採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

はるかピール

2009-04-30 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
さて、こちらがはるか。

日向夏(小夏、ニューサマーオレンジとも)の自然交雑実生だそうです。
果実表面は日向夏よりごつごつして、果頂部(ヘタの反対側)の凹環があるのが特徴です。
皮には日向夏を思い起こさせるような香りがあり、果肉は甘くてジューシー、酸味は殆ど感じない程です。
じょうのうがやや厚いですが、食べてしまえないことはないです。


2009/4/15はるか
横から見るとよく分からないけれど・・・

2008/2/29はるか
おしりには丸い輪っかがくっきり。可愛い。

今回はピールを作ることにしました。
昨年はママレードを作り、皮が以外に固いので四苦八苦したのでした。丈夫な皮ということは、ピールにぴったりよね☆
今年は最初から圧力鍋を使ってしまおう!

・・・・と調子に乗って煮たら、なんだか煮すぎた。

煮くずれる程ではなかったものの、シロップが濁り気味になってしまいます。
お砂糖をどんどん足していくと段々透明になるはずなのだけれど、何だか力が入らず仕舞い。
ひとまず瓶詰めしてしまいました。
瓶を開けてから、最終的に味の調整をすることにしよう。

2009/4/21作はるかピール
2009/4/21作 はるかピール


最近何をやってもうまくいかないので、多少薄い状態で瓶詰めするくらいで丁度よかったかも。

この後、レモンピールをコツコツ(毎日砂糖を足したりしながら)作っていたのですが、最後の段階でシロップを煮すぎてしまいました。
焦げ臭くなる直前、あめ色になった時に気づいたのはよかったのだけれど、ペクチンが固まってしまったためか、急激に糖分濃度が上がったためか、折角柔らかく煮えていたレモンピールが何だか固くなってしまいました。

除除に糖分を浸透させていく、ということの重要さが身に染みました。

さっさと刻んで、フルーツケーキ用ミックスに混ぜて、証拠隠滅してしまおう。
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タケノコごはんのもと

2009-04-30 | +野菜系保存食
先日タケノコを茹でたあと味見してみたらアクが強くてどうなることかと思いました。
が、一晩水に晒したら無事使うことが出来たのでした。

その後ラジオで、タケノコの茹で方を放送していました。

■■タケノコの茹で方
(1)出来るだけ大きい鍋を2つ用意し、片方にタケノコと水(鍋A)、片方に水を入れ(鍋B)、両方を火にかける。
(2)タケノコ入りの方(鍋A)が沸騰してきたら、もう片方の鍋(鍋B沸騰状態)にタケノコを移し替える。
(3)タケノコが入っていた方のお湯は黄色くなってアクが出ているのが分かる。このお湯は捨て、新たに水を汲み沸騰させる。
(4)鍋Bに入っているタケノコを、お湯が沸いた状態の鍋Aに、移し替える。
(5)これを4回程繰り返す。

こうすると、比較的短い時間でアクが抜けて茹で上がるそうです。
糠を使わないため、吹きこぼれにくく、また糠の味がタケノコに染みこまないという利点もあるとか。京料理では、もし糠を使ってタケノコを茹でた場合、そのあと糠の味を抜くために更に真水で1時間ほども茹でるのだとか。

確かに薄味の京料理では糠の味は不要かもしれませんが、でも新鮮な糠ならばミルキーな風味はタケノコと合うような気もします。
もし糠の味が好きならば、それぞれの鍋に毎回糠を入れてやる、という手もあるかな。

ところでこの方法、去年もラジオで聞いて、来年は試してみるかなーと思っていたのです。今年タケノコを買った際、なにか茹で方にコツがあったはず、と微かにうずくものがあったのですが、結局思い出せずいつもどおりの茹で方に。

来年こそは試してみようかな。
でも、この1年になって加速度的に物忘れが激しいので、来年に思い出せる可能性は、かなり低そう。

-------------

いつも、茹でたタケノコの一番根っこの方でタケノコごはんを作ります。
クックパッドで検索すると、やや大ぶりに切っているものが殆どですが、我が家では最近はサイの目切りに凝っています。
一口食べたとき、ごはんとタケノコ両方が入ってきて、しかも小さいカケラが沢山あるので噛むたびに歯ごたえが楽しめるような気がします。

(お寿司のカッパ巻きも、棒状に切ったキュウリを1つ巻くのが普通ですが、千切りキュウリを巻くと、またひと味違った歯ごたえで面白いですよ)


今年はフキも摘んだので、タケノコとフキを組み合わせてみました。
いつもより濃いめに味付けて、ひとまず瓶詰め・煮沸。
タケノコ本体がなくなった頃、出番にしようかな、と思います。

2009/4/21作タケノコごはんのもと
2009/4/21作 タケノコごはんのもと


お友達のタケノコごはんは、タケノコをもっと細かく、ごはん粒くらいに小さくするそうなのです。とすると、フードプロセッサーかしら、それとも包丁?
こちらも今度やってみたいです。


そういえば、昨年お友達のブログでタケノコのオイル漬けというのも見かけて、美味しそう、と見とれていたのでした。
来年こそ、と思っていたのに忘れていました。

まだ売っているかな?
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柑橘新品種「レモネード」

2009-04-28 | +フルーツ

「Fujikaさん柑橘好きだし、珍しいものも好きよね~。これ食べてみて☆」
と、お友達に珍しい柑橘を頂いてしまいました(ふみえさんわらびさんありがとうございます!)。


「レモネード」という柑橘です。

初耳です。
調べてみると、本当にデビューしたての新品種なのです。
今年度ようやく名前が決定して出回るようになったとか。
(といっても、仮名もレモネードだったそうですが)

静岡県沼津市の西浦というところで、たった数人の農家さんが栽培しているだけなのだそうです。
西浦は、伊豆半島の西のつけ根に位置し、駿河湾を北に臨んで山腹斜面がそのまま海に落ち込んでいるような場所です。古くからミカンの産地として有名なところだそうです。

このレモネードは、レモンの枝変わりで出来た品種だということです。


どんなものかというと・・・。

2009/4/15レモネード、はるか、黄金柑
2009/4/15 レモネード、はるか、黄金柑 

手で持っているのがレモネード、その右がはるか、下にあるのが黄金柑です。
はるかよりもオレンジ色っぽいですよね。
上から見るとよく分かりませんが、横から見ると・・・・


2009/4/15レモネード、はるか、黄金柑
2009/4/15 レモネード、はるか、黄金柑 

縦長で、まさにレモンの形!
表面がとてもツルツルですが、ネットで検索した写真を見ると、普通のレモンのように、ややデコボコしたものもあるので、育った環境や収穫時期などにもよるのかもしれません。


酸っぱいものが苦手な人であれば、見ただけで口が「酸っぱ☆」となってしまいそうですが、私は酸っぱい柑橘が大好きなので、気にせず剥きます。

皮はとても薄く、手で剥くことが出来ます。
皮を剥いている最中は、レモンのようには強い香りはしないです。

2009/4/15レモネード、はるか、黄金柑
2009/4/15 レモネード 


そして、写真でみても分かるように、じょうのうがとても薄く、果肉はプリプリしています。
種が、中心軸に沿ってところどころにあるのはレモンと似ていますよね。
中心を軽く削ぐようにして種をとり、じょうのうごとぱっくし。


おおお、甘い~!

酸っぱくないです。
といってもほどよい酸味はあり、みずみずしい味で、例えるなら・・・・・レモネードみたい?
名前の由来が分かったような気がしました。

レモネード、はるみ、黄金柑の酸味を比べると、黄金柑>レモネード>>はるみ のように感じました。
レモネードは、とてもジューシーでさわやかで、飲み物のようです。黄金柑の方が酸味も甘みも濃厚な気がします。

ジューシーでさわやかで、程よい酸味の柑橘が好きな方は、大ファンになるのではないかな~。
はるみもジューシーだけれど、じょうのうが厚くてやや気になりますよね。あとはるみは酸味が殆どないのが、私などには少し物足りないです。


今回は皮は利用しなかったのですが、とても綺麗な色なのでいつかママレードにもしてみたいです。1個剥いた時には香りはあまり強くない気がしたけれど、沢山刻んだらまた違うかもしれないし・・・。

数件の農家さんしか生産していないそうですが、今後もっと増えるといいなーと思います。


ふみえさんわらびさん、とても貴重な「レモネード」、(そしてはるみも黄金柑も!)本当にありがとうございました。

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のらぼう菜

2009-04-27 | +野菜

この週末はかなり充実して過ごせました。
予め天気予報を調べておき(金曜:晴れ 土曜:雨 日曜:晴れ)、計画を立てておいたのが勝因かも(部屋片付けはプランに入っていなかったため、未着手のまま。計画の実行という点ではまあ及第点だけれど、優先順位設定に問題有りだ)。


金曜日は一日中畑。(畑って、一日作業しても、ドラスティックに見た目が変わらないのがちょっと寂しい)
サツマイモ植え付け場所を準備したり、コマツナの残骸を片付けたりしていました。

土曜日は雨だと知っていたので、室内作業を計画・実行。
思い立って冷蔵庫の柑橘を加工しまくりました。
(といってもママレード2種か、出来たのは・・・)

日曜日は朝からお友達が訪ねて来て下さって、地元をあちこち引っ張り回してしまいました(My畑とか、直売所とか、Myきのこスポットとか)。目論見では、アミガサタケ狩りのはずだったのだけれど、きのこはボウズ。
山菜でお茶を濁すことになりました・・・。

この日は夫婦ふたりの時に比べて、2週間分くらい喋ったかも。
そんな訳で、いま脳内言語野が低酸素状態、日本語がうまく出てこない・・・。
(いつもか。それに、こう書くと日本語以外の言葉なら出てくるみたいだけど、違うし)


------------------------


今年は菜の花に縁がある年でした。

My畑で白菜、コマツナ、ターサイの花を収穫し、また、とあるところで(多分野良の)カラシナの花も大量収穫。
そして、それらを少しおすそわけした方が、また別の菜の花を紹介して下さいました。

その名も「のらぼう菜」

去年くらいから、ちらりと耳にしたことがありました。
埼玉、東京、神奈川あたりで最近力を入れて生産されている野菜のようです。

寒さの中でよく成長し、春彼岸頃から出るトウ立ちを折りとって収穫する。柔らかい花茎にはほのかな甘味があり、他の菜花類のような苦味やクセがない。ゴマ和えや、おひたし、味噌汁の実などによく、また油とよく合うので、炒めてマヨネーズで食べてもおいしい。       
茎立ち菜、トウ菜などと呼ばれる花茎を食べる野菜は、万葉の昔から日本全国に数多く有るが、食味の点では「のらぼう」がナンバーワンであろう。
   ------野口のタネ【のらぼう菜】のページより
 
どんなものかというと・・・。



2009/4/15ノラボウ菜
2009/4/15 ノラボウ菜 

見かけは、「菜花」といって売られているものに似ているような気がします。
(白菜でもターサイでもコマツナでもないということしか分かりません)
しなやかで滑らかな葉っぱです。

早速茹でてみました。

なるほど、説明にあるとおり、アクがないです。
茎がポリポリして細いアスパラガスのようで、ほんのり甘いです。
葉っぱは柔らかくて苦味がなく、きゅっきゅっとした歯ごたえがあります。あっさりしているので、いくらでも食べられてしまう味です。

調理法を工夫するまでもなく、マヨネーズがけで、ワシワシと食べ尽くしてしまいました。美味しかった~。
サクマさん、ありがとうございました!



のらぼう菜は、ほかのアブラナ科植物と違って自家不和合性がないそうです。
つまり、1株のめしべと雄しべで種が出来てしまうということ。
この品種を交配に使うには不便ですが、逆に考えるとこの品種の純血性(?)が保たれるということになります。
畑で育てれば、種をとって来年も蒔くことができるということ。

種まきは9月。しばらく畑で育苗し、10月下旬に定植、春のお彼岸頃から1ヶ月ほど収穫出来るそうです。

むふふ。My畑で植えてみようかな~。


ところで、菜花の収穫のコツ。
通常、ぽっきりと手で折り取れるところで収穫してしまいますが、菜花で一番美味しいのは茎部分です(カラシナで実感。のらぼう菜もそうだとか)。
特に、株の中心から最初に出てくる花茎は太くて絶品です。
それを採ってもまた次が生えては来るけれど、第2弾の花茎も、なるべく太いものを収穫したいですよね。

そのためには、一番最初の花茎をなるべく下から、(手では折れないので)ハサミなどで刈り取ることが重要。
手で折り取ったあと、株に残った花茎をカットしてもいいし、最初にハサミで花茎をつけ根から切っておいて、その後手で折れる部分より下を捨ててもいいと思います。
一番太い花茎がすっかりなくなると、その脇から、それに近い太さの花茎が複数生えてきます。
もし太い花茎が途中まで残っていると、そこから極細の花茎が無数に生えてきてしまいます。極細の花茎は、例え手で折り取れても、筋っぽくて固くあまり美味しくありません。

*****************

Myカラシナ畑がいま花盛りです。
からし菜のトウの記事のところに写真アップしましたのでよかったら見て下さいね。

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今シーズン初いちごジャム

2009-04-23 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
金曜日(4/17)にダンナサマと買い物に行ったら、いちごが1箱(4パック)580円で売っていました。
これはお買い得!という訳で、1箱購入。
この頃何だか疲れていたため、1箱にとどめましたが、本当なら4パックでなく6パックくらい一度に作りたいところ(鍋のサイズがそれくらいにぴったりなので)。
元気満タンの私なら、3箱買って、6パック×2バッチ作るところです。

金曜の晩ヘタ取りをして果糖とレモン汁をまぶしておきました。
土曜はどうにも時間がなく(キノコを探しに行ってアマドコロを摘んで帰ってきました)、日曜に作成。

4パックはいつも作っている分量より少ないため、お砂糖を入れすぎてしまったかも。
・・・と思ったけど、後から瓶詰めに入らなかった分を食べてみたら、それほどではありませんでした。



2009/4/19作いちごジャム
2009/4/19作 いちごジャム
(いちご、果糖、レモン汁)
 

今回瓶がやや小さめでしたが、大体1パックのいちごから1瓶のジャムが出来上がります。

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ワケギ改めアサツキとラッキョウとノビルの違い

2009-04-22 | +その他

さて、先日の記事で、畑の持ち主からラッキョウと説明を受けていたものが、実はノビル(野蒜)だったことが分かりました(教えて下さったみなさんありがとうございました!)。

(そして、下記の記事中でワケギと書いているのは間違いで、実はアサツキだったともわかりました。こちらもお礼申し上げます。あとでワケギをアサツキに直しますね~。)



つまり、My畑(1年だけ預かっているだけなのだけれど)には、ワケギアサツキ、エシャロット(大きく育てればラッキョウだな)、野蒜の3種が生えていることになります。

どれがどれか、私にはイマイチ区別がつきません。
掘ってみないと分からない、というのは不便ですよね?あちこち少しずつ掘って確かめてみようかな?

という訳で、掘り上げて、並べてみると・・・。


2009/4/21アサツキ・エシャロット(ラッキョウ)・ノビル
2009/4/21 左から ワケギアサツキ、エシャロット、ノビル 

あらま。あちこちに点々と生えているときは区別がつかなかったけれど、全然見た目も違うではありませんか。
まず葉っぱ。色が違いますよね。

2009/4/21ワケギ・エシャロット(ラッキョウ)・ノビル 
左から ワケギアサツキ、エシャロット、ノビル 
そして(玉の下部から生えている)根っこも全然違う!

 

2009/4/21ワケギ・エシャロット(ラッキョウ)・ノビル 
左から ワケギアサツキ、エシャロット、ノビル  

左:ワケギアサツキ
ネギのように中空の葉っぱがぴんと伸びている。
つけ根部分はきゅっと細くなっておりうす紫色で、葉っぱの色は鮮やかな緑色。
写真にはないけれど、4月下旬時点で薄紫のネギボウズがぴんと立っている。
玉(正式名称は何?鱗茎?)の形は、エシャロットに似ている気がする。
根は一番細く、もしゃもしゃしている。
なお、ワケギは、つけね部分が細くなっておらず、ネギのように寸胴のようです。そして地下にはたまねぎのような玉がついているようです。

中:エシャロット(もうちょっと太らせればらっきょう)
葉っぱは、くしゃくしゃと倒れかかったような様子で、色はビリジアングリーンというのかな、深緑色。
つけ根部分は薄紫色でワケギとよく似ている。
玉の形は、ワケギに似ている気がする。
根はワケギとは全然違って太くて丈夫で長い。

右:ノビル
葉っぱは、一番細く、くしゃくしゃと絡まったような様子で、色は一番明るい黄緑色。
つけ根部分は白い。。
玉は明らかに他2つとは違って、まん丸い。分球した小さな玉はぽろぽろ外れやすく、掘っている最中もこぼれおちる。これが自然にまた生えてくるのだろうか。
根は3つの中で一番太くて立派!やはり野生に一番近いからだろうか?
(っていうか、ノビルって栽培することもあるなんて知りませんでした)
太いくて途中で千切れないせいだと思うけれど、長さも長く見える。

それぞれ生でかじってみると味も違うと思うけれど、味見はまだです。


何とまあ、見かけだけでもこんなに違うものだったとは!
特に根っこの違い(ノビルの根っこの立派さ)にはとてもビックリ。
掘ってみてよかったわ~。

葉っぱもよく見ると違うし、これからは掘り上げてみないでも区別がつきそうです。
いろいろ試してみるもんだなー。うむうむ。

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雨よ降れ

2009-04-21 | +きのこ以外
水曜日に少し雨が降ったので、土曜日(4/18)、キノコの様子を見に行ってみました。
でも、しっとり濡れそぼっていてほしい草地は、さっぱりさわやかに乾いています。
全然雨が足りないようです。



2009/4/18ツグミ キノコのかわりに鳥を発見。ツグミです。
(鳥の写真を撮るのは玄関先でハトの成長を卵から巣立ちまで見守っていた時以来かも)。
2009/4/18ツグミ

最近、「とりぱん」(とりのなん子著)というマンガにはまっており、ツグミが大のお気に入りです。
「とりぱん」ではいじめられっ子つぐみんですが、ここではヒヨドリに足蹴にされることもなく、割とのんびり暮らしているみたい。

2009/4/18ツグミ
白い眉毛と胸のマダラ模様、そして翼のオレンジ色が特徴だと思います。
2009/4/18リンドウ
リンドウの、なんてきれいな青。

でもね、探しているのはあなたじゃないの。
2009/4/18アマドコロ
代わりにアマドコロ発見!
ユリみたいにひょろりと生えているのがアマドコロ。
2009/4/18ウコギ
そしてウコギも。
昨年下草刈りされてしまったためとても見付けにくいです。
2009/4/18ウコギ
これがウコギ。
2009/4/18収穫品
結局きのこではなく山菜摘みになってしまいました。

下段左から、アマドコロ、わらび、タッパに入ったウコギ。
その上にちょろりと1本ウド。
上の方のこんもりした草の山は、畑のニラです。


アマドコロは、以前も書きましたが、サヤ、茎、先端の3つに分けて茹で、しばらく水に晒して食べると甘くて美味しいです。苦味もあるけれど、どこを食べても甘みがあるのが特徴的だと思います。アマドコロというのはそこから来ているのではないかな。
サヤ:シャキシャキして甘い。生ネギのような食感かも。
茎:アスパラガスのようで甘い。パスタにも合いそう。
先端:ほろ苦くて少し甘い。生のものを天ぷらにしたらどうかな?苦すぎるかな?


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ところで昨日の晩ごはんは色々おかずが揃いました。
最近野菜やら山菜やらで冷蔵庫がいつもいっぱい気味で、なんとか消費しようと努力中。最終形態(食べられる状態)にしておけばなんとかなるかと、せっせと加工しています。
今思ったのだけれど、ダンナサマと一緒に買い物に行くとその後苦労するような。
つい買いすぎてしまうんだな、きっと。

脈絡も何もないメニューは次の通り。
・ワラビのとろろ昆布和え(本当は汐昆布がよかったのだけれど在庫ナシにつき)
・里芋煮しめ(高野豆腐、干し椎茸、人参、塩豚)(一昨日作)
・タケノコと秋田ぶき煮物(干し椎茸も)(新作)
・プチトマトコンポート(市販品。これで片づいた)
・トマト
・ウコギ(ちょっぴり残っていた)
・タラの芽天ぷら(冷蔵庫で弱りつつあったので急いで揚げた)
・トウ立ちしてしまったタマネギの葉っぱ部分の炒め物(薄い味噌味)
・白ごはん

あと、待機中な調理済み品が
・タケノコごはん(のもと)(タケノコ、干し椎茸)
・トンポーロウ(豚バラ肉、ゆで卵、小タマネギ(実はトウ立ちタマネギの玉))

冷蔵庫でスタンバイ中の素材
・茹でたタケノコ
・ニラ
・アマドコロ
・大根間引き菜
・ニンニクの花芽

食材いっぱいあるのにうっかり採集してしまったもの
(だってキノコがないんですもの。空手じゃ帰れないし~・・・)
・フキ

書きだしてみると自分が思っていたより沢山ある。
夜はのんびり読書でも、と、どうしてならないのかと思っていたけれど、自分で自分の首を絞めているのだわ。
今週1週間買い物禁止。

誰かお客さんに来てくれないかな。

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らっきょう(試し堀り)→ノビルということが発覚

2009-04-20 | +その他

昨日、ふんぱつして大きいのを2つも買ったタケノコ、茹で上がりを試食してみたら柔らかいのにエグ味が結構残っています。ガックシです。朝堀りだったのに。
とりあえず水に漬けて冷蔵庫に入っています。再度茹で直せばアクが抜けるものなのでしょうか。糠はもうないので米のとぎ汁でやってみるかな。

夜までに少しはアクが抜けていますように。
そしたらそのまま調理してしまおう。

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今年借りているMy畑には、ラッキョウ、エシャロットだよと言われたもの、そしてわけぎが植わっていますが、上から見ただけではいまいち区別がつきません。

一番青々してぴんと元気なのがワケギかな。
でも、エシャロットとラッキョウはさっぱりです。

先日、一体これはどっち、と確かめるために少し掘ってみました。
エシャロット(エシャレット、エシャ)はラッキョウを単に早堀しただけのもの、という説があるので区別がつくか心配でしたが、明らかにエシャロットではないものが出てきました。

まん丸で小さくて・・・・。
エシャロットでないとするとラッキョウなのだけれど、これはどう見ても、ノビルでは?
こんな種類のラッキョウもあるのかしら?
(ご存知の方、ご教授頂けると有り難いです)


2009/4/16らっきょう
2009/4/16 ラッキョウ?
(コブみたいなのは、分球しつつあるもの)
 

ラッキョウの収穫時期は7月だそうです。
7月までにラッキョウらしい形になるのかな。
少なくとももう少し大きくなってもらわないと、この小ささでは加工が大変すぎです。

それに、かなりカラいです(やっぱりノビルでは・・・)。
二日ほど塩漬けしてから甘酢に漬けたのだけれど、塩漬けが足りなかったのかな。

ラッキョウ漬けはこれまでやったことがありませんでした。
7月までに予習しておかないと。
甘酢漬けもいいけれど、スパイスたっぷりのピクルスにもしてみたいな~。



ちなみに、エシャロットは今頃が収穫時期だそうです。
でも、そんなに沢山食べるものでもないし、他の野菜で手一杯という気も。
収穫しないでまた1年放っておいてもいいのかな?
それとも、やはり掘り上げて、また別の場所に植え直さないといけないのだろうか。
だとすると、らっきょうみたいに漬けるかな。

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タロ芋プリン(カノム・モーケン)

2009-04-16 | +お菓子(各国)

この時期農産物直売所に里芋類が沢山出回っています。
この秋は京芋、八頭を殆ど買わなかったため嬉しくなってつい買ってしまいました。

ふと、春なのに何故?と思ったのですが、分かりました。里芋の植え付け、ムロ(1m程地面を掘って、草やシート、土をかぶせてお芋を一定温度で保存する場所)片付けをする時期だったのです。小芋(孫芋)を植えて、植えなかった分が出回る、という訳です。

というのもその後、My畑のムロを空けてみたら、まるまる4株も発見されたのでした。
4株というのは、お米の10kgの袋に、土と一緒に入れて2つ分になります。

ゴボウ同様、嬉しい発見です。
でも、4株はとても大量です。
八頭や京芋なんて、買っている場合ではないのでした。

とりあえず、買ってだいぶ経つ京芋と八頭の方から片付けなくては。

どうしよう?

「里芋 レシピ」でネットを検索していたら、巡り巡って、タロ芋プリンにたどり着きました。カノム・モーケン、カノム・モーゲン、カノム・モーケーンなどとも呼ばれるタイのお菓子です。
京芋はまさにタロ芋だとも書いてあり、作ってみることにしました。
作り方の参考にしたのはこちらのブログです。
写真入りで詳しく解説が書かれており、とても参考になりました。

復習がてら、作り方をメモしておきます。
■■タロ芋プリン(カノム・モーケーン)
■材料(アルミの焼肉ダレ用容器3つ半分。あとでサイズ確認します)
タロ芋  500g (今回は京芋+八頭、蒸し上がりを計量して500g)
卵(Lサイズ)    4個
バイトーイの葉 (今回は使わず、エッセンスを使用)
ココナツミルク缶 1缶(約2カップ=400cc)
砂糖   3/4カップ
上新粉 大さじ2
蒸した里芋のサイの目切り  適量 (レシピにはないけれど具として使用)
塩  (レシピにはないけれど東南アジアスイーツは塩味が特徴だと思うので)

■今回の私の作り方
(1)タロ芋を蒸し器で十分蒸かす。500g計量する。残りをサイの目に切って2カップ分ほど用意する。
(2)タロ芋、ココナツミルク1カップ、上新粉をスティックミキサーで混ぜる。
あまり滑らかにならない。おはぎのお米部分のような固さ。
これを1/2カップ分取り分けておく。
(3)卵と砂糖をバイトーイの葉で混ぜる・・・けれど葉っぱがないので、バイトーイエッセンスを加え菜箸で混ぜました。
卵液の中で、手を使ってバイトーイの葉を揉み出すようにしたりもするらしいです。
(4)タロ芋ペーストに卵液と、ココナツミルク1/2カップを注ぎ、スティックミキサーで混ぜる(ココナツミルクが1/2カップ残ることになる)。
これを、ザルで漉す。
(5)容器に、最初に取り分けた、ねっとりしたタロ芋ペーストを塗りつける。
更に、サイの目状の里芋も散らす。
なお、ココナツミルクにかなりの油脂分が含まれているので、容器に油を塗る必要はないように思います。
(6)容器に(4)の卵芋液を注ぎ入れ、最後に、残してあったココナツミルクを表面に流し込む。
(7)170度のオーブンで30分程焼く。
 レシピにはありませんでしたが、湯煎焼きにしてみました。
 温かいうち、もしくは冷やして食べる。


なんだかどたばたして写真がほとんどありません。


2009/4/11 こちらが蒸かしたお芋たち。左の紡錘形のものが京芋(約400g)。
そのほかが、カットした八頭(1kg強)。

蒸かしただけでも美味しいです。
2009/4/13
プリンの出来上がり。
(地味です)

サイの目のお芋を入れたのは食感に変化が出来てよかったなと思いました。


食べてみました。
卵の層は、じょわっと少し水気を感じるプリンです。下層はねっとりした、甘くないお芋ペーストで、所々にポクポクした角切りのお芋があります。
里芋の味はさほど主張しません。
基本的にココナツミルクも里芋も好きなので、私は気に入りました。
(ダンナサマは違ったみたい)
冷やして食べた方が、ココナツミルクの油っぽさを感じにくく、美味しいと思いました。

タイでは里芋でなく皮むき緑豆を使うのが本式だそうです。
アレンジとして、サツマイモバージョンもあるとか。ということはカボチャでもよさそうです。要するに、ホクホク系のデンプン物質なら何でもよさそう。
(里芋を使う場合は、ねっとり系でなくホクホク系がよいかも)

以前、ココナツミルク風味カボチャプリンを作ったことがあります。その時は洋風からのアレンジだったので、カラメルソースを敷いたのでした。
ということは、里芋バージョンでもカラメル仕立てでもきっと合うはず。
里芋の洋菓子方面利用、研究してみようかしらん・・・。



以前作った、タイのもち米のお菓子(カオ・トム・マット)といいこのタロ芋プリンといい、優しいココナツミルク風味がなかなか好みです。ほかにも作れそうなものはないかと気になって、タイのお菓子を検索してみました。
美味しそうな写真は沢山ヒットしましたが、レシピはなかなかありません。

どうやらタイでは、お菓子は買うものであって作るものではない模様。
なるほど、暑い国では外食文化が発達している気がするけれど、お菓子についてもそうなのだわ、きっと。

そしてもうひとつびっくり、タイでは「むやみに間食してはいけません!」というしつけはなされないそうです。お母さんは子供に、「お腹が減ったらいつでも食べなさい」、と言うらしいです。暑くて食欲が落ちがちなので、少しずつでも食べられる時に食べた方がよい、ということなのでしょうか。

心の赴くままに食べている割には、タイの人々はみなスリムな気がするなあ。羨ましいなあ。
暑いから、太ってなんかいられないのだろうか?それとも体質?
(タイのお菓子、毎日食べたいだけ食べていたら、私だったら太るな・・)


比較的近くにタイ食材店があり、週末になるとお菓子を売っています。
1パック400円もしてちょっと高いのだけれど、今度研究のため買ってみよう。
作り方を教われないものかな~。

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春峰ママレード

2009-04-15 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
今年も春峰という柑橘を、河嶋果樹園さんから送って頂きました。
春峰というのはこの果樹園のオーナー河嶋さんご自身が、清美オレンジと水晶文旦を交配して独自に育成された品種です。

八朔をやや小さくした大きさで、皮は薄め、じょうのうも薄くて食べてしまえます。
種は少なく、果肉は文旦や八朔に似て、さくさくした感じです(果汁がしたたりにくいタイプ)。
私はどちらかというと黄色い柑橘の方が好みなのですが、この春峰は、オレンジ色の柑橘だけれど、文旦に似たところがあってさわやかで大好きです。

3月が旬とのことですが、今年はやや出遅れてしまい、3月下旬に注文して送って頂きました。
やや出遅れたせいか、酸味が大分抜けてしまったのが少々残念(甘い柑橘が好みの方にはぴったりかも)。
例年、皮を利用する間もなく中身を食べ尽くしてしまうのですが、今年はママレードも作ってみることにしました。



2009/4/7 カットする前の写真がありません。

こちらが春峰の皮。
かなり薄いです。
果肉がたっぷりで、歩留まりがいいフルーツといえます。

果肉は袋から出してスティックミキサーで粉砕して漉し、カスの方は圧力鍋で数分煮て、それを皮・果汁と一緒に煮詰めました。
2009/4/7 今回は、皮をこんな風にカットしてみました。
紡錘形の曲線部分をまず刻んで、6角形になったところで斜めにスライス。
比較的長さのそろったものが出来たような。
2009/4/8作春峰ママレード 沢山刻んだので、2度に分けて煮ました。
これは1回目。

色が多少くすんでいるのは、ラム酒を少々入れたせい・・・・だけではなくて、実は、少し焦がしてしまいました
鍋が沸騰するまでの間、パソコンでラベルを作っておこうと思ったのが間違いの元。
気づいたときにはぐつぐつ煮立って随分時間が経っていたようです。
もうしません。
2009/4/8作春峰ママレード 一度全部別容器に空けて、鍋の焦げをこすり落とし(全部は取れなかった)、ママレードの焦げた部分を探して取り除いて、加熱再開。私の人生の貴重な1時間を返して、という気分。
幸い焦げた味は全体には広がっておらず(多分)、念のためアラ隠しにラム酒を入れてみました。
2009/4/8作春峰ママレード 2回目は、鍋から目を離しませんでした。
焦げのある鍋で煮たけれど、ジャムには色はつかずよかったです。折角なのでこちらはラム酒なしで。
2009/4/8作春峰ママレード コゲを恐れて煮詰め方が甘かったせいかどうか、こちらはややゆるめになりました。

2009/4/8作-1
春峰、果糖、レモン汁、白ワイン、ラム酒

2009/4/8作-2
春峰、果糖、レモン汁、白ワイン

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