採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

貼り箱

2021-04-28 | +紙工作

鳥取の洗面所リフォームをする際、調子に乗って大量の壁紙サンプルを、国内、海外から取り寄せてしまいました。

貼り箱

おおむねA4サイズで、いろいろな模様、質感の壁紙サンプルが大量に・・・。
結局、国内から取り寄せたものを採用したのですが、どれもこれもweb画像で見るのと実物は違うので、見てみてよかったなーと思いました。

折角の綺麗な紙、何かに使いたいです。


貼り箱

いつものチョコの箱のフタは、折りたたんで作る構造なので、B4サイズの長さが必要。
A4サイズでは足りません。


貼り箱

でも、箱(フタ)の大きさとしては、A4 に収まるサイズ。
貼り箱方式なら、この大きさの紙で何とか足りるかも・・・?

試作してみよう。

まずは「貼り箱」でYoutubeを検索して予習。
こちらこちらこちらなどを参考にしました。

土台となるのは、厚紙的なもの。
でもうちにはないので、いつものf段(薄い段ボール)を使うことにします。

貼り箱

こんな感じに箱の形状に折り線をつけます。

貼り箱

そして四隅をセロハンテープで貼り付け。


壁紙の方は、どこを模様にするかそれぞれチェック。

貼り箱

切り抜いた紙をつかって、壁紙にあててみて、どの部分を使うか見てみます。
左端から紙を使った場合。

貼り箱

こっちは右端から紙を使った場合。
この壁紙だと、左側からの方がいいかな?
(左から××cm、という設定もできなくはありませんが、簡略化して右詰めか左詰めどちらかにしてます)


貼り箱

そして壁紙の裏に補助線を印刷。


貼り箱

補助線に従って切り込みを入れます。


貼り箱

貼り付けは、壁紙ですし、壁紙ボンドでいいよね?(やはり鳥取リフォームのゴミ箱作りで余ってうちにあったので)

貼っている間は、両手がふさがっているし、糊で手がぺとぺとで、写真を撮る余裕がありませんでした。


貼り箱

ひとまず7個試作。
いろいろと課題が見えてきました。

貼り箱

折り返した部分、糊が足りていなくて浮いてしまったり・・・・。
やや厚手のビニール壁紙は、紙に張りがあるので折り返した状態でキープするのは難しいので、糊がちゃんと塗ってあったとしても、仮抑え(ボール紙+洗濯バサミ)が必要です。

貼り箱

この紙は、部分的にビーズのようなものがびっしりくっついている変わったもの。
とてもゴワゴワで、案の定、うまく貼れませんでした・・・。
平面の部分が、浮いてしまうような感じ。
糊で紙が伸び、乾いたときには縮んで、箱とうまくくっつかなかったのかな・・・。


貼り箱

この紙は、壁紙にしてはやや薄手の、和紙風。えらく貼りやすかったです。


貼り箱

折り返した部分は、本当は4辺の高さが揃っているといいのでしょうが、そこまでの精度は私にはちょっと・・・。
四隅で段差があっても、各辺が直線ならいいかなと・・・。


■貼り箱、今後の課題
・まだまだ壁紙サンプルがあるので、飽きないように、折々に6個ずつくらい、ちびちび進めていくべし。(終わるのだろうか)
・フタが出来たら、次は箱のミの方も作らねば・・・。
・さらに、チョコの箱にするならば、中のしきりetcも。パーツが多くてかなり大変なのでそのつもりで・・・。

・糊は、一気に全面に塗る方法と、中央に塗って、箱を置いてから四辺に塗っていく方法がある模様。
 今回両方やってみたけれど、一度に全部塗ると、手にぺとぺと糊がついてしまう。最初に中央に塗る方がいいかなあ。でも紙の伸縮があるので、一気に塗る方がいいのかな。

・土台となる箱は、今回f段を使ったが、段ボールはイマイチということが分かった。
糊で濡れた段ボールはとても弱く柔らかくなってしまい、折り返しを固定するために押さえつけたりすると、厚みがつぶれてしまったりする。
糊で濡れることによってゆがんだりも。
やはり厚紙がいいのだろうけれど、ひとまずもうちょっと段ボールでやってみる。(在庫の資材を消費したい・・)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬越しビーツ

2021-04-27 | +その他

昨年秋に、ビーツの種を蒔きました。
で、あまり大きくならないうちに冬が来てしまって、でも置いておいても寒さにやられてしまうかも、と思って全部収穫してしまったのでした。
そうしたら、コメント欄で、「ビーツは寒さに強いので、冬越しさせて春まで待って収穫するといいですよ」と教えて頂きました。

そうだったのか~、そうすればよかった、と思っていたところ、春、ビーツ跡地に青い葉っぱが出現。
収穫の際、見逃してしまったほどの小さな苗が、春になってぐんぐん育ってきたのでした。

もはや、とても立派な葉っぱになっています。
秋に収穫したものよりよく茂っているかも。

トウ立ちはまだなのでもうちょっと待ってもいいのかもしれませんが、そのエリアを耕す都合もあって、先日収穫してきました。

冬越しビーツ

3株のビーツ。
とてもよく茂っていて、秋、片づけるときに見逃したほどの小さな苗だったとは信じられないほど。

冬越しビーツ

一番おおきいヒト。
なかなか立派~。
嬉しいサイズです。

冬越しビーツ

一番小さいヒト。
これは、カブというよりは、根っこ?
数か所から葉っぱが生えて、根を太らせるには至らなかった模様です。
ま、予期せぬ収穫ですし、こういうのもまた一興。


ビーツの葉っぱは、刻んでから、念入りに50度洗いし、その後炒めると、肉厚なホウレンソウのようになって美味しいです。

ホウレンソウって、えぐみがあって余り買わないのですが(なので使うときはやはり50度洗いします)、ビーツは、より肉厚で食べ応えがあるので、折角の収穫だし、いつも炒めて食べています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タケノコ2021

2021-04-26 | +きのこ以外

今年は、4月11日頃にタケノコを掘りました。
例年は5月の連休頃、時間もあるので掘っていましたが、今年は、にょっきり出ているタケノコをみかけたため、いつもより早めの採集。

掘るのは簡単なので、ささっと4本ゲット。

タケノコ

茹で方は、巨大な鍋をふたつ用意し、7割方茹だった状態で、タケノコを移し替える、という方法にしています。
(以前ラジオで聞いたやり方)
ヌカは手に入らないためなし。
あと、ツバキの葉も、近くにないためなし(ていうか忘れた)。
(重曹という手もあるのかしら?)

掘って15分以内ですし、あと、使いながら水で何日も晒すので、何もなしでもアクが強すぎということはないです。


タケノコは、茹でている間にある程度調理法を考えておかないといけません。
まずはタケノコごはん。

タケノコ

今回は、タケノコ、とりささみ、しいたけ入り。


タケノコごはんは、タケノコを茹でてまず作る料理で、私は根元側を使ってこんな風に賽の目に切ります。

タケノコ

こうやって賽の目にすると、ごはんとよく混ざるし、冷凍もしやすいです。
ごはんをひとくち口に入れると、何個かタケノコが入ってきて、カリコリと食感もいいです。

タケノコ



あと、今年は姫皮を使ったシュウマイも作りました。
(甘くておいしくない雲仙ハムも混ぜ込んだ)
トッピングの緑色は、畑でとれたニンニクの芽。

タケノコ

シュウマイの皮30枚につき肉350g、と袋に書いてあるのですが、ダンナサマに買い物を頼んだら、特に袋は読まず、
皮2パック(60枚)と肉220g、買ってきてくれました。
姫皮や市販ハムで水増しするとはいえ、皮が多いです。
なのでとっても小さ目のシュウマイにして、なんとか皮を沢山使うようにしました。

シュウマイって滅多に作らないです(だんぜん餃子派)。
蒸し器に隙間をあけて配置しないといけなかったり、皮が薄くて破れやすいのでつまみ出すのが厄介だったり、いろいろと餃子と違うということが分かりました。でもまあ、市販品より美味しいので、たまに作ってもいいかも。

あと、味噌を塗って焼く田楽(蕗の葉味噌)、煮しめ、卵とじ、あと水煮瓶詰などを作りました。
本当はタイカレーを作りたかったのですが、カレーペーストを買いに行くタイミングがなくて今回はなし。

冷凍ムール貝を加熱する際にタケノコを入れるとよく合うのですが、今年は冷凍ムール貝が近場のスーパーで見当たらず、これもなし。

水煮瓶詰は2個だけだったし、また掘ってもいいなー。
使う分は1本半くらいになるように、さっさと水煮瓶詰を作ってしまうのがよさそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軟白みょうがたけ、ランパショーネ開花

2021-04-20 | +きのこ以外

畑の北西隅に、榎の大木がありました。
その根元には、ミョウガの群生が。

昨年初夏だったか、このエノキを伐採してもらって、日当たりがよくなりましたが、ミョウガは突然夏の強い日差しを浴びて弱り気味、生息数も減少。
(あまりに茂っていたので少し間引いたのもよくなかったか)
葉っぱはともかく、地下が生き延びているか心配なほどでした。

春先、ほかを耕すために、ここに雑草を積み上げておいたところ、嬉しい気配が。

みょうがたけ

ツンツンのミョウガタケ(茗荷の葉の新芽)。
積み上げた雑草のせいで、はからずも軟白栽培になっています。

いつもは地面から生えているのをポッキリ折るのですが、フカフカの雑草に隠れたものを収穫するのははじめて。
単純に引き抜くようにするのでは、途中で折れてしまいます。
いろいろ試して、ミョウガタケ沿いに指を添えるように差し込み、せん断方向に力をかけると、柔らかいので簡単に折り取れるということが分かりました。

みょうがたけ

春の採集 at My 畑。
ミョウガタケ、とろうと思えばもっととれますが、ひとまず季節の味ということでこの程度。
お味噌をちょっとつけて、生のまま齧ります。
(刻んで薬味にするのもいいかも)

手に持っているのはヨモギ。
ヨモギはいつも母に任せていたのですが、あちらでは希少品とのことで、畑の雑草としてやっつけるのではなく、摘み集めました。


今は、畑に行っても植わっているものは少なくて、ニンニクとタマネギくらい。
あと、ラズベリーの花芽がちらほら見えてきました。

ほんとはせっせと耕しておかないといけないのですが、「ニンニクがんばれ~」「ラズベリーの花はまだかな~」と観察に現を抜かしてしまいます。

この時期、彩を添えてくれるのがこちら。ランパショーネ。
(イタリアの食用ムスカリ。ハネムスカリ
2013年の記事2018年の記事
2013年には5/9に、2018年には4/17に花を撮影していました。
2013年はずいぶん遅めだったのか、近年が早めなのか・・・。

ランパショーネ

先端に紫色の房のようなものをつけた花が咲きます。

ランパショーネ

このヒトは、先っぽで二股に分かれています。
こういうのはちょっと珍しいかも。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高山で行った店、買ってきたもの

2021-04-19 | +その他食べるもの

4月5~7日と、奥飛騨、高山方面に行ってきました。
高山半日フリーデイで行ったお店や、買ってきたものをご紹介します。

高山では、駅の西側(観光地でない側)の街はずれの和菓子屋さんを折り返し地点として、グーグルマップに頼りつつ街歩きし、また駅まで戻り、駅の東側の旧市街をぶらぶらして帰ってきました。
(タブレットの電池の都合上、地図が必要な場所に最初に行っておいた方がいいと思って)


高山の店

和菓子屋さんに行く途上でみつけたスーパーマーケット。ボス・フーズマーケット。
何故か九州の品物が多くみられました。

高山の店
高山の店

たとえばこれらドリンクは、JAフーヅ大分のもの。
「すりすりなし」という名前が可愛くて、しばし佇んで見つめてしまいました。(買わなかった)

高山の店

ケーキ屋さんの「Chez GOU シェ・ゴウ」。小さなお店ですが、上質な感じのケーキでした。
一個買って散歩の合間に、とも思いましたが、持ち歩いている間に温度が上がってしまいそう。
やっぱりケーキはひんやりしていた方が美味しいと思うので、生ケーキはあきらめて、焼き菓子を少しだけ買いました。


高山の店

今回街歩きの折り返し地点に設定した和菓子屋さん「ひよこ庵」。
以前栃木県真岡市で買ったあざらし型の練り切りが予想以上に美味しくて、それ以来和菓子に興味があるので、往路のバス車中でグーグルマップで検索してレビューなど見て、行ってみることにしました。

とってもお話好きの若い店長さん(職人さん)が、いろいろこだわりを説明して下さいました。
最初イタリアンをちょっと修行して、その後ずっと和菓子畑だそう。
洋の要素のあるオリジナル和菓子を作っているようです。
店内に喫茶コーナーがあり、そこで抹茶葛ゼリーを頂きました。隠し味が酒粕だったかな、抹茶が濃くて美味しかった☆

ほかにもいろいろ買っちゃった。

高山の店
高山の店
高山の店

よもぎ餅、桜風味練り切り、黒船(レーズン、クルミ等入り羊羹)、チョコ大福、燻製パイ(中はつぶ餡+干しイチジク)、桜風味寒天(オマケして頂きました)、いちご大福。
桜寒天、いちご大福、桜練り切り半分は、散歩の途中で座って食べ、他のものは夕食後、他のメンバー(男性3名)とお酒のあてにしました(チョコ大福が好評)。
いちご大福の皮は、卵白入り?のふわっふわのお餅。独自の食感です。(卵白が入るので、お米の風味はやや薄れます)
練り切りは、しにょっとやや粘り気のあるタイプ。もう少し甘さ少な目が好みですが、とても美味しかったです。
紙袋の中、左上の草餅が、よもぎ風味満点で一番好みでした。


高山の店
高山の店

パン屋さん「のぼりや」。
どれも美味しそうだけれど、食パンなどは持ち歩くとカバンの中でつぶれてしまうので、厳選してバゲット、カンパーニュなどを購入。
高山市街の南側に、おそらく有名なパン屋さん「トランブルー」があるのですが、興味はあったのですがこの日は定休日でした。

高山の店

ピンぼけ写真すみません。
パン屋「のぼりや」の向かいにある「飛騨コレクション くらしの制作所」。(ネットショップはこちら
素敵な雑貨、家具などがおいてありました。


ここで見かけた張り子の作品に一目ぼれ。

高山の店

(部分のみこっそりご紹介)
神岡在住の平野明さんという張り子作家さんの作品。
釣りが好きで神岡に移住して来られたのだそうです。
鯛、鯉、カツオ、金魚、ナマズ、などの魚モチーフのほか、ばびゅーんと飛んでるわんこやにゃんこ、スズメなども。
ぷっくりした形状やあでやかな和風の色合い、なんか素敵~。

全国各地で展示即売会のようなものをされているようですが、常設販売はこのお店だけのようです。


さてさて、高山とか奥飛騨産にこだわらず、目についたものはシパシパ買ってきました。
(地元スーパーじゃないところでの買い物は久しぶり!)
旅先で食べ終わってしまったものもあるので、実際に買ったものはもっと多いです。

高山の店

・いも天(昼ご飯に買ったあまり)
・ねじりかりんとう
・ミレービスケット塩なし (塩なしは珍しいので)
・ポム・ミエル ブリークショコラ(SAで購入。りんご&蜂蜜風味ガトーショコラ。やや過剰な印象・・)
・クッキー的なもの(「のぼりや」にて。焼きが深くてとても香ばしい)
・とちの実かりんとう(前もどこかで買ったことあり。薄味で好み)
・胡麻ラングドシャ(おみやげ品の規格外大袋入り。まあまあ)
・黒ごまこくせん(福井?でけんけら、というお菓子と同じかも。)
・国産いかり豆(国産というのは珍しいです。ダンナサマの好物)
・フィナンシェ2つ(シェ・ゴウにて)
・モナカの皮入りクッキー(新宿駅ナカにて。いまいち・・)
・集合写真に入れそびれましたが、玄米粉バウム「あるぷす」

冷蔵品。

高山の店
高山の店

・富山の昆布かまぼこ(奥飛騨に行くとだいたい買ってます)
・富山の黒作り(奥飛騨に行くとだいたい買ってます)
飛騨の大あげ
・こもとうふ(奥飛騨に行くとだいたい買ってます)
・秋川牧園ヨーグルト(山口県産。ヨーグルト、取り寄せるほどではないですが、機会があれば違う銘柄を試しています。美味しかった)
・カップ入りヨーグルト
・納豆2種(納豆も、取り寄せるようなものではないですが、別の土地のものって興味あります。味の違いは・・・わずかに・・・)
・本わさび(2本で600円弱だったかな。巨大で立派なのもあって、安いけど(千円ちょい)でも2本入りは多いので小さい方にしました)
・雲仙ハム(岐阜産明宝ハムと迷って、「肉々しい味。リピーター多数」というポップに惹かれてこちらを。食べてみると甘くて脂肪が多く、シュウマイのような味。自分的にはハズレ・・・・)
・豚の角煮(高山市内の飛騨牛専門店にて購入。飛騨牛燻製などもありましたが、2泊した旅館でしゃぶしゃぶや陶板焼きなどたっぷり頂いたので豚肉系に。たまり醤油なのかな、うちで作るのとは全く違う味で、色ほどは塩辛くなく、買ってみてよかった。)
・富山産げんげの干物(ダンナサマの知人から頂いたもの。まだ食べてません。軽くあぶればいいのかしら・・)


まだありますよ。

高山の店

・山ゴボウ味噌漬け(ランチに行った道の駅にて。食堂は閉まってたのですが買い物を少々。ダンナサマが好きなので)
・山椒粉(奥飛騨の名産)
・飛騨紅茶(往路の道中、平湯バスターミナルで買って、旅館で何回か飲みました。)
・黄金柑(復路、休憩で停まったSAにて)


久々に買ったなー。よく持って帰ってきました。
生鮮品、そしてお菓子は、ほぼ消費してしまいました。どう考えてもお菓子は食べすぎ。ちょっと反省。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てまりやの「あるぷす」(玄米粉バウムクーヘン)

2021-04-16 | +お菓子・おやつ

奥飛騨へは、今回は公共交通機関で行きました。
新宿~平湯の高速バスです。

高速バスでの帰路、休憩でサービスエリアに駐車。
釈迦堂だったかな?でバウムクーヘンをみかけたので買ってしまいました。
(往路、新宿の駅ナカでやはりバウムクーヘンを見かけ、手ごろなサイズが売り切れであきらめたのでした)

サービスエリアで買ったのはこちら。
てまりやの「あるぷす」というものです。

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

ごつごつしたタイプのバウムクーヘン。
このてまりやは、松本にあるバウムクーヘン専門店だそうで、このごつごつタイプのほか、すべっとした「みのり」、そしてすべっとして白い「あわゆき」などいろいろなバウムクーヘンを作っています。
今回、ごつごつタイプが好きなのと、玄米粉使用、という言葉に惹かれてこれを選んでみました。

(が、今ホームページを見直すと、「みのり」と「あわゆき」も、米粉使用なのだそう。サービスエリアには「みのり」はあったので、これも買ってみればよかったな~。)

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」
玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

しおりによると、長野県産玄米粉と国産発酵バター使用で、「カリカリ、モチっとした新食感」だそう。

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

原材料を見ると、小麦粉が全く含まれておらず、粉としては玄米粉だけ!
(小麦粉と米粉、混ぜてるのかと思ってました)
米粉のお菓子って聞いたことはありますが、ほんとに米粉だけで作れるんだ・・・。

玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

中身はこんな感じ。

パッケージを開封すると、発酵バターの香りが強く漂います。
そして持ってみた感じが、割と軽いです。

食べてみると、ふんわり→ぽそ→ミッシリという触感。
割とドライな触感なのですが、嚙み締めた最後がミッシリモッシリしていて個性的な気がします。

見た目ではわかりにくいですが、ゴツゴツの表面にお砂糖のアイシングがしてあるようで、そのショリっとした触感とひんやりした味が、ややドライな生地とよく合います。


玄米粉バウムクーヘン「あるぷす」

しおりに、「トースターやオーブンで軽くあたためると、発酵バターのリッチな風味が増し、焼き立てのサクっと感がお楽しみいただけます」とあったので、ごつごつの一山を1カットにして焼いてみました。トースターの、160度で3分くらいだったかな。

焼いても、表面のアイシングはとろけたりせず、サックリ感が保たれていました(溶けちゃったら残念だなーと思っていたのですが大丈夫でした)。
で、発酵バターの香りがほどよく香ばしくなって、焼き立てのような香りに。
表面がより香ばしくなり、サックリ、ふんわり、そして最後がミッシリ(←これがモチッなのかな)して美味しいです。
(食感はやはり、ドライな感じなので、見た目からしっとりケーキを予期している頭の中が一瞬「?」となりますが)

ダンナサマも気に入ったようで、また買ってもいいね~ということでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高山で見た謎の栽培植物→シャクヤク

2021-04-14 | +その他

穂高に行った際、丸一日フリーな日があったので、高山に行ってみることにしました。

高山では、いわゆる観光地の旧市街とは、線路(駅)を挟んで反対側(西側)の和菓子屋さん(ひよこ庵)をまずターゲットに。

駅の西側は、比較的新しく開発されたエリアなのかな、お店はとびとびに散在しているだけですが、広々して歩きやすいところでした。

高山市街

なんで歩きやすいのかな~、と歩きながら思っていたのですが、町がなんとなく平らなのです。
この写真のように、歩道が、色分けされているだけで、段差がない状態。
ほかの場所では、ブロック的なものが飛び飛びに突き出していますが、面としては、車道と歩道が同じでした。
バリアフリー都市なのかな?除雪の都合?
とにかく、道は平らで歩きやすく、高層建築がないので空も広く、なんだかいい町でした。

和菓子屋さんやパン屋さんに寄りつつ、テクテク歩いていたところ、見慣れない植物の植わった畑がありました。

高山で見た植物

これは、明らかに植えてあるし、畑よね?
でも一体何。

高山で見た植物

地面から、赤っぽい色の新芽がにょきにょき出ています。
木本か草本かもよく分かりません。

高山で見た植物

大して情報量は変わりませんが、拡大写真を。
毛などはない、比較的つるっとした植物です。
色合いは、雑草のヤブガラシに似ていますが、あれはツル植物でまきひげがあります。
何だろうコレ。

高山で見た植物

もうちょい葉っぱが広がっているのがこちら。
でもやっぱり見たことないなあ・・・。


この時期こういう新芽があるということは、木本かな? とすると山菜系、もしくは観賞用園芸植物か、染織などの工芸に使うものか。

・「山菜 紫色の新芽」で検索してもいまひとつ似たものなし。

→工芸系かなと「麻 新芽」で検索すると、似た色の画像が!
 そのサイトを見ると、「曙升麻の球根を植えた場所から新芽が出ました。ヤブガラシの芽のようにも見えます・・」という記述が。
 そうそう、ヤブガラシの色なのです。でも、「曙升麻」って何だ?

→「曙升麻 新芽」で画像検索。すると新芽画像は出てこなかったものの、読み方が判明。「ショウマ」ですって。

→「ショウマ 新芽」で改めて画像検索。
 これだ!というものは出てこなかったのですが、ショウマと呼ばれる植物にはいくつかあり、山菜、もしくは生薬として使われるものもあるようです。


(1)サラシナショウマ
キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。草丈は1m以上になるものがあり、8~10月頃に、猫のしっぽのようなフサフサの目立つ白い花が咲く。
個体がまとまって生育する場所は、林縁あるいは立木密度の低い湿潤な林床。
昔と比べて人里に近い場所を中心に個体数が減少したといわれている。

 若芽は茹でたあと長時間水にさらして、あくを抜いてから、お浸し、和え物にして食べる。
独特の苦みが特徴の山菜だが、最近その苦みゆえにあまり食べられなくなった。
ひげ根を除いた根茎は升麻(ショウマ)という、漢方薬で解熱、解毒に用いる。

※新芽の画像検索は、おおむね緑色のような・・・。
でも林床と開けた畑では色が違ってくる可能性もありますね。

(2)トリアシショウマ
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で、草丈は40~100cm。7~8月頃に白い花(円錐状花序)が咲く。
林内だけでなく、道路沿い、伐採跡地など日の良く当たる所にも生育している。
若芽は茹でたあと水にさらして、お浸し、和え物、煮物などいろいろな食べ方があり、おいしい山菜とされている。
地方によってはトリアシと呼ばれている。

※新芽は茎が赤褐色で全体に短毛がびっしりついている、という記載もあるので、今回見たのは毛がないのでこれではなさそう。


(3)ヤマブキショウマ
バラ科ヤマブキショウマ属の多年草で、草丈は30~80cmに達し、6~8月頃に白い花(枝分かれした円錐状の総状花序)が咲く。
トリアシショウマと一緒によく生育している。
若芽はトリアシショウマと同様に食べられる。地方によってはイワダラ、ジョンナと呼ばれている。

若芽でトリアシショウマと見分けることができ、トリアシショウマは茎が赤褐色で毛が生え、茎先が鳥の足状に3つに分枝するのに対し、ヤマブキショウマは、茎が緑色で毛がなく、数段になって分枝する。

※毛はないけど、色が緑色、ということなので、これでもなさそう・・・。


(4)レンゲショウマ
日本固有の1属1種の植物(キンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草)で、東北地方南部から近畿地方にかけて分布。
深山のやや湿った林床に多く見られ、やや薄暗い林に大群落をつくっていることもある。
シャンデリアのように、蓮の花、もしくはクリスマスローズに似た大きな美しい花を無数にぶら下げて咲く姿は、夏の花の風物詩。

※今回みたのは、日当たりのよい乾いた畑だった。湿った林床とは違うけど・・・。


結局、どのショウマか(ほんとにショウマかどうかも)絞り込めませんでした。
こんなに沢山植えているということは、山菜として食べられるもの(ヤマブキショウマ)かと思ったけれど、花(レンゲショウマ)かなあ。
山野草みたいだけど、こんな風に育てたりするのかしらん。
むーん、すっきりしないな~。

もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さいませ!


→コメント欄で教えて頂きました。
これはシャクヤクだそうです。
シャクヤク、豪華な花は知っていましたが、若芽がこんなだったとは!!
みなさんありがとうございました~☆☆

■参考情報
山菜として食べられているショウマ

トリアシショウマ

レンゲショウマ

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛騨の大あげ

2021-04-13 | +乳製品・肉・魚・卵

先日、奥飛騨温泉郷(新穂高温泉)に行ってきました。
ダンナサマの仕事の関係がありもう20年来、ちょくちょく訪れている場所で、内心、やや飽きているような場所だったのですが、今回は久しぶり。
前回は2年以上前かなあ。

コロナもあってどこにも行かない日々だったので、飽きかけた場所でも有難く、
まるで海外に行ったときのように、目につくものをシパシパと買いあさって、帰りのカバンはぎっしりでした。
(また別記事で、買い物の山をお見せしようかしら・・・)

新穂高温泉は、ハイシーズンは夏の登山シーズンなのかな。
山菜にはまだ早いようなこの時期は、閑散として、閉めている旅館も多かったようです。
経済が停滞しがちなこの時期、「買い物は善」よね??(無駄遣いの正当化・・・)

買ってきたもののなかからひとつご紹介します。

今回初めて見かけて買ったもの。
「飛騨の大(だい)あげ」

飛騨の大あげ

一片15cmほどもあり、分厚いお揚げ。
パックから出した方が、大きさと分厚さが実感されます。

高山市街のスーパーで見かけ、
「限定入荷!見つけたときが買い時。メインディッシュになれるお揚げです」
のようなポップに惹かれて買ってきました。

飛騨の大あげ

パッケージにあげステーキのレシピがありました。
ステーキとは呼ばないけれど、薄揚げでも作る、大根おろしとショウガを添える食べ方です。


①揚げをパックから取り出し、お皿にのせてラップをせずに1分加熱。
②フライパンに油をひかず、焦げ目がつくまで両面をじっくり焼く。
 (このときキッチンペーパーで揚げやフライパンの油を吸い取りながら焼くといいです)
③大根おろし、刻みネギ、生姜などをのせ、醤油または希釈しためんつゆ等をかける。


こんがり焼いて、ダンナサマと分けるため、半分にカット。
おお、中はこうなってるのか!

飛騨の大あげ

揚げたことにより、水分が抜けてスポンジ状の組織になっています。
スポンジ状にしては、なんだかずっしり感のあるお揚げです。
豆腐自体が濃いのかも。

このままかぶりついてみたところ、両面がサックリ、中はふんわり。(んー、ちょっとパンみたい?)
豆腐の味も濃く、表面もサクサクで(油をよく吸い取って焼いたので油っぽさは気にならず)美味しいです。


でも、まるごとかぶりつくと、少々分厚いかも。上下のサクサクを同時に食べてしまうというのも勿体ない感じ。
なのでこうしてみました。

飛騨の大あげ

厚さを半分にするように切り開き、その上に大根おろしとショウガ、お醤油を。
こうすると、お豆腐のスポンジ部分に大根おろしのジューシーな汁が沁み込み、皮のサクサクとお豆腐のジューシーさの対比もよりアップ、ほどよい厚さになって食べやすいです。
(片面サックリ、片面しっとりで、オープンサンドのよう?)

この大揚げひとつを二人で分けて、十分な満足感でした。


飛騨には、豆腐を巻き簾で巻いてよく茹でた、固くなってスが入っている「こも豆腐」というものもあります。この揚げといいこも豆腐といい、固めの(ドライ感のある)お豆腐が好まれる土地なのかしら。
私もお豆腐は固ければ固いほど好み(できれば厚さ半分くらいに脱水して食べたい)なので、こういうの、好み☆
買ってきてよかったです。

保冷剤と保冷袋、持って行ってよかったな~。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラズベリーのいまの様子

2021-04-12 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

畑のラズベリー、昨年は収穫時期には心躍るおやつとして畑作業の和みになっていました。
なので今年も期待したいです。

折角だから少し手入れを・・・。
「ラズベリー 剪定」で、グーグル検索およびYoutube検索をして、なんとなくイメージをつかんで、剪定してみました。
といっても、現物を目の前にすると何をしていいかやっぱりよく分からなくなり、一応やったのは、
・枯れ枝を切る
・前回実がなった小枝は切る
・長く伸びすぎの枝は切って低くする
くらいです。

いまの様子はこんな感じ。

ラズベリーの木

背の高い枝は、地上から1mくらい。
短い枝もあちこちに。
刈り取って枯れた雑草を株元に敷き詰めてみました(草よけにならないかと期待)。
ユスラウメは、春一番で葉よりも先に花がびっしり咲いていましたが、ラズベリーの花はまだ。


同じ場所にブラックベリーも植わっています。
以前KOHさんに苗木を頂き、草にまみれて忘れ去られていたのに地道に生き延びていたもの。
昨年、実を発見して、存在を思い出したのでした。

ブラックベリーの木

ブラックベリーは枝がツルツル、つやつやしていて、濃紫色ぽい色合いです。

ラズベリーとブラックベリーの木

タテに見えている細いものがラズベリー、横に伸びているものがブラックベリー。
ラズベリーの枝は、薄茶でまだら、表面はザラザラで小さなトゲもあります。


そろそろ畑は植え付け準備。
今年は、動画で見たように、籾殻を混ぜて耕してみようかと考えています。
しっかり土づくりを・・・と思った矢先に、(菜園の会共用の)耕運機が不調。
この広さをスコップで掘るのはちょっと・・・。

でも少しずつでもやっておこうか、と掘り掘りしていたら、面白いものを発掘。

発掘くるみ

芽と根が出たオニグルミ。
しばらく考え込んでしまいました。

私、オニグルミなんて捨てたかしら????


最近はなるべくオニグルミは買わないようにしています。
でももし買ってしまったら、根性で割って食べると思うのよね・・・。
割らずに畑に埋めたりするかなあ。

(捨てたかどうかの)記憶はあてにならないけど、自分のやりそうな行動は分かってるつもりだったけど・・・。
でも自信ない・・・。

以前畑を耕していたら、殻を割った落花生がまとまって出てきたことがありました。
野ネズミの貯蔵庫じゃないかと思うのだけど、このクルミも、ネズミが保管していたものかも・・?
ということはこの近くにオニグルミの木が?
ネズミにオニグルミが割れるのだろうか。

やっぱ自分が捨てたのかなあ・・・。

発掘くるみ

金槌で叩いてもなかなか割れないあのかったいクルミ、芽が出るときにはきちんと割れるものなのですね・・・。

芽の先っぽを切ってしまって、もうダメかもしれませんが、畑の隅に埋めなおしておきました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アミガサタケ出始めました(2021/04/08)

2021-04-09 | +きのこ

このあたりでは、4/4(日)5(月)あたりに、そこそこ雨が降りました。
春の雨と言えば☆

月~水と留守にしていたので、8日の木曜日、ふらりとキノコチェックに行ってみました。

そしたら、出てましたよ!

アミガサタケ

わーい、一年ぶりのアミガサちゃん。
かわいい☆

アミガサタケ

ここにもまとまって4本。
さほど古くなってもおらず、状態もいいです。


この場所に出ているならば、と夕方、いつものスポット(校門付近)に行ってみたところ、こっちにも出てた!
(カメラを持っていき忘れ、生えているところの写真はなし)

シーズン初収穫は、かなりの大漁となりました。

アミガサタケ

それにしても、色や形がさまざま。
カサが黄色くてとても細長いタイプは、傘の色がグレーがかったものよりもやや遅めに出るかな、という印象でしたが、今年は一緒に出てきているようです。


アミガサタケ

このヒトたち、なんて大きい・・。

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする