干し柿、だいぶ収束してきましたが、まだザルに乗ってるのもあります。
年末、母に手伝ってもらって巻き柿を作って、あと、あまった柿を弟に押しつけたら片づくかな?
干し柿の保存について。
ぽっちゃり系の干し柿は、冷凍保存が一番おすすめです。
取り出してすぐでも、カチカチには凍っておらず、シャーベットのようです。
解凍すれば勿論ぽっちゃりが戻ります。
冷凍している間に、表面にびっしり粉が吹いてくるのも楽しいですし、粉が吹いても柔らかさは長持ちします。
冷凍するときのよい方法があるので、よかったらお試し下さい。
こうやって保存すると、柿に霜がつかず、1年くらいはよい状態を保てます。
用意するのはジップロックとキッチンペーパー、オーブンペーパー。
キッチンペーパー、オーブンペーパーをそれぞれジップロックの袋にあわせて、筒状になるようにカットします。
そして入れ子状にジップロックの中にセット。
こんな感じです。
入れ子構造に
袋の内側にキッチンペーパー、その中にオーブンペーパー、となっています。
この中に干し柿を入れていきます。
つまり、柿に接する面がツルツルのオーブンペーパーということになります。
干し柿を格納
ジップロック
キッチンペーパー
オーブンペーパー
干し柿
オーブンペーパー
キッチンペーパー
ジップロック
という構造です。
冷凍庫での匂い移り防止に万全を期するならば、ジップロックを二枚重ねにすると更に安心だと思います。
干し柿、ブルーベリー、トウモロコシをほぐしたもの、グリーンピースなどなど、この袋に入れると霜がつかずお勧めです。
冷凍食品のブルーベリーって、霜だらけで、洗おうかどうしようか迷うほどですよね。
でも自分で摘んだブルーベリーをこうやってしまうと、1年は霜がつきません(ここ数年こうやって冷凍し、翌年の桑ジャムに使っています)。
オーブンペーパーが、湿気を通過させ、その外側のキッチンペーパーが吸い取って、そこで凍るので、内側には霜が付かない、というしくみです。
数ヶ月後、キッチンペーパーを見ると、霜でガビガビになっています。
あまり氷がついているようであれば、キッチンペーパーを取り替えるとよいかもしれません。
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干し柿作りにつきものの、熟柿。
追熟させているときに、数個は、キズなどの関係で熟しすぎになってしまうものがあります。
そういう熟柿は、皮をつけたまま、食べやすい大きさに切ってヘタをとり、ラップでくるんで(トロトロで流れ出してしまうため)、冷凍します。
2008/12/4 熟柿の冷凍保存準備
食べるときは、固めに凍った状態でナイフで皮を剥き、少し放置してカチカチでなくなった頃合いに食べるのがお勧めです。
ショリショリで甘くて、天然のシャーベットです。
お酒を飲んだ最後に出したりすると、とっても美味しいです。
(柿には二日酔い防止効果もあるというしね)
暑い夏に食べるのも、すごくおいしいです。
■参考情報
干し柿の保存について (2012年にも記事にしました)
大根の柿漬け
熟柿は最近はお漬け物にしています