採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2014台湾:出張チョコがけ

2014-04-28 | +海外

今回、台南のお友達のところで、チョコがけをやってみて、と頼まれていました。
これまで何回かチョコがけピールをプレゼントしていたのですが、それをいたく気に入って下さったのです。

おつうが与ひょうに機織りをするところを見せたくないように、私もてんやわんやのチョコがけは、あまり人に見せたくないです。
でも最近、「電子レンジで溶かすだけ」という方法で大丈夫ということが分かったので、この方法なら、何とかなるかな?

日本からは、チョコレート、チョコを溶かすガラスの鉢、オーブンペーパー、温度計、サクマさんのピールなど芯にするものを持参しました。


台南に着いてみると、丁度陽気がよくなったところらしく、気温は28度くらい。

28度って、夏じゃん!!

普段チョコがけをする時は、外気温10度くらいで、暖房を入れないで作業しています。
汗ばむ陽気でどうしたら・・・!?
しかも、お友達ご夫妻だけでなく、その友人達が大勢集まっています。

たらーり。
こんな大事になろうとは。
失敗する可能性も高いっていうのにどうしましょう。


持っていったブロックチョコを刻むと、普段ならパキパキと折れるような割れ方なのですが、冷蔵したバターのように、ストン、と包丁が入ります。
全然チョコの状態が違います。

電子レンジ方式で7割方温めて、あとは余熱で溶かすつもりが、その状態でもはや目標温度を超えてしまいました。
(恐れてはいたけれど、まさかそんなに上がってしまうとは)

よく考えて見たら、気温(最初のチョコの温度)が約30度なので、たった3度くらいしか上げてはいけないのでした。
保温するつもりで丼を用意してありましたが、急遽氷を出してもらって、冷やす羽目に。
ささっと実演して終わらせようと思っていたのに、(やはり)ドタバタになってしまい、汗やら冷や汗やら、ダラダラです。

だいぶ冷やしたら、今度はチョコがダマダマに。
そこで数秒ずつ電子レンジにかけます。

テンパリングのチェック(少量を紙にひたして、すぐ固まるか見る)をしても、気温が高いため、よく分かりません。
冷蔵庫に数分入れてみたところ、どうやら大丈夫みたい。
という訳で、ようやく浸す段階に。
これはいらしていた皆さんにやってもらいました。(きゃーきゃー、と結構楽しそうでした。大勢でやるのもいいものですね)

本当は、電子レンジで一発で温度調節を決めて、「お家でもやってみて下さいねー」と言えたらよかったのですが、とても簡単には説明できない温度調節ぶりを見せてしまい、そういう訳にはいきませんでした。

私には余裕はありませんでしたが、母がいくつか写真を撮ってくれました。 

(ダンナサマは、こういうレディースのイベントからは遠ざかって、私が苦労しているのも知らず、外でワンコと遊んでいました)
 

台湾にてチョコがけ

みんなにチョコがけをやってもらっているところ。
半袖でいいような暑さ! 

台湾にてチョコがけ

300gくらいのチョコを、無事使い切りました。
固まってみると、ブルームもほとんど出ておらず、よかったです。

芯にしたものは
●日本から持参
ピール(サクマさん、美味しいピールをありがとうございます!)、無印の林檎チップ

●台湾で用意(買ったり、下準備して下さったり、その場にあったものを使ってみたり)
ドライトマトのウィスキー漬け、ポン菓子、ドライジャックフルーツ、生のバナナ、ドライマンゴー、手作りチュイールなど。

ドライトマトのウィスキー漬けが好評でした。
ドライマンゴーは、期待したよりインパクトがないという評価。 

台湾にてチョコがけ

チョコがけの後は、持ち寄りのお食事会に参加させて頂いて、御馳走になってしまいました。
白いごはんと茹でた麺を用意し、持ち寄った煮込みやスープを適宜かけて食べる、というスタイルです。
取り皿が一つで済み、合理的です。

台湾ではどのレストランでも美味しいとは思っていましたが、家庭料理はまた、余計な調味料もなく、しみじみ美味しくて感激でした。

 


■出張チョコがけ反省(あんまりスマートじゃなかったし、多分次回はないだろうけれど)
●持ち物で足りなかったものがいくつかあった 
爪楊枝(ドライトマトなどを刺す用に)
デジタル温度計(電池を替えたのに不調で、結局いらしていた方のを借りた。趣味でパンを焼く方だそう。普通の家庭にはないアイテムなので、すごくラッキー)
出来上がったものを数人で持ち帰ることになったので、箱があったらよかった

●暑い場合は、7割方溶けたら、ではなく、ちゃんと温度を測りながら溶かす

●台となる段ボールは持っていってよかった。
 (この段ボールに折り目をつけておけば、箱になったのに・・・)


======

連休中は出かけたりしますので、更新お休みです。
また5月にお会いしましょう。
よい休日をお過ごし下さい。 

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2014台湾:富士山、台北101、台北の宿

2014-04-24 | +海外

今年3月に行った台湾旅行についてです。
ダンナサマは先に行っており、追いかけて、母と私も移動しました。
 

富士山

行きの飛行機は、天候に恵まれて、富士山がくっきり見えました。
丁度前日に寒波が来たとかで、真っ白!

富士山の右奥、左奥の山脈の頂上も白くなっています。 

富士山

宝永火口は勿論、随分と裾野の方まで真っ白になっていました。

この後も日本列島全体的にいい天気で、グーグルアースを見るかのように、各地の地形がよく見えました。 
和歌山県の白浜は、三日月型の白い砂浜が上空から見てもくっきり分かりました。
(今確認してみましたが、グーグルアースより明瞭!) 

大名商務会館

台北で1泊します。
台北の宿は、台北駅の真ん前の、大名商務会館というところ。
楽天トラベルで予約しました。

無印良品などのショップが入っている商業ビル(五鉄秋葉原ビル)の上の1フロアが、宿泊施設になっています。 

大名商務会館

エレベーターを降りたところ。
女性の頭が見えるところがフロントです。

フロントの方は日本語ペラペラで、お客さんは日本人が大半のようです。
お客さんは常連さんが多いのかな、色々と情報交換をしていました。 

大名商務会館

部屋はこんな感じ。
とても清潔で、快適なところでした。 

大名商務会館

部屋の窓からは台北駅が。
(すごく大きな駅!) 

大名商務会館

そして奥には台北101も見えます。
母が高いところは一応登ってみないと、というので夕方から繰り出しました。 
(母は東京のおしゃれスポットもだいたい制覇しているみたい。スカイツリーはまだのようですが。) 

台北101

こちらが台北101の館内。
地階はフードコートがあり混雑していましたが、上の方は高級海外ブランドショップばかり。
お客さんは少なめで閑散としています。
買う人、月に何人くらいいるのかな・・。 

とりたてて見るところはあまりなく、飾ってある蘭が素敵でした。
 

台北101

建ってから随分時間も経っているし楽勝よね、と展望台受付に行ってみると・・・

うおー、ものすごい混雑!!!
(この日は土曜日でした) 

台北101

1時間待ちですって。
別のところに団体専用入り口がありました。
団体客をどんどん捌くため、個人客の枠が少なくなっているのかもしれません。

しばらく別のビルでごはんを食べたり靴を買ったりして、再びアタックしてみたのですが、やっぱり1時間待ちのまま。
諦めることにしました。
 

台北101

一応、これが台北101。

101からの眺めは見られなかったけど、101は見えたから、まあいいかな・・。

 

 

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自家製生ハム(1本目):最近の生ハム(2014.4)

2014-04-23 | +肉・魚系保存食

とても暖かくなったかと思えば、薄ら寒かったり、微妙な春のお天気です。
昨日ちょっと降りましたが、雨はぜんぜんなくて、アミガサタケはまだ1個も見ていません。

気温が上がって、いろいろなもののカビに気をつけないといけない時期です。
カビといえば。


生ハムの、最近の様子はこんな感じです。

 

生ハム原木

北側の、普段使っていない部屋の室内にぶら下げてあります。
風通しがいい方がいいのかな?と思って、少しだけ窓を開けてあります。 

あ! でもわらびさんのお宅では、あまり風の通らないところに吊してあったような・・・。間違えたかもしれません。 

生ハム原木

表面には、いい菌も悪い菌も、あまり見あたらないようです。
かすかに点々と見えるのが、いい菌(酵母菌)でしょうか?
もっといっぱいあった方がいいような・・・。 

生ハム原木

乾燥して縮んでいるからか、下に脂が滴っています。
新聞紙でカバー。 


もしかして、低温多湿の場所の方がよかったのかな?
窓を開けて風通しをよくしたことで、乾燥しすぎになったかもしれません。
(duckbill先生、わらび先生、ono先生、今更遅いですが、本当はどうする方がいいのか教えて下さい!)


今度の連休には、白樺山荘に捨て子、いや、熟成に持って行きます。
他の方々の原木が、それぞれどう違っているか楽しみです。 


■■自家製生ハム
2014/01/18 塩漬け
2014/01/24 冷蔵庫に移動
2014/02/03 21:00~ 2014/02/04 20:45 塩抜き
2014/02/04 21:00~ 吊して乾燥 
2014/04    引き続き乾燥中。脂が滴っている模様 

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干し柿アイス(?)(市販品)

2014-04-22 | +お菓子(各国)

 台湾にて、ポスターでこんなお菓子を見かけました。

干し柿アイス

干し柿アイスクリーム

(だと思い込んでいましたが、今写真を見直すと、「cake」や「焼」と書いてあるので不安になってきました。違うかも)。


(↑これが干し柿アイスだとして話を進めますと・・・)

平核無タイプの干し柿に、アイスクリームを詰めてあって、美味しそう☆
 

干し柿は糖分濃度が高いため、冷凍してもカチカチにならず、しにょっと柔らかいままです。
つまり、加工しなくても、もっちりした「雪見だいふくの皮」状態。

甘い柿と、(出来ればあまり甘くない)プレーンなアイスクリームは、合いそうです。


問題はどこに穴をあけ、どうやって詰めるか。

ヘタをくり抜くか、底に切り目を入れるか・・。

ヘタをくり抜き、アイスを詰めた後にまたヘタをもどしておくのが順当かな。
でも、ヘタの周りをかじかじと囓るのも、干し柿の醍醐味のような気もします。
それに、この写真のものは、ヘタをくり抜いてあるようには見えないです。


生の状態ではぽちゃぽちゃと柔らかい果肉の隙間(?)にどうやってアイスを詰めるのかも、問題です。

柿が半分凍った状態で、あけた「穴」からスプーンか何かを入れ、バルーン状に膨らませ、そこに絞り出し袋で半固体状のアイスを絞り入れればいいかな?
かなり細かい作業になりそうです。
(絞り出す圧力では、柿の中にクリームを詰められない気がします)

底になる側だったら結構大きな切り目でも大丈夫そう。
底側をやや長めにカットし、やはりスプーンか何かを使ってバルーン状に成形し、丸めたアイスを詰めるような感じかな?
ヘタ側はよく見えるので、作業時に破れてしまったりすると商品価値を損ないます。
ロスが少ない底カット方式のような気がします。

皆さんはどうやって作っていると思いますか?  (アイスじゃなくてケーキだとしても、中にどうやって詰めているのか不思議)


冷凍庫に八珍柿があるし、今度試しにやってみようかな。




 

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2014台湾:石梯湾 緩慢 ホテルアダージオ The Adagio, Shitiping, Taiwan

2014-04-21 | +海外

3月末に台湾に行ってきました。
お友達ご夫妻に案内して頂いて、花蓮の郊外の石梯湾というところで、とてもゴージャスなプチホテルに泊まってきましたのでご紹介します。
あまりにゴージャスで、私の写真では全然伝えきれませんが・・・。
 

石梯湾Adagio

台湾の東海岸の石梯湾というところにある、緩慢石梯坪 The Adagio, Shitipingというホテルです。 
ホテルのホームページはこちら
 

石梯湾Adagio

全景はこんな感じです。
もともとは実業家の別荘だったものを改装して、客室5部屋のプチホテルにしたのだそうです。

石梯湾Adagio

もとが別荘(住居)だからか、とにかく共有スペースがたっぷりとってあるつくりです。

こちらは1階にある丸いもの入れ(靴箱)。
それぞれの引き出しは扇形をしています。
当然ながら、レールは底につけるタイプ(最近、家具金物や建具に興味があるのです)。 

石梯湾Adagio

部屋から海側を見た眺め。
驚くほど開発されておらず、とても綺麗なところです。

石梯湾Adagio

前庭は綺麗な芝生などがあります。

石梯湾Adagio

2階、3階に客室と、またそれぞれ共有スペースがあります。
こちらは3階の海側の共有スペース。

石梯湾Adagio

3階山側の共有スペース。
なんと立派なキッチンとダイニングが。
(写真はホテルHPからの借り物です)

石梯湾Adagio

こちらは2階山側の共有スペース。 
(ダイニングキッチンの階下に相当する場所) 

石梯湾Adagio

上の本棚の反対側はこんな感じ。
それぞれのソファーはかなりの大きさですが、床面積が広いので余裕で収まっています。 
そもそも別荘だったときは、何人で、どういう使い方をしていたのでしょうね? 

(あまりに広く、どこに座って何をしたらいいのか、まごついてしまいました。貧乏性というか貧乏というか・・) 

石梯湾Adagio

客室も豪華。
こちらは変わった間取りで、ベッドルームから間仕切りなしでお風呂場になっています。
バスタブはビレロイ・アンド・ボッホのツルピカのもの(滑ります)。
お風呂の湿気がそのままベッドルームに移動するので、如何なものかと思う間取りでした。 

石梯湾Adagio

バスタブとは別にシャワーブースもあります(写真左)。
洗面台も、二人分。 
一部屋に1つ、ハーブ石鹸やシャンプーの種類を選べるようになっています。我々はレモングラスを選びました。
他にはバラやラベンダー、百合など。 

石梯湾Adagio

ベッドにはかわいいくまさんが。

石梯湾Adagio

引き出しの前板をこういう風に斜めに欠いてありました。

家の根本(広さなど)が違うためインテリアは参考にしにくいですが、この辺りなら少しは参考に・・・。
 
(というか、そういえば我が家の目標は、片付ける/ものが無くならないようにする、という段階。
「インテリアというのは片付けができた人のみが楽しむことができるもの」だそうで、私にはおそらく永遠に・・・) 

石梯湾Adagio

1階にはハーブ石鹸や木工作家の作品が展示・販売されています。

石梯湾Adagio

木の実を使った携帯ストラップなども。

石梯湾Adagio

魚のお盆。素敵・・・。
使うあてもないので見るだけに留めましたが、壁にかけて飾るという手もありますね・・・。 いやいや、ものを増やしている場合ではないのであった・・・。

石梯湾Adagio

木工作家さんはおそらくこの方。


もともと素敵な豪邸だったのだとは思いますが、隅々までデザインや美的センスが行き届いた、ゴージャスなホテルでした。
(ホテルのHPにも沢山写真があります)
台湾の東海岸で優雅にのんびりされたい方は如何でしょうか。
周辺には特に何もないですが、忙しい日々を忘れてしばし滞在すると、リフレッシュできそうです(1泊では勿体ない気がします)。
とても人気だそうで、前々から予約を入れておいた方がいいようです。

朝食と夕食を頂きましたが、自然食というか野草食?というか、ある意味、今風のセンスの健康によさそうなお食事でした。
こちらもまた別途記事にします。

なお、緩慢Adagio は、なんと!!北海道の美瑛でも支店(?)を経営しているようです。 
こちらは、もう少し素朴ですが、やはりナチュラルで素敵なインテリアのようです。 

■参考情報
ホテル情報サイト トリップアドバイザー による  緩慢石梯坪 The Adagio, Shitiping

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市木オレンジママレード、ピール

2014-04-17 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

以前、市木オレンジという珍しい柑橘を頂きました。

温州みかんと夏みかんのハイブリッドというかキメラというか、遺伝子が混ざっちゃったものだと思います。
 

市木オレンジ

こんな風に、外見は夏みかんや甘夏風で、大きくて固いのですが、果肉は温州みかんのようにオレンジ色で柔らか・ジューシーなのです。

この皮がとても立派なので、ママレードとピールにします。 

市木オレンジ

まず縦半分に切り、果肉の中央に切込みを入れて、シトラスジューサーで果汁を絞ります。
このジュースはさわやかで甘さもあって、朝に頂くとビタミンが体中に沁みわたって目が覚める気分!

市木オレンジ

絞ったあと、じょうのうを取り除き、皮を縦にもう半分にカット。
つまり縦4分割の皮になります。
これを2回下ゆで。
えらく、くるん、と丸まる皮でした。
 

市木オレンジ

この皮の四辺を薄くスライスして、平行四辺形にし、この部分はピールにします。
四角いと、鍋にきっちり入れやすく、また瓶にも詰めやすいです。
カットする際も同じ大きさの棒状が作れて、チョコがけの際に便利です。

市木オレンジ

スライスした方はママレードに。

市木オレンジ

市木オレンジの果汁は飲んでしまったので、ほかにふんだんにあるタンカンを使うことにしました。
果肉を取り出して、一緒に煮ます。
(ドライマンゴーも少々)

煮てみて驚いたのですが、品種の特性なのか育て方なのか不明ですが、ものすごく皮が固い!
かなり長時間煮てもやわらかくならない、とても丈夫な皮でした。 (とはいえ何とか煮えました)

市木オレンジ

市木オレンジ6個分の皮の、周辺部分から、ママレードが7つできました。

市木オレンジ

タンカンをふんだんに使ったので、濃厚な味のママレードに。
ちょっと皮が固めだったかな・・・。
食感のあるママレードになりました。


2014/04/13作
市木オレンジ皮、タンカン果肉、みかん果汁、果糖、ドライマンゴー、レモン汁 

市木オレンジ

平行四辺形部分の皮は、ピールになりました。
ピールを煮る際、タンカンの果汁を絞って一緒に煮てみました。
糖度が高く、また途中で濾すので、シロップの濁りはなくなります。
(多少モロモロは含まれています)

これまでは砂糖とレモン汁で味付けしていましたが、皮に果汁からくる甘酸っぱい風味がつくことを期待しています。 

2014/04/16作
市木オレンジ皮、タンカン果汁、果糖、レモン汁

(この前、バネ式保存瓶は気に入らないとか書いていましたが、あるとやっぱり使ってしまいます・・・) 

市木オレンジ

再び作成。
今度は、四辺をざっくり切り落として平行四辺形にし、その切り落としの鋭角三角形の部分もピールにしました。
今回はフェンネルで香りづけしてみました。
スイートオレンジとフェンネルの香りは合うのではないかな。

2014/04/20作
市木オレンジ皮、タンカン果汁、果糖、レモン汁、フェンネル 

 

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ゆめほっぺ/せとみ (柑橘) orange SETOMI

2014-04-16 | +フルーツ

初めて見る柑橘があったので、買ってみました。

名前は「ゆめほっぺ」。
山口県で開発された品種のようです。

調べてみると、ゆめほっぺというのはブランド名で、品種は「せとみ」で、2004年に品種登録されたものだそうです(ううむ。品種も書いておいて欲しいなあ、もう・・・)。 
 

せとみ/ゆめほっぺ

清見を母に、吉浦ポンカン(山口県原産)を父に交配し育成された山口県オリジナルかんきつです。
「ゆめほっぺ」は甘さがほほに広がりほっぺが落ちそうになる夢の食感です
という解説がありました。
2月上・中旬が収穫期で、1カ月ほど貯蔵期間をおき、3月上旬から4月中旬にかけて出荷されます。
せとみの中で糖度13.5度以上、酸度1.35以下のものが、ゆめほっぺとして販売されるようです。 

せとみ/ゆめほっぺ

持ってみると、ずっしり重たいです。
表面はとてもピカピカ。
扁平な形状で、おしり(花落ち)のところに黒っぽい○があります。 

せとみ/ゆめほっぺ

皮を剥いてみると・・
おっとびっくり、比較的分厚い皮!
とはいえ手で剥ける柔らかさで、むしるように剥く感じです。
そして、みかんに白いフワフワが残るような剥け方です。
(みかんにひっついたフワフワは、掃除しにくい) 

せとみ/ゆめほっぺ

白いフワフワは残るものの、じょうのう(房の袋)は極薄で、「せとか」同様、ひらひらと破れんばかり。
一方中のツブツブはしっかり系で、シャキシャキした歯応えが楽しめるタイプです。 (せとかはジューシー系)
種はなし。 


食べてみると、外側にくっついている白いフワフワは、味・食感にはほとんど影響なしです。
果肉のツブツブ・パリパリした食感が、私はすごく好み。
そして、甘さが濃厚!

いわゆる果汁がしたたるタイプではないのですが、噛みごたえのある果肉を噛んでいると、口に濃厚な風味が広がります。
(このあたりから、「ほっぺ」という名前がついたのかな)
酸味もあるので、甘い温州みかんのような薄甘さではなく、濃厚なタンカンに近い印象です。
じょうのうが極薄で果肉の味のみが前面に出てくるので、タンカンよりもっと濃厚かもしれません(タンカンはじょうのうがやや分厚い)。
タンカン系の濃厚な甘味と、パリパリ系の食感が好きな方にはオススメです。

皮がやや厚めなのも、安心感があって私はいいと思います。
最近は極薄の皮の柑橘が流行っていますが、恐らくある程度厚い方が栽培しやすいでしょうし、買った後も保存がききそうに見えます。



ちょっと不満が残るのは、まずは名前かな。
「せとみ」(2004年品種登録)というのは、「せとか」(2001年品種登録)や「はるみ」(1999年品種登録)と紛らわしい・・・・。
せとみの品種登録時には、せとかやはるみは既に登録されていたはずなのに、意図して似たような名前にしたのだろうか。
また買いたい美味しい柑橘なのですが、覚えらないかも・・・・。

ゆめほっぺ、というブランド名を別途立ち上げたのも、うーむ、という感じ。
どちらの名前にも、山口県らしさもないし。
むしろ、覚えやすい名前で一本化した方がよかったんじゃないかなあ・・。

愛媛県が女の子の名前で攻めているような気がするので、山口県は、えーと、幕末志士の名前で攻めたらどうだろうか?
「晋作」とか。 (?)
甘い柑橘に勇ましい名前ではダメかな。(批判しちゃってますが、自分にもセンスありません、すみません・・・)


剥いたときに、白いフワフワがみかんに残るのも、第一印象的にはいまひとつでした。
(食べてしまえば、気にならないのですけれど)
甘平は、薄い皮を剥くと、アラバスターのような半透明な果肉が現れて感動ものでしたが、せとみは、それとはだいぶ違う感じで、剥いた瞬間、ちょっともっさり冴えない感じ。
でも味は、高級柑橘「せとか」に負けないです。
「せとか」の、ちょっとhairyな妹分、という風に覚えよう。



 

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いもぼた  rice and taro ball

2014-04-15 | +お菓子(各国)

4/14、里芋を植えてきました。
在庫の里芋を全て取り出してみて気づいたのですが、台湾赤芽芋(仮名)がない!
どうやら種芋を残しておくのを忘れて、全部食べてしまったようです。

畑にまだ埋まっていたはず、と掘り返してみましたが、この冬の寒さで、全て溶けて腐っていました・・・。
(一応、土やら草やらをこんもり盛り上げておいたのですが・・・)
えーん。

ちょっとショック・・。
いつも、巨大に育って食べきれないくらいだったので、油断していました・・。
ちょっとアクは強めですが、ホクホクして美味しいお芋だったんだけどな・・・。
こういう事態に備えて、誰かに種芋をプレゼントしておけば(そして育てておいて貰えば)よかったかも・・。
まさかのお家断絶・・・。


結局植え付けたのは、八名丸芋、台湾黄芋、熊本の赤芽芋(辛うじて残っていた1個)。

またどこか地方に行ったら、面白い里芋を買ってみよう。

=====

里芋は株のまま保管してありました。
植え付けるのは、孫芋に相当する小さなお芋で、在庫のごく一部。
残りの芋も、そろそろ食べてしまわないといけません。

沢山まとめて作って、冷凍しておけるものがいいです。
という訳で、図書館で借りてきた本にあった、「いもぼた」を作りました。
もち米の代わりに里芋を使った、おはぎのようなものです。

■いもぼた
■材料
うるち白米 3合
里芋(沢山残っていた八名丸芋)  電気釜に並べて白米が隠れるくらいの量

(1)里芋は皮を剥いて適当な大きさに切り、いちど茹でこぼす。
(こうすると、傷んだ場所がピンクに染まったりしてよく分かるので、下ゆでするようにしています)
(2)研いだお米を、やや多めで水加減し、そこに里芋をのせていく。
分量はお米が見えなくなる程度。
(3)炊飯器で普通に炊く。 
炊き上がったらすりこぎでぺたぺた潰す。 
(4)あんこやきなこ、胡麻など、おはぎ同様の仕上げに。 


 

いもぼた

今回はMy胡麻の煎りごまと砂糖を混ぜたものをまぶしました。
中にはあんこはなし。
うっすら甘いおにぎり、という風情です。
 


この状態で冷凍しておきました。
小腹が空いたとき、おにぎり代わりに食べられる薄甘味です。
甘いものが食べたいときは、解凍後にあんこを埋め込もうかと思っています。


====


先日、台湾の知人のタブレット端末で、自分のブログを見せようとしました。
アドレス等は分かるので一応見せられるのですが、キーボード(入力方式/言語)が違うので日本語が入力できず、捜している記事を検索することが出来ません。
で、英語があったら便利かな、と思って、タイトルに英語(モドキ)を並記してみているところです。
でも、そろそろ面倒臭くなってきました・・・。
(おはぎ って ほんとに rice ball で通じるの? おにぎりとどう違うのかしらん?)

でもまあ、自分が思い出して検索出来るのが第一目的なので、もうしばらく続けてみるかな・・・。 

何か間違いに気づかれましたら是非ご指摘下さい。


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カバンの裏地修理と補強 Fixing the lining of leather bag

2014-04-14 | +縫い物


 ダンナサマの革のボストンバッグ、久しぶりに取り出してみたら、裏地がひどいことになっていました。

革鞄裏地

ビニールコーティングされた木綿布なのですが、ビニールが劣化してボロボロのネバネバになっています。 
ボロボロしたクズを全て取り除けばいいだろうとガムテープで剥がすのを試みましたが、木綿生地側が劣化した接着剤でネバネバなので、もうどうしようもありません。
「革もクタっとなっているし、捨てる?」と聞いたら、「だめ~」というので、修理を試みることにしました。
(まだミシンの神様が降臨中) 

革鞄裏地

既存の縫い目はそのまま生かし、それより小さい範囲で裏地を切り取ります。
革の内側にはスポンジが貼ってありました。 

革鞄裏地

新しい裏地はどうしようか、と辺りを見回してみると、今期限りで捨てようかと思っていたゴアテックスのヤッケが。(20年以上愛用)
鞄と同じくらいの年齢なので丁度釣り合うかなと・・・(鞄の方が若いかも)。
切り取った裏地をあててみると、これの背中が丁度間に合う大きさです。
とある作戦があり、ヤッケの表地と裏地を両方使うことにします。
適当に切って、ミシンで縫製。 

革鞄裏地

作戦というのは何かというと、クタっとへしゃげている鞄をしゃっきりさせたいということ。
何か芯のようなものを組み込みたいです。

という訳で、パイピング芯を(ネットで)買ってみました。
しかしこれは、細いし柔らかすぎるし、今回の目的には不適。
(クッション、又はがま口にでも使います) 

革鞄裏地

何かこう、強靱だけれどしなやかなもの・・・と捜してホームセンターをウロウロ。いいものが見つからず、我が家でもキョロキョロ。
お!コレは!? 
我が家にあった折りたたみランドリーバッグに使われているワイヤーが、素材としては丁度よさそうです。
こんな感じのステンレス製のものなのですが・・ 

革鞄裏地

平たいリボン状をしていることで、丸く広がろうとする力が強く、しかも適度にしなやかです。

革鞄裏地

そういえば2日ほど前、100円ショップで小さめのランドリーバッグを見かけました。
あれだ!と買いに行ってみると、売り切れ。
失意にうち沈んでウロウロすると別のコーナーでこちらを見かけました。
これにも例のワイヤーが使われています。 

革鞄裏地

バイヤステープ部分は残して内側だけ切り落とします。
(四角かったものが、張力でまん丸に)
これを、裏地の内側に組み込みます。
幸運なことに、長さはぴったり。
長すぎた場合はどうやって縮めてつなごうか悩んでいたところでした。

ポケットを縫いつけてしまっていたため、片側は袋の内側に入れるだけで済みましたが、片側は縫いつけました。(分かり難くてすみませんが読み流して下さい。詳しく知りたい方はコメント下さいませ) 

革鞄裏地

最後は、袋の口部分と本体を手縫いで縫いつけました。
(写真は黒いのがヤッケの裏地、白いのがゴアテックスの裏に張ってある素材。この黒いところが見えなくなるように縫いつけました。後ほど違う写真に差し替えます) 

革鞄裏地

出来上がり!
作業前は、ぺしゃんこにへたり込んでしまう元気のない鞄でしたが、なんと自立するようになりました!

革鞄裏地

中はこんな感じ。
じっくり見るとボロはありますが、一応使えます!
前の黒い裏地よりは格段に見やすくなりました。 
(ちょっとゴワ付きますが・・・) 

革鞄裏地

ポケットも、最初にあった革の飾りとファスナーを生かすようにして取り付け直しました。
内布も取り替え(これに気づいた時は面倒でぶち投げようかと思ったけれど、やってみると何とかなった)。
ここにはヤッケのフードを使いました。
フードは全然使っていなかったため、色が鮮やかです。
そうか、昔はこんな色だったのか・・・。 


細かいところはさておき、完成してめでたい!

トータルで10日くらいかけて、都合がつく時に少しずつ作業したのですが、途中、ポケットの内布交換が面倒でくじけそうになり、また縫いつけるための切り込みを、少々切りすぎたことに気づいて放り出しそうにになりました。でも、
「ザツでもいいので終わらせる!」
という決意で進めました。

この後、皮革用クリームも塗ってあげる予定ですが、あとどれくらい使えるかな・・・?


私の経験からいうと、ある部分の修理が必要になってそこを修理したとしても、他の部分もほどなく傷んできて、結局寿命は間近、という可能性が高いです。
でも、それでもいいや。
かかったコストはほんの108円ですし。

何より、修理作業を経験したことにすごく意味があったような気がします。

特に面白かったのは、ワイヤを入れるというアイデア。
鞄が自立する程の効果があるとは思っていませんでした。
革の鞄って、新品のうちはシャッキリしていますが、使い込むと、よくいえばしなやか、悪く言えばグニャグニャになってしまいます。
この技は他の古い鞄にも応用出来そうです。

というか、古くなってからではなく、なるべく新しい段階でこういった補強ワイヤを入れておくと、型崩れ予防になりそうです。
(この先、上等な革の鞄を買う予定はないけれど・・・)
 

コメント (6)
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アンプとスピーカー Audiophile

2014-04-10 | +自宅 家具等製作・改良

ダンナサマは、昔からクラシック音楽のファンで、当時の音楽ファンによくいたように、オーディオマニアでもあります。(オーディオマニアは英語だとaudiophileですって)
レコードや最近ではCDなどのソフトに加え、音響機器にも随分お金をかけてきたのだとか。
(昔は娯楽も少なかったしね)
スピーカーやアンプを2セットくらい持っています。
乏しいお金をやりくりして、厳選して買ったのだそうです。
なのに最近では、パソコンにCDのデータをとりこみ、音響機器なしで聞いていることが多いです。

一方で、私は音楽に疎いです。
嫌いではないけれど、クラシックのごく限られた分野以外は苦手。(オーケストラは音が多すぎてダメ)
家で作業する際は、音楽をかけるのではなく、TVをつけてしまうことが多いです。
(ダンナサマも結構TV好き) 
私は、それ本体から音が出る機械しか使ったことがなく、音響機器のことはさっぱり分かりません。

ダンナサマのお婿入り道具(?)に、スピーカーとアンプがありました。
結婚直後、「これは使えるの?いい音が出るの?」
と私が聞くと、
「うん。まあね。でもスピーカーケーブルを買ってこないと」

と言われて  早××年

(・・・月日はあっというまに経つものですね・・・)


最近、図書館で借りたりして、時々片付け本を読んでいます。
そこに、
「モノは本来は何かをするための道具です。モノは使う場所のそばに置いて、すぐに使えるようにしましょう。使わないモノは処分を考えましょう」
みたいなことが書いてありました。  ふむふむ。

とすると。
××年も前からずっとある、あのスピーカー、使えるのであれば使った方がいいよね!?

我が家でよく使う、音が出る機械はTVなので、TVの音がこのスピーカーから出てくれば道具として役立っているといえるはずです。

という訳でダンナサマにTVへの接続を依頼。
今回は意外とダンナサマの腰が軽くて、週末1回で、ケーブルの買い物と設置までやってくれました。

CSチューナーとビデオ、DVDなどのデッキをいろいろ経由してケーブルを繋いだりしてしばし作業。
そして、何年も何年も放置していた機械から、ちゃんと音が出ましたよ!
 

アンプとスピーカー

こちらが昔ダンナサマが買ったアンプ。ALPINE/LUXMANというメーカー(ブランド)のLV-105という機種。
スピーカーとの相性があるらしく、いくつも組み合わせて試聴し、厳選したのだそうです。 

アンプとスピーカー

こちらがスピーカー。
Rogersの、小型でモニター用のものだとか。
「でもすごくいいスピーカーなんだよ」とのこと。 ほえ。

アンプとスピーカー

で、つないだTVは、昔懐かしい厚型のこれ。
私のお嫁入り道具です。
なかなか壊れないので、ずっとこれを使っています・・・。 

アンプとスピーカー

大きなアンプは既存のTV台の中には収まりません。
仮の足場を積み重ねてとりあえず設置。
(後日もうちょっと安定した台を考えます) 


で、アンプとスピーカをTVに繋げてみた結果ですが。

物置に置いておくよりは使った方が、という程度の目的しかありませんでしたが、音響効果も大違い!!
まーびっくり。

音楽や音響に疎い私でも分かります。

・TVで喋っている人の声がとてもくっきり聞こえる。
・TVで起こっていること、 例えばしゃべっている人のそばに羊がいて藁をはんでいるようすが、よく分かる。
TVの画面サイズも画質も変わっていないのに、まるで画面がくっきりしたかのように情報量が増えた
・当然ながら、音楽に厚みが生まれた。高音域がくっきり。

これまでは、TVという箱からモジャモジャした音が発せられているなー、と思って聞いていましたが、いいスピーカーからステレオ(左右)で音が出てくると、すぐそこでナニカが起こっているような、臨場感があります。

これは、設置してもらってよかったかも。
ダンナサマ、グッジョブ!

====

あとね。

ダンナサマ愛蔵のレコードが、長さでいうと1メートル分くらいあります。
なのにレコードプレーヤー(ターンテーブル)が壊れているのだそうです。
(古いし、もうメーカーも受け付けてくれないのだとか。)

「どうせ聞けないのだし、レコードと壊れたプレーヤー、両方処分すると片付くよ?」
と水をむけてみると、
「だめ~
ですって。

この前のミシン屋さんみたいに、どこかに、レコードプレーヤーを修理してくれる名人はいないものでしょうか・・。 
直す(直してくれるところを捜す)か、買い換えるか、(はたまた処分する決断をするか)、ダンナサマもうひとがんばりよろしくね☆ 






=======
■2014.6追記
アンプにちょっと不調のところがあったため、修理に出しました。
これはメーカーが修理を受け付けてくれて、1週間程度で修理完了。
更に快調に動いて(?)います。 

レコードプレーヤーも修理し、復活しました! 

コメント (11)
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