採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

花畑

2006-10-31 | +ふたりの日




の、ようではありませんか?
(え、単なる手抜きでは、ですって? それはいわぬがはなばたけ~)
たららっとドレッシングをかける方がもっと良かったかな。
何もない時ほど盛りつけを素敵に、といいますものね~。

実は和洋折衷で、紫色は茄子の塩漬けで、緑は香菜(コリアンダー)なのです。
茄子漬けに梅干しを少々ほぐして入れたら、綺麗な紫色になりました。びっくり。
これなら即席漬けにはみょうばんはいらないですね。

この日はほかに、豚肉のみそ漬けを焼きました。


豚肉のみそ漬け丼



インドのバスマティライスを炊いたものに香菜を乗せ、その上に豚肉みそ漬け。
長粒米のいい香りと甘いお肉の組み合わせ、そして決め手の香菜で、インドネシア料理のような雰囲気になりました。

豚肉みそ漬けは、たまに作って冷凍しておくのです。

■作り方(書くほどのものではないですが)
1)味噌と砂糖(みりんでもいいが豚から水が出てくるので最初は固めがよい)を練っておく。
2)厚みのあるロース肉に塗りつける。
3)1枚ずつラップし、冷蔵庫で1,2日。(味を染ませる)
4)すぐ食べない場合、冷凍庫へ
5)半解凍の状態でロース肉から味噌をこそげ取る。
6)ななめにそぎ切り。(このとき半解凍でないとやりにくい)
7)焼く(焦げやすい)。
  焼き上がりにみりんを垂らしてちょっと煮詰め、たれでからめるようにしてもよい(写真は焼いただけ)。

おかずががちょっと足りないときや、お酒のあてが欲しいときなど、冷凍してあると以外と便利なものです。おみそが沢山必要だけれど、1枚ずつラップする方が後々楽です。
味噌は何度も使えます。その場合は砂糖を加えて電子レンジにかけながら練り直します。

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西条柿干しあがり

2006-10-30 | +干し柿・干し芋・栗

10/22(日)に干し始めた西条柿、干しあがりました。
15kgで134個、1個あたり110g程度の大きさです。昨年よりだいぶ小さめ。

29日(日)に干しあがったということは、所要時間ちょうど1週間でした。
もう1日くらい短くてもよかったかな?

●10/22
干し始めたら雨で、室内に置いてます。

●10/25
雨が止んでやっと外に出せました

●10/25
干し柿用クリップをひもにはさみます。

●10/27
実家に持って行きます。
実家でも干すのでクリップとひもをつけたまま。でも、もう食べられそう。

●10/29
実家から帰ってきてひもから外したところ。干しあがり。もっと柔らかいのがすきなひともいるかもしれませんが、丁度ふんわりとろり、くらいじゃないかなあ。

●オーブンペーパーとキッチンペーパーを二重にしてジップロックに入れ、冷蔵庫チルドルームにしまいます。
うまくいけば、しばらくするとこんな感じで粉がついてきます。
(この写真は昨年の八珍柿)



●ジャム・保存食の目次へ

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いちじくのいろいろ

2006-10-26 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
今年はいちじくを沢山買った気がします。
数えてみると、

 9/1  3パック×400円    計1200円
 9/28 8パック×380円    計3040円
10/19 9パック×200円(!) 計1800円
  計  20パック          6040円

200円だったときはびっくりした。
やや小振りだけれどその分個数があるし、品質は全然問題ないのですよ。
うれしいなあ。
来年は買うなら10月だな。

沢山のいちじく、せっせとコンポートやジャムにしていきました。
今年からは手袋(又はビニール袋)を手にはめることにしたので、皮むきも全然かゆくありません。
aiwhasさんのブログで拝見して湯むきというものを一度やってみたのだけれど、品種のせいか、ゆで時間が短すぎたせいか、緑の部分が残ってしまってあまりうまくいかなかったので結局包丁を使いました。

バリエーションはこんな感じ。
●ジャム
・プレーン
・いちごジャムとのミックス
・紅玉りんごとのミックス
・カルダモン風味
●コンポート
・白ワイン
・ロゼワイン(こちらに記事が
・赤ワイン(シナモン、クローブ、カルダモン)

霜が降りるまではいちじくってとれるそうです。
干し柿が忙しくなかったら、もう一度くらい買えるかな?
これらのものを作り終わったあとでfleur de sel さんのブログを拝見したら、ブラウンシュガーや生姜、バニラ、オレンジ果汁と相性がよいのですって!(全部混ぜてはだめですよ)
試してみたいなあ。来年かなあ。

■プレーンいちじくジャム
レモン汁入りなので、ほんのり赤くなります。
ところが!蓬莱柿という品種だと真っ赤なジャムになるそうなのです。気になるなあ。いつか買ってみたいものだ。つくば市のJAでも育ててくれないかなあ・・・。


2006/9/30作いちじくジャム
(いちじく、果糖、レモン汁)



■いちごジャムミックス
栃木の茂木(もてぎ)においしそうないちごジャムがありました。
たまたま母と一緒で、研究用に、と1個買ってもらったのです。
ところがそれがものすごく甘いということが分かった(母が買った分を実家で食べたのだ)。何かフレッシュフルーツと混ぜてみたいな、と思っていました。
いちじくは甘さも酸味もほんのりと弱めなので(品種によって違うかもしれないけれど)丁度よいのでは?


2006/9/28作いちじくといちごジャム
(いちじく、茂木で買ったいちごジャム、レモン汁、果糖)



■紅玉ミックス
紅玉をあらかじめピュレ状に煮ておいて、そこに電子レンジで少々加熱したいちじくを加えて更に煮ました。
紅玉の比率が多かったので、どちらかというと、いちじく風味のりんごジャム、という感じかもしれない。


2006/10/21作 いちじくと紅玉ジャム
(いちじく、紅玉、果糖、シナモン、バニラさや)



■カルダモン風味ジャム
何か別の風味をつけてみたくて、カルダモンをさやごと(ちょっと裂いて)入れてみました。カルダモンは私の一番好きなスパイスかも。
びんづめする際さやは取り出したけれど、黒い種は残しておいた。


2006/10/20作 いちじくのカルダモン風味ジャム
(いちじく、果糖、レモン汁、カルダモン)
背後には雨のため室内に避難中の西条柿が・・・。



■白ワインコンポート
白ワインでも、レモン汁を入れると、シロップがピンクになります。なんだかうれしい。
でも、酸味なしで、お砂糖とバニラのみ、というのもおいしいそう。チョコレートと合うのですって。今度やってみたいなあ。


2006/9/30作いちじくの白ワインコンポート
(いちじく、白ワイン、レモン汁、ビート糖)



■赤ワインコンポート
赤ワインにスパイスとお砂糖を入れて煮立たせたものにいちじくを入れて蒸し器で蒸しました。
この味付け赤ワインですが、味見してみたらドイツのグリュ・ワインを思い出しました。熱い赤ワインなのですよ。最初すごくびっくりしたけれど、身体が暖まるしおいしいのです。日本で言う甘酒のような位置づけなのかな、冬の屋外イベント会場にはつきもののようです。
このときはオレンジの皮も入れて香り付けしたかったのだけれど、手元になく断念。


いちじくから大量の水が出てくるので、液体をごく少なくしておく方がよいのです




2006/10/20作 いちじくの赤ワインコンポート
(いちじく、ビート糖、シナモン、クローブ、カルダモン、赤ワイン)




●ジャム・保存食の目次へ


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渋皮煮タルト

2006-10-25 | +お菓子(西洋)
シロップがやや濁ってきてしまった渋皮煮。
ふたを開けて食べてみたら特に変な味はしないようだった。
だったら、再加熱してさっさと食べてしまおう。
古いシロップは捨てて、栗はゆすいで、また新しいシロップを作って煮込んだ。
そして一晩さましておく。

何を作ろうかな。
ロールケーキとも考えたけれど、最後に加熱できるタルトにしよう。

本のレシピを参考に、卵、生クリームを増やし(使い切ってしまいたかったので)、その分シロップを減らした。
記録のために、一応作り方を書いておこう。

■材料
タルトの皮(今回は卵も入るパートブリゼにしてみた)

渋皮煮 300g
渋皮煮のシロップ 50gくらいかな
卵   1個半 
生クリーム 150gくらいだろうか
バニラビーンの中身 適量

チョコスポンジ 適量(たまたま家にあったので)

飾り用渋皮煮 適量

■作り方
1)パートブリゼを作り、空焼きする。(本では空焼きしないみたいだった)

2)底に薄く切ったチョコスポンジ(実は空腹のあまりうっかり買ってしまって、でも我慢して開けないでおいたこれ)を敷く。


3)栗とほかの液体類をバー状ミキサーでピュレにする。
(つやつや、ぴかぴか、ぷっくりの可愛い栗たちを粉砕してしまうのはかなり勇気が必要だった。こんな事態でなければ絶対できなかったかも)
柔らかめのムースのような生地(ぽったりたらすと盛り上がる)。これを型の中に流し込む。


4)飾り用渋皮煮の表面のシロップをぬぐい、埋め込む。

5)170度のオーブンで30分くらい。


2006/10/24 渋皮煮タルト

表面がでこぼこだ~。
実は栗を埋めてから、あまった生地を継ぎ足したのだ。
いけませんね。こういうことしては。ふくらんで流れる生地ではないので最初から縁ぎりぎりまで詰めてよかったのね。
ひびわれは、別に気にしない。参考にしたレシピではひびはなかったけれど、卵を増やしたせいかな。

10/25朝、食べてみました。


チョコスポンジがしっとりして、チョコレートのよう


あ、カットすると、表面のでこぼこが目立たないのでは??どうお?
(言い繕ってもだめですよ)

久々のパートブリゼ。
今回は、薄目にのばし、空焼きをしっかりめにしてみた。以前つくって、なんだかもたれる気がしたので。更にスポンジを敷いたことで、湿気るのを防げるかなとも予想してみた。
結果はだいたい予想どおり。香ばしくなった気がする。
予想外なのは食感。卵を入れたせいかな、サクサク、というよりは、バリバリッ、という感じなのだ。
固い。
アーモンド粉の入った、さっくりほろりとしたパートシュクレの方が好きかも。
でも、ダンナサマに聞いてみたら、こういうパイ皮の方が好きだって(気を遣ってくれたのかもしれないけれど)。

具。
たまたま思いついて敷いたチョコスポンジはとてもよかった。
しっとりしてチョコレートのようになった。おそらくパイ生地をさっくりさせる効果もあったはず。自作だともっとよかったのだけどね。
何十個もの栗を犠牲にした(犠牲じゃないけど)渋皮煮クリームは、しっとりやわらかめのかぼちゃプリンという食感。渋皮煮の味が濃厚。チョコの味もアクセントになっておいしい。(けど、このやさしくかよわいクリームと、バキバキのパイ皮の相性はどうかなあ)
埋め込んだ渋皮煮は表面に出ているところの皮がカチカチにならないか心配していた。何とか大丈夫だったようだ。
焼き上がってから、栗の上だけグラサージュしてやるともっといいのかもしれない。
栗はもっちりしている。

全体としては、まあいいことにしよう。
なんといっても、消費すべき食材(栗と生クリームと卵半分)を消費できたことだし。
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「幸寿」というりんごを買ってみた

2006-10-24 | +フルーツ
青森りんごで「幸寿」というものを買ってみました。


2006/10/22 幸寿りんご


弘前市の工藤清一氏という方が交配した品種だそうです。
真っ赤でもこもこした丸いかたち。
大変にかわいらしい。
果肉はやや黄色みがかっていて、やや変色しやすい。

味は甘さも酸味も濃く、サクサクした歯ごたえがあります。
加熱すると形が残るタイプのようです(がんばれば煮とろけるかもしれませんが)。

生でももりもり食べて、あとダンナサマの要望があったので、アップルパイにしてみました。今回はパイシート使用の簡単バージョン。
既製品利用はなんか悔しいのだけれど、パートブリゼではいや、とダンナサマがいうのですもの。フィユタージュ・ラピッドをつくる元気はちょっとなくて。

今回の作り方はこんなかんじ。

1)りんごは皮をむいて電子レンジで適当に加熱。
  (染みだしてくる果汁のみ更に煮詰める)
2)ブランデー漬け干しぶどうをまぜ、さましておく。
3)パイシートを2枚用意。
4)上になる方に切れ目を入れる。
5)(下のパイシートにパン粉などふっておくとよいのだけれど今回はみあたらず)
6)りんごを置く。このときヘリにはシロップが垂れないように。
7)上のシートをかぶせ、フォークでおしつけて密着させる。
8)卵黄を塗って焼く。

あっというまだ。手も台もボウルも汚れない。





2006/10/22 (手抜き)アップルパイ
冷たいとりんごがさくさく、あたためるとパイがさくさくでりんごがとろり




パイシートを使うと、どうもいつも焼きが甘いような気がする。
層の間のバターが十分に焼けていなくて、やや湿っぽいのだ。
190度でこんがりするまで焼いているのだけれど。
温度をもっと上げるのか? それとも途中で温度を調節しつつ、もっと長く焼くのかな。具がジューシーだからかな。

まだシートがあるので練習しよう。

〈追記〉
○煮とろけタイプ:あかね、紅玉、グラニースミス
○形しっかりタイプ:幸寿、ふじ、秋映、サンむつ
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天気が気になる季節

2006-10-23 | +干し柿・干し芋・栗
私は天気に無頓着な人間だ。

まず、昨日の天気が思い出せない。
それは普通かもしれないけど(え、違う?)、夜、今日の天気が何だったか思い出そうとしてもダメなのだ。
小学校低学年の頃、毎日晴れの場所に住んでいて、夜、絵日記を書くとき、日付はなんとか前の日をみて書くけれど、天気のところで必ずつまずく。
「今日の天気は~?」と(別の部屋の母に向かって)大きい声で聞いたものだ。
幼稚園生の弟が、「晴れに決まってるでしょ!」と答えてくれたのだ。毎日。


こういう性質が大人になって改善される傾向はない。
ましてや明日の天気に思いを馳せる能力などある訳がない。
(子供は明日の天気を思い煩う必要はないから訓練できてないものね)
朝、寒くない程度の服を着るくらいの知恵はあるから日常生活ではあまり困らないけれど、時々失敗するのが洗濯物。
さすがに雨が降っているときには注意するが、今にも降りそう、という天気の見極めがつかず(何も考えていないというべきか)、外に干してしまったことが幾たびも。ま、服は最悪もう一度洗えばいいしね、と(自分ではなく)洗濯物の側を対処することにしている。

春や秋の、暑くもなく寒くもない日など、一瞬いまどの季節なのか分からなくなる。あれ、えーとこれから暑くなる季節だっけ、寒くなる季節だっけ?
寒がりなので寒さはわりとちゃんと認識できるのだが。
どうやら、寒いか、寒くないかの2バイト処理で、メモリなし、という原生動物のような存在だったようだ。


・・・前置きが長くなりましたが、天気の話をなぜしていたかというと、


2006/10/22


干し柿。 そんな季節になりました。


最近いい天気だったので、天気予報も見ず広島から西条柿をとりよせて、
昨日(10/22)3分の2ほど剥いて干したところ、雨! なんてこと!
室内に取り込んで、クーラーと扇風機で下にも置かぬ丁重な扱い。

早く晴れてほしいもの。

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名残の・・・

2006-10-19 | +きのこ以外
(ここしばらく栗の話ばかりでブログ読んで下さっている方は、もうあきあきかもしれませんが、えー、シーズン最後ということで、お許しを。)

那須に行く途中、車の中からはっと気づいた栗の木。
もうほとんどシーズンも終わりなのだけれど、ここの木はまだイガが沢山ついていて、これから、という感じ。そしてイガの巨大なこと。
車をとめて、落ちているのを拾ってみた。


すごく大きい



じゃがいもくらいある



帰りにも数個拾って、冷蔵庫へ。
こんなに大きいし、剥くのも楽だからふつうにゆでて食べよう!

18日夜、電気釜の炊飯モードでゆでるやり方がある、と何かでみてスイッチオンしたところ、母から電話。
「ためしてガッテン」で栗をやるよ、とのこと。
あわてて電気釜から栗を取り出した。
やや熱くなっているものを、再度水に浸けてさましておいた。(あとから考えるとここでさまさなくてもよかったかも)

TVでやっていたポイントは
1)3%の食塩水に沈む栗がよい。
2)栗の保管は0度の冷蔵庫(チルドルーム)で
3)ゆでるときは、ゆっくりした加熱。50~70度の温度帯を長くとる。
4)ゆでるより蒸す方がよい。
5)要するに土鍋で蒸す。蒸気があがった土鍋の蒸し皿に栗を入れ、ふたをして1分蒸す。
  火を止めて10分蒸らす。再度点火して中火で50分。


やってみた。
でも、誤解していた。
「ふたをして1分」でなくて再度蒸気があがるまで蒸してしまった。肝心なところを聞き逃してるなんて~。あーん。


甘くするコツは、サツマイモと同じ気がする。
デンプンの糖化ということだよね。
サツマイモも、ホイルなどに包まず、オーブンの低温でじっくり加熱すると、ねっとり極甘の焼き芋になるのです。なお、時々天板と接している場所を変える方がいいみたい。
栗もオーブンで加熱したらどうかしら?
または、水の段階から土鍋蒸し器に入れたらどうなのかな?
実験してみたくてももう栗はなし・・・。来年だな。


さて、紆余曲折のすえ蒸し上がった栗はどうかな?
「メロン並の甘さ」とはいかなかったけれど、ほっくりしてとてもおいしかった。
ひとしきりそのまま食べて、残りは潰して、お砂糖とバニラ、ブランデー少々を混ぜて洋風栗きんとんにしてみた。


びんにきっちりつめておいて



きゅっと絞ってみる。
永遠にとっておきたいくらいおいしかった。はあ。もう食べ終わってしまって悲しい



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10/8のお客さんごはん

2006-10-18 | +お客さんの日
体育の日がらみの連休はえらいこといい天気でしたね。
6日金曜日が豪雨だったのに、すっかり晴れ。
お出かけしたいような。でも、特に何もしませんでした。

そのかわり、家の掃除と、お客さんを呼んで夕食。というか、お客さんを呼ぶから掃除。珍しくダンナサマも家にいて、掃除を精力的にがんばってくれました。

この日のメニューは、
■ハセガワ氏ご提供のシャンパン

■買ってきたパン・リュスティック

■ひと皿目(前菜その1)
サラダ盛り合わせ
  シュリンプカクテル
  トウモロコシとマヨネーズ
  ビーツとりんごのドレッシングあえ

■2皿目(前菜その2)
つぶ貝のエスカルゴ風

■3皿目(前菜その3)
生ハムとルッコラ

■4皿目(主菜)
尾頭付き甘鯛のホイル焼き(ひとり一尾)

■(お酒がまだあったので)つまみ
スモークレバー、スモークハツ

■デザートその1
コーヒーゼリーと栗渋皮煮

■デザートその2
洋なしとリンゴコンポート


この日はこちらのシャンパン
多分レストランだと頼めないような値段になるはず。おうちごはんのいいところ。




サラダ3種


シュリンプカクテルは2回目。前日作っておいた。
前回はビギナーズラックだったのか、今回は問題点有り。
凍ったままのエビを無理矢理剥いて、むいたまま、しばらく冷蔵庫に入れておいて、そのあとソースとあえた。
この間、凍ったえびがとけてドリップが出て、そのドリップごとうっかりソースのボウルに放り込んでしまった・・・。
ぱしゃっという音が聞こえてあれっと思ったのだが時既に遅し。
解凍したとき出るドリップは、おいしくないのだ。魚臭いというか。

マヨネーズソースは、タマネギ、青トマトピクルス(自家製)、黄パプリカ、らっきょう、を刻んで、トマトピュレもちょっと入れて、おいしいものができていたのに、全体がやや魚臭くなってしまったのだ。
ああ、なんてこと。
レモン汁、そして、タバスコを加え、ちょっと味を引き締めて何とか立て直しました。今後、気を付けなくては。
完全に解凍してから剥くか、凍ったまま剥いたとしてもその後レモン少々でマリネして笊にあけ、液体はぬぐい取ってから使うべし。

トウモロコシは夏にほぐして冷凍しておいたもの。
セロリ、タマネギのみじん切りとマヨネーズ、白胡椒であえました。

ビーツは近くの直売所で買って、しばらく冷蔵庫にとってあったもの。
蒸すのに時間がかかるから、なんとなく私にとってはお客さん用というかごちそう扱いなのだけれど、ダンナサマはそれほど好きではないみたい。でも私は好き。
それに色も鮮やかだから、お皿が華やかになるよね?
今回はビーツ、りんご、セロリ、タマネギ全部さいの目に切って、オリーブオイルドレッシングであえてみた。


つぶ貝のエスカルゴ風(食べかけですが)


先日はマッシュルームでエスカルゴ風を使ったけれど、今回はもっと本物に近くて、つぶ貝で。
1)ゆでつぶ貝は、ぬめりを洗って、よく拭き、食べやすい大きさに切る。
2)耐熱の小さい器につぶ貝、エスカルゴバターを入れる。
3)オーブンでバターがくつくついうまで焼いてできあがり。
  (つぶ貝には火がとおっているので、にんにくが煮えれば大丈夫)


生ハムのバルサミコドレッシング


生ハムとルッコラはみなでとりわける用に大皿に盛りつけ。
今回はルッコラの上にひらひらと並べてみた。ダンナサマに聞いたらこっちの方がいいというので。巻いてあった方が食べやすいのにね?



甘鯛のホイル蒸し(蒸す前)


魚のホイル蒸しは2度目。
ジェイミー・オリバーの料理番組で見て、数年前作ってみて以来だ。
レシピもほとんど忘れかけ。おぼろげな記憶を頼りに・・・。

●材料
白身の尾頭付き魚 人数分(お店で鱗と内臓をとってもらう)
ゆでたじゃがいも(1cmくらいにスライス)
食べる用野菜:きのこ、パプリカ、ミニトマト、など
香り付け野菜:セロリの葉、長ネギの葉、にんにく、ゆずスライス
飾り用:ゆずスライス
オリーブオイル
白ワイン
塩・胡椒

●作り方
〔準備〕
1)買ってきた魚は洗ってよく拭く。
  更に表面とおなかの中に塩を軽く振って冷蔵庫にしばらくおき、
  また水気をきっちりぬぐう。
2)魚のおなかに香り付け野菜を詰める
3)アルミホイルを魚よりだいぶ大きめに切って、一人あて2枚重ねる(敷物)。
  かぶせる用にやはり2枚用意する。
4)スライスしたじゃがいもを魚のベッドになるように敷く。
5)魚をジャガイモの上に寝かせる。
6)きのこほか、食べる用野菜を適宜魚の上下に散らす。
7)魚の上に柚子スライスをのせる。
8)オリーブオイルを垂らし、更に軽く塩、胡椒する。
9)かぶせる用のホイルを2枚重ねる。
  3辺をそれぞれ2度折り返し、折り目は上に傾けておく。
10)口が開いた残りの1辺からワインを一人宛60cc程度注ぎ込む。
  ((8)の段階でもよかったかも)
11)最後の開口部も閉じる。このときどっちが頭か分かるようにしておくとよい。
12)このまま冷蔵庫に入れる。

〔お客さんが来てから〕
13)オーブンを高温に温め、そこに入れる。
  魚の大きさ、野菜の量にもよるが、25分くらいで覗いてみる。
14)アルミホイルがぽんぽんにふくらんで、更に5分くらいたったらできあがり。オーブンの場所によって火の通りが違うので、必要に応じて天板の向きを入れ替える。(魚が崩れるのでアルミの包みはさわらない)

★注意点
・じゃがいもは完全に火を通しておくこと。魚が煮える時間では半生のいもを
 煮るには不十分(前回失敗した)
・アルミホイルは可能なら幅広のものを沢山用意しておく。
 (今回途中で足りなくなり幅の狭いものも使った)
・アルミじゃなくてオーブンペーパー(ろう紙)でもできるのかな?
・きのこは多めでも縮んでしまいます。
・食べるときに柚子やレモンをしぼります。

お客さんが来る前に準備できて、頃合いを見計らってオーブンに入れるだけなので、実はとても簡単。オーブンにお任せで熱々をサーブできます。
しかもホイルごと捨ててしまえて、お皿はあまり汚れません。

ジャガイモが魚のダシを吸っておいしくなっています。
更にたまったスープもパンなどに吸わせておいしく頂けます。



スモークレバーとスモークハツ盛り合わせ


このお皿は、もしかしてデザートの後に出したかも。
赤ワインがまだあって、デザートは終わったもののもうちょっと飲みたい気分だったのだ。こういうときおいしいチーズがあるとよいのだけれど、珍しくチーズを切らしていたのだ。
日本だと、ひとしきり飲んで食べた後、場所をかえて、また「乾きもの」とかいっておつまみを食べたりしますよね。外国の場合どうなのでしょう。同じようなことあるのかな。
私の数少ない経験から行くと、フランスのレストランのコースのデザートは、かなりパンチが効いて甘いので、それまでまだ大丈夫なおなかでも、悔しいけれどとどめを刺されてしまう気がする。
あのデザートのあとには何も入らないなあ。

のんべのお給仕に疲れた奥さま、作戦が。長い宴席にとどめを刺したければ、大甘のデザートだ!


デザ~ト(盛りつけがよろめいてますが)


デザートその1は市販品を活用した。
とっても安い市販のコーヒーゼリー(メグミルク)。実はダンナサマの大好物。
一緒に買い物にいくと、これの前で立ち止まって、買って欲しそうにしているのだ。「買ってもいいよ」と言うのだけれど、自分で籠に入れるのははばかられるようだ。遠慮しているのかな。
今回は栗渋皮煮のおしゃれ大作戦、ということで、コーヒーゼリー、バウムクーヘンスライス(ブランデーをたらり)、ブランデー入り泡立てクリームを盛り合わせてみた。
シュフが酔っぱらってきたため盛りつけは、ちょっと気合いが足りなかったけれど、組み合わせはなかなか成功だったのでは?
バウムクーヘンより、ふんわかしたビスキュイ生地(卵別立てスポンジ)の方がいいかなと思ったけれど作る余裕がなく、お酒をたらしたらこれはこれでよい感じ。

デザートその2は、先日作った洋なしコンポート、それと、幸寿というりんごのコンポート。写真なし。

完熟洋なしのコンポートは柔らかすぎかと思ったけれどそうでもなかった。
ほどよくなめらかで丁度よかったと思う。
幸寿りんごコンポートはしっかりした歯ごたえ。サクサク。

りんごって、煮るととろけるタイプと形が残るタイプがありますよね。
今年はいろいろ買って、調べてみる予定。
現在のところ調査済みは次の種類。ただ、品種の特徴のほか、水分のぬけ具合(収穫後の保存期間)なども関係する気がするのだけれど。

 ○煮とろけタイプ:あかね、紅玉、グラニースミス
 ○形しっかりタイプ:幸寿、ふじ
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スチューベンぶどうのジャム

2006-10-17 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
スチューベンというぶどう、初めてみたのだけれど、すごく安かった。


10/15購入 5kg入り大箱



こんな大きな箱に5kg入って、1800円。
15房ほど入っていただろうか?(数えなかったのだけれど)
これは買うしかないのでは!

今年は甲斐路をコンポートに、そして、ナイアガラをジャムにしているので、このぶどうでもなにか作ってみよう。


黒紫色のきれいなぶどう



粒はやや小さめ



スチューベンは、皮が剥きやすいタイプのぶどうだった。
皮を押すと、ぷちゅっと中身が出てくる。
果肉は甘酸っぱく、デラウエアを濃くしたような味。(といってもデラウエア、こここ数年食べていない・・・)
大きめの種が2つほども入っている。
果皮が意外と分厚い。そして果皮をかんでみると、(固いけど)ブルーベリーのような風味と酸味が感じられる。
皮からもいいあじが出てきそう。

■スチューベンジャム試作(試行錯誤の過程)

1)房を適当な大きさに切り分け、洗う。
  一粒ずつキッチンペーパーで水気を拭きながら、皮から果肉を押し出す。
  皮はとっておく。
2)皮に、果肉のボウルにたまった果汁をふりかける。
  液体が足りない気がしたのでリンゴジュース、赤ワインを足してひたひたにし、砂糖も加え、電子レンジにかける。
3)皮のダシが出たところで、液体をざるで漉す。
  液体は果肉のボウルに入れる。
  ここで、ザルに残った皮をかじってみたら、意外と柔らかくなっていて、もうちょっと煮れば食べられそう、ということに気づく。
  ママレードみたくしたらどうかな?
4)果肉のボウルを電子レンジで加熱する。
5)果肉が煮えてきたら、この中身を目のあらいザルにあけ、種を裏ごす。
6)(5)のぶどうピュレに皮を加え、煮込む。
  ここで、皮が完全には柔らかくならないことに気づく。
   (悩む)
7)ぶどうピュレ+皮を、バー状ミキサーで粉砕し、ドロドロにしてしまう。


こんな感じ

8)適宜砂糖を加え、煮詰める。
9)びんづめ・脱気してできあがり。


2006/10/17作 スチューベンジャム
6房から7つできました



■考察
・皮を粉砕すると、どろっとした濁った仕上がりになる。
 皮が入っている分、ペクチンが多くてかたまりやすい(はず)。
 ゴミがすくないのもよい点。
・味もみかけも一番クリアに仕上げるのは、皮を漉して、その皮は使わない、
 というやり方か。プロの杜さんもこのやり方のようだし・・・。
・皮を粉砕しないで、圧力鍋で煮てはどうだろうか。
 そうすると、ママレードのように、クリアな部分と具(皮)の部分の両方楽しめるのでは。
・今回皮を煮るとき液体(りんごジュースと赤ワイン少々)を足したが、その後の煮詰めにやや時間がかかったので、ぶどうから出るジュースだけでもいいかもしれない。

いろいろ考えると、次はこのやり方ではどうだろうか?

■改良版 ぶどうジャムの作り方(案)
1)房を適当な大きさに切り分け、洗う。
  一粒ずつキッチンペーパーで水気を拭きながら、皮から果肉を押し出す。
  皮はとっておく。
2)果肉のボウルを電子レンジで加熱する。
3)果肉が煮えてきたら、この中身を目のあらいザルにあけ、種を裏ごす。
4)皮に、(3)のぶどうピュレの半量弱をふりかける。
  (圧力鍋にかけると風味がとびそうなので)
5)圧力鍋の湯煎で皮が柔らかくなるまで煮る。10分くらいかな?
6)圧力鍋から皮を取り出し、(3)のぶどうピュレの残りと合わせ、煮詰める。
7)びんづめ・脱気してできあがり。

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追記:このぶどうはかなり長期の保存ができるものだそうです。
10/28生のものを食べましたが風味はかわらずおいしいままでした。びっくり。
急いでジャムにしなくてもよかったのね。

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カワムラフウセンタケ(2006/10/11)

2006-10-16 | +きのこ
昨年、10/19にみつけた、カワムラフウセンタケ。
同じ場所で今年もみつけましたよ!

枯れ葉の下から掘り出しました。もう2日ほど前だともっとよかったかもしれないけれど、ぎりぎり大丈夫。


2006/10/11収穫 カワムラフウセンタケ

これはお醤油とお酒をふりかけて、電子レンジでチンします。
とろっとして、なめこのよう。
おそばに合いそうな味です。


そして、巨大!ヤマドリタケモドキ。


2006/10/11収穫 ヤマドリタケモドキ


こんなに大きい物はじめてかも。
私の手は大きくて、掌の長さは18cm、4本の指の幅7cmあります。
左の方、輪切りになった虫食いきのこが、普通サイズ。
それに比べて、右の2つの大きいこと!

このきのこは、軸の芯の部分はふわふわしてあまりおいしくないので、あまり大きくても嬉しくないのですが、虫食いもあまりなく、結局全部食べてしまいました。
代わり映えしないのですが、ニンニクとオリーブオイルでソテー。

あと、一部取り出して、こんな風に。


ジャガイモと一緒にキッシュ風



fleur de selさんの軽いグラタンの写真が記憶にあって、でもレシピ記憶になくて、適当に作ってしまいました。今度はちゃんと作らなくては。

1)ジャガイモの皮を剥いて、スライス
2)お湯を沸かし、そこで7分通りジャガイモをゆでる。
3)容器にバターを塗り(このときは忘れました)、一番下に刻んだネギ、そして
  ジャガイモを並べる。
  キノコのソテーを所々に挟み込む。
4)キッシュのアパレイユのようなもの(生クリーム、卵、牛乳、塩、胡椒)を流し込む。
  きのこがある場合はジャガイモは9割方ひたっている方がいいようです。
  今回6~7分目程度だったのですが、きのこがアパレイユに沈まず、結果焦げ気味になってしまいました。
  ジャガイモは、アパレイユの上はもっちり、下はほっくりでおいしかったのだけれど。
5)オーブンで25分くらい焼く。


皮をむいてスライスしてから加熱したジャガイモは、皮ごと蒸かしてスライスしたものとは違う味わいです。表面のデンプンが洗い流されて、あっさり、もっちりした感じかな(おいもの種類にもよりますが)。
皮がもったいなくてこれまでは蒸かす派だったのだけれど、こういう調理法もいろいろ試してみよう!

コメント (2)
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