採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

那須の階段修理と止水栓

2021-09-30 | +実家・那須

那須の家の階段は、こんな風になっています。

那須の階段修理

2013年頃かな、父がひとりでもともとあった幅が狭くて急勾配の階段を、幅広でゆるやか、手すりもついたこのスタイルに改修しました。
その後、2019年6月に、向かって右側の支える部分と、踏み板の腐食を修理しました。
(おおむね父の作業で、我々もちょっと手伝った)

弟から、夏時点の情報で、中央の支える板に問題ありとのこと。
のぞき込んで確認してみると、こんな風になっていました。

那須の階段修理

赤い矢印部分、本来はぴったりくっついていなければいけないところが、割れて隙間があいてしまっています。
踏み板は、中央では支えられておらず両端のみでつっぱっていて、フワフワとしなるような状態。


全取っ替えがいいのかもしれませんが、なるべく手早く修理したいです。
という訳で。

那須の階段修理

割れてぶらんぶらんしてしまっているパーツを、下にいろいろなものを噛ませることで引き寄せます。
で、もとの形状になってきたところで、割れているあっちとこっちを、板を使って両側からつなぎます。
丁度、デッキの修理で余った、塗装済みの短い板がありました。
それを2分割して使うことにします。

那須の階段修理

中央に見える横長の板が、ツギハギした板。
手前側と反対側、板2枚を使ってビス(コーススレッド)と釘で固定してあります。

那須の階段修理

板が5枚見えますが、両端の2枚が今回とりつけたもの。
左側は、分割した切れ目をうっかり見える側にもってきてしまいました。
今度塗らないと。

ていうか、浮いてる方が問題か?
つなぐパーツのあっちとこっちの板の厚さが異なっていて、どうしてもこちら側は隙間があいてしまったのです・・・。

ひとまずグラつきはなくなったので、先のことはまた後で考えることにします・・・。




自分でやった修理ではないのですが、面白いものを目撃したのでそのレポートも。

お隣の敷地の駐車場エリアあたりから、とくとくと水が湧き出ていました。
ダンナサマと散歩しているときにこれを見つけて、
「小川のそばだし、こういうところからも水が湧くんだね~」と言ったら
「いや、湧き水じゃないって。ありえないよそれは」
と。

駐車マット的なものをめくって確認してみると、そこには止水栓がありました。
穴からとぷとぷと清らかな水が湧いている状態。
これは大変、と水道局に連絡。
(修理は翌々日とのこと)

で、翌日には水量は更に勢いを増して!

止水栓

誰がみても気づく感じで、ぴゅーっと吹き上げています。
何かにこの水を使えないかしら???
お風呂に水をためる? 洗車しちゃう? つい考えてしまうくらいでした。

こんな状態なので、通りがかる人が皆、玄関をノックして、「水道が漏れてるみたいですよ」と教えてくれたほどでした。


翌日早朝、修理隊が到着。
面白いので見学させて頂きました。

止水栓

道具にて止水栓を止めたあと、コンクリートの周りを掘り返します。
(うちの水道はとまらなかったので、お隣用の止水栓なのかな)

止水栓

ちょっと掘ると、水道管がすぐに見えてきます。

止水栓

地表に見えているコンクリート部分は、実は単なる目印的なもので、こんな風に簡単に取り外すことができます。

止水栓

露出した水道管からは、放射状に水が勢いよく噴き出しているのが見えました。
(矢印の先、白く見えるのが水流)


このあと出かけてしまったので修理の様子は、見逃してしまいましたが、帰ってきたときにはすっかり埋め戻されて終わっていました。

幸い、うちやお隣の水道料金には関わらないとのことでした。



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マイタケ2021:タイミングばっちりで収穫☆

2021-09-29 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

9月21日~24日と3泊4日で那須に行ってきました。
2泊だと、中一日で、せわしないので、余裕をもって3泊。

マイタケは、9月上・中旬くらいに出てしまう年もありましたが、今年はこのタイミングで、結果的にばっちり。
丁度採り頃の状態のものと、やや若めのものがあり、帰る日にはすべて収穫して帰ることができました。

大収穫の記録を残しておきたいと思います。


2018年に伏せ込んだときの宝の地図。

 

マイタケ

コンポスト脇(1)から2個、蕗のそば(2)から1個、桜の右奥(3)から9個(図まちがい。あとで修正版をアップします)の3カ所から、大小あわせて計12個もの収穫でした。


■1■コンポスト脇

マイタケコンポスト脇

ひとつめ。到着時、採り頃でした。

マイタケコンポスト脇

ふたつめ。これは、私は気づいておらず、ひとつめを収穫しに出た折に、父がみつけたもの。

マイタケコンポスト脇

このふたつです。 それぞれ、459g、297g。


■2■蕗の脇

蕗のそば

ここのものは小さめのが1個。

蕗のそば

重さは107g。


■3■桜の右奥
このエリアはすごかった!

マイタケ桜の右奥

ぱっと見、数え切れないくらい何カ所も生えています(大きめ4つ、小さめ3つ)。
着いた翌日、矢印の先にある一番大きなものを収穫しました。

マイタケ桜の右奥

それがこちら、715g。
庭で見るとそれほど大きく見えませんが、冷蔵庫に収めようとしてみるとえらいこと嵩張ります。
大玉のキャベツや白菜くらいのサイズのイメージです。



翌日になってみると、次に大きかったものがいい感じに成長していました。

マイタケ桜の右奥

矢印の先のもの、他が黒っぽいのにこれだけ薄茶になって、採り頃です。

マイタケ桜の右奥

このヒトは377g。

マイタケ桜の右奥

裏返してみると、ゴミも付着しておらずとってもきれい。
(春に行ったとき、落ち葉を置いておいたのだったかな?)
例年、キッチンペーパーで囲っておいたりしたのですが、こんなに綺麗なので今年は省略。


さて最終日。
全体にまだグレー色ですが、いかにも幼菌、というほどでもないので、全部収穫してしまうことにしました。

マイタケ桜の右奥

幼菌だと、カワラタケみたいに黒っぽく、ヘリが白いのですが、ヘリの白さはなくなってきたかんじです。


まとめて収穫したのは大4個、小3個。

マイタケ桜の右奥

重さは、上段右から、558g、370g、519g、567g。
下段右から、60g、93g、15g。

すべて合計すると、4137g。
4キロものマイタケが収穫できました☆


滞在中、天ぷらにしたり、豚汁にしたりしてどんどん消費していったのですが、
(収穫を予想して、天ぷらセットをうちから持参)
それでも持ち帰るものがどっさり。
これだけの分量になると、持ち運ぶための箱詰めも大変でした。

マイタケ桜の右奥

扱いやすいように大きめの箱2つで持ち運んだのですが、実家についてみると、当然その箱のままでは冷蔵庫に入りません。
冷蔵庫サイズの箱や袋に詰め直して冷蔵し、さいご自宅に移動するときはまた丈夫な箱に詰め直し・・・。
マイタケを抱えて右往左往でした。

沢山もらってきたマイタケは、マイタケごはんやけんちん汁などなど、毎日モリモリ食べています。

お父さんへ:
今回は天気もよくて、マイタケも採れて、タイミングがよかったですよね。
また行きましょうね。

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もちもちきなこ(チーズ)

2021-09-28 | +お菓子・おやつ

先週は、ダンナサマと両親と那須へ、そして送り届けがてら実家にも行ってきました。
(自粛ボケの最近でしたが、マイタケやDIYなど、ようやくネタをいくつかゲットしてきました)

まずは小さめの記事から。

那須に3泊するにあたって、黒磯市街のスーパーマーケットでみんなで買い物をしました。
母が、
「これ面白いんじゃない。写真モノでは」
と変わったチョイスを。
せっかくなので記事にしておきます。

買ったのは、
「新食感チーズデザート もちもちきなこ ー黒みつ仕立てー もち粉入り」
こちらです。

もちもちきなこ(チーズ)

母はきなこが結構好きで、みかけるとつい買いがち。
でも、チーズにまできなこって・・。


あけてみると、まあ普通といいますか、拍子抜けといいますか。

もちもちきなこ(チーズ)

6Pチーズのような感じです。


問題は中身。
ぺろりん。

もちもちきなこ(チーズ)

おお。割と白っぽい。
でもうっすらベージュ色。

食べてみると、さほどきなこの味はしなくて、うっすら黒蜜のようなメープルシロップのような風味。
そして特徴的なのは食感。
ぷりんぷりんとした弾力があるのです。
チーズと思って食べると頭が???となります。

商品名に「もちもち」とついているし、よく見ると上の写真、くねりん、とした奇妙な柔らかさもあるし、
なるほど、この食感を目指したのか。
(小麦粉からつくる)くず餅とこんにゃくを足して2で割ったような、粘り感のある奇妙な柔らかさ。
既存の食品にはないから、「新食感」なのかも。

材料を見てみると・・・

もちもちきなこ(チーズ)

きな粉より少ない分量でもち粉が入っているようで、これがもっちりくんにゃりの原因でしょうか。
乳化剤とか増粘多糖類も、量は少ないけれど秘密の配合で、食感に寄与しているかも。


食感は面白くていいのだけれど、味が、なんともぼんやりしているものでした。
パッケージの印象ほどにはきな粉は感じないし、甘さもほどほど。
味が薄いだけならともかく、きなこっぽい味の後からチーズの酸味が追いかけてくるのが、如何なものかと思いました。
酸味ときな粉はあんまり合わないような・・・。

わざわざチーズできなこ・黒蜜方面を目指す理由がよく分かりません。
これを食べるくらいだったら桔梗信玄餅を食べた方がきなこ・黒蜜欲を達成できますよね・・。

きなこを増強したらどうか、と、外側にきなこをまぶして食べたのですが、それでも、ビミョーな感じ。
(中の酸味があんまり隠れない)
黒蜜を垂らせば味がすっかり隠れてよくなるかも・・。


せっかくチーズを使ってチーズデザートをつくるならば、レモンとかフルーツ系の方が合いそうです。
「もちもち」にしたい場合でも、(和菓子系ではなく)レモン味でいいのではないかなあ・・。

 

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ぶどう食べ比べ

2021-09-15 | +フルーツ

先日、JA系の大型農産物直売所に行ったら、ぶどうが何種類も売っていました。
季節の移り変わりは早いので、であったときに買っておかなくては!
実家にも分けるというのを口実に、何種類か買ってきました。

黒・赤・緑、きれいな5品種です。

ぶどういろいろ

左側から時計回りに、
・巨峰
・サニードルチェ
・雄宝
・マドンナの宝石
・ピッテロビアンコ


■巨峰
今回買ったのは、地元の果樹園のもの。
これがデビューした頃は、こんなに立派な黒ブドウはそれまでなかったし、贈答品用の高級品だった気がします。今のピオーネとかのような位置づけかな。
今となってはもの珍しさはなくなった品種ですが、食べてみるとやっぱり美味しいですよね。
(特に種ありは味が濃いような)
甘酸っぱくみずみずしく、「ああ、巨峰の味!」と思える個性があります。
地元産でお値段がお手頃なのもうれしいです。


■マドンナの宝石

マドンナの宝石
マドンナの宝石

マドンナの宝石は、初めて見る品種。
優雅な名前に惹かれて買ってしまいました。
ぶどうの形は、ペアシェイプというか涙型の宝石やパールのようで、ペンダントやティアラに飾り付けたくなります。

皮ごと食べられるタイプで、種なしでした。
味は、赤ブドウ系の味わいで、甘さはしっかり、酸味はあまりなし。
果肉はさほどパリッとはしていなくて、ほどよいジューシーさ。
形は印象的ですが、味の点では(甘くて美味しいですが)強い個性はあまり感じませんでした。
志村葡萄研究所によると、母:シャインマスカット、父:マニキュアフィンガー。


■サニードルチェ

サニードルチェ
サニードルチェ

今シーズン、別のお店で数粒試食し、大変気に入ってまた食べたいと思っていた品種です。
色は赤ブドウ系の色合いで、軸の付け根側がやや薄い色合いです。
何より特徴なのが、説明書きにもありますが、「パリっという触感とさわやかな青りんごのような香り」。
皮がごく薄く、ぱくっと嚙みつくと、固く歯ごたえのある果肉がパリパリ、シャキシャキ! 種がないので思う存分歯ごたえを楽しめます。
りんごのような、固めのプルーンのような固さ。
ぶどうにしてはジューシーさが足りないと思えるほどのサクサク感。
香りは、私としては「青りんごといわれるとそんな気がしないでもないけど・・・」という感じかなあ。でも、ぶどうの香りとはなんか違うさわやかな風味があります。
(りんごのような歯ごたえとあいまって青りんごの香りを感じるのかも)
甘さは、今回買ったものは甘さが強めでしたが、前回試食したものは酸味もあって(こっちが好み)、ものによるのかもしれません。
とにかく個性的なぶどうだと思います。
サクサクの果物が好きで普通のブドウはぶちゅっとして苦手、という人にも試してみてほしい品種です。
私としては、「サニードルチェ」という名前が、ちょっと不満。
最大の特徴の「食感」が名前からはうかがえないです。
確かに甘いけど、最近は全てのぶどうがとっても甘くて、甘いのは当たり前な感じです。
サクサク感を表現するいい名前はなかったのかなあ・・・。

こちらのサイトの説明によると、2009年(平成21年)に品種登録されたぶどうで、 レバノン生まれで食味が優れ皮ごと食べられる「バラディ」と、「マスカットオブイタリア」の突然変異にて生まれた「ルビーオクヤマ」をかけ合わせて生まれた品種だそうです。



■雄宝(ゆうほう)

雄宝

緑色のとても大粒なぶどう。花落ちのところにくぼみがあります。
皮が薄く種なし(ジベレリン処理)で、皮ごと食べることができます。
味は、巨峰の直後に食べると、味がうすーい、と感じてしまいますが、これ単体で頂くと、さわやかな甘み、なめらな果肉、ほどよい薄い酸味で、さっぱりしたおいしいぶどうです。
皮の薄さはシャインマスカットより薄いような気がします。(今シーズンシャインマスカットを食べていないので自信ありませんが)

何しろ大粒というのがこの品種の特徴のようで、育て方によっては一粒が卵くらいにも大きくなるみたい。

志村葡萄研究所によると、母:シャインマスカット、父:天山。
極大粒品種で、黄金色の2倍体品種である。
長楕円の果粒はジベレリン処理し種無果にすると25g程度となり天山に匹敵する。
果粒は裂果も少なく、ボリューム感はたっぷりある。透過するような黄金色に輝いた果房はまさに王者としての風格があり、外観的にも優れる。



■ピッテロビアンコ

ぶどう

細長く、先が尖った形状の緑色のぶどう。
皮が薄く果肉はかためでサクっとした触感。タネありですが、細長いので、まず半分くらい食べて種を取り出し残りを食べる、という方式で、タネは気になりませんでした。
シャインマスカットよりも皮が気にならない印象。
味は、あっさりさっぱりした甘さ。チーズと合わせたりするのであればこれくらいで十分かも。
パクパク食べられます。


見かけたけれど買わなかったものもいくつも。

■クイーンセブン

ぶどう

こちらのぶどう食べ比べ記事によると、シャインマスカットの子どもで、いま日本国内で手に入るぶどうの中でもっとも甘い品種のひとつとのこと。
うーん、ぶどうには、今以上の甘さは特に求めていないから、クイーンセブンは買わなくていいかな。


■スカーレット

ぶどう

植原葡萄研究所が育成した新品種で、「ロザリオロッソ」×「シャインマスカット」の交配。鮮紅色~紫紅色の楕円形で、外観にボリューム感があるとのこと。
味についての詳しい説明はみあたりませんでした。
さきほどのクィーンセブンといい、シャインマスカットを親にもち、皮ごと食べられる品種がどんどん開発されている感じですね。


■クインニーナ

ぶどう

クインニーナは、記憶があいまいでしたが過去記事をみつけました(食べたことあった)。
とても甘く、ぶどうらしからぬ合成ミックスフルーツ風味だった、と書いてあります。
個性的といえば個性的ですよね。
もう一回買ってみてもいいな。


■バイオレットキング

ぶどう

肝心のぶどうがちらっとしか写っていませんが、赤ブドウの一種で、軸の付け根側がやや緑色。
志村葡萄研究所によると、母:ウインク、父:シャインマスカット。
大きな粒は30gにもなる極大粒の2倍体品種で、紅系の王様にふさわしい優雅な外観。

粒が大きく、贈答用にぴったりの、立派な見栄えの赤ブドウのようです。
これもシャインマスカットの子供ですね。


目新しいぶどうの品種は、シャインマスカットのように皮ごと食べられて、種なしのタイプが多いです。そしてもちろん甘い。
みんな、これまでぶどうは皮が面倒で食べなかったのが、皮ごと食べられるならば買うようになったのかしら。

もともとぶどうが好きなひとは、これまで皮が固くても種があってもそれでもぶどうが好きだったはず。
もともとのぶどうファンが「おおこれは!」と思って、何度も買うようなぶどうって何でしょうね。
新品種、あまりにも多く、しかも個性がそれほど際立つわけでもなく、どうやってこの先競争していくのでしょうね。
どうせ覚えきれないし、どれも甘いのは確実なので、出会ったときに買う、という方針でいいのかな・・・。




■(ぶどうじゃないけど)りんご「紅ロマン」

紅ロマン

紅ロマン、初めて見る品種でした。
極早生タイプの品種のようです。
早生りんごって、つがるとか、甘いだけで酸味がないし、すぐにフカフカになってくるし、しかもぶどうを沢山買ってしまったし、見るだけにしておきました。
でも、家に帰ってから調べてみると、酸味もしっかりある品種のようでした。
岩手の農家さんが、シナノレッドとさんさを交配して作った品種だそうです。
今シーズンはもう出会えないかなー。
いつか機会があったら食べてみたいです。



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アオツヅラフジ(非食用)

2021-09-09 | +きのこ以外

きのこパトロールのとき、きれいな青い実をつけたツル植物をみつけました。

アオツヅラフジ

・山芋みたいなハート形の葉っぱ(ハート型でないものもある)で、葉脈は山芋のようには目立たない
・質感はすべすべしていて、サルトリイバラを思わせる割としっかりした厚さ(サルトリイバラのようにテカテカはしていない)
・ブルーベリー色の実が5-6粒ずつついている
という感じ。

アオツヅラフジ

エビヅルという野草がヤマブドウに似て甘酸っぱくてとっても美味しいそうなのです。
関東でも生えているようなので、それだといいなーと持って帰って調べてみました。


調べてみたところ、エビヅルは、葉っぱが白い毛におおわれているそうで(ヤマブドウも茶色の毛がもこもこ)、違いました・・。
どうやらアオツヅラフジというもののようです。
でもって、毒なんですって!
実は見つけたとき、果肉部分をちょっとだけ舐めてみたのです(舌で舐めてすぐに唾液ごと吐き出したのだけど)。
苦さなどはなく、うっすら甘い味でした。
いつぞやみたいにぱくっと口にいれなくてよかった・・。

利用法によっては薬にもなり、全草にアルカロイドを含んでいて、利尿、鎮痛、下剤などに使われることもあるようです。
あと、ツルはつづらを編むのに利用されることもあったそうです。


アオツヅラフジの決定的な見分け方は、種子。
「丸まった青虫のような形」なのですって。
取り出して洗ってみたら・・・

アオツヅラフジ

お、おおう、青虫だ・・・。
極小だけど、かなり青虫っぽい・・・。
やーん、気持ち悪い。


エビヅル、引き続き探していこうかと思います。
ヤマブドウよりはだいぶ小さい植物のようなのだけど・・・。

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きのこパトロール

2021-09-08 | +きのこ

外に出るのもためらうような暑さから一気に涼しくなって、雨もよく降って、突然秋がきたようです。
本当に暑さは戻らないのかしら・・・。

しっかり雨が降ったので、先日きのこパトロールに行ってきました。

このときは、ナラタケモドキが花盛りな感じでした。

きのこ

切株からにょきにょき。

きのこ

地面からもにょっきり。
(地中の根っこから出ているのでしょうね)

きのこ

地面のあちこちから出てきています。

きのこ

このあたりは、なんかそこらじゅうから生えてきていました。

ナラタケモドキは食べられるきのこです。
茹でて冷凍保存できますが、冷凍庫がいっぱいなので、今回は見るだけに・・・。


きのこ
きのこ

これは何だろう・・・。
時々みかける気がするのですが・・。
濃いグレー系の色で、カサや茎の表面がささくれ気味、明瞭なつばがあって、ひだは細かくて乱れている感じ(この乱れは虫食い??)・・・
ハラタケ科とテングタケ科を見てみましたが、ぴったりくるものがありませんでした。
ご存じの方、よかったら教えて下さいませ。

きのこ
きのこ

これはベニタケ科の何か。赤くて大きくてきれい~。
きのこ師匠も、「ベニタケはわかんないんだよなー」とおっしゃっていたので、わかんなくていいことにします。

きのこ

おかずの足しに、と狙っていたヤマドリタケモドキは、食べごろなのはこの1個と、もうひとつ、計2個のみでした。
いくら涼しいとはいえ、9月初旬はやはりまだ早すぎるってことかな?

きのこ

あれでも、こんな育ちすぎのススケヤマドリタケもあったなあ。

きのこ

これもススケヤマドリタケだけれど、まるごとカビてしまったもの。
一週間弱ほど前でしょうか、ちょっとは出たようです。


ダンナサマと一緒に行ったのですが、ダンナサマと行くときは大抵大収穫なので、今回は収穫は少なくて、何だか物足りなげでした。
でも、きのこパトロールってこんなもんですよねー。
あんまりないな、ということを確認するのもそれなりに意味があります。

もうちょっとしたらモドキがまたとれるかなー。
夏に出すぎて秋はお休みかしら。
那須のマイタケも気になるところ・・・。


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車のショックアブソーバー交換

2021-09-07 | +食べるもの以外

しばらく前、車の駐車スペースの、タイヤの下あたりにシミができていたのでした。
何かオイルが漏れたのだわ。
いつもの整備工場(この車を買った中古車屋の付属ガレージ)に持って行ってみてもらったところ、
「ショックアブソーバーのひとつがオイルが漏れて油圧が効かなくなっていますね」
と。

「やっぱなおした方がいいですよね?」
と聞いたところ、
「いや、なおさなくても特に問題ないです。この(年式の)車のショックアブソーバー交換は、自分的にはナシですね」
と。

えー、せっかく相談して。修理費払う気持ちも見せたのに、そっちから断ってくるのね・・・。
ま、いっか。
運行の安全上は特に問題ないって、プロが言うんだからそうなんでしょう。


そういう訳で普通に使っていたのですが、最近、揺れがどんどんひどくなる傾向にありました。
ほかの車はススーと走っている普通の舗装道路が、私だけパリ・ダカールラリーのコースのよう。
目立った段差はなくて、おそらく街路樹の根でうっすら盛り上がっている程度なのに、車体全体がぶんわかぶんわか揺れるのです。
ラリーカー、もしくは発展途上国のオンボロトラック、もしくは70年代の安い車のよう。
ひとりだけ異次元を走行しているようでした。

でもまあ、
「こんなもんかな。プロが問題ないって言ってたし」
と酷使。

ところが、たまにダンナサマに運転してもうと、
「ダメだよこれじゃ。」
「ひどいよコレは。」
「なおした方がいいよ。」
とうるさいです。
でも、言うのは運転している間だけ。降りると忘れちゃうみたいで静かになるので、
「まあいいか」
と容認していましたが、先日ようやく、最寄りのガソリンスタンド付属の整備工場に持って行ってみました。
(前のところは、修理やる気ないみたいだし・・・)
ガソリンスタンドの整備工場は、中古車屋付属の整備工場よりも、修理に熱心で、前も「エンジンは元気なのでまだまだ乗れますよ」と言ってくれたのです。
(中古車屋付属の方は、買い替えを暗にすすめてる感じ・・)

4つ交換する必要がありそうで(やっぱ1つじゃ済まなかった)、見積をとってみたら予想以上に部品が高価! しかもちょっと安い非純正品も作られていない!
目がぱっちりしてしまいました。

整備士さんによると、
「この時代の車は、バブルだったというのもあって気兼ねなく高いパーツを使っちゃってるんですよね」
とのこと。
まあ仕方ないですね。
部品がまだあっただけよしとしないとね。
いまのうちにこの部品を手に入れておかないとなくなっちゃうかもしれないし・・。

折角なので外したパーツの写真を撮らせて頂きました。

ショックアブソーバー

この4つがショックアブソーバー。
エリマキトカゲのエリマキみたいなのがついた方が、前輪用。
棒状の方が、後輪用。

ここ何年も、自動車修理の番組、「カーSOS」「名車再生」をよく見てきましたが、メカ部分はさっぱり頭に入っていなかったようで、「ほほー、こういう形のパーツなのかー」という感じ。
(ダンナサマは、このパーツは何度も見てるはずだよ、と)

ちなみに前輪用は1個4万円ちょい、後輪用は1個約2万5千円。
工賃やあとオイルなども交換してもらって、合計にじゅうにまんえん~。ぴょー。


ショックアブソーバー

前輪用を試しに手で押してみると簡単に押せてしまいます。
本当は、重たい前部の荷重を担って、振動を吸収してくれるはずですが、まったくその役目をはたしていないということ。


ショックアブソーバー

こちらは後輪用。
こっちも、手で押すと簡単に押せてしまう状態でした。
4つともこんな状態。
どうりで、路面のわずかな局面も拾って、むしろ増幅して、ぶんわぶんわと揺れた訳だ。



いかり豆・はじき豆

これは後輪用で、とりわけ黒く煤けたように見えます。
比較的最近オイルが漏れて、そこにホコリがびっしりついて湿ったような状態のようです。


交換して乗ってみると、乗り心地が全然違います。
ブンカブンカしないのは当然ですが、この車を(中古車として)買ったばかりの頃よりも、若返ったような印象。
最初、ショックなのか何なのか、乗り心地が全体に柔らかく、のったりくったりしていて、
「ずいぶんおじさんぽい乗り心地の車だなあ」
と思ったのでした。(運転したほかの何人にも言われた)
それが今は、きゅっと引き締まって、新しいスニーカーみたい。
おまけで洗車もしてもらって、外見もとっても綺麗になりました。

70代で膝が痛くてA医院に行ったら「老化ですね」と言われただけだったけど、B医院に行ったら
「こういう手術がありますよ」とちゃんと治療してもらえたような気分です。


ところで、余談ですが、担当の整備士さんが、びっくりするほど好青年なのです。
整備士さんというと、中年でも若くても、大体タバコ臭くて靴のかかとを踏んでるような印象があります。
それが、こざっぱりしてひょろっとして、説明も流暢、(あと顔もよい)、ツナギを脱いだら、ホテルフロントなどの接客業とかもできそうな感じ。
最近の青年ってみんなこんな感じ?
この整備工場の(もしくは卒業した学校の)教育がいいのでしょうか。

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そら豆菓子「いかり豆」「はじき豆」

2021-09-01 | +お菓子・おやつ

そら豆を揚げた塩味のスナック、「いかり豆」、何故かダンナサマの好物で、近所のスーパーやドラッグストアで自分でよく買ってきます。

先日(マルシェのとき)、交通会館の福岡ショップに行きました。
(ダンナサマの心のお菓子、鶴乃子を買いに☆)
ここでいかり豆を発見。
へー、わざわざ福岡から東京に持ってきて売るような地域色のあるスナックだったのね~!
これをお目当てに福岡ショップに探しに来る人はあんまりいなさそうですよね?
見かけたとしても買う人は少ないのではないかしら・・。
(だってどこでも売ってるし・・・)
でも、それが好きな人はどこでみつけても買うのかな?
特ににゆかりの地のものだと。

福岡育ちのダンナサマは、迷いなくカゴにポン。(←ここに買う人が)

そしてもうひとつ、ダンナサマによると「なつかしい」、私は初めてみる空豆スナックがあったので、それも買ってみました。
「はじき豆」というものです。

いかり豆・はじき豆

いかり豆とはじき豆、並べて撮影してみました。
いかり豆は、豆の大きさはメーカーによりいろいろありますが、揚げて作ってあるのだと思いますが、ブラウンの皮がぱっかりはじけて中身が見えています。中の豆は膨らんでいる感じで、サクサク感があります。
味付けはしっかり塩味がついています。

それに比べると、はじき豆は、そら豆のかたちそのまま、という感じ。
はじけたりはしていません。
乾煎りしてあるような焦げ目があります。

 border=

このはじき豆に使われているそら豆は、ずっと前、熊本の産直で買ってみて、ながく置いてたら虫食いになっちゃって、使えるところだけ使ってあんこを作ったあの黒っぽい小さなそら豆と似ています。

はじき豆の方を食べてみると、か、かたい!
不用意にかみ砕こうとすると奥歯を傷めそうなほど。
何個か試して、豆を横向きにして噛むよりは、豆の境目が縦になるように縦に噛んだ方が、とりあえず二つに割れやすく、皮のバリアが一度とれるとその後嚙み砕きやすくなります。

味は、嬉しいことに、無調味。塩味もなにもついていません。
(塩水に漬けてから炒るというタイプもあるようですが、これは塩なしでした)

ぽっくりして香ばしく、噛んでいくと地味な味が広がっていきます。
強いて言えば、勝栗に似ているかも?
甘さはないけれど、澱粉の密なところが近いです。
(携帯性もよくカロリーもありそうで、兵糧になりそうな感じ)

はじき豆といかり豆、交互に食べると、いかり豆のつよい味付けが気になってしまいます。
はじき豆、気に入った~。

これは、福岡ショップでしか見たことがないので、また買いに行きたいです。

 

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