採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2007イタリア:ヴェネツィアの市場(野菜・果物)

2007-07-31 | +海外

ヴェネツィアのリアルト橋からほど近く、カナル・グランデの西岸側には市場があります。リアルト橋に近い側が果物・野菜市場、そしてその奥には魚市場が。
何より市場が好きな私は早速行ってみました。

イタリアの市場は初めて。ヴェネツィアは農産物の産地ではないので、例えばプロヴァンス地方の市場のような「農家直売」みたいなものは期待できませんが、それでも楽しみです。

昔(15~16世紀)のヴェネツィアはそれはもう世界一の大都会だったようで、大変な繁栄を謳歌していたそうです。
『ヴェネツィア料理大全』(アルヴィーゼ・ゾルジほか著、中山悦子訳 JICC出版局)
によると年代記作者マリーノ・サヌードが1490年に、「この地には何一つ育たないが、ありとあらゆる物が豊富にある・・・。世界のあらゆる地の、あらゆる食べ物の最良のものが、ここに集まるからである」と書いているそうです。

ヴェネツィア人にとっては食べものは育てたり採ってきたりするものではなくて買うものだった訳です。そしてリッチな人々はどうなるかというと、贅沢に歯止めがなくなっていきます。どうせ買うなら××産の○○がいいわ、なんて(何か聞き覚えがある台詞だわ)。何度も奢侈禁止令が出されたけれど、ほとんど効果がなかったとか。
売る方もずる賢くなっていき、ワインやスパイス、小麦など各種食品にまぜものをして売る商人もいたようです。政府は何度も法律を出して純正な食品を守ろうとしました。
一方で消費一辺倒の街暮らしに疲れた一部の貴族は、イタリア本土側の土地を(多分農民ごと)買い込んで、資産運用兼休日カントリーライフをエンジョイしたとか。

ふーむ。
日のもとに新しきものなし、ですね。


さて、現代の市場は如何に?

果物・野菜市場です。
定休日は日曜。

奥の屋根付き建物が魚市場で日・月曜がお休みです。

魚市場の様子は別の記事で書きますね。

色とりどりの野菜や果物。舞い上がってしまって写真はダンナサマにお願いしました。
そうしたら、肝心なフルーツとかの写真が少なくて建物とかばっかり。ぷんぷん。

ズッキーニとトマト、1キロ1.5ユーロ。
左にある黄色いプラムは1キロ2.2ユーロです。
プラムの右はさやいんげん。

巨大なパプリカ。1キロ2ユーロ。
スキー用手袋くらいある大きさです。

季節柄、さくらんぼ、プラム、桃が目立ちました。りんごや洋梨もありますがそれらは南アフリカやチリからの輸入のようです。
桃の種類は、
・毛あり桃(果肉が白・黄)
・毛なし桃つまりネクタリン(白・黄)
・平たい桃(白)写真手前
があります。
中央が白ネクタリン、その右が毛あり桃の白かな。

Vignola産アメリカンチェリータイプのさくらんぼ。1キロ2.5ユーロ。
この街は日本でいう山形のようにさくらんぼの名産地なのだそうです。

右は平たい桃。1キロ3.5ユーロ程度だったと思います。買いましたよ☆
さくらんぼの奥は黄色いプラム。これがとてもおいしかった。
プラムの右はあんず。あんずがどこのお店でも山盛りでした。

こちらもさくらんぼ。1キロ4.9ユーロ。

どう違うのか味見させてもらいました。安い方は入荷してから時間がたっているみたいで。やや柔らかく甘みが強かったです。
で、結局高い方を少し買いました。

さくらんぼジャム作って帰りたかったよー。

ベリー色々。
黄色いラズベリーや白いふさすぐりが珍しいです。
そして左上角・右下角にある黒いものは初めてみました。
買ってみればよかったなあ。さいふのひもを引き締めすぎました。

ブルーベリー、白房すぐり、ラズベリー。

ポプラさんが以前書いていらした セドラという柑橘類です。
見た目は巨大レモンですが中はどうなっているのかしら。1キロ2.5ユーロ。

どんな匂いかなーとちょっと嗅いでみたのですが、よく分かりませんでした。皮をこっそりひっかいてみればよかったのかな。
ママレードとかピールにしてみたいな。


いろいろ買って食べてみましたよ!

上の1個はあんず。下が黄色プラムです。
果汁たっぷりでとろりんと甘くてとてもおいしかったです。

なのでもう一度買ってみたのですが、品種が違うのか追熟が足りなかったのか、とっても酸っぱい!!
こうやって写真でみると、透明感が違いますよね。

ぺたんこ桃!
日本では「ばんとう」という名前で売っているのをデパ地下でたった1度だけ見たことがあります。1個400円位して買えませんでした。それ以来あこがれの存在でしたが出逢えて嬉しい~。

以前ポプラさんも書いてらっしゃいましたね。

皮はやや固いので剥きました。
果肉がぱかっとはがれやすい種です。
果肉は甘くてジューシー。毛あり・毛なしの白・黄桃がカリカリと固いのに比べ、日本の桃に近かったです。

さくらんぼもおいしかったです。

あんずです。日本のと同じ味だと思う(日本ではあまり買ったことないので)。
あんずって、生で食べると何だか茫洋とした味だと思いませんか?さほど甘くも酸っぱくもなく。加熱したり胃に入ったりするとくっきり酸味が際だってきて(食べた後胃が酸っぱい感じになる)、生のときとの格差が不思議です。

オレンジの果肉のメロン。こちらでは緑の果肉のメロンは見かけませんでした。人気ないのかしら?

うちの近所はメロンの産地で今年は特によく食べました。それと比べると、ジューシーさが少なくてパパイヤのようなクリーミーさがある気がしました。
おいしかった。

すいかも買いました。(丸1個じゃないですよ)
空気が乾燥しているのでとてもおいしかったです。

写真の菜切り包丁および下敷きみたいなまな板は日本から持っていったものです。
着想はよかったのだけれど包丁研いでおくべきでした。



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みょうがが沢山あったら

2007-07-30 | +ふたりの日
先週はダンナサマがいなくて、ひとりでキノコ作業にいそしんでおりました。
ほとんど誰ともしゃべらない生活・・・。こんなことなら、全然言葉をしゃべれない外国でも生活できるわ、と思うほどの会話の少なさ(例え方が間違ってるかしら?)。

いや別にダンナサマがいても大した会話があるわけではないのですよ。
「これは何?」(脱ぎっぱなしの靴下を指さしながら)、「お茶よろしくね」(朝ごはんの時の飲み物はダンナサマの係)、「じゃこれよろしくね」(ハンガーにかけた洗濯物を外に干すのはダンナサマの係)といった程度。

キノコのせいで睡眠不足だった方が原因かもしれないけれど、この数日で脳細胞がちょっと減ったような気がします。ひとりぐらしはボケ易いとか聞いたことがあるけれど、さもありなんと実感しました。

「TVの画面から目を離してよ。もうっ!」とキーキーする、というのも脳にとって刺激になるのだわ、きっと。

ダンナサマは日曜日に帰ってきたのですが、私の脳みそはまだぼーっとしています。
(キノコがだめになっちゃったショックかもしれないけど)
(折角だからとダンナサマがいない間禁酒粗食にしたのが主たる原因かも。ガソリン、入れなきゃ)
リハビリのためにもがんばって書かなくては。


さてさて、物忘れつながりという訳ではありませんが、みょうが。
買うと高いけれど庭や畑に生えている場合はわんさか収穫できるものですよね。
先日実家に帰ったら茗荷が袋いっぱいにありました。そこで去年からやってみたかったみょうが大量消費レシピに挑戦。

 「みょうがのきんぴら」

昨年こちらのHPで初めて見て、ずっと気になっていたのでした。
茗荷を炒めるなんて!一体どんな味に? 試してみました。

■■みょうがきんぴら
■材料
みょうが 沢山

醤油
みりん/砂糖
お好みで七味とか一味とか
■作り方
1)みょうがを縦に切る。薬味のときより太め。
2)ボウルに入れてざぶざぶゆすぎ、間に挟まった泥を落とす。水気をよく切る。
3)フライパンに少し油を入れ茗荷を炒める。更に調味料も入れる。
4)茗荷からかなり水がでるので、一旦茗荷を別皿に上げ、煮汁を煮詰める。
  (茗荷のしゃきしゃき感を残すため。これは母のアイデア)
5)煮汁が適度に煮詰まったら茗荷を戻す。適宜味を調える。

 (写真取りわすれました。
   お母さんへ:もしまた作ったら写真撮ってメールして下さい)

食べてみました。
そうめんの薬味に茗荷を入れたりしますが、あの茗荷をややしんなりさせて食べやすくした感じ。みょうがの香りとサクサク感はちゃんと残っています。全然違和感はありません。とってもおいしいです。
そして生や甘酢漬けでは無理な量を簡単に食べることができます。

今回は保存のきくきんぴらというよりも、「さっと煮」的な軽い味付けにしてみたのだけれど、やや濃いめで水分少なめに仕上げて、七味とかをふってもよさそうです。

加熱した茗荷がこんなに美味しいとは。
めんつゆで茄子を煮てそれでおそうめんを食べたりしますが(カイエさんも作っていらっしゃいました)、その時一緒に茗荷を煮てもおいしいかも。生よりもガサガサしなくて、なめらかな麺と馴染みがよいのではないかしら。

茗荷があり余っている方、おいしいのでおすすめです。お試し下さいませ。
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ポルチーニペースト

2007-07-25 | +野菜系保存食
イタリアのスーパーに行ったら、お総菜コーナーに黒いペースト状のものがありました。トリュフペーストなのです。
トリュフが名産のウンブリア地方だったからかしら、それともイタリアならどこに行ってもあるのかしら?
パスタソースにしてみたのですが、なんとまあ、独特の香りでおいしいこと。
(パスタの記事はまた別途写真をつけて書きますので読んで下さいね)

買って帰ろうと瓶詰めコーナーを覗くと、トリュフペースト(トリュフの含有率によって値段は色々)以外にも色々なものが。ポルチーニ茸のペーストもありました。参考にしようとラベルを読んできました。


そして数日前からのきのこ大収穫。
オイル漬けの他にペーストもやってみるチャンスだわ。オイル漬け用にソテーしたきのこを取り分けておいて作ってみました(7/24)。

■■ポルチーニのペースト
■材料
ポルチーニ(ヤマドリタケモドキなど)のソテー
黒オリーブ ・・・種をとっておく
ケイパーの塩漬け(酢漬けは使わない方がいいと思う)
アンチョビ

胡椒
エルブ・ド・プロバンスなどお好みのハーブ
オリーブオイル、植物油
(トリュフペーストに変身させる場合は)トリュフオイル

■作り方
1)上記の材料をバー状ミキサー(スティックミキサー)でよく混ぜる。
  味付けは味を見ながら。
  濃度が濃すぎるようなら適宜オイルを追加。

(あまりにおおざっぱでレシピとはいえないかも・・・)


 (写真がここに来る予定)

とりあえず一晩ねかせて味をなじませ中です。


初めてなので迷う点がいくつも。

フードプロセッサの方があらびきに仕上がると思うのだけれど、今回はバー状ミキサーでなめらかにしてみました。少し粗びきでもろもろしていた方がよかったかな?

イタリアのトリュフペーストは、パウンドケーキを作るとき分離してしまったバターのように、もろもろっとしてオイルが多い感じでした。
今回バー状ミキサーで細かくしすぎてしまったせいか、かなりオイルを入れてもぽてっとしたペースト状。もっとオイルを入れた方がいいのかどうか。
あまり固いと瓶詰めしにくいですよね。

スパイスやハーブなど、もっと入れたい気もするけれど、用途を選ばないように控えめにしておくのがいいかな。タラゴンとかあいそうなのだけれど。

先日イタリアで白トリュフオイルというものを初めて買ったので、半分だけトリュフ風味にしてみようかと考え中です。
でも折角のポルチーニの香りがトリュフの香りで消えてしまうかな?
トリュフって、香水のような花のような、変わった香りなのですね。これまでほとんど食べた記憶がありませんでしたが「媚薬」というのも分かるような妖艶な香り。

保存はどうしよう。
オイルをたっぷり混ぜ込んで、小瓶に詰めて煮沸するか、または冷凍か。
特にトリュフオイルを混ぜた場合、煮沸している最中に香りがとんでしまわないかしら。タプナード(黒オリーブペースト)は冷凍しても大丈夫だったし、冷凍かな?


何かアドバイス頂けると嬉しいです。


後記:
結局このペーストは、消毒したびんに詰めて冷凍しました(7/28)。
というのも、オイル漬けの方、密閉に失敗したものが出てきて怖くなってしまったため。

煮沸したし、オイルに浸かっているし、数日は常温でいいかな、と思ってラベルを貼るまで外に出しておいたのです。そうしたら、次々とダメになったものが。
考えるに、煮沸したあと自然に冷ましていたのですがそれがだめだったのかも。
30度とか40度とかの適度にあたたかい温度が長く続いたのではなかろうか。
あら熱がとれたらびんを冷水で冷やしてすぐに冷蔵庫に入れるべきでした。
がっかり。
お友達にも食べてもらおうと思って頑張って沢山つくったのに。開封してチェックしてからでないと心配で渡せないではなですか。
ショックのあまり放心状態・・・。

オイルだって結構いいものを使ったのになあ。まあ授業料だと思うしかないか。
この先長い人生、またこんなきのこ豊作のときもあるでしょう(涙)。
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きのこ大収穫

2007-07-24 | +きのこ
6月は雨が少なくて空梅雨かしら、と思わされましたが、ここのところ何日か、梅雨らしいお天気。洗濯物の乾きの悪さが証明しています。
雨といえば「きのこ」、でしょう。

先週の金曜日(7/20)、運動がてら散歩したら、ヤマドリタケモドキの小さいのと、アンズタケが少しだけ穫れました。週末は見に行くことが出来なかったのだけれど、月曜(7/23)行ってみるとMyきのこ畑に、ヤマドリタケモドキがぽこぽこ出ています!ウツロイイグチ(ヤマドリタケモドキより少し小さめ。味は同じくらいおいしい)も!






2007/7/23  あっちを見てもこっちを見てもぽこぽこときのこが。こんな大発生、またあるといいのだけれど


普段だったら「きのこの山」くらいの小さいのもよく探して採りたくなるほどなのに、今回は見渡す範囲に数え切れない位出ています。
6月になんにも出てこなかった分、いま爆発しているのかしら!?
「すごおおおおい!」と心の中で叫びながら収穫。
昼少し摘んで、夕方暗い中更に収穫。
イタリアではポルチーニというと超高級きのこですよね。それがタダで手に入るのですから、これが摘まずにおらりょうか。うむうむ。

あまり小さいのは「ま、明日にするかな」とか、育ちすぎたのは「資源保持のためにも胞子を飛ばしてもらうかな」などいつもなら採ってしまうものも残すような心の余裕も生まれます。


2007/7/23 大収穫



何キロものきのこを夜8時くらいから処理開始。ダンナサマがいない日でよかった、本当に。
以前作ったオイル漬けをまた作ろうと思って。

これがあるとあっという間においしいパスタが出来るのですよ。クリーム系でもいいし、ニンニクとオイルでもいいけれど、トマト系(あとカレー味)はきのこの持ち味を消してしまう気がします。リゾットにもよさそうです。
オムレツに入れても、ジャガイモと一緒に炒めても、お料理がぐっとランクアップする気がします。

フィレンツェの市場ではドライポルチーニがかなりのお値段で売っていましたが、自分で摘むぞ、と心に誓って買ってこなかったのでした。
えーと、正確にいうと、欲しかったけれど予算オーバーで、その悔しさが根こそぎ大収穫にはねかえってきたのだな。きっと。
作ったやり方は次のような感じ。前回のブログは読まずにとりかかりました。そしたらやはり忘れたていたことがいろいろ(折角の記録ブログなのだから活用しないと意味ないのに~)。

■用意するもの
きのこ

にんにく
ハーブ類(胡椒、エルブ・ド・プロヴァンス、セージなどお好みで)
植物油 たくさん
オリーブオイル もっとたくさん

ガラスびん
フライパン
蒸し器

■作業手順
1)きのこを摘むときは、鋭利なナイフなどで根元から切り取る。
 このとき泥がついている部分は地面に残す。

2)出来れば摘みながら目につく枯れ葉などは取り去る
 きのこはあまり積み重ねず、平たい箱などに摘む。

3)家に持ち帰って、きのこの選別。
 保存用の上質なものと、すぐに食べる用の成長しすぎたもの、
 虫食いの可能性が高いものを分ける。
 このとき、肉眼でわかる汚れはほぼ完全にとってしまう。

4)ボウルを2つ用意し、塩水(濃度は適当)を入れておく。
 大きいきのこから選んで(炒めるときに大小混ぜると小さいきのこが焦げるので)、
 それぞれのボウルでゆすぐようにしてホコリをとる(2度洗いということ)。
 流水を使う必要はないし、塩水を使うと見逃した虫が出てきやすい気がする。

5)新聞紙の上にキッチンペーパーを敷いてそこで乾かす(そのあいだニンニクの準備など)。
  きのこがとても大量の場合はキッチンペーパー2枚分くらいを逐次洗うとよい。  

6)傘と軸を分ける。小さいものは手で。大きいものは包丁で。
  更にキッチンペーパーの上でスライスする。
 大きいものは軸を2~3枚に縦切り(斜めよりも縦切りの方が歯ごたえがよい)、
 傘は「+」に包丁をいれて4分割、または薄く「|||」とスライス。
 小さいものは傘はそのままで、軸は縦に2つに切る。
 小さくても軸はかならず切ってみる。外見からはわからないのに虫食いという
 ことがある。ぷわぷわした軸は虫食いのことが多い。
 虫食い部分はよけておいて、新聞紙ごと丸めて捨てる(紙の上で切るとここが便利)。

7)鍋にニンニク、オイルを入れ弱火で加熱しニンニクの香りをつける。
 ニンニクは取り出す。

8)キノコを鍋に平に並べ、塩、胡椒をして比較的丁寧に両面を焼く。
 小さいキノコ(ウツロイイグチ)の場合はそれほど丁寧にしなくてもいい。
 ここで十分火を通し、また水分を蒸発させる。(味見もする)
 (大量になべに入れて炒めると、水分が蒸発しきらず水っぽくなる気がする)
 なお、大きいきのこ、小さいきのこは火の通り方が違うので別々に炒める。
 
9)何回分か炒めたら、全体をざっと混ぜて塩味を確認する。
 多分足りないので塩追加。
 びんに詰める為に再び炒めるようにして再加熱。ここでバルサミコ酢とエルブ・ド・
 プロバンス(だと思っていたけれどローズマリーばっかりみたい)もふってみた。

10)消毒したびんに、さきほど炒めたニンニクを入れ、さらにキノコも入れる。
 前回は酸化防止のため、ワインビネガーを少々(小さじ1~2程度)入れたのだったが
 今回は忘れた。
 バルサミコを入れたとはいえ加熱してしまって酸がとんでしまったかも。
 火を止めてからバルサミコを振るべきだったのかなあ。
 前回はエルブ・ド・プロヴァンス、セージもびんに入れたのだったが今回はなし。
 炒めるときに入れただけだった。

 追記:翌日(7/24)も作ったがこのときは炒めたキノコを鍋に入れ、半分ほど浸かる程度に
 オイルを入れ、火にかけてあたためた(揚げ物にならない程度に)。
 瓶に直接オイルを入れるときのこの隙間に気泡が沢山残ってしまうが、こうすると
 油の粘性も下がり、きのこに十分オイルがからまっていいみたい。
 おたまでびんに移して、あとはきのこが浸るのに必要なだけオイルを追加すればよい。
 次からは今度からこうすることにしよう(忘れたりして)。

11)きのこがひたひたになるまで、オリーブオイル、植物油を注ぐ。
 エクストラヴァージンオリーブオイルだけだと、冷蔵庫に入れると固まって
 しまうのでほかの植物油(またはピュアオリーブオイル)をブレンドすると
 よいらしい(でも前回は混ぜたけれど固まった)。
 今回はエクストラヴァージンオリーブオイルとaiwhasさんに頂いた茶油を使用した。
 茶油は椿油に似たものでさらっとしていて、身体にもとってもよいとか☆
 割合は前回は半々だったみたいだけれど、今回は2:1程度。
 オリーブ油が多すぎたかな。これではすぐに固まってしまいそう。

11)蒸し器で加熱し、密閉する。

12)あら熱がとれたら流水に浸けて急冷する。そしてすぐに冷蔵庫へ
 ほの温かい温度が長時間続き、さらにその後常温放置すると4,5日でだめになってしまうので要注意。


これを3バッチやりました。終わった頃には空が青かったわ・・・。

炒め始める直前、きのこの量に比べ、オリーブオイルが足りないことに気づいて買い出しに。オイル、にんにく、黒胡椒(黒胡椒は結局足りた)。すごく近くに24時間営業の西友があって本当に助かりました。あまり安いオイルでもさみしいので、ちょびっと高めのものにしてみました。おいしいといいな。

250mlを4本買ったのだけれど、うちにあった分(楽子さんおすすめのそらみつのオイル☆)残り約200mlとこの4本、使い切りました。足りてよかった。
ちゃんとしたオイル、買ってこなくては。

そう、途中もうひとつ問題が。びんが足りない。
きのこは結構大きいのでWECKのTulip500に詰めたいのだけれど、先日のびわ・桑で全ての瓶を使い果たしていたのでした。数個は出てきたのだけれど、あとは別の物にしなきゃ、まあいいやフランスのバネ付きフタのがあるから、と思っていたらなんと換えパッキンがない!使用中のとろろ昆布のびんからパッキンだけもらってきたりして、何だかドタバタでした。

段取りが悪いな~。でも、きのこが豊作なんて予想できないですものね。

■今日買う物
 ・オリーブオイル
 ・パッキン

(え、まだ作るつもりかって。ええまあ。その。きのこがあるのですもの、また摘んでしまったし・・。)

そうだ、黒オリーブとニンニクとあわせてフードプロセッサで粉砕したペースト状のものも作ってみたいなー。
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2007イタリア:ヴェネツィアの宿

2007-07-23 | +海外

(この記事写真多いです。もしお手持ちのパソコンで重かったらコメント欄でお知らせ下さい。記事を2つに分割してみます。)

ヴェネツィアの物価の高さは有名なのだそうです。
道理でホテルを探してみると、星がなくたって軒並み100ユーロ以上。100ドルならともかく100ユーロといったら17000円ですから非道いはなしです。がんばって安めの宿を探さねば。
Bed&Breakfastという検索サイト(英語)を発見。小規模なB&Bが集まっているサイトのようです。こちらのメールフォームを利用してまずは手当たり次第に問い合わせを出してみました。
そうしたら、返事が、ほとんど来ない・・・。たとえ満室でもその旨返事がくるかと思っていたけれどそうでもないみたいでした。がっかり。

でも即座に空室がありますよ、と返信をくれたところもありました。Abitare Rialtoというところ。親切なことに、部屋の写真までメールしてくれたので、そちらに決めてしまいました。調べてみると自分のwebサイトもあるようです。
こちらは1泊80ユーロ(ウィーンと同じ値段)。ヴェネツィアでこの値段なら有り難いのでは。

初めて行く場合は場所がわかりにくいのだけれど、リアルト橋から徒歩2分、市場からも徒歩4分程度の便利な立地でした。
部屋は階段をずっとずっと登った屋根裏部屋にあって、最初と最後はスーツケースに苦労しました。

自分のマンションの何部屋かを改装して貸しているのではないかと思うような雰囲気です。精算も現金のみでした。最上階(屋根裏部屋)に2部屋と事務室があって、その下の階に大家さんが住んでいるようです。 
朝ごはんは部屋に持ってきてくれます。フロントもないので、精算などは朝ごはんのときにする感じです。

外鍵、家の鍵、部屋の鍵、と3つ鍵を渡されるので、前回のウィーンの時と同様自由に出入り出来て便利でした。ただ、二人が別行動をしようとすると少々厄介。
「何時に外玄関ね」と待ち合わせて、お留守番している方は部屋を出て階段を下りて、家のドアを出てまた階段を下りて玄関のあたりで待っていないといけません。

友人の話を聞くと、同じ値段でもっと狭くて、太ったひとはバスルームにはまりこんでしまいそうでしかも朝食も極めてけちくさいホテルもあったとか。我々の部屋は天井は低いものの非常に清潔で広さも十分(たんこぶが2つできたけれど)。
ベランダはないけれど天窓があるので、洗濯物を干しておいてもちゃんと乾きました。

B&Bではありますが、毎日お掃除やタオルの取り替えもしてもらえます。
なるべく綺麗に使おうね、とダンナサマとがんばって、毎朝出かける前には(自分の家にいるより)かなり気を遣って片付けて行ったのだけれど、毎日帰ってみると見違えるように綺麗になっていました。私たちの「きれい」って・・・、としばし考えさせられたのでした。

またお世話になりたいB&Bです。

カナル・グランデを背にしてある細い道を入ってきたところにある広場。
宿の入り口はなんと左の窪んでいるところ。夜に到着したら気づかなかった恐れが。

鏡になっている扉にずずずいっと近寄ってみると・・・・

目指す宿の名前が小さなプレートに。

なおこのくぼみ、行き止まりに見えましたが左に細い道があり、市場へ向かう道に通じているのでした。ヴェネツィアは、どんなに細い道でも行き止まりでない場合が多くて不思議なくらいでした。

扉を入ると廊下です。しばらく進んで扉を振り返ったところ。
扉の鏡は実はマジックミラーで、内側からだと外が見えるようになっています。

廊下の突き当たりが階段。スーツケースを持ってうんせこらせと登りました。
ここの階段まではマンションの共有スペースということになります。

階段を登って右に振り返ると扉が。
こちらが第2のドア(おうちのドア)。

扉を開けるとげた箱(多分)と階段。更に階段を上ります。

引き戸タイプのドアを開けると我々の部屋でした。入って左側にクロゼット(透かし彫りの扉)とバスルームへの扉が。

壁にはヴェネツィアングラスの照明が。

右に見えるのがクロゼットで、この照明の下の方には戸棚とミニ冷蔵庫。

扉を背にして右側のくぼみに丁度ベッドが。
ホームページの写真と同じアングルですが、実際立って写真を撮れるポイントはここしかないのでした。あとは腰をかがめて・・・。

屋根の斜めになった端っこを利用した収納スペース。かなりの空間です。ただし近づくとき、離れるときは小さくなっていないと頭をぶつけます。

子どもだったら喜びそうな小さな空間が。
クッションとか沢山持ち込んで「巣」みたいにすると居心地いいんですよね~。

こちらがバスルーム。改装したてなのかとても綺麗で、お湯もちゃんと出ました。

使ったタオルは毎日取り替えてもらえます。なんだか勿体なくてなるべく少しのタオルを使うようにしていました。

洗面台も水漏れせず、洗濯するのには十分な大きさ。
アメニティグッズもついていました(でも荷物を減らすべく持っていったシャンプーを使いました)。

斜めになった天井には天窓が。下側を引き下げるように開けるのですが、これが意外と優れもの。冷気が窓ガラスを伝って流れ落ちて来て、部屋の熱気は高い方の側から放出されます。

天窓をがんばってのぞき込むと塔が見えます。

そういえばこの写真は確か私がダンナサマを持ち上げて撮ってもらったのだわ(我々の体格は同じくらいなのです)。そしてこのときに私が大きなたんこぶをつくったのでした。

薬局マークの角を左に入って、途中左に曲がると一番上の写真のくぼみに左側から出てくることになります。

この道もお店がいっぱい。にぎわっています。

屋根の上に天幕が見えますが、ここの隣が我々の部屋。天幕は宿の事務室(洗濯機やパソコンなどがおいてある)のベランダです。
洗濯物を何度か干させてもらいました。

こちらが朝ごはん。
ワゴンに乗せられてきます。
甘いお菓子とクッキー、コーヒー、ヨーグルト、ラスク、シリアル、牛乳など。ラスクやクッキーまでは食べきれないです。
部屋で食べられるので寝間着のままでいいし、冷蔵庫のフルーツやチーズなどを勝手に付け足すこともできておうちにいるみたいでした。

●2007イタリア旅程へ

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■旅行:目次

2007-07-19 | ■旅行(index)

旅行記事の目次です。
内容がある場合は、各旅行の旅程の記事に飛び、そこから各記事にリンクしています。(まだ作成中・リンク張り中の記事が多いです)
海外の場合は、ホテル情報一覧をつけました。泊まったホテルと値段などのリストです。部屋の写真にリンクする予定です。

■海外

旅行名概要旅程 ホテル情報一覧
2003南仏 アヴィニヨン,エクス・アン・プロバンス,ニースなど
2004南仏 アンティーブ,エクス・アン・プロバンス,ニース
2005ウィーン・プラハ ウィーンとプラハ
2006韓国 ソウルと水原(スウォン)、利川(イチョン)  
2007ウィーン ウィーン  
2007イタリア ヴェネツィア・ペルージャ・フィレンツェ  


旅程表はないのですが、旅行中にあった出来事をぽつぽつまとめました。

旅行名概要記事 備考        
2012年3月 台湾 台北の宿  
台南のお祭り  
マングローブ林  

2013年3月 台湾 宜蘭の宿 貸し切りタイプの離れにお友達4人と泊まりました。 
ウイスキー工場  
タマリンド採集 ホテルの目の前にタマリンドの大木が!
何度も泊まっているところですが、初めて知りました。 
亜里山方面ドライブ  
ベジタリアンレストラン  


■国内

旅行名概要記事備考
2005霊泉寺温泉 長野県の霊泉寺温泉 全5編
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2007イタリア:旅程

2007-07-18 | ■旅行(index)


2007年夏、イタリアのヴェネツィアとペルージャに行ってきました。
この春ウィーンに行ったばかりなのでやめようかと思ったのだけれど、ヴェネツィアはそのうち海に沈んでしまうという話もあるし、ダンナサマひとりだけ2週間も旅行するのはさみしいみたいで強く誘われたし(帰ってから私にひがまれるのを避けるため?)、ええい、あとは野となれ山となれ、ということで出かけてしまいました。

ヴェネツィアとペルージャ、各5泊で、最後飛行場の都合でフィレンツェにも1泊という行程。ヴェネツィアは都会でペルージャは小さいまちなんだろうな、と予想していたのですが、それぞれ予想以上に大繁華街/田舎町、でした。

ヴェネツィアは、「生活するテーマパークだ」みたいなことをどこかで読んである程度予想はしていたものの、観光客の多さ(アメ横並)、ショーウィンドウの隙間ない連なりぶり(浅草の仲見世並)、深夜までの大騒ぎ(9時頃まで日が暮れないせいもあるのかな。時差がある我々は明るいうちに眠くなってきて、何か勿体ないことをしているような)・・・、あと勿論名所旧跡有名絵画の多さ、などびっくりでした。
時間も空間も密度が高い感じ。

いっぽうペルージャは、たまたまジャズフェスティバルをやっていたためかなりの観光客がうろうろしてはいるものの、何か間延びしたようなゆったり感。
お店がいやに少ないな、と思ったら、何と1時から4時まで昼休み!ジャズ・フェスの都合もあって、夜遅い側に開店時間をシフトしているようでした。ヴェネツィアよりも物価が安いかな?とお店をみてみたくても、お店自体、メインストリートをはずれるとみあたりません。普段観光客などこない町ではこれが普通なのかもしれませんが。
ヴェネツィアと違うなと思ったのは、輸入雑貨・アクセサリーのお店があること。ヴェネツィアではどこもかしこもムラーノグラス一辺倒でしたがペルージャではインド、アフガニスタン製の色石を使ったアクセサリー店やインドネシア製の雑貨屋さんが目につきました。ペルージャには「外国人大学」があって、小さな町(といってもウンブリア州の州都だそうですが)の割には国際的なのだそうです。


ヴェネツィアには車が一切ないのですよ。
ガイドブックで予習して知ってはいたものの、体験してみると不思議です。どこへ行くにも徒歩(ヴァポレットという水上バスなどもありますが)。両側のショーウィンドウを見るために道をジグザクに歩くのも簡単。車にひかれる心配はいりません。
建物が高く道幅が狭いので夏の日差しが強くても、意外と日陰が多いです。散歩には最適。
そして、車がないせいだと思うのだけれど、お総菜のお店や八百屋など、必ずしも観光客向きでないお店も、町中のあちこちにあります。ペルージャとは特にこの点が違うかも。町中でお総菜屋さんをみつけることはできませんでした。学生はピッツァとかで済ませて、一般家庭はみな車で郊外の大規模スーパーに行ってしまうのではないかしら。

ペルージャのまちはいくつか寄り集まった丘を被うように広がっているようです。何しろ坂ばかり。公道なのに道じゃなくて階段だったりもします。サンダルじゃなくて登山靴が必要でした。この坂を下りたらまた登らなきゃいけない訳ね、と思うと小道を探検するのも尻込みしてしまうほど。
旧市街の建物は石造りで大きく、道幅は広く、アーチははるか上にそびえて、ヴェネツィアから来たせいか巨人の国に紛れ込んだような気になります。
いろいろな勾配の道が交差して、建物が複雑に重なって見え、妙にまっすぐな水道橋があらぬところを横切っていたりして、絵になる町ではないかと思います(お絵描きセット持っていけばよかったかな。難しくてとても描けないだろうけど)。

ほんの半日ほどの滞在だったフィレンツェは、車は多いもののヴェネツィアに似ている気がしました。
観光客の多さと夜遅くまでの賑わいぶり、莫大な資産をつぎ込んだであろう建築物の多さ、高級品を扱うお店の多さ・・・・などなど。
アルノ川にかかるポンテ・ヴェッキオ(橋)は両側が宝飾品店になっていて、ヴェネツィアのリアルト橋と同じ雰囲気でした。


ヴェネツィアの宿は小さな(多分個人経営の)B&Bでした。部屋は改装して間もないようでとても清潔で(散らかった我が家と比べなくてもほんとにピカピカ)、バスルームの設備も新しくお湯もちゃんと出ました。星のついたホテルではないけれど、ミニ冷蔵庫、エアコン、グラスやカップ、電気蚊取りなど必要なものはみなそろっていて三つ星以上の価値はあるかも。大家さん(?)もあたたかな雰囲気でとてもよかったです。
ペルージャは郊外のヴィラ(邸宅)の庭師の家を改装したキッチン付きのアパートメントでした。こちらも改装したてで、部屋はほのかなペンキの匂い。ここではスーパーで買い物してお料理、という体験ができてとっても楽しかったです。詳しくはまた別記事で書きますね。

日程はこんな感じでした。記事を書いたらここからリンクをつけていきたいと思います。 

日程 行動 宿 備考
7/1(日) 成田
↓ANA/ルフトハンザコードシェア便
フランクフルト空港
↓ルフトハンザ
ヴェネツィア空港
↓バス
ヴェネツィアのバスターミナル
↓徒歩
宿へ。なにも食べずすぐ寝ました
ヴェネツィア
Abitare Realto

機中でやっていた映画:『キャッチアンドリリース』『ナイト・ミュージアム』『エラゴン』

後ろ2つは見たことがあり、最初のもいまいちな作品だったので映画は見ず本や雑誌を読んでいました。

7/2(月) 早朝:サン・マルコ広場方面を散歩
朝食:宿にて
午前:野菜市場見物。サンマルコ寺院フルコース。ドゥカーレ宮殿。
昼食:3時頃ちっこいオープンサンド
午後:町あるき
夕食:食べ物とワインを買って宿の部屋にて
ヴェネツィア
Abitare Realto
サンマルコ寺院は入場自体は無料ですが、部屋や宝物を見る場合に料金がかかります。奮発して全部見てきました!
7/3(火) 早朝:アカデミア橋方面へ散歩
朝食:宿にて
午前:魚市場見物ジェラート(1つ目)。
アカデミア美術館
昼食:ピッツァ
午後:町歩き
夕食:食べ物を買って宿の部屋にて
ヴェネツィア
Abitare Realto

 

7/4(水)

早朝:駅方面へ散歩
朝食:宿にて
午前:リド島へ。ここでのカフェでうっかり白ワインを飲んでしまい、力抜けまくり。
昼食:リド島のスーパーで買ったもの
午後:午前中の酒のせいで力がぬけて宿で休み。
夕食:知人とレストランへ

ヴェネツィア
Abitare Realto
 
7/5(木) 早朝:散歩なし。
朝食:宿にて
午前:ムラーノ島へ
昼食:ムラーノ島のレストランにてシーフード
午後:またムラーノ島(私の買い物につきあわせてしまった!?)
夕方:教会でのミニコンサート
夕食:食べ物を買って宿の部屋にて
ヴェネツィア
Abitare Realto

 ムラーノでランチにしたのですが、本島より安かったのではないかと思います。おいしかったしあたりでした。

7/6(金) 早朝:荷造り・シャワー
朝食:宿で。チェックアウト

リアルト橋
↓ヴァポレット
Venice S.L.駅

Venice メストレ駅
↓特急(ユーロスター)
フィレンツェ
↓普通電車
ペルージャ着のはずが隣駅でエンコ
午後:スーパーなど
夕食:宿にて自炊(ステーキ)
ペルージャ郊外
Villa Aureli①

イタリアの電車はあてにならないといいますが、この時もそうでした。
フィレンツェを出た普通電車が、ペルージャ近くの山の中で停止。冷房も止まってしまいました。下車するひともいる位かなり待ちようやく走り出したものの、トラズィメーノ湖を過ぎたあたり(ペルージャの隣駅)でとうとうストップ。
ペルージャ駅に宿のご主人が迎えに来てくれているはずなのだけれど連絡するすべもなく座って発車を祈っていたところ、「Are you Mr.**** ?」と。列車の便名を伝えておいたので、なんと探しにきてくれたのでした。とっても助かりました。
ちゃんと予定の電車を知らせておいた自分をほめてあげたいわ。うんうん。

7/7(土) 早朝:ヴィラのお庭散歩
朝食:宿にて自炊
午前:またスーパーへ
昼食:宿にて自炊
午後:ペルージャのまちを散策。ジェラート(2つ目)。
夕食:宿にて自炊(串焼き)
ペルージャ郊外
Villa Aureli②
 
7/8(日) 朝食:宿にて自炊
午前:何してたかな?休養かも。
昼食:宿にて自炊
午後:ペルージャのまちへ。
国立ウンブリア美術館見学。
ジェラート(3つ目)。
サンドイッチなど買い物。
夕食:日曜で買い物しそびれてちょっとわびしい内容
ペルージャ郊外
Villa Aureli③
日曜に店が閉まることをすっかり忘れてこの日の冷蔵庫は空っぽ。ペルージャ市街でお総菜屋やスーパーを探してもみつからず。結局カフェでサンドイッチを買って、冷蔵庫の残りものをかきあつめて夕食にしたのでした。悲しかったなあ。
でも胃が休まったとか、何かよいことがあったはず。うんうん。
7/9(月) 早朝:パン屋に朝食を買い出し
朝食:宿にて自炊
午前:バスでちょっと遠いCOOPへ
昼食:宿にて自炊
午後:またしてもバスでちょっと遠いCOOPへ。そのあと昼寝してたかな?
夕食:宿にて自炊(Tボーンステーキ)
ペルージャ郊外
Villa Aureli④
宿についてから初めての平日。朝パンを買いに出かけたら、郊外とはいえ町の活気が違いました。
7/10(火) 朝食:宿にて自炊
午前:ペルージャのまち散歩
昼食:大聖堂そばのレストランにて
午後:ペルージャのまち散歩。
ジェラート(4つ目)。
帰る途中、COOPで買い物。
夕食:宿にて自炊(鶏丸焼き半分、野菜ファルシ)
ペルージャ郊外
Villa Aureli⑤
ペルージャのまちや数件のお店をゆっくり見物しました。でも後から考えたら、COOPにもっと時間をかけるべきでした。見足りなかったなあ。
7/11(水)

ペルージャ9:50
↓電車
フィレンツェ12:00ごろ
まず市場に行ってワインとフルーツを仕入れ
昼食:ホテルの部屋でサンドイッチ(持参)とワインなど
午後:フィレンツェの町中を散策。サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(例のドゥオモのところ)の内部見学(入場無料だったので)

フィレンツェ
Hotel Corona① 
重たい荷物をかついで移動。一番大変だったのはフィレンツェ駅からホテルまで。歩道がとーっても狭くでこぼこなのです。
7/12(木) 朝食:ホテル8:00
午前:市場の1階でぶらぶら

バスターミナル11:30 

フィレンツェ空港 12:50
↓ルフトハンザ
   (とても小さい飛行機)
ミュンヘン
ミュンヘン
↓ルフトハンザ
機中泊 宿から市場まで2分くらいの近さ!(そういうところを選んだのですが)
最後の朝はちょびっと(ほんとにちょびっと)お買い物しました。
不完全燃焼だ~。ターゲットを絞り込めていなかったのが敗因かなあ。

ミュンヘンからの飛行機はなんとたまたまビジネスクラスに乗ることができました。でもまた(ウィーンのときと同様)ダンナサマと離ればなれ。
7/13(金)
成田 朝10:00 くらい
(曇りでよかった。ほとんど寝ていない目に夏の太陽はまぶしいですものね)


時差ボケ解消のため夕方まで起きていればよかったのだけれど、帰宅してすぐ、昼12時くらいに寝てしまいました。そうしたら、案の定、夜中3時くらいに目がさめて・・・。
 

自分で映画が選べるようなシステムだったので見なきゃ損!と見まくってしまいました(貧乏性)。
機中でみた映画:
『Blades of Glory』『ディスタービア』『ミス・ポター』『ミスター・インクレディブル』『ブリーチ』

おかげで寝不足。ちょっと反省…。

番外編       

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ただいま~

2007-07-17 | +海外
とってもお久しぶりです。
ダンナサマのお仕事にくっついてイタリアに行って参りました。
まだ時差ボケでめろめろなのですが、ぼつぼつ旅行記も書いていきたいと思います。(ウィーンの旅行記も終わっていなかったような!?)
でも自分のを書くよりも不在中読めなかったみなさんの記事を読む方が楽しくて、筆がすすみません…。

桑やびわの疲れもすっかり抜け(片づけは全然終わっていないのですが)、ソルダムや桃を見かけて何か作りたいなーという気分にもなっています。

よかったらまた見に来て下さいね。
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