採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ハワイ2019:雑感

2019-10-31 | +海外

10月21-26日は、ハワイ、オアフ島に行ってきました。
正味4日の滞在でした。

雑感あれこれを、忘れないうちに書いておきます。
いくつかのトピックについては、後日また別記事に。
写真は、トピックで使わなさそうなスナップを・・・・。



「Fujikaちゃん、ハワイどう?」
とダンナサマからお誘いがあったのはいつだったか。
思わず
「何でハワイ?」
と聞いてしまいましたが、どうやらANAのキャンペーンがあったようです。 

ハワイ

ANAのエアバスA380 ハワイ路線 カメの模様

新しい飛行機、総二階建てのエアバスA380就航を記念して、お得な(?)チケットがあった模様。


ハワイかー。
なんでハワイ・・・。
しかも10月で、日本がやっと涼しくなって過ごしやすくなった頃合いに、暑くて紫外線たっぷりのところに・・・。

でもまあ、未知の場所だし、一度は。
そういえば、以前読んだフルーツの本で、ハワイには世界のトロピカルフルーツが集まっている、と書いてありました。
フルーツツアーに行ってみよう! (詳細は別記事にて)


あと、出発直前、たまたまディスカバリーチャンネルで、ハワイの旅番組をやっていました。
その中で、ジップライン、という、高所に張ったラインにぶらさがってすーっと移動するアトラクションが、景色もよくて、面白そうでした。
うっかりブランドショップに入って服など買わないためにも、そのアクティビティも予約。(こちらも別記事になる予定)

今回は、私にしては珍しく、予定を入れた旅行です。
(だって街歩きは暑そうなんですもの)
ところが、ダンナサマの気分は街の探検だったよう。ビミョーにすれ違いを抱えたまま、出発!


さて、 カメの飛行機。

ハワイ

カメ模様のA380(ホノルル空港にて)

乗り込むときに写真をとりそびれ、ホノルル空港にて。
夕方発、朝着。飛行時間は7時間半程度。夜が半分くらいに短くなったような勘定です。
つくのは同じ日の朝で、タイムスリップ状態。(18時+飛行時間7時間半+時差-19時間=朝6時半)
到着するとかなり眠たいですが、ここで起きておかないと時差が解消されません。
まずは泊まるところに荷物を置き、少し休んでから町をウロウロしました。
 
今回泊まったところは、イリカイ・マリーナ・コンドというマンションの一室。
AirBnBでみつけました。
メイドさんなども入らず、ずっと貸切で使えて、キッチンなどもあるので、ダンナサマは最近このタイプの宿がお気に入りのようです。
(宿の様子はまた別記事にて)
ホテルにキッチンをつけたくらいの、小ぢんまりしたお部屋でしたが、立地がとても便利でよかったです。


オアフ島の楽しみ方については、ダンナサマがじっくり予習しておいてくれました。
初日、ワイキキの街中にいってまずゲットしたのが、レアレアトロリーのチケット。
HISのツアー客用の乗合バスなのですが、ダイナースクラブのカード会員だと、そのチケットがもらえます。

ハワイ

HIS経営のReaReaトロリー

こんな感じで、側面には窓ガラスがなく、壁すらもなかったりして、とても解放感あふれる乗り物。
このトロリーがとても使い勝手がよかったです。
いくつか路線があり、載っているだけでワイキキ周辺の名所が廻れます。
(今回の旅行で主要3路線、制覇しました)

路線によってはガイドさんが同乗していて、日本語でアレコレ説明してくれます。
名所についての簡単な説明のほか、ハワイの住み心地なども・・・。

 

ハワイ

ワイキキビーチ

これが有名なワイキキビーチ。
紫外線を遮るものが全然ありません。
ヤシの木って、木陰は作らない木なのですね・・・。

ここはビーチだから当然ですが、ワイキキ市街地も、日影がとても少ないです。
街路樹はヤシの木やプルメリア(白。木が大きくて視界に花が見えない)で、木陰は小さ目。
そして建物は、庇がなくて、日本よりだいぶ広い歩道の上は、空。
台南は、旧市街ということもありますが、歩道が狭く、その上には建物の2階がせり出していて、雨に濡れず日にもあたらずに歩けるところが多いです。

ワイキキは、空がひろい街だなあ、と思いました。

 

ハワイ

公園

日立のCM「この木なんの木」と同じ樹種。モンキーポッド(アメリカネムノキ)という樹種だそうです。

 

ハワイ

ビーチ

これはフルーツツアーのときに連れて行って頂いたビーチ。レアレアの路線にもある場所だったと思います。
中央あたりに教会があって、ハワイで結婚式をあげて、ビーチで写真、という方々もいるようです。
日差しが強いので、目をぱっちりあけて写真を撮るのは結構大変そう・・。
 

ハワイ

ビーチ

このビーチは「パイレーツオブカリビアン」の撮影に使われたのだそうです。
この写真にはうまく写っていませんが、海中にウミガメが見えました!!!
しかも2匹!
貴重な生物ということで、まず見る機会はないと思っていましたが、実物が見られるとは☆

岩についた海藻などを食べているのだそうです。
結構な荒波にもまれて翻弄されている様子でしたが、本人(亀)たちは困ってないってことですね。



ワイキキビーチ周辺は、観光の、観光による、観光のための街、という感じ。
歩いている人はほぼ観光客じゃないかしら。
その分、安全ともいえます。
おそろいの生地でつくったアロハシャツとワンピースを着ているカップルも見かけました。

今回ダンナサマはすっかり観光気分で、「アロハシャツ買っちゃおうかな~」と思っていたらしいのです。
でも、我が家にはインドネシアのバティックのシャツが山盛り。
事前に「もう半そでバティックが沢山あるから、アロハは買わないでね」と釘をさしたら、「え、なんでわかったの・・・」としおれてました。

持ちものもまだ少ない新婚だったらなー。我々もペアで買ってたかもなー。いいなー、新婚。
 

ハワイ

レアレアトロリーからのハーバービュー

会社があってサラリーマンがいるようなダウンタウンは、ワイキキのだいぶ西側。
この港はそのあたりの写真です。
中央の大きな船は、コンテナ輸送船でしょうか?

ハワイは太平洋のど真ん中の島。
島は小さく、また工場があまりないので、大半のものは島外からの輸入品。
なので物価がとても高いです。ウィキペディアによると、アメリカ本土の1.2~1.5倍だそうです。
確かに、何もかも運んでくるんだから高いですよね・・・。

特に高いのが住宅。
アメリカ本土で一番高いのが、IT企業の高給取りさんたちが住んでいるシリコンバレーで、一戸建て住宅価格の中央値が6千万円。
で、ハワイはそれを更に上回るのだそう。
・土地に限りがあり
・建築資材もはるばる運んでくるため高価
・大金持ちセレブが金に糸目をつけず別荘を買うため、価格が吊り上がる
という構図でしょうか。

給与水準はアメリカ本土並みなので、食費、住居費が高いハワイでは、可処分所得が少なくなります。

レアレアトロリーの男性バスガイドさんは、以前日本で英語の先生をしていたそうなのですが、
「ハワイは何でも高くて暮らしにくいです。なので私、仕事3つ持っています。
このガイドと、企業向け英語教室の講師、そしてセグウェイツアーのガイド。
セグウェイツアーの会社は友達がやっているので、自分の私有セグウェイも、ほんとはいやだけど貸してあげています・・」
とぼやいていました。

ハワイ原住民の血筋の人たちは比較的優遇されているようです。
(100%ハワイ人という人は今ではほとんどいなさそうとのこと)
それなりの広さの一戸建てが、年間1ドルで借りられたり、ある高校はハワイ人の血統が5%でもあれば無料だったり。
独特ののんびり感があるのは、あくせくしなくていいハワイ人の存在のせいかもしれません。

オバマ元大統領はハワイ出身。
彼の出身校(私立で小中高一貫)は、今ではとても有名になり、1年間の学費が250万円もするとか。
(公立の義務教育学校は、ハワイ州ではほぼ無料のようですが)
 

ハワイ

スーパーマーケットのニンニク 1個1.29ドル

何もかもはるばる運ばれるので、ハワイは物価が高め。
なのでスーパーマーケットに行っても、
「わ~☆ この値段だし買っちゃおうかな~」「すごい新鮮で欲しい~」
というものがあまりないです。

「この値段だったら日本にも似たものがあるから、そっちにするか」と理性がはたらく感じ。
大きなスーツケース、半分空っぽで持って行ったのですが、帰り、満杯にはなりませんでした・・・。
(それでも、根性で(←阿呆)買ったものはまた別記事で)

スーパーマーケット・食材店は4件行きました。
それぞれの感想を。

●ドンキホーテ
庶民の味方。空港で売っているような有名なおみやげは、大半ここで買えます。しかもずっと安く。
スパムに、日本では見ないいろいろな味のものがあって面白かった。

●ホールフーズマーケット
オーガニック系スーパー。超高級かと思いきや、店内は割とよれっとした感じ。
その場で挽いてくれるナッツバターコーナーがありました。
ここのハワイ産ヤギフレッシュチーズが美味。まとめ買いしたかったけれど、2回目行く機会がなかった・・。

●フードランド(アラモアナショッピングセンター内)
ホールフーズマーケットよりも値段が高いように感じました。より新しいのか、店内がパリッと整っていて、綺麗でした。
リサーチだけして、買い物する時間はなし・・。

ディーンアンドデルーカ
日本でも有名な高級食材・デリの店(スーパーよりはだいぶ小型)です。ワイキキの店はかなり小さ目で、品数は少な目。
でも、キアヴェ蜂蜜(白い蜂蜜)がほかのどこよりも安かったです(4ドル安くて、16ドルくらい)。


ハワイは、日本よりだいぶ南だからオーストラリアの商品もあるかな?と思っていましたが、それは私の勘違い。
日本の南というより南東でした。
日本ーー日本の南東のハワイーー日本の真南のオーストラリア は、ほぼ正三角形の位置関係でした。
どこからも遠いハワイは、アメリカなので商品は基本的にアメリカのものばかりです。


 

ハワイ

イリカイ・マリーナの様子(レストラン内より)

林立しているのはレジャー用のヨットのマスト。
セレブの人たちのヨットでしょうか。


ファーマーズマーケットという名前のつくマーケットがあり、1度だけ、小さいものに行ってみました。
本当の農産物は少な目で買い食い系が多め。
大規模なものは、また違うかな。

食べ物は、ポキpokeというのがマグロ漬け丼みたいで、ダンナサマのお気に入りでした。
ホテルのディナーブッフェなど行きましたが、茹でカニやカキフライなど、なじみのある料理がいろいろ。
ものにより少し塩辛いかな、と思いましたが、和食党の方でも、口に合うものがなくて困る、ということはなさそう。
逆に言えば、見たこともないようなものはあまりなかったです。

食べ物で一番問題なのが、時差。(日付変更線を無視すると)日本のマイナス5時間。
ハワイの朝7時は、日本の午前2時相当。
朝、おなかが減りません。
(これが例えばパリだと、プラス8時間なので、パリの朝7時は日本の15時。どんなに寝坊の私でも、4時くらいから空腹で目が覚めます。)
やや高級ホテルに泊まると朝食ブッフェが豪華で、そりゃもうどっさり食べて元がとれるくらいなのですが、ハワイの場合、食欲全開で朝食ブッフェにむかうのは難しいかも。安いホテルや素泊まりで十分かもしれません。

そういえば、パン屋さんがなかったなー。

ダンナサマと一緒だし、TVをのんびり見るような時間はあまりなかったですが、ケーブルTVに、家のリフォームや新居選びみたいな専門チャンネルがあって面白かったです。時間があったらずっと見ていたかったな。
ご主人が教師で奥さんが放射線技師、みたいな、いわゆるセレブではないと思われる若い夫妻が家を選んでいたんだけれど、うちに入ってくるような不動産チラシではみたことがないような豪邸。アメリカは基本、家が大きいんだなー。
 

ワイキキエリアでは、レストランをはじめあちこちで日本語が通じます。
そのあたりも日本人観光客に人気の理由でしょうか。
観光に特化した町なので、「すいませーん、余所者です~、おじゃましまーす」という気分に全くならないでよい街です。
赤ちゃん連れでも、高齢でも、気兼ねなくリラックスできる感じです。
安全で、明るくて、綺麗なまちでした。(落ち葉・落ち花ひとつなし! プルメリアの花の写真を撮りたかったのに!)

ダンナサマ、乗り物の予習など、ありがとうねー。

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鳥取:浴室換気扇交換

2019-10-29 | +鳥取マンション

以前がんばってリフォームした鳥取マンション、ほぼ1年、空き室のままで、折角だから洗面所をリフォームしようかなーと思っていたところに借り手が現れました。
その後、ずっとその方が住んで下さっています。

結構大がかりなリフォームでしたが、直していないパーツもあって、そこはかなり老朽化。
先日不動産管理会社から連絡があり、浴室換気扇と、キッチン換気扇から異音がするとのこと。
交換する必要があります。

まずは浴室換気扇。
鳥取のものは、浴室とトイレがひとつの機械で連動している、というもの。
二室換気扇ともいうようです。
そういえば、トイレを換気しようとしたら、えらく大きな音がお風呂場から聞こえてきました。
メインの換気扇はお風呂場にとりつけてあり、どちらかのスイッチを入れると、両方から吸い込んで、排気する、というシステム。

いま住んでいるところは、お風呂場とトイレ、換気扇は別系統です。
お風呂とトイレ、同じ換気システムで、特にいいことはないです。むしろ不便。コストダウンのための変な技だと思います。
でも、別系統にしようとすると、外壁にもうひとつ穴をあけないといけないとのこと。
そこまですることは・・と躊躇して、ひとまず同じタイプの換気扇をつけることにしました。

見積もりは2社から。
片方は不動産管理会社のあっせん、もう片方は以前リフォームをお願いした担当者さんがいる工務店(転職したようで、会社は違います)。

  A社(不動産管理会社) B社(工務店)  実績 
パナソニック 換気扇
【FY-24CPKS7】
天井埋込形
換気扇
ルーバーセットタイプ(格子タイプ)
(旧品番FY-24CPKS6)
(FY24CPKS7) 
 
 21600  17400  8,237
(楽天イークローバーにて
商品7587
+送料750
-クーポン100)
工事費   12000  31900  12000(A社に依頼)
合計   33600  49300  20037


最近は、一般人でもネットでこういった資材を買えます。
しかも業者提示価格より安い場合が多いです。
なので、交換機器は自分で買い、施主支給で工事してもらうことにしました。
不動産管理会社あっせんのところは、工事費が結構お安いです。
(ただし、一般的な修理のみで、こだわったリフォームなどには対応していません)
機器を自分で買ったことで、1万円ちょい、節約できました。


工事の様子の写真を撮ってもらいました。
 

二室換気扇

換気扇って、こんな感じの機械みたいです(おそらく取り外した古い方)。
換気扇に、2方向にダクトがつながっています。
片方は排気、片方は吸気だと思います。

 

二室換気扇

おそらく浴室の天井裏の、古い換気扇。
換気扇本体が浴室上部についています。

 

二室換気扇

換気扇を外して、ダクトはそのまま使います。
 

二室換気扇

ダクト内部はこんな感じ。
ほこりはありますが、深刻な詰まりなどはなさそうです。
 

二室換気扇

新しい換気扇用の接続パーツをつけたところかな。

 

二室換気扇

そして換気扇とダクトを接続。
吸気ダクトはトイレへ、排気ダクトは外壁方向へのびています。
 

二室換気扇

ダクトと換気扇をくっつけた後、換気扇を天井に固定しているようです。

上の写真と同じアングルですが手前に見えた穴が見えなくなっているので、吸気口の方向は、どちらにもできるようになっていて、不要な穴は後からふさぐようになっているのかもしれません。

 

二室換気扇

浴室部分の設置後。

 

二室換気扇

カバーをつけたところ。
新しいプラスチックカバーはやはり綺麗です。
 


工事はサクッと終わったようでした。

でも、後から少々後悔。やはりちょっとお金をかけてでも、2室換気を個別換気にすればよかったかなあ、と思っています。
外壁の穴、小さな換気口くらいなら管理会社からもOK出たのではないかしら。
見積もりだけでもとってみればよかったな・・・。
穴をあけて、換気扇は2台分、そして電気の配線もあるから、結構お金かかったかもしれないけれど、2室換気って納得いかないです。
お風呂とトイレ、換気したくない方まで連動してしまうなんて、不合理ですよね。
このマンションを設計した人、えらくケチっています。
個別換気にすれば、お風呂場の方に、浴室乾燥機能や暖房、トイレの一定時間後の換気スイッチオフなど、便利な機能をつけられたのに(いまの家がそうなのです)。
住んでいる人からリクエストはなかったけどさ・・・。


お風呂場の換気扇、キッチン換気扇ときて、次の故障はユニットバス本体でしょうか。
もしくはキッチンのガスコンロ。
(ガス給湯器は数年前交換済み)
ユニットバスが壊れたら、高いなあ。もうちょいもってくれ・・・。


今のうちは、鳥取マンション(築24年)よりも6年くらい新しい建築で、築18年くらい。
とすると、我が家の何かもそろそろ故障か・・・。
ガス給湯器かしら。
オーブンが風前の灯なんだけど、交換機、準備済み。えへ。
(うまく設置できるかはまだ不明・・)



■参考情報
●類似機種
FY-24CPKS7  風圧式シャッター 風量1段階のみ(急速):今回使用
FY-24CPKS7V  風圧式シャッター 風量3段階。弱・強・急速
FY-24CPKSS7  電気式シャッター 風量1段階のみ(急速)

FY-24CPKS7施工説明書(PDF)

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三つ編みニンニク2019:リボン新趣向

2019-10-29 | +三つ編みニンニクgarlic braid

9月下旬ですが、三つ編みニンニクを知人にプレゼントしました。
その方の好みで、リボンをちょっと工夫。

こんな風にしてみました。 

三つ編みにんにくシフォンリボン

ブラウンのリボンに、シフォンの透ける感じのリボンを重ねてあります。
(シフォンが必ず外側に来るように工夫しています)

その方はドライフラワーのスワッグ(でしたっけ)など、ナチュラルでちょっとランダムな感じが好みとのこと。
そういう好みだと、私がいつも使っているパキっとした赤いサテンリボンはちょっと違いますよね。
今回、たまたまシフォンのリボンを持っていて、初めはシフォンだけで蝶結びにしてみましたが、半透明すぎて印象がいまいち。ブラウンのサテンリボンと重ねることで、ナチュラル感が出せたかな、と思います。
(リボン末端は斜めにカットした方がよかったかも。この部分はお好みで、とお任せしました・・)
 


インテリアショップに行くと、ナチュラル系ドライフラワーの需要は一定数あるようです。
三つ編みニンニクも、編み方も、きっちりではなく、多少ランダムで、ほつれなどもある編み方にすると、そのイメージに近づくかも・・?
でもこういうナチュラルな感じのものって、日本のモダンな(合成素材でぴかぴかした)キッチンに合うのかしら。フランスなどの石造りの農家ならともかく・・。
ナチュラル好みの方は、キッチンのインテリアもそういう風に統一しているのかな・・。

ひとまずシフォンのリボンをひとまき買ってみるのもいいかも。

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苦茶油鶏

2019-10-28 | +ふたりの日

先週は更新お休みして、初訪問の土地へ出かけておりました。
トロピカルフルーツツアー、行ってきました☆
旅行のネタは、またおいおい記事にしていきます。写真が多くて、憂鬱・・・。
短めの記事からリハビリを・・。

===========

台湾には、茶油、そして苦茶油というものがあります。

茶油はお茶(チャノキ。ツバキ科ツバキ属)の実から絞った油。
苦茶油は、油茶の木(ツバキ科ツバキ属)の実から絞った油。

苦茶油は、日本でいうツバキ油(ヤブツバキの実から絞った油)だと思います。(全く同じ木かどうかは分かりませんが)

苦茶油は、オレイン酸などの栄養も豊富だし、胃が荒れているときに小さじ1杯くらい食べるといい、という話もあります。
発火温度がとても高く、揚げ物にも向く、というのも、中華料理にぴったり。
台湾では、とってもいい油、という位置づけだと思います。


最近台湾は油、というか精油マシンブームのようで、農産物直売フェアに行ったら、ごま、苦茶の実、そしてココナツシュレッドを、それぞれ絞って油にして売っていました。
「現搾」といって、絞りたてを売っているのです。

絞る様子を見て買えばいちおう安心ですが、瓶詰で売られているものの中にはいろいろ混ぜた粗悪品もあるようです。買うならば、あまり安いものは避けた方がよさそうです。

台湾で、とあるちゃんとしたブランドのサイトになりすまし、まとめ買い割引!みたいにしたニセモノ販売事件が実際あったようです。
純正商品は、500ml1600元(約6000円)なのに、ニセサイトでは、6本2100元(1本400元未満)だったとか。
簡体字の混ざり具合から、中国の詐欺グループのしわざとみられているようです。
(安いものにうっかり飛びつくのは要注意ですね。自戒)


さて、苦茶油。

苦茶油鶏

明るい金色で、とろん、と重たい液体です。
絞る前の実の焙煎具合によっても味は違うようですが、香ばしい、というよりは、生木のような植物の香りがします。
名前に「苦」がついていますが、苦くはありません。
椿油と似ているかどうかは・・・分かりません。以前鹿児島で椿油を買ったことがあるのですが(とっても高価)、どんな味だったか忘れてしまいました・・・。
(椿油で揚げた天ぷらは最高、という説もありますが、人によっては苦手、という場合も。うちでも天ぷらをやってみましたが、美味しかったことは覚えているのですが、風味の記憶が朧に・・)


おすすめ料理は、鶏肉を揚げた苦茶油鶏ということなので、作ってみました。


作り方はこちら(Youtube)を参考に。

■苦茶油鶏
・生姜を繊維に平行にスライスする。結構沢山用意。一袋(親指大2つ分)使ってしまってもよし。
・鶏肉は、台湾風にするならば、骨付きのぶつ切り
・フライパンに油を1センチくらいの深さに入れ、まず生姜を投入。 
しばらく揚げたら、鶏肉も投入。向きをかえながら、完全に火が通り、こんがりするまで揚げる。
・揚がった鶏肉、ショウガも一緒にお皿にもりつけ、塩コショウで味付け。けっこうしっかり振ったほうがよい。
・お皿にたまった肉汁+油は、ごはんにかけてもOK


鶏肉は、今回は骨付きのシャモ肉を買ってみました。冷凍だけど・・。
(以前スーパーで骨付きの鶏肉を買ってソテーにしたら、骨から変なにおいが出てきたことがあって、それ以来骨付きはスーパーでは買いたくない・・・) 
冷蔵庫で解凍しておき、使う直前に、念のため50度洗いして水気をきっておきました。


 

苦茶油鶏

揚げてます。
鶏肉が、丁度並ぶくらいの大きさの鍋を使うのが、使う油の量も節約できていいと思います。
(揚げ油の残りは、野菜炒めなどに使えます)
 

苦茶油鶏

こんがり揚がりました。
唐揚げって、事前に粉をまぶしたりするものかと思っていましたが、この素揚げは、手早い!
生姜と苦茶油の風味が調味料、ということになります。

油の状態ではちょっと変わった重めの風味の苦茶油でしたが、ショウガの香りがついたせいかどうか、ふわん、と、とてもいい、かろやかな香りが一口目に漂います。干し草のような香りというか・・・。(食べ進むと、最初に感じた香りは慣れてしまうのか段々分からなくなってきます)
いいお肉を使ったせいか、皮や、骨の周囲にも、変な味がひとつもありません。
軍鶏肉を、煮込むのではなく揚げてしまうと、ちょっと固いかなあ、と危惧しましたが、ほどよい歯ごたえで、固いというほどではないです。


生姜は、生のときよりも小さく、薄くなって、チップというほどパリパリではありませんが、お肉の合間に食べるのにちょうどよくなっています。辛みはほとんどなし。美味しいです。

 


とても美味しいし、何しろ解凍して揚げるだけ、とものすごく簡単!!!
また作ろうかと思います。

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粉末赤シシトウ

2019-10-18 | +野菜系保存食

畑の、お隣の方が今年はシシトウの苗を沢山植えていらっしゃいました。
(職場の関係で苗が沢山手に入るのだそうです)
いつでも収穫して下さい、と嬉しいお言葉。

シシトウの段階で時々頂き、その後自分の畑のピーマンなどもあってしばらく見ないでいたら、赤く熟したシシトウが沢山ついていました。
赤いシシトウって、・・・・パプリカみたいな感じかな?
干して粉にしたら、辛い個体の混ざり具合次第だけれど、少し辛いパプリカパウダー、もしくは辛さ控えめの唐辛子粉になるのではないかしら。

という訳で、ほどよい感じのものを摘ませて頂きました。 

赤シシトウ

見ているだけで嬉しくなるような、ぴかぴかのシシトウ。
このあと粉にするので、丁寧に水洗いして、窪み部分の蜘蛛の巣なども綺麗にしてあります。
この写真が9月13日。
唐辛子などと比べると肉厚のせいか、あと真夏よりは日射も足りなかったのか、1週間経ってもほとんど変化がありませんでした。
途中傷んだものなども取り除きつつ、気長に干し続けていきます。
 

赤シシトウ

9月26日でようやくこんな感じ。
触るとまだしなやか感があるので、もう少し干してみます。

 

赤シシトウ

触るとまだパキパキではないものの、天気も崩れそうなのでとり込むことにしました。
こんな感じでビニール袋に入れて口をあけた状態で冷蔵庫(2号)へ。
冷蔵庫内で仕上げ乾燥します。


 

赤シシトウ

10月12日、冷蔵庫のスペースをあけたいので、とってもかさばるこのヒトを片付けることにしました。

 

赤シシトウ

半分にカットし、ヘタと種を除去。
このとき、状態をチェックし、カビなどいたみがあるものは除去。
時々、とっても辛い刺激的な空気がたちのぼります。
どのくらいの割合で辛い個体が混ざっているか、気になります。最終的に、パプリカパウダーに近いものになるか、唐辛子粉に近いものになるか・・。

 

赤シシトウ

全部作業するとこんな感じ。
(タネが沢山とれましたが、来年自分で蒔いてみる気にはあまりなれず、捨ててしまいました・・・)

粉末化するにはもう少し乾かしたい気もします。
なので、オーブンを160度にあたため、スイッチを切った余熱状態のところに投入。
冷めるまでおいてみました。
これで結構パリパリになり、ミルで粉砕。
 

赤シシトウ

写真が飛びますが、この天板にびっしりあったシシトウが、ミルに詰めては粉砕、更に詰めては粉砕、を繰り返し、これだけの量におさまりました。

粉末が鼻孔に入ると危険な刺激を感じますが、舐めてみるとそれほどでもないです。
トマト煮に大さじ2杯ほど入れると、赤色が濃くなって、味もコクが出るような気がしました。辛さはほとんどなし。



手持ちの市販パプリカパウダーと比べてみました。
 

赤シシトウ

上がパプリカ、下が赤シシトウ。
まず、粉末のサイズが全然違います。
さすが市販品、パプリカパウダーはとっても細かい粉末です。
(この細かさの違いが味の印象にも影響している可能性があります)

舐め比べてみると、やはりちょっと違う風味。
市販のパプリカパウダーは、最初甘く、後から、辛さを抜いた一味唐辛子のような、なんともいえない濃い風味が結構ずっと続く感じ。細かな粉が、舌にしっかり絡み付いているのかもしれません。

My赤シシトウ粉は、フレーク状。
舐めてみると、ほんのり甘く、後からくる味はあまりなく(カケラがすぐに消え去ってしまうのかな)、その代わり辛さがほんのり後から。


味は多少違いますが、つかいみちは、ほぼ同じになる予定です。
 

使い道
・トマト煮に混ぜる
ケバブスパイスに使う
・カレーに入れる
サルサソースに入れる


パプリカパウダー(モドキ)の自給、成功です。


=============

来週は、ちょっとお出かけするため、更新お休みです。
南の方の島に行ってきます。
時差が逆向きなのが、つらそう・・。
トロピカルフルーツツアーに参加する予定なのですが、朝、遅れずに集合場所に行けるでしょうか。

あとは、スーパーマーケットを見たりする予定。
ビーチは、私は別にいいけど、ダンナサマは行ってみたいのかな。

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台湾由来の里芋

2019-10-17 | +その他

台風で、里芋コーナーで2本倒れているものがありました。
時期も丁度いいので、それは収穫してしまうことに。

この里芋は台湾由来の芋頭(タロ芋)。
今年の春、お友達の天子さんから小芋を頂いて植えてみたものです。
(天子さん、ありがとうございました!!)

台湾由来の芋は以前2種類育てたことがありました。
どちらも親芋を食べる種類で、やや細長くて中が薄黄色のタケノコ芋系と、丸っこくて葉柄が赤い感じの芋
黄色い方は幾分近いですが、台湾で典型的な芋頭とは違うものでした。
(これらは、冬期の種芋の保管に失敗して今はなくなってしまいました・・)

典型的な芋頭は、やはり親芋を食べる種類で、芋自体は紫の斑入り。加熱すると全体が薄紫色になります。
沖縄の田芋が近い種類ではないかと思っています。
頂いた芋はどんな芋か、とっても楽しみ!



 さて、こちらが強風で倒れていた物件。

山形

親芋を食べる種類は、コブはなし。
でも親芋の芋らしさ(ふくらみというか長さというか)もあまりなく、あれれ?という形状です。
(肥料不足とかかもしれません)


そういえば、12年前(自分で畑をやる前)まるごと里芋をもらったとき、里芋がどんな風についているか初めて知りました。
それまでは里芋の上下も分かっていませんでした・・。

 

山形

葉っぱをむしると、芋らしくなってきました。
根っこ側に半分、茎側に半分、くらいの感じで芋が形成されています。
台湾で販売されているタロ芋は、もうちょっと縦長形状です。
肥料不足か、もしくは品種がちょっと違うのか・・?

 

山形

皮を剥いてみました。
この時点では、紫っぽい感じはあまりなし。


切ってみると・・・ 

山形

おおお!
これはホンモノの芋頭みたい~。紫の斑入りになってる!
形状はやや小ぶり(短小)ですが、ほぼホンモノということで。


このあと加熱。
正式な加熱方法はよく分かりませんが、適当な大きさにカットし、数分茹で、そのあとは蒸す、という方法で加熱してみました。
台湾のタロイモは、粘りがあまりないホクホク系なので、ずっと茹で続けると煮崩れてしまいそうなので。


 蒸しあがり~。

山形

点々と入っていた紫色の模様はなくなって、全体がぽわーんとした薄紫色に。
そして、香りがなんだかすごいです。
なんの香りかというと・・。
芋頭の香りなのですが、うーん、例えるならば、ジャスミンライス? バイトーイ(タイのお菓子などに香りづけに使う葉っぱ)?
タイ料理店やタイのお菓子にありそうな香りがほわほわと漂います。

そのまま食べても、香りが濃厚でお菓子みたい。
根の側はホクホクで、茎の側はしっとり・ややねっとりです。
(これは日本のサトイモでも同じ傾向です)


ちょうどけんちん汁を作ったところだったので、日本のサトイモと風味はちょっと違いますが、入れてみました。
 

山形

(ああ、見栄えがよくない・・)
このときは、広島の緋子さんから頂いた団子粉で作ったおだんご入りの、団子汁。
団子汁が広島の郷土料理というのは、緋子さんに教えて頂いて、初めて知りました。
お味噌は本当は白みそを使うようなのですが、うちにある九州の麦みそと米味噌を混ぜて使いました。

日本風の汁物の中でも、芋頭の香りと風味はきわ立っています。
お団子も、とても上質な米粉ともち米粉を使っているようで、芋頭に負けず、風味豊か。
ぱくん、と噛むとお米のさわやかな香りが口中に広がり、幸せな気持ちになります。

田舎の中学校の体育祭に、新体操日本代表強化選手と、ローザンヌコンクールに入賞したバレリーナが混ざっているような、きわだった風味。
(私の作ったけんちん汁の味が、私としてはまあ普通通りですが、いささか田舎臭い味で・・・。白味噌だったらまた違ったかなあ)


団子汁もいいけれど、甘党の私としては、芋頭も、広島のお団子も、何か甘いもの、ぜんざいやあんこと合わせたらもっと美味しかったかも、という印象です。
台湾にある、甘いハトムギ粥の具にするのもいいかも。



とても美味しい芋なので、まずは小芋をちゃんと確保して、来シーズンに備えないと。
(このタイプのサトイモの小芋は、親芋にこぶのようにつくのではなく、にょろっと長い地下茎の先に細長い小芋がバラバラに出来ます。)
霜がおりる前に収穫して室内に確保しておかないといけません。
(玄関でも寒すぎるくらいかも。キッチンのどこかに・・?)

親芋は、なるべく美味しいうちに沢山食べよう。
(このあと、数日後にもう1株加熱しましたが、掘りたてほやほやですぐ調理した方が香り高い気がしました)

保存する場合は加熱後に冷凍かなー、やはり。
台湾みやげにある芋頭の饅頭(パイみたいなやつ)も作ってみたいです。
タイのタロイモプリン、カノム・モーケンも、この芋で作ったらすごく美味しそう。
・加熱後、角切りカットのまま
・加熱後、マッシュ
の両方で、小分けして冷凍してみようかな。


天子さま、緋子さま、ありがとうございました!!

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アーティチョーク入りシェパーズパイ

2019-10-16 | +ふたりの日

アーティチョークの茎の部分、今年は柔らかかったので加熱後、冷凍してありました。
これは、風味がとても強くて美味しいパーツです。香りが濃いので、じゃがいもと合わせると丁度いいくらい。

これまで、ジャガイモとあわせてマッシュしてコロッケを作ったことがありまた。
イモ生地にはハム少々を混ぜ、中心にチーズを入れておくというスタイル。

ジャガイモが沢山余っているためまた作ろうかと思っていたところ、今度はコロッケでなく、シェパーズパイがいいというダンナサマの希望。
下層に加熱済みのひき肉、その上にマッシュポテト、そしてオーブンで焼くという料理。
ちまちま丸めて衣をつける手間がいらないし、まとめてどっかんと作れるので好きな料理です。

芋部分にもう少し滑らかさがあってもいいかもなー。
レシピを検索したところ、アッシ・パルマンティエというフランス由来の似たような料理があって、そのレシピではマッシュポテトにベシャメルソースを混ぜていました。
なるほど、いいかも。

手順は次のとおり。

・芋とアーティチョークのマッシュはあらかじめつくっておく
・ベシャメルソースを作り、チンした芋に混ぜる。ソースは少し残しておく。
・ひき肉、塩コショウを香ばしくなるまで炒め、玉ねぎ、にんじん、ポルチーニみじん切りなどを混ぜて炒める。
・ひき肉、ベシャメル入りマッシュポテト、ベシャメルソース少量、チーズの順に容器に重ねる。
・ふつふついうまでオーブンで焼く。

夕方、お腹が減っている状態でベシャメルソースを作りはじめ、肉をフードプロセッサーにかけるのは終わりが見えない気がしましたが、
マッシュポテトは出来上がっていたので助かりました。(えらい、自分!)

空腹でがつがつ食べてしまって、写真は翌日、残り物をあたためなおしたものなのですが・・ 

アーティチョーク入りシェパーズパイ

一番下にひき肉の層、その上に緑色っぽいアーティチョーク入りマッシュポテトの層、そして表層にクリーミーなベシャメルとチーズ。
結構おいしくできました。

マッシュポテトって、離乳食ぽいというか病人食ぽいというか、、歯が全部そろってて固いものでも噛める大人がこんなやらかいもの食べていいんだろうか、と思う食べ物ですが、たまにはいいものです。
 


今回思ったのは、アーティチョークとじゃがいものコロッケのときも、ベシャメルソースを混ぜてはどうか、ということ。
とても滑らかで(濾したりはしてなくても)、風味もまろやか、じゃがいもとアーティチョークの味がよくなじむ感じで美味しかったのです。
サクっとしたコロッケの中に、ちょっとなめらかな、この生地が入っていたら美味しいんじゃないかな。
次は、ベシャメルソース入りで作ってみます。


あ、コロッケといえば。
コロッケ生地を、天ぷら風に揚げるのってどうなんでしょう。
粉+卵+パン粉 というのはかなりの手間。天ぷら衣 ならばふた手間省けます。
やってみた方いらっしゃいますか? 


ちなみに、お友達の天ぷらの達人は、牡蠣を、フライではなく天ぷらで召し上がるそうなのです。
牡蠣フライ、以前チャレンジしましたが、具である牡蠣がぐにゃぐにゃで衣つけがむずかしく、「もーやだ」と思いました。
天ぷらなら多少ましかも。
この冬、やってみます。


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ニンニク2019:植え付け

2019-10-15 | +ニンニク

ニンニク植え付け、少しずつ進めて、台風前に終わらせました。
品種によっては早すぎるのもよくなさそうな雰囲気。
フランスピンクの生育不良がそのせいではないかと・・)
なので、なるべく10月に入ってからに植えるようにしてみました。

植え付けは、作業としては簡単なのですが、ずっとしゃがんで下を向いての作業なので、結構腰がメキメキになります。
効率化なるか?と今年はじめてダンナサマを動員してみましたが、全く使い物にならないということが判明。
膝を曲げてしゃがむ姿勢を10分もキープできない感じ。
しかたない、これは私の作業か・・。

ダンナサマは、落花生収穫やサツマイモ掘りなどはまあまあ。
ずっとしゃがみっぱなしではない作業の方がいいみたいです。

植え付け中のスナップをいくつか。 

ニンニク植え付け

ナポリピンク。この品種は、鱗片がぐるりと放射状に一層に並ぶかたち。
鱗片数が少な目というのはセールスポイントになります。
外皮を剥いてみると、鱗片は、割とスカスカな感じで並んでいます。こういう品種なのか、やや成長(肥大)が足りなかったのか・・?
外皮は紫色の縞、鱗片はパープル~ブラウンでいちばん個性的かもしれません。

 

ニンニク植え付け

今年、茨城北部の城里の産直で見かけて買ってきたニンニク。
鱗片数が5~7片と少な目で使いやすそうな形なので植えてみます。
鱗片を包む皮はピンク系ベージュ。外皮は白。
我が家のどれかに似ている可能性もあります。
ちゃんと育ってくれて、割れにくいタイプならば、完全抽苔早生をなるべく減らしてこちらに移行したいな・・・。
 

ニンニク植え付け

この方の商品でした。

 

ニンニク植え付け

さて、紫と呼んでいた品種ですが、どうも2つが混ざってしまった模様。
もう一度分離すべく、花茎や珠芽のサイズで分類しておきました。
左が太くまっすぐな花茎で、大粒の珠芽が数個つくもの。
右が、長くひょろんと柔らかな花茎がつくもので、珠芽は小さくて多数。
なんか、違いますね。
左は鱗片を包む皮が紫色が濃いめ、外皮の紫も強め。大粒珠芽紫と呼ぶことにします。
右は色がだいぶ薄いです。花茎長薄紫と呼ぼうか。
花茎長薄紫のは、鱗片のサイズが比較的揃い、放射状に並んでいます。こちらはいいニンニク。


 

ニンニク植え付け

大粒珠芽紫は、最近は、鱗片数が分かれすぎ、という問題が起こっています。
例えばこんな感じで、ひとつの皮のの1鱗片のはずが、中で二つに分かれていたりします。
中でふたつに、ならまだよくて、極小の鱗片が全部それぞれ皮に包まれていたりして。
こういうのは大変に使いにくいので、もし今回植えたものもそうなってしまったら、植えるのをやめようかと思います。
昔はこういう感じじゃなかったんだけどなあ・・・。
何がいけないんだろうか・・・。
 


台風後(10/14)見に行ってみると、芽が出ているところに関しては、折角伸びてきた芽が、強風やマルチのめくれなどで傷んでしまったところがありました。今後の回復に期待したいです。
芽が出ていないところは無事のよう。
そうだ、モロヘイヤを片付けないと、せっかく芽が出たあと、日当たりが悪いかも。


落花生の収穫があと少し、そしてサツマイモの収穫も始めたいところなのですが、沢山降った雨のせいで畑がどろんどろん。
隣の芝畑は湛水しています。
土がもうちょっと乾いてくれるまでは作業は難しそうです・・。


●植え付け日メモ
完全抽苔早生 9/29
ソフトネックY 9/29、10/9、10/10
ナポリピンク 9/29
アブルッツォ 9/29
城里6-7片 9/29
ソフトネックA 9/29
スペイン 9/29
イタリアピンク 10/2、10/4、10/10
大粒珠芽紫 10/4
花茎長うす紫 10/4
フランスピンク 10/4
ヴォギエーラ 10/3、10/8
シチリア 10/7
ナポリ白 10/7、10/8

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2019.3台湾:台南の可愛い古ビル

2019-10-11 | +海外

大山顕さんという建築系ライターさんがいて、デイリーポータルzに、「かわいいビル」についての記事を何度も書いていらっしゃいます。
特に古い時代の小さ目のビルには、あちこちにまるみがあったり、建物自体や窓枠にあえてふちどり線のデザインを採用していたりなど、なんともいえないかわいさがあるというのです。

2008 「デビル」(デッドストックビル/古いビル)を鑑賞する
2009 「デ・ビル」に夢中
2012 かわいいビルを求めて
2017 「かわいいビル」はなぜかわいいのか

建築ってなんだか複雑で難しそうで、味わいどころってさっぱり分かりませんでしたが、これを読んで、そうか、「かわいい」という観点でもいいのか、と目からウロコが落ちました。
古いビルは、まさに「かわいい」に同感。
特に私は「角丸」の意匠が好みです。

台湾は、紫外線が強いのでペンキ塗装がすぐに傷んでしまうためか、表面にタイルをよく使います。
古い時代のタイルは釉薬が厚めで不均一なのか、独特のぽってり感があって、現代のペッタリ平面的なタイルと趣が違います。
タイルのサイズも昔はかなり小さ目。小さい方が値段が安かったということもあるのでしょうか。
施工する手間は小さい方が大変だったはずですが、昔は工賃が安かったのでしょうね・。

台北や台中はじゃんじゃん再開発されていますが、台南には古い小型のビル(3階建とか4階建てとか)がまだ沢山残っています。
これまでは、道を歩いているときはショーウィンドウやそのビルの内部にばかり目が行っていましたが、ふと、道の反対側を見ると、可愛いビルだらけ。お店も何もない普通の道でも、実は見どころが沢山です。


この前(2019年3月)行った際、ぽってりしたタイル、そして丸っこい意匠をコレクションしてきました。

ぺかぺかの現代建築、台南市美術館2館から出たらすぐ、可愛いビルがみつかりましたよ。

可愛いビル

角ばった積木をごっちゃり寄せ集めたような、直線と平面からなるトガッた台南市美術館に比べると、角が丸かったり、曲線があったりする古いビルはなごむなあ。


 

可愛いビル

縦のパーツの下端が、くるっと丸く角をとってあります。
表面はどこもタイル張り。下(奥)側のこげ茶のタイル、および縦パーツの白いタイルは、おそらく建築当初のものです。
その間のベージュでまだらのタイルはどうかな。ほかよりも汚れがないように見えるので(まだらだから目立たないだけかもしれないけど)、貼りかえてあるかもしれません。


 

可愛いビル

古いビルには、エアコン室外機置き場がビル構造物として用意してあります。
これもまた見どころ。
タイル張りにしてあって、側面はきれいにカーブして刳りこんであって、なかなか気を使ったつくりですよね。
ここにタイル貼るの、手間暇かかったことだと思います。

 

可愛いビル

左側の面は、浅いくぼみの形が角丸、右側の斜めの面は交差点に面していて、この部分は直線的なデザインです。
わざわざ変えているみたい。
 

可愛いビル

となりのビル。こちらはくぼみの部分が角丸ではなくて、上端が半円のアーチ状。
ここに貼ってあるえんじ色のタイルは、汚れも少ないのでもしかしたら新しいものかもしれません。
白っぽい部分はよく見ると全部タイル張りで、古いままだと思います。室外機置き場はやはり側面が刳りこんであるタイプ。

 

可愛いビル

隣のビルと、白い部分は同じタイルかもしれません。
今となってはこの室外機置き場に嵌らないものもあるだろうなあ、と思ったらやはり。
この中央の室外機置き場は、パイプだけ来ています。室外機本体は1階にあるのか、長々と配管しています。

 

可愛いビル

こちらも窓周りに角丸のデザインが。
チェック模様のようなものが窪みでもって表現されています。
白い部分も、窪みの茶色の部分も全てタイル張りです。
窓のところ、カーブするように綺麗にタイルが貼ってあって仕事が綺麗です。

 

可愛いビル

どこからどこまでが1つのビルなのかよく分かりませんが、中央の部分、ぐいーんとせり出した構造が面白いです。

 

可愛いビル

支えている梁のような部分がカーブしてせり出していますし、それの土台部分もぐいーんと曲面になっています。
こういう反り返る部分にタイル貼るのって、大変そう。

右のビル、室外機置き場は、ボックス状ではなく、板状で、その上に室外機を乗せるようになっています。
三角形ぽい浅いでっぱりは、飾り・・?

 

可愛いビル

古びたふつうのビルに見えますが・・

 

可愛いビル

よく見るとあちこち、丸みをもたせてあります。そしてこのでっぱり部分は全部タイル張り。
ベランダの金属製の柵が、繊細なデザインです。
 

可愛いビル

4件長屋のビル。
看板がとりどりなので分かりにくくなっていますが、もともとは同じデザインの4軒です。
薄緑色のふちどり(小さな正方形のタイル)と、窓と窓の間の3本線(白い小さなタイル)がデザインのポイントでしょうか。
右からふたつめだけ、全面的に大き目の白いタイルに貼りかえてあります。

 

可愛いビル

中央と右側、どちらもベランダの部分が茶色いタイル張りですが、おそらく中央はやや古いもの。タイルにツヤがあり、意匠も凝っています。
 

可愛いビル

わざわざ中央がくぼんで、上と下にせり出すようになっています。

 

可愛いビル

かなり古い感じのビル。

 

可愛いビル

よく見ると、白い部分も青い部分も小さな正方形のタイル。
青い窪み部分は、角丸ではなく、角が切ってある形状です。

 

可愛いビル

エアコン室外機置き場は、上下に出っ張りがあってその間に挟むタイプ。

 

可愛いビル

一番左のビルは、細い開口部の上端角が角丸ですね。バルコニーは曲面になってます。
その右の黄色いビルは、窓部分の形が薬のカプセルのような形状で中央に縦の帯が。ガラス窓の下、わざわざ出っ張らせて2段階に装飾してあります。
その右のビルは、室外機置き場のデザインがポイントでしょうか。正面部分が横倒しのUみたいになっています。

 

可愛いビル

いろいろな経緯がありそうな一角。
一番右の薄水色タイルがあるものと、その左の茶色いタイルが目立つものは、窓まわりの部分の端っこが( )みたいになったデザインが共通しています。でも、なんか中途半端。
右端のは上が唐突にちょん切られていない?
あと茶色のは、右半分だけになってない?
左から2つ目の区画だけは、比較的新しいもののように見えるのだけど、茶色の左半分と置き換わっていないかしら。
で、一番左。こ、これは?

 

可愛いビル

上もちょん切れているし、ファサードだけ残ってるし、映画のセットのよう・・。
裏側はいま、何か工事しているのかしらん?

 

可愛いビル

中央のビル、右端の茶色の部分には、上下に板が突き出しているタイプの室外機置き場。ここを白くしてアクセントにしています。

一方で右側のビル。同じく茶色のタイルの上に室外機置き場が3つありますが、これも上下板タイプですが色は茶色。
ちょっとテイストが違います。
 


アンドレ・マルローがフランスの文化大臣だったころ(1960-69)、パリの歴史的建造物の洗浄事業を敢行したそうです。
それで、黒々と煤けた建物が建築当初のように復活。街並みが明るくなったそうです。
台南の古いビルはおそらくみな個人所有のものなので難しいかもしれませんが、市で補助するなど工夫して洗浄されたらいいのになあ、と思います。
電動バイクも増えてきて以前より空気は綺麗になっているはずで、いま綺麗にしたら結構ながくもつのではないかなあ。
素敵なタイルの建築、綺麗になったらもっと嬉しいです。

洗浄ではなく再開発によって、根本的に綺麗になってしまう可能性の方が高いかも。
懐かしい古いビル、今のうちに採集しておかねば、と思いました。



■参考情報
マルロー法とパリ、ディジョンの景観(pdf)

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貝印のシールカッター

2019-10-10 | +食べるもの以外

ワインボトルの口のところにかぶさっているシールというかフォイルというか、それをカットするための道具「シールカッター」というものがあります。
なくてもナイフなどで切れば何とかなりますが、あると意外と便利なものです。

シールカッター

うちにあるのは、何年か前、実家から貰ってきたもの。
母のお友達からの頂きものだったかな、確か。
実家ではさほどワインは飲まないので、我が家に来ました。

大変重宝していつも使っていましたが、最近になって、切れ味が落ちてきました。
あと、表面にすべり止め加工のような処理がしてあったのですが、塗装が劣化してしまったのか、なんだかベタベタ・・。

そろそろ買い替えるかな?
 

シールカッター

丁度、キッチン道具のお店に行ったときに、こんなものが目につきました。
「貝印 本格派の雰囲気を添えるワインボトルのシールカッター DH7264」
・赤くて可愛いし
・信頼している貝印だし
・えらく安いし(確か300円代)
買ってみることにしました。(ニトリにも同じものがあるようです)


折角買ったのになかなかワインを開ける機会がありませんでしたが、先日、ついに。 

シールカッター

ふむふむ。塗装も劣化しにくそうだし、色はぱっと目立つ感じでいいじゃない☆
 

シールカッター

裏を見てみると、おお! カッターとなる金具が、2個だ。
もともと持っていたものは4個、丸い金具がついていますが、新しい赤い方はそれが2個。
なるほどそれでこんなに安いのか。
(といってももともとの方の値段は分かりませんが・・・)

カッターが2個でも、180度回せば同じように切れるはず・・・なのですが。

この新しいカッター、なんか、えらいこと切りにくい!!!
ぱかっとはめて、ぐりぐり回しても、さっぱり切れてこないのです。
ええー。なんで~???

ふたつ並べてじっくり見てみると・・・。
あ、なんか大きさというか、カッター部分の配置の間隔が違うかも。
赤い方が、かなり大きく見えます。

実証してみましょう。
まず黒い方。 

シールカッター

力を入れない状態で、対角の刃の中心から中心の距離は36mm。

 

シールカッター

力をいれた状態では34mm。
力をかけない状態でボトルの先端にぱかっと嵌め、ぎゅっと握ってくるっと回すと綺麗に切れる、という構造です。


 

シールカッター

さて新しい赤い方。
力を入れない状態での対角の刃の中心から中心の距離は、42mm。
黒い方よりも6mmも大きいです。
 

シールカッター

ぎゅっと力を入れた状態で、40mm。

なるほど!
力を入れた状態でも、黒い方の自然状態(36mm)よりもゆるい構造です。
渾身の力を籠めればもっと縮まるかもしれませんが、この赤い方、新しいせいかえらく固く、なかなかそこまではいきません。

これではボトルの口にフィットしないです。
どうりで切れない訳だわ。
貝印さん、どうしちゃったの。
設計ミスといってもいいのではないかしら。
300円ちょっとという値段だから切れなくてもいい、というものでもないですよね。
これは恥ずかしいレベルのミスではないかなあ。
回収してもいいくらいだと思いました。

あ、もしかしてうちにあるワインボトルが(普通のよりも)細いものなのかしら?そんなはずは???


設計ミスの赤い方、全く使い物になりません。
でこうすることに。 

シールカッター

カッターの刃2つを、黒い方に移植。
刃の切れ味はちゃんとしていたようで、これですっぱり綺麗に切れるようになりました(さすが貝印の刃)。

 

シールカッター

古い方、ベトベトの表面(左側)が残念でしたが、「もしかして」と思って消毒用アルコールで拭いてみました。
そうしたら、劣化した塗装がすっかり綺麗になり、すべすべの表面(右側)に。

全部アルコールで拭いて、すっかり綺麗になりました。

もともとの塗装(つや消しっぽい感じの)が有機溶剤に弱いものだったのかも。
ワイン用の道具なのに、溶剤に弱いのはダメですよね。
 


楽天市場で検索すると、この赤い方のシールカッター、沢山出てきます
いまのところレビューがついているものはなし。
あまり売れていないうちに、全て回収してちゃんとしたものを売った方がいい気がするんだけど。。。
色や質感はよかったのに、勿体ないです。

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