採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

笹すずろ

2010-11-30 | +お菓子・おやつ
ダンナサマが京都出張のおみやげに、乙なものを買ってきてくれました。

お友達と一緒に、馴染みの「喜幸」(本当は「きこう」と読むらしいのですが、京都での通り名は「きいこ」だそうです)という小さな料理屋さんに行ったそうです。
このお店は、お豆腐屋さんが経営しているそうで、豆腐料理が名物。
帰りにお豆腐屋さんの方に寄って、お買い物してきてくれました。

 
2010/11/13笹すずろ

なんだかお洒落なパッケージに入っている、「笹すずろ」というものです。

2010/11/13笹すずろ

笹の葉で綺麗に包んであるものは・・・

むにむに(揉んでみる)

触感で推理するに、あれかな。

2010/11/13笹すずろ

お?
麩まんじゅうかと予想していましたが、表面は湯葉でした。びっくり。
ぷにぷに感から推理するに、湯葉で生麩を包んであるようです。
なんと手間のかかった細工。

2010/11/13笹すずろ

カットしてみると、中には黒豆が。
びっくりの3段重ねです。

 
湯葉、生麩、黒豆どれもほとんど味がつけていないので、この後の味付けで、おつまみとしても、お菓子としても頂けます。

ワサビ醤油でもいいし、黒蜜でもいいな。
どちらにしようかな~。
悩んだ末、今回は黒砂糖をちょっとつけて頂きました。
表面の葉ごたえのある湯葉、もっちりした生麩、ころころした黒豆が一体となって、複雑な食感と風味でした。

珍しくて美味しくて、嬉しいお土産でした。(ダンナサマ御馳走さま~)

このお豆腐屋さんの薄揚げも、とても美味しくて、ホットプレートで(表面の油をキッチンペーパーで拭き取りながら)コンガリ焼いて、生姜醤油で食べると絶品です。
いい油を使っているのか、焼いているときからいい香りで、ダンナサマはペーパーでぽんぽん叩きつつ、そのペーパーをくんくん嗅いではうっとりしていました(ペーパーをすはすは嗅いでるのを見たときは、びっくりした)。


2010/11/13おたべ

おみやげもうひとつ。
京都といえばの「おたべ」の限定秋セット。
栗と紫芋バージョンが入っています。
こっちも美味しかったな。

八つ橋って自分でも作れるようなので、今度挑戦してみようかしら。



ところで、最近ダンナサマの出張みやげが何だかいやに充実しています。
褒めて育てた甲斐があったのかしら。

・・・それとも何か後ろ暗いことが・・・・??(ギワクのまなざし)


■参考情報
「喜幸」の食べログ


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「謎の庭木」の実とりんごのジャム

2010-11-29 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
父の実家の庭に、植木屋さんが(剪定のついでに)植えてくれた謎の木があります。
その木は毎年夏に、とっても綺麗な花を咲かせます。

直径4cmくらい、濃い桃色の五弁の花びらで梅のようですが、梅と違って真っ赤な、長い蕊が沢山生えています。蕊の先端は黄色く丸くなっていて、なんとも上品な風情だそうです(私は見たことがないのですが)。

父と祖母が、何とも上品な花だねえ、と見とれるほどなのですが、問題がひとつ。
結構大きな実が沢山なって、ぽとぽと落ちてくるのです。
もうだいぶ高齢の祖母は、「重くて掃除が大変なのよ」と嘆いていました。

そして先日、図書館で借りてきた『庭木と果樹』という本を母が見ていたところ、同じ花を「果樹」のページで発見!

え!? 果樹ですって?

=====================


2010/11/20フェイジョア

その実がこちら。
何だか分かります?

(私は緑で丸くて、と電話で説明されただけで、すぐ分かりました)



フェイジョアです。

2010/11/23フェイジョア

何かにすれば、と父が送ってくれました。

真っ青なうちは固いですが、しばらく室温で追熟させると、やや弾力が出て、えも言われぬトロピカルないい香りがしてきます。

食べ方は、半割にして、柔らかいところをスプーンでくり抜きます。

2010/11/23りんごとフェイジョアジャム

皮周辺は、ざりざりした砂粒のような食感がありますが、真ん中にはバナナのようなネットリ感があります。

以前買って果実酒にしたこともありましたが、今回はりんごと一緒にジャムにしてみました。
冷凍してあったストックも混ぜて、フェイジョア感たっぷりにしてみます。


フェイジョアにはおそらくペクチンは少ないので、りんごと混ぜるのは丁度よかったと思います。ただ、色がなんだかいまひとつ・・・。
これから瓶に詰めるのですが、ブルーベリーも少し混ぜちゃおうかな・・・。

追記:昨晩ブルーベリー少々を混ぜてみました。
綺麗な色になるかと思いきや、茶色と紫の、まだら・・・。
今晩瓶詰めの予定ですが、どうしたものか。ブルーベリーをもっと足すかな?

2010/12/02作りんごとフェイジョアジャム

結局、1日おいて混ぜ直したらまだらは解消されました。

最初よりは多少はましな、ローズブラウン色、かな?

2010/12/02作りんごとフェイジョアジャム

りんごを煮詰めた段階で甘すぎるくらいだったので、お砂糖はなしにしてみましたが、フェイジョアを沢山入れたので、やっぱりちょっと入れた方がよかったです(足そうと思っていて忘れました)。

2010/12/02作
りんご、フェイジョア、レモン汁、ブルーベリー



くりぬいた残りのカップ状の部分は、いい香りが出るかも、と思って、納戸のミックス果実酒に追加してみました。
レモンの皮(リモンチェッロの出し殻)、金柑、パッションフルーツの種部分(果汁を絞った残り)が混然一体となった、「残り物には福がある」酒です。
きっといい仕事してくれるでしょう。うむうむ。



梨のような、マルメロのようなざりざりした食感(石細胞)は、ほかのトロピカルフルーツにもあったような・・・。
調べてみると、フェイジョアはフトモモ科だそうです。
そしてグアバもフトモモ科含まれています(属は違うけれど)。
なるほど、グアバか。フェイジョアに近い食感かも・・・。

ちなみに、全然似て見えないような、蓮霧(レンブ、ウォーターアップル)、チョウジ、オールスパイス、ユーカリも同じフトモモ科ですので、植物分類学は難しい。なるほどと思える分類ばかりではないのでした。


■参考情報
花の写真が綺麗なサイト http://hanadiary.blog15.fc2.com/blog-entry-1052.html
コメント (2)
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銀杏ひろい

2010-11-25 | +きのこ以外
先日血圧を測る機会がありまりた。
看護師さんが、あれ?と言ってもう一度計ってます。
いつも低めですか?と聞かれたので数値を聞いたところ、上が88、下が55でした。
上は90を越えることが多いけれど、まあそんなものかな。
ダンナサマに聞いてみると、88というのはボクの下くらいかも、と。
たまたまTVの医療ドラマを見ていたら、昏睡状態でかつぎこまれてた老婦人の血圧が、90-60くらいでした。
おやま、そういうレベル?

(1)私の血管は末端まで極太で、流れがよい
(2)私の血液は、超サラサラ
(3)心臓がさぼってる
(4)実は昏睡状態

後ろのふたつがアヤシイけど、まあ、鉄分とかは平均以上の、血液には自信のあるFujikaなのでした。献血もしょっちゅうしてるし。えっへん(実は体重が減るといいなという下心だけ)。

でも、私の血を貰った人は、原因不明の怠け病とか、不機嫌症候群とかにかかりそうだよね、とダンナサマと意見が一致したのでした。
みなさん、輸血されないように怪我や病気に気を付けて下さいね。


=====================


2010/11/16銀杏

近所に綺麗な銀杏並木があります。
(ちょっと前の写真なので、今はもっと落ち葉が積もっています)

並木をバックに写真を撮っているひともいますが、私はしゃがみ込んで銀杏拾い。

2010/11/19銀杏

果肉の処理方法(取り出し方)には色々あるようですが、私の場合はゴム手袋をはめ、一粒ずつタネを取り出しています(屋外で作業)。
そしてよく洗って干しておきます。

2010/11/19銀杏

銀杏は、長くおいておくと殻の中でちんちくりんに乾燥してしまうので、乾いたら早めに、まとめて割ってしまいます。
私のお道具は、こんな感じ。
レンガの上に銀杏を置き、ペンチなど軽いもので軽く叩き、殻にヒビを入れて取り出します。
(カナヅチでは重すぎるような気がします)

2010/11/19銀杏 My銀杏はかなり小さめで、殻も薄いから簡単に割ることができます。

大きさや形など、木によって様々です。
大きい実の銀杏は、やはり競争率が高く、あまり落ちていません。

真ん中にあるような小さいもの(もっと小さいのも)は、ほとんど誰にも拾われていません。


銀杏の保存は、冷凍が断然おすすめです。
瓶に入れておくと霜もつきにくいです。
私は薄皮はあまり気にしないので、そのままです。

素揚げしたり、オイルと塩を軽くまぶしてオーブントースターで焼くと、この薄皮がパリパリして美味しいです。


■参考情報
(当ブログ)銀杏の下処理、食べ方について
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柿剥きたけなわ

2010-11-24 | +干し柿・干し芋・栗
しばらく更新お休みで、ご無沙汰していました。
ここしばらく何をしていたかというと・・・・

むふ。

そう、干し柿作りです。
矢田農園さんの八珍柿はごく少ないものの、My柿が(サイズが小さい分)数は沢山あります。
美味しい八珍柿があまりに少ないのも寂しくなり、佐渡の別の農家さんにお願いして何箱か送って頂きました。
そして、お友達からもいくつか頂き、柿に首まで埋もれているところ、父から連絡が。

父の実家の隣の家に渋柿の木があって貰えるけど、どう?と。
鳥(特に憎っくきカラス)につつかせてしまうくらいなら、是非欲しい、と言って、父に摘んで送ってもらうことにしました。

そんなこんなで、ベランダはすっかりオレンジ色に染まっています。
太陽がオレンジ色に見えるのは、寝不足のせいか柿のれんのせいか・・・。

昨日の祝日(勤労感謝の日)は、母が来てくれて、呆れながらも色々手伝ってくれました(柿作業というよりは家事片付け全般。こんなに片付けられない人間に産んだり育てたりした覚えはないんだけどなあ、とつぶやきながら・・・・。こんな娘でごめんねお母さん)。
ますます家内制手工業の趣が強まっています。
(一体何を目指しているんだ、ワタシ・・・)

立て込んできたベランダの様子をご紹介しますね。

2010/11/21上My柿下埼玉の柿

同じ柿に見えますが、違うものです。
上段2個は、My柿で、ゴマの入る不完全渋柿、下段2個は父が送ってくれたゴマの入らない完全渋柿
です。

2010/11/21干し柿

下段の柿を剥くと、こんな風にゴマなしの綺麗な柿です。
干し柿にするには、ゴマなしタイプの方が向いていると思います。

2010/11/21干し柿

上の方は、Myハート形柿。小さいので剥くのが大変です。

2010/11/21干し柿

お友達から長野特産市田柿と次郎柿を頂きました(miyakoさん、ユウコちゃんありがとうございます!)。
次郎柿は甘柿ですが、miyakoさんのお勧めで干してみます。
市田柿は、干し柿製品はスーパーなどでよく見ますが、生の柿はあまり流通していません(数年前に探したけれどネットでは買えませんでした)。
とても珍しい柿で、嬉しいです。

2010/11/21干し柿

次郎柿は、以前お友達が作っていたように、スライス干しもやってみます。
こうやると、トロリとはせず、しんなりシコシコした、切り干し大根のような食感の干し柿になり、これはこれでとても美味しいのです。

厚めがいいか薄めがいいか実験してます。

2010/11/21干し柿

四つ割り干し柿も。
これは、傷や病気を大きく取り除いた柿の、残り部分で出来るので便利です。

右は八珍柿。ぽよぽよに干しあがってきます。

真ん中あたりにあるのはMyハート形柿の雌柿。
こちらはゴマ入りの不完全甘柿で、黒っぽくちょっと固めです。



ベランダはいっぱいになってきましたが、まだ生の柿が結構残っています。
柔らかくなる前に剥かなくては。間に合うかしら。
幸い、今日から週末までダンナサマが出張です。自分の時間はたっぷり。
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新しい産直

2010-11-18 | +その他食べるもの

最近夜はすごく冷え込むようになりましたね。
余りの寒さに、オーブンを焚くことにしました。部屋が暖まるのです。

・・・何を焼こう。

一番簡単なのは、丸ごと放り込むだけ、という焼き芋だわ。
という訳で、大きすぎで困っているサツマイモをオーブンに放り込みました。巨大な芋でも焼き芋になるか、実験です。
そして、ふとひらめいて、「鍋」も。

前日から小豆をふやかしていたのです。
普通にガスコンロで煮るつもりでしたが、オーブンのこの火力を無駄にしない手はありません。
一度茹でこぼして、新しい水を入れ、鍋にフタをして、オーブンに投入。
あとは、サツマイモと一緒に、150~160度で2時間(くらい)。
(今回は水多めだったのでしませんでしたが、紙ぶたなどをするといいかもしれません)

サツマイモは美味しく焼き上がり、そして小豆も、これまでにない位とってもふっくら炊けました。
何よりいいのは、見張っていなくていいこと。すっかり忘れてしまっても、吹きこぼれも焦げ付きもありません!

業務連絡:お母さんへ
豆を炊くときは、オーブンを一度試してみて。
うっかり居眠りしてしまっても、焦げ付きを泣く泣くこそげる必要はないですよ。


==話はかわって============


比較的近所に大型の農産物直売所が出来たのでご紹介します。
JAの経営する「ポケットファームどきどき」という「農業体験型レジャー施設」で、県内で2店舗目です。
看板だけはしばらく前からみかけましたが、車なのであっという間に通り過ぎてしまい、看板にある地図が判読出来ません(首都高速の渋滞位置電光掲示板程ではありませんが)。いつも行かないようなエリアみたいなんだけど。

思い立ってネットで調べてみると、すぐ分かりました。
普段あまり通らない大通りから、少し入り込んだ場所にあります。

2010/10/29ポケットファームどきどき


駐車場はとっても広々。建物もかなり大きめです。

2010/10/29ポケットファームどきどき

横には休憩コーナーが。この日はあまり人気がありませんが、休日は加須崩れでにぎわっていました。

暑くなってきたら、パラソルか何かがあるといいのではないかしらん。

2010/10/29ポケットファームどきどき

産直の中はこんな感じ。
この時期はお米、そしてサツマイモが沢山出ています。

2010/10/29ポケットファームどきどき

玄米を買ってその場で精米することも出来るようです。
JA経営なので、お米は生産者別にはなっていないようでした。

2010/10/29ポケットファームどきどき

野菜コーナーを除いてみました。
エリンギやマイタケがたっぷり入って格安な気がします。

2010/10/29ポケットファームどきどき

マッシュルームも、新鮮!
阿見に馬の牧場があり、その堆肥を利用してマッシュルーム栽培がされているのです。
これまでは結構遠くに行く必要がありましたが、近くで買えるようになって嬉しいな。

出来たらビニールではなく、紙箱や紙袋で売って欲しいなあ・・・。

2010/10/29ポケットファームどきどき

おしゃれなサラダセットも売っていました。
右側のパックは、以前行った鎌倉の産直だったらもうちょっとするのではないかしら。綺麗に掃除して丁寧にパック詰めする手間を考えると、180円は格安です。

2010/10/29ポケットファームどきどき

国産チコリも。
これは岐阜県産だったかな。
JAの横の繋がりを生かしてか、県外のものも入荷しているようです。

チコリはスーパーではあまり見かけないので嬉しいです。
(あまり売れない気もするけれど、この先もずっと置いてくれますように)

2010/10/29ポケットファームどきどき

乳製品はかなり少なめですが、こちらは珍しい県内産のチーズ。ほかにヨーグルトもありました。

下に見えるのは愛媛農協のポンジュース(みかんと伊予柑)。

2010/10/29ポケットファームどきどき

ハムやソーセージも売っていました。
自家工房産だそうです。
心持ち格安のような気がしますが、どうかな。今度買ってみよう。

2010/10/29ポケットファームどきどき

こちらはソーセージ。

2010/10/29ポケットファームどきどき

そして、農産物直売所には珍しく、精肉コーナーがあります。
茨城のブランド豚ローズポークや、常陸牛がおいてあります。
ローズポークは、名前は知っていたけれどまだ食べたことはありませんでした。
今度買ってみなくては、と思っているところです。

2010/10/29ポケットファームどきどき

奥久慈しゃもも置いてあります(冷凍)。
生を買うには取り寄せないといけないので、冷凍でも近所で買えるのは便利になりました。
(かなり高級なのでしょっちゅう買うものでもないのですが)

2010/10/29ポケットファームどきどき

こちらはデザート系の冷凍ケース。
奥はこのあたり特産のブルーベリー(冷凍)です。
ジェラートやチーズケーキもありました。

2010/10/29ポケットファームどきどき

お店の隣の建物は、ビュッフェスタイルのレストランです。
家庭料理という名前の割には、1800円はちょっと高い・・・。
このご時世、都内だって1500円以内で立派なランチが頂けるのではないでしょうか。
価格がもう少し下がらないと行く気にはならないなあ・・・。



■参考情報
この産直のPDFチラシ
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太秋柿(雄・雌)

2010-11-17 | +フルーツ
先日収穫したMy柿がそうでしたが、柿には、2種類の実をつけるものがあるようです。
My柿は名もない野良の柿だからかと思っていましたが、品種改良されたものでもそういうことがあるとか。

太秋柿という柿があります。
これは、シャクシャクした食感が特徴的な柿です。シャクシャクなのに甘い果汁が溢れてきて、まるで(ザラザラの砂粒のない)梨のような、大変美味しい柿です。
わずかに青いくらいのうちのほうがこの特徴的なシャクシャク感があるので、真っ赤になっていないものの方がおすすめ、というちょっと変わった柿です。


この太秋柿にも、2種類の実がつくようです。
(かずさん、珍しい柿をありがとうございました!)。


2010/11/10太秋柿

右側が、いわゆる普通に売られているタイプの太秋柿。これは雌花に実る果実です。

そして右側が、「雄柿(おんがき)」と呼ばれているものです。

2010/11/10太秋柿

大きさや形が全然違います。

2010/11/10太秋柿

断面は、割と似たような色合い。雄柿もゴマがなく、シャクシャクで美味しい甘柿なのです。

Myハート形柿にも2種類の実がつくのですが、雌花の実にはゴマが入り半渋、小さい方はゴマなしの渋柿です。

2006My柿(枇杷の隣)の花

小さい方の実は「雄柿」と呼ばれているものの、雄しべだけでは実はなりませんよね。おそらく「完全花(両性花)」が肥大したものではないかと思います。

左の写真は、以前記事にしたときに使ったものですが、My柿についていた雌花ではない、2種類の花。
上の花には子房的なものがあり、おそらく完全花(両性花)だと思われます。
下の花にはそれはなく、雄しべのみに見えます。



調べてみると、柿の花のつきかたには次のような種類があるようです。

・雌花のみ着生=富有、次郎、平核無
・雄花のみ着生=カキにはなし、君遷子(豆ガキ)。雌雄異株。
・雌花、雄花ともに着生=禅師丸、西村早生、筆柿。
・雌花、雄花、完全花ともに着生=夫婦柿、正月など極少数

甘渋やタネの入り方と花の関係を整理してみようと思ったのですが、花のつきかたについては情報が少なく、いまいちよく分からないことも多いです・・・。

栽培の上では受粉樹の要不要の方が重要で、こちらの情報はみつかりました。
ここから推理すると、受粉樹が必要なものは、花粉がないと(タネが入らないと)実が大きくならない、ということなので、雄花がないか、もしくはごく少ない、ということだと思います。

受粉樹が不要な品種は、おそらく雄花と雌花が両方つくのですよね。
でも、受粉樹が不要で、雌花だけしかつかない平核無は、受粉しなくても実が大きくなる、ということなのかな?ムムム。

あと、完全花がつく品種はごく少ないとありますが、My柿のうち3分の2はそうなんですけど。しかも片方は、両性花の実が圧倒的多数です。
何故でしょう?そういう品種?
苛酷な環境で生えていると、両性花が多くなるとか・・・?

種の入り方と甘渋 完全甘柿
種子の有無にかかわらず熟し、甘くなるもの
不完全甘柿
種子の数が多いと、甘く、種子の数が少ないと渋くなる。
一般に種子の周囲にゴマが多い。
不完全渋柿
渋柿ではあるが、わずかに種子が入ると、種子の周囲にゴマができて、その部分が甘くなるもの
完全渋柿
種子の有無にかかわらず、常に渋いもの
花のつきかた 代表品種 富有、次郎、松本早生、伊豆など 禅師丸、水島、甘百目、西村早生、筆柿など 平核無、会津身不知、甲州百目など 蜂屋、西条、四つ溝など
雌花のみ 富有、次郎、平核無など 富有
次郎
平核無(受粉樹不要)
雌花、雄花 禅師丸、西村早生、筆柿など 西村早生
禅寺丸
筆柿
My鶴の子柿
雌花、雄花、完全花 夫婦柿、正月など極少数 太秋(完全花の実も甘柿) Myハート形柿(両性花の実は渋・こちらが多数つく)
My枇杷隣柿
久目丸(富山1号)(雌花少なく完全花多いようです)
雄花のみ
(雌雄異株)
君遷子(豆ガキ)
(カキにはなし)
花のつきかた不明 松本早生(受粉樹必要) 会津身不知(受粉樹不要) 蜂屋(受粉樹必要)
西条(受粉樹不要)


■参考情報
当ブログの記事二種類の雄花 雄花と完全花の外見および断面写真を撮りました
高校の理科の先生のHPのカキの花 雌花・雄花の写真があります。
HPフルーツ大好き応援団の甘柿・渋柿・柿のゴマ
ホームセンターコメリのHP果樹の品種と受粉樹の要不要
果樹研究所の果樹品種情報検索システム
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八名丸(やなまる)里芋

2010-11-16 | +その他

今年は、昨年とは違う種類の里芋を育ててみました。
愛知に住んでいる幼なじみから送って頂いた、「八名丸(やなまる)里芋」というものです(ユウコちゃんありがとう!)
このお芋は愛知県新城市のある地域(旧八名郡八名村)で古くから育てられていた品種のようです。昭和25年、熱田神宮の品評会で好成績を得て、地名と特徴的な丸さから「八名丸」と命名されたそうです。
新城市の特産品としてブランド化が進められており、平成14年には愛知県の伝統野菜にも認定され、新城で栽培されるサトイモは「八名丸(やなまる)くん」として商標登録されているそうです。

あちこちに書いてある特徴を挙げてみると・・・

・小芋の形が丸い
・小芋を食べる品種(親芋も食べられることもあるようです)
・しっとり柔らかく、きめが細かい 
・皮が剥きやすく白く綺麗に剥ける
・柔らかくてもっちり
・ほくほく感もある
・生育環境は乾燥に強い (うーん。賛成しかねるような・・・)

 
以前小芋や親芋を食べたことがあるのですが、確かにきめ細かい感じで、普通の里芋とはひと味違うような気がしました。
育てる土地が違うと味も違ってしまうかもしれませんが、ものは試し、ですよね。

成育中は、順調とはなかなかいえず・・・。

反省点がいくつかありました。

・植え付け前に、溝状に掘って雑草や肥料を埋め込み、その上に種芋を植えたが、肥料が(昨年より)随分控えめだったかもしれない。肥料か水分不足なのか、成長の勢いが弱ったようで、ある段階で虫にたかられるようになった。
一応追肥もしたが、手遅れっぽかった。
・マルチはきっちりせずに、古マルチを適当にかぶせておいただけだったが、この夏の干魃でかなり弱っていた。水やりを数回したが、あの段階では手遅れだったかも。
やはりぴったりきちんとマルチをしたほうがいいのかも。
・葉っぱが毛虫だらけになっていたため、葉柄の先端で葉っぱを切り落としてしまった。また新しい葉っぱが出るだろうと予想していたら、結局あまり出なかった。
虫食いだらけでもあの葉っぱは残しておくべきだったかも。
・土寄せしようと土を脇に置いておいたのだが、雑草やサツマイモのツルでその土が埋め尽くされ、あまりちゃんと土寄せが出来なかった。 

芋虫にたかられたのは、可哀想だったなあ・・・・。
でっかいやつ何匹かは殺したのだけれど、無数に発生したものは、葉っぱごと捨てるしかなかったし・・・。
火炎放射器とか、欲しいかも。(そしたら野菜も焼けちゃうか)

それでも、一応、畝に植えたものは、まあまあの育ち具合です。
植える場所がなくなってしまい、適当に畑のすみっこに植えたものは、それより遙かに小さいです。ちゃんとお芋が出来ているかしら??

2010/11/10八名丸里芋

すみっこ芋を掘ってみました。

あら意外。結構沢山の小芋がついています。

親芋はまんまる、そして丸っこい小芋がポコポコと押し合いへし合いしながらくっついています。

明らかに去年の里芋とは見た目が違うようでした。



皮ごと蒸したきぬかつぎ、煮物などにしてみましたが、本場の「八名丸くん」とは違うのかもしれませんが、アクも少なくとても美味しいです。

種芋分は残しておいて、来年も植えようと思います。
来年は、肥料たっぷり!


■参考情報
JA愛知東の八名丸さといものページ
愛知県農林水産部による「ネット農業愛知」の特産品紹介「八名丸さといも

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ルバーブジャム

2010-11-11 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

昨年は、富士見町の赤いルバーブ狩りのイベントに行って来ましたが、今年はなかなか長野まで出かける元気がなく、うつうつと過ごしていました。
そんな折り、わらびさんご夫妻が、ウチの地元の産直ツアーに来て下さって、お土産に赤いルバーブを持ってきて下さいました。
うちからのお土産はサツマイモと里芋(むむ。だいぶ格が落ちてる感じ)。

久々の赤いルバーブ、綺麗で嬉しくなってしまいます。
やはりジャムにしなくては。

ルバーブジャムは、洗って刻んで煮るだけなので、ママレードなどに比べると随分シンプルです。
わらびさんご自身は、バニラ入りのレシピを参考にされたそうです。
私も何か混ぜてみようかしらん・・・・。

バニラもあるけれど、何かこう、もっと草っぽい感じの系統で。
フェンネルシードはどうかな、と思いましたが、ちょっとクセが強いので苦手な人もいるかも。もうちょいマイルド系で・・・。 

これが赤いルバーブ。
長野県富士見町特産です。
(写真は2009年にルバーブ狩りイベントに参加したときのもの)

という訳で選んだのはキャラウェイシード。
でも自信がないので2個だけに留めました。
(しかもほんのちょっぴり)

2010/11/6作
富士見町の赤いルバーブ、果糖、レモン汁、キャラウェイシード(左の2個)


こちらは、春に摘んでピュレにして冷凍しておいたいちごを少し混ぜてみました。
ルバーブといちごはよくある組み合わせのようですし。

2010/11/7
赤いルバーブ、いちごピュレ、果糖、レモン汁


左が赤いルバーブだけのもの、右がイチゴミックス。
ほとんど同じ色のようですが、ルバーブだけの方がやや鮮やかかも。

ルバーブとイチゴピュレを混ぜたところ。左がルバーブ、右側がイチゴピュレの色です。
イチゴは加熱したりすると色褪せますが、ルバーブは酸化するとより鮮やかな赤になる気がします。

ついでに、冷凍庫にとっておいた緑ルバーブ(Mさんありがとうございます!)も使ってジャムを作りました。
緑のルバーブは味はくっきり酸味があって美味しいのだけれど、どうしても寂しい色になってしまい、悩みます。
今回はブルーベリーを混ぜてみました。

ボルドー色というのかな。結構いい色では☆

あと実は、以前作って結局固まらなかったマルメロジェリーも混ぜちゃいました。お色直しってことで。うむ。

2010/11/06作
緑ルバーブ、ブルーベリー、果糖、りんご・マルメロジェリー、レモン汁



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2010サツマイモ:コガネ人参

2010-11-10 | +サツマイモ

芋掘りの記録の続きです。

コガネ人参というお芋を、今年初めて育ててみました。「黄金にんじん芋」という名前でも呼ばれたりするようです。
皮は白く、肉はオレンジ色っぽいので、ベニキララと比較してみたかったのです。
苗は上山種苗で購入しました。

購入先の上山種苗によると、コガネ人参の特徴は・・・・

・黄金色の外皮と白地に橙色を帯びた肉
・芋の形状は尻づまりの紡錘型
・収量はコガネセンガン並
カロテン含有品種には珍しく、煮焼きしてもほっこり粉質となる。
・ネコブセンチュウに弱いので激発畑では栽培しない
・来歴は不明で、コガネセンガンの芽条変位の可能性あり。
・焼芋、ふかし芋等に

収量:++++
甘み:++++
食感:ホクホク
貯蔵:++
肉色:白地に橙

だそうです。
コガネセンガンはたまにこちらの産直で売っていますが、買ったことはありませんでした。
ホクホク系ということは、干し芋にはならないのね・・・。(今気づいて、どうやって使おうと途方に暮れてます)

今回植えたのは、南側が里芋、北側がサツマイモの東西方向の畝。前作はトマトや春大根。
畝下に溝を掘って雑草を埋め込むのは、確かせず、マルチはしました。

届いた苗は、今にも枯れそうな(というか枯れてみえる程の)、とても弱った貧弱な苗。
5/14に植え付けたのですが、これは全部枯れるかも、と思うほどの弱った苗でした。
上山種苗から届いた他の苗は、どれも長くて立派な苗だったのに、これだけ弱弱です。どうなることかと思っていましたが、マルチのおかげか、無事活着したように見えました。
南側が里芋で、広めのスペースが空いているため、ツルをよく伸ばしていました。

ところが。

今年の夏はえらい日照りが続きましたが、その時に、このお芋のツルだけ、ほとんど葉っぱを落としてカサカサに枯れかけてしまったのです。
マルチをしているのになあ、やっぱり苗が弱いと株の力がないのかも、と思っていたら、秋の雨で復活。なんと新しい緑の葉っぱがわさわさ出てきて、再びよく茂りはじめました。

これは、お芋の栄養を吸って葉っぱを伸ばしているのでは?
お芋がカスカスになっちゃってるかも。
そんな心配が頭をよぎりますが、とりあえず放置。なりゆきに任せます。

11/3に2株ほど試し堀りをしてみると、そこそこの出来のようです。
11/5に全部掘ってしまうことにしました。

 
2010/11/05収穫コガネ人参


手前に10株あるのがコガネ人参。
奥は安納芋です。

2010/11/05収穫コガネ人参


こんな感じで、細長いお芋が割と沢山ついています。

2010/11/05収穫コガネ人参

洗ってみると、10株から新聞紙2枚分の、大収穫です。

割と大きさ(太さ)が揃っているお芋のような気がします。

2010/11/05収穫コガネ人参


ツルに繋がっている側が細く、先端部がずんぐり寸詰まりになる傾向があるようです。

夏に葉っぱを落とす程だったというのにこの収穫量は、さすが「収量4つ星」です。


先日クズイモを蒸かして裏漉ししたのですが、皮がごく薄い気がします。
そして、肉があまりオレンジ色ではないような・・・。むむ。
クズイモだからかな?
大きい芋はちゃんとオレンジ色であることを祈ろう・・・。
もしオレンジじゃなかったら、コガネセンガンと取り違えられた可能性もあるかも。
むむむむ。
(→一応オレンジ色でした)

気になる味ですが、とりあえず4種類を焼き芋にしてみました(夜撮影なので色がいまいちですみません)。

2010/11/15焼き芋4種

右上から時計回りに、コガネニンジン、ベニキララ、べにはるか、安納芋。
コガネニンジンはとてもホクホク、ベニキララはねっとりしてバターナットかぼちゃのよう。べにはるかは色があっさりしてキメが細かいです。
安納芋は黄色みが強く、しっとり系です。


■参考情報
お友達のca_nonnさんが焼き芋にして試食して下さいました。一応ちゃんと、オレンジ色のお芋だったようです。

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ねったんぼ/ねったくり/からいももち

2010-11-09 | +お菓子(各国)
サツマイモ、11/5にようやく掘り終わったのですが、最後の分は、長く畑に置きすぎたのか、もしくは成長過程の水分条件なのか、盛大にひび割れた巨大芋がいくつもありました。

プロだったらこういうものは、畑に捨ててくるのだと思いますが、アマチュアファーマーにとっては、捨てるのはどうにも勿体ないです。(実際近所の畑に捨ててありました。拾ってこようかと思ったけれど自前分の管理で手一杯だということを思い出してぐっとこらえました)

大事に持って帰って来たのはいいけれど、おそらく保存はきかないので、早めに使ってしまわなくては。

幸い大きなお芋なので皮を厚めに剥いて、1個はサツマイモおこわに。

ダンナサマ:「えー、お芋入りなのぉ。(お刺身には合わないような)」
Fujika:「お米は買わないといけないけど、お芋は自前のがあるからね。増量して食いつながないと。節約よ!」

(というのは冗談ですが)
でもお芋ごはんばかりという訳にもいきません。
それに、冷凍するにしても、ご飯が混入していると嵩張ります。
 
もっとお芋の比率が高いもの、ないかしら。

そういえば、お餅的なものがあったような。
以前『日本の食生活全集』の鹿児島だったか宮崎だったかで見かけた記憶があります。
皮を剥いて蒸かしたお芋とお餅を搗き混ぜて柔らかいお餅を作り、きなこをまぶして食べるというものです。ねったんぼ、とかねったくり、からいももち、という名前でした。
たまたま切り餅が家にあるし、すぐに出来そうです。
電気釜の助けを借りると、とっても簡単そうな気がする(ひらめいたの)。
早速チャレンジしてみます。

■■ねったんぼ(柔らかいサツマイモ餅)
■材料
生サツマイモ(もしくは蒸かして裏漉ししたサツマイモ)
お餅 4個くらい
黒砂糖
塩     少々
きなこ (今回はピーナツ粉使用)

■作り方
(1)生のサツマイモを分厚く(内側にあるスジのところまで剥く感じで)皮を剥き、大ぶりにザクザク切り、水でさっとゆすぐ。ボウルに軽く一杯ほど。
(2)5合炊きの電気釜に入れ、下の方に2cmくらい水を入れる。炊飯のスイッチをオン。
(3)途中時々様子を見て、適宜上下を返す。
(4)炊き上がる13分ほど前に水位をチェック、丁度水がなくなったら、お餅をお芋の上に入れて更に2分ほど待つ。(保温にしてしまってもいいかも。うっかり置きすぎると、内釜の底にうっすら焦げ付きます)
(5)蒸気と熱でお餅がやわやわに柔らかくなったら、電気釜から外し、砂糖と塩少々を加え、水に濡らしておいたすりこぎで、ぺたぺた・こねこねと、まさに「ねったくる」。
(お餅がぐずぐずに沸騰するほど煮ると、出来上がりがとても柔らかくなるようです)
(6)お芋のカケラは残ってもいいが、お餅はダマが残らないようにする。
必要なら部分的に電子レンジにかけてもいいかも。かなりやわやわ、どろっとした状態になります。甘さはやや控えめにして、食べる際にふりかけるといいと思います。
(7)タッパなどの容器にきなこを敷き詰め、ここに先程のお餅を流し込む。
表面にもたっぷりきなこをふりかけ、ラップなどを一旦敷いて平らにならし、ラップやフタを外してすっかり冷めるまでおく。
(8)冷えてくるとカットできるくらいの固さになりますが、再度合体しやすいので、カットしつつ、断面にきなこをまぶすようにします。
翌々日でもまだ柔らかいです。
もっとおく場合は冷凍保存して、電子レンジで軽く(爆発しないように)温めるといいと思います。

★裏漉ししたお芋を使う場合は、裏漉し芋の上にお餅を載せ、適宜柔らかくなるまで電子レンジにかけるとよいと思います。


 
2010/11/05収穫割れ安納芋

こちらがひび割れ芋。
大きいのが4個位割れてました。残念。

こんなに大々的に割れてしまうなんて、何があったのでしょう・・・。
成長後期に雨が多くて急に肥大して、皮の成長が追いつかなかったのかなあ。

2010/11/06お芋とお餅

お芋が柔らかくなったところに、お餅を載せます。
このときはここで砂糖も同時に入れ、保温モードでしばらくおきました。
炊飯にする方がお餅が溶けやすいですが、その場合焦げやすい砂糖は火からおろしてから。

2010/11/06ねったくり


タッパに流し込んで、翌日カットしました。
まぶしてあるのはピーナツきなこです。

2010/11/06ねったくり


お砂糖をトッピング。
ほよほよのお餅が出来ました。


ピーナツ粉をまぶしたせいか、エスニック系の味、という感想もありました。
(ピーナツ粉はコクがある感じだからかな)
普通のきなこにすれば、エスニック系が苦手な人でもよいかも。お餅のお菓子が好きな人には気に入ってもらえるのではないかな・・・。作った翌日には扱いやすい固さになるので、あんこを包んでも美味しそうだな・・・。

いっそのこと更にエスニック調にしても面白いかも。

・サツマイモとお餅を混ぜる際、ココナツミルクの風味をつけたらどうかしら
・お餅ではなく、生のサツマイモを載せて、もち米を(ココナツミルクで)炊き、それを搗き混ぜても面白いかも。(あずきでっち風)
・市販のピーナツ粉ではなく、自分でローストピーナツをミルで粉にしてもよさそう(ちょっと高いし)。
 市販のより粗挽きになって、カリカリ感が出て美味しいかもしれない。

■参考情報
ブログ記事 ねったくり
クックパッド ねったくり
当ブログ 紫芋もち すっかり忘れてましたが、もっとぷるぷるの食感のお餅です。また作ってみようかな。
当ブログ あずきでっち
当ブログ 紫花豆でっち
コメント (8)
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