採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

那覇のコンドミニアム(龍神ホテル浮島)

2022-06-01 | +国内

5月に沖縄旅行に行ったときは、コンド、というのかな、キッチン付きアパートタイプの宿に泊まりました。
ナポリやハワイでそういうところに泊まって以来、ちょっとした調理もできるし(誰が?という話はありますが)、毎日お掃除の人が来なくて、気分的に楽だし、ということでダンナサマがすっかり気に入ったのです。

今回はダンナサマが宿をチョイス。
「龍神ホテル浮島」という名前で、かりゆしリゾートの経営のところだそうです。
連休後、ということで少しお安くなっていた模様。

なかなか快適なところだったので、ご紹介します。
チェックアウト直前に写真を撮ったので、散らかり気味ですみません。

竜神ホテル浮島

こちらがキッチン。
フライパン、包丁、お皿、カップ、カトラリーが備え付けられていました。
ここには写っていませんが、電気ケトルもあります。


竜神ホテル浮島

お風呂は、ユニットタイプでバスタブもミニチュアですが、洗い場で体が洗えるようになっています。(シャワーが洗い場側についている)


竜神ホテル浮島

洗濯機・乾燥機を挟んで反対側がトイレ。
なお乾燥機は、珍しいガス乾燥機(リンナイ)!
よく見るとガスのノズルと排気管があります。
とてもパワフルでうちにも欲しくなってしまうほど。
でも、集合住宅だと、ガス管、排気管の問題があり、後付けはおそらく困難。
一軒家で、これから新築する人にはおすすめしたいです。

竜神ホテル浮島

ベッドとテレビ。
今回、AmazonFireStickを持って行って、アマゾンプライムやらYoutubeやら、自宅テレビと同じ設定で見ることができました。
(リモコンは持っていき忘れたけど、ここのリモコンが使えました)
よく見たら、Youtubeアプリが使えるタイプのテレビでしたが、自宅の設定と同様にログインして使えたし、持って行ってよかったかも☆

ただ、ベッド横のテレビというのはちょっと首が痛いかな、と思いました。


竜神ホテル浮島

窓の右側、お風呂ユニットの左側にあるデスクスペース。

竜神ホテル浮島

窓からの風景。


立地は、国際通りの真ん中あたりから、ちょっとだけ入ったところ。
牧志公設市場(臨時ビル)やアーケード商店街も近く、ごく近くに飲食店やコンビニもあり、とてもいい場所でした。


それにしても、那覇は大昔とはずいぶん変わったような気がします。
一番最初に行ったのは、高校三年の春休み。
お友達と二人で、彼女のお母さんのペンフレンドのつてで、その方のお母さん(年代的には当時の我々のおばあさん世代)のおうちに泊めて頂きました。
若くて気が利かなくて人見知りもあって、ほんと、泊まっただけみたいな感じでした。
後から思うと、おばあさんともっとおしゃべりすればよかったな。
お仏壇には若い男性の写真があって、戦争が関係あるかなーと思ったりしましたが、詳しくは聞けなかったし、沖縄の食材やお料理のことも(後から思うと)知りたかったなあ。

で、そのときには、那覇中心街でも、建物の背がもっと低くて、街路樹がもっと目立って(なんか葉っぱが大きくて印象深かった)、あと看板類が全て色あせていた記憶があります。
今は、塗料の性能があがったのかな、色あせた看板はほとんど目につかず、ビルも多く立ち並び、東京郊外の街とほとんど変わらない印象です。

アーケード商店街では、もやしの根を切ったりなど作業しつつ売っているおばあさんが印象的でしたが、今回行ってみたら野菜やお惣菜のお店はほとんどなくて、観光客相手のお土産ものやスナック、泡盛のお店ばかり。ダンナサマの記憶にあったスーパーマーケットはなくなっていました。
(京都の錦市場も最近こんな感じですよね)

那覇中心街に住んでいる人はあんまりいないのかな。
中心アーケードが空虚化してて、鳥取みたいな感じかしら。

ちなみに、数年前調べたのですが、県別給与水準だったか何だったか、ワースト1,2が沖縄、鳥取でした。
鳥取、ちょっと勝ってる?と思いこんでいましたが、いま調べなおしたら、県別GDPは、1971年に沖縄に抜かされて以来ずっと、ワースト1は安定の鳥取、(2は最近はほぼ高知)。で、沖縄は鳥取を大きく引き離し、上から34位。
どうりでビルがいっぱい建って経済発展しているわけですね・・・。
観光客がどっさり来てくれて、鳥取とは確かに大違いです。
(鳥取は商業ビルが駐車場になることはあっても、新たに建つことはあんまないもんな・・・。鳥取がんばれ・・・)



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マンガライブラリーの宿:鳥取グリーンホテルモーリス

2022-03-02 | +国内

1月中旬の鳥取滞在、今回は「鳥取グリーンホテルモーリス」に宿をとりました。
これまでは、とれるときには「αー1鳥取」でした。
(独身時代、出張で使って以来の愛用の宿。理由はもはや忘れかけていますが、確か、掛け布団が薄い毛布ではなくふっくらフカフカタイプだったからだと思います)

今回は、ダンナサマがリサーチしてくれて、大浴場もあるし、最近改築されているし、ということでこちらに。

来てみると、とっても素敵なホテルでした。
ロビーの内装がとっても好み。
アジアンリゾート風で、木部はダークな色調で、アジア風の置物や染織品で飾り付けてあります。

鳥取グリーンホテルモーリス

たとえばこんな感じ。
手織りのシルクの織物だと思います。

鳥取グリーンホテルモーリス

こういうシルクストール、すごく好きなのです。

鳥取グリーンホテルモーリス

あちこちに、それぞれ違う柄のものが使われています。
これは、ロビーのソファーの間にある応接机のカバー。素敵・・。
写真が下手でうまく伝わりませんが、シルク独特のツヤがあり、目を惹かれます。


シルクなのでこういう場所でつねに光や空気に触れていると、段々色あせて、風化してほころびてくる可能性が高いです。
傷んでしまっても、また似たようなシルクの布に掛け替えられるといいな~。


このホテルの白眉は実はこちら。
立派なマンガライブラリー。

鳥取グリーンホテルモーリス

(写真はホテルのHPからお借りしました・・)
上質なマンガがどっさりそろっています。
(鳥取は故・谷口ジロー氏の故郷)
ホテルの自室に持ち込むことも可能。
市内は特に観光するところもないし、雪がちらついて寒いので、食事に外出したりする以外は、部屋でマンガ三昧☆
読みたい本が沢山あって、読み切れませんでした。

この宿は昔は古くてボロボロで、部屋もかなり狭く、中にはビル中央に位置しているのか窓のないお部屋もあったのだそう(アレはきっと消防法違反だったのではとの噂も)。
で、最近になって、オーナーがもともとの事業(雑貨屋さん)を縮小してホテル事業に本腰を入れ、すっかりイメチェンしたようです。

二日目に行った料理屋さん(はせ川、また記事にしますね)でゲットした情報によると、経営者の奥様がフランス人なのだとか。
そういえばエレベーターホールには、フランスのマンガ(?)タンタンのポスターが飾ってありました。
アジアンリゾート風のインテリアや、マンガライブラリーは、フランス人の奥様のセンスも入っているかも。

ホテルの部屋でのんびりしているのに罪悪感がない、とてもいい宿でした。
(ふとんは薄い毛布タイプでしたが・・)

 

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足尾温泉かじか荘

2021-12-01 | +国内

11月中旬、足尾方面に一泊旅行に行ってきました。
足尾は私は2回目。
ダンナサマはもっと沢山行っていますが、今回は初めてというEさんをお連れしての小旅行です。

泊まったのは、前と同じ、足尾温泉のかじか荘。
温泉のお湯、およびお風呂がとてもよくて、お料理もとても上質なところです。

以前は外国人だとちょっとぎょっとするような年季の入った建物だったようですが、近年建て替えられて、とてもこざっぱり。
今回はコロナの緊急事態宣言がようやくあけたような時期で、感染防止対策をしつつの営業。
宿のあちこちが念入りに拭き掃除されているのか、なんだかとりわけピカピカに見えました。

感染防止のため、お布団はチェックイン時からチェックアウトまで敷いてある状態で、ホテルみたいでほっこりできました。
(ホテルって、いつでもベッドで休憩出来て好きです。旅館は朝食後にはおふとん片づけられちゃうのが不満)


お料理がとても素敵なので、記録しておきます。

国民宿舎かじか荘

お品書き。
料理長の菅谷昭司氏は、フランス料理界の先達のひとり、関塚喜平氏(「天皇のお料理番」秋山徳蔵の弟子)の弟子かつ娘婿にあたる方だそうです。
(足尾歴史館でみた情報)

国民宿舎かじか荘

五種盛は、菊花南蛮、きのこ信丈、鱒スモーク、焼き栗、紅葉寄せ。

何の魚かは分かりませんが、菊花南蛮が、丁度良い酸っぱさで美味しかった☆

国民宿舎かじか荘

お刺身。

反対側から見たとき、「あ、大変、丼がこけてる」と思ってしまった器でした。

国民宿舎かじか荘

豆乳鍋。
湯葉も入っています。

国民宿舎かじか荘

ビーフシチュー。
ストウブの小さな器に入って出てきました。
100年ちょっと前、足尾銅山掛水倶楽部で振る舞われていたビーフシチューの再現レシピなのだそうです。
以前泊まったときは、このシチューが塩辛すぎとの印象でしたが、今回はちょうどいいくらいでした。

薄いフランスパンが2枚ついてきましたが、ごはんと一緒に食べたいかなーとも。
でも、順番的に、この位置づけなので、ここで食べきってしまわないといけません。


国民宿舎かじか荘

イワナのから揚げ。

揚げたて熱々をサーブしてもらえて、とてもよかったです。
(旅館の焼き魚って、冷えて固いものがあったりしますよね)
天つゆ?もついてきましたが、私はそのままサクサク頂くのが好きです。
頭からしっぽまで全部食べられました。

国民宿舎かじか荘

エビつみれとアオサのお吸い物、ごはん、お漬物。

お吸い物が味が濃すぎなくて美味しかった☆
(ここにシチューを持ってきてしまうと、お吸い物の行き場所がなくなっちゃうしな・・。)



朝ごはんはこんな感じ。

国民宿舎かじか荘

お鍋の中は、比較的具沢山のお味噌汁でした。
味が濃すぎるものが少なくて、美味しい朝食でした。

国民宿舎かじか荘

温泉卵が美味しかったな~。
温泉卵と納豆、それぞれそのまま頂いたのですが、納豆と温泉卵のゆるいところを混ぜて、ごはんにかけて、卵黄をトッピングしてもよかったな。


翌日、古河足尾歴史館に行きました。
いろいろな資料がギッシリで、小さいながらもとても見ごたえのある博物館です。
田中正三やその他鉱山に関する書籍もいろいろ揃っていて、何度でも楽しめそうなところ。
でも今回のピカ一は、屋外のトロッコエリア。

3人(というか、ダンナサマとE先生)でトロッコがおいてあるところをウロウロしていたら、トロッコ担当の方の一人が話しかけてくれて、
「とっても変わった構造のトロッコがあるんですけど、見ます?」
というところから始まり、倉庫の中の整備中のものまで見せていろいろと解説して下さいました。

その方は、昭和19年生まれで、もともと車が好きだった上、大学のときに自動車部に出会ってはまり、整備技能コンテストで日本一をとったこともあるのだそうです。
(卒業後のことは聞きませんでしたが、自動車関係のお仕事だったのかな?
今はリタイヤされて、この博物館のトロッコ部門にいらっしゃるのかな、と想像しています。)

で、いま売ってる車はツマラナイ、とのこと。
エンジンやその他機構が自分でいじれるガソリントロッコが断然面白いそうです。
(蒸気機関のトロッコも置いてありましたが、これは心臓となるパーツ(蒸気機関)が「〇億円」レベルでかかるそうで、今のところノータッチだとか)

ヨーロッパ系の設計と、アメリカ系の設計は、思想が全く違うとか。
アメリカ的な設計思想は、ある意味合理的で、それはそれで納得できる、とのことでした。

動かなかったものを修理して動くようにするなんて、「カーSOS」みたい!
(私自身は車のことは全くわからないし、ボンネットも開けてみないくらいですが、この番組は好きなのです。)

以前ミシン屋さんに行った時も思いましたが、メカを直すお仕事は、なんか楽しそう!
「トロッコ乗車体験」が終わった他の整備士の方々も、倉庫に戻ってきて、みんなでいま修理中の機械を嬉しそうにナデナデしているのです。
(なでなで、ではなくて、何らかの作業だとは思いますが)
羨ましいくらいです。

エンジンとかの機械が好きな方は、是非「古河足尾歴史館」へ!

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アラブ料理教室

2019-12-16 | +国内

11/23、アラブ料理教室に参加してきました。
こういうイベントに参加するのは、私にしてはとても珍しいです。
重い腰を上げて、がんばって行ってきました。

会場は松戸。以前、トマトフェスタでお知り合いになった、料理本などの編集者のやぎぬまともこさんが主宰するサロン、hanaラボです。

講師の先生は、ずっと前にアラブ菓子を検索したのがきっかけで、ずっとサイトを読ませて頂いている小松アキさん。
ずっと前東京の雑貨店で展示をされたときに母と一緒に行ってお目にかかったことがあります。
(向こうは忘れていると思いますが)


アキさんは、シリアに2年半(アラブ菓子の勉強をされたとか)、その後エジプトに7年住んでいらして、今は日本だそうです。
ご主人さまは日本の方で、アラビア語関係のお仕事だそう。 

お昼の部と夕方の部があり、私が参加したのは夕方の部。
生徒は、東京から2名(男性・女性)、そして私の3人でした。東京のお二人は、昼間に別の中央アジア料理か何かの講座に参加されたあと、こちらに急いでこられたとか。講座のハシゴですね。
(お二人ともしょっちゅうイベントに参加しているようで、私と大違い・・。東京はイベント盛りだくさんですよね)

出来上がりのお料理のみ、ご紹介します。

アラブ料理教室

サイドディッシュいろいろ。

 

アラブ料理教室

メインはこちら。チキンのカブサ。
ニンニクと玉ねぎ、スパイスを炒めてトマト缶・トマトペーストを加えて一旦煮詰めます。で、ここに水を加え、鶏モモ肉をそのまま投入。鶏肉が柔らかくなったら肉を取り出して、浸水しておいたお米(短粒米)を入れて炊き上げます。
炊き上がる直前に鶏肉をオーブンで焼いてから、こんな感じで盛り付け。
一度煮てある鶏肉は骨から簡単に肉がはずれてとても食べやすいです。

エジプトなどでは、ふだんは短粒米を食べるのだそうです。バスマティライスはやや高級品という扱いのよう。

 

アラブ料理教室

いんげんのトマト煮。
これもやはり玉ねぎ、トマト缶を炒めてなべ底が見えるくらいに煮詰め、そこにインゲンと水を加えて煮るというもの。
最後に、ニンニクと塩のピュレ(石臼か、少量の場合は包丁の腹で押しつぶすようにしてまな板の上で練る)
を加えて2分ほど加熱。
最後にニンニクを加えることで、ニンニク風味が強くなります。
作り置きを冷やしたまま頂いても美味しいとのこと。

 

アラブ料理教室

ムハンマラ。
初めて聞いたお料理でした。
ローストパプリカ、パン粉、クルミ、玉ねぎ、赤唐辛子、ザクロシロップ、トマトペーストなどをフードプロセッサーでがーっと混ぜたもの。
ザクロシロップとパプリカの味なのか、甘酸っぱい味付けです。
これはパン粉が主材料ですが、パンに塗ったりして食べるものです。パン粉onパン。
(うどん+かやくごはんの定食みたいな感じ?)
丁度良い甘酸っぱさで、大好きな味でした!

 

アラブ料理教室

タッブーレ。
パセリとブルグルなどのサラダ。
シリアでは、イタリアンパセリを綺麗に一度だけ刻むようにして、包丁を縦横斜めにしてみじん切りにはしないのだそう。
参加者の男性がトルコ料理教室で聞いたときは、ごくごく細かく微塵切りにするという方式。
地域や人によって刻み方にもいろいろあるようです。
シリアは、とっても酸っぱいものが好きで、クエン酸が各家庭に常備されていて、タッブーレも顔をしかめるほどの酸っぱさに作る人もいるのだとか。

 

アラブ料理教室

試食タイム☆
パンは、アキ先生が作ってきて下さいました。
 

アラブ料理教室

デザートも先生ご提供。
胡麻をびっしりまぶして底面にはピスタチオを埋め込んだバラーゼックと、デーツ餡のマームール。
ひとり1本の鶏モモ肉を食べてみんなおなかいっぱいのはずですが、飛ぶように消えていきました。

試食会の後は、エジプトなど現地の写真をプロジェクターで写していろいろと解説して頂きました。
エジプトではサトイモを食べると聞いて、びっくり。賽の目に切って、フダンソウピュレと一緒にスープにするとか。
砂漠っぽい乾燥地イメージがありますが、ナイル川があるから、湿地帯もあるのですね。
 



講座の内容もですし、他の参加者のお話を伺うのもとても刺激になりました。
すきな料理はという話題で「ウズベキスタン料理かなあ」という回答が出たのにもびっくり!
ウズべキスタン?場所もお料理も想像がつきません。
(スパイスも少な目の茹で肉、とか比較的シンプルなお料理のよう)
中央アジア料理やブラジル料理の美味しいレストラン情報なども教わりました。

自宅で本をよんでいろいろ作るのもいいけれど、たまにはこういうイベントもいいものでした。
がんばってまたお出かけしよう。

当面の目標:比較的近くの、アフリカ料理レストランに行ってみよう!(つぶれる前に・・・)



■参考情報
やぎぬまともこさん 個人フェイスブック
hanaラボ フェイスブック
アキさんのフェイスブック  HP『アラブでお菓子のハナシ、ゴハンの時間

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旧黒磯銀行のカフェ

2019-09-24 | +国内

9月中旬、きのこの季節なので、ダンナサマと一緒にマイタケのようすを見に那須に行ってきました。
でも、今年は遅めなのかな、マイタケもシャカシメジもなし。
でもまあ作業があります。
那須にルンバを導入したのですが(我が家で使っていた旧ルンバ。故障して新ルンバを買ったけれど、いろいろパーツを買い替えて旧ルンバも復活)、ルンバがすっぽりはまって抜け出せなくなる家具がいくつかあるのです。
今回は、ソファのかさあげ。(詳しくは別記事にて)
ほんとのメインは、夜の飲み会かも。

今回、往路の道中、父にLINEしても返事がないなーと思っていました。
着いてみると、「携帯を家に忘れたみたいなんだよね」と。
那須の家には固定電話はないので、我々の機器で母と連絡をとって、携帯を探してもらいました。
でも「ないわよ」と。

ま、本人が探せばみつかるかな?とのんびり構えていましたが、母からドコモのサポートセンターに連絡するようにとアドバイスが。
紛失の旨、電話連絡して、ありかを探知してもらうと、
「宇都宮の××という住所で最後に確認されました。宇都宮駅の遺失物センターの可能性があります」
と。
翌日、宇都宮駅に電話してみると、遺失物センターにありました!!!!
よかった!
せっかくなのでその日、うけとりに行くことに。
父だけ、電車で黒磯~宇都宮往復。所要時間は合計2時間半くらいでしょうか。
丁度いいので、その間我々は黒磯の街を観光することにしました。
いつも那須の山の中で作業に励むばかりで、シティツアーは珍しいです。

黒磯は、こぢんまりした小さな町です。
てくてく歩くのにちょうどいい広さ。
ところどころにおしゃれパン屋さんや、ハイセンスケーキ屋さんがあると思えば、昭和レトロな食堂や和菓子屋さんがあったり。

グレープ味グミのような、ぶどうジュースのようないい匂いがするので吸い寄せられていくと、果樹園がありました。
柵にびたん、とはりついて中をじっと見たのですが
Fujika:「ねえねえ、匂いはすっごいぶどうっぽいんだけど、実ってるのは梨だよ!?」
ダンナサマ:「Fujikaちゃん、ぶどうはこっち側に生えてるよ」
どうやらどちらも棚を使うので、梨畑とブドウ畑が隣接していたようです。
余りにいい匂いで、立ち去りがたかった・・・。

ダンナサマは「2時間半もどうするの」と言っていましたが、まだまだ足りないくらいでした。

繁華街というものがある訳ではないです。
でも、空が広く(建物が低く)町があるきやすく(よく見ると道路や歩道がかなり丁寧に整備されている)、古くて趣のある建物やお店が時々あると飽きなくて、探検しているだけで楽しいものです。
グーグルマップをたずさえている、というのも大きいかも。
塀の長さが100mもありそうな敷地をみつけると、空中写真モードにしてちょっと空から覗き見できますし。
見ても分かるのは、「おーーーー、ほんとに豪邸だ~。」とか「あ、なるほど、この中は事業所の倉庫みたいよ」とか、その程度ですけど。


ランチはこちらに行ってみることにしました。 (ダンナサマのチョイス)

旧黒磯銀行

カッコいいこの建物は、旧黒磯銀行。
上部の丸いエンブレムの中に THE KUROISO BANK LTD. と書いてあります。
現在は、「カフェ・ド・グランボワ」というカフェレストラン。
 

旧黒磯銀行

ファサードの重厚な濃いグレーの石は芦野石、側面のうっすら緑色がかった石は大谷石だそうです。


 

旧黒磯銀行

高木さんという人がつくった銀行。この黒磯銀行の向かい側には、1区画全部がおなじ塀で囲まれていて、高木という表札がありました。
「おおお、銀行頭取のお屋敷がこれか!」とグーグルマップで確認したら、長い屋根のそばに何台も車が止まっていて、会社の敷地になっているようでした。角を曲がって確かめてみると、表通り沿いは「○○商店」(高木ではない)と屋号の看板があって、農業用資材(肥料など)を扱っている会社のようでした。なるほど、あの屋根は肥料の倉庫かも?
銀行を始める前からか、その後か、高木家は代々その方面の商売をされているのかもしれません。
 

旧黒磯銀行

店内は、間仕切りなしの大きな一室になっています。
さほど広くないですが、趣があります。

 

旧黒磯銀行

こちらが昔の写真。同じ時計が同じ位置に!
今は入り口入って突き当りにバーカウンターがありますが、かつては入ってすぐ左側に銀行窓口があったようです。
時計の右側の壁には大きな金庫が置いてあったとか(少しうつっています)。

 

旧黒磯銀行

ランチはパスタ。
きのこのパスタと、リッチなトマトソースの茄子パスタ。
(どちらもダンナサマのチョイス)

 


このカフェは、以前NHKのEテレで紹介されたところのようです。
実はたまたまTVをつけていて、その番組を見ていました。
「おー、あの黒磯にこんなお店が。いつかそのうち・・・」
と思ったけれど、その後メモすることもなく忘れていました。
(現物を見て、うっすら記憶がよみがえってきました)
素敵なロケーションが好きなダンナサマのおかげで、たまたま訪問出来てよかったです。

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足尾銅山、かじか荘

2019-08-26 | +国内

8月17日~18日と、台湾の知人を連れて一泊旅行に行ってきました。

プランニングはダンナサマ。
10人乗りの大きなワンボックスカーを借りてのドライブです(ドライバーはダンナサマ)。
目的地は足尾銅山と日光東照宮。

メンバーは、大人6人、子供2人(6歳、3歳の男児二人)の8人。
日本人は我々のみ。


まず着いたのは中禅寺湖。
華厳の滝観光かな?と予定していましたが、男の子たちがボートに興味を示したため、お客さんたちのみスワンボートに30分乗ってもらって、
そのあと湖畔でランチ。(喫茶店でサンドイッチ)
その後、足尾方面に。


足尾銅山は、ダンナサマは何度か行ったことがあるようですが、私は初めて。
山あいに、かつて、巨大な銅の採掘関連の工場や都市があった場所です。
(そして日本初の公害問題となった鉱毒事件でも有名に)

前の晩に、Youtubeで関連動画を何本か見てみましたが、なんとなく、イメージが湧くような、湧かないような。
ダンナサマも、何度も行ったけれどもだいぶ前のことで、ポイントが、思い出せるような、そうでもないような。

結局、二人とも英語で大したことは説明出来ず・・・という感じでした。

足尾銅山

説明はできないくせに、やはりお客さんが一緒だと観光に集中もできず、写真はほとんどなし。
それに、大鉱山都市のおもかげもほとんどなくて、写真に撮るようなものも実はあまりないです。

これは昔の橋。
かつてはいろいろな物資や大勢の人がここを行き交っていたとか。
 

足尾銅山

昔の工場。いまでも古河鉱業の持ち物のようです。
他の建物や宿舎は大半が撤去されていて、森に還っているようなところが多いのですが、ここは構造物が残っている数少ない場所のひとつ。

集落があり、とても古い木造の民家も残っていました。(豪邸ではなく、ごく一般的な住宅)
全てのパーツが木製で、隙間とかも沢山ありそうです。
戸にはナンバー錠がかけてあり、正面には新しい自転車が。
ものすごく趣がある風情でしたが、どなたか住人がいる可能性もあり、写真を撮るのは憚られて、見るだけ。
(こういう古いつくりのおうちでAirbnbなどの民泊をやったら、外国人に受けそう・・・。)
足尾というのは、廃墟マニアには人気があるようで、確かにそんな感じはそこここに。(廃墟探検動画がYoutubeにありました)

足尾銅山は、銅の採掘や精錬など、工業方面でのみどころもあるかもしれませんが、私としては、もう少し生活方面のネタのほうがとっつきやすいです。
繁栄していた頃はものすごい人口密度だったというのは、今となっては想像がつきませんが、昔のことを聞き書きした調査事業があったようで、日光市のこちらのサイトで、そのレポート「ごめんください、足尾のこと教えてください」を読むことができます。
印刷物が宿においてあって、ちらっと見てみましたが、隣近所の結びつきがつよく、共同浴場はいつも賑わっていたり、毎週映画を見たり、劇団が来たり、狭いからこその活気のある暮らしだったようです。




夜は、足尾銅山から30分ほど走って隣の谷の国民宿舎「かじか荘」
平成29年10月に大改装を終えてリニューアルオープンした、ぴっかぴかの綺麗な宿です。
その前は、昭和40年代に建てられたままの、共同トイレ、共同洗面所の、とってもオールドスタイルだったとか。

ダンナサマはその古いときに、何回か外国人を連れてきて、「Oh...It's very old  Japanese style...」と衝撃を与えて楽しんでいたようです。
新しくなってからは初めて。
今では各部屋にトイレと洗面所があって、とっても奇麗です。
「前とは大違い」とのこと。

この宿は周辺に何もないのですが、温泉がよいです。
pH10.0の強いアルカリ単純泉。お肌がすべすべになります。
露天風呂は、峡谷に面して、とてもいい眺め。この露天風呂は状態もよかったので改装せずに残したそうです。
(配管関係はみな交換したとか)


お料理も、前と全然違っているとダンナサマ談。
 

足尾銅山

夜ご飯の御品書き。
前菜、お刺身、天ぷら、茶わん蒸し、陶板焼きに加え、ビーフシチューまである旅館スタイルの大ごちそう。
(「日光ひみつ豚陶板焼き」は豚ばら肉のバター仕立て陶板焼きで、ゴマだれ。ちょっとコッテリすぎたかも。ポン酢がよかったかな。)

以前は、ワンプレートの学食みたいな感じだったそうです。


 

足尾銅山

この奥の小さな鉄なべが、ビーフシチュー。

泊まったのは土曜の晩。
で、月曜の晩には我が家に何人かお招きする予定だったのだけれど、天ぷらか、イノシシシチューかなーと思っていたもの、両方この日に出されてしまって、心の中で頭を抱えていました・・・。


 

足尾銅山

こちらは翌日の朝ごはん。
鍋の中はお味噌汁。
品数沢山! 和食スタイルの朝食ってどれもこれも塩辛い場合もあったりしますが、こちらのものは、比較的薄味でよかったです。

朝食の品数は、もう少し少な目でいいので、食後のコーヒー(インスタントでも)があるとよかったかなー。
インスタントコーヒーの粉を、自分で持って行けばいいのか。
 


このあと、足尾銅山関係の博物館2か所を見た後、日光方面へ。
東照宮は、小学校の遠足以来かな? 全く記憶にないのでほぼ初めてといってもいいくらい。
で、感じたのは、長野の善光寺とは全然違って、歩いて楽しい参道というものが全くないです。
善光寺の方が断然楽しい!

東照宮参道にある食堂で昼食をとったあとに、お客さんのみ東照宮へ。
ダンナサマと私は、宝物館のカフェで、コーヒータイム。
ご案内した方がよかったかもしれないけれど、観光するには暑すぎて・・・。
「また涼しいときに二人だけで来ようか」と話はしましたが、周辺に楽しいお店が全然なくて、魅力に欠けるな・・・。
中に入れば豪華で面白いのかな?


3時半頃には東照宮を後にして、高速で戻ってきました。
お盆の最終日の日曜、ということでどうなることかと心配していましたが、どこも渋滞はなくて助かりました。

ダンナサマ、まる2日の大きい車の運転、おつかれさまでした。

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沖縄2019:美ら海水族館のジンベエザメとジンベエザメグッズ

2019-07-31 | +国内

沖縄では、美ら海水族館に行ってきました。

行ってみるまでは気づかなかったのですが、折悪しく、その日の夕方、花火大会が海浜公園で開催されるようでした。
道は大渋滞で、施設の駐車場には近寄ることもできないほど。
で、少し離れた民間の駐車場に駐車。
炎天下、15分ほど歩いて水族館へ。
この時期自宅付近はずっと曇って涼しめの天気だったので、久々の太陽がキビシイです。


大水槽はやはり圧巻。 

美ら海水族館ジンベエザメ

おおきなジンベエザメが2匹、かなりのスピードで回遊しています。
(撮影が難しかった・・)
 

美ら海水族館ジンベエザメ

人間の大きさと比べてみて!
でっかい!

 

美ら海水族館ジンベエザメ

ジンベエザメって、このぱかーっとあいた口がなんだか可愛いんですよね。
ホオジロザメみたいに凶暴な感じではなく、のんびりやさしい感じ。
 

美ら海水族館ジンベエザメ

マンタもいましたが、やっぱ魅力は大きなジンベエザメかな~。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

外にもジンベエザメの銅像が。
(水槽のヒトたちの方が大きかった気がします)



お土産屋さんにて、手当り次第にジンベエザメグッズを撮影してきました。
 

美ら海水族館ジンベエザメ

こちらはショッピングバッグかな。
ジンベエザメ、マンタ、カメ、クマノミ、チンアナゴといった人気キャラクターが勢揃い。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

オリジナルTシャツにもジンベエザメが沢山。


 

美ら海水族館ジンベエザメ

エコバッグには、ジンベエザメとシーサー。
えへら、という表情がなかなか☆

 

美ら海水族館ジンベエザメ

水筒、マフラータオル、そして右端は靴下!?
マフラータオルのジンベエザメは、比較的写実的なのかもしれないけれど、あんまりかわいくないかも。
靴下は、撮影時は気づかず、写真を見返してて気づきました。靴下にジンベエザメ。この手があったか・・。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

ジンベエザメのお弁当箱。右はイラストですが、中央は箱全体でジンベエザメを模していて、インパクトあります。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

ジンベエザメの子供用リュック。
よちよち歩きの子供がこれをしょっていたら、可愛いだろうなあ。
わざわざ背びれをぷっくりさせています。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

ジンベエザメイラストの缶に、ジンベエザメ型のおせんべい。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

こちらはジンベエザメやホオジロザメ、マンタなどの型のパスタのスナック。
パッケージのジンベイザメやホオジロザメは、他と違ってリアル系です。
かっこいい鮫ファンの男の子ならこれでしょうか。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

ちんすこう(黒糖味、キャラメル塩味)が、いるか、ジンベエザメ、海ガメの綺麗なパッケージに入っています。
紅型ぽい色調とデザインで、素敵。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

マグネット、いろいろなサイズと魚種がありました。こんなに小さくてもそれなりにジンベエザメっぽく出来ています。
(チンアナゴ、ニシキアナゴの方が作るの簡単そうですが、同じ値段)

 

美ら海水族館ジンベエザメ

ぬいぐるみも、大小いろいろ。
だいたいどれも、口がぱっかり開いていて手などいれて遊べるようになっています。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

丸い缶3個セット(中身は不明)。
ジンベエザメ、クマノミ、マンタ。
これも紅型風の意匠が使ってあって、とっても綺麗。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

四角い箱を力技でジンベエザメ型に!
この構造をよく考えたなあ、と敬服しますが、顔がいま一歩、可愛くないかも・・。

 

美ら海水族館ジンベエザメ

右側はさきほどのおせんべい。
左は、ラングドシャ。マンタとジンベエザメ。
店頭で複数の箱を並べたときに絵柄がつながるように、丁寧にデザインされています。これもちょっと紅型風。


沢山写真は撮りましたが、買ったものはなし。
(ジンベエとシーサーのエコバッグにはちょっと心が動きましたが・・)
(でも、うちにはジンベエお菓子缶があるし!)

がんばって素敵な感じに商品開発しているので、ほかのお客さんたちが買ってくれているといいのですが。
しわん坊の中高年でごめんなさいね。



おまけ。かめ。 

美ら海水族館ジンベエザメ

タイルモザイクの亀もかわいかった。
(カメも好きなのです。アクセサリーにいくつかカメコレクションを持ってます)

 



====================
今週末(8月4日・日曜)三つ編みニンニクを持って出店します。
場所は武蔵新田(むさしにった)駅付近の新田神社。
(蒲田駅のちょっと西側、東急多摩川線の駅です)
地元商店街主催のおまつり(縁日)の一角に、ちょびっとスペースをお借りする感じです。
縁日で遊びモードで来る人が多く、野菜などはあまり売れない予感。ヒマかもなあ。お近くを通る方、よかったらお立ち寄り下さいませ。
(もちろん押し売りしたりしないので大丈夫です)
買い食いできるお店が沢山ありますよ☆


(済)7月6日(土)交通会館マルシェ(有楽町駅前、東京交通会館のピロティ 11:30 ~ 17:30)
(済)7月21日(日)編み方ワークショップ
8月4日(日)武蔵新田 宵のえんにち(15:00-19:00)(東急武蔵新田駅 新田神社付近)
8月12日(月・祝)交通会館マルシェ(有楽町駅前、東京交通会館のピロティ 11:30 ~ 17:30) 

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沖縄2019:沖縄そば3軒

2019-07-30 | +国内

7月の沖縄旅行、プランは全てダンナサマでした。
で、ランチが計3回(最後の1回は我々夫婦だけ)あったのですが、ダンナサマの好みで、全て沖縄そば屋さん。
台湾のお客様の好みはすっかりおいてけぼりで、自分の趣味に走ってます。

前田食堂

最初は前田食堂というところ。
よくここで食堂をやろうと考えたよな、と思うような、繁華街からもバス停からもどこからも遠い、野中の一軒家。
行くには車が必須です。
こんな立地ですが、食べログなどを読むと、「沖縄到着後、レンタカーを借りてまずここに車を走らせる」など全国の沖縄そば愛好家に大人気のお店らしいです。
ダンナサマによると、昔は看板すらなかったのだとか。
みんなよくたどり着けたな・・・。
 

前田食堂

(何にもピントがあってない写真ですみません)
この食堂の名物は、奥の牛肉そば。たっぷりのもやしと牛肉を炒めたものが麺の上に載っています。ダンナサマはこちらを注文。
手前はベーシックなソーキそば。私はこちらを。

なるほど、それぞれ違う味です。
牛肉そばは、つゆに野菜炒めと牛肉の風味が移って、ソーキそばなどとは違う風味。
ソーキそばは、スープの方はさっぱり系で、ソーキにはうっすら甘みがありました。

台湾のお友達は、吹けば飛びそうな建物のおんぼろ具合(失礼!)にいたく感じ入っていました。



 

沖縄我部祖河食堂

翌日は、誰の意見もきかずこちらのお店へ。
ソーキそばで有名な我部租河食堂。
お友達は、やはりここも、建物の飾り気のなさが印象深かったよう。
でもこちらは、鉄筋コンクリート造りで、しっかり丈夫そうです。

 

沖縄我部祖河食堂

ダンナサマは、ソーキ蕎麦の大盛りを頼んでいました。(食べかけ写真ですみません)

ダンナサマは普段、さほど大食いってわけではないです。私と同じくらいか、私より少ないときもあるほど。
でも、麺類となると、とたんに20歳くらい若返った食欲に。もりもり食べるのです。
沖縄そばは、麺が太くて結構ボリューミーなので、お友達も同じ大盛りを頼んでいましたが(ダンナサマがすすめた)、食べきれなくて残していました。

こちらのそばのだしは、初日の前田食堂よりも、やや塩味が濃く、くっきりした味わいでした。
 

沖縄我部祖河食堂

私が頼んだのはこちら、中身汁。豚モツがどっさりと、平たくて細長いこんにゃく、しいたけなどが入ったスープ。
このどんぶりの中、大半がタンパク質です。
でも、スープに脂の滴ひとつ浮いていない、とってもさっぱりした味わい。
暑い夏など、タンパク質をとりたいけど脂っぽいもの食べたくないなー、というときでも、これなら美味しく頂けそうです。
(お素麺をゆでて、にゅうめん風にしてもいいかも)
もともとモツ系は大好きなのですが、この中身汁、大変気に入りました。また食べたい☆

 

空港食堂

三日目(最終日)のランチは、私とダンナサマふたり。
空港にて長めに時間をとって、かなり隅々まで見てまわりました。
おみやげもの、大昔はちんすこう、その後は紅芋商品がブームだった気がしますが、今のブームは塩かしら。
いろいろなものに塩を入れて「塩××」として売っているみたいです。
(ちんすこうは比較的目立たない存在になっていました)
空港はとても広いので、沖縄文化・工芸などの展示コーナーもあるといいなあ、と思いました。
お店にある雑貨はお手頃価格のおみやげものばかりで、ちょっと物足りない。
高くて買えないけれど、漆芸や芭蕉布、花織、紅型など、本物の工芸品が見られたらいいなあ・・・。

で、ランチはダンナサマ御用達の空港食堂。
空港の左端のすみっこにある小さな食堂です。
こちらは、もともとは空港職員用なのかな、飾り気のない食堂。
こちらでソーキそばと沖縄そばを頂きました。沖縄そばは、ソーキ(豚バラ軟骨肉)はなくて、小さ目のバラ肉スライスとかまぼこが一切れ入っています。
沖縄のかまぼこは、少し甘め。
だしは、奇をてらわず、さっぱりあっさり。日常的な味わいでした。
関東でいう駅蕎麦、関西の松屋のうどん的な感じかな。しょっちゅう食べても飽きないだろうなーと思う味。
おいしかった☆
 


3食沖縄そばづくしで、ダンナサマはそこそこ満足しつつもまだ名残惜しいようで、イオンで乾麺の沖縄そばを買っていました。
(買うのはいいけど「自分で作ってね」とくぎをさしておきました)

銀座に沖縄食材が揃うわしたショップがあるようです。
(ひとさん、情報ありがとうございます☆)
イオンで見かけたけれど買えなかった、液体の沖縄そばだしとか、ソーキを煮たものとか、手に入るかな?
今度マルシェのとき、ダンナサマに見に行ってもらおうかな。

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沖縄2019:名護のイオン

2019-07-29 | +国内

7/11-14の3泊4日、台湾からお友達ご夫妻(Sさん)が沖縄にいらっしゃるとのことで、我々も一緒に行くことになりました。
旅程やレンタカー手配などはダンナサマ。
(ダンナサマ、ツアコンおつかれさまでした)

私は、沖縄はものすごく久しぶりです。
結婚したばかりの頃に、数回行った以来。(ダンナサマは仕事でそのあとも何度も)

初日は夜遅く到着して那覇泊。そして残り二日は、県北部の古宇里島(こうりじま)という道路でつながった島のコテージ泊。
最寄りの大都市は名護になるので、名護のショッピングセンターを見物しに行きました。
Sさんご夫妻は格安航空会社(ピーチエア)で来たとのことで、荷物の重量制限がひとりあたり7キロと、超キビシイです。
でも、旅先では、買っても買わなくてもお店を見るのは楽しいですよね。


私も、かなり真剣にリサーチ。 沖縄の農産物に興味があったのですが、イオンの生産者直売品コーナーは・・・

沖縄名護イオン border=

コーナー自体が小さいし、品物もとっても少な目・・・。
えー、そうなのー。
グルミチャマとか、謎のフルーツがあるかと期待してたのに・・・。

 

沖縄名護イオン border=

裏側にはオクラが少々。
昼ちょっと前くらいの時間でしたが、もう売り切れ? それとも野菜の端境期なのかなあ。

別の道の駅に行きましたが、季節的なものか、やはり野菜の種類は少な目。
トマトは全然なくて、島らっきょうが目立ちました。
行くところに行けばもっとあるのだろうか。
台湾より北にありますが、台湾より野菜の種類は少ないような気がしました。

 

沖縄名護イオン border=

品ぞろえが充実していたのは、沖縄そば。
麺だけで、何種類もあります。

 

沖縄名護イオン border=

こちらも沖縄そばの麺。
幅広麺や細麺など、さまざま! (幅広のぴろりんとした麺に興味あり☆)
一般家庭で、そんなにしょっちゅう沖縄そば食べるのか・・。それとも沖縄そばのお店の人も仕入れに来るのかな。


 

沖縄名護イオン border=

そばだしもこんなに~。おおー。
沖縄そばのだしは、そばつゆより甘くないし、ラーメンよりあっさりスッキリして好みです。
それぞれ1つずつ買って帰りたかった!

 

沖縄名護イオン border=

他に充実していると思ったのは黒糖。
ちょっと見たことないくらい、黒糖と黒糖関連菓子(豆入りなど)がぎっしり並んでいます。
一番上のカラフルなものは、可愛い小袋入りの、島ごとの黒糖。
八島黒糖」といって、八つの島それぞれ商品になっています。

サトウキビ栽培は、経済的に割に合わなくて、若い人はもうあまりやらないようですが、こういう商品が沢山売れることで、サトウキビ栽培のはげみになるといいなあ。

 

沖縄名護イオン border=

棚の下までぎっしり黒糖。

すごく目移りして迷った末、いくつか選んで買ってみました。


幸い我々の飛行機は重量制限はきびしくないし、いざとなったら、国内だから宅急便だぜ!
沖縄の経済発展のためにも消費しないとね、うんうん。
(イオンの資本は沖縄ではないだろうけど・・・)
そう思って買ったけど、帰ってみると、もっと買っちゃえばよかった、という気がひしひしと。
ちぇー。
 

 

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大信州酒造蔵開き

2019-05-09 | +国内

大型連休の一週間前の日曜日(4/21)、われわれ夫婦にしては早起きして、お出かけしてきました。
 

大信州蔵開き

上野駅からこの新幹線に乗って、長野方面へ。
ダンナサマが、職場の同僚から聞いたというイベントです。
本当は前泊するつもりだったのですが、宿がとれず、日帰り旅行になりました。
目指すは長野県の長野市。
長野県は比較的よく行きますが、県のまんなかあたり(松本市、佐久市等)が多く、北側の長野市は初めてです。

長野駅から在来線に乗り換えて、向かうは信濃浅野駅。
 

大信州蔵開き

単線の狭いホームに、ぎっしり人が!
みんな同じところを目指しているようです。
 

大信州蔵開き

駅からてくてく田舎道を。
何の案内もありませんが、前の人の後をついていけば大丈夫。

 

大信州蔵開き

目指すはこちら、「大信州酒造」。
以前から、「仕込み××号」(××にはいろいろな数字が入ります)のシリーズが、一期一会感があって面白くて、お気に入りの酒蔵です。
この日は蔵開きのイベントなのです。蔵開きというイベント自体が初めて。
鏡開き(樽酒をパカッとするやつ)があるようで、それに間に合うように来てみました。

 

大信州蔵開き

普段は工場の単なる通路と思われるところに、受付や、飲食店、物販ブースが並んでいます。

 

大信州蔵開き

会場はこんな感じ。とってもコンパクトなスペースです。

このマップ右上の薄茶の水玉模様が、簡単なテーブル。
立って囲む丸テーブルなのですが、ここにいられるかでだいぶ便利さが違います。
テーブルがあると、おつまみなど置くことができます。
慣れている人は、数人できてテーブル一台をしっかり確保し、Myおつまみを広げたりしていました。
テーブルからあぶれてしまった人は、立ったまま、お箸でつまみをつまみつつ、試飲もするという感じ。
手がもう1本欲しいです。
首から小さなカゴをさげて、Myコップ置きにしている人もいました。

 

大信州蔵開き

鏡開き。パカーン。(うまくうつっていませんが)
杉樽にお酒を移すのは、2時間前くらいなのだそうです。でないと木の香りが強くなりすぎてしまうのだとか。
何度か並んで試飲させて頂きました。
樽からちいさなひしゃくでくみ出すのも楽しく、香りもまた格別です。

 

大信州蔵開き

(食べかけで失礼)
おつまみは、ジャンクなものではないです。
焼き鳥と、あとちゃんとした和食がありました。
ハマグリと山菜のお吸い物(ウルイ、アマドコロなど入り)、ホタルイカの酢味噌、ウナギの肝煮などを買いました。
(お値段も結構します)
立ち食い&立ち飲みなので、やや忙しいです(お箸とお料理を持っている間、お酒はもう一人が預かっておくという工夫が必要)。

 

大信州蔵開き

面白そうだなあ、と思ったのは、酒粕詰め放題の企画。
ずっしりした大袋を持っている人が大勢いました。

 

大信州蔵開き

この方の持っている袋がそれ。4キロくらいはあるでしょうか。
こんなに沢山の酒粕、どうやって使うんだろう。粕漬けや粕和え?
(奈良漬け用の茶色の酒粕とはまた違いますよね? お漬物レシピは全然分からなくて・・)

男性1人で、この酒粕を持っている人が何人も。
奥さんに、「行くのはいいけど、飲みすぎないようにね。あと、酒粕よろしく」と頼まれたのでしょうか。
自分が粕漬けが大好きなのかもしれません。
でないとこんな重たいもの持って帰らないかも。

 

大信州蔵開き

うちのダンナサマも、自分の好きなものならば持てるみたいです。
(それ以外は、荷物という荷物をすごくいやがる怠け者です)
この日の収穫は、お酒3本。
7種類くらい売っていたもの、全部買いかねない勢いでしたが、あらかじめ「3本ね」とくぎを刺しておきました。

 

大信州蔵開き

電車を待つ間、ほろ酔い気分で周辺をひとめぐり。
信濃浅野駅付近は、桜が満開。
自宅近くではすっかり散っていたので、春が逆戻りしたようでした。


 

大信州蔵開き

淡い色に、濃いこげ茶の幹のコントラストが綺麗。
この色は、多分ソメイヨシノではない品種ですよね。
 

大信州蔵開き

お寺の庭先に、素敵な竹ざるが。
こんな、やや深くて底が平らなザル、使いやすそうだなあ・・。

 


立ち食い、立ち飲みなのでそれほど長くもいられず、ほどほどのところで移動しました。
このあとは、長野駅に戻り、善光寺に行ってみます。

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