採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

パネトーネイベントにて8種試食

2021-12-27 | +パネットーネ・コロンバ

11月27日、とあるパネトーネイベントに出席して、パネトーネをいっぱい試食してきました。

行ってきたのは、パネトーネソサエティという団体主催の、
パネットニアーモ2021Novembre テイスティング会

ちょっと前に、こちらの団体のサイトをお友達に教えて頂き(Aさん、ありがとうございます!)、
時々ホームページを覗いていたのでした。
で、たまたま、このイベントの告知が。
試食できるもののラインアップも公表され、大半が食べたことがないものということを確認して、申し込むことに。

いちおう念のため
「パネトーネの試食、ダンナサマも行く?」
と聞いてみたところ
「えー、せっかくだから行こうかな」
と。
えっ、そうなの。

甘ものばかりだから、パスするかと思っていたのに。
(でもって、参加費、高いのに)

でもまあ折角だから二人で行った方が楽しいかも。仕方ない。
せめてダンナサマが楽しめるよう、ドリンクは、アルコールあり、にしてみました。
(ノンアルもしくはアルコールドリンク)


場所は、四ツ谷の小さなイタリアンレストラン「オステリア・デッロ・スクード」。

パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会

出番をまつパネトーネたち。
午前の部、午後の部があり、我々が参加したのは午前の部。
(その日の夕方、お客さんの予定をダンナサマが入れてしまったため)

おそらく奥が、午前の部用。

パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会

座席はこんな感じ。
飲み物をいろいろ出して頂けるので、グラスが沢山並んでいます。

パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会

これは、口直しのおつまみ。主に塩味です。


さて、試食は、クラシコ4種と、各種味つき4種。
まずはクラシコから。

パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会
パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会
パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会

左から
K ランテルナ・マジカ(日本)
B オステリア・デッロ・スクード(日本・会場レストランご提供)
G フラッカーロ
D ジャンフランコにコリーニ


K ランテルナ・マジカ(日本)
レストランとしてパネトーネを作り始めて、12年目だそうです。
ちょびっと齧ったところ何だか固く、香りもなくて、そういうものかと思っていたら、どうやら冷えすぎ状態だった模様。
持ち帰って少しあたためたら、バターの香りや甘みなど出てきました。
生地に酸味はけっこうあり。
イタリアのパネトーネは香料を使う場合が多いようだが、こちらはあえて不使用。

B オステリア・デッロ・スクード(日本・会場のレストラン)
今年初めてのチャレンジとのこと。
料理の仕込みをしながらのパネトーネの手入れは結構大変だそうです。
生地の酸味は、ランテルナ・マジカよりは少な目。
生地は気泡ちいさめで、柔らか、ふんわりしたスポンジ系。
使っているレーズンが酸味があるタイプなのが好み。

G フラッカーロ
生地の色が、(他と比べてだが)うす茶色。
さわやかでフルーティな香り。
みっしり、丈夫な生地とメモにあるが、冷えていたせいかも。
やや個性弱めか。

D ジャンフランコ・ニコリーニ
大き目の気泡が沢山入っていて、カットするときに、ぼわんぼわんと軽い感じ。
とても気泡が多いにもかかわらず、ドームが潰れていなくて、おそらくきちんと箱に入ってるのが好ましいです。
何だかわからないけれど、複雑な香りがよく香った。
縦にのびた組織の感じもとてもよく、これは、今まで食べたことがあるパネトーネとはまた違う、ぼわぼわ系?
美味しいので、もっと食べたいと思いました。

これのみ、イベントの時点でまだ買える唯一?のパネトーネのようでした。
販売代理店関係者の方が来ていて、
「青山のボンタ・イタリアというカフェでピースのイートインもしくは持ち帰りで買える」
とのチラシを下さいました。
(他パネトーネのの代理店も来ていましたが、今季の販売は終わりのようで、全く案内なし)



次は、独創パネトーネ。

パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会
パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会
パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会

左から、
E バロッコ(ボッテガ)のマロングラッセ(イタリア)
L ルカ・マンノーリのコーヒー・ミルクチョコ・ヘーゼルナッツ(イタリア)
C オリヴィエリのベリーとホワイトチョコ(イタリア)
J ムッツィ洋梨とチョコ(イタリア)


E バロッコ(ボッテガ)のマロングラッセ(イタリア)
バロッコは、非常にメジャーな工業製品で安いものもありますが、これは少し高級な「ボッテガ」ラインだそうです。
マロングラッセのパネトーネはそれほど好みではないので、印象もそれなり。
美味しいけど、おかわりできるなら違うやつがいいかな。ていうか、最初から違うやつがよかったかな。

L ルカ・マンノーリのコーヒー・ミルクチョコ・ヘーゼルナッツ(イタリア)
これは、主催者の方が特別に取り寄せて下さったもののようです。
縦長タイプのパネトーネ。
チョコの味がおいしすぎて、生地の味はよくわからじ。
これは、一個まるごと買いたいおいしさでした。

C オリヴィエリ1882のベリーとホワイトチョコ(イタリア)
今年とても気になっていたパネトーネでした。
(こちらのネットショップでは、日本への発送もやっていて、買い物かごに入れるところまでしたくらいでした。)
日本で普通に買えるところはなく、特別なルートで準備して下さったもののようです。
ドライカシス、セミドライいちごなどのベリーは酸っぱく、ホワイトチョコは目には見えにくいですがやさしい甘さ。
美味しいです。(ホワイトチョコって甘すぎるかな、と危惧しましたがそういうことはなく)
生地の色は普通(特に目を引く黄色ということもない)のですが、独特の食感と質感でした。
もし買う場合は、生地の味を楽しめる具がいいかも。

J ムッツィ洋梨とチョコ(イタリア)
イータリーで買ったムッツィ・トンマーゾと同じメーカーですが、イータリーのものより少し高級なラインとのこと。
なので、前に食べた、100gサイズの洋梨とチョコレートよりは、チョコの粒も大きくて美味しかったです。
でも、洋梨はやっぱピンとこないかな。。。
でも、この高級ラインでも、上のドームが盛大につぶれています。
箱じゃなくて紙包みなのでしょうか。(印象よくない)



パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会

ひとりあたりのポーションは、これくらい。
16分の1かな?もっと少ないかな?
とはいえ8種類もあると食べきれません(お酒に苦戦してたせいもある)。
会場はけっこうにぎやかで、集中して味見できない状態で食べてしまうのも勿体ないです。
こんなこともあろうかと一応タッパ持ってったのですが、最後、持ち帰り用ビニール袋も配られて、助かりました。


パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会
パネットニアーモ2021Novembreテイスティング会

お酒のリストはこちら。
ソムリエさんが出席して下さって、お酒のチョイス、サーブをして下さいました。
私は知らなかったのですが、パネトーネには甘いスパークリングワインをあわせるのが定石なのだとか。
そのほか、アマレット、ヴェルモットなど、いろいろ味見できました。
が。
全てが甘いお酒。
甘い、強めのお酒ばかり何種類もというのは結構大変。
会場では、お酒を飲み干すのに集中し(持って帰れないので)、パネトーネまではちょっと進まない、という状況でした。
(他の人はどうなのか分かりませんが)
アルコールなし、水とか麦茶だけで、パネトーネのポーションがもう少し大き目の方がよほど嬉しいんだけどなあ・・・・。

持ち帰ったものは、必要に応じてあたためて味見しました。
会場よりよく味がわかったので、持って帰ってよかったです。

会場では、名刺交換をしている人たちが多数。
どうやらかなりの方が食品/飲食業界のようでした。


楽しいイベントでしたが、ちょっと残念だったのは、原材料の記載部分が見られなかったこと。
できれば全てについて配ってほしかったなあ。
小麦粉がタイプ0なのか00なのか、など、作り手のこだわりが原材料欄から少しは分かるので。

あと、提供されたパネトーネが、今年は売り切れで買えなくてもいいので、どこで買えるのかの一覧もあるとよかったです。
代理店の方々が来ている割には(一社以外は)全く情報がなく、
「へー、予約で売り切れてて、これ以上売る気はないんだー」
という印象を強く持ってしまいました。


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りんご こみつ(品種名こうとく高徳)

2021-12-22 | +フルーツ

高級りんごを頂いたので、ご紹介します。

ちんまり小さくてかわいいこちらは、「こみつ」。

こみつりんご

こみつというのは商標名で、品種名だと 高徳こうとく になります。
高徳の中でも糖度や外観など一定の基準を満たしたものが、こみつ と名乗ることができるようです。

こみつりんご

名前のとおり、こぶりで可愛いサイズで、切ってみると蜜がいっぱい!

こみつりんご

縦に切っても蜜がしっかり分かります。

高級なギフトカタログで、見たことだけはあったりんごでした。
味見は今回が初めて。
蜜が多いというだけの見掛け倒しでは・・、という先入観がちょっとあったのですが、実際頂いてみると・・

おお、味が濃くて美味しい!
小さい分、組織がしっかり固く、心なしか重たく、味も濃縮しているような気がします。
ふじを濃く、美味しくしたような味。
「ん!これは!!」と、目がぱっちりしました。
(みかんもだけれどりんごも、小さいもの、要チェックかも? スリムスイートも好みです)

最近の遺伝子解析での調査で、片親がふじ、もう片方がロム16ではないか、という結果が出たそうです。
やっぱりふじの系統なのだわ。

品種登録されたのは1985(昭和60)年だから意外と古くからある品種です。
(日本では特に)小さいりんごは人気がないので、生産者からも敬遠され、どんどん木が伐られていきました。
でも、味がよく形もよいという特徴を見出して、青森県津軽石川農業協同組合が粘り強く販路の拡大を図って、返り咲いたのでした。
デパートなど高級店で知られるようになってきて、他の産地もこの品種をつくるようになってきました。
なので差別化をはかるため、一定基準以上の果実について、「こみつ」という商標登録を出願、2007(平成19)年8月に認められました。

収穫期は10月下旬~11月上旬。
今回、12月上旬と中旬に1個ずつ頂いたのですが、最初に食べた方がしゃっきりして味がよかったです。
はっと目がさめるような美味しさがありました。
(後のものも、甘くてシャキシャキで十分美味しかったのですが)
日持ち自体は結構するりんごのようですが、なるべく早く、新鮮なうちに頂いた方が、美味しさを堪能できると思いました。


■参考情報
青い杜の片隅から こみつ/高徳

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コルシーニのパネトーネ(カルディ)

2021-12-20 | +パネットーネ・コロンバ

床下断熱リフォームの用事で実家に行ったとき、駅の改札を出てふと顔を上げると、カルディの看板が。
なんと。
駅ビルにカルディが!
何年前からあったのでしょう。ずっと下を向いて歩き過ぎていたせいで、知らないままでした。

この時期、例のアレがあるかも、と期待して行ってみたら、ありましたよ~。
パネトーネ☆

アロエシロップ漬け

大小ふたつあり、
大きい方(1kg):コルシーニ  Corsini
小さい方(500g):キオストロ・ディ・サロンノ Chiostro di Saronno
の2種類です。

小さい方は、以前コストコで買ったもの(クラシコ、チョコ)と同じメーカーのように見えます。


このときはイータリーのムッツィ・トンマーゾの1kgのがほぼ丸々残っている状態だったので迷いましたが、
実家でも少し消費を手伝ってもらえばいいや、ということで、大きい方、コルシーニのパネトーネを買ってみることにしました。
お値段は、税込み2580円、イータリーの半額ちょいくらいです。
かなりのお手頃価格だと思います。


アロエシロップ漬け

素敵なタグがついていました。

アロエシロップ漬け

あと、カタログみたいなものも。
このメーカー Corsini Biscotti社は、トスカーナ地方のビスケット、お菓子、パン屋さんだそうです。
三代前(祖父)が、その父親(曽祖父)のやっていた家族経営の小さなパン屋さんを受け継ぎ、企業にしてきたとか。
トスカーナ名物カントゥッチーニ(いわゆるビスコッティ)ほか、今では140種類もの製品を作っている企業だそうです。

パネトーネも、クラシコ、3種チョコ、マロングラッセ、アンズ、バター抜き100%トスカーナオリーブオイル、の5種、作っているようです。


さて、カルディにあったのはクラシコ。

アロエシロップ漬け

包み紙の中は、簡易な箱で固定されていました。
これは、底も上もあいていて、箱とは呼べないようなものですが、パネトーネをつぶれにくくする効果は十分です。



アロエシロップ漬け

横からみると、それなりに高さが保たれています。

コルシーニのパネトーネ

切ってみると、ふっくら感がよく分かります。
色は、とても綺麗な黄色。
フルーツも多めにちりばめられています。

コルシーニのパネトーネ(カルディ)

コルシーニとムッツィを並べてみました。
紙の型の高さは一緒だと思うのですが、その上のふくらみが、コルシーニがだいぶ高いです。
やはり簡易とはいえ紙箱で守られているだけのことはあります。
コルシーニがより黄色く、ムッツィは少しくすんだ色合いですね。

つぶれ具合は、味には基本的には関係ないはずですが、ハレのお菓子であるパネトーネなので、やっぱりつぶれていない方が嬉しい気がします。

食べてみると、とてもしっとりで好印象☆
生地部分がとてもしなやかでやわらかく、真綿のよう。いわゆるパネトーネらしい、独特の感触があります。
薄ーく柔らかに裂けるような感触があります。
(ムッツィはそうでもなかった)

油脂もそれなりに感じる、リッチな風味。
ちょっと不思議だったのは、後味がうっすら粉っぽいところ。
何のせいかしら。
基本的にはしっとりしているのですが。
粉っぽさはいやな味ではないし、生地のおいしさはムッツィより上かな、と思いました。

店頭で買えて、しかもお手頃価格、味も美味しい、これはお買い得なパネトーネではないかと思います。
カルディ、さすが。

コルシーニのパネトーネ(カルディ)
コルシーニのパネトーネ(カルディ)

原材料:(イタリア語の方からの訳。違ってたらごめんなさい)
小麦粉(タイプ0)、バター、サルタナ、オレンジとチェドロの皮砂糖漬け、砂糖、平飼い卵の生鮮卵、天然酵母、脱脂乳、ブドウ糖果糖液糖、蜂蜜、乳化剤、塩、天然香料


小麦粉は、パンなどに使う、タイプ0を使っているようです。
それで、生地が薄く裂けるような感じなのか・・・。
ケーキなどに使う粉、タイプ00のパネトーネも多いと思うのですが、タイプ00だと、スポンジケーキのようなフワフワ感が強い気がします。

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実家の床下断熱リフォーム(3):装備・道具

2021-12-17 | +実家・那須

床下に潜ってみよう、という場合は、装備も結構重要です。


私の場合は、次のような準備をしました。

つなぎ

外側に着るものは、やっぱりツナギ。
ワークマンで買ってきました。
今回買ったのは木綿素材のものですが、もし床下がとてもジメジメしている場合は、水を通さない素材がいいかもしれません。もしくは、ツナギの内側に、胴体だけでもビニールを着るとか。

ツナギの内側には、フードのついたパーカー。
フードの内側には、少し厚みのあるキャップがあるといいです。
写真には入れそびれましたが、首には手ぬぐいをきっちり巻いておくといいです。
上を向いての作業で、何かが首元に落ちてくる可能性もあるので、首はふさいでおいたほうが。

あとは、ペンキ塗り用のポロシャツとズボンを履いておきました。

1回着て使った場合は、ものすごくホコリや匂いがつきます。
特に匂いは、内側の服や自分自身にもつくので、その日のお風呂は必須です。


あと、絶対必要なのが防塵マスク。
今回、メルカリで買いました。

防塵マスク

結構いいお値段で(5000円くらい)迷ったのですが、買って本当によかったです。
というか、これがない場合は健康被害の可能性もあるので、床下に潜るのはおすすめできないくらい。
口元だけ、という防塵マスクもありますが、このように目もカバーしているものが絶対にいいです。
(床下では、仰向けになって、顔の上あたりで作業して、ゴミや異物がいっぱい顔に落ちてくるため)

アクリル板の向こう側にちょっと写っていますが、マスクの内側で鼻と口元をぴったり覆うようになっていて、呼吸でアクリル板が曇ることがありません。
(プロ用の道具はすごい!)
密閉性がいい代わり、眼鏡をかけて装着することはできません。
ボンヤリした視界のままで作業しましたが、幸か不幸か床下はとても狭く(高さが低く)、近視の私でも作業エリアはなんとか見ることができました。


両脇の白いケースにフィルターを入れるようになっていてこちらが吸気。
中央の黒いもの排気専用のノズル。

吸気用のフィルターは交換式で、ついてこなかったので、自分で買う必要がありました。
そのためにマスクの型番を調べてみたところ、重松製作所の「防じんマスク DR165U2W」(CS面体)のようでした。
新品で買おうとすると、なんと3万円!5000円で買えたのはいい買い物でした。

対応するフィルターは、防じんマスク用フィルタU2W(重松製作所)
ネットだと5000円以上するので(1セット売り・10個入り)ちょっと高すぎ。
ホームセンターに、このマスクを持参で行って、ハマりそうなものを2個買い、その場で開封・確認してぴったりはまったものをもう一個買う、という方法で何とかゲットしました。
(1個無駄に捨てることにはなりましたが)

このマスク、ほんとに高機能!
ぴったりはめると、最初の一瞬、息を吐くのが苦しかったのですが、中が正圧になるせいかすぐに呼吸しやすくなります。
そして床下に入っても、何の匂いもしません。
玄関の外で、埃だらけのツナギをほうきではたいてもらった後にマスクを外したら、自分自身から猛烈なカビ臭が漂ってきて驚きました。
マスクの中には全く匂いが入ってこなかったのです。


機能はとてもいいマスクですが、その分重さもかなりあります。
床下での移動は、基本的にはうつ伏せの匍匐前進なのだそうです(業者さんに聞いた)。
でも、うつ伏せになって、相当な重量の頭を斜めに支える、というのはかなりキビシイ。
(5秒くらいで、あ、これは首がムリ、とあきらめました)
で、基本からは外れますが、結局仰向けで、ずりずり背中とか頭をつける感じで移動したのでした。




次、道具について。
床下にもぐるときは、地上との往復は最低限にした方がいいです。
(移動時間のロスだし、ホコリだらけの状態なので部屋を汚染してします)

必要な道具を全部持っていくため、こんな感じのトレイがとても便利でした。

トレイと道具

フチがちょっと高くなっているのがミソです。

トレイと道具

あってよかったと思ったのが、こちらのソニックツール。
床下って、実はあちこちに釘が突き出ています。
特に、リビングとダイニングは、だいぶ前、母がフローリングを施工したのですが、フローリングの固定に沢山釘をつかっています。
釘があると、するっと断熱材を嵌めることができないため、この道具で切り取りました。

プロに頼むと、もしかして業者によってはそのまま施工するかもしれませんが、釘があると雑な施工や断熱材の隙間の原因にもなります。
今回は、業者に頼むエリアも、全部の釘を予め除去しておきました。

なお、釘カットをすると、摩擦熱で熱々になった釘の先端が上から顔めがけて落ちてくることになります。防塵マスクが大きいので顔はおおむね無事なのですが、首元も手ぬぐいなどでしっかりガードしておくのがよいです。(首のガードがあまかったとき、入り込んでちょっと火傷した)


床下作業用道具類
・照明(ヘッドライト、もしくはランタン)
・ゴミ袋(グラスウールを剥がす場合、それを入れるため)
・ハサミ、カッター(断熱材をカットして微調整するため)
・電動ドリル(板を打ち付けるため)
・釘を切るためのソニックツール、または打ち付けて折り曲げるための金槌
・長~い延長コード(つなぐ場合は、途中で抜けないように一時的にビニールテープなどで固定。途中で抜けて泣きました・・)
・メモ用紙(吹き飛ばないように何かにくくりつける)
・えんぴつ(断熱材をカットするサイズなどをメモしたい)
・地上との通信用品
(地上スタッフ(夫)がなんか不親切で、ちょくちょく呼びたいことがあったけれど、なかなか来てくれなくて困りました。ホコリだらけの床下には電話等持っていくのが不安で持ち込めず(ビニールに入れればよかったかな)。大声で呼ぶけれど、あの防塵マスクごしだと、うまく伝わらず・・・。金槌で3回、とか合図を決めるといいかも。)


■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

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イータリーのパネトーネ:ムッツィ・トンマーゾのクラシコ

2021-12-16 | +パネットーネ・コロンバ

イータリーで買ったパネトーネの記録です。


3つめ(最後)は、ムッツィ・トンマーゾのクラシコ。

イータリーのパネトーネ

右上の大きなものがそれです。

メーカー名としては、アンティカ・パスティッチェリア・ムッツィ社。
その会社によるブランド(コレクション)のひとつが、創業者の名前をつけた「ムッツィ・トンマーゾ」のようです。
イータリー限定のコレクションとのこと。
(業界の方の情報によると、通常のムッツィ社のパネトーネより、少し価格を抑えた製品のようです)



紙包みをあけてみると、補強の厚紙がありました。

イータリーのパネトーネ



でも、補強の厚紙の高さが足りず、上はずいぶんぺったんこになっています。
イータリーのパネトーネ

厚紙には、おそらく昔の包み紙を生かしたと思われる、レトロな模様と、文字が(イタリア語)。
イータリーのパネトーネ


切ってみました。
右が、ムッツィ・トンマーゾ。
(左は、また後日記事にする予定ですが、カルディで買ったコルシーニ)。
イータリーのパネトーネ
ドーム部分がへしゃげてしまったせいか、それとももともとか、背が低く、目が詰まり気味です。
色は、少しくすんだたまごいろ(コルシーニの方が明るい黄色)。

食べてみると、冷たいままだと生地はぽそぽそで、甘さは控えめに感じ、オレンジピールのジーンとしたほろ苦さがよく分かります。
暖めると生地のしっとり感が少しもどり、甘さ、香りなどの風味がよく分かります。やはりオレンジピールの後味がほろ苦め。いろいろなパネトーネを食べましたが、これはオレンジピールが特徴的かなーと思いました。

作りたて、というフレッシュな感じはあまり感じられませんでした。
納期に間に合うようにあらかじめつくっておいて、前もって送っておいたのかなーという印象でした。
今年、イータリーの中ではこのパネトーネが本命だったのだけれど、美味しいことは美味しいですが、「これこれ、これがパネトーネ☆」という感動にはちょっと欠けたかなーと思いました。

イタリアで買う価格は、去年のスカルパートと同じランクでしょうか。
(日本で買っても同じくらいかな)
だとしたら、スカルパートが印象がよかったかな?、と思いました。


イータリーのパネトーネ

原材料:
小麦粉、バター、レーズン、オレンジ・シトロン砂糖漬け、砂糖、卵黄(卵を含む)、酵母、脱脂乳、異性化糖、はちみつ、食塩、pH調整剤、乳化剤、香料



イータリーには、もう1ブランド、ヴェルガニVerganiのパネトーネもありました。
そっちはどうなのかなーと12月中旬に東京駅のイータリーに行ってみたところ、すべてのパネトーネが売り切れ状態でした。

(去年から狙っていた輸入食材店ピアッティ取り扱いのジャンベルラーノのパネトーネは、今年も逃してしまいました。無念・・・。)

でも、カルディのと、あともう何種類か、パネトーネを味わう機会があり、今年は去年よりは「目に炎マーク」という感じではないです。
ぼつぼつ記事にしていきますね。

コメント (7)
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八珍柿2021

2021-12-14 | +干し柿・干し芋・栗

今年も佐渡の矢田農園さんから渋柿を分けて頂いて、干し柿を作りました。
(矢田さん、今年も本当にありがとうございました!!)

佐渡の平核無柿は別名八珍柿。
ちんまり可愛いく干しあがるので、我が家では「八珍姫」と呼んでいます。

今シーズンは、柿の着色が早く、通常なら肥大している時期から着色が始まってしまって、大忙しだったそうです。
うちの方も同じような傾向で、え、もう?という時期から柿が色づいていました。

今年は、お米の箱で7箱弱分剥きました。
ひと箱、えー、何個だったかな。柿の箱よりだいぶ小さいので、柿の箱だったら5-6箱相当でしょうか。


干し柿シーズンの前には、ベランダを綺麗に水洗いしておきます。

八珍柿2021

ずらりと並んだ干し柿。
これを見ると、今年も秋がきたなー☆と嬉しい気持ちになります。

最初は黄色っぽいような色あいです。


八珍柿2021

乾いてくると、段々と橙色に。


干している間は、天気予報のチェックが欠かせません。
私はとりわけ天気に疎い方なので、結構なプレッシャーです。
晴雨だけではなく、風向きが重要。
南風が強い雨、あと濃霧が要注意です。

今シーズンは、2回ほど、ベランダから取り込むときがありました。


↓ こちらは2回目。

八珍柿2021

12月1日なのですが、「台風のような暴風雨」という予報。
予報通り、屋根がついているベランダ全体と、窓ガラスまでもが濡れるような暴風雨でした。

八珍柿2021

かわいい八珍姫たちは、おうちの中に避難。
この時期は、もうほとんどが干しあがって発送済みの状況で、カートごと持ち込む必要はありませんでした。
(室内干し用竿に仮置き)


八珍柿2021

干しあがりのプリンセスたち。
ぽったり小さく干しあがります。
関東はおおむね天気がいいので、佐渡よりもずいぶん早く干しあがるようです。

八珍柿2021

たまに、偶然うっすら粉を吹く子もいますが、箱詰めすると、この程度の粉は消えてしまうかな・・。
基本的には粉はなくて、あんぽ柿状態で配ってしまいます。


八珍柿2021

これは、実家用だったかな。
手持ちの缶にぎっしり詰めてみました。
むぎゅむぎゅに詰めると、柿が自動的に四角く整形されて可愛いのです。


八珍柿2021

少量プレゼント用の荷姿。
このパックは宅急便コンパクトに丁度2つおさまるサイズで、最近よく使っています。
(自分で紙箱を作ったときもありますが今年はパックを利用・・)

少し隙間があくので、そこにはスライス干し柿を詰めました。
こうやって詰めて行ったら、沢山ありすぎと思ったスライス干し柿も、ほとんどなくなってしまいました。
うーむ、スライス干し柿、もっと気合いれて沢山作っておけばよかったか・・・。
(どんどん柔らかくなってくるので生の状態でもらってもらったりしたのです)

送り出してしばらくすると、「かわいい~」とか「おいしい~」とか、お褒めの言葉を頂きます。
でも、実は、もとの柿がいいからなんですよね。
皮を剥いて吊るしておいただけの私が褒められちゃって、いいのかなー、えへえへ。(でも嬉しい)


この秋、矢田さんは、本当におつかれのご様子でした。
柿の着色が早かったせいで、稲刈りから休む間もなく柿もぎへ。
しかも、柿の作業を急ぎたいときに、小学生の体験学習のために、いったん柿もぎお休みして、すずなりの柿を見せてあげたりも。
そうこうしている間に、木になったまま、柿は風雨で傷ついたり柔らかくなったり。
今シーズンは気をもんでばかりだったのではないかと思います。
(近かったら、何かお手伝いに行くのに~)
かわいい柿を沢山送って頂けて、本当にありがたかったです。



うちの柿は12月上旬でほとんど片付いてしまいましたが、矢田農園さんの干し柿は、うっすら粉を吹いて美しくお化粧した感じに仕上げることもあって、販売は、これから。(発送は年明け頃?)
美しくてめっちゃ美味しいので、干し柿好きの方、如何でしょうか。
販売サイトはこちらです。



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イータリーのパネトーネ:ムッツィ・トンマーゾの洋梨とチョコ

2021-12-13 | +パネットーネ・コロンバ

イータリーで買ったパネトーネの記録です。

イータリーのパネトーネ

ボニファンティ(記事はこちら)、そしてムッツィ・トンマーゾのクラシコと、洋梨とチョコレートの3つを買ってみました。


洋梨とチョコレートは、今回は試食、ということで小さいものを。
パネトーネのフレーバーの中ではこれが一番好き、という言葉もイタリア在住の方のブログか何かで読んだことがありますが、私としては、洋梨ってどんな風味なのかうまく想像できない感じ。
美味しいようならば来年大きなものを買おうかな、と。


お試しサイズのこれは、100gぽっちり。

イータリーのパネトーネ

パネトーネは、1kgくらいの大きなかたまりのほうがそれらしい豪華さと味わいのような気がしますが、ちょっと味見したいときにはこういうのも便利ですよね。


切ってみました。

イータリーのパネトーネ

小さいだけあって、気泡がしっかり縦にのびています。

味は、えーと、まあまあかな。
洋梨砂糖漬けは、とても微かな味わい。
洋梨といえば洋梨ですが、オレンジピールのようなしっかりした香りはないです。
どちらかというと、チョコレートの隠し味的な位置づけかも。
(フローラル系のチョコレートが好きなひとは、洋梨+チョコチップの組み合わせは好きかも)

チョコチップパネトーネにしては、(洋梨の分)複雑な風味で美味しいような気もします。
ただ、チョコチップが小さいし少ない。
(このミニパネトーネ用に小さい粒を使っているのか、大きなパネトーネもそうなのかは不明です)
パネトーネの中のチョコチップは、一度とけてかたまり感はなくなりがちですが、それにしても、粉のようなチョコチップだなーという印象でした。

他のブランドは、また違う洋梨、チョコチップかもしれませんが、
チョコレートと組み合わせるなら、オレンジ系もしくはコーヒーとかが好みです。
洋梨チョコチップパネトーネは、ま、来年以降も買わなくていいかな、と思いました。


イータリーのパネトーネ

原材料:
小麦粉、卵、バター、砂糖、チョコチップ、洋梨砂糖漬け、牛乳、酵母、グルコースシロップ、食塩、ココアバター、乳化剤、香料、酸味料。



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レモンカードとラズベリーのケーキ

2021-12-10 | +お菓子(西洋)

畑のMyラズベリー、11月末くらいが最後の収穫でした。

ラズベリー

11月24日には、まだこんなにいい実がとれました。
やっぱ、摘果しておいてよかったなー。摘むときの興奮が違います。

ラズベリー

でも実は摘果は完全ではなくて、見逃しもたくさんあり、小さい実もあります。
中にとりわけおおきい粒が☆

ラズベリー

この特大ちゃんは、はかってみたところ、4グラムでした。
こういうのばっかり摘めたらいいなー。


ラズベリーの名残を惜しむため、お菓子を作ることにしました。
丁度、先日床下断熱リフォームの折に、実家で母と一緒に作ったレモンカードがあります。
干し柿のお礼にマイヤーレモンを頂いたので、数年前のレシピをひもといて作ったのでした。
(そのとき、凝って何度か作って、そのあともう一度つくったらうまくいかなくて封印されていた模様)

今回は、二人で協議しながらかなり丁寧に作ったので、甘酸っぱさ・固さもちょうどいいレモンカードになりました。

(協議の例)
「とろみが出るまでって書いてあるけど、なかなかとろっとならないけど、前はどのくらいのとろみだった?」
「さあ・・・」
「何か変化もないし、レモン汁入れちゃおっか」
「だね」

レモンカード


作ったのは、レモンカードと生クリーム、ラズベリーのケーキ。

ラズベリーケーキ

下側のスポンジにレモンカードが塗ってあります。
ラズベリーを並べた上に、泡立てた生クリーム、水切りヨーグルト、リコッタチーズ(たまたまあった)を使ったやや重ための(しっかりめの)クリームを塗って、上側のスポンジにも薄く塗ってかぶせました。

レモンカードとラズベリーの酸味がさわやかなケーキになりました。
スポンジは、『クイーンアリスの焼き菓子』のレシピ。

冷凍されていないラズベリーの方が、色のにじみもなくていいようです。
ラズベリーの最盛期に作りたいお菓子です。

来年もラズベリーとれますように☆
なんだったら、夏果はあきらめて、いま全部の枝を地際で切っちゃってもいいかも?

 

 

■レモンカードメモ
・卵はスティックミキサーで攪拌しておくと均一になってよい。
・砂糖、バター、牛乳、卵と順に湯煎でまぜていくが、ここまでではほとんどとろみは出ない。
 レモン果汁を入れると突然固まってくる。
・酸味が足りないときはクエン酸少々入れるとよい。

■ラズベリーケーキメモ
・ラズベリーは、できれば冷凍されていないものがよい。
・生クリームは200ml使い切ってよい。ちょっと甘くしておく。
・上に粉砂糖をふったり、クリームを絞り出したりするとより見た目がいいか。

コメント (2)
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福来みかん(ふくれみかん)ジャム

2021-12-08 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

筑波山あたりの名産に、福来みかん(ふくれみかん)というものがあります。

福来みかん

(写真左側)
直径3-4cmほどのとっても小さな黄色いみかんで、皮がフカフカとふくれているもの。
ふくれているからフクレミカンで、風流な言葉をあてて福来、なのかな、と思っています。
味は、熟してしまえば特段酸味が強い訳ではなく、みかんに近い味。(甘さがあり、酸味はそれほどでもない)
ただ、じょうのう(房の袋)が厚めで、果肉はごく少量なため、噛んでいるとすぐに果汁は消えてしまうのにいつまでもじょうのうが口に残るような感じです。

このみかんは、皮がとてもいい香りという評判で、このあたりで七味唐辛子を作る場合には福来みかんの皮は欠かせないというもの。

みかん狩りに連れて行って頂いたハツエさんは、手作り七味唐辛子の名人☆
以前頂いたのですが、辛すぎず、とってもいい香りで何にかけても美味しくなってしまうのです。

ふくれみかんの収穫時期は今頃で、皮を剥いて乾燥させ、七味作りに備える段階。


副産物は、みかんの中身。
「中身、よかったら・・・・」
ということで、(レジ横にあってお肉のパックとかを入れるような)ビニール袋2袋満タン分、頂いて帰りました。

上の写真にあるように、直径3-4cmの小ささですが、いっちょまえに、スジがあります。
あと、タネもそれなりに。

柚子や花柚子を加工する際と同様の方法で、スジとタネをとっていくことにしました。
1~2房ずつに分け、スジを綺麗にして、中心側をハサミでカットして、タネをぷちゅん、と出す、という手順です。

福来みかん

花柚子で慣れているつもりでしたが、ふくれみかんは二回りくらい小さいです。
いや、やってもやっても終わらないことといったら!
こういう単純作業に強い私ですが、久々に、「ぐぬー、終わらん~」とうめき声がもれました。(あと、首筋も凝った)


数時間かけて綺麗にしたふくれみかん。

福来みかん

後半4分の1くらいになって方針変更して、タネの入っていない房については、中心のスジのカットを省くことにしました。
こんなに小さいみかんなので、中心側のスジは大した固さではなく、煮溶けてしまうだろうとの見込み。
(タネ入りの房のみ、カットして種を出す)


よく煮込むと、綺麗な黄色のジャムになってきます。
味はまろやか系。

福来みかん

じょうのう率が高いために、味は薄くなってくるため、お砂糖、レモン汁など加えた方が味が引き締まる気がします。

(びん詰した写真あとで)

コメント (2)
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みかん狩り

2021-12-07 | +フルーツ

11月下旬、お友達に連れて行って頂いて、みかん狩りに行ってきました。
(ハツエさん、ありがとうございました~)

場所は筑波山の西麓になるのかな?
一帯にはいくつもの観光みかん園がありました。

みかん狩り

みかんストリート入口。
この先、何軒ものみかん園があります。
もう、「今季終了」という看板が出ているところも。


我々が行ったのは、お友達の行きつけのみかん園。
みかんストリートの一番端(標高が高いエリア)あたりです。

受付からみかん園に行くと、下り斜面に沢山のみかんの木が!

みかん狩り

わお~☆
燃える~☆

みかん狩り

シーズンも終わりなのでだいぶ摘まれていますが、まだすずなりの木も。
(こうやって残っているのはだいたい大玉です)

みかん狩り

すずなり~☆ 興奮します。

木によって味が違うそうで、常連さんは、一番甘いのはこの木、と決めていたりもするようです。
でも私は初挑戦なので、どれがいいのやら。
入場料は味見代も兼ねていますが、味見している時間も勿体なくて、ひたすら摘み続けました。

私の狙いは小玉。そして表皮が薄いもの。
味見はまあいいや。酸味が強い方がむしろ好みなので。
ほかの二人は、まず味見しておいしい木を探し、おもむろに綺麗なみかんを摘んで、という優雅なみかん狩りでしたが、私だけガツガツ。
途中、カゴが足りなくなって、もうひとカゴとりに行ったほどでした。
(カゴいっぱいで、7キロですって)

最後、計量のために並んでいたら、お店番のおばあちゃんが、
「この人、いいのばっかり摘んだね~。これくらいなら、皮をよく洗って、皮ごと食べられるよ」
と。
褒められちゃいました☆
(みかんって、皮ごと食べると美味しい、という話は前にも聞いたことがありましたが、生産者さんが言うのだからやっぱり確かなのだわ)

収穫は、2カゴ、計13キロ!
ヤッタゼ!
(ほかの方は、4キロとかその程度でした)

ブルーベリー摘みなど、うっかり4時間くらい摘んでしまうくらい、採集ものは大好き。
今回は1時間半ほどの短時間。
(多分そうだろうと思って)ハイスピードで摘んだのでした。


摘んできたチビみかんちゃんはこんな感じ。

みかん狩り

とっても小さくて、しかも酸味もしっかり効いていて、まさに私の好み。
でも、ふと考えたら、こういうのが好きな人は少数派かも?
ひとにあげるのは、ちょっと考えてしまうチビみかんでした。
(結局実家に何キロか送った)


例年は、確実に酸味があるみかん、ということで、金峰みかん金箱SSを買うのですが、お値段が高い上に、結構いたみやすいのです。
今年は、お手頃価格で好みどんぴしゃのみかんがゲットできて、しあわせ~☆

ハツエさん、キョウコさん、来年も是非行きましょうね~☆☆

===
追記:皮ごと食べるの、やってみました。
丸ごと全部皮ごと、だとちょっと皮が勝ちすぎかな?
適当に剥いて、剥き残す程度で食べると、皮の香りと食感が加わって、複雑な旨味になります。
食感は、普通果肉だけだと柔らかいところが、皮が加わると、プチプチというかパリパリというか、文旦のような食感に。
ただ、果皮が乾燥してペタンコになってしまうと、その食感がちょっと失われてしまうかな。

ワックスなどかけていないし、段ボールではなくビニールに入れた方がいいのかしら??


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