採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

TIRIのパネトーネ

2022-01-20 | +パネットーネ・コロンバ

憧れのパネトーネ、イタリアのお友達に送って頂きました☆
(Aさん、ありがとうございました!)

素敵な青い箱のパネトーネは、TIRI。
dissaporeのサイトのランキングで、上位(5位以内)入賞の常連店です。

TIRIのパネトーネ

12月4日に発送して頂き、手元に届いたのは27日。
いま荷物が大変混雑しているとのことですが、所要日数20日間程度というのは、船便にしては早いかな?航空便だったのでしょうか。
(ちなみに日本発イタリア行きは、いまなんと、船便しか受け付けていないのだそう)


TIRIのパネトーネ

箱は、写真だとうまく写っていませんが、立方体ではなく角錐台形。紙はかなりぶ厚いです。
中には、わりとゆとりをもって、パネトーネが入っています。

TIRIのパネトーネ

袋をあけた瞬間、とてもいい香りが漂います。
何の香り、と特定はできないのですが(例えばオレンジとか)、とてもさわやかないい香り。
発酵の香りと、あとフルーツの混じった感じなのかな。

上のドームはぷっくりふくらんで、さほど潰れていません。
(やっぱり箱入りはいいな)
周囲は、心なしか、四角い箱にあわせた四角っぽい形状。

TIRIのパネトーネ

ケースとパネトーネは、やや隙間がある感じです。


TIRIのパネトーネ

カット。
生地は、明るい黄色で、軽やかな色合いです。
レーズンは、薄い色のサルタナかな。
レーズンやオレンジピールの場所などに、ところどころ大きな気泡があります。

TIRIのパネトーネ

折角なのでもう一枚。

TIRIのパネトーネ

引き裂いてみると、縦の繊維構造がよく発達しているのがよく分かります。

味は、とってもしっとり、きめ細かくてシルクのよう☆☆
食べた瞬間に香りが口に広がります。

実家の朝食で頂いたのですが、母が、
「今年これまで食べたパネトーネとは全然違う!」
と。
(実家で食べたのは確か、イータリーのボニファンティとカルディのコルシーニ)
ボニファンティはパサパサで論外として、コルシーニは結構しっとりだったようには思いますが、アルティジャナーレ(職人製。大量生産の工場製と違うという意味)のものは、何というか、フレッシュさ、そして造りの丁寧さのようなものが違う気がします。

今年、試食会にも行って何種類も食べて思ったのですが、「おお、これは」と思うのはやはりアルティジャナーレのもの。
工場製のものでも、パネトーネとして美味しくいただけるのですが、アルティジャナーレのものは、作った人の目指す方向性がなんとなく伝わる気がします。(未熟な味覚ではありますが)
きめ細かくしたいのか、むしろ気泡大き目でぼわぼわにしたいのか、コシを出したいのか・・。

TIRIは、しっとり繊細きめ細やか系。
そしてこれは、確実に日本人に受けそうだと思いました。

昨年頂いたベススキオは、パンの気配がしっかりする、コシのあるタイプのパネトーネで、これはこれで美味でしたが、
高級「”生”食パン」とか柔らかくなくな系が好きな日本人にはこちらが受けそう。
(私自身は”生”食パンは、一度だけ食べて、苦手と思いましたが。)


TIRIのパネトーネ

原材料:
小麦粉、バター、レーズン20%、砂糖、放し飼い鶏・カテゴリーA・低温殺菌の生卵黄11%、オレンジの皮砂糖漬け15%(オレンジ皮、グルコースシロップ、砂糖)、天然母酵母(小麦粉)、オレンジペースト、蜂蜜、塩、天然マダガスカルバニラ香料


こちらのものは、チェドロは使っていないようです。
あと、記載が細かいので、卵にこだわっているようですね。
確かに卵の味って、お菓子に結構影響します。
いい卵を使うと、焼いたときの香りがとてもいいと思います。


今シーズンの〆を飾る、スペシャルなパネトーネでした。


・・・・・

と思いきや。


年明け、ふと検索していたら、輸入がクリスマスに間に合わなかったと思われるパネトーネを発見。
名残にぽちっとしてしまいました。
(おばか)
もうひとつ、記事にします。

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2022お正月料理

2022-01-17 | +お客さんの日

年末、今年は29日に移動して、さほどお料理三昧という訳でもなく、割とのんびり過ごしてきました。
それというのも、年末に一度だけ買い物に行ったのですが、行った先がホームセンターとそこに併設のスーパー。
そのスーパーがあまり品ぞろえがよくなくて(大きいローストビーフ用肉とか売ってない)、何か買い物しそびれてしまったのでした。

新年会は2日で、弟一家が来てくれて総勢7名。
姪っ子ちゃんは、もうすぐ高校生ですって。
生まれたばっかりのずーっと前は、座布団に収まる大きさでちんまり寝ていたよなー。
もうお姉さんなのですが、そのほかはみんな高齢者で、共通の話題があまりなくて気の毒といえば気の毒でした。
(今度はファッション雑誌でも持ってきてもらって、いまどきファッションを教えてもらおうかしらん)

29日 午前もちつき一臼(by母)。我々は午後到着。午後もちつき1臼。
   父が早い段階からおせち料理気分だったようで、買ってきたもの(黒豆、伊達巻など)はもうこの日で食べ終わるような状態でした。
30日 パンプキンパイ作成。もちつき2臼。(確かこの日の2回目以降は、餅つき機の不調により鍋で蒸した)
   みんなで買い物。ホームセンターで、スポイト、照明とりつけ器具、父の腕時計ベルト。スーパーでその日の夕食用薄切り肉等。
31日 もちつき2臼。ランチに年越しのかけそば。自然薯添え。夜は紅白を見ながら、みんなで「これ誰?」「さあ」などと。
1日 お雑煮を食べたりとか。
2日 重箱詰め。新年会
3日 午前中は駅伝を見てのんびり。青学圧勝、見事でしたよね。帰路の車中、タブレットで区間順位分析など見ながら復習戦。


ひとまず撮った写真を。
今年は、料理をあまり作らなかったので、「冷蔵庫にあるものゼンブ出す」作戦。
そしてその分盛り付けを丁寧にしてみました。
(去年はコロナのワクチン前だったこともあり、特に重詰めはせず、タッパとかのままで、ひとりずつのお皿に盛り付けたような気がする)

お正月料理

母の定番、すり胡麻入りなます。
今回は私の持って行った金時にんじんで作ってもらいましたが、味としては普通のにんじんの方がにんじんの味が濃いかも?
トッピングはセミドライゆず皮。
(このゆず皮は、試みに干しブドウと一緒にHBパンに焼きこんでみたところ(by母)とっても美味。焼き立てはパネトーネに負けないくらいかも!?)

お正月料理

(左上)聖護院大根の千枚漬け
私が「聖護院カブだ、ヤッタ☆」と間違えて聖護院大根を買ってしまい、でも大根でも千枚漬けを作れるようなので作って持ち込んだもの。
ネットのレシピ通りにしたら、なんだか塩気が濃くてビミョー・・・。
砂糖か酢(もしくは両方)を足すのだろうけどどうしていいかよく分からず結局そのまま・・・。

(右上)ごまめ風
頂きものの佃煮があったので、手持ちのクルミを素焼きして皮を剥いて混ぜたもの。
売れ行きよし。(なんかクヤシイぞ)(おそらく他が酸っぱいものが多かったせいか)

(左下)甘酢赤大根(外側)と、大根梅和え
赤大根はうちで作ってあったもの。
大根梅和えは母が作ったもので、梅干し味がとても濃かったのでりんごもまぜて薄めてみました。

(右下)煮しめ
前の日に母が作ってくれて、その日みんなでモリモリ食べちゃったみたいで、新年会に出す分はこれっぽっちに。
(持って帰る分は当然なし。大根が余っていたのでもっと作ってもらえばよかった・・)

お正月料理

(左上)いぶりがっこ、かまぼこ

(右上)レンコンのカレー味ピクルス
前もって自宅で作って持ち込んだもの。
なるべくもたせるということを考えたせいかどうか、やや酸味強し・・。

(左下)レンコンの赤ピクルス
ビーツつけ汁で赤くしたもの。
こっちも何だか酸味強し。

(右下)ごぼうきんぴら
母がゴボウを買っておいて、作ってくれました。
母はおおぶりカット派なのだけど、あまり大ぶりだと箸をのばしにくいので、細めに切ってもらいました。

お正月料理

渋皮煮+きんとん。
のっかっている葉っぱは、庭のレモンの葉。
サツマイモは、私の畑のシルクスイート。
味付けをほぼ私がやったため、例年(母作)とはちょっと違う味。
バターをもっと、なのかしらん。


お正月料理

お友達手作りの生ハムと庭のルッコラ。
(Duckbill さん、ご馳走様でした☆☆)

ルッコラが、かなーり辛め。
今思うと、年末、ベビーリーフを買っておけばよかったかな・・・。
あと、オリーブオイルを垂らしてもよかった。

お正月料理

(左上)キムチ
産直で買った塩漬け白菜をもとに、キムチペーストや刻みにんじん、リンゴを混ぜて作ったもの。

(右上)チャーシュー(市販)
バラチャーシューだったので、脂身が多かった。

(左下)台湾芋頭
味付けなしで煮た(蒸かしたんだっけ?)もの。(母作)
母も私もこういう方が素材の味がよく分かって好きだけど、ほかの人は、なんで味付けしてないのかな?と思ったかも・・・。

(右下)べったら漬け(母作)
ほどよく発酵して、甘酸っぱいピクルスのような味に。ほかのピクルス系より酸味控えめでした。
もう少し薄切りがいいかも。



お正月料理

国産きじ肉燻製と、ルッコラ、りんご、畑のディル
お友達の手作り品です(Duckbill さん、ご馳走様でした☆☆)
さっきも書きましたが、ルッコラが辛かった・・・。
後日自宅では、マスタードマヨドレッシングをかけて、ルッコラの辛みもやわらぎめちゃ美味しかったのだけど、この時もそうするとよかった。


お正月料理

揚げ湯葉の煮もの
(写真をうっかり撮り忘れ、2018年のものを再利用)
母が京都から取り寄せておいてくれたもの。
今年は、ふと思いついて銀杏(ちゃんと皮を剥いた)を入れて、それが割と美味しかった。
(姪っ子ちゃんには、まだ銀杏はちょっと苦いとのこと。大人になると好きになるかな?
でも、5歳くらいの男の子がお母さんに「ぎんなん買ってー、買って~」とおねだりしているのをスーパーで見たので、年齢じゃないのか)

お正月料理

かずのこ浸し豆(Fujika作)
セミドライゆず皮がここでも役立っています。

実は今年はなんか反省点複数あり。
・かずのこは、塩が強めに残っている状態で、出汁の味も薄いしと使ってしまったのだが、かずのこから出てくる塩味は、なんだか生臭みがあるのだった。やはり適切に塩抜きする方がよい。
・ひたし豆を作る際、何をぼけていたのか、お湯が沸いてから豆を入れてしまった。
茹で加減は見たつもりだったが、やや固めだった・・・
・レンコンは、酢水で茹でて白く仕上がったし、固さも丁度よかったのではないかと思う。
(キョウコさ~ん、沢山のレンコンありがとうございました☆)


お正月料理

薄切りレンコンのかりかりチーズ焼き(Fujika作)
レンコンの変わった料理を検索していて見つけたもの。(多少アレンジ)
薄切りにして茹でて水に漬けておいたレンコンをホットプレートで焼いて、チーズもホットプレートにこんもり盛って、
そこにレンコンをオン。コショウを振ってカリカリになるまで焼く。というもの。
反省点がいくつかあって、(今年はこんなのばっか)
・カリカリになるまで焼くとチーズらしさが失われて勿体ないという意見あり(母)。カリカリでもOKという人も。
・チーズの塩味だけではやや足りないので、コショウだけでなく塩も振る必要がある
・ホットプレートで焼くと面積が広くて便利なのだけど、部屋がかなり煙たくなる。換気できる台所もしくは玄関?がいいかも。

お正月料理

トンポーロー(弟作)
八角も入って、めちゃ本格的ないい香り。台湾にいるようでした。
お肉はアメ横で買ったとのことで、皮つきの本格派。
我が家でもゆで卵を用意しておきましたが、予め煮てある分もあって、たまごたっぷり。
余った分も、おつゆともども沢山分けてもらってうちにも持ち帰りました。

業務連絡:
Kazuharu君、ごちそうさまでした。めちゃ美味しかったです。
高齢グループはだんだん肉食パワーがなくなってきてるので、大変助かりました。
持って帰った分も、たまごを更に足しつつ長々楽しんで、なくなったときは名残惜しかったです。
また来年も、よろしく!

お正月料理

夜の部というかシメというかは手巻き寿司。
具は、カニ(ほぐし by Fujika)と、イクラ(アメ横)。

お正月料理

そして、弟が買ってきてくれたブルーチーズがあって、それも寿司で巻いてみたところ(発案者:弟)、これもまた乙な味。
お嫁さんによると、「お寿司というより、何か別のおいしいモノ」に。
少量のチーズが、何故かすし飯で水増しされて、チーズ味のたっぷりしたものに変化します。海苔との相性もグーでした。

お正月料理

パンプキンパイと(セルフ)プチフール

年末、かぼちゃを丸ごと使った「××」を新聞で見かけ、父がリクエスト。
レシピを切り抜いて、かぼちゃも買ってありました。
ところが、作ろうとしたら、レシピの切り抜きが行方不明。
依頼された母は、(自分が食べたかったわけじゃないから)塩味系か甘系かも思い出せない状態。
しかも、寒い台所においてあったせいで、皮がところどころ弱ってきています。

仕方ないので皮ごと使うのではない、パンプキンパイにすることに。
(皮ごと蒸して、傷んでいない皮はそのまま食べてしまいました)
パイ皮は、カルディのバター100%のが買ってありました。
反省点ややありで、
・スパイスが強い割には甘さが足りなかった(私が味付けるとだいたいこのパターン・・・)
・パイ皮の底が、生じゃないにしても、じっとり。全然サックリしてない・・・。
 (次は、パイ皿の底なしで紙だけ敷いて焼くといいかも・・。くそー。お菓子何年作っているんだ、私)

2枚入りのパイシートの2枚目、再冷凍するのもなんなので、16等分してプチフールに。
こっちは、サックリ焼けました、よ!(名誉挽回)
フィリングは、プチフールに塗るのに使った卵1個の残りで作った電子レンジカスタードと、りんごローゼルジャム。


お正月料理

宝石のように美しい、七色のパート・ド・フリュイ
(楽子さん、ありがとうございます!)

これは新年会では出し忘れてしまった。女性二人(お嫁さんと姪っ子ちゃん)に受けそうだと思っていたのになあ~。
高齢者グループでアレコレ言いながら楽しみました。
味は、右から、ライチ、りんご、マンゴー、いちじく、ラズベリー、カシス です。
ピンク色をいちじくで作るというのが意外性がありますよね!
確かにいちじくを煮ると綺麗なピンクになるのです。



■その他メモ的な

お正月料理

今年はお雑煮がありました(母作)。
たまたま、お餅に使うかな、と、この青のり(淡水産)を持って行ったのですが、父が、
「昔食べたお雑煮にはこの青のりが入っていた」という新証言。(これまでそんな話は聞いたことがなかった)
(父の祖母にあたるひとは早くに夫をなくして、東京で乾物屋さんをやっていたそうなので、父の父は青のり雑煮を食べて育った可能性はあります)

ええ?と検索してみると、青のり入り(乗せ)のお雑煮って、結構あるようです。
なので試しにやってみたのがこちら。
食べてみると、青のりが出汁にすぐに馴染んで柔らかくなり、お餅と絡まって、白餅が青のり餅のような味わいに。
おだしにも青のりの味がします。
私は割と好きな味でしたが、ダンナサマは青のりなしがいいみたい。
で、肝心の父に
「こんな味だった?」
と聞いてみたところ、
「うーん、よく覚えてない」
とのこと。
(一同ずっこける)

むしろ覚えているのは、おしるこ(ぜんざい)が大好きでいっぱい食べた、ということでした。
昭和14年生まれなので、子供の頃はろくな甘いものはなかったでしょうし、甘い小豆は美味しかったんだなー。
(まんが日本むかし話でも、ごちそうといえば、ぼた餅とか小豆飯とか・・・。
タンパク質が足りてないような食生活だと、小豆に含まれる成分が栄養的にすごく重要なんじゃなかろうか、と勝手に思ってます)



お正月料理

重箱内のしきりには毎年苦労するのですが(オーブンペーパーで箱を作ったり)、今年、これがピッタリサイズということが判明。
年末には捨てないでとっておくといいようです。


お正月料理

おもちをつくと、折角柔らかいお餅があるので、あんもちを作りたくなります。
でも、粉がついたお餅であんこをうまく包んで閉じるのは結構大変。
で、今年思いついた新方式。
長い楕円形にしたお餅を粉の上に置いて、あんこをのせ、ぱったん、と閉じ、ヘリ部分はハサミで綺麗にカット!
柏餅スタイルのあんもちが、簡単にできました。


お正月料理

長年使ってきたもちつき機に、今年異変が。
駆動部周囲のプラスチックパッキンにヒビが入ってしまいました。
こうなってしまうと蒸す作業は心配なので、鍋で蒸して、搗くのだけこの機械で。
こわごわですが、なんとか使えました。

母は、新しいもちつき機を新調する気マンマン。
知り合いには、高齢でおもちって大丈夫なの、とか心配されてしまいましたが、まあ、当分は大丈夫じゃないかな。



■メモ
・ごみ箱持って行ったのはよかった。次回も。
・紙皿は、大小あるとよい。
・角型の沁みないタイプも在庫が尽きたのでまた買う

■■2022年のお正月料理メモ

■タンパク質系
〇トンポーロー(弟作)
青菜のお浸しを添えるとよかったかな?

○ローストビーフは今回はなし

○生ハム
スライサーは持って行かず、頂きもののスライス済みを出した。

○カニ
とても立派なズワイガニ生冷凍。叔母からの頂き物。
年末にはそのまま、新年会では手巻き寿司で頂きました。

〇キジの燻製(頂きもの)
ドレッシングがあるとよかった

■副菜・野菜系
○大根と人参のなます
母の定番で、白ごま入り。さっぱりして大好き。
今度自分でも作ろうかしら。

○レンコン天ぷらなど作ろうかと思って、油の鍋など持って行ったが、母が揚げ物の気分ではなく使わず。

○揚げ湯葉の煮物
今年3回目。母が京都出身の知人に教わって取り寄せておいたもの。
ぎんなん入り。

○お煮染め
自家製大根、ニンジン、生しいたけ、鶏肉などで母が作ってくれました。
レンコンは確かなし。入れてもらえばよかった。

○数の子
今年も塩数の子を持参。

○ゴマメ

○黒豆
○伊達巻き
早々と買って、食べてしまいました。

○かまぼこ


■ごはんもの
○ホームベーカリーのパン(母作)
お寿司の段階で、チーズも出して、パンを薄くスライスして出した。
レーズン・ゆず皮入りのパンがよかった。

■お漬け物
○白菜のお漬物(父作)

■飲み物
○日本酒

○おとそは今年もなし。

■甘いもの
○栗渋皮煮入りいもきんとん

○パンプキンパイ

○フルーツケーキは今年は作らなかった。

○フルーツポンチは今年はなし。

■おもち
もち米は、秋田産の「きぬのはだ」10キロと、古代米だという長野伊那産「白毛餅」。
餅つき機の都合で鍋で蒸したとき、一度、大失敗が。
鍋の下の方が全然蒸せていないまま、搗いてしまった。
その後、Youtubeで勉強して、途中で裏返したり、よくよく確認してから搗きに入るようにした。

○のしもち・なまこ餅
 ・白餅
 ・よもぎ+ゴマ(よもぎの量は少な目だったか)
 ・青のり(アオサ)+落花生(なまこ型)
 ・青大豆
 ・冷凍してあった芋頭ペースト入り(これが、生米ツブツブ入りに。でも、角餅にして焼きなおすとさほど気にならず)

○丸餅
 ・白餅(古代米のほうで作成。味の違いは・・・・)

〇玄米餅を作ろうかともち米の玄米を買ってみたが、作らず。


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実家のダイニング用ランプシェード(上)

2022-01-13 | +紙工作

レ・クリント風折り紙ランプシェード、もう作ることもないかなーと思っていましたが、発注が来ました!

実家のダイニング照明のカサが割れたのです。
いやあ、カサだけ壊れることって(しかも身内で)あるんですね。


こちらが壊れたカサ。

レ・クリント風照明DIY


天井のとりつけ部分が非常に弱い状態でした。
うっすーい石膏ボードにヒートンをねじ込んであるだけで、よくこれが何十年も持ったな、と思うほど。
で、ここが何かの拍子で壊れて、照明器具ごと落ちてきたのだそうです。

レ・クリント風照明DIY

照明器具本体は無事で、カサのみ交換というリクエスト。
普通の人ならば何十年ものの照明器具ごと買い替えるかもしれませんが、なにせ私の母、
使えるものは使います。
(あと、あの折り紙ランプシェードが割と気に入っているというのもある)


レ・クリント風照明DIY

構造的に、簡単には外せないようなつくりだったので、カサを自分で破壊して照明器具を取り外しました。

レ・クリント風照明DIY

もとのカサの直径は、44cmでした。
ひとまずこれに合わせて試作してみます。

レ・クリント風照明DIY

裸の照明器具に、試作品をあててみます。
ちょっとまっすぐタイプ。

レ・クリント風照明DIY

以前作ったのと同じ、菱形で構成されている球面タイプ。

レ・クリント風照明DIY

で、サンプルを持って行ってみたのですが、何故か小さすぎるような印象。
以前自宅用に作った球体と同じ、直径50cmがよさそうでした。
ヒダの形状等もだいたい同じで、というリクエスト。

レ・クリント風照明DIY

ただ今回は、球体ではなく、下が開いた半球形。
下端をうまいことして、ほどよいつっぱり感を出そうかと思います。
こんな感じでどうだろうか。

レ・クリント風照明DIY

照明器具との接合部はこんな感じ・・・。

このあたりで、床下断熱リフォームがいそがしくなって、だいぶ中断していました。

レ・クリント風照明DIY

年末、再度サンプルを持って行ってテスト。
こんな感じになるはず。うむうむ。

このとき、照明器具も持っていき、とりつけました。
天井の石膏ボードの穴は、「どこでも下地」でふさいで、とりつけ器具は新調しました。(古いヒートンはネジ山が低くなって劣化してるっぽかった)
年末押し迫っている中、ホームセンターでお買い物。(とりつけ器具と、あとどこでも下地用プラスポイト)

奥に見えるのが仮設照明だったのですが、上からの光でないと新聞などが読みにくいという父の意見で、ひとまず裸電球状態でおいてきました。


さて、本番の作成をすすめなくては。
紙は買って、実家にも持って行ったのですが、年末はやっぱ多少ドタバタで、工作どころではありませんでした。

レ・クリント風照明DIY

今回は下にひらいたドーム型なので、紙のつなぎ目をちょっと綺麗にしたいです。
セロテープは下側からの見た目がよろしくなさそうなので、障子紙売り場にて、この紙専用の両面テープを買ってきました。
これでくっつける作戦。

レ・クリント風照明DIY

両面テープの幅分の糊代をつくります。
(貼り付けたあとにカット)

レ・クリント風照明DIY

で、折り位置に直交するようにハサミを入れるようにすると、問題なく折りたためるということが分かりました。
割といいかも。
自宅のカサも、もし次に直す機会があったらこの方式で行こう。


あとはひたすら、畳んで、線をひいて、折り線をつけて・・・。

レ・クリント風照明DIY

今回は次のような手順。
・細かい折り線を折る前に、補助線を鉛筆でひく。
・90cm幅、長さ180cmのまま、細幅に屏風畳みに折っていく。折り線は、全部谷折りになおしておく。
 (最終的に、縦の線は全て谷折りになるので)
・中央で切り離して、半分の幅にする(45cm)。
・2枚をつなげる
・折りたたむ斜め線を鉄筆で線付けする。
 (以前は交点に少し隙間をあけましたが、今回は普通に交差させました)
・補助線を消しゴムで消す。
・鉄筆の線にあわせて折り線をつけていく。
・折り線がしっかりついたら、紙の両端をつなげて輪にする。

長さは180cmの2倍分。
これだけあると、やってもやっても終わらない感がありますが、なんとかひととおりできました。

レ・クリント風照明DIY

輪にしたものは、なんだかえらく嵩張ります。
これまでにない嵩張り方。
下端の、つっぱらせる折り方が効いてるのかも。

でもって、上端側をぎゅうっと引き寄せてみると、ぐねんぐねん、ぶわっ、という感じで、つっぱる力が強すぎて、うまく引き絞れません。

紙の量が多すぎるような感じ。


苦労して線をひいたり折ったりしたけれど、量が多すぎたみたい。
切りすてて、減らさないといけないようです。。。。

くー。

幸い接合は両面テープで簡単です。

それにしても、折角折ったのに~、と少々腹立たしい。
あと、減らせば綺麗なドームになるのかも、段々心配になってきました。

(つづく)

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床下断熱リフオーム(4):グラスウールはがし

2022-01-12 | +実家・那須

年末帰省して、「実家って寒いよなあ」と思った方、いらっしゃるでしょうか。
うちも去年までそうでした。
築37年の一戸建て、関東だけれど、めちゃ寒い!

でも。
昨秋に断熱リフォームをして、少なくとも、暖房をつけたらつけた分だけあたたまるようになりました☆
それまでは、一日中エアコンであたためていても足下は常にきゅーんと冷えていて、顔あたりはポッポするのに膝から下が冷える、という、いかにも体に厳しい環境でした。
年末帰省の際は毎年、冬の山小屋に行く覚悟。
でもって、若い我々は集合住宅住まいで、冬、寒いってことはほとんどないのに、高齢の親がこんなに厳しい環境で気の毒に・・、と思っていました。

断熱リフォーム後は、スリッパなしで過ごしても、ほとんどつらくないです。
(両親はスリッパ派なので効果を感じにくいかもしれないけれど・・)
日中晴れていれば、暖房を切っても大丈夫なくらい。

リフォーム前は、秋の時点でも足下が冷たくて、断熱リフォームをするのと同時に、フローリングの上からコルクマットを敷こうかと計画していました。安いし簡単だし、すぐにでも、と思っていたくらいです。
リフォーム後は(ホットカーペットをほぼ全域に敷いているせいもありますが)、コルクマットはなくてもいいかな?と思えるほど。

床下断熱リフォーム、寒いおうちにお住まいの方にはかなりおすすめなので、最後まで記事にしていきたいと思います。
(DIYでやろうという方はあまりいないかもしれませんが・・・)

まずは床下の構造の復習。

床下断熱リフォーム

床下は、こんな感じで細い木(根太)と太い木(大引)が縦横に組んであります。
この図では同じくらいの間隔に見えますが、根太の方が間隔が狭く、大引きは間隔が広いです。

床下断熱リフォーム

床下からの見た目はこんな感じ。(写真借り物です)
束柱には、根がらみという薄板がうちつけてあります。

この根がらみ、家をたてるときに、束柱を仮固定するために役立つもののよう。
家が建ってしまえば、上からの重さもあり、この根がらみは必要なし。
「多少耐震が期待できる」、という説もありますが「屁のつっぱりにもならない」という説も。
(確かに、ペラペラの薄い板を釘数本で打ち付けてあるだけのものが、耐震効果があるとは思えない・・)
床下の通風の観点からはよくない、とも。

床下断熱リフォーム

実家の床下の根がらみは、こんな風になっていました。
赤い四角形が束柱、赤線が根がらみです。
あと、黄色い線は、コンクリートの基礎で、ごく小さい間口(60cmくらい?)から行き来できるようになっています。

いろいろ説のある根がらみですが、床下で作業する場合は、当然ながらとっても邪魔。
頼んだ業者さんは、最低限の取り外しで済ませ、再度取り付けてくれたようですが、私が自分でやったキッチン床下については、根がらみはすべて外してしまいました。

もし完全にDIYで作業するつもりならば、根がらみはすべて撤去した方がだいぶ楽だと思います。


床下断熱リフォーム

さて、これが実際の実家の床下。
大引と大引の間に1枚、薄板が打ち付けてあります。グラスウールを固定するための板のようです。
今回グラスウールを剥がすにあたって、一番懸念していたのがこの板でした。

・グラスウールを剥がすのはともかく、板もとらないといけないよね?
・狭い床下で板を剥がすのはめちゃ大変なのでは??
・あと、グラスウールって、微細なカケラが襟元などでチクチクするというし・・・。

と心配して、リビング・ダイニングについては、グラスウールはがしは今回は業者さんにお願いしてしまいました。
で、そのあと自分でキッチン床下を剥がして、あと断熱材を施工してみて分かったのですが、

・グラスウールを剥がすのは結構簡単
・グラスウール押さえ板は、つけたままでいいし、あった方が断熱材の固定にも便利
・確かにグラスウールを扱うと結構チクチクする。即座に風呂に直行できるよう、お風呂を沸かしてから作業開始するといいかも。

ということでした。
自分でやってやれないこともなかったなー。そうしたらもうちょい節約できたかも、と思いました。
(実際業者さんは、板にはノータッチで剥がすのだけ、ささっと2-3時間で済ませてしまったとのこと。
え?板はつけたまま?と電話して確認したら、板は撤去する必要がある場合はあとでとります、と言っていました)
依頼する前に、すべての作業をひととおり自分でやってみて、大変さなどを検討してからすればよかったかな、というのが反省点です。



床下断熱リフォーム

これが、グラスウールを剥がしたあと。
この状態で、リビング・ダイニングについては防カビ処理をしてもらいました。

キッチンについては、自分ではがしたので、防カビ処理はなし。
(目立つカビはなかったです)

床下断熱リフォーム

こちらはキッチンのグラスウールはがし中の私の勇姿(?)。
キッチンは、点検口も大きく、むしったものを地上で受け取ってもらうことが出来ました。
このとき、キッチン換気扇はつけないでおき、開口部には透明ビニールをかけておく方がいいです。
上から排気することで、床下のホコリが吸い上げられて部屋中に降り積もることになります。

奥まったところを自分でやる場合は、ゴミ袋に詰めながら作業し、ほどほどの大きさで口をしばる、ということになると思います。
特に基礎コンクリートの部分の開口部が信じられないくらい小さいので、大きな袋パンパンにしてしまうとそこの通過に手間取ります。

床下断熱リフォーム

こちらは業者さんにとってもらった断熱材。
全部で22袋くらいだったと思います。

グラスウールの処理は、自治体ごとに違うようで、事前に調べておきました。

実家の方は、少量ずつならば燃えるゴミで出してもよいとのこと(便利!)
私のところは、民間の処理施設に自分で持ち込むことが出来、1立米数百円程度。なので大半はここに持ち込みました。
シロアリの業者さんに頼むとなると産廃業者に外注することになり、1立米あたり2万5千円くらい。これは論外です。
グラスウールを自分で剥がす場合は、処分が出来るかをあらかじめ考えておく必要があります。


■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

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新タブレットとタブレットのスマホ化

2022-01-11 | +食べるもの以外

以前ダンナサマに買ってもらったHUAWEIのタブレット、データ通信用simを入れて、いろいろと愛用していました。
(調べてみると、2018年11月に記事にしていました
約3年経過して、バッテリーがとてもへたり易くなって、使用に差し支える程に。
買い替え時期ということですね。

今度の野望は、simフリーのタブレットに電話のSIMを入れて、音声通話も出来るようにすること。
携帯電話(ガラケー)が、いよいよ使えないくらいに壊れてきたのでした。
滅多に電話もしないのだけれど、ログインやらアカウント確認のため、SMSを受け取る必要があり、やはり携帯電話は必要です。
・スマホを買う(タブレットは別持ち)
という手もありますが、できればひとつにしたい。

・スマホだけ使う(タブレットはやめる)
というのが世の中の大半の方だと思いますが、タブレットに慣れてしまうと、あの小さな画面はもはや苦痛です。

という訳で、
・simフリー、音声通話機能ありのタブレットを買う。サイズは8インチ
 (台湾など海外で(いつか)使いたい)
・simは、この機会に、auをやめて格安simにする
・電話番号は、今のまま

という方針にしました。

simフリータブレットおすすめ機種」などの記事を読んでひとまず予習。
で、ヨドバシだったら詳しい店員さんがいろいろ教えてくれるかも☆と期待して行ってみたのですが、実店舗のタブレットの扱いは、全てWIFIモデルのみ。
simフリーはなし!

ほんとに??

ならばとネットで探してみましたが、現行モデルはほぼ全てwifiということが分かりました。
simフリーのタブレットがあったのは、ちょっと前まで、みたい。

ならば、と中古を検索。
機種は、選択の余地はなく、
Huaweiの、MediaPad M5 lite 8 LTEモデル 64GB JDN2-L09 
に決定。
値段は、新発売時よりちょっと高いくらいになっていました(アマゾンにて¥29800)。プレミアついてる?

高くてちょっとくやしいけれど、他にないのでひとまず買います。


HUAWEIタブレットsimフリー

左が新しい方。MediaPad M5 lite 8 LTEモデル 64GB JDN2-L09 SIMフリー
右が古い方。 MediaPad M3 Lite LTEモデル CPN-L09 SIMフリー

新しい方が、少しだけ長さが短くなりました。

これが、9月初旬頃のこと。
しばらくデータ通信用のsimを入れ替えて使っていましたが、au解約やら、電話simやら、いろいろやらねば。。。
(ああ面倒くさい)

auショップに行ってみたところ、解約と電話番号引継ぎのための手続きは、電話で出来るとのこと。
あと、解約金が発生しない時期というのがあって、それが12月。
なので、12月まで待つことにしました。
何年も壊れかけのガラケーのまま放置して、あと数か月くらい待つのは訳ないこと。

simのチョイスはダンナサマにお願いすることにしました。

12月早々、sony系格安sim、NUROをダンナサマが手配してくれました。
で、これを契約するとき、「ドコモとauとソフトバンク、どれがいい?」と。
にゃ? ワタシに聞く?
格安simでも、電話会社を選ぶの?
で、つい、馴染みの「au」に。

届いて早速タブレットに嵌めてみました。
ところが、データ通信は出来るものの、電話として使えません。
検索したり、ファーウェイに問い合わせてみたりしてよくよく調べてみたところ・・

・最新の通話規格は、VoLTE
・ファーウェイタブレットは、VoLTEには対応しておらず、3G回線での通話のみ対応
(4G専用SIM、5G/4G SIMの場合には3G回線通信が行えないため通話利用できない)
au回線SIM、及び楽天回線SIMはVoLTEのみとなるため音声通話/SMSの利用自体ができない
・docomo回線SIMやSoftbank回線SIMでは現時点で3G回線の音声通話と4G回線のVoLTE通話の2つの規格がある(1つのSIMで両方の規格に対応している)。
・docomoの3Gは、2026年3月31日まで

ということでした。

何も考えずドコモ回線にしていたら、何の知識もないまま使えていたはずですが、うっかりauを選んでしまったため、知識を得て、そしてこのsimは目的にあわない、ということが分かりました。

(このあたりでダンナサマが、「なんかさー、ドコモの方がいいって前言わなかったっけ?」とかブツブツ。いや、聞いてないっす。ダンナサマが9月頃一度予習して、そのときは覚えてたけどまたすっかり忘れてたんじゃないかな。)

NUROに問い合わせてみたところ、au回線からドコモ回線への「変更」はできず、一旦解約して再度契約するしかないとのこと。
どうせ解約するならば、ということで、別会社、エキサイトに移動することにしました。
NUROは、入会金ゼロ円キャンペーンだったので、金銭的なロスはありませんでしたが、時間がまた半月ほど。
(エキサイトの契約時、身分証の撮影方法や住所の表記方法などで少し手戻りがあったりも)

12月中旬、ようやく使えるsimをゲット。

HUAWEIタブレットsimフリー

simはすぐに嵌めてしまったので、穴の写真だけでも・・・。

HUAWEIタブレットsimフリー

今度は無事、電話としても使えるようになりました。


イヤホンをつけないと、相手の音声がスピーカーホン状態なのですが、電話はまずほとんどしないし、するとしても家のことが多いので、ひとまず問題ないです。
目的達成、大満足☆

それにしても、タブレットをこんな風に使ってるのは、日本中で何人いるのかしら。50人くらい?
中高年にはスマホは小さすぎて不便だし、2台もつと充電の手間暇もあるし、便利だと思うんだけどなー。

 

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もち米詰め蓮根

2022-01-05 | +お菓子(各国)

年末、蓮根を沢山いただいて(キョウコさん、ありがとうございました☆)、で、
ダンナサマが外食してくるということで、夜ヒマだったので、以前からちょっと気になっていたものを作ることにしました。

丸ごとの蓮根に、もち米を詰めて煮る、というもの。

もともとは中国(上海)のお料理(デザート?)で、金木製シロップでかなり甘めに煮る、というのがオリジナルで、桂花糖藕というものです。
でも、一節丸々の蓮根を、甘く煮てしまうのはちょっと考えてしまいます。
ダンナサマはきっと食べないので、ひとりで食べなきゃいけません。
どうせひとりで食べるならば、味が薄いものの方が自分としても好み・・・。

という訳で、いろいろ検索して、もち米を詰めて蒸すだけ、というものを見つけました。
この方向で作ってみます。

もち米詰め蓮根蒸し

レンコンの皮を剥き、片方の端を切り落とします。
ここに、しばらく給水させたもち米を詰めてみます。
ほどほどにいっぱいになったらいったん取り出し。
大さじ2杯分くらいでしょうか。

もち米詰め蓮根蒸し

このもち米に、金木製シロップをちょっとだけ混ぜてみます。
(前に頂いたもので、大事にとってありました)
オリジナルの桂花糖藕は、必ず金木製シロップを使うので、蓮根の風味と金木製ってあうのかも?


もち米詰め蓮根蒸し

詰めなおしたところ。
まだ入りそうですが、加熱すると米粒は膨らむので、この程度にしました。
(結果的に丁度でした)

もち米詰め蓮根蒸し

爪楊枝で切り落とした端部としっかり結合させて、蒸し器へ。


もち米詰め蓮根蒸し

蒸しあがり。
酢水など使っていないので、薄紫色の自然な色になっています。


もち米詰め蓮根蒸し

切ってみました。
めぼしい穴にはもち米が、みっちり詰まっています。最初スカスカでしたが、ぱつぱつ。


味は。
レンコンは、薄切りにするとシャキシャキですが、大きいカットだとホックリだったりもっちりだったりしますよね。
丸ごとこうやって蒸すと、とってももっちり。(あと、切るとき糸が出てくる感じ)
もち米もモチモチで、蓮根ももっちりで、全体として、歯ごたえは違いますが、お餅やお団子のよう。
割とボリュームのある、というか、おなかにたまる系のお料理です。

金木製とレンコンの相性ですが、私はそれほどいいとも思いませんでした。
レンコンってとても繊細な香りがあって、金木製とあわせると負けてしまう気がします。
もち米の独特の甘い香りと、蓮根そのままの二つの組み合わせだけで丁度よくて、強い香りや甘さはない方がいい気がしました。
(もち米と金木製は合いそうなので、白玉団子の金木製シロップ、とかの方がよさそう)


もち米詰め蓮根蒸し

食べ方として美味しかったのが、あんこ乗せ。
ほどよい歯ごたえでもっちりした土台と、甘いあんこが丁度よく、どこかにこういう和菓子がありそうです。


もしまた作るならば、金木製シロップなしでもち米を詰め、味をつけずに蒸して、こうやってあんこをあわせるのがいいかな。
ただ、味つけなしの蒸しレンコンは、そこそこ足がはやそうです。
作ってすぐ、食べてしまう方がいいかも。
若い人が何人もいるときのおやつによさそうです。

 

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おでんのだしの再透明化

2022-01-04 | +ふたりの日

2022年になりました。令和だと、4年。
年末年始は実家に行って、お餅をついたりしつつ、断熱リフォームの効果を確認してきました(効果ある気がするの!)。

新年早々ビンボ臭い記事からですが・・・。

=================
(12月下旬のこと)

おでんを、具をたし出汁をたしつつ、長々食べていました。
確か昨年は暖冬でおでんは作らずじまい。ひさびさだと特に美味しいし、楽です。

ある日、うっかりフタをぴっちりしたままグラグラ煮立ててしまって、だしがすっかり濁ってしまいました。

おでんだし

ひどい濁りよう。
(あと、台所の蛍光灯のせいで、マズそう・・・)

これを再透明化します。
自分ではコンソメ処理とも勝手に呼んでいます。


おでんだし

卵白とささみ(今回は2個・2本)をスティックミキサーで粉砕し、ここに濁っただし汁を少しずつ混ぜていきます。
(具を取り出して、大きなクズが入らないように茶こしなどで濾してから)

最終的に、白濁した液体が出来上がります。
これを、中火くらい?で、絶えずかき混ぜながら煮立てていきます。


おでんだし

かき混ぜている最中はこんな感じ。
実はやるたびに、不安にかられます。

おでんだし

沸騰してくると、モロモロとしたものが浮いてきます。
そうしたらかき混ぜるのをやめて、静かに煮立たせ続けます。

おでんだし

しばらくそーっと煮立たせ続けて、モロモロの間から覗く汁が透明になっているのを確認。
そこで火をとめます。

おでんだし

浮いたモロモロは、ふんわかしたかたまり状になっています。(簡単にほぐれる柔らかさ)
これを網杓子で取り除いたのがこちら。
鍋肌に多少こびりついていますが、だしは透明になっています。


おでんだし

さらに目の細かい茶こし越して、別鍋に注いだのがこちら。
(ペーパーを使って布ごしするときもあります)
ほぼクリアなだしに戻ります。
(下に白く沈んでいるのは、透明なだしになったあとに投入した、具としてのささみ)


回収したモロモロは、ささみミンチをだしで煮た、ジューシー鳥団子的なものといえます。
なので私は「良質なタンパク質摂取!」、てことで、食べちゃうことにしています。(実際おいしい)
今回は、たまたまお好み焼きを作ったので、そこに混ぜて美味しくいただきました。


(お店以外で、うちほど長々おでんを食べ継ぐ一般家庭は少ないかも。
あんまり誰の役にも立たなさそうな記事でスミマセン)

コメント (1)
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