4/12(土)、特に買うものないけど直売所でも行ってみようか、とダンナサマと昼過ぎに出かけてみました。そうしたらたけのこが沢山並んでいます。
ダンナサマはすっかり買う気に。
折角だったら大きいのにしよう、と私が提案して、800円の巨大たけのこを奮発しました。
お店で見るとそれなりの大きさだったけれど(もっと大きいものもあった)、持って帰ると非常に大きい。どの鍋で茹でるわけ?、と自問自答。
我が家で最大の鍋(実は沢庵漬け用琺瑯容器)を持ち出して来ても、ほら。
![2008/4/12たけのこ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/2a/89ef192bd87a93d38738d9877e8272f8.jpg)
2008/4/12 はみ出してます・・・・
先端を切り落として、どうにか鍋に収まりました。
次の問題は落としぶた。何か乗せておかないとたけのこがプッカリ浮かんでしまうのですが・・・・。
そういえば去年も落としぶたで悩んだ気が。
土鍋のフタなど、なるべく大きくて重いものをたけのこに乗せてはみるのですが、ちょっとした拍子にフタがたけのこの下に沈み込んでしまいます。いざ沈んでしまうと、何しろ深いし熱いし、容易なことでは取り出せません・・・。
何とかなるべく安定するようにフタを乗っけて、糠を入れて茹で始めました。
ゆで終わって冷ましている間、丁度ラジオでたけのこ料理のコーナーが。
なんとそれによると、たけのこを茹でるとき糠や唐辛子は不要だとか。むしろ糠の匂いがついて、それを落とすためにもう一度茹でなくてはいけないそうです(京料理だからかもしれないけど)。
ラジオで言っていたお勧めは、次のような手順でした。
(1)大鍋にたっぷりの水とたけのこを入れて茹で始める。
(2)沸騰してきたら同じ大きさの鍋にお湯を沸かして沸騰させる。
(3)たけのこの入った鍋のお湯が沸騰して、更に濁ってきたら、たけのこを2番目の鍋に移し替える。
(4)必要に応じてこれをもう一度。
なおたけのこを移し替えるとき、2つの鍋のお湯は同じ温度にしておくこと。
(5)十分柔らかくなったら、たけのこを入れたまま冷ます。水にさらすなど急冷はしない。
ダンナサマはこれを聞いて、「しまった、糠のお湯から取り出さなきゃ!」と慌てていました。でももう、冷ます段階まで来てしまったし、引き返すなんて出来ません。
まあ糠ありで茹でるひとが大半だと思うし大丈夫だよ、と慰めておきました。
実は私は、糠を入れないで茹でてもいいということは知っていたのです。
(産地にもよるかもしれませんが)新鮮なたけのこなら、下ゆでもせず、生をザクザク切ってみそ汁にしてもいい、という話も聞いたことがあります。まあ、そんなに状態のいいたけのこが手に入るのは希かもしれませんが。
ぬかが新鮮であれば、ぬかの風味が多少付いてもいいと思うし、ぬかを使うかどうかはお好みでいいのではないかな。
今後参考にしようと思ったのは、茹でている途中で鍋を変える、という方法。特に今回のように、たけのこに対して鍋が小さめのときには大変理にかなったやり方ではないかしらん。
さてたけのこ料理。
・・・の前に、私が一番好きなのはこれ。
![2008/4/12たけのこの皮](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/12/2fb0138682c182ee253afa0b44c1434f.jpg)
2008/4/12 たけのこの皮のつけ根 たけのこの皮をくるりと中表(ケバのある方が内側)に巻いて、つけ根をシガシガと囓るのです。固くて食べられない場所まで囓り進んで・・・。
![2008/4/12たけのこの皮(食べ終わり)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5b/4ea337b048e7efd48ef94dfd6e565640.jpg)
はい、ごちそうさま
茹でたまま、味もなにもつけないこの皮がたけのこのなかで一番好きかも。
(マヨネーズをつけてもおいしかったです)
姫皮、と言われる穂先の上品な皮ではなく、中程の皮の方が食べ応えがあって味も濃くおいしい気がします。
アーティチョークって食べたことないのですが、ガクのつけ根をシガシガ囓って食べるのってこんな感じかな~と想像しています。
この皮だけ食べればあとはいらないな~
・・・という訳にもいかず、一応お料理もしました。
まずはたけのこご飯。
今回初めて、茹でたたけのこの最下部をさいの目切りにしてみました。
鰹節の粉になった部分、醤油、だし(七宝だしという液体のだし)等と一緒に煮て味付けして、電気釜で炊いて、できあがり(土鍋炊きに挑戦してみればよかったかなあ)。
![2008/4/13たけのこごはん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f0/5f30abdf1d63828c735a7a6ca975ee5d.jpg)
2008/4/13 サイの目たけのこごはん
茶色い点々が粉状のかつおぶし。いいだしは出るし、食感にも違和感はないです。
トッピングは山椒ではなくて茹でたタラの芽。山椒には負けるけれど、それなりにさわやかな香りで丁度よかったです。
サイの目の切り方も、おいしい。
ひと口のごはんの中にいくつものたけのこが含まれていて、ザクザクした食感が何度も楽しめ、ついつい箸がすすんでしまいます。
この切り方はお勧めです。
私もまた作ろう。
たけのこの中部・上部はこれから料理するのだけれど、やっぱり煮しめかなあ。
ちょっとつまんないな。
でも今日(4/14)山椒の葉っぱを見付けて摘んできたことだし、ダンナサマも煮しめが食べたいみたいだし、ひとまず作るかな。
次に買ったら、パスタとか、リゾットとかやってみよう。
トウチ炒め、タイ風カレー、グラタン。 もっとたけのこが主役の何かなかったかしら。
たけのこの根元をすり下ろした料理があったような。肉団子?
どれも考えるのは楽しいけど、作るのはちょっと大変だな。
茹でた皮をそのまま囓るのがやっぱり一番楽でおいしいなあ・・・・・・(最近疲れ気味)。