採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ウィーン2017:エスニック食材店PROSI

2017-07-31 | +海外


ウィーン旅行記の続きです。

 

PROSI,wienna

ウィーンに行ったら毎回楽しみにしているのが、エスニック食材のスーパーマーケット、PROSI。
(前回の見聞録はこちら
見たこともない食材がどっさり。
前に写真を撮っていなさそうなものを撮ってきました。

PROSI,wienna

Lindi Pipper は、ロングペッパーのようです。インドからの輸入のようですが、日本のインド料理本ではあまり見かけないスパイス。本場ではこんなに大量に消費していくのかな・・。

PROSI,wienna

謎のフルーツ。何だろう?
レジ待ちをしていたら前に並んだ人が買っていたので、「これって果物ですよね?」と聞いてみたところ、「グアバだよ」との返答が。台湾のグアバとは違うけど、かずさんのグアバと形状は近いかも。

PROSI,wienna

アフリカ料理に使う何か。
AKO とか AKAWU と書いてあります。
AKAWUの方は、こちらの説明にあるAKANWU(天然アルカリ性塩)かもしれません。で、それを何に使うんでしょうね・・。

PROSI,wienna

MANZANILLA。
MANZANILLAというのは、”ハーブ”のようなざっくりした呼び名のようです。よくわからないけれど、お茶にしたりお酒に漬け込んだりするのではないかな。

PROSI,wienna

EMOLIENTE
これは調べたらわかりました。このミックスハーブを煮出して、エモリエンテというあたたかいハーブティを作るのだそうです。体調や好みに応じて、ほかのハーブを入れたりフルーツで風味づけしたりするのだとか。

PROSI,wienna

HORSE GRAM ホースグラム
マメの一種だそう。南インドでは炒って食用にするようですが、ミャンマーでは炒ったものを煮出してその汁を調味料にするとか(つまり実は食べない?固いのかも)。
何も知らずにうっかり買って、煮てみようとしなくてよかった・・・。

PROSI,wienna

Samo flour
調べてみたところ、稗の粉ではないかと思われます。

PROSI,wienna

whole Ragi。シコクビエのようです。
東アフリカでは主穀として重要なもののひとつだとか(粉食か粒食かは不明)。

PROSI,wienna

Singoda Flour。
water chesnuts(クワイ)のでんぷんのようです。
みんな何に使うんだろう・・。

PROSI,wienna

FRUIT DU BAOBAB バオバブ果実(乾燥)。今回初めてみつけました。しかも、複数のブランド。
「糖分が40%以上含まれそのままお菓子として食べられ、口に入れると甘酸っぱくラムネに似た味。水に溶かして清涼飲料水としても飲まれる」とのこと(情報はこちらより)。
200g程度と少量だったし、買ってみればよかったかなあ・・・。最近思慮深すぎてだめですねえ。

PROSI,wienna

freekeh フリーカ。 
穂は黄色く色づいてはいるが、麦はまだやわらかい状態のデュラム小麦を、もみ殻ごとローストした後に脱穀・乾燥させてあるもの。
ブルガーやクスクスのようなツブツブの穀物料理に使われ、中近東では好まれている食品のようです。

PROSI,wienna

Bean flour。
何の豆の粉かは不明・・。
袋にヤシの木の絵を描くくらいなら、原材料の豆の絵をかいたらいいのではないかなあ。でもこのヤシの絵がトレードマークなのかしらん。


全ての棚を念入りにリサーチしました。

以前、比較的多く目についたヤシ砂糖は、今回は目立たなくなっていました。

買ってみたいなあ、と迷うものは沢山ありましたが、今回は、あらかじめ、「フフ」を買ってみたいと思っていたので、初志貫徹でフフの粉を購入。

詳しくはこちらの記事で。


=========

週末は、しゃかりきで、野菜室の野菜を加工していました。
特に買い込んだわけではなく、日々少しずつ畑から供給されたもの。
畑ではお粗末な収穫に見えても、家に持ち込んで、冷蔵庫に入れてみるとかなりかさばります。それが数回分たまると、もうぎっしり。
「あれ~、なんでこんなにキュウキュウなんだっけ?」となります。
夏野菜攻めは一年ぶりなので、深く考えずに加工してかなきゃいけないってこと、忘れてました。
なんでもいいので、冷凍庫に入れられる状態、もしくはすぐ食べられる状態にしないと。

作ったもの
 具だくさんトマトソース、にんじんポタージュ、ドライミニトマト→冷凍
 刻みサラダ、きゅうり薄切りの甘酢漬け、ミニトマトの梅シロップマリネ→冷蔵

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大森駅前 多摩川まるしぇ(2017/7/22)

2017-07-27 | +三つ編みニンニクgarlic braid

7月22日の土曜日、多摩川まるしぇに出店してきました。
場所は、大森駅東口前。
一番最初は多摩川駅前だったのが、都合により蒲田に移転。ところが蒲田駅前の改修工事のため、工事期間中(けっこう長い)は大森駅前での開催となっています。
7月は、7/20(木)~22(土)の3日連続開催のうち、3日目のみ参加させていただきました。私自身は大森駅前の出店は初めて。 


今回は、出店数日前に左肩をギックリしてしまって、かなり痛い状態。
なので、ものすごく弱気なスタンスで、目標は
・寝坊しない。
・時間通り現地に到着する
・道中、ぎっくり腰などにならず、またエスカレーターで転倒事故など起こさないよう無事移動する。
・他の出店者さんにちゃんと元気よくごあいさつ。出来れば世間話なども。
・熱中症になったりして周りに迷惑をかけないようにする
というもの。
小学校の新一年生レベル(以下)です。

多摩川まるしぇ

朝から容赦ない暑さのなか、各店舗、ひととおり準備完了しました。
駅前にバスロータリーがあるのですが、そのそばの広場に、こんな風にいくつかテントを張っています。

多摩川まるしぇ

私のニンニク屋さんはこんな感じになりました。

もうね、無事お店が広げられただけで、今日の目標はほぼ達成です。へちょ。


しばらくお店番をしていると、大森駅前の状況がだんだんわかってきました。

多摩川まるしぇ

今回マルシェのテントを並べたのは、赤いラインの部分。
ところが、駅へ向かう歩行者のメインのルート(歩道)は水色の点線なのです。
焼けるような日差しの下で、わざわざ車道を渡って青のルートでマルシェを覗いてみてくれるひとはほとんどなし。みんな、水色の点線上を、心頭滅却状態で次の目的地(もしくはどこか涼しい場所)を目指して往来するばかり。

多摩川まるしぇ

なので、マルシェのエリアは、閑古鳥。
うーん。勿体ない。
わざわざ静岡の掛川や、新潟から来られている生産者さんもいるのになあ。
上の地図の青丸の位置に立って、「コチラでマルシェやってますよ~」と誘導したらどうかなあ。気温がもう少しましならば少しは効果があると思うけど、最大の問題はやはり暑さか。

多摩川まるしぇ

私のところには、うれしいお客様が。
ブログで、最近コメントをくださるちひろさん。
手作りのアクセサリーと、お茶を頂いてしまいました☆
ほかにお客さんがいないものだからしばらくおしゃべり。わ~い。
ケイタリング関係のお仕事をされたことがあるそうで、「東京のひとって小さ~いものが好きで、パウンドケーキ1本なんて全然売れなくて、スライスして小分けしてあげないとだめ」だそうです。なるほど~、だから東京で売られているものってみんなチマチマ小さくて高いのか。
(ちひろさん、暑い中来てくださってありがとうございました!)

多摩川まるしぇ

昼過ぎには、流し素麺イベントも。
わたしもちょっぴり頂いてしまいました。

多摩川まるしぇ

夕方近くなって、だんだん風が強くなってきました。
どうしよう!?と柱の1本をにぎりしめるばかりの私でしたが、お向かいのお茶屋さんのアドバイスで、こんな感じでテントを補強。(長いロープ持っててよかった!)

こういうノウハウは、マルシェ出店の経験なのか、農作業的な知識なのか・・?逆さに振っても私からは出てこない技術でした。


ほかの出店者さんともぼつぼつお話できました。

お茶生産者さん(まるうえ製茶農園さん)に聞いたこと
・与える肥料によってお茶の味が変わってくる。牛糞や鶏糞をやると、お茶も牛糞・鶏糞ぽくなる(それが好きという人もいる)。自分は油粕と魚粉を、なるべく地面に近いところから蒔くようにしている。
・こだわって、丁寧に育てたお茶を、(農協におろすと)ほかのお茶と混ぜられてしまう。それが残念なので、近年がんばってきて、ようやく自分のところのお茶だけを混ぜずに売ることができるようになった。
・窒素充填パックは、お茶の葉を入れる際に空気も入っている可能性がある。脱酸素剤を使う方が確実。
・江戸時代は、新茶をしばらく甕に入れて蔵に寝かせ、夏を過ぎてから江戸に運ばれたとか。(参考:宇治採茶使)実際、新茶を熟成させてみたところ、まろやかで美味しい。
 ほどよい熟成はお茶の味をよくするようだ。
・最近は保管中、マイナス40度の冷凍庫を使ったりして、一年後でも新茶のまま味わえるが、こんなに低温だと熟成はしない
などなど。
お茶をひとつ購入したので、頂くのがとても楽しみです。
茨城の日立の方のお魚屋さん主催イベントにも時々出店されるようなので、いつか行ってみたいです。


新潟小千谷のお米生産者さん(佐藤さん)は、金・土と2日出店の予定でした。
先日の豪雨による土手の崩壊などを修理しおわった夜、ホテルから「今晩のお泊りのご予定なのですが・・」という電話で、一日間違えた(出発しそびれた)ことが発覚。土曜日いちにちだけの出店のため、早朝、大急ぎで高速を移動していたら、車のタイヤがパンク!という困難を乗り越えていらっしゃいました。
小分けのお米も売っていたので、2袋買って帰り、早速炊いてみたところ、おいし~い。
コシヒカリって、ものによっては甘すぎるものがあるなあ、と思って、最近はコシヒカリ以外を買うことが多かったのですが、佐藤さんのコシヒカリは絶品でした。
(あと、佐渡の矢田さんのコシヒカリもおすすめ!)


この日の望外の収穫は、整体をして頂けたこと。
出店者さん(蜂蜜屋さん)が本業は整体師さんのようで、マルシェの片隅で青空整体を。
私も「肩が一昨日から痛くて・・」と相談したところ、かなりの時間をかけて、念入りにほぐして頂けました。終わったときには、ボロクタのヨレヨレでしたが、左肩が普通に動かせるようになって、この日の朝とは大違い!
定額お払いしたところ、オマケにはちみつとパンまで頂いてしまって・・・。

暑くてへろへろでしたが、楽しい一日でした。

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ニンニク2017:三つ編み (51)~(75)

2017-07-26 | +三つ編みニンニクgarlic braid

ニンニク、コツコツ編み続けています。
当初よりスピードダウンした気がするのだけれど、それはダンナサマの出張が少ないからかしら・・。
 

garlic-braide

(51)~(55)。
何と昨年ヒルズマルシェで買って下さった方からメールで注文がありました(嬉しい!)。そのリクエストで、虫眼鏡タイプをいくつか編んで、写真を見せて選んでいただきました。
(この写真は売れ残った方)

garlic-braide

(56)~(62)。
これらはアブルッツォ。
赤い模様が外側に揃うように編んでみました(右下を除く)。

garlic-braide

(62)~(69)。
左端は低臭タイプ。下段中央2つは、スペイン白。外皮の色がほかより黄色がかっています。スペイン白の左側は、丸め方をちょっとアレンジ。

garlic-braide

普通に編むのに飽きてきて、こんなのも作ってみました。
名づけるなら、プレッツェルタイプ?
いまひとつか・・・。
(リボンとの相性も微妙そうだ)

garlic-braide

(70)~(75)。
左はアブルッツォの大玉。
ばら売り用にします。
上段中央はまた新作。
お正月飾りみたいかも。赤い紐を編み込んだバージョンも作ってみようかと思います。

garlic-braide

下段右は、確か似た感じのものを昨年も作ったのでそれを思い出しながら。
しっぽ部分は、ダンナサマに聞いたら「ない方がいい」とのこと。

garlic-braide

で、切ってしまいました。
こざっぱり、したかな?
名前はなんとつけましょう。
ご意見がありましたら是非お願いします☆



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トウモロコシ2017 涙の攻防戦

2017-07-25 | +その他

畑の動物被害、年々ひどくなっているような気がします。
動物(おそらく四つ足)、増えてるんじゃなかろうか。

特に狙われるのがトウモロコシ。

一応ネットはかけたのです。
梅雨前くらいのかなり早い段階で、トウモロコシ、ジャガイモ、落花生、トマトなどを囲むように、大きな範囲でネット。
でも、裾が空いていたり、たるんでいるところが出来てしまったりして、出来はじめの美味しいトウモロコシを何本もやられました。

泣く泣く、トウモロコシだけをぐるりと、再びネットかけ。
でも、いったん味をしめた動物たちには、けん制効果は薄いです。ネットのすきまをねらって、根性でかじりついてきます。

そこで、個別に、トウモロコシの穂を守ってみることに。
畑の景色がなにやらおかしなことになってます。

トウモロコシ動物よけ

どだ。

受粉後の段階で、ぼろ布とガムテープを使って、実と茎をガード。
トウモロコシ部分だけ巻いておくと、腹いせなのか何なのか、折り取られて放置されたことがありました。なので茎まで巻く方がよさそうです。

トウモロコシ動物よけ

こちらはハンカチ。
実と茎をしばるように巻いてみました。割と効果あるかも。

トウモロコシ動物よけ

これはハンカチ+ガムテープ。
動物も、皮を引き裂いてむしるようにして露出させます。なので先端部を奴らが破れないように何かで固定しておくとよさそう。

トウモロコシ動物よけ

これはビニールひもとガムテープ。
トウモロコシにガムテを直接巻くと、蒸れるようでいまひとつでした。

ハンカチ(布)+紐、もしくは布+ガムテが比較的よさそうです。


ハンカチのガードが甘いと、上半分だけ折り取ったり、皮を部分的にむしってかじったりしてやられてしまいます。
悔しいよう。
動物にかじられたやつでも、裏側はまだ実がついているので、後生大事に持って帰って、汚いところを削りとって、残ったところをちまちま食べています。動物のばかー。


こんなに苦労して、悔しくて悲しい思いをして、
「可哀想に。千円でも二千円でも、好きなだけトウモロコシ買ってあげるよ」
って(自分で自分に)言いたくなります。
(ダンナサマはトウモロコシに全然興味なくて(甘すぎるとか)、この悔しさを分かってくれません。くすん)

来年も苦労するのは必至だよなあ。
何かいい作戦はないだろうか。

防鳥ネットは、鳥よけというだけあって、人間もよくひっかかり、張るのも、撤去するのも、すごく厄介。
しかも張った後に(人間が)近寄りづらいものだから、ネット下には雑草びっしり。
泣けてきます。

来年は、青い丈夫なネットと、防鳥ネット、二重使いってのはどうだろうか。
青い丈夫なネットは、動物よけ効果はあまりない代わり、取扱いが楽。
青いネットをまず張って、そこに重ねるようにして外側に防鳥ネットを張っておくと、内側からならば草取りがしやすいかも。
(ネットの下に雑草があると持ち上げられて隙間が空くので、裾付近には雑草はない方がよいと思うのです)

トウモロコシの穂が出てきたら、今年にならって、トウモロコシエリアだけ囲むように防鳥ネットをかけて、更に穂軸にハンカチ作戦かなあ。

憎い四つ足、正体を知りたいものです。
罠かけたら、捕まるかなあ。



===

コメント沢山ありがとうございます!
これから個別にお返事させて頂きますね。
それにしても、みんなやはり大変な苦労をされているのですね。
こういう問題は、ずっと前から変わらずあったのか、それとも最近になって増えてきたのか・・。
対抗するには知恵を絞り努力を続けないといけないのですね・・・

コメント (12)
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ウィトラコチェ2017

2017-07-24 | +ウィトラコチェ

昨年、久々にウィトラコチェ(トウモロコシ黒穂病)が1本発生したのでした。
その時、食べてみたい人いないかなあ、とつぶやいたところ、1人、手を挙げる猛者が。

今年はむしろ、待ちわびる感じで発生を楽しみにしていましたが、自分の畑では見当たりませんでした。
ところが、畑友が、「例のあれ、うちで出ましたよ」と。

畑友は食べるつもりは全然ないようで、駆除がてら持って行って下さい、とゆずって下さいました。
早速採集に向かいます。(早くしないと熟しすぎてしまうので)
 

ウィトラコチェ

よし、ゲット!
今年のものは、大きさの異なる粒がまばらに生えているような状態です。

ウィトラコチェ

裏側はこんな感じ。


全体に、黒い胞子が透けて見えるような状態ですが、まだ破れてはいません。
なんとか大丈夫そう。
大急ぎで、ウィトラコチェ希望者のもとへ、発送しました。
(ほんとに食べたのかどうかは、聞いていないのでわかりません)


今年、ふと思ったこと。
・大規模なトウモロコシ農園では、どのくらいの頻度で発生するのだろうか?
(とても強い菌らしいので見つけ次第除去していると思われますが)
・スイートコーンにできるコレと、南米のコーンミール用のトウモロコシにできるコレは、味が違うのかしら?
・南米ではウィトラコチェの方が高価だそう。作為的に発生させるコツってあるのかしら?

■参考情報(当ブログ過去記事)
(1)2009年初めて発見
夕暮れ時の畑にて、初めて黒穂菌が寄生したトウモロコシをみつけました。

(2)2010年試食!
うきゃー(さぶいぼ)、と思いつつ、ウィトラコチェを食べてみました 

(3)2012年も発生

(4)2016年、久々発生

(5)2017年、お友達の畑にて発生。頂きました。(この記事)

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セイヨウニンジンボク

2017-07-19 | +食べるもの以外

先日、ダンナサマのお友達(だいぶ若い)のお宅におじゃましてきました。
一戸建ての賃貸住宅なのですが、お庭がひろびろ!
広々したウッドデッキの向こうには、芝生や草花、ラベンダー、花木、一部には野菜などが気持ちよさそうに育っていて、すごく素敵なお庭なのです。
でも、借りることにしたときは、家は新築状態で、お庭はカチカチの茶色い土が広がるばかりの状態。
数年かけてこんな風に素敵に仕上げたのだそう。
(ちなみに、ガーデニング担当はなんとご主人さま。お仕事はものすごく忙しいはずなのに!うちのダンナサマはその時間、何をしているのでしょう!?)

植わっている植物の中に、かなり気になるものがひとつあったので、記録しておきたいと思います。
 

セイヨウニンジンボク

それがこちら。
セイヨウニンジンボクという木本です。


「初めて見るな~、なんだろう?」と手をさしのべてみると、木全体から芳香が!
隣にラベンダーも素敵に咲いていましたが、比較してもこちらの方が薫り高いように思いました。

調べてみると、セイヨウニンジンボクはチェストツリーともいうそうです。
チェストツリーといえば、最近私が飲んでいるサプリ!
(このサプリには、チェストツリーの実のエキスが使われているそうです)
PMSで不快な症状があって、試に飲んでみたら割と効いている気がして、今も続けているところです。
サプリは無味無臭だったので、葉っぱや花がこんなにいい香りのものだとは知りませんでした。

葉っぱを乾かして匂い袋を作ったり、お風呂に入れたりしてもよさそうだなー。

私も畑に植えてみたいです。
苗木をどこで買ったのか、伺って来るのを忘れてしまいました・・・。


======
この週末、7/20(木)~22(土)、大森駅前で多摩川まるしぇが開催中です。
通りすがる機会がある方は、立ち寄ってみて下さい。
私は三つ編みニンニクを持って22(土)に参加予定です。

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つづら屋さん

2017-07-18 | +食べるもの以外

カゴマニアのお友達から、「竹細工かカゴを売っているようなお店をみつけたよ!」という情報を頂きました。
日本製のちゃんとした竹ざるが買えたらいいなあ、と常日頃から思っているので、場所をつきとめて行ってみました。
 

高橋つづら店

ここだ!

あ。のれんに「つづら」って書いてあります。
「高橋つづら店」 というお店でした。

高橋つづら店

ショーウィンドウには竹製の箱が。
伺ったところ、これはつづらの土台になるもので、ここに紙を貼り柿渋を塗り、更に防水塗料を塗ったものがつづら。

高橋つづら店

これがつづらの完成品。
なるほど、これが・・。

舌切り雀で、「大きなつづらと小さなつづら、どちら?」と聞かれるあれですね。


持ってみると、とても軽いです。
内側は和紙貼りで、柿渋の匂いが結構します。
衣類などをしまっておくのには、防虫効果もあってよさそう。
かっちりしたスクエアな形状も、カッコいい!

それにしても、こんな田舎のつくばにお店を構えて、需要はどれくらい? と余計なことを考えてしまいましたが、東京の人形町にお師匠さんがいらして、そこに下地状態のものを沢山納品しているのだそうです。
東京ならつづらの需要もそれなりにありそうですね。
東京美術倶楽部のオークションで品物を回覧するのに使っているとか。確かに古美術品を見せる際にプラスチックケースではいまひとつですよね。
ほかにも(想像ですが)歌舞伎など伝統工芸の舞台裏でも使われていそうです。

収納本で、棚にこまごまとしたものを収納するのに、天然素材のカゴを使うという手法をよく見ますが、日本伝統のつづらもカッコよさそうじゃない?
我が家にも~(ぽ~)☆・・・とお値段を見てみると・・・おおっと。かなり高価。

収納用品は、ひとつというより、棚に綺麗に揃いで並べることが結構重要。
つづらを揃えると、えらいこと高くつきます。

「大きいつづらと小さいつづら、どちら?」ともし聞かれたら、「中身はいらないので、つづらだけ、両方もらえませんかね」と答えよう。
(そういう欲深にはやっぱり天罰が下るな)

■参考情報
高橋つづら店の紹介
このお店の建築について
岩井つづら店  お師匠さんのつづら屋さんはこちらだと思われます

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ヤマモモ2017 ちょっと変

2017-07-13 | +きのこ以外

7月8日にヤマモモをチェックしに行ってみました。
遅いような気もしますが、今年はなんだか時間に余裕がなく、どうしてもこの頃まで摘みに来る余裕がありませんでした。
6月中旬くらいから、台湾のお友達との旅行やら、来客やらで週末に予定が入ってしまったせいかな。
でも、ヤマモモはまた来年があるけれど、海外の友人には、次いつ会えるかわからないですよね。
ひとりでする作業は、老後、いつでもできるし。
(っていうか、私が没頭してしまうのは、ほぼゼンブ、やる必要ないことなんだけどさ)
 

さてヤマモモ。
今年はなんだかようすが変でした。
3本の木があるのですが、全部状態が異なります。

ヤマモモ:鈴なりの木

1本目。
これは狂い咲きというか、鈴なりというか、実がつきすぎのような状態。

ヤマモモ:鈴なりの木

で、それぞれの実が例年よりずいぶん小さく、熟し具合も遅いです。
いくつか赤く熟しているものもありましたが、果肉の層が薄く、美味しくなさそう・・・。

ヤマモモ:鈴なりの木

まだ青い実が多く、落ちている実は少な目。

ヤマモモ:不作の木

2本目。
これは、今年、大変不調だった模様。
木の上には実が全然ありません。

ヤマモモ:不作の木

落ちている実もほとんどなし。
あららー。
一番日当たりが悪い場所だからかなあ。
来年はほどほどに(狂い咲きしない程度に)回復してくれますように。

ヤマモモ:平年並の木

3本目。
木の上には実がちらほら。

ヤマモモ:平年並の木

で、木の下にはどっさり落ちた実が。
はうううぅー。勿体ない~。
この木だけは、平年並の作柄だったようです。
収穫どきは、1週間前だったかなあ。出遅れました。

ヤマモモ:平年並の木

落ちている実を見てみると、サイズもなかなか立派。
落ちてしまうと大体あたったところから傷むのですが(虫がかじったりとか)、キズのない側をかじるようにして、何粒も食べてしまいました。

虫の食べ残しをいじましく食べてる人類って、私くらいのものかも。

ヤマモモ:収穫

収穫は、3本目の木から、たったこれだけ。

摘んだら摘んだで処理にも時間がかかるので、今年は少なくてもいいことにしよう。
(ニンニク編みが全然進まず、気もそぞろ)


またいつか、大粒ヤマモモをどっさり摘める年が来ますように。
(鳥達が永遠にヤマモモのおいしさに気づきませんように)

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ピクルス用きゅうり、タイきゅうり

2017-07-12 | +その他

 畑できゅうりがとれました!

きゅうり



ピクルス用という品種のタネを、何年も前から持っていました。ポットに蒔いてはみるものの、毎年育苗に失敗。
ポットがだめなら、と、ここ数年は直播。
芽が出てくる年もあれば、そうでない年も・・。
たとえ芽が出たとしても、キュウリって割と地味で(私の関心が薄いのかも)いつの間にか雑草に埋もれて何がなんだかわからなくなり、秋になって、黄色くて真ん丸なメロンみたいなものが動物につつかれた状態で発見される、という状態。

苦節××年(苦労してないけど)、ようやくきゅうりらしい状態で収穫できました☆
望外の喜び。


もひとつきゅうりをご紹介。

きゅうり

産直にて売っていたタイきゅうり(tang-kuwa)。
通常緑のきゅうりですが、枝替わりで白いものがあったので、それを植えてみたとの説明がついていました。
研究熱心な農家さんに敬意を表して買ってみました。
説明の紙までつけて、1パック150円と申し訳なくなるようなお値段。

きゅうり

折角なので2種類、切ってみました。
思ったより断面の様子も異なります。
タイきゅうりは種のゼリー状のところが多め。
もしかしてもっと小さい状態で収穫するものなのかな?

味は、ピクルス用の方がカリカリと固めでした。微妙に風味も異なり、興味深いです。


Myきゅうり、まだ花をたくさんつけていますが、雨不足で実は少な目。
先日さらに4本採れましたが、なんか苦いです。
調べてみると、水不足のときにククルビタシンが増えて苦くなるのだとか。
水やらなきゃ。

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ドライブルーベリー

2017-07-11 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

6/24にブルーベリーを摘みに行ったのですが、その時摘んできた生ブルーベリーでドライブルーベリーを作ってみました。 
数年前も一度挑戦しました。
その時は、単に生のブルーベリーを炎天下のもとで竹ざるにのせて天日干ししただけ。

乾きませんでした。

そうだよね。やっぱ。
それで乾いてしまうなら、木に実ったままドライになってしまいます。
生きている果皮って丈夫に出来ています。
何日もホカホカとあたためられて、あやしげな気配になってきたので、全部煮て、ジャムにしてしまいました。

その後、これなら、という方法を発見(?)。
ブルーベリー摘みから持ち帰る際に、車の中にころりん、とこぼれた一粒が、一か月くらい後になって発見されました。
それが、全く傷みもせず、完璧なドライブルーベリーに変身していたのです。
この時期、屋外に駐車した車の中は、晴れればかなりの高温・低湿度状態になります。
まさにディハイドレーター状態。
これなら大抵のものは乾きそう。でも、だったらディハイドレーターを用意した方が(布団乾燥機と段ボールで作れる)、雨が続いても気をもむ必要もなく、急カーブを曲がっても干したものが転げ落ちる心配もないし、いいかもなあ。

今回は、車干しは延期。
オーブンで短時間加熱して細胞を壊した状態で、天日干しすることにしました。
しばらく冷蔵してあって、作業したのは、7月に入ってからだったかな?

■手順
・ブルーベリーにトレハロースをまぶす。(冷蔵庫から出したブルーベリーは結露するので、簡単にまんべんなくまぶせました)
・オーブンの150度で15分くらい焼く。(果汁がしみ出さない程度を目指したのだけれど、予想より火が通り易くて結構ぷよぷよで破れる直前くらいの状態になってた)
・カラッと晴れあがった日に干す。または冷蔵庫で干す。

とても単純ですが、自分でコントロールできないのはお天気。
作業した直後からずっと天気がすぐれず、大半の期間は冷蔵庫内で干し、たまの晴れ間に天日干ししました。

自家製ドライブルーベリー

ここ数日、熱中症になりそうな晴れて暑い日が数日続き、ようやくドライフルーツらしくなってきました。

自家製ドライブルーベリー

ぷよぷよ感がほとんどなくなり、カサカサした感じになっています。

オーブンで焼いた直後は果汁はしみだしていない状態でしたが、半乾きの状態で転がしたりいじったりした際に皮が破れて汁が出てしまいました。でも、よく乾けば、手にはべたつかないです。


食べてみると、食感の柔らかさは丁度レーズンくらい。

でも、すっぱい!

このままつまむには厳しいです。
(生ブルーベリーは普通に食べられるのに、なんでだろう。たまたますっぱい粒にあたったのかな?)

焼き込むと、レーズンよりは色が出そうですが、酸味を生かせば効果的に使えそうです。

何に使おうかなあ。

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