採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ミョウガの梅酢漬け

2015-07-30 | +野菜系保存食


 

ミョウガ

先日収穫したMyミョウガ。

ミョウガ梅酢漬け

3%の塩で下漬けしました。
よく水気を切ってから・・ 

ミョウガ梅酢漬け

梅酢に漬け込みました。
昨年出来た赤梅酢は、これで終了。

 

ビーツピクルス

もうひとつ赤いお漬け物。

こちらはビーツのピクルスです。
スーパーの産直コーナーにビーツが売っていたので買ってきて作りました。
ダンナサマは実はビーツがあまり好きではありません。
でも関係なく出しちゃいます。
(ピクルスならば、それほど強いビーツ味ではないし)

漬け汁は、大根などを漬け直して再利用できます。
母がおせちに使ったこともありました。
綺麗な赤い色なので食卓が華やぎます。 



来週は更新お休みです。
地元の博物館と、あと東京にお出かけする予定です。
(また)壁を壊すDIYに着手しようかと思ったけれど、出来るかな? 

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梅を干す

2015-07-29 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

梅を干す、といっても梅干しではありません。

今年は梅干しは作らず、作ったのは梅シロップのみ。
梅酒用の大瓶2つ分(4リットルと5リットル)、漬け込んであったのですが、発酵を防ぐために冷蔵庫に入れてありました。

もう、それはそれは、邪魔。

冷蔵庫1号に1つ、2号にもう1つ。
どちらを開けても、どーん、と梅の瓶があります。
見なかったことに・・・出来るかさばり方ではありません。
意を決して処理することにしました。
種を抜いて、干すのです。


梅シロップの梅は、以前は全てジャムにしていました。
昨年(2014年)、丁度良い固さの梅を漬け込んだ場合、種を比較的簡単に外すことが出来、それを干すとドライアプリコットみたいになる、ということに気づきました。
(ルーティン化した作業でも、時々新展開をひらめくことがあって面白いです)

ドライアプリコットって、買うと高いですよね。
自家製で作れたら、すごくお得!
ケーキに入れたり、刻んでホームぺーカリーパンに入れたりして使えます。

うっすら青みが残った、固めの黄色い梅を漬け込むのがコツです。
梅干しにするよりは、やや若めの状態。
よく熟した梅をシロップに漬け込むと、ぽちゃぽちゃになりますが、そういうものはジャムにします。

■梅シロップの梅の使い道
(1)ぽたぽたの柔らかめのもの
→皮を、ぺろりん、とセーターを脱がすように剥く
    →皮のみ、電子レンジにかけて簡単ジャムにする。
    →皮を剥いた実も電子レンジにかけ、裏漉し。こちらも別途ジャムにする。
皮を剥いた状態で裏漉すと、作業が楽で、仕上がりも綺麗なものになります。
皮は、ほどよい食感が好きなので、それだけで加熱して、すぐに食べる用のジャムにします。
My梅の表面はポツポツがあったりしますが、こうすると裏漉したジャムはとっても綺麗です。

(2)固めのもの
→種を取り除いて干す


なにしろ量があるので、種抜きにも時間がかかりました。
夜じゅうやって、手が攣りそうになって、ようやく完了。
4リットルと5リットルの瓶から、梅シロップが4.5リットルとれ、種を抜いた梅は、約4リットル分。
一旦瓶に戻して冷蔵庫に入れ、翌朝から干すことにします。 

自家製ドライアプリコット

朝のうちはムシムシと大変な湿気。
こんな日に干すのはどうかと危ぶまれましたが、昼前から日も照って乾燥してきました。

梅干し用笊に並べて干し始め。 

自家製ドライアプリコット

4リットル分もの梅なので、梅ザル3枚分になりました。

自家製ドライアプリコット

瓶に戻しておいたとき下の方になっていたものは、シロップにまみれてテカテカしています。

自家製ドライアプリコット

同じ日の夕方。
だいぶ乾いてきましたが、もう少しかな。

今回、きっちり半割にするのと、つなげたままハマグリみたいな状態で干すの、両方を試してみました。
どちらが使いやすいか、など、これから実験してみます。  

自家製ドライアプリコット

翌日は朝から干して、夜に取り込みました。
ぱっと見、小さくなった!
という印象。 

自家製ドライアプリコット

厚みも薄くなり、よく乾きました。 

自家製ドライアプリコット

右の瓶にたっぷり詰まっていた果肉は、干すと半分以下に小さくなりました。
袋に詰めて一旦冷蔵庫へ。
またシロップが染み出してくるようならば、もう一日干そうかと思います。 


大瓶2つを取り出すことが出来、冷蔵庫がとっても広くなりました。

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ニンニク2015:三つ編み終了(計50房)

2015-07-28 | +三つ編みニンニクgarlic braid

7/24、ニンニク編み作業が完了しました。
今年の総数は、50房(18.5kg、535個。特大リース1.3kg分除く)。
昨年は110房(36kg、1000個ちょい)だったのに比べると、随分少ないです。
今年の分量でも結構大変だった気がするけれど、去年は倍以上も作業していたというのが、信じられない・・・。
分量があるときはそれなりに、早い時期から気合いを入れていたのかな。


今年は輪っかタイプの編み方を開発しました。
前の記事は、ニンニクを3列に並べるリースでしたが、その後、使う個数を減らすタイプも考えてみました。 

garlic_wreath

二重(ふたえ)タイプ。
内側の1列を省きました。
ボリュームたっぷりのモコモコ感はなくなりますが、むしろすっきりして綺麗かも。
どうでしょう。 

garlic_wreath

一重タイプ。
ダンナサマが、
「あ、なんか可愛いじゃん。しゃんしゃんしゃん、ていう鈴みたい☆」
と言ってくれました。
鈴タイプと命名しましょう。

garlic_wreath

上側のニンニクが、くて、と倒れてしまったりするので、麻ひもで固定してみました。
 


前と重複する写真もありますが、この記事に続き、19房目以降をご紹介します。
この形、これくらいの分量が好き、などのご意見をコメント頂けると嬉しいです(マーケティング中☆)。 

garlic_braid

(19)、(20)
輪っかタイプ。
左は迫力の直径40cm(1.3kg)。 

garlic_braid

(21)~(24)
一番左が三重リース。
真ん中2つが二重リース。
右が一重。
皆さんどれがお好きでしょうか。

garlic_braid

(25)~(33)
5個だけ使った部分リースタイプも作ってみました(下段右からふたつめ)。
ただしこれは補強段ボールがないため、吊すと輪が歪んできます。

garlic_braid

(34)~(40)
4個組とかを沢山編むのは苦労の割りに進捗しなくてつらいので、時々10個組とかを編みたくなります。 

garlic_braid

(41)(42)
上段は種用。こうやって沢山編み込むのは楽しいです。
(こういうのが売れたら嬉しいのだけどなあ)
下段は二重リース。贅沢に、比較的大玉を使いました。もう少し直径が大きなものにしようか迷いましたがそうすると欲しがる人がいなくなりそうなので丸くできる限界の少なさにしました。
編みながら集中力が途切れてややいびつに・・。

garlic_braid

(43)~(50)
最後に編んだもの。今年の収穫の中では一番大玉のクラスです。
ちまちまと3,4個ずつ編むのに疲れたということが左の2房でお分かりになるかと・・・。
今思うと、やっぱり小分けして編んで、房数を稼ぐべきだったかなあ。 


これからリボンをつけます。
昨年、大量に作業して、リボンの結び方に開眼した!と思ったのですが、なんかもう忘れてる気が・・。
思い出せるかなあ。

更に値段を書き込んで、今週末はマルシェ!
開催地が初めての場所なので、どうなるか楽しみです。



====

昨年もやったので、集計を。
一房の重量、個数から割り算して計算しました。
 

品種 房数  個数 重量合計kg 1個あたり重さmin 1個あたり重さmax 1個あたり重さave 備考
福地・山形 39
(うち山形5)
404 10.5 kg 16 g 67 g 37 g 特大リース(クズ玉の集合)を除いた集計。 
スペイン 6 60 2.1 kg 28 g 41 g 35 g 大きさの揃った種球を植えたので、出来上がりもまあまあ揃っている。
シチリア 1 24 0.4 kg     22 g 一房しかないため平均のみ書きました。
その他 3 47 0.4 kg 22 g 22 g 22 g 沖縄、台湾、アブルッツォ
合計 49 535 18.5 kg     34 g  


図で見てみると、昨年(上図)に比べ今年は、明らかに量が少なく、大玉が少ないということが分かります。
ちぇー、悔しいなあ。
あと、特大リースの分を集計から除いたので、極小ニンニクは今年はないように見えますが、本当は違います。
 


garlic_braid

garlic_braid

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自家製生ハム(1本目):骨抜き

2015-07-27 | +肉・魚系保存食

自家製生ハム、大分食べ進んできて、大腿骨が見えてきました。
それにしても気になるのが気温。
もう真夏です。

梅雨時などは、切り口以外の全体が、フワフワのカビに覆われたりしていました。
(生ハムの味的には問題ありませんでした。むしろまろやかに・・)
食べる面は綺麗に保つようにはしていますが、それでも、これから2ヶ月くらい高温が続きます。
エアコンを入れるようになってからは、エアコンの効く部屋に置くようにはしていますが、それでもハムには厳しそうな環境。
duckbill師匠に伺ったところ
「大腿骨が見えてきたら、裏返して反対側から切り進めるのが定石ですよ。とはいえ、まだ食べ終わっていないなんて!」というコメントを頂いてしまいました。
夏前に食べ終わっておくべきものだったようです。
あらら~ん。

切り始めたのが1月頃でした。
なので油断せずに頑張ったとしても、半年で1本は、中高年二人にはやっぱりむずかしい気がします。
(最近お客さんも少ないし・・・)

よし、この夏は、冷蔵庫に入れよう!

ついては嵩張るハモネロから取り外し、余計な骨を取り除き、塊肉の状態にします。
その後のスライスは、(存在を忘れかけていましたが)ハムスライサーの出番!
包丁より薄切りに切れるし速いし、きっと便利です。

 

生ハム

生ハム、こんな状態になっていました。
大腿骨がすっかり露出して、ナイフが向こう側に貫通します。 

生ハム

こちらが寛骨(骨盤)。
にょっきり突きだしています。

下半分の肉をうまいこと切り離すことを狙います。 

生ハム

まずは大腿骨。
骨に沿ってナイフを入れ、膝関節付近、そして骨盤と大腿骨の関節で切り離しました。

生ハム

大腿骨の骨頭。
球体関節人形のように、綺麗な丸い形。
(本当は逆で、人形が実際の骨を真似しているのでしょうけれど)。

生ハム

骨盤側。このまるい窪みを寛骨臼(かんこつきゅう)というそうです(人体の場合)。

生ハム

次に骨盤。
まず出っ張っている骨をノコギリで切り落としました。切ってしまってから、骨がある程度引っ込んでいないと、機械でスライスするのに邪魔ということに思い当たりました。
そこで、肉に埋もれている骨をみつけ、ドリルとニッパーを使い、こじるように切り取りました。 
(出っ張りが残っていればもっと作業しやすかった) 

生ハム

何しろ手探りなもので、色々な道具が登場。
肉に埋もれている骨盤をほじり出すのには、ドリルでまず骨の一番固そうなところに穴をあけ、そこを手がかりにニッパーで骨を砕き割りました。

ところで、この写真で左上にある丸太のようなものはふくらはぎに相当する部分です。 
カチカチに固くて、全部骨かしら?と思ってこそいでみたところ、結構肉がついている様子。
(そういえば、ふくらはぎって割と筋肉ついていますものね) 

生ハム

どんどんこそいでみると、骨が2本あらわれました。
太い方が脛骨(けいこつ)、細い方が腓骨(ひこつ)。 

生ハム

反対側から見たところ。
左にある細い隙間に、固定用の金具を通していました(小さな穴が白く見えます)。
ここは、何なんだろう。かかと? 

生ハム

ふくらはぎからこそいだ肉。
結構な分量です。
そのまま食べるには固く、また塩辛いので、スープのダシにしたり、フードプロセッサーで細かくして挽肉料理に混ぜたりしようかと思います。

生ハム

取り外した骨の全景。
豚って意外と小さいな、と思いました。

生ハム

さて本命のお肉。
けっこうたっぷりとれました。
窪んで見えるところが、骨盤の一部をほじり出したところ。
更にまだ骨は続いていますが、食べ進んで、スライサーに骨があたりそうになったら、また取り除こうと思います。 

これまで食べてきた切り口は、かなり乾燥してカッチリ締まった肉質でした。
でも骨の下部は、全体がまだむにむにとした柔らかさ。水分が下に下がっていたということでしょうか。 

生ハム

パストリーゼを吹き付け、ぬぐえるところはぬぐいました。
更に全体にオリーブオイルを塗り、オーブンペーパーと新聞紙、そしてビニール袋に包んで冷蔵庫に無事おさまりました。


ここしばらくの懸案事項がひとつ片付きました。
ああ、ほっとした・・・。

冷蔵庫に入れた安心感から存在を忘れてしまいそうですが、近々状態をチェックしてみなくては・・・。



■■自家製生ハム(1本目)
2014/01/18 塩漬け
2014/01/24 冷蔵庫に移動
2014/02/03 21:00~ 2014/02/04 20:45 塩抜き
2014/02/04 21:00~ 吊して乾燥 
2014/04    引き続き乾燥中。脂が滴っている模様  
2014/06/07 パテ塗り 白樺山荘のセラーにて保管
2014/08/16 山荘にてカビ洗い落とし 
2014/10/18 自宅にてカビ洗い落とし
2014/12/28 duckbillさんによるチェック
2015/01/09 ハモネロカスタマイズ  
2015/07/25 骨抜き  大腿骨が見えてきた状態になったので、骨から外して冷蔵庫で保存。

■■自家製生ハム(2本目)
2014/12/28 塩漬け (20日間)
2015/01/17 11:45~ 2014/01/18 12:45頃 (約25時間) 塩抜き
2015/05/31  パテ塗り  白樺山荘のセラーにて保管
2015/10/15 山下げ・洗浄・パテ補修・油塗り 
2015/12/25  ハモネロにセット

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みょうが採集

2015-07-23 | +その他

しばらく前からお友達のブログなどで、茗荷を見かけるようになりました。
ということは、今が収穫期か・・。

My畑の片隅にも茗荷が生えています。
でも、高さ1mほどの草に埋もれて、近寄ること能わず、という状態。
採集にあたっては、まず草刈から。
鎌で地道に刈っていきます。

猛暑の中、必死で草刈り。 

茗荷

カラスだって、木陰でクチバシをパカっと開けて涼んでいるというのに。

茗荷

「ほ・・・・、ホットヨガだと思えば。しかもタダだし。」
と自分を励まします。

小一時間刈り続け、水をかぶったように汗びっしょりになって、2平方メートルくらいの地面とミョウガの葉っぱが見えてきました。
(元はこのミョウガが見えない高さの草に埋もれていました)

草さえなくなれば、ミョウガ採集はきのこ摘みに似た楽しさがあります。
最初、ないなあ、と思っていても目が慣れてくるとどんどん見つかるようになります。

茗荷

やや小ぶりですが、黄色の花がまだ出てきていない、いい状態のミョウガが採れました。

一雨あれば、もう少し出てくるかも☆ 

一部は生で薬味にし、残りは梅酢に漬けました。

また採れたら甘酢漬けと味噌漬けもやってみようかな。
あと、以前作ったキンピラ風のものも美味しかったのでまた作ってもいいなあ。
(せっかく草を刈ったし、もっと収穫する予定でいるのだけれど、これで終わりだったりして・・?)


梅酢漬けが漬け上がったら、ミョウガ寿司にしよう。

あと秋田の郷土料理「赤もの漬け」(赤漬け)風もいいな☆
(赤漬け/けいとまま/赤まま、とも言われる夏のお盆の頃の料理で、炊いたもち米、赤紫蘇の梅酢漬け、塩漬け胡瓜を重ねて押し寿司風にしたもの。今年は梅を漬けていないので赤紫蘇がないため、ミョウガの赤梅酢漬けで代用しようかなと思っています。)



■参考情報
KOHさんのミョウガ寿司レシピ 
ミョウガ(梅酢漬け、甘酢漬け)、ほぐした焼き鮭、青紫蘇千切りたっぷり、煎りゴマの混ぜ寿司。
鮭と酢以外自家製で作ってらっしゃいました。

赤漬けまま レシピ 
もち米やおこわが好きならばお勧めです。私も本物は知りませんが、適当に作っても美味しいです。
ゆかりおこわって美味しいですものね。

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ジャガイモ2015

2015-07-22 | +ジャガイモ

余りに暑くて、ジャガイモを食べる気分ではなくなりますが、 今年の収穫のまとめです。

今年は5品種(キタアカリ、ジャガキッズパープル、シンシア、ベニアカリ、インカルージュ)、4.3キロ植えました。
結論から言うと、植えすぎた・・・。

昨年とはうってかわって豊作で、一株の根元から、ころころころっと芋が出てくるという楽しい状況でしたが、収穫の合計は53.4kg。 
うううううむ。 
今年は一日おきくらいに数株ずつ掘り出し、その都度洗って片付けて、というのを繰り返しました。
なので量の多さをあまり感じませんでしたが、合計してみるとこんな数字でびっくり。
 

昨年は、今年同様4kg植えていました。
で、収穫は21.4kg。
収量2.5倍です。
昨年は春の後半に長雨で、本当に不作。
今年は春の前半に雨が多かったですが、5月以降はいい天気。
ニンニクは昨年の方が豊作でしたが、今年はジャガイモの当たり年だったようです。
掘っていて、「わー☆いっぱい出てくる~」という印象でした。

でもこんなに沢山は、ちょっと困る・・・。

来年の課題:植える量は3kg程度にする。各品種500gで種芋を捜すこと。


今年のお芋さん達。 

ジャガイモ

キタアカリ。
これくらい芋がついていると、掘っていて楽しいものです。 

ジャガイモ

ジャガキッズパープルも、大きめの芋がとれました。 
(写真は収穫の一部) 

ジャガイモ

シンシアもよく育ちました。
(写真は収穫の一部)
極小のクズイモが少なめでした。

ジャガイモ

ベニアカリが今年一番の豊作。
1株あたり1.5kgほどどれた計算になります。
地面から赤いお芋がごろごろ出てくる芋掘りはとても楽しいものでした。
今年初めて植えてみたこの芋は、超粉質という説明にもかかわらず、なんだか「ムッチリ固い」ような気が(キンピラに向きそうな食感)。
まだ茎が青々しているうちに掘ったのがまずかったのか、それともうちの畑の土質か・・・。
色も綺麗で豊産で、育てるにはいいお芋なんだけどなあ・・。 



丸/小判型 品種名
(文字色は外皮の色) 
特徴 種芋重量(個数・植え付け箇所)
収穫 
味など 
まる キタアカリ  ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 植え付け:1kg(11個・11箇所)
収穫:13.6kg(13.6kg/kg、1.2kg/箇所) 
美味しいので我が家のスタンダード。
ジャガキッズパープル 

キリンビール(当時)が育成した粒揃いが良く紫皮で黄肉の品種。ホクホクした食感で良食味。コロッケやサラダなどに好適。
休眠期間は短い。
 

植え付け:1kg(10個・10箇所)
収穫:9kg(9kg/kg、0.9/箇所) 
前も育てたもの。 
味も黄色みも濃い。
茹でると皮の色が移る。 
ベニアカリ

肉質は「男爵薯」より粉質で、舌ざわりは「男爵薯」より粗い。蒸しいも、マッシュ、コロッケに適しており、つぶして作るいももちやハッシュドブラウン、パンケーキ、お好み焼きなどが容易に作れるが、「男爵薯」よりかなり煮くずれしやすいので煮物には不適。蒸し時間は「男爵薯」より短い。還元糖がやや多いためチップやフレンチフライには向かない。
貯蔵性は良い。

植え付け:
1kg(11個・12箇所)
収穫:18.8kg(18.8kg/kg、1.5kg/箇所) 
今回初めて購入。
肉色が真っ白で皮を剥いてびっくり。
小さい芋から消費した限りでは、さほどホクホクではなく、固いという印象。
細切りのガレットにしたが、キタアカリのような表面カリッ、中はホクっとした感じがなくて、シャキシャキに感じた。
もっと完全に枯れるまで置いておくべきだったのかな・・? 
インカルージュ 

ナッツのような独特の香ばしさとさつまいものような甘味は、やみつきになる旨さ。
煮崩れも少ない。皮の部分にはアントシアニンを含み、カロテノイドを「インカのめざめ」よりも多く含んでいる。
極早生。赤皮。橙肉。粘度は中。 

植え付け:0.3kg(5個・5箇所→育ったのは3本くらい)
収穫:1.6kg(5.3kg/kg、0.5kg/箇所) 
前も育てたもの。近くのホームセンターでしなびたような種芋を購入。
茹でると、皮の下にデンプンが沢山あるせいか、するっと皮が剥ける。皮の色は肉には移らない。
肉質は緻密でホクホク。
美味しいのだが、収量が少なめで極小イモができやすい気がする。 
小判型  シンシア  たまご型で目が浅く皮がむき易く、中生で、休眠が長く貯蔵性に優れている。 滑らかな食感で煮崩れしにくい。特にバター・クリームとの相性がよい。低温貯蔵により甘さがさらにアップ。  植え付け:1kg
(14個・14箇所→2箇所くらい芽が出なかった)
収穫:10.4kg(10.4kg/kg、0.8kg/箇所) 
前も育てたもの。 
   計    53.4kg  



 

■参考情報

カルビーポテトのサイトで、品種の概要や品種ごとのおすすめ調理法のページがありました。
来年は何を植えようかな。 

タイプ 品種ごと調理法
赤・紫の皮
 細長
シェリー  シャドークイーン  ノーザンルビー  花標津 
赤・紫の皮
 丸っこい
ベニアカリ  アンデスレッド  インカのひとみ  スタールビー 
 レッドムーン  インカルージュ 
黄色い皮
 細長い
シンシア マチルダ 
黄色い皮
 丸っこい
オホーツクチップ  ニシユタカ アイユタカ トヨシロの小玉
 セトユタカ  サッシー  さやか  普賢丸  デジマ 
 ワセシロ  とうや  十勝こがね 

 

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鮎のムニエル

2015-07-21 | +ふたりの日

ちょっと前の、ある日の晩ごはん。
 

鮎ムニエル

鮎のムニエル。
トマトソース(塩レモン・ケッパー入り)。
茄子ソテー。

あゆはワタごと塩焼きが美味しいですが、ムニエルにするのでお腹は出してしまいました。それでも独特な旨みがあって美味しいです。 

鮎ムニエル

畑のロメインレタスに、ブルーチーズドレッシング。
私ひとりだったらレタスのみ、パリパリしたおせんべいだと思って囓るだけですが、ダンナサマに「レタス囓る?」と聞いても「ボクうさぎじゃないし」と不評。
鮎が焼き上がるまでノービジョンだったのですが、運良くひらめいて、ブルーチーズでドレッシングを作ったら大好評でした。

鮎ムニエル

あと確か、茹でたジャガイモ。
くずジャガイモがようやく片付いてきました。 


この日は、メインのおさかながあって、副菜(トマトソースとかナスとか)、サラダ、と、私にしては、「それらしい」献立。
しかも30分くらいで準備できたのも、私にしては手早かった。


普段は、すごくがんばって時間をかけてヘトヘトになったのに、食卓に並ぶのはポテトサラダ(どんぶりいっぱい)、湯剥きしたトマトサラダ(どんぶりいっぱい)、タンパク質は昨日の残りの角煮の卵だけ、とか。
量は過度に多いけれど、メニュー構成としては如何なものか、いうパターンばかり。

ジェイミー・オリバーの15分クッキングの番組がすごく好きでした。
(TVKでやっていました。今もFoodiesTVでやっているようですが、我が家の契約では映らないのです)
どの回も、ハーブたっぷりで、スパイシーさもあって、わあ、美味しそう!というメニュー。
この番組を見ていると、献立構成力のない私でも、「それらしい」感じのものが時々は作れたのですが、放送が終わってしまって、再び単品注力大盛り系に逆戻りしつつあります。
また見やすい時間帯に、どこかうちでも見られるチャンネルで再放送してくれないかなあ。 

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TV周辺の改修(その3):オーディオ機器棚に引き出しとりつけ

2015-07-17 | +自宅 家具等製作・改良

昨年10月頃、TVを薄型に買い換えたのをきっかけに、TV周辺を模様替えしました。
TVを壁掛けにして、ダンナサマのAV機器を納めるため、戸棚をリメイクして横倒しにし、AV機器棚に。 

オーディオ機器棚

こんな感じになっていました。

棚の真ん中がぽっかり空いています。 

ここに、ビデオやDVDソフトを納めたいです。
(全部ダンナサマのコレクション。一時期熱心に録画してました)
別の部屋の引き出しに綺麗に収まってはいたのですが、ものぐさなダンナサマは、別の部屋にとりに行ったりはしないです。(勿論戻すのも無理)
「ビデオコレクション、見ないなら処分する?」
と聞いても、
「だめ~」
ですって。

それでは、ビデオデッキのそばの、使い易くまた仕舞いやすいこちらに移動させ、たまにはビデオ上映会をしてもらいましょう。
使い易い場所にあるのに見ない、ということが分かれば、(やっぱり画質が悪いから)捨てるなり、DVDに買い換えるなり、別の展開が生まれるかもしれません。
(ちなみに、DVDに買い換えてもいいよ、とは既に言ってあるのだけれど、「どうせならブルーレイがいいかな、と思って・・・でも機械も買わなきゃいけないし・・・」とラチが開かず。
ほへ。そうですか)


納めたいものの分量から考えて、作戦は次の通り。

・4段の引き出しにする。同じものを4つ作り、上3段はビデオ、下1段はDVD。
・棚の奥行きは44cm。引き出し外寸は43cmにし、中にビデオが2列並ぶようにする。レールは40cm。
・底板はビデオの重さを考え厚い板にしようかと思ったが、計算してみると高さが足りない。
 という訳で、5.5mmのベニヤ。
・箱にレールをとりつけるだけだと正面からレールが丸見え。折角なので表面に薄い飾りの板をつけようか。
・引き出しの取っ手は、奥行きの都合上厚みがないものにする。 

底板のベニヤはホームセンターでカットしてもらい、側面の板は自分でジグソーでカット。
そしてそれをネジでとめつけるだけ。
あとはレールをとりつけて、出来上がり


・・・・のはずが。 

オーディオ機器棚

この体たらく。
ベニヤの長さが長すぎたことに組み立てた後に気づきました。仕方ないので自分でカット。

念入りに計測してサイズも計算したはずなのに、最後、棚の幅からレールの厚みを引き算するときに、計算間違いをした模様。
まあ、短すぎよりはましだけど・・・。 

オーディオ機器棚

レールのとりつけ位置は、方眼紙に位置を書き込み、それを側壁に両面テープではりつけました。
(棚が黒いので、ここに書き込むことは不可能なため)
方眼紙上のマークを頼りに下穴をあけます。
5.5mmのベニヤの、0.5の部分は丸めた方がいいのか切り上げた方がいいのか分からず、うやむやにしました。 
工夫ポイントは、今後DVDが増えてビデオが減ることを考え、引き出し3段用の下穴も開けておいたこと。 

オーディオ機器棚オーディオ機器棚

引き出しを嵌める場所の左右にはガラス戸があり、取っ手を飛び出させる訳にはいきません。どういう取っ手にしようか、結構悩みました。

とある雨の日、引き出しの実物を45リットルゴミ袋に入れてホームセンターに。あれこれパーツを実際にあててみて、確かめます。

1回目のアイデアは10mm角のアルミアングルを使うというもの。ところが10mm飛び出させると指が入る隙間がなくなることが分かりました。

オーディオ機器棚オーディオ機器棚

再びホームセンターへ。
アルミフラットバー(板)を使い、5mm飛び出させることにしました。こうすると引き出す際に指が楽に入ります。 

オーディオ機器棚

切り間違いをもう一度。今度は致命的。
レール目隠し用の薄い板(アガチス工作材)をカットしたら、まさかの短すぎ(左右方向)。
350円もするのに買い直し・・。 

オーディオ機器棚

紆余曲折ありましたが、とりあえず完成。
手持ちのソフトが全部おさまりました。

同じ規格の箱を4つ作り、再下段だけ隙間を開けたのだけれど、再下段は前板をもっと高くすればよかったかもしれません。

オーディオ機器棚

一段目はこんな感じ。
奥のビデオが取り出し難いですが、そのくらいはダンナサマに工夫してもらいましょう・・。 

オーディオ機器棚

2段目以下は、まあまあ取り出しやすくなっています。

オーディオ機器棚

完成後全体図。

以前と比べて、左右に大きいスピーカーが増えています。

大きいスピーカーは、ダンナサマが若かりし頃に買ったYAMAHA NS-690III
長野県の「スピーカー修理工房 軽井沢」に修理に出し復活しました。待ちも多かったのか、かなり長く入院してました。自分で直す方もいるようです。

オーディオ機器棚

アングル材を2つ組み合わせるとガラス戸の引き手になりそうです。
(接着は両面テープ)
まだテスト段階ですが、近々完成させます。

 


■買ったもの
ネジ類いくつか
引き出し前板として、アガチスの薄板(必要量+2)(+2のうちひとつは切り間違い。もう一つは幅広めのものを試し買い) ¥2178 (354+408+354x4)
アルミアングル(ブロンズ色) 10mmx10mm 引き出し用に試しに購入したが、ガラス引き手に用途変更 
アルミフラットバー(ブロンズ色) 15mm  ¥718(180cm、引き出し3つ分)+388(90cm)
方眼紙  ¥254
三段引き引き出しレール40cm4本  ¥3520 (@880)
シナベニヤ5.5mm  ¥2344
両面テープ(しっかりくっついて剥がせるタイプ) 100円ショップにて。 ホームセンターだと何故3倍以上の値段なのだろう?


■家にあって使った材料
引き出しの4辺の板
両面テープ(普通紙タイプ) 仮止め用などに使用
ネジ類

■使った道具
ジグソー 
電動ドリル
かつおぶし削り(かんなとして使用)


■メモ
・引き出しひとつあたり、レール880円とベニヤ購入は仕方がないとしても、表面の飾り用にアガチス工作材354円、アルミフラットバー300円弱は、ちょっと奮発した。

・ベニヤは、シナベニヤ90x180cmを買ってカットしてもらったので2400円くらい。
ラワンベニヤだともっと安く済んだが、ラワンベニヤだと、作業中眺めているだけでも、なんだかザラザラして快適でないので、贅沢してしまいました。
(引き出しで、中にものを入れてしまえば見えなくなるから勿体ないのだけれど)

・ジグソーのステンレス用刃でも、薄い木材なら綺麗に切れるということが分かった。
 (木材用よりも滑らかに切れる)


====
■TV周辺の改修
(1)TVを壁掛けに
(2)戸棚をリメイクしてオーディオ機器棚の製作   

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ニンニク2015:三つ編み新趣向 輪っか garlic wreath

2015-07-16 | +三つ編みニンニクgarlic braid


 

garlic_wreath

余った珠芽をばらまいておいたところから、こんな感じの極小一球ニンニクがとれました。
こんなのを始め、目もくらむような(というか、目を覆わんばかりの、かな)クズニンニクがどっさり。

こういうのをまとめてやっつけてしまおう!

garlic_wreath

ぐいぐい編み込んで、大きなリースにしました。 
(直径約40cm)

輪っかの幅から考えて、直径はもう少し小さめをイメージしていましたが、クズニンニクを使い切ることを優先させたためこのサイズになりました。

garlic_wreath

リボンをつければ、クズにんにくの集合体とはいえ、それなりに素敵に・・・・・どうでしょう?

リボンは何色がいいでしょう?
ベージュでは地味かしら。やはり赤がいいかな。

garlic_wreath

見せるものではないかもしれませんが、裏側も大公開。
こんな感じになっています。 

 

garlic_wreath

クズも積もれば重くなり、全体で1.3kgもあります。
持ち上げるとだらりん、と垂れます。

輪っかの形状を維持させるため、段ボールで補強しました。厚手の段ボールでようやく保持出来る重さ(ベニヤに交換するかもしれません)。 

garlic_wreath

次に小さいサイズを使ってもうひとつリースを。
直径3~4cmのニンニクを39個使っています。
直径23cmくらい。
(このサイズなら、一応、実用的(皮を剥いて使える)だと思います) 

garlic_wreath

赤いリボンをつけてみました。
可愛いかも☆ どうでしょう? 

(とはいえこの分量のニンニク、使い切れる人ってどれくらいいるだろう。うちなら困らないけれど・・) 

garlic_wreath

裏側。
最初の大きなリースよりは、少し上達してきました。 

garlic_wreath

たまたまですが、大リースの内側に、小リースがすっぽりおさまりました。


次の課題は、少ない個数でそれなりのリースに見せるというもの。
私だったら、ニンニクギッシリのリースの方が嬉しいけれど、大概の人は、7個でも多すぎ、らしいのです。
どうしたものか。 


■参考情報
garlic wreath で画像検索

こちらの事例ではニンニクの隙間に葉っぱをあしらっています。
質問してみたところ、ツゲ系(boxwood)の葉っぱだそう。


■三つ編みニンニク関連記事
「採集生活 三つ編み ニンニク」 でグーグル検索すると上の方に過去の記事がでてきます。
画像検索 だと画像が(当ブログ以外のものも混ざります)。 
2011年に初めて作ったのですが、当時より随分上達しました。
いろいろと下降に向かう年頃ですが、コツコツ続けると向上するものなのですね。 

コメント (2)
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ニンニク2015:三つ編みニンニクはじめました  garlic braid

2015-07-15 | +三つ編みニンニクgarlic braid

7月10日くらいから、ようやく三つ編みニンニクを作り始めました。
今年は出遅れています。
6月最終の週末は旅行に行ったり、その後は雨が多くてきのこ探しをしたりしていたからかな・・・。

今年は量が少なめとはいえ、気合いをいれて、終わらせてしまいたいです。
===

三つ編みを作る際は、翌年の種用を確保するためもあって、品種ごとに皮むきをし、編んでいきます。
来年への期待も込めて、大きめのものを種用に残すことにしています。


皮を剥くと、例年よりとても貧相なニンニクがあらわれます。
生のときも、「ううー、小さい~」と思いましたが、乾くともっと。
とはいえ、使えないほどではないはずです。
マルシェに持っていっても売れないかもしれないけれど、編んでしまわないと片付かないので、頑張ります。
 

garlic_braid

右から
(1)台湾ニンニク種用
(2)沖縄ニンニク種用
(3)(4)スペインニンニク 

garlic_braid

右から
(5)スペインニンニク種用
(9)福地で完全抽台したもの種用(これを植えたら完全抽台するのものが出来るかどうか実験)
(6)~(8)スペイン
 

garlic_braid

左から
(10)(11)(12)山形
(2年ほど前に最上赤ニンニクという品種を購入し植えてみたもの) 
(13)アブルッツォ種用 

garlic_braid

左から
(14)山形種用
(15)(16)福地と山形のミックス
(丁度同じサイズだったのでこらえきれずに混ぜてしまいました・・・)

 

garlic_braid

左から
(17)山形
(18)シチリア(種用)

 

garlic_braid

シチリアのニンニクは、植えたものより小さい玉になりましたが、数はそれなりに確保できました。
来年はもうちょっと大きめのが採れるといいのですが・・。

 

これで、「福地」以外の品種はほぼ片付きました。
福地は分量が多いので、サイズごとに皮むきして編んでいきます。

今年は、また新たな編み方の実験をしてみたいと思っているところ・・。
(続編を乞うご期待!) 

コメント (4)
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