実家に新兵器が導入されました。
以前から、食卓にいるとTVの音が聞き取りにくいけれど、ボリュームをあげるとうるさすぎる、という不便があったのです(TVはリビング側にあるため)。
TVの音を、食卓側に飛ばせれば便利だなー、と。
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という訳で、買い物上手な弟が見繕ってきてくれたのがこちら。 東芝の「快適音生活」というもの。(調べたらこれはキャッチコピー的なもので、商品名は「ワイヤレススピーカーシステム TY-WSD10」でした)
発信器は、TV本体の音声端子と電源に接続します。 (箱のイラストの上側の四角い機械)
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受信器はこちら。 充電台を電源につないでおく必要がありますが、これ自体はワイヤレスで持ち運ぶことが出来ます。 TV本体の音を消しても、ここから音が聞けます。 こんな小ささですので音質はTVよりは落ちてしまいますが、音源が近くにあるので聞き取りやすいです。
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TVとこちら、両方から音を出す、ということも出来ます。
ハウリング等もなくて快適です。
これにはもう一つ面白い機能があって、発信側と受信側で、通話が出来るのです。
発信器の通話ボタンを押しながら喋ると、受信器から声が。
受信器の通話ボタンを押しながら喋ると、なんとTV番組をさえぎって、TVから声が!
姪っ子ちゃん(TVのそばの発信器から):「そろそろプリンをお願いしま~す」
Fujika(台所の受信器から):「では、デザートを並べるのでテーブルの上を片付けて下さ~い」
と遊んでしまいました。
通話機能はともかく、TV視聴には、導入してすぐ大活躍。
紅白のときもよく聞こえました。
■参考情報
東芝のサイト (取扱説明書、カタログへのリンクあり)
ワイヤレススピーカーシステム TY-WSD10 価格.com での価格比較
使用レポート
年をとると、聞こえの問題がいろいろ出てきます。
母によると、TVでセリフ(人の声)のうしろに音楽を流すことが多々あるけれど、あれが邪魔だそうです。
声の背後に波の音などがしても、うるさくて声がよくききとれないとか。
TV番組を作る人は、よかれと思って念入りに選んでBGMをつけているのかもしれませんが、たまには高齢者の意見も聞いてあげてほしいです。
多分困っているのは母だけじゃないはず。
TVの機械で、声と背景音、別々のボリュームボタンをつけるという手もあるかな。
誰か作ってくれないかしら・・・(既にある?)。
両親ともまだ補聴器はいらないみたいで、よかったです。
補聴器がまた、スーパー不便なシロモノ。
あれってさー、目も老眼で、指先もあまり器用でなくなってきた老人が使うことを想定してないですよね。
私が年をとって補聴器が必要になったとしても、あんなものを使える気がしません。(今でも)
小さすぎて、落として壊してしまったり、なくしてしまったりしそうです。
ハウリングも起こすし、しかも電話には使えないのです。
(老人が簡単に使えて壊したりしなくて、よく聞こえる電話機ってのがないんですよ、これが!)
高齢者が補聴器をつけることは、別に恥ずかしいことではないと思います。
本人も介護する側も本当に不便になってきたら、あんなに小さい必要はないです。
少なくとも家で使うならば、音楽用の大きなヘッドホン(耳ウォーマーみたいなやつ)くらいの大きさでも全然問題ないはず。軽い方がいいけど。
(帽子と一体型とかどうかしら。安定しそうです)
そして、操作ボタンは高齢者が裸眼で見られるくらい、もっと大きく。
何だったら、話しかける側は、マイクを持ってもいいです。
これだけ老人が多い社会なんだから、誰か発明してくれないかなあ。
価格の面でも、耳の穴に収まってしまうようなあんな小さな機械を作ろうとするから、ものすごく高価になってしまうのであって、大きくてもよければ、もっと安くてすむのでは・・・?
読んでくださっている方、もし何かいい情報がありましたら是非教えてくださいね!