチップがくにゃりと柔らかくなりがちなのでした。
あたためたほうが、生地のしっとりフワフワ感は断然復活して好みなのですが、チョコはひんやり固い方がいいんだよなあ。
チョコチップ入りパネトーネは避けよう、と以前思ったのに忘れていました。

amedei-panettone

材料:
小麦粉、バター、卵黄(低温殺菌)、AMEDEIダークチョコレート(65%)13%、砂糖漬けオレンジ5%、オーストラリアレーズン5%、天然酵母、砂糖、水、アカシア蜂蜜、塩、天然オレンジ香油、天然レモン香料、バニラビーンズ
(植物繊維、酵素(αアミラーゼ)、乳化剤、酢酸:イタリア語原材料には記載なし)


今シーズン買ったパネトーネを順位付けするならば、これは、選外、って感じ。
本当に、とっても酸っぱいこういう味なのか知りたいものです・・。

一位は勿論TIRI。
2位は、カルディで買ったコルシーニ。
(試食会で食べたものは除く)



追記:
この酸っぱい味についてやっぱり気になったので、AMEDEIに問い合わせてみました。
酸味については、
「パネットーネに使用されている酵母は、「サワードゥ種」という種類のもので、強い酸味が特徴の酵母です。
同じタイプの酵母としてライ麦パンなどがあり、ライ麦パンをお召し上がりいただいた際に酸味をお感じになると思います。」
ということでした。事故じゃなかったのか・・・。
原材料のlievito naturare 天然酵母というのがそれかな。この情報では酸っぱいサワー種かどうかはよくわからないですね。
ほかのお客さんから酸っぱい件について問い合わせはあまりないようでした。
みんなびっくりしないのかなあ・・・。


コメント (2)
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鳥取 はせ川

2022-03-03 | ■外食

1月中旬の鳥取滞在、2泊目の夕食は、「はせ川」というお店に伺いました。
ここは初めてのところ。
ダンナサマが独身時代7年ほど鳥取に住んでいたのですが、その頃よくお世話になっていた何件ものお店は、もうすべてが閉店。
ダンナサマが定年の年頃なので、当時のお店の大将達も、それより年上ということになります。
リタイヤされて当然といえば当然です。
(とはいえダンナサマはさみしそう)

なじみのお店がないならばこれから作ろう!、という訳で、今回、以前住んでいたマンションのそばのお店をダンナサマがチョイス

鳥取はせ川

「はせ川」というお店。
(記事を書いてる今気づいたのですが、大将は長谷川さんじゃないんだ・・)
独立してお店を出されて24年(うろ覚え25年だったかも)とのこと。

鳥取はせ川

ビルの一階にあります。
開店していない朝の様子なので暗くなっていますが、この廊下を入ってすぐ右側がお店です。

席のみ予約して行ったのですが、予約しといてよかった!
6時の開店と同時に入ったのですが、すぐに続々とお客さんが。
カウンター8席くらいとあと小上がりくらいの小さめのお店のようですが、ほぼ満席になってきました。
コロナの懸念がある時期でしたが、常連さんが多数いる人気店は影響少ないようですね。

県外から来た初来店のお客さんだということで、特に注文はしなかったのですが、いろいろとお料理を出して頂けました。
(言ったのは、お造りと、モサエビ、くらい)
ダンナサマによると、鳥取のこなれたお店は、だいたいこんな感じのようです。

鳥取はせ川

前菜盛り合わせ。
手のかかったものが少しずつ何種類も☆
(ダンナサマはこういうのが大好き)
タケノコ木の芽和え、小鉢に入った南蛮漬け、蕗、クワイ薄切りの揚げたもの、空豆、そして右手前に見える、円筒形のものは、「黄身寿司」。
黄身寿司って初めて知ったお料理です。
山芋を蒸したものと卵黄を裏ごして甘酢で味付け、表面はきゅうりとサーモンで手綱状に飾り付けてあります。
仕事が細かい!
とってもお話し上手の大将で、
「黄身寿司は、すっごい手間かかるのでほんまは作りたくないんですよ」と言いつつ、
「お客さんにキレイなもんお出しして喜んでもらいたいですし」と。

どれもとてもいいお味でしたが、南蛮漬けが、ちょうどいい酸味で、酸っぱい味が好きな私にはヒットでした。

鳥取はせ川

お造りは、アオリイカとマグロ。
鳥取はイカが美味しいんだよねーとダンナサマ。

鳥取はせ川

おまけみたいに出して下さったのが、お造りに使ったアオリイカのエンペラやゲソで作ったというキムチ。
お刺身にする部分とはまた違ったコリコリ感がとてもよかったです。

鳥取はせ川

鳥取にきたら是非食べたいと思っているモサエビ。
殻ごと焼いて殻ごと食べるのが一番だと思いますが、この日は殻を剥いた天ぷらで出して下さいました。
殻を剥いてしまうと食感はほわほわ☆
これもまた乙な味です。

鳥取はせ川

ノドグロの焼き物。
三枚おろしになっているので、とっても食べやすく、身のしっとり感を存分に堪能できます。
レンコンは、直径4-5cmの小ささ。お花型にしてあって、さすがプロの仕事・・・。

鳥取はせ川

鱈白子の湯葉包み揚げ。
「中熱いですよ」との注意通り、トロリとして熱々!
わざわざ湯葉で包んで、手間がかかっていますよね。

 

鳥取はせ川

サワラの西京焼き。
ぎんなんは揚げたあと、わざわざ松葉で刺してあります。
市販の西京焼きって、味が濃くなりすぎていて魚の味があまりしない程ですが、これは丁度良い味付けでした。
「デパ地下の西京焼きの名店のを前に買ってみたけど、全然うまくないですわ」と大将。
その批評に納得の味です。

鳥取はせ川

ごはんものということで、熟成ブリのお寿司。
熟成させたブリとのことですが、サックリした歯ごたえもあり、かつ旨みも濃くて、美味でした。

鳥取はせ川

デザートは、鳥取産いちごの「とっておき」。
大将のご親戚がいちご農家とのことで、格安で仕入れられるけれど、普通なら高くて出せない値段、とのこと。
すごく大粒でいちごらしい味がちゃんとして、美味しいいちごでした。
翌日小さな農産物直売所に行ってみましたが、高級いちごはそういうところには出回らないみたい。

お皿の鶴亀もかわいいです☆

お伺いしたのは1月中旬でした。
丁度、阪神大震災(1995.1.17)から27年、というニュースが流れていた頃でした。
この大将、その時、神戸の学校(辻調?)で勉強中だったのだそうです。
若かったということもあり、救援活動もされて、瓦礫の中から亡くなった方を運び出したりも沢山されたそうです。
「早朝のことで、お布団に入ったまま圧死してしまったので、ご遺体はきれいなままでしたね・・・」と。

で、アドバイスも。
「緊急時に持ち出すものは、防災グッズとかじゃなくて、まずは現金!」
ですって。
何か買うにもすぐにお金が必要だし、避難している間に留守宅に空き巣が入ったりもするし、と。
経験者の語ることは感慨深いものがあります。

とてもお話し上手で、ほかにも、ホテルモーリスのこととか、ダンナサマの元上司がお客さんでいらしてたとか、独立される前の「花のれん」のこととかいろいろ伺って、一夜にして鳥取の情報通になってしまった気がします。

こちらのお会計は、前日の「さか田」の半分くらいというお手頃価格。
(カウンターで隣になった方(鳥取の人)も「ええ、そんなお値段でいいんですか」と。)
地元の素材を無駄なく生かして、でも手間暇は惜しまずに、とても有り難いお店だと思いました。
是非またお伺いしたいな~。

お正月にはおせちもやっていらっしゃるそうです。(常連さん専用かなと思いますが)
(で、その分年始はゆっくり休まれるとか)
ここの大将のおせちなら、目にも綺麗で美味しいだろうなーと思いました。
どっかに画像、ないかな。


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マンガライブラリーの宿:鳥取グリーンホテルモーリス

2022-03-02 | +国内

1月中旬の鳥取滞在、今回は「鳥取グリーンホテルモーリス」に宿をとりました。
これまでは、とれるときには「αー1鳥取」でした。
(独身時代、出張で使って以来の愛用の宿。理由はもはや忘れかけていますが、確か、掛け布団が薄い毛布ではなくふっくらフカフカタイプだったからだと思います)

今回は、ダンナサマがリサーチしてくれて、大浴場もあるし、最近改築されているし、ということでこちらに。

来てみると、とっても素敵なホテルでした。
ロビーの内装がとっても好み。
アジアンリゾート風で、木部はダークな色調で、アジア風の置物や染織品で飾り付けてあります。

鳥取グリーンホテルモーリス

たとえばこんな感じ。
手織りのシルクの織物だと思います。

鳥取グリーンホテルモーリス

こういうシルクストール、すごく好きなのです。

鳥取グリーンホテルモーリス

あちこちに、それぞれ違う柄のものが使われています。
これは、ロビーのソファーの間にある応接机のカバー。素敵・・。
写真が下手でうまく伝わりませんが、シルク独特のツヤがあり、目を惹かれます。


シルクなのでこういう場所でつねに光や空気に触れていると、段々色あせて、風化してほころびてくる可能性が高いです。
傷んでしまっても、また似たようなシルクの布に掛け替えられるといいな~。


このホテルの白眉は実はこちら。
立派なマンガライブラリー。

鳥取グリーンホテルモーリス

(写真はホテルのHPからお借りしました・・)
上質なマンガがどっさりそろっています。
(鳥取は故・谷口ジロー氏の故郷)
ホテルの自室に持ち込むことも可能。
市内は特に観光するところもないし、雪がちらついて寒いので、食事に外出したりする以外は、部屋でマンガ三昧☆
読みたい本が沢山あって、読み切れませんでした。

この宿は昔は古くてボロボロで、部屋もかなり狭く、中にはビル中央に位置しているのか窓のないお部屋もあったのだそう(アレはきっと消防法違反だったのではとの噂も)。
で、最近になって、オーナーがもともとの事業(雑貨屋さん)を縮小してホテル事業に本腰を入れ、すっかりイメチェンしたようです。

二日目に行った料理屋さん(はせ川、また記事にしますね)でゲットした情報によると、経営者の奥様がフランス人なのだとか。
そういえばエレベーターホールには、フランスのマンガ(?)タンタンのポスターが飾ってありました。
アジアンリゾート風のインテリアや、マンガライブラリーは、フランス人の奥様のセンスも入っているかも。

ホテルの部屋でのんびりしているのに罪悪感がない、とてもいい宿でした。
(ふとんは薄い毛布タイプでしたが・・)

 

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