年末恒例の作業はぼつぼつ捗っています。
自分ではまあ慣れた作業なので、ブログ記事にしにくい(目新しさがない)のだけれど、やっぱ覚書として書いておいた方がいいのかな・・。(記事にしていないと、すべて記憶から流れ去ってしまうし・・)
かなりがんばってて、
・フルーツケーキ(1バッチ、5本終了)
・レープクーヘン(お菓子の家のパーツ)
・干し芋づくり、小さい芋からぼつぼつ
・干し芋用箱作り(これが意外と重要。さて干しあがった、おすそ分け、というときに箱がないと困る)
・ゆずピールづくり(巻き柿用)
・ニンニク追肥
(あれ?これだけ?)
異例の順調さの理由は、21日(日)から丸一週間、ダンナサマが出張なため。
食事は、土曜にポトフを沢山作ったのでそれと、あとチーズや作り置きのピクルス、冷凍しておいたものがあれば十分。準備も食事時間も最短で済みます。
という訳で23日は、比較的フリー。
ここ数年、やってみたらどうかな?と思っていたことをやってみました。
冬の畑を耕しておく、というものです。
(「寒おこし」というようです)
本職の農家さんの畑は、晩秋には作物の残骸をすっかり綺麗にし、ざくざくと耕してあるのを見かけます。
やはり利点があるのよね?
普段の冬は雑草ぼうぼう、ナスや紫蘇の枯れ木がつっ立っており、マルチもところにより張りっぱなしなのですが、真似してみようかと思います。
サツマイモ収穫後、コツコツと作業してマルチをはがしたり、ハヤトウリの大量の残骸をロール状にし、溝を掘って埋めたりしてきました。
干し柿が一段落して、寒さもまだ耐えられる程度の今が畑作業のチャンス。
かなり広く場所があいたところを、耕運機で耕すぜ! ぐいぐい!
まず東西方向にオーバーラップするようにまんべんなくかけ、次に南北方向にもざっくりかけました。
効果のほどは、実はやや不安です。
・春に耕すとき、耕し易いはず(これはおそらく確かなのだけど)。
・深めに耕してモグラの穴を壊しておくと、ある程度モグラ・ネズミよけになるんじゃないかな?
・でも逆に、いま植わっているところ(ニンニク)の地下にモグラが集結?
・よく耕しすぎて、ミミズがみんな死んじゃったかしら?
・どこからともなく伸びてくるスギナの地下茎を分断してやっつけたいのだけれど、今回粉砕したかけらの全てからまた発芽してきたら、スギナが余計に繁茂してしまうということに・・・?
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ビフォア写真は撮り忘れましたが、アフターはこんな感じ。 しっとりほろほろの、いい感じの土になりました。
子供の頃住んでいたところは海辺で、地面は基本的に砂。庭に何か植えるためには各家で土を買って客土する必要がありました。 子供にとってはおだんごがつくれるような土は大変貴重。 「ユウコちゃんちの通りに、土あったよ!」 と子供ネットワークで情報が広まって、砂糖にたかる蟻のように子供たちが(誰かの家の前に積んである)土の山に集まったものでした。 (今思うと土を買った人は困ってたよね)
あの頃の自分に、ここの土をひと山あげたいものだ。
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無心に耕していたので、うっかり忘れていました。
可哀想な残骸は、ニラ。
いま地上部に何もないし、雑草も茂っていて失念してましたが、ニラが植わっていたエリアがありました。 畑友に、また苗を分けてもらおう・・・。
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興味深い発見も。 このにょろにょろしたゴボウみたいなものは、ハヤトウリの根。 しなやかなロープのような長くて強い根が、不気味なくらいにょろにょろと伸びていました。 あの地上部の茂りっぷりからすると、根の長さにも納得です。
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ニンニクはそれぞれのマルチの穴に粒肥料をざらっと播いて追肥しました。 (株に近すぎる気がするけれど、他におもいつきません。一列おきならば、列間の穴に播けばいいのかな?) これは多分福地。冬は背が低くぺしゃんとして、葉っぱが黄色くなります。
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こちらはスペインの品種(アホ・モラード)。 明らかに状態が違います。 地上部から茎がすらっと高く伸び、葉っぱも緑です。
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実はやり終わってから「寒おこし」で調べたところ、スコップでざっくり掘り返し、その土を盛り上げておく位の粗いおこし方がいいのだとか。その方が地下の深めのところまで冷気にあてることが出来るのだそう。
今回は耕耘機を使ったので、土はホロホロに細かくなってしまっています。これでもよかったのかしら?
でも、セオリー通りスコップでやるのは、この広さではちょっと無理・・・。やらないよりは、機械ででもやっておいてよかったよね・・?
3時間ほどで耕し終わりました。思ったよりは短時間で済みましたが、それでもぐったり疲れて、夕方にグー(昼寝)。
「がんばらなくっちゃ、がんばらなくっちゃ。寒いから燃料入れなきゃ」と作業前にわふわふと、クルミあんぱんやらミカンやら色々食べ過ぎたせいもあるかも。