採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

鳥取さか田

2022-02-25 | ■外食

1月中旬、用事があって鳥取に行ってきました。
丁度そのころ、日本海側は天候不順で飛行機は欠航続き。
我々の予約した便は、運のいいことに、運行再開した最初の便でした。

鳥取は、特に観光資源はないところですが、飲食店は多くて、高級からお手頃まで、どのお店も美味しいです。
(なんと、ミシュランの星をとった和食のお店もあるのですよ。私は行ったことはないですが)
今回は2泊して、おいしいお店、2件行ってきました。
滅多にない外食なので、記事にしておきたいと思います。

一件目は「さか田」。(高級系)
以前は、うちのマンションの近くにありました。
(前回行ったのは、もうコロナ流行たけなわの2020年3月
久々に予約の連絡を入れてみると、「移転しました」とのこと。
コロナ流行のさなかにそんな経費をかけられるなんて、しっかり繁盛していたということですね。

鳥取さか田

こちらが新しいお店。
伺ったところ、前は細長い敷地でしたが新しいところは面積は同じくらいで形状が正方形なのだとか。
そして、全室個室スタイル。
コロナ対応ばっちりの設計です。
(高級店なので個室スタイルがあうというのもあるかもですが)

作業が見られて楽しいカウンター前席はすでにいっぱいで(ていうか、全部満席)、案内された二人用の部屋は、かなり狭め。
でもまあ目的は食べ物なのでいいのです。


鳥取さか田

一品目は、手作りからすみのせ白粥。
寒い日だったので、お粥でほっこりあたたまりました。
カラスミの塩加減、もっちり具合も丁度よかったです。

鳥取さか田

ふぐ白子(皮と身も少々)と芽ネギ。
添えられていたタレが、記憶が曖昧なのですが、塩だったか醤油だったかのタレ。
私としては、ポン酢がよくて、店員さんが来てくれればポン酢を頼んだのだけど結局来なくて頼めなかったことをよく覚えています。
(このお店は、酸っぱいモノはあまり出てこないタイプなのかも)

鳥取さか田

白味噌のお雑煮。
小さいお餅もちゃんと入っていました。
滅多に味わう機会がないもので、美味しかったです。

鳥取さか田

まぐろとさよりのお造り。
お醤油もしくは塩で。
さよりが特に美味しかったです。
さよりは私としてはポン酢やレモン+柚子胡椒もいいかなーと思いました。
(白身魚は酸味を合わせて頂くのが好みなので・・)

鳥取さか田

紅ずわいガニのコロッケ、かぶのクリームソース添え。
中はカニでぎっしりでした(クリックすると断面の写真が見られます)

今年は鳥取のカニ(ズワイガニ)が不漁でめちゃ高値なのだそうです。
(実際、駅前市場に行ってもカニは全然みかけないくらいでした)
カニが豊作の年ならば、ズワイのコロッケになるのではないかな・・。
(鳥取に7年住んだダンナサマに言わせると、紅ズワイはズワイとはだいぶ味が違うとのこと)

鳥取さか田

もずく酢。
とても細くて繊細なタイプのもずくでした。

鳥取さか田

氷見ぶりと雪下ねぎの煮物(蒸し物)。
本来のコースではここで和牛の何かが出てくると思うのですが、今回は事前にお肉ではなくお魚でとおねがいしてありました。
厚さもあってボリューミーなぶりで美味しかったです。

雪下ネギは、根っこも綺麗にして根ごと煮てあったのですが、芹の根とはずいぶん違ってえらいこと固かったです。
よく噛んでも飲み下すのが大変でした。


鳥取さか田

ごはんものは、ブランド鮭の鮭児の炊き込みご飯。
あと赤だしお味噌汁と香の物。

鮭炊き込みご飯は、黒コショウをちょっと降りたかったけど、店員さんが来ないので頼めませんでした。

おそらく二人前、2合炊いて下さって、食べきれなかった分はおにぎりでお持ち帰りできて、翌日の昼に、ホテルピクニックで頂きました。

鳥取さか田

このお店の定番デザート、もなか。
白あんの上に文旦の皮の甘露煮がのっています。
甘さ控えめの甘露煮で、白あんともなかの皮と、相性がぴったりでした。


鳥取さか田鳥取さか田鳥取さか田鳥取さか田

お酒はこんな感じ。
ダンナサマが「写真撮っておいてね☆」というので撮影しておきました。
私としては、外食でお酒を頼むと更に高くつくので、あんまりお酒は頼みたくないんだけど・・・(少しは頼むけど、なるべく水で間をもたせる作戦)。


ここしばらく悪天候続きで漁もなかったようですし、もともと産地を問わず美味しいものを出す、という方針だと思うので、今回は鳥取の物産はほとんどなかったように思います。

鳥取はいいところなんだけれど、冬、天候不順で魚の水揚げが不安定なのが(集客的には)大変ですよね。
(そもそもフライトが不安定か)
その点でカニは、しばらく生け簀で生かしておけるので鳥取の名産に推しているんだろうけれど、カニって、カニラブの人以外には、コスパが悪すぎる気がします。
鳥取の発展を影ながら願ってるんだけど、なかなか大変そうです。
(行く度に、あちこち寂しい感じになってるのです・・・)



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巻き柿2022

2022-02-23 | +干し柿・干し芋・栗

今年も巻き柿を作りました。

今年の柿は、秋が早く来た(9月あたまからえらく涼しい日が続いた)せいかどうか、着色が早めでした。
で、なんとなく、糖度が低めかな?という印象。
いつもより粉を吹いてきません。

でもまあ仕方ないので巻いちゃいます。

 

巻き柿2022

芯には、こんな感じで柚子ピールとくるみを入れました。

巻き柿2022

全部で13本。
少なめですかね。
ま、ほどよい分量かも。

巻き柿2022

ヘタと種の量はこの程度。
うん、少ないな。
種取りも、この程度なら楽勝でした。

 

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実家のダイニング用ランプシェード(下)

2022-02-22 | +紙工作

こちらの記事の続きです)

実家のダイニング用ランプシェード、↓この段階でつまづいて数日、放置されておりました。

origami-lampshade

せっかく折り終わって、紙2枚をつないで先が見えたかと思いきや、紙の量が多すぎて端を引き絞ることができないのでした。
下に開いた構造のシェードは初めてで、つっぱらせるための折り返し部分が原因と思われます。

紙が多すぎるので、やっぱ切るしかないですよね。


origami-lampshade

切りすぎも怖いので、少しずつ切ってみて、2段階目でなんとか形にすることができました。
左上が切り落とした部分。
右下は、ようやく丸く引き絞ることができたもの。

 


実家に持っていったのは2月初旬。
照明器具本体は既に実家に持っていってありました。(裸電球状態)
(代用の電気スタンドは横から光があたるので「新聞が読みにくい」との父の要望があったため)
器具への取り付けも、家で試しておきたかったのですが、現場(実家)でやるしかありません。


どうなることかと少し心配でしたが、無事にセットすることができました。

origami-lampshade

どうでしょうか。

origami-lampshade

接合部の糊代がちょっとつっぱって、カサが少しいびつになっていますが、実物は写真よりは目立たないです。
調整しようかとも思いましたが、クライアント(母)がこれでいいとのことで、ひとまずこのまま。

origami-lampshade

上はこうなっています。
ちょっと高くなった部分は、もう一度ななめに折って木のキャップにおさめようかとも思ったのですが、これでよさそうなのでこのまま。
見えないところにゴムひも(マスク用の白いゴム)を通して引き絞ってあるのですが、補強のためこの出っ張り部分の周囲もゴムで巻いてあります。
カサの上は基本的に見えないところなので・・。

origami-lampshade

直径は、模型等々でよく検討しましたが、深さも、丁度木のパーツの位置にぴったりあう感じで、丁度よかったかなと思います。

照明器具としては、前のプラスチックより更に軽くなり、天井への負担も減りました。
(もともと、なんで35年落ちなかったの?というくらい、薄い石膏ボードに何の補強もなくネジどめしてあるだけだった)
「どこでも下地」で石膏ボードも補強し、ひっかけパーツ・ネジも新調しました。

母はなかなか気に入ってくれて、「何個か作って手作り市とかで売れば?」と。
でも、照明器具の、カサだけ壊れて困ってる人って、ものすごーく少ないですよね、きっと・・・。
照明ってそもそもあんまり壊れないし、電気パーツの方が先に壊れることもあるし、カサが壊れたとしても、いまどきニトリやイケアでいくらでも売っているから、(インテリアにこだわりのある人なら特に)裸電球のまま使っている人ってあまりいなさそう・・・。


上向き、下向き半球、まんまるシェード、どれも作れるようになったし、どっかから発注、ないかなー。

コメント (2)
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アゼルバイジャン・イランの保存食・料理動画

2022-02-01 | ■本・動画

最近気に入っている動画をご紹介します。

この頃は、ケーブルテレビも見なくなり、もっぱら、アマゾンプライムビデオとYoutubeばかり。
海外旅行にも行けないので、Youtube の外国の動画には、つい見入ってしまいます。
観光地とかではなく、ふつうの生活や、料理、保存食作りを見ているのが面白いです。

最近気に入っているのは、アゼルバイジャンの村の生活を描いたこれらのチャンネル。

(1)Kənd Həyatı (読めません。誰か読み方ご存じならば教えて下さいませ)

アゼルバイジャンの村で、壮年夫妻、おばあちゃん、牛・アヒル・鶏・犬などの動物たち、たまに孫などが登場します。
ほとんど会話はなく、もくもくと、干し柿(!)、干しあんず初めて見るベリー(Zoğal)のジュース大量のトマトペーストりんごなどの保存食加工をし、同時にお料理もつくったり、見ごたえがあります。
(干し柿は、後の動画で、自家製ナッツパウダーと混ぜてお団子状のお菓子にしていました)

自分の農園に、りんご、あんず、梨、モモ、いちご、ヘーゼルナッツ、ベリーなどいろいろな果樹が植えてあって、エデンの園のようです・・・。
(お世話も大変なはずですが)

(2)村の生活  (Youtubeによる翻訳のチャンネル名 検索する場合は KendIşleri VillageAffairs がいいかも) 

イラン・アゼルバイジャン国境の、イラン側、Astara 地方 Giladeh 村。(グーグルマップだと、Galleh Dehと表記されている村ではないかと)
女性3人が(もくもくと)屋外でお料理する動画が多いです。


みなさん、おすすめ動画がありましたら教えて下さいませ。

コメント (2)
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