採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マロンパイ(フィロ生地使用)

2017-12-28 | +お菓子(西洋)

先日の生ハム会のとき、フィロペーストリーを1パック解凍したのでした。
でも使ったのは4枚。
大半が余って、冷蔵庫で徐々に乾燥しつつあります。
なんとか使ってしまわないと!

フィロ生地は、破れやすかったり乾燥しやすかったりして、扱いがとても厄介です。
あと、具をどれくらい用意したら丁度いいのかが、まったくわかりません。いつもあてずっぽう。
食べるとパリパリして美味しいのだけれど、加工はかなりの苦手感があります。
すごく憂鬱だったけど、でもせっかくのフィロ生地だし、意を決して加工することにしました。

今回はマロンパイを作ります。

■■今回のマロンパイの具
バター 100g
粉砂糖 80gくらいか
卵 2個
ローマジパン 160g(アーモンド粉110g、砂糖50gに相当)
栗ペースト 400g
渋皮煮瓶詰め ひとびん
チョコレート 適宜

あてずっぽうの分量で作りました。
アーモンドペースト:栗=1:1くらいとなります
割とねとねとして、手では丸められないペーストになりました。
この柔らかさならば搾り出して使うといいかも・・。
焼くとぶりん、と固まって、さほど違和感のない味です。
以前作ったときは、もっと栗比率が高かったせいか、手で扱いやすくて食感は栗餡ぽい、ほくほくしたものだった気がします。
出来上がり分量は、ペースト840g+渋皮煮で、1キロちょいくらいかな。
これで、おおぶりのパイを作ってフィロを丁度使い切るくらいでした。

包み方も迷います。
前の、三角形の包み方は小ぶりサイズで食べやすくてよかったのですが、ちまちま作るのは結構大変。
今回は大き目の包み方をいくつか試してみました。

マロンパイ

フィロ2枚を溶かしバターでくっつけたものを、適当なサイズにカット。ここに餡を置いて、板チョコを小さな3かけらくらいおきます。で、転がして包みます。
・両端を途中で折り返す
・両端を最後に折り返す(果し状みたいな感じ)
・両端を折り返しなしで押し付けるだけ

マロンパイ

春巻きみたいになりました。
中央は、正方形に近いフィロを4枚重ねたものの上に餡を乗せ、適当に周囲を持ち上げてぎゅっと絞ったもの。
見た目は豪華ですが、冷凍保存には向かないかさばる形状なので、4個でやめました。

マロンパイ

べのん、と長いのが、両端折り返しなしのもの。
可愛くはないです。


今回は汁気のない具なので、両端折り返しはなくても、問題はありませんでした。
(汁の出るひき肉やチーズ、煮リンゴなどだとちゃんと折り返して密封する必要があるかも)

春巻き型は、可愛くはないかなあ。自分で食べるならこれでもいいかな。
今回作らなかった三角形のサモサ型は小ぶりでおやつとして食べやすい。大量だと、作るのもオーブン待ちのためどこかに置いておくのもすごく大変なのだが、フィロ半量分くらいなら、これで作るのもいいかも。
巾着袋みたいな形は、豪華に見せたいときはいいかも。折り上げた部分もとってもパリパリだし、食べやすくはないけれど、美味しい。


■今回の反省・今後の課題
・フィロは、2枚をまず溶かしバターでくっつけてしまうと、乾燥も防げるし破れにくくて扱いやすくなる。

・甘さ控えめの栗餡にチョコを埋め込むのは割とよかったのではないか。今回は、入れるつもりだったのに忘れたのもある・・・。

・次はアーモンドペースト2:栗ペースト3
=(アーモンド粉、砂糖、卵、バター各70g):栗ペースト400g
=(アーモンド粉、砂糖、卵、バター各50g):栗ペースト300g
でやってみよう。(砂糖は味見して適宜ふやす)

・次はマロンパイばっかり大量にできてもなんなので、別の、塩味の具も容易する。ひき肉とか。
 (マロンパイがいっぱい出来ちゃってさー、と愚痴ったら、ダンナサマがアドバイスくれました)
 ひき肉だねが余っても、そのまま焼いて肉団子にしてもいいし、困らないかも。

・今回使ったのは、ウィーンで買ってきた冷蔵フィロ生地を冷凍しておいたもの。
日本で売っている冷凍のものと微妙に違います。打ち粉が少ないです。日本で買った冷凍のものは、パサパサ感があって塗るバターに卵を混ぜたくなるけれど、今回のは溶かしバターのみでも美味しい。

・開封する前に、フィロ生地のサイズ、枚数を確認し、新聞紙でサイズの模型をつくって、何等分に切るといくつ出来るのか、など予習しておくとよい。

・搾り出し袋を使って餡を細くして、ごく細く作るのもいいかも。



==============

今年の更新はこれで終わりです。
みなさん、年末年始、けがや病気がないように、元気でお過ごし下さい。
年明けの更新は、9日くらいの予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんずとレモン皮入りパンドジェーヌ、フルーツケーキ

2017-12-27 | +お菓子(西洋)

 

干しあんず

手作りの干しあんずを頂きました。
シロップ煮をディハイドレーターで乾燥させたものです。
あんずって買うのが難しいフルーツなのに、こんなに沢山☆
(ちひろさん、ありがとうございました!)

伊豆のレモン

そして、お庭でとれたという美しいレモンも。
(月下さん、ありがとうございます!)

「実っている様子の写真をもらって、Fujikaちゃんの実家のレモンの木に見せたらどうかな」とダンナサマが。ほんと、見習ってほしいです。

どちらもとても美味しそう。嬉しくなって、お菓子を作りたくなってきました。
以前作ったパン・ド・ジェーヌを作ろう☆
マジパンを沢山使う、しっとりしたケーキなのです。
(作り方は一番下へ)

パン・ド・ジェーヌ

今回はパウンド方で焼くことにしました。
もとの本では、底に飾りになるもの(プルーン)を沈ませて、上下反転させて見せるのですが、まあ普通でいいかな、とこちら向きで。でも、ちょっとさびしいかも。

パン・ド・ジェーヌ

こちらが底。こっちが上がよかったかなあ。
冷ましたときの網の跡がついてしまったので、いまさら上下反転はダメですね。

パン・ド・ジェーヌ

ためしに切ってみました。
(頂きもののドライアプリコットに加え、自家製梅シロップの梅を干したものも入っています)
アプリコットはパンチが効いているので、量としてはこんなものかな?もうすこし小さく切ると、まばらに散ってよかったかな。
心なしか、気泡が大きいかも・・。あと、なんだかちょっと固め・・?
昔作ったときは、もっとしっとりふんわりしていたような気がするのだけれど・・・。溶かしバターを混ぜる際、バターの温度が低かったのが、よくなかったかなあ。

とはいえ、レモンのいい香りとアプリコットの酸味がアクセントの、まあまあのケーキが出来ました。

パン・ド・ジェーヌ

この日はフルーツケーキも6本焼きました。
どちらも前日に計量しておいたので、まあまあ手際よく作れました(が、作り終わったあとは台所が大混乱)。


レモンが新鮮なうちに、もう一度パン・ド・ジェーヌを作ってみたいです。
(冷凍しておいて、台湾みやげにしたらどうだろうか)
今回妙に硬いケーキになってしまった印象なのだけれど、そんなものだったかなあ・・・。




■パン・ド・ジェーヌ
■材料(ダイソーのパウンド型3個分。やや背低め)
ローマジパン 450g (ない場合はアーモンド粉300g、砂糖150g)
粉砂糖   100g
卵    390g
薄力粉   40g
コーンスターチ 40g
溶かしバター 130g
レモンの皮すりおろし 1個分(2個分でもいいかも)
干しあんず 200gくらい(もうちょいあってもいいかな?もしくは細かく刻むか)
ピールのシロップとリモンチェッロ原液を混ぜたもの  適量

■作り方
1)型にオーブンペーパーを敷く。
2)ボウルにローマジパン、粉砂糖、卵の3分の1を入れ、むらなく混ぜる。今回はハンドミキサーで。
3)さらに残りの卵をまぜ、泡がリボン状に積み重なるくらい、とろり、ふんわりとするまで泡立てる。
4)薄力粉とコーンスターチをあわせてふるったものを一度に加え、木べらでさっくりと混ぜる。
5)熱めの温度の溶かしバターを加え、つやが出るまでしっかりと混ぜ合わせる。
  (今回、バターを混ぜたらぐぐっと卵生地のかさが減ったのだが、それでよかったのだろうか)
6)型に流しいれ、台の上に落下させて大きな気泡がないようにする(今回忘れました)。160度のオーブンで35~40分焼く。比較的小さい型だが焼き時間は意外とかかる。
7)濃い目の茶色い焼き色がつき、表面に大きめのしわがよる。生地が縮んで型のふちから少しすきまができるくらいになる。多少焼き色が強く表面が固くても、あとでお酒を染ませるので大丈夫。
8)熱いうちに型から外してケーキクーラーの上におく。すぐにお酒を表面全体に塗る。
9)本では完全にさめてから表面に煮詰めたアプリコットジャムを塗っていましたが私はしませんでした。

■食べごろ
常温で。二日目がおいしい。保存は1週間以内。


■過去のパン・ド・ジェーヌ
オレンジコンフィを飾りに使ったもの(初めて作ったとき)
栗渋皮煮入り
生のブラックベリー入り。タルト皮つき

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森のほたて

2017-12-26 | +野菜

 

森のほたて

スーパーで見慣れないものをみつけました。
「森のほたて」だそうです。

森のほたて

エノキタケの、軸がくっついて密集した部分を、2cmくらいの薄さに円盤状にカットした商品です。
通常のエノキはおがくずのついたような根っこごと売られているので、バラの上部のみ使うような業務用の商品(なめたけ?)の、副産物なのかもしれません。
1パック50円程度と量の割りにはやや高く、エノキ1袋を買った方がお得かもしれませんが、販売元もがんばって商品開発した訳ですし、一度買ってみることにしました。

森のほたて

フライパンで、まるごとソテーしてみました。
思ったより大きさはかわりません。もっと小さくなるかと思っていたけれど・・。


極太のヤマドリタケモドキがとれたとき、軸を輪切りにしてソテーしてみました。
するとなんだかホタテ風なのです!(ほんとのホタテソテーよりジューシー。むしろ生ホタテっぽい)
なのできのこの横切りはホタテ、というのはなんとなく想像がつきます。

エノキの輪切りはどんな味かな?
丸ごと焼いたので、かじりついてみました。

ざっくざっく、という繊維感、そしてその繊維が歯に挟まる感じが、ホタテを加熱したものに、とっても近いです。
なるほど、森のほたてというネーミングはぴったり。
この大きな円盤のままではなく、ちょうどホタテサイズくらいに切り分けて、一口で口に放り込むと、食べやすそうです。
(前のほうの歯に挟まるのを防ぐため)
今回は焼きましたが、鍋物や汁物にもいいかも。

普通のエノキを買ってきて、自分で下の方をこうやってスライスして、使うのもいいかもしれません。
ただ、完全にバラけてしまったエノキって、ちょっと使いにくそう。(そうでもないかなあ)
円盤を1枚切りとっても、まだ根っこはくっついているかな?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワッフル、ベルベデーレ

2017-12-25 | ■おともだちの味研究

お友達から手作りのお菓子を頂いたのでご紹介させてください。

手作りワッフル

箱にぎっしりのワッフル☆
(Yさま、ありがとうございました!)
ちょうどいい大きさの箱に、整然と並んでいて、どこのお店のものかとラベルを探してしまいました。

手作りワッフル

が、それらしいラベルはなく、かわいい「ゆ」のシールが。
もしかして手作り~??
発酵生地を使うワッフルは、作り方を検索したこともなく、どうやって作るのか想像つきません。作れるんだ~!

軽くトースターで焼いて頂くと、表面さっくり、中はしっとりで☆ 甘すぎず、油っぽすぎず、とってもやさしい味。
なかに入っているパールシュガーが焼くと溶けて、じゅわっとしたシロップになり(舌やけど注意)、これまたいいアクセントに。
朝食にぴったりで、カフェオレと一緒に頂くとほっこりします。

ベルベデーレ

もひとつ。
敬愛するスーパーウーマン、ポメマルさんのベルベデーレ。
(ありがとうございました!)
もとは富ヶ谷のパン屋さんルヴァンのレシピです。
キルシュならぬ芋焼酎に漬けたドライフルーツやナッツがぎっしり入ったお菓子で、スイス(?)のベラベッカというものに似ています。

ベルベデーレ

小麦粉生地よりもドライフルーツとナッツのほうが多くて、白和えみたいな状態のものをぎゅうぎゅうと型に詰めて焼くのだそうです。
それはそれは贅沢な味わいです。

今年はいろいろハプニングがあって、会心作ではなかったとのことですが、シロートには全然わからない、いつもの美味しさでした☆


Yさん、ポメマルさん、ありがとうございました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生ハム会

2017-12-21 | +お客さんの日

生ハム会といっても、作るほうではなくて食べるほう。

ダンナサマが職場の同僚に、
「うちには自家製の生ハムがあってね☆ワインとあうんだ、これが」
みたいな自慢をしたそうなのです。
「それはいいなあ、是非味見させて下さいよ」
と誰かが言ってくれたのかどうか、「今度職場で振舞いますよ」ということになったのだそうです。

最初はスライスしたのを持っていくつもりだったようですが、私が、やはり切り立てが美味しいのでは、と提案。スライサーを持っていったら、そのパフォーマンスも楽しいし。
「なんだったら私がスライス係になってあげるよ」「それは助かるなあ」

そこそこ人も集まりそうなので、生ハム以外にも食べ物を用意することになりました。
我々を入れて12人。
食料ってどれくらいいるのか確信がもてず、気をもみました。
また、会場が自宅ではないため、(家の片づけをしなくていい代わり)全ての道具や食器を持ち込む必要があります。
お料理も、ほぼ並べるだけ、の状態にして持ち込む必要が。いつもと違うパターンなので、すごく頭をつかいました。

お料理は、作りなれたものを、作りなれた分量で作るように心がけました。(前にもてなしたことがない人ばかりなので、我が家ではマンネリの料理でも問題ないはず)
人数が多いからと多めの量作ると、いつもより味が決まらない、というのが(私に)よくあるパターン。
一品の量を増やすのではなく、足りないならば品数を増やす(もしくはパンを増やす)方向にします。

開催は、火曜日の夜。
この日は私がめあてにしていたパン屋がお休みで、ダンナサマが2箇所まわってくれました。
食材は保冷剤を入れたトロ箱に入れて朝のうちに搬入。涼しい部屋に。
スライサー、食器・道具類は夕方搬入。
ダンナサマと搬入作業、会場設営をしたら、盛り付け!
(もうひとり、手伝ってくれる人がほしかった・・)

なんとか準備できました。

生ハム会

会場のようす。
食べ物は別の場所に並べる、ビュッフェスタイルにしました。
座席側にはダンナサマがクリスマス柄ペーパーナプキンをセットしてくれて、ぐっとパーティっぽくなりました。(楽子さん、素敵なナプキン、ありがとうございます!)

生ハム会

お料理のテーブル。
小さなキャンプ用机だけでは足りないので、椅子+トロ箱で即席の机。

生ハム会

生ハム。これが本日のメインディッシュ。

ヤマドリタケモドキ、ベーコン、ほうれん草のキッシュ。皮はフィロで。

自家製グリーンオリーブ(フルヤさんその節はオリーブありがとうございました)。

トルコ産黒オリーブ。

生ハム会

ジャーク鶏レバー(この後パクチーをトッピング)。

タコ・海老入りマリネサラダ(この後パクチーをトッピング)。

金柑、パイナップル、りんご、バナナのパッションフルーツマリネ。

生ハム会

自家製スモークサーモンに、ゆずソース、わさびクリームソース(この後思い出してディルを散らしました)。

北海道産チーズプレート。
隣にまな板を置いて、ハードチーズは自分で切ってもらうスタイルにしました。ぶどうとカット干し柿もかざりに。

生ハム会

ポークリエット(シャルキュトリで購入)とパンドカンパーニュ(購入)。
参加者の方にパンのスライスをお願いしました。
自家製柿ログも置いておいてみました。

生ハム会

丁度あった頂き物のべっこう。そしてくるみパン(購入)。

生ハム会

もしかして食べ物が足りないかも、とフレンチ系のシャルキュトリでオードブルを頼みました。最初3皿の予定を2皿に。
(最終的に食料はあまっていたので、1皿でも足りたかも)

生ハム会

スイーツも欲しいな、とトリュノワも作りました。
あと、干し柿、スライス干し柿も。


■■覚え書き、反省など
■分量
10人で、どのくらい食べ物が減るのか?足りるのか?が一番気がかりだったが、全体にけっこう余っていたので、量は十分だったことになる。・・・もうちょっと片付くかと思ったんだけどなあ。
実家での新年会はやはり11人くらいなのだが、かなり食べ物がからっぽになるという印象。盛り付ける皿が(今回より)小さいからかしら?

割とおなかがいっぱいになった理由としては、
・若い人が少なかった
・パンとして、カンパーニュをまずスライスしておいたのだが、このパンがとてももっちり・ずっしり、で、これでおなかがふくれたのかも。せっかく買ってあったバゲットにはほとんど手がまわらず・・・。
カンパーニュ半分、バゲット1本にすればよかった。
(バゲット、ダンナサマが車に忘れたため最初の時点で会場になくて、やや出遅れたのが敗因)
ただ、暖房を入れているため、パンがどんどん乾燥していくので、その意味では、しっとりしたカンパーニュを並べておいてよかったかも。

■道具
ナイフもう1本あってもよかった。
小さいスプーン、大きいスプーンは多めに持っていくとよい。
それぞれのお皿に、何を盛り付けるか、何をトッピングするか、付箋を貼っておいたのはよかった。会場ではばたばたして、思い出したり判断している暇がないので。(それでも忘れるものがある)
(例)はっぱ、ルッコラ、生ハム、オリーブオイル、胡椒
スライサー周辺が道具やらなにやらで、雑然としてしまった。でも、準備を一緒にやってくれる人もいなかったし(ダンナサマは戦力外。んもう)、私の実力では仕方ない・・・。
ラップ・ホイルも持っていっておくとよい。
余ったものを持ち帰るための容器やビニール袋もあるとよい。(紙皿をビニールに入れる)
トースターを一応持っていったが、使わなかった。

ダンナサマの提案で、ワイングラス型のプラスチックコップを用意してみた。可愛いし、もちやすくてよかった。足は再利用するはずが、みんなで片付けた際に大半を捨てられてしまった・・・。
3つに分かれた平たい紙皿と、小鉢型のやや深い紙皿を用意した。分かれている平皿だったせいか、小鉢型のほうはあまり使っていなかった模様。

■生ハム
(生ハム、ブロッコりースプラウト、ルッコラ、オリーブオイル、黒胡椒)
生ハムは、家でカビ部分をある程度綺麗にしてから持っていった。
葉っぱ類は洗って切って、キッチンペーパーに包んで持っていったのが便利でよかった。現地では盛り付けるだけ。


■キッシュ
(ヤマドリタケモドキ、ほうれんそう、ベーコン、玉ねぎ、卵、牛乳、マスカルポーネ、イケアのチーズ、フィロ皮)
日曜に作成。冷蔵しておいて、電子レンジであたためなおして(参加者に手伝って頂きました)提供。完売しました。
味見しないままで不安だったが、何人かに美味しいと言っていただき、好評だったようで、うれしい。
「天然きのこが入っているんですよ」と言えばよかったな。
フィロの皮を使うか迷ったけれど、ないよりはあってよかったんじゃないかな。
小さいのを沢山作ることも考えたけれど、まとめて大きく作るほうが楽なのでこちらに。
余ったフィロ皮をどうするかが問題。

■ジャーク鶏レバー
(鶏レバー・ハツ(2パック)、ささみ3本)
日曜漬け込み、月曜焼き。
これも好評だった模様。余った分は、ふたりくらいに持ってかえってもらった。
レバーがきらいな人がいるかとささみを加えたが、なくてもよかったか。
焼いておいたものを電子レンジであたためたのだが、会場にカセットコンロを持ち込んで焼いたら、よりジューシーでよかったかも。
レバーを買うときは、必ず日付を見ること!(片方が1日古かった)

■タコ・海老入りマリネサラダ
(タコ、イケアのゆで海老、刻み玉ねぎピクルス、赤カブ漬け、トウモロコシ、ミニパプリカ、パクチーの茎みじん切り、ゆず胡椒、レモン汁、アボカド)
月曜準備。袋詰め状態で持ち込み、アボカドは、会場でカットして袋の中でまぜた。
最初1個のつもりだったのだが、「うーん、人数も多いし足りないかも」と2個に増やしたのが、やっぱダメ。
アボカドがやや多すぎて、酸味が足りなくなった・・・。初志貫徹すればよかった・・。
ゆずを持ってきてあったので、味見して、果汁を絞ればよかった(自分で食べて、少し薄いかな、と思ったのだけれど、私の「薄い」は、ふつうの人の「味がない」なのを忘れてた)。ばたばたして、細かいところがゆきとどかないなあ。
そこそこ売れたようだったけれど、小鉢1つ分くらい残った分はひとりに持って帰ってもらった。

■フルーツマリネ
(カットパイン大、金柑、しなのゴールド、バナナ3本、パッションフルーツ)
月曜にバナナ以外を混ぜて袋詰めで持ち込み、会場でバナナを切って混ぜた。バナナはまず2本切って、迷った末に3本目も切った。2本でもよかったのかも。味的には問題はなかったけれど。
カットパインは大ぶりにきってあるので、小さく切りなおした。
男性陣にはわからないが、女性(1人)には好評だったようで、おかわりしてくれていた。
小鉢1つ分くらい余って、自分で持って帰って翌朝の朝食にした。

■スモークサーモン
(ブロッコリースプラウト、ベビーリーフ、ホワイトセロリ、ディル、自家製スモークサーモン、ケッパー)
ゆずソース:ゆず果肉ピュレ、胡椒、梅シロップ
わさびクリームソース:マスカルポーネ、ゆず果肉ピュレ、クレソンの茎みじん切り、チューブわさび、本わさび(miyakoさん、ありがとうございました!)
まあまあ売れたかな?最後少し残っていた分は、しゃべってばっかりで食べるほうがおろそかだったダンナサマに食べてもらいました。

■チーズプレート
「ちーずのこえ」にて北海道産チーズの詰め合わせを購入。
余るだろうとは思っていたけれど、予想以上に減らなかった。みんなチーズあんまり好きじゃないのかな?
自分で切るのが面倒だったかしら。ほかに食べるものが沢山あったからかな。
(味はよかったと思うけど・・)

■スイーツ系
トリュノワは、売れ行きいまいち。(むむ!)
箱に2段びっしり詰めて行ったけれど、1段弱しか減らなかった。
爪楊枝を刺しておけばもうちょっと食べやすかったかなあ。
おじさんが多かったからかなあ・・・。
干し柿は好評の声がちらほら聞こえた。小さいものを持っていったのも、つまみやすくてよかった気がする。
余った分は2名に持って帰ってもらった。
「ダイヤモンドをもらったみたいにうれしいですよ」と言ってくださった方がいて嬉しかった☆



コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

べっこう

2017-12-20 | +その他食べるもの

富山の方から、以前から気になっていた郷土料理を頂きました。
(Sさん、ありがとうございました!)

その名も「べっこう」。
かんざしなどに使われる「鼈甲」からきた名前です。
(地域によっては、べっこ、ゆべし、ゆうべし、ゆべす、べろべろ、エビス、いべす、などと呼ばれることもあるようです)

べっこう

じゃん!

詳しいことは分かりませんが、色の濃淡で2バージョンあるようです。

べっこう

こちらは白い方。

べっこう

こっちは黒い方。
どちらも卵を溶いて煮たかき玉汁のようなものが、寒天で固めてあり、まさに鼈甲細工のようです。




どんな味なんだろうなあ、とずっと思っていました。
(母が再現して作ってみたり、富山のスーパーで見かけたりはしたのですが、現地のものを味わったことはなかったのです)


まずは薄い方から。

寒天はけっこう固めで、ぷりん、としています。
味は・・・・・甘いんだ!
かき玉のお吸い物を固めた味だろうな、とずっと思っていたので、甘くてびっくりでした。
卵の味と甘さがあいまって、そう、伊達巻卵のような印象です。
伊達巻卵のような味がする、さっぱりした水羊羹、という感じ。
寒天のつるつるひんやりした食感が、後をひきます。



濃い色の方は味が違うのかしら?

おお! みたらし団子の味がする!
白いほうに、おしょうゆを加えているのでしょうか。
甘辛い味になっていて、みたらし団子のタレの味です。
みたらし味だけど、寒天のつるりん感があって、不思議な気分になります。
(寒天で固めると、別世界が開けるかも。いろいろ、固めてみると面白いかも)


どちらも、おかずにしたり、お酒のつまみにするには甘い味なので、おやつで頂くものなのかもしれません。
(甘さは、お店や地域、家庭によって違うかもしれませんが・・)
どういう経緯で発明された料理なのか、不思議・・・。
かき玉のお吸い物から来たというよりは、和菓子の錦玉羹の方と近い気がするなあ・・・。


Sさん、珍しいものをありがとうございました!
堪能させて頂きました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取のキッチン作業台計画

2017-12-19 | +鳥取マンション

鳥取の壁付けキッチン背後に、作業台みたいなのを置いたらどうかな、と構想中です。
で、先日イケアに下見に行ってきました。
ほぼ心を決めて、現物確認するくらいのつもりでしたが、ダンナサマも一緒だったこともあり(けっこう反対意見を言うのよ、んもう)、また現物をまじまじ見ると印象も違ってきて、事態は紛糾。

迷う点
●天板サイズ
ダンナサマは、大きな家具は部屋を狭くしてしまうため、小さいほどよいという意見。65×120くらいでいいとのこと。
私は、75×150くらいあってもいいかなと。

●キャビネットの奥行き
奥行き60cmのキャビネットの場合は、棚ではなく、引き出しにするのが必須。
とはいえ、この奥行きの引き出しを引き出す際は、一歩あとじさる必要がある。収納力はすごいが、この一歩の移動がやや気になる。
イケアの奥行き40cmのキャビネットの場合は、今度は引き出しにすると奥行きが狭すぎ。
引き出しは×で、棚にするほうがよい。

●キャビネットの幅
引き出しにすると、内寸幅は外寸マイナス10cmくらい小さくなる。
60cm幅キャビネットでも、引き出しをつけてしまうと、えらく小さい。
(60cm幅のを2個並べようかと最初は思っていました)

●高さ
キャスターをつけ、下はルンバが通れるようにしたい(11cm以上のすきまが必要)。
キャビネットの高さは80cmあるので、ルンバが通れるようにすると、高さ90以上。
日本人女性には高すぎ?
キャビネットの高さ切り詰めって、うまくいくだろうか。


奥行き60の引き出しを2つ並べよう、と行く前は心がほぼ決まっていたのですが、引き出す際にあとじさる必要があるのにやや抵抗が・・・。
奥行き40cmのキャビネットにして、自前で引き出しをつけよう!、という方向に気持ちが傾きましたが、よく考えたら住むのは自分じゃないです。

ヘタなDIYのものよりも、(多少使いにくくても)全部市販品でこざっぱり仕上げてある方が人気があるかも?

皆さんだったら、賃貸住宅にどういう作業台があるとうれしいでしょう。
(ないほうがうれしい?)

イケア

間取りはこうなってます。リフォーム後はリビングドアからこちら側は、押入れも和室も撤去して、がらん、とした状態。
(写真はこちらを見てみて下さい。)
壁付けキッチンの背後に作業台があると、いま流行りのアイランドキッチン風になって魅力がアップしないかなあと思うのですが・・。

イケア

こちらがイケアのキッチンキャビネット。
左側が奥行き60、右が40。
40の場合、引き出しはかなり狭苦しいです。

イケア

このRIMFORSAの作業台が、60×120くらいのサイズ。
(イケアの公式サイトになぜかありません。そろそろ廃盤?)
ダンナサマは、おくとしてもこのサイズがいいという意見。
(この商品でもいいのでは、と)
私としては、(イケアの広い店内で見るからかもしれないけど)ちょっと小さい気がするのよね・・・。
あと、ステンレスなのはぱっと見綺麗だけれど、カスタマイズに不便なのでちょっと抵抗が。

イケア

60×120の作業代にこうやって人間を入れてみると、二人横に並んで使うには狭い気がします。
二人並んで使うことはないかなあ。

イケア

これは幅40×奥行き60のオープン棚。
これのとなりに、幅80×奥行き60のキャビネット(+引き出しをいくつか)をくっつけて、幅120、奥行き65の天板を乗せたらどうか、というのが、イケア店内で喧々諤々の議論の末形成された合意ポイント。


家にもどってみたら、またちょっと迷いが生まれてきてしまった・・・。

店舗ではあまり目につかなかったけれど、カタログによさそうなものが。

イケア

STENSTORPのアイランドキッチン。
126×79×高さ90。
幅は、ステンレスのRIMFORSAと同じですが、奥行きが20cm大きいです。
奥行きの浅い棚があって、その裏はスツールなどで腰掛けられるようになっています。
奥行きの浅いオープン棚でいいならば、これを買ってしまうという手もあるかも。

イケア

同じシリーズにこのキッチンワゴンもあります。
51×79×高さ90。
上の作業台の横に、ちょうどぴったりくっつけられるサイズです。

この二つをあわせて、178×79×高さ90の、かなり大きな作業台にすることも出来ます。

イケア

二つをくっつけたらこんな感じ。
海外の広いキッチンなので(食洗器60cm、ガスレンジはおそらく75cm)、たいしたことないように見えますが、178×79というのは、ダイニングテーブルとしても大きいほうかも。

鳥取は、がらんとした部屋の右上角に壁付けキッチンが2.6m。その右壁にキッチンと直交する向きで冷蔵庫を置く可能性があります。冷蔵庫の奥行き70cm、冷蔵庫前にスペース70cmをとると、残りは1.2m。これより大きくなると、部屋の中心側に作業代がややはみ出します。
うーむ。やっぱ、1.2m幅が妥当なのかなあ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス飾り

2017-12-18 | ■おともだちの味研究

お友達のサクマさんから、クリスマス飾りを頂きました。
(サクマさん、ありがとうございます!)

昨年は、円錐型の、置くタイプのもの。
今年も同じ国立の花屋さんの作品ですが、また違うタイプ。

クリスマス飾り

イカダ的なものの上に、こんもりと飾りが束ねてあります。

テーブルセンター的に、置いて使ってもいいようですが、せっかく紐もついていることですし、吊るしてみました。

クリスマス飾り

両側にひっかけられる紐があって、どちらが上下か分からなくなりましたが、サクマさんにも確認し、こちらが上であっているようです。
やっぱ、しゅっと細長い葉っぱは、右上がり方向ですよね。
写真がヘタでよくわかりませんが、中央の綿花や松ぼっくりのところが盛り上がっていて、とってもカッコいいのです。


そろそろフルーツケーキの準備をしよう。
今年は別のケーキにしようかな?とも思ったけれど、漬け込んだフルーツは消費した方がいいですものね。
両方作ろうかと思ってます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017台北:宜蘭のホテル

2017-12-15 | +海外

(11月に台湾に行ったときのことです)

台北に数泊した後、台湾のお友達5人と一緒に宜蘭に連れて行って頂きました。
宜蘭は、台北の東南方向。
東シナ海に面した南北の海岸線を持つ三角形の平野で、海でない二辺は山に囲まれています。
水田が広がる平野で、(お米以外の)名物は青葱、マコモタケ(美人腿というのですよ)、金柑、東シナ海の新鮮な魚貝、そして温泉。

山越えする旧道だと台北から1時間半以上かかる場所でしたが、2006年に高速道路(トンネル)が開通し、30分でいけるようになりました。
昔からの温泉保養地でもあったようですが、台北からぐっと近くなったせいかどうか、いまだに町は建設ラッシュ。
建設中の高層ホテル(もしくはリゾートマンション?)があちこちにありました。
案内して下さったSさんは、子供の頃(50年位前)にここに住んでいたそうですが、町の様子はまったく変わってしまったとのことでした。

2013年には小さなコテージのようなところ(「大漁部屋」)に泊まりましたが、今回泊まったのは新しいホテルのひとつ、エバグリーンリゾートホテル(長榮鳳凰酒店)
と~ってもゴージャスだったので、ご紹介します。

宜蘭長栄鳳凰酒店

2階分の高さの吹き抜けがある、巨大なロビー。
巨大なヒノキの家具(オブジェ?)が置いてあり、あたりがいい香りでした。

宜蘭長栄鳳凰酒店

お部屋も明るくてひろびろ。

宜蘭長栄鳳凰酒店

窓際は一段高いお座敷みたいになっています。
この段差に椅子みたいに腰掛けることもできます。

宜蘭長栄鳳凰酒店

窓からはプールが見えました。
朝早い時間には、プール用ルンバみたいなのが水底を動いているのが見られます。

宜蘭長栄鳳凰酒店

窓からの景色。
すぐ近くが山です。
(三角形の平野の、北西辺側)

宜蘭長栄鳳凰酒店

バスルームの構造が面白いです。
ベッドの手前に、大きなバスタブ。
(勿論ガラスで仕切られています)

各部屋に温泉が配管されていて、このバスタブには温泉水をためるのです。ガラス越しとはいえ、景色を楽しみながらお風呂に入れます。

宜蘭長栄鳳凰酒店

ベッド側から見るとこんな感じ。
バスタブとは別にシャワーブースがあり、ぬれた体のままバスタブとシャワーブースの間を移動することになります(日本のお風呂のような洗い場はない)。
そしてトイレ。
トイレもガラス張り!?と思いましたが、このしきりのガラス窓にはカーテンがおろせるようになっていました。

宜蘭長栄鳳凰酒店

アメニティグッズも沢山そろっていました。
黄色いアヒルちゃんは、お風呂の温度計。

宜蘭長栄鳳凰酒店

ウェルカムフルーツも。
(最初はちゃんとお皿に盛り付けてありました)
この時期はりんご(小さめ。品種はおそらくふじ)とバナナでした。(季節により変わる模様)
りんごなら、日本の方が気候もあっているだろうし、と台湾のりんごにはぜんぜん期待していなかったのですが、予想外。
小ぶりな分、味が濃く、引き締まった果肉で、蜜まで入っています。
近所のスーパーで買うふじよりも、かなり美味しいです。重さあたり同じ値段だったら、絶対こちらを買うと思ったくらい。台湾おそるべし。
(フルーツにかけては格別のセンスがある台湾なのに、ぱさぱさで味が薄いグアバが結構人気なのが不思議・・)

宜蘭長栄鳳凰酒店

ホテルの朝食ブッフェにパッションフルーツがあったので、こんな風にして頂きました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台北2017:白千層

2017-12-14 | +海外

(11月に台北に行ったときのことです)

曇り時々にわか雨の台北をぽてぽて歩いていたら、大きな街路樹に看板がついていました。

白千層

「白千層」
この樹種には見覚えが!
蜂蜜がとれる木です。

千層蜂蜜

以前記事にしましたが、こちらの右側が千層蜜。
「千層」って何だろう?と当時調べたのでした。

フトモモ科メラルーカ属の一種で、アロマオイル「ティーツリーオイル」をつくるティーツリーとも近い木本です。

白千層

名前の由来となった幹。確かに白っぽい樹皮が層状になっています。

白千層

この時期、白い花は終わってしまったようで、おそらくこれは実ですね。花もブラシみたいですが、実もそんな感じなのですね。
葉っぱは平らで硬い感じ。
いい香りがすると以前読んで興味を持って、匂いをかいでみたはずなのですが・・・。
どんな匂いだったか忘れてしまいました・・・。あーん。(マヌケだー)


またどこかでこの木を見ることもあるでしょう。
次の機会には、きっちり葉っぱの香りを嗅いできます。うむ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする