台南でよく泊まるホテル(成大会館)の前の通りには、立派な木の並木になっています。
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大学路(東西)と勝利路(南北)の交差点。 |
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散歩していたら、ふと見覚えのある実に気づきました。 |
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カパカパした殻の内側に、ねっとりしたペーストに包まれた豆があります。 |
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もっとないかと探してみたものの、まだ大半が木の上です。 |
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辛うじて手が届くところに葉っぱがあったので撮影。 |
道行く人は、特に拾っていたり、気づいている様子はありませんでした。
地元在住の台湾人の友人に見せてみたところ、
「え?うそ?食べられるの?ホントに毒じゃない?」と驚いていました。
中国語では、タマリンドは酸豆。いかにも酸っぱそう。でも甘さもあるので名前で損しているかも。
(ちなみに酢漬けケッパーのことも酸豆というようです。)
台湾には他に美味しいものが沢山あるので、誰も拾わないのかなあ。
(気候がよいので庭木としてマンゴーやバナナが植えてあって、十分美味しい実がなる)
タイでは、遙か高くの梢のタマリンドを収穫するには一体どうするんだろう。
猿を訓練するのかしら?
でも猿はなまじ賢いだけに、飽きっぽくて労働力としてはあてにならないかな。
とか、しばし上を見上げながら考えてしまいました。
台湾の若い友人(男性)は、とてもグルメです。
ビールやウィスキー、コーヒー、紅茶など、凝ってあれこれ試し、自分にとってのベストはこれだ!というものを見つけ出しているのです。
そんな彼が、最近見いだした美味しいビールがこちら。
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アメリカのELYSIAN醸造所のビール。 |
インディア・ペール・エールは、強いホップの苦みと高いアルコール度数(5%~7.5%)が特徴です。
大航海時代、イギリスから植民地インドにビールを送る際、アフリカ南端を迂回しても傷みにくいように、バクテリアの増殖を抑えるホップを多く加え、またアルコール度数も高くなるように作られたものだそうです。
要するに、濃くて苦味も強く、大人の味。
アバター・ジャスミンは、ジャスミンの精というような意味かな?
ジャスミンで香りづけしてあります。
コップに注ぐと、うっすら濁っているような色合いです。
瓶の下半分は、更に濁りが強め。
そして色が違うということは、味も。
なんと瓶の上半分と下半分で違う味なのです。
上半分は、すっきりしたほろ苦い味に花の香り。
下半分は、そこに甘さが加わります。花の香りとのマッチングもあって、下半分の方が美味しいとの彼の評価でした。
プロメテウスは、ギリシャ神話に出てくる神様の一人です(男性)。
神様の作業場から火を盗み、人類に渡してくれたのですが、その罰として岩にくくりつけられ、ハゲタカに毎日肝臓をつつかれるという責め苦を受けるようになった人。
彼の肝臓は毎晩再生するため、その拷問は半永久的に続いていたところ、のちにヘラクレスに解放されたようです。
プロメテウスは男性の神様ですが、ラベルはなぜか女性の火吹き芸人。なぜ・・。
ラベルに眉をひそめつつ飲んでみると、これはびっくり、驚くほどフルーティな香り。
なのに飲むと、スッキリシンプルで、ほろ苦い、男性的な味。
濃い味わいで、大変美味です。
どちらも大変に美味しいビールでした。
特にプロメテウスの方はラベルを見ただけでは絶対買わないビールなので、友人に教えて貰って良かったです。
(「それにしても何でこんなラベル?!」「アメリカだからねえ」「アメリカらしいねえ」)
エリシアン醸造所は、次々に新しいビールを出している醸造所のようです。
もし見付けたら、また買ってみたいです。
ビール好きの方、一度お試し下さいませ!
■参考情報
All About インディアペールエールについての解説
エリシアン醸造所
Avatar Jasmine IPA 解説
(生年月日を入力する必要があります。おそらく未成年の閲覧を避けるためかと。01/01/1950など、25歳以上になる年月日を適当に入れればいいと思います)
Prometheus に関するプレスリリース Beerpulse.com
2012年5月に新商品として発表されたようです。
エリシアン醸造所のサイトには今はないので、期間限定(ひと釜作って売り切り)みたいな感じだったのかもしれません。
更新お久しぶりです。
先週はダンナサマと一緒に台湾に行っていました。
台湾は、予想以上の暖かさ。汗ばむほどの陽気で、どこもエアコンがしっかり効いている程でした。
帰ってみると、モノレールから見る東京は、桜が満開!
い、いつの間に!?
で、地元に戻ってみると、コブシはやや終わりかけ、レンギョウが満開、桜はちらほら、という状況です。
今日はとても寒くて暖房が必要な位です。
1週間いなかった間に、スギ花粉のピークが過ぎたのでしょうか。帰ってからはぐっと楽な気がします。
(ヒノキのピークを迎えつつあるようですが、私はヒノキは大丈夫)
ダンナサマは今週も出張。
帰ってくる頃にはヒノキもピークを過ぎているといいのですが・・・。
それにしても、今週は久々のダンナサマの不在。
是非とも有意義に過ごしたいものですが、うー、ダラダラ過ごしてしまいそうだ。
でも、久々に本を読むというのも、それなりに有意義といえるのでは。
(最初から逃げを打ってちゃダメじゃん!)
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旅行に出かける前は、鍋いくつ分ものピールやジャムが作りかけの状態でした。
(ピールは、2週間くらい前からコツコツ作っていた)
たとえ冷蔵庫に入れたとしても、黴びてしまうかもしれません。
出発の前々日に、気合いを入れて瓶詰め作業をしました。
・オレンジピール
・丸ごとオレンジコンフィ
・丸ごとマイヤーレモンコンフィ
・じゃばらママレード
・オレンジママレード
全部で41個!
そして出発前日には、台湾の友人用に、フルーツケーキ作成。
計量はずっと前にしてあったので、割とさっさと作れました。
もう一種類ケーキかクッキーを、と思ったのですが、焦点が定まらず、また計量もしてなかったため、構想のみにて挫折。
計画性が重要です。
出発前日の晩は、久々に、面倒をみなくてはいけないナマモノが何もない、という状態。
Fujika:「これで明日、どこにも出かけなかったら、ホントに久しぶりの、”何にもしなくていい” もしくは、”したいことが何でも出来る” 真っ白な日なのに・・・。」
ダンナサマ:「それはやはり、旅行前だからと普段以上に頑張ったから、この空白が生まれたのでは。
普段でも、自分で〆切を設定すればいいんじゃない?」
Fujika:「そうねえ。そうなんだけどさ・・・。なかなかねえ・・・。
色んなナマモノが、フーガのように追いかけてくるのよね・・・。」
ダンナサマ:「・・・・・・・・・・・。」
(次から次へとお取り寄せしてるのは誰かなー。ぼくじゃないよ。言わないけどさ)
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■■ブラッドオレンジピール
■今回の作り方
(1)オレンジは横半割にして、なるべく皮を傷つけないようにしてジュースを絞る。(飲む)
(2)絞りかすから袋を引きはがし、水に漬けておく。
(3)お湯を沸かし、まずはさっと茹でこぼしてお湯でゆすぐ。(水に漬けて冷蔵庫に入れておき、2日分ためておく)
(4)新たにお湯を沸かし、 数十秒茹でて水に晒す。苦味がほどよくなるまで必要に応じて何回か繰り返す。
なおこの時に余り皮を柔らかく煮すぎないようにする。
半分に切る。
(5)これを食べるには固いかな?という位の固さの段階で、 濃いシロップ(ピールのシロップの残り)に皮を入れ、暫く弱火で煮る。
(6)1日1回、シロップを別鍋にあけて煮立たせ、また皮と一緒にし、更に時々皮とシロップを同時に数分弱火で煮る、ということを何回か繰り返す。途中、必要に応じて砂糖を足す。
(7)程良く煮詰まったら瓶詰め・煮沸。
「よし、家を使い易くするために、お金を使おう」
とちょっと前に思ったのでした。
ところが。
前半部分が段々薄れて・・・。
私の脳内では、最近は
「よし、家を使い易くするために、お金を使おう」
となっています。
無駄遣いがとまりません。
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2011年の5月に、デロンギのシトラスジューサーを衝動買いしてしまいました。
買った後に壊れやすいというショッピングレビューを見付けました。
で、案の定、1年後くらいにモーター部分がヤワで、故障。
結構沢山使ったとはいえ、1年でダメになるとはひどいです。
しばらく我慢しなくては、と思ったりもしますが・・・。
でも、一度あの電動の楽さを知ってしまうと、手絞りには戻れません。
という訳で、ヤフオクで、前のものよりややパワーがありそうなものを買ってしまいました。
ダンナサマ:「Fujikaちゃん、ここにある、ちんまりしたものは何?」
Fujika:「ジューサーだよ」
ダンナサマ:「あれ?ひとつ持っていなかったっけ?」
Fujika:「壊れたの。だから買うっていってたじゃん」
ダンナサマ:「そうだっけ?」
Fujika:「60ヘルツ用のジューサーって、50ヘルツのここでも使えるのかな、って言ったじゃん」
ダンナサマ:「・・・・(それは単なる質問で、まさか買うって宣言だったとは知りませんでしたよ・・・・)」
関東仕様(50Hz)が約3000円、関西仕様(60Hz)が約1500円でした。
ヘルツの違いについて調べてみると、ジューサー系の家電の場合、周波数が違うと回転速度がやや変わるものの、使えないことはないそうです。
どうせまたモーターが壊れるだろうしと、安い方を買うことにしました。
「Fujikaちゃん、そういうの、戦力の漸次投入っていうんだよ。戦略的に負けパターンだよ」
「むぐ。いいの。今さえよければ。刹那主義と呼んで。」
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刹那主義的オレンジジュース。 |
その後、じゃばらも、タンカンも絞りまくりです。やっぱ買って良かった☆
■シトラスジューサーメモ
・サイズ:高さ約22cm
・デザイン:Dario Tanfoglio
・メーカー:guzzini
・定格電力: 60w (デロンギは25Wだったのでちょっとは長持ちして欲しいと期待)
・市場参考価格: 15750円 / 75ユーロ / 58ポンド など
・コーンの回転は、デロンギは逆回転があったが、こちらは一方向への回転のみ
・コーンの形状は、私はなめらかなデロンギの方が好み。
・デロンギのものや、このグッチーニのものも、ロングセラーという訳ではないらしく、オークションサイト以外ではみつからない。
一定数生産し、売り切り御免って感じ。修理とか受け付けていないんだろうな・・。
ジューサーって、消耗品なのかな?
・アマゾンで類似商品を探すと、レビュー数も多く高評価のものもあるが、ワット数は小さい。
レビューは買った直後に書くので、壊れやすさに関する情報は不明。
(それともワット数が小さいからといって壊れやすいとも限らないのかな??)
定価2千円くらいだったら、1シーズンものなのだろうか。
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今週はこれにて更新おやすみです。
また来週。
キャベツが羽田空港にあるのも驚きでしたが、もっとびっくりしたのがこちら。
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バクラバ! |
場所は、羽田空港国内線ターミナルビル3階のアッパーデッキトーキョー(UPPER DECK TOKYO)。
搭乗までまだ時間があったので、荷物を預けた後にちょっとぶらぶらしてみたときのことでした。
ここには世界の有名なデザイナーによる椅子が何種類も置いてあって、その脇がイタリアン、トルコ料理、韓国料理、中国料理、スリランカ料理、ベトナム料理、寿司、讃岐うどんが軒を連ねるフードコートになっています。
バクラバがあったのは、トルコ料理(ケバブ屋さん)「ミセスイスタンブール」というお店。
バクラバは、単品で300円、ドリンクセットが500円です。
テイクアウトでバクラバのみ、1つ頼んでみました。
一皿は、このカットの2カケ分でした。
旅行先(鹿児島)についてから食べたのですが、ラップで容器をぐるぐる巻きしてあるにもかかわらず、シロップが染み出すくらいのジューシーさ。トルコタイプです。(シリアのものはサクサク)
囓るとじゅわっとシロップが溢れてきます。
でも、シロップの味は決して甘すぎず、激甘の物は苦手なダンナサマでも一切れ食べられる程でした。
(ほんとはひとりじめしようと思っていたのに・・)
挟み込んだナッツは、トルコタイプだと粉状でほとんど歯応えがないことが多いですが、こちらのものは粉状のナッツに加え粗く砕いたクルミがぽつぽつと混ざっており、その歯応えがポリポリして後をひきます。
これは美味しい・・・・。
それにしても、店内で焼いた出来たてというものは、すごく珍しいように思います。
(都会には殆ど行かないのであてにはなりませんが)
日本では初めて見ました。
■参考情報
ミセスイスタンブールの食べログ
折角暖かくなってきたのに、花粉が飛んでいてがっかりです。
洗濯日和だな、と思っても、ダンナサマが「外に干しちゃダメ」と言うし。
薬(タリオン)と、べにふうき茶のおかげでひどい症状にはなっていませんが、やっぱりムズムズして鬱陶しいです。
花粉症対策といえば、じゃばら(柑橘)もそのひとつだそうです。
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2009年の2月、実家の庭に持ち込んで植えて貰ったものが、結構実をつけてくれました☆ |
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こちらは愛媛産(わらびさん、ふみえさん、ありがとうございます!)。 |
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全部絞ったら500ccほどになりました。 |
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小分けできる便利な袋に入れて、冷凍しておきます。 |
冷凍ジャバラは、オレンジジュースやりんごジュース、焼酎にひとかけらずつ入れて飲みます。
花粉症シーズンをうまく乗り切れますように。
■参考情報
(1)じゃばらについては和歌山県北山村の公式HPのこちらを
(2)北山村の直販サイト、楽天市場、有楽町の交通会館B1階の和歌山県グッズのお店でも買えます。
週末は、久しぶりにダンナサマとちょっと遠くにお出かけしてきました。
鹿児島は、まぶしいほどの日差しと暑さ。
子ども達が噴水で水遊びしているくらいでした。
植え込みではひなげしが花盛り。
(梅はとっくの昔に終わったとか)
Tシャツに、ぺらぺら・スカスカのサマーセーターでもまだ暑いくらい。
(シロクマのように厚着をしている私にしては、そんな薄着を持っていくとは準備がよかった)
春を通り越して初夏のようでした。
帰途の羽田空港にて。
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お昼ごはんを食べそびれたので、空港ビル3階にある椅子が色々置いてあるフードコート(羽田アッパーデッキトーキョー)で軽く何か食べて行こうということになりました。
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泉佐野市の観光プロモーションをやっているようです。
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タマネギドレッシングやタマネギスープのもと、そしてお菓子などが値札なしに置いてあります。
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羽田空港でキャベツ1個プレゼントですか!?
みんな既に、おみやげやらスーツケースやらで荷物どっさりの、この羽田空港で。
しかも出発ロビーでやっているということは・・・
・東京から旅行に出かける人は、旅の始まりにこんな重たいものは貰わないはず。
・とすると、これから飛行機に乗って地方に帰宅する人のみがターゲット。
・東京の自宅に、ささっと車で帰る人ならば喜びそうですが、そういう人は出発ロビーにはいないよね?
地方だったら(東京と違って)キャベツってそんなに高価ではないし、東京みやげとして入手すべきものはもっと他にいろいろあるはず。
キャベツよりむしろ、マドレーヌ4個とかの方が、喜ばれる(アンケートに答えてもらえる)率が高まるのでは。
プレゼントして喜んでもらうには、タイミングと場所と数量が適切でないといけないのに・・・・。
要するに、「このプレゼント企画にはやや問題があるのでは」という印象が一気に頭をよぎりました。
で、どうしたかというと。
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あら。
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いや、だって。
あまりに苦しげな企画なので、可哀想だったのですもの。
(1時間後、ランチを食べ終わって再び通りかかりましたが、殆ど減っていなかった・・)
お兄さんは、「葉っぱが赤い方が甘いんですよ」と親切に、いいキャベツを選んでくれました。
泉州キャベツ、こんなことでもないと頂くチャンスはないです。
千切りキャベツ(with トンカツ?)、コールスロー、お好み焼き、あと何にしようかな☆
「よし、家を使い易くするために、お金を使おう。」
とちょっと前に思ったのでした。
既にある棚の棚板を追加したり、新たに棚を導入したりしたらきっと物が出し入れしやすく、色々と使い易くなるはず。
(片付けの鉄則として、収納家具を無闇に増やさない、というものがあるのは一応知っています・・)
でも。
棚板や棚って、結構いい値段がします。
果物や野菜を買ったりするのとは桁が違います。
値段を見ると、ふと、やっぱ買うのはやめておこうかな?とも思います。
この値段の棚板に乗せるほど、価値のあるものだろうか?
むしろ捨ててしまうべきでは。
そうすると棚自体いらなくなるし・・・。
でも、このゴタゴタの全部をチェックして捨てていく気力は、今はないです。
なので、ひとまず棚の助けを借りて、ある程度収拾をつけ、捨てる作業はその後。
という訳で、ホームセンターに行って、(私にしては)お大尽な買いっぷり。
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棚を作るに際しては、まずは下地探し用器具。
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金具と板を買ってきて、棚を設置してみました。 |
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ここにも棚を。 |
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こちらは数年前に買った棚に、棚板を追加。 |
他にも棚追加中。
うまく片付きますかどうか。
失敗をおそれず、何でもやってみなきゃね。
チョコがけも終わりということにしたので、余ったピールはみな刻んでしまいました。
ラム酒漬けでは、「カリビアンブラックケーキ」というものを作ってみようかと思っています。