採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2023:収穫 長野在来

2023-06-12 | +ニンニク

ニンニクの収穫、台風2号によるの大雨の前日にすっかり終わりました。

今年初めての品種については記録しておきたいと思います。

ニンニク友、エガさんに頂いた「長野在来」。
いい感じに育ちました。

長野在来

植えた時はもう色あせていたのですが、フレッシュな状態はとても濃い紫色です。

長野在来

大きさもまずます!
生育途中、2,3本ほどくにゃりととろけてしまったものもありましたが、他は無事でした。

長野在来

花茎はこんな感じ。
細かいツブの珠芽が沢山ついている様子です。


長野在来

ナポリピンクとやや似て見えるのですが、長野在来は、葉っぱがやや幅広く柔らかめの気がします。
あと、玉が、心なしか扁平な、大福餅的な形状のような。
(ナポリピンクはしもぶくれで上がとんがるオムスビ型)

長野在来

鱗片数は、15個くらいでしょうか、1周半~2周に配置されています。


業務連絡:
エガさま、そちらも収穫おわりでしょうか☆
トルコ赤など、一番晩生グループの作柄は如何でしたでしょうか。
今度またニンニク談義、したいですね。試食会みたいなものをできたらいいなあ。
とはいえ、ニンニクって、生かじりの場合、2種類くらいなら味わい分けられますが、3種目以降になると、なんか混乱・・・。
多少加熱しても味が違うのか、いま試しているところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2023:収穫 ハリマ王

2023-05-15 | +ニンニク

ニンニク収穫が、たけなわです(ぜはぜは)。
玄関が持って帰ってきたニンニクで森みたいになっていて、根っこ切りに追われています。

なんか、GWの連休あけてすぐ、収穫期に突入でした。早すぎる・・・。
(ていうか、連休最終日が雨でなければその日に少しは作業できたのに・・)
もうちょっと植え付けを後にすると、収穫も遅くなってくれるのかな???


今年は、ニンニク友エガさんに頂いた新品種がいくつもあります。
(エガさん、作柄はどんな感じですか~☆)


こちらは、ハリマ王。

ハリマ王
4/30の時点で芽(花茎)を折ろうと引っ張ったら抜けてしまったもの。
葉っぱはまだ青々していますが、どうやら十分成熟しているようなのです。
(まだ4/30なのに!)

ハリマ王
玉がぱっかり割れていて、成熟の気配ですよね。
どうもこの品種は、以前植えていて「完全抽台早生」と呼んでいたものに近いかも。
あれも、サイズはこれより小ぶりですが、割れる傾向の品種でした。
(エガさんに頂いた種はこれほど割れていなかった気もするので、肥料とか植え付け時期の問題かもしれないけれど・・・・)

ハリマ王
根っこも、成熟しているようで、こんな感じではげちょろけになります。
こういう根っこなので、簡単に抜けてしまったという訳です。

この時抜けなかったものはもう少し植えておいたのですが、株が最初はぴっしり垂直に生えていたはずが、てんでに斜めってきて、それも根っこの保持力がなくなったためのようでした。
(でもって、割れ方はもっとはげしくなっていました)


ハリマ王
これが、後日収穫分。盛大に割れています。あと、待ってたのに、小さいかも・・。


ハリマ王
最初に抜けちゃった2個が一番大きかったようです。


ハリマ王
花茎の先端はこんな感じ。
(まだ若くて細いですが、もっとぐっと大きくなります)

ハリマ王
中には大粒の珠芽がいくつか入っているタイプです。



今年も交通会館マルシェに出店しようかと思いますので、よろしくお願いします。
実は、3月頃、マルシェ運営会社倒産の連絡があり、関連マルシェは全て中止状態。
どうなることかと思ったのですが、後継会社が設立されて、マルシェ再開のはこびとなりました。
(よかった・・)
gooマルシェルにも出してみようかなあ。でも売れないなあ・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2022-2023:12月末の様子

2023-01-31 | +ニンニク

12月末に、ニンニクの様子を撮ってきました。
今シーズンは、ニンニク栽培マニア、エガさんと種の交換をして、新品種がいくつもあります。
(エガさん、その節はありがとうございました!)

エガさんの畑の様子をしばらく前にメールで頂いて、私も・・・と思いつつ時間が過ぎてしまいました。
この記事の写真は12月末で、今現在(1月末)は、寒波のためかもっと縮くれている感じです。


ソフトネックY

こちらはソフトネックY。


ナポリピンク

中央畝がナポリピンク。
青い棒が立っていますが、植え付け時期の違いです。

ソフトネックA

この畝はソフトネックA。
(ソフトネックYと呼んでいるものとほぼ同じ)

ヴォギエラ

青い棒の間が、ヴォギエラ。
晩生タイプで、日持ちがいいのですが、売れるほどの品質のニンニクにはならないのです・・・。


フランスピンク

青い棒の間が、フランスピンク。
昨年ものすごく生育不良で、ろくなタネもとれず、今年はこれだけ。

トルコ赤

新メンバー、トルコ赤。
これは鱗片が小さくて数が多く、薄い皮(つまり剥きにくい)で、玉も小さいニンニクで、売るには厳しそうな品種ですが、いったいどう育つのかが楽しみです。
あの形状で、花茎が出るらしいのですが、どんな花茎なのでしょう?


長野

新メンバー、長野。
これは元気がいいかも☆
色のついたニンニクがとれるらしいので、とても楽しみです。


紫六片

こちらも新メンバー、紫六片。
植えた鱗片のサイズは、右隣の長野と同じくらいだった気がしますが、弱弱しいです。
このあとの盛り返しを期待したいです。



ハリマ王

期待の新メンバー、ハリマ王。
葉茎つきの状態を見せて頂いたのですが、全体に大柄で、楽しみなヒト。
元気に育っておくれ~。

義城

こちらは義城。
弱弱しいですね・・・。


アブルッツォ

アブルッツォ。
昔は、たまには大玉も採れたりしましたが、いつからか、弱弱しく・・・。
どこかの時点で種が病気に感染してしまったのかな・・。


イタリアピンク

確かイタリアピンク。
フランスピンクよりはマシですかね。


おそらく病気

葉っぱが赤いヒトたちが、あちこちに、ちらほら。
おそらく根が病気に感染した状態ではないかと思います。
収穫まで逃げ切れることもありますが、そこまでこぎつけず、春腐病?軟腐病?で溶け消えてしまう場合も。
なんか、感染エリアが増えてきている気がするのよね・・・。
いまのうちに除去すべき????
(そうすると、だいぶ苗が減っちゃうんだけど・・・・)




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2022:新規導入4品種

2022-10-20 | +ニンニク

ブログを通じて声をかけていただいた方から、種ニンニク4品種を頂いてしまいました。
隣の市にお住まいで、近年ニンニク栽培に力を入れているとのこと。

待ち合わせしてお会いして、しばしニンニク談義を楽しんでしまいました。
珍しい品種は、旅行先で買ったり、あとはメルカリでも結構手に入るのだそうです。
ほかにも勉強になることいろいろ伺ってしまいました☆
(エガさん、その節はありがとうございました!)

さて、新しい4品種はこちら。

ニンニク新品種

ハリマ王、長野、紫六辺、トルコ赤。

ニンニク新品種

ハリマ王は、兵庫県のニンニクのようです。
エガさんは、淡路島の方からネットで購入されて、ここ数年育てていらっしゃるそうです。
外皮のマットな感じや、根っこが抜け落ちているところ、固い軸、鱗片の皮が厚め、上が割れやすそうなところなど、以前育てていたもの(おそらく博多八片)に似ていますが、こちらはずっと大ぶり。
前のものは、どんなにがんばってもこんな大きさにはなりませんでした。


ニンニク新品種

こちらは長野(長野在来)。
すべっとした外皮で扁平な形状です。
薄っすら縞々が見えますが、これがもっと新しい段階だと、鮮やかな赤い縞なのだそう。

ニンニク新品種

鱗片は、ぷくぷくと丸っこい形。
鱗片配置はおおむね放射状。

ニンニク新品種

花茎は、乾燥状態では細く弱弱しくなっています。
こういう軸は、ニンニクの芽として食べると柔らかいはず。

今年、メルカリで長野の方から購入されたものだそうです。(出品者この方
植えるときに見て見た感じでは、傷んだ粒が少なくて保存性が一番よさそうとのこと。
うまく育つといいな~☆

ニンニク新品種

こちらは、山形で買ってこられたという紫六片。
先ほどの長野在来とは対照的に、六片程の楔形の鱗片が、ぴったりくっつきあってついています。
種にバラすのに、マイナスドライバーでこじ割らないといけないほど。
鱗片の皮は厚めで薄紫色です。

山形のは、過去に「最上赤にんにく」を育てたことがありましたが、気候が気に入らないのか段々調子が悪くなってしまいました。
できればもうちょっと大きい玉になるといいのだけれど・・・。


ニンニク新品種

トルコ赤。
赤というほど赤くありませんが、鱗片の皮がうっすらピンク色です。
エガさんがメルカリで購入されたものです(日本産)。
この出品者(ここまるさん)かな)

これは抽苔しないタイプかな?
(と思いきや、完全抽苔タイプだそうです)
鱗片の配置は放射状ではなくて、ランダム。
それぞれの鱗片がとても細く(小さく)、鱗片の皮はごく薄いです。
日本ではあまり見かけないタイプのニンニクです。

日本人は大きくて鱗片数の少ないニンニクが好みのようですが、これはそれとは真逆のタイプ。
ガーリックプレスを使う場合は、皮を剥かずに入れてしまえるし、こういうタイプが便利なのですよね。
福地六片ばっかり人気で、ニンニクのバリエーションが少なくなって、もどかしい気持ちです。



 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク収穫:晩生3種(義城△、スペイン×、フランスピンク△)

2022-06-14 | +ニンニク

ニンニクの収穫記録です。

■韓国義城
以前miyakoさんに頂いた種です。韓国の品種とのこと。

義城

例年、どちらかというと悲惨な出来なのですが、今年は、サイズはともかく、ぷっくり太ってニンニクらしいものがとれました。

義城

あまりに小さいものはやはり捨て子して、大き目をキープ。
すべて種用になりそうです。

義城

このニンニクのトウのところ、今年はじめてまじまじ観察してみました。
(適切な時期に折りとりそびれたともいう)
さやは薄紫の斑入り、剥いてみると、それぞれの珠芽からは葉っぱ?的なものが長く伸びていました。
ほかとちょっと違うかも。

義城

このニンニクは、花茎の周囲に一列に鱗片が並ぶタイプ。
おそらく品種の特性で大玉になる可能性は、あまりなさそうですが、使いやすそうなタイプです。
今年のような低温・低日照傾向にも強そうなのはありがたいです。
今後に期待。

 

■スペイン

今シーズン、ホームセンターで種ニンニクとしてのスペインニンニクをみつけ、植えてみました。
出来は全然ダメ。

スペイン

ぱっと見て分かるように、しもぶくれ感がなく、丸い形状。
未成熟です。


スペイン

うおーん。どう見ても、よろしくない感じ。
私はいろいろの品種植えていたので、まあまあの出来のものもありましたが、この品種だけ植えた人がいたとしたら、ショックだろうなー。
それとも、こんな悲惨なのはうちだけかな??
もう少し畑においておいたら違ったのかな・・・。

スペイン

ふくらみが足りないもの、割ってみたらやはりこういう未熟状態。
「玉ねぎとして使って下さい」と書いてすべて捨て子してしまいました・・・。
(貰ってもらえました)

 

■フランスピンク

フランスピンク

今年、これはまあまあでした。
(スペインの後だったからかもしれないけれど)

でも小さいのが多くてそれは捨て子。

フランスピンク

一応残したのはこれくらい。

フランスピンク

花茎の先端には、目立つ珠芽はできないタイプです。

フランスピンク

この品種は、毎年、鱗片がきちんと形成されない、こん棒のような変なものが結構出ます。
そういうものを切ってみると、皮がひだひだと折れ曲がって、おかしなようすです。
大体みわけがつくので、畑に置いてくるべきなのですが、割ってみるのが面白くて、つい持って帰って解体して遊んでしまいます。

フランスピンク

こん棒のようなものの、球部分の輪切り。
鱗片はどこにもなくて、全部皮です。


フランスピンク

こん棒の中に一球ニンニクが入っていることもあります。
何個か見た年もありましたが、今年は少な目でした。


フランスピンク

茎が太いな、と割ってみたら、花茎がぐねぐねと折れ曲がっていたりします。


 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク収穫(早生2番手グループ):アブルッツォ△、シチリア×、ナポリ白〇、

2022-06-09 | +ニンニク

ニンニク収穫記録の続きです。

早生3種を収穫し、処理が終わったら、次の収穫です。

■アブルッツォ
予想よりはよかった。

アブルッツォ
生育途上から、全ての株について葉っぱの緑色が薄くて、どうにも調子が悪そうでした。
なのであまり期待していなかったのですが、なんとかニンニクらしいものができていました。

収穫が遅れたせいか、あるいは軽度の春腐病か、一部、皮が溶けてしまっていたものもありました。

ごく小さなクズ玉もそこそこあって、捨て子して片付けてしまいました。
大きいけどB品なのは、つかみ取り用にまわそうかと思います。

 

■シチリア
悲惨。

シチリア

なんか、日本で育つの、もういやになっちゃったみたい。
全ての株が、一カ所からフサフサと何本も生えているのがわかるでしょうか。

シチリア

予想通り、全て、こういう二次成長株。
これを植えたらまた全部二次成長するのか、それとも気候か何かの関係でたまには戻ることもあるのか・・・。
これは、捨て子にもできないです。(もらう人はいない)
根を切るのもやめて、放っておくことにします。うちで食べる用かな・・・。
よく使うサイズに刻んで、オイルたっぷりに漬けて小瓶に入れて冷凍しておくと便利です。
(場合によっては秋に少しだけ植える)

 

■ナポリ白
この品種は比較的ましでした。

ナポリ白

葉っぱが割と青かったのでもう少しおいておこうか迷ったのですが、確かこの品種は、収穫が遅れるとけっこ悲惨なことになった、と思い出しました。
二次成長したり、皮が溶けてきたり。
そういうものは少なかったので、彫り上げてしまってよかったです。

ナポリ白

大きいものと小さいもの。
同じ品種ではないみたいですね。


ナポリ白

忘れていましたが、この品種は抽苔しないタイプで、どちらかというと二次成長気味。
固い花茎はありませんが、乾燥を早くするために、茎は切り裂いておきました。
たった1株だけ、5cmくらいの固い花茎が形成されているものがありました。(写真撮り忘れ)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク収穫(早生グループ):ソフトネックA〇、ナポリピンク〇

2022-06-08 | +ニンニク

ニンニクの収穫記録です。

早生で、ほぼ同時に収穫時期が来るのが
ソフトネックY
ソフトネックA(YとAはおそらく同じ品種)
ナポリピンク

今年はやや作業が遅れ気味で、かつサビ病で葉っぱも枯れてしまい、一気に収穫したので、怒涛の作業でした。

ソフトネックYは前に記事にしたので、あと二つを。

■ソフトネックA

ソフトネックA

玉サイズの概況。
大玉が沢山あった去年ほどではありませんが、これくらいでもありがたいと思わなくては。
(このあと、ヒドイのが沢山)

ソフトネックA

この品種は抽苔するのですが、成熟すると、花茎が弱弱しくなって、茎がパッタリ倒れます。
でも中に、がっちり頑丈な花茎がついているものが。
種ニンニクが混ざった? たまたま生育条件で?



 

■ナポリピンク

ナポリピンク

割と強い品種だなーと思っているものですが、サビ病にはやっぱりやられてしまいました。
小玉傾向ではありますが、いちおうニンニクらしく育っているのでよしとします。

ナポリピンク

ナポリピンクの穂先。
(刈りそびれてます)
砂粒のような珠芽が沢山ついています。



今シーズンは冬が寒く、春も涼しめだったためか、この2品種についてはネギコガ(葉っぱ等をかじる小さい虫)は、ごく少な目でした。
このあとの収穫から多くなってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーティチョーク

2022-05-24 | +ニンニク

ニンニク作業にも追われているところですが、毎年摘ませて頂いているアーティチョークが、今年もいい感じになってきたので、摘みに行ってきました。

 

アーティチョーク

うふふ~。 Myアーティチョーク☆(違うけど。でも独占購入なのです)

去年はやや収穫が遅れ気味でしたが、今年は多分丁度ぐらい。
茎を触ってみてベトベトしているくらいだと、茎も食べられて、歩留まりがすごくいいのです。

アーティチョーク

適当にカットして持ち帰り、かえってから葉っぱを除去。
今年はこれくらい。
(去年はもっと多かったかな? 強風でちょっと倒れた株もあったようでした)

左下のミニミニアーティチョークは、外側のガクと先端をカットして、素揚げにします。
とても簡単で、風味濃厚、美味しいです。
ほかは茹でて、食べきれない分は冷凍。 ドリアとかグラタン、オムレツが美味しいと思っています。


アーティチョーク

あと、ルバーブも摘ませて頂きました。
摘んでいたら、ルバーブの花を発見!
こんな花なんだなー。

ルバーブはタデ科でしたっけ。
ほかのタデ科植物は、ソバ、イタドリ、スイバ、ギシギシ。

ふむ。
同じタデ科のスイバの茎(髄)ジャムは、確かにルバーブジャムに似てました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2022:さび病被害と収穫(ソフトネックY)

2022-05-23 | +ニンニク

ニンニクの収穫後処理に追われています。

今年は雨が多く、畑にマメに観察に行っていませんでした。
あるとき、さび病の兆候がみられましたが、黙認したまま沖縄旅行へ。

以前調べた記憶だと、さび病は、冷涼な春の気候の場合、多発するのだそうですが、今年がまさにそれ。
帰宅後、憂鬱な気分で畑に行ってみると、やはり・・・

ソフトネックY

いちめんまっ黄色。
麦畑か?というくらいです。
かわいそうで見てられないよー。わーん。
去年は収穫時もまだ、葉があおあおしていたのに~。

こうなったらもう収穫してしまうしかありません。
(そろそろ収穫時期でもあるし)
これ以上置いておいても、もう光合成できないだろうし、三つ編みに必要な葉が枯れ腐るばかりです。


ダンナサマに手伝ってもらって、端からずっと収穫していきました。

ソフトネックY

先ほどとは反対側からの撮影。
一番南側の畝の、ソフトネックY。
二人で作業するととても速いです。
(土の上にまいてあるのは籾殻)

ソフトネックY

この南端の畝は、例年は一番成績がいいのですが、今年は最初にさび病が発生した場所で、ラストスパートの玉太りに影響ありだった模様です。なんかちょっと小さいような・・・。


ソフトネックY

北側の端にも、同じソフトネックYを植えていました。
こちらは、さび病罹患時期が遅かったのかな、ちょっとましかも。 逃げ切れたかな?
(この収穫時点では葉っぱはさび病で黄色いですが)

ソフトネックY

南端畝よりも、大玉が多いような気がしました。


例年はちょびちょび収穫して作業を進めるのですが、今年は南側3畝(ソフトネックY、ナポリピンク、ソフトネックA)、北側畝(ソフトネックY)を、一気に掘り上げてしまったため、家がすごいことに。

ソフトネックY

玄関ポーチがニンニクで埋め尽くされ・・・。


ソフトネックY

玄関内のタタキ部分にもニンニクが・・・。
(屋外がソフトネックYで、屋内がソフトネックA。ほぼ同じ品種なのですが混ぜたくないので、場所を分ける必要があるのです)

このあと3品種目、ナポリピンクも収穫して、それは色で見分けがつくので、外の玄関ポーチの床に。
いっとき、人間が通れるのは細いけもの道だけになっていました。
(ソフトネックYの処理が進んで多少ましになりましたが)

ソフトネックY

しゃかりきで根・花茎切りを進めます。
今年は小玉が多いかなーと掘ったときは思いましたが、こうやってみると、まあまあかな?
確かに去年は大玉がもっと多かった気がしますが(掘りながら、そして根切りしながら大興奮だった記憶が)、これくらいならなんとか・・・。
(ただ、乾くとかなり小さくなるので、乾いたときはやっぱ小玉になっちゃうかも)

もっと何かしてあげるべきだったかなー。

借りている畑は、無農薬がルールなので通常の農薬は使えないのですが、それでも、木酢液とかかけてやると、さび病防除の助けになるでしょうか?
ご存じの方いらっしゃったら是非教えて下さい・・・・。


ソフトネックY

ときたま、びっくりするくらいの大玉もあります。
あんぱんくらいある感じ。

ソフトネックY

クズ玉は、ためておいてこれでリースをつくったこともありますが、リースの処理に困るので、最近は新鮮なうちに捨て子しています。
集合住宅入口においておいて、通る人にもらってもらう作戦。
結構減ります。助かります。


 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニク2021:全部二次成長(シチリア)

2021-07-14 | +ニンニク

だいぶ時期がすぎてしまいましたが、ニンニクの収穫関連の記事です。

今シーズンは、これまでと違って、追肥を割とまじめにやってみました。
・年内:粒の肥料を株元に(これは毎年やっている)
・年明け:粒の肥料をマルチの上からばらまく感じで(ユーチューブで見たやり方)
・早春くらいだったか:牡蠣殻石灰を株の上から散布
・春先頃:液肥を水に溶かしてジョウロで散水(2-3回くらい)

そのせいか、ソフトネックY、ソフトネックAと呼んでいるものは、とてもよく成長しました。
例年大量に出るクズニンニクがないほど。

一方で、追肥が裏目に出たのかな、という品種がシチリア。
毎年、株も小さいし、玉も生育不良状態の小ささなのですが、今年はちょっと違います。

全部が二次成長!

シチリアヌビアニンニク

確かに例年も二次成長しやすい品種ですが、今年は、ほぼ100%。

シチリアヌビアニンニク

二次成長というのはこんな感じ。
通常のニンニクの葉っぱの隙間から、細い葉っぱが沢山出てきています。
これは、地下のニンニクの鱗片を包む皮が、葉っぱとしてにょきにょき栄養成長してきている、という状態です。

このときに地下を掘ってみても、玉の部分はまだ太っておらず、ネギくらいの感じ。
鱗片分化→鱗片肥大→皮が葉っぱとして生育開始
ではなく
鱗片分化→皮が葉っぱとして生育開始→その後ようやく鱗片肥大
という順番みたいです。

どうしようもないので、鱗片が大きくなるまで放置することにしました。
そうすると、いわゆる分球した状態になって売り物にはなりませんが、各鱗片サイズはそれなりに大きくなります。
自家用とか、タネ用にはまあそれでもいいかなと・・。

シチリアヌビアニンニク

外皮がすっかりとけちゃって、分球したニンニク状態で掘ってきました。
それぞれの鱗片から長く葉(茎?)がのびています。中央の花茎も残っています。

シチリアヌビアニンニク

根っこと葉を落として掃除。
シチリアニンニクにしては粒サイズ大き目! と言えないこともないですが、こんな分球状態では自慢できる状態ではありません。


つかみ取りに入れたらつかんでくれる人いるかなー。
でもみんな、「きれいな」農産物が好きだから、嫌がられちゃうかなー・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする