採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

能鑑賞

2018-03-30 | +海外

3月3日のことですが、父に誘われて能鑑賞に行ってきました。

能鑑賞

場所は千駄ヶ谷の国立能楽堂。
初めていくところです。

能鑑賞

席は、舞台の出っ張ったところに向かって左側の最前列。ものすごくいい席でした。

能鑑賞

演目は「望月」。
あらすじはこちら
元武士で宿屋を営む主人公のところに、たまたま昔の主君の妻子が泊まりにきます。この主君は望月秋長に陥れられて亡くなったのですが、仇・望月も(裁判で許されて)この宿に来るのです。
この偶然を生かして敵討ちを、ということで、酒と踊り(花若(子役)、主人公がそれぞれ踊る)でもてなし、望月が酔って眠り込んだところを討ち取る、という話でした。

能は、小中学校の頃に、学校でちらっとビデオか何かで見たような気がします。
当時は何がなんだかさっぱり分からなくてまったく興味も持たなかったけれど、大人になってみると、それなりにいいものだなあ、と思いました。
あらすじと、あと詞書(セリフ)を予習しておいたので、当日セリフを完全に聞き取ることはできなくても、ほとんど問題なしでした。
バレエやオペラ、インドネシアのラーマヤナも、セリフはない/分からないでも、様式、舞踊、衣装などを総合した雰囲気で楽しめますが、それと同じです。

衣装だけでも見ごたえがあります。
日本の過去の、いつかの時代のある階級が、実際に着用していたはずの服だと思うのですが、どういう経緯でこんな構造になっているのか、また着用方法などまったく分かりません(今でも見る着物や袴とはまた全然違うのです)。でも謎なりに、とっても綺麗なのです。

復讐を遂げるシーンでは、仇役はそそそっと舞台から退き、仇の笠を本人に見立ててそれを刺す(ふりをする)というものでした。いまどきの映画ではどんな殺人シーンでもリアルに描いてしまいますが、昔は舞台上で人を斬りつける(ふりをする)のも、はばかられたのかしら? だったら敵討ちのストーリーでないほうが・・?
いろいろ不思議で、日本の古典芸能ではありますが、外国のものを見ているような新鮮な気分でした。

能鑑賞

メインの「望月」の前に、謡+舞と、狂言もありました。
狂言は、セリフが分からないとオチが分からないというものですが、何とか聞き取れました。結構面白かった。
謡+舞は、何かもっと長いものの一部を抜粋したもののようですが、前後関係もセリフもまったく分かりませんでした。(演目は当日知ったので予習も出来なかったし)これの面白さはさっぱり分からなかったなあ・・・。





実は千駄ヶ谷の近くにはいとこが住んでいます。
なので能鑑賞前に彼を呼び出して、3人でぶらぶら散歩してランチをしました。

能鑑賞

オリンピックに向けて国立競技場、絶賛工事中。千駄ヶ谷駅はごく小さな駅なので、このお客さんを全部処理出来るのか不思議になります。
近所に住んでいて観察し放題のいとこによると、更地になってから、地下の工事をしている段階がすごく長かったとのこと。地上の建造物を立て始めてからはすごく早いみたいです。

能鑑賞

鳩ノ森神社という神社がありました。
棋士の人たちがよくお参りする神社のようです。
境内には「富士山」が。登頂してきました。

能鑑賞

ランチはいとこが探してくれて、HATONOMORI(食べログにリンク)へ。とてもしゃれた感じの、スパイス料理のお店です。

能鑑賞

カレーもあって迷いましたが、サバサンドを頼んでみました。パクチーや何かスパイシーなソースなども挟んであり、とっても美味。


お父さんへ:美味しいランチと、能のすごくいい席をありがとうございました。
能は、予想よりずっと面白かったです。よかったらまたお願いします。

いとこ君へ:突然休日に誘って、すてきなお店に連れて行って下さってありがとうございました。また能鑑賞がある場合は、もしかしてまた声をおかけするかもしれません。またよろしくお願いします。

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マレーシア2018:買ったもの

2018-03-29 | +海外

マレーシアで買ってきたものの写真です。

オリーブ塩漬け

お茶類。
左のふたつは先日記事にしたTWG Tea。

右はカルダモンティとボリジティ。
どちらもさほど印象的な風味ではなかったです。

オリーブ塩漬け

蜂蜜。
こんなちっこいもの2つだなんて、私も自制心がついたものだ。本当はオーストラリア産の結晶蜜(大瓶)に心が動いたのだけれど。

我慢したようでいて、実は節約できてません。右はcedar honeyというもの。cedarは杉で、蜜をつくる植物ではないけれど、ある種の昆虫がその樹液を吸って作り出した体液を蜂が集めて作ったもの(甘露蜜)なのだそうです。ちょっと珍しいから買ってみたのだけれど、値段が90リンギ。レート換算を間違っちゃって、900円くらいのつもりでお会計してました(ほんとはその3倍)。
図らずも高価な甘露蜜は、ねばねばして松脂みたいな感じ・・・。あんまり好きじゃないかも・・。(もちろん全部食べるけどさ)

オリーブ塩漬け

テンペ。
インドネシアで食べた揚げテンペが美味しかったので買って、家で揚げてみましたが、これはさほどでも・・・。
インドネシアのものよりも納豆っぽい味が強かったです。

オリーブ塩漬け

スナック系。
上記まで、ハズしてばかりでしたが、これはみんなあたりでした!
上ふたつはひよこ豆。右はインド風のスパイシー&酸味の味付け、左はごく薄い塩味。
下左はキャッサバチップ、下右は調理用バナナチップ。どちらも薄塩味。

薄塩ひよこ豆はとっても好み!
日本でもどこかで買えるかな。

オリーブ塩漬け

アラブパン。
LULUハイパーマーケットで5袋くらい買って、帰宅後すぐに冷凍しておきました(2枚おきにアルミ箔を挟んでます)。

オリーブ塩漬け

こちらは頂きものなのですが、スパイス各種。
インド系マレーシア人の方に頂戴しました。
シナモン、カルダモン、フェネグリーク、クミン、のシード類。
そしてフィッシュカレーパウダー、ターメリックパウダーなど。
スパイス料理、せっせと作って消費しなきゃ。


このほかに、アラブ菓子とインド菓子も買ってます。

バターが買えなかったのがちょっと(かなり)残念。

「こっ、今回は下見だし!」

と負け惜しみを言っていたら、ダンナサマに笑われてしまいました。
また行く機会があるといいなあ。

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いのししケバブ

2018-03-28 | +ふたりの日

お友達のつてで、福井のイノシシ肉をまとめて取り寄せて冷凍しています。
昨年も4キロほど買って、小分けして真空パックしてあります。

イノシシというと脂ののったバラ肉のぼたん鍋が一般的でしょうか。
それもいいけれど、私はどちらかというと赤身のファン。
赤身肉のイノシシシチューは一度は作ります。
あとは、ひき肉料理。
モモ肉には分厚い皮下脂肪がついているので、肉と脂身をそれぞれフードプロセッサーにかけてひき肉を作ります。
(固さが違うものを同時にかけない方がよいです)
ちょっと固めのモモ肉などでも、ひき肉にしてしまえば問題なしです。
イノシシの脂身は、豚肉よりも融点が高く溶けにくいようで、脂っぽく感じにくいです。
豚の脂身は捨てちゃったりしますが、イノシシの脂は豚肉に混ぜて使ったりもします。
(豚肉+イノシシ脂で餃子など。なんとなく風味もいいような気がするのです)

先日は、イノシシの肉と脂身でケバブもどきを作りました。

イノシシケバブ

見えにくいですが、トマトソースの上に乗っているのが肉団子。


肉をFPにかけて、この前作ったケバブスパイスを混ぜ込んで、あと松の実も入れて練っておき、当日は焼くだけにしておきました。
あと、簡単なトマトソース(トマト缶、玉ねぎ、オリーブを煮詰めたもの)も前日に準備。(前に似たようなものを作った際、ソースなしで出したら、ダンナサマがトマトソースがあったらいいよね、とリクエスト。私は肉団子をもさもさ食べるのでもいいけれど、ダンナサマはうるおい感が欲しいようです。)今回はトマトソースをちょっと煮詰めすぎました。
二日がかりで作ったのに、食べるのは一瞬で、またすぐに次のごはんのことを考えなきゃいけなくて、ちょびっとがっくし。

肉団子とサラダの上にふりかけてあるのは、スマックという中近東の調味料。ウルシ科の植物の実を乾燥させて粉にしたもので、酸味とわずかな渋みがあります。日本の「ゆかり」から塩気を抜いたような雰囲気があります。
粉末レモンみたいな感じで酸味をつけたいときに使えます。

シイタケはオリーブペーストで味付け。これはいまいち合わなかったかも。
シイタケはバターの方が合うかも。

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チョコがけ2018:ガナッシュ、さくらんぼ

2018-03-27 | +チョコがけ

3月初めごろ、チョコレート作業をまた少しだけやっていました。
ガナッシュと、サクランボのボンボンです。


マルゥチョコレート

というのも、買い置きのチョコレートがまだあったため。
こちらはMarouマルゥ というベトナムのメーカー。
美味しいかも?と試しに買ってみたものです。
カカオ65%で、色はやや明るい茶色、わずかにざらつき感がある印象でした。
(悪くはなかったけれど、いつものオペラ社のカルパノ、ガヤスの方が濃い感じで好きかな・・)

アールグレイガナッシュ

クアラルンプールで買ったTWGのアールグレイがとてもいい香りだったので、「これでガナッシュを作ったら美味しいんじゃない?」というダンナサマの提案。
ガナッシュっていまいちちゃんと乳化しているのかよくわからないけれど、ひとまず作ってみました。何事も練習だ。

さくらんぼチョコ

もうひとつはさくらんぼ。
ずっと前にお友達からアマレナ(サワ―チェリー)のキルシュ漬けを頂いていたのですが、うまく作る自信がなく冷蔵庫でずっと待機してました。

フォンダンは正式な作り方ではなく、粉砂糖に漬け汁(キルシュ)を垂らして適当に練ったもの。これをさくらんぼの周りに貼り付けます。

さくらんぼチョコ

さくらんぼは、軸をつまんで(軸がないものは手でサクランボ玉をつまんで)下半分だけまずチョコに浸し、そのあと再度全体をチョコがけします。

ガナッシュは、実験としてサイズ2タイプ。2.5×2.5㎝と、2.5×1.5㎝。結果、2.5×1.5だとフォークに乗せるよりも楊枝で刺す方が早いです。
2.5×2.5だと、重量があるため、楊枝だとやや不安定。でもフォーク方式だととても時間がかかる・・・。

さくらんぼチョコ

サクランボチョコは、チョコレートをたっぷり、が成功のコツだとお友達に教わりました。
で、けっこうたっぷりつけたつもりですが、軸のあたりから蜜がにじみ出てきました。幸い漏れ続けることはなく、流出はとまったみたい。
手前の逆さになっているものは、底に穴が・・。この穴は自然にはふさがらず、逆さのままキープ。早いうちに証拠隠滅してしまいました。

中央付近、軸がない丸いものが見えるでしょうか。サクランボの軸がとれてしまったものを、最初は手でつまんで下半分、次はフォークに乗せるようにしてチョコ掛けしたものです。こちらは蜜が漏れることもなくて、むしろこっちがいいかも?


あまり自信がなくて乗り気じゃなかった実験でしたが、いろいろと得るところがありました。

■サクランボチョコ
・中から液体が漏れるため、一口で食べる必要がある。母によると、大きくてちょっと大変、とのこと。
小さいサクランボを使い、粉砂糖をごく薄めにして、なるべく小さく作るとよいかも。
・サクランボの軸がなくてもなんとかコーティングできた。ということは、サクランボでないフルーツでもできるかな。
軸をカットした桑の実、ブルーベリーなどをお酒に漬けたものでやってみたらどうだろうか。
・チョコは厚めがいいので、ぽってり状態のチョコがいい。
 (テンパリングの具合で、サラサラのときとぽってりのときがある)
・軸つきサクランボチョコだと、いつものチョコの箱には入れられないかも。もし量産して誰かにあげる場合は箱を設計・準備する必要がある。


■ガナッシュチョコ
・細長い形状と四角い形状では、口の中への味の広がり方が違う。細長いと、当然ながら縦に口に入れる。こうすると、口の中になかなかチョコレートの味が広がらないまま喉の奥に消えてしまう感じ。2.5×2.5cmだと、まず最初にかじったときにより幅広サイズのものが口に入ってきて、比較的速やかに口の左右に味が広がって楽しめる。
つまり、チョコレートらしい味をより感じられるのは、2.5×2.5cmの方。
・ただし、2.5×2.5は、(日本人には)ちょっと大きいかな、という気もする。
やや薄めにすることで、ボリューム感を落とすといいかもしれない。
・2.5×2.5cmで、厚さを薄め(7㎜くらい?)にしてしまうと、楊枝で刺してのコーティングは難しいかもしれない・・・。斜めに刺すといけるかなあ。やっぱフォークかしら・・・。
・ガナッシュチョコの場合、コーティングのチョコレートはなるべく薄い方がいい。分厚いと、半分かじったときに側面のチョコレートがバラけてしまったりする(特に2.5×1.5の細長いサイズ)。
テンパリングの際、しっかり温度を上げてサラサラ状態でのコーティングを目指すべし。

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ダンナサマの頂きもの

2018-03-26 | +食べるもの以外

ダンナサマは、今年度で定年退職です。
3月1日に、お祝いの会を開いてもらいました。
忙しい年度末にもかかわらず、旧い仕事仲間が沢山集まって下さいました。

花束

花束を頂いたので、せっかくなので写真を撮っておきました。

花束

とってもカラフル。
赤、オレンジ、黄色、ピンク、白、いろいろな色を混ぜちゃっていいものなのですね。
こちらの花束は、あまりに巨大なので職場で飾って頂くことにしました。

花束

もうひとつ。
こ、これは「紫のバラ」?

白いのはストックでしたっけ。いい香りです。
こちらの花束は、家に飾りました。

花束

ふたつに分けて、片方は玄関に。
花瓶の部分、紙でカバーしてありますが、中身は梅酒瓶です。

花束

もう片方は洗面所に。
このブルーの花、名前は分かりませんが涼し気で綺麗☆

ボールペン

学生時代からの長年の親友から、とても素敵なボールペンを頂きました。
音楽好きのダンナサマ、ということで選んで下さったのではないかと思います。

「音叉」がついているのですが、これは、何かに使えるものなのかしら?

(写真あとで)

また別のお友達からはシャンパンを。
ダンナサマは幸せものですね~。


たまった有給休暇は消化するひまがなく、今週いっぱい、最後まで職場の片付けに通うようです。

「あと一週間だ~。終わったらのんびりしよう。つかれたよー、もう。」
と愚痴が漏れてます。
で、まだ終わっていないのに、気が抜けたのか、体調が悪そう。

一応4月からはまた別の仕事に就けそうだけれど、今よりは時間にゆとりができる見込みです。

Fujika:  「まずは体力づくりだよね!」
ダンナサマ:「・・・・。」
Fujika:  「返事がないよ~。」
ダンナサマ:「はにゃ」

運動嫌いのダンナサマに何をさせるかが問題です。
(そうだ、畑も手伝ってもらおう。『パイナップルアーミー』にも穴掘り訓練が出てきたし、畑を掘り返すのはいい運動になりますよね)
そして、運動のほかにも1つ、二人でできる趣味があるといいですよね。

ご夫婦で共通の趣味がある方、一緒にエクササイズをされている方、何かアドバイスがありましたらお願いします!

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マレーシア2018:TWG Tea

2018-03-20 | +お茶・お酒

TWGという紅茶屋さんがあります。

たまにダンナサマがティーバッグを1つ2つもって帰ってくれることがあるのですが、布製でミシンで縫ってあるティーバッグで、茶葉もたっぷり入っていて、なんだか高級。そして味もとてもおいしいのです。

そのTWGのお茶屋さんがクアラルンプールにあるということで、がんばって行ってきました。
パビリオンというショッピングモール内にあるようです。

調べてみると、TWGはThe Wellgeing Group の略(トワイニングとは関係ありません)で、シンガポールで2008年に誕生した「ラグジュアリーティーブランド」。
この「ラグジュアリー」に気付かずにお店に行って、お値段にドキドキしてしまいました。

TWG紅茶

お店は比較的小ぢんまり。
ショップの一角がティーサロンになっていて、お茶やお菓子を頂くこともできます
ティーバッグとフレーバーティーが目につきました。
(黄色い缶がずらっと並んでいたので、紅茶茶葉の量り売りももしかしたらあったのかもしれません)

フレーバーティは香りを嗅いでみられるようになっています。店員さんにぴったりはりつかれてしまい、ちょっと落ち着きませんでしたが、ほぼ全部嗅いでみました。

TWG紅茶

紅茶とは思えないお値段でしたが、「せっかくの旅行の記念だし、洋服やキラキラものよりは安いし、結構長く楽しめるし、ええい買っちゃえ!」と自分を鼓舞。どうせ無駄遣いするなら、と1つに絞り切れず2つも買ってしまいました。
ちなみに、1つ120リンギ。(1リンギ30円だから、10を掛けてさらにそれを3倍。10掛けた段階で脳がやんわり計算を拒否して現実を否認するのよね・・)

TWG紅茶

それにしても、さすがの高級店、パッケージの色、柄、フォントデザイン、紙質、印刷、何から何まで素晴らしいです。パッケージが素敵で欲しくなった種類もあったほど(フレンチアールグレイという箱のデザインがとっても好み☆)。
「でも、パッケージは食べられる訳ではないし、結局は外側は捨てることになるのだし」と辛うじて正気を取り戻し、味(香り)で選びました。(リッツィの方が香りが強めで、同じ値段なら濃い香りの方がお得かなという貧乏根性・・)

TWG紅茶

がんばって選んだのはこのふたつ。
リッツィーアールグレイRitzy Earl Gray
(パリのリッツホテルとの共同プロデュースなのでしょうか)
「ベルガモットや矢車菊、希少な白葉院宣をブレンドした華やかな紅茶です。優雅でクラシックなお茶です。」

ブレックファーストクイーンティーBreakfast Queen tea (今年の新作だそう)
「甘いレモンと高貴なバラのほのかな香りが繊細に調和した爽やかな緑茶が、感覚を呼び覚まします。優しい目覚めを呼び覚ます一杯です」

TWG紅茶

フタの差し込みのところに、淹れ方の情報がありました。
1/2リットルにつき5g、95度のお湯で3~4分。

TWG紅茶

こちらはリッツィーアールグレイの茶葉。
矢車菊の花びらが、(味に何らかの影響を与えているかどうかは不明ですが)とても綺麗・・・。

 

ダンナサマには値段は内緒にしておこうかと思ったけれど、つい白状してしまいました。
そしたら、「ワインだと思えばそれくらいありじゃない?」ですって。せいぜい2晩で飲み切ってしまうワインに比べたら、だいぶ長く楽しめるし、ひとまず1回くらいは買ってよかったかな?

矢車菊を畑に植えて、Myフレーバーティを作れないものかと考えたりもしています。


■参考情報
高級紅茶10選
FORTNUM & MASON フォートナム・メイソン MARIAGE FRERES マリアージュ フレール(フランス)Ronnefeldt  ロンネフェルト(ドイツ) JING Tea ジン ティー(イギリス) KUSMI TEA クスミ ティー(ロシア) DEMMER デンメア(オーストリア) TWG Tea ティーダブリュジー ティー(シンガポール) BASILUR バシラー(スリランカ) Mighty Leaf マイティーリーフ(アメリカ) LEAFULL DARJEELING HOUSE リーフルダージリンハウス(日本)

TWGは、マリアージュフレールに惚れ込んだ実業家が人材を引き抜いて作ったという情報も。

日本にも店舗があったりネットでも買えます。値段はお店によって違うようなので、よく調べてから買うといいかもしれません。高島屋オンラインストアが、比較的穏当な値段に思いました。クアラルンプールで買うのとほとんど変わらないくらいです。

マリアージュフレールもいろいろなフレーバーティで有名ですよね。黒い缶のものしか知りませんでしたが、TWGのこれとよく似た細長くてゴージャスなデザインのものもあるようです。(どちらが先か分かりませんが)

メルカリで検索するとTWGの箱・缶だけの出品もあったりするようです。とっても綺麗だし、買う人がいるのもわかる気がします。

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オリーブペースト

2018-03-19 | +野菜系保存食



オリーブ塩漬け

2016年にお友達の畑でオリーブを摘ませて頂き、大量の塩漬けを仕込みました。
イタリア在住のAさんに教わった、10%の塩水に漬けておくだけ、というシンプル方式。
最初は渋くて食べられませんが、いつの日にかオリーブの味になるようなのです。

イタリアでは常温で保管するらしいですが、私はそれではちょっと怖いので(以前、冷蔵庫においたものを常温に出してみたらえらいことカビた)、やはり冷蔵庫。

オリーブ塩漬け

1年以上経ち、味見するのもドキドキします。
カビらしいものは見えませんが、梅酒の大瓶は、なんか発泡してるっぽい気がするのよね・・・。

梅酒瓶は怖いのであとまわしにして、ペットボトルを1本あけてみました。
漬け込むとき、どうやって取り出すんだろう?、と思いましたが、案の定、口から取り出すのはほぼ無理。逆さにすると、まず塩水がどばどば出てきて、オリーブは2粒くらいは出てきますが、そこでスタックしてしまいます。
結局ペットボトルを切り開いて一度ボウルに受け、そのあと別の容器に移しました。
10%のままだと、結構塩辛いです。おつまみ用は、少量を別の容器にとり、水を足して塩分濃度を少し下げると食べやすいです。


未開封のものもまだまだ沢山あるし、消費促進のために加工を考えてみました。
種をとってペーストにしたら、だいぶスペース削減になるのでは?
タプナードというフランスのオリーブペーストは、ツナが入るようです。
ツナの買い置きはないので、とりあえず自己流でオリーブペーストを作ってみます。

■■グリーンオリーブペースト
■材料
グリーンオリーブ塩漬け(10%塩水漬け)
ケイパー塩漬け(軽くゆすいで表面の塩を落として絞る)
にんにく(水と牛乳半々で電子レンジにかける。生にしたかったのだけれど、生ニンニクを食べるとダンナサマはおなかをこわしてしまうので)
パセリ
レモンの皮
オリーブオイル

オリーブペースト




材料をフードプロセッサーに入れてペースト状にします。

オリーブペースト

オリーブオイルも足すと、こんな感じ。


かなり塩辛めではありますが、調味料的な使い方をするものなので、これ単体で食べてちょうどいいくらいだと、薄すぎてしまうと思います。なので、心を鬼にして塩辛いままで!
(オリーブやケイパーを塩抜きしたいのを、ぐっと我慢した)

適当に作ったのだけど、なんかすごくおいしくできました。
自分で作ったのに、「え?何が入ってるの?」と思うような変わった香りがします。
レモンの皮の香りかな?

パスタに和えたり、パンに塗ったりするつもりで作りましたが、最初の出番はドレッシング。
レモン汁を混ぜ、パンプキンシードオイルを少し足してドレッシングにしたら、お店のドレッシングみたいに濃厚・複雑な味にできました。パンプキンシードオイルのナッティな風味がオリーブとよく合います。


そうか、ペスト・ジェノベーゼ(バジルペースト)みたいに、ナッツを混ぜてもよかったのかも。(塩気も少し薄まる)
作るときに混ぜてしまってもいいし、食べるときに刻んだナッツを混ぜても、カリカリした歯ごたえがあっていいかも。


今回はごく少量、テスト的に作っただけだけれど、レモンがあるうちにもうちょっと作っておきたいと思っています。

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自家製ドライアプリコット(干し黄梅)

2018-03-16 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

昨年は、梅シロップ1瓶分だけ、梅を摘みました。
液体があがってきたらくみ出して、更に梅をぎゅうぎゅう詰める、という方式。
で、5リットル瓶いっぱいの梅が。

梅シロップは梅酒と違って常温保存は心配です。
なので冷蔵庫に。
5リットルの瓶は、背が高くて2号機に入りません。

梅シロップの梅

という訳で、メイン冷蔵庫に梅酒瓶が鎮座。
(梅をとりだした後に写真をとりました)

梅シロップの種は、2014年に思いついて以来、半割にして干すことにしています。黄色い梅でつくると、ドライアプリコットみたいになるのです。(それまではジャムにしてました)

自家製ドライアプリコット

半割にして種をとった梅は、この鍋にこんもり山盛りありました。

自家製ドライアプリコット

過去記事を見ると夏に処理していることが多かったですが、今年はだいぶ遅れて、今頃になってしまいました。
この時期、天気が安定しないのが困りもの。

自家製ドライアプリコット

梅干し用ざる2枚分の梅です。
厳選して大粒を選んで摘んだので、梅シロップ漬けこみ後でもかなりの大きさ☆

自家製ドライアプリコット

真夏ならば2日ほどなのですが、今回は天気がいまいちだったので3日干しました。
結構小さくなってますね。

自家製ドライアプリコット

少量ずつ真空パックして、冷凍しておきます。

自家製ドライアプリコット

生の時よりもだいぶコンパクトにはなりましたが、それでもかなりの量だ・・・。


がしがし使っていかなくてはいけません。

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ターキッシュディライト

2018-03-15 | +バクラバ・アラブ菓子(購入)

知人からトルコ出張のお土産を頂いてしまいました。
(Yさん、ありがとうございました!)

ターキッシュディライト

ターキッシュディライト☆
ロクムlokumというのがトルコでの呼び名です。

ターキッシュディライト

ロクムは澱粉でつくったもちもちした甘いお菓子で、香りづけや混ぜるもので、無数に種類があります。(バラの花の香りなんてものも)
今回のこちらは全てナッツ入りで3種類の詰め合わせ。


上下の薄茶のものは、干しイチジクとクルミ入り。イチジクの種がぷちぷちしています。
オレンジ色のものは、ヘーゼルナッツ入り。ニッキの香りかな、エキゾチックな風味です。
緑色のものは、ピスタチオナッツ入り。


食感というか歯ごたえは日本のクルミ入りゆべしに近いです。ゆべしは塩味があったりしますが、ロクムは塩気はありません。

干しイチジク入りは初めての体験でした。
ナッツのポリポリ感とイチジクの種のプチプチが、とてもいい組み合わせだと思いました。
そういえばエゴマ入りのお餅も、プチプチがよかったです。あれにナッツも入れたらいいかも。だんご類、何にでもエゴマ入れてみるといいかも。

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いもの粉だんご(かんころだんご)

2018-03-14 | +お菓子(各国)

食材整理キャンペーンをこつこつ続けてきて、だいぶ冷蔵庫がすっきりしてきました。
スカスカ、という訳ではなくて、循環してるなー、という実感が出てきた感じ。
こうなってくると、あんまり動きがない(つまり在庫がなくならず買い足したりもしていない)ものが分かるようになってきます。
(昔は、「何か知らないけどいろんなものがいっぱい」という感じだった)
そういうものは、自分が使いこなすのが苦手ということ。

どうやら粉類にあまり動きがありません。
粉ものは食べるのは好きなのだけれど、作るものは結構限られています。
しょっちゅう作るのは天ぷら、お好み焼き、くらいかなあ。お菓子も時々作りますが、昔よりは頻度が減りました。(パンが作れたらいいのだけれど)
産直などで珍しい粉を見るとつい買ってしまうのですが、出番があまりない感じ。

とりあえず、在庫を使おう。
今回のターゲットはこちら、「いもの粉」。

かんころ粉だんご


かんころ粉ともいい、スライスして干した生のサツマイモを粉にしたものです。昔はどうだかわかりませんが、ものすごく細かく製粉してありました。
いもの粉の半量の小麦粉と混ぜて水で練り、茹でておだんごにします。
やっぱり冷蔵庫で眠っていたもち小麦粉の出番。

かんころ粉だんご

水を入れてよく練ると、ベージュ色の生地になります。粘りはあまりなく、比較的割れやすい状態です。
成形して茹でます。(蒸すというレシピもあるようです)

かんころ粉だんご

ゆでるとちょっと色が濃い目になります。
細長い形状のものもありますが、これは手で握った指の形そのままのもの。いもの粉だんごでは、こういう成形方法もあるようです。粘りがなくて割れやすい生地だから、この成形方法は合理的だと思いました。


サツマイモのアクが強かったらどうしよう?と思って長いこと作らず仕舞いでしたが、食べてみるとアクはなく、ほんのり甘い、素朴なおだんごです。
もち小麦粉を使ったせいか、もちもち感もあります。
黄な粉をかけたりもしてみましたが、茹でたままの方が、素材の味がよく分かっていいかも。
小豆餡を包んだり、サツマイモを包んで蒸すというごちそうレシピもあるようですが、水で練って茹でるだけというのはとっても手軽でした。
(ダンナサマはこういうものはあまり好きではないので、ダンナサマが出張でいない日の朝食にしました)


昔は当然、自宅でかんころ粉を作っていたようです。
サツマイモって、いったん収穫してしまうと長く日持ちさせるのはけっこう大変なので、かんころ(生の芋をスライスして干したもの)にしておくというのは保存の知恵ですよね。
検索したら、今でもかんころから自作する、という人もいるようでした。
むかしは唐臼など製粉の道具があったかもしれませんが、今ならばフードプロセッサーやミキサーで製粉するのだそう。ちゃんと細かくなるのかしら?
昨秋のサツマイモが何本か残っているので、ちょっとやってみたい気もします。
(でも、かんころを作るなら、晴天で乾燥している冬だったなあ)


■参考情報
農文協の電子ライブラリページだんご類
各地で作られているようで、いろいろな呼び名があります。
さつまだんご、いもだんご、さつまもち、いももち、ほしかもち、かんころだんご、いもん粉だご、からいもだご、かんくろだんご、こっぱだご

かんころだんご レシピ1 レシピ2 レシピ3

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