(3月下旬のことですが)ブログ友達のカノンさんから、美味しいチョコレート菓子を頂きました。
毎年、少しずつやり方を変えたりしながら作っている、定番の作品です。
カノンさんは、お料理や片付け、縫い物、ベランダでの植物栽培などなど、各方面に研究熱心で、プチ研究好きな私はとても敬服している方なのです。
ピールのチョコがけは自分でも作りますが、自分で作っているとなんだか味見で飽きてしまって、食べる気になかなかならないもの。
頂き物は心おきなく味わえます。
幸せなこと!
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綺麗なペーパーを使っていて素敵なパッケージですよね。 差し上げる状況に応じて、大きな箱と小さな箱を用意しておくのだそうです。 私も今年、小さいパックを作りましたが、確かに差し上げやすくて便利。でも、小分けして詰める手間ってかなりのものです。 手間暇かかったものを頂いてしまって恐縮です。
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きゃ~、綺麗☆ 床に座って、開封した箱を散らかしたまま「あ~ん」としようとしていたのですが、 ダンナサマが、「すごいステキじゃん。ちゃんと座って頂きましょうよう」と言って、紅茶をいれてくれました。
まずはスクエアチョコレートを味見。 端正にピッシリ四角くカットしてあり、ココアの振り方が均一で美しいです。
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説明によると、大きいパックのは、ビスケットが手作り、干しぶどうは ラム酒 たっぷりに2~3週間浸けたもの。
小さいパックは、ビスケットは市販品をブレンド、干しブドウ は適量のラム酒に2~3日浸けたものだそうです。
両方続けて頂いてみると、なるほど違います。
それぞれ別々に頂くと、わ~おいしい~☆だと思うのですが、比較すると、実は個性があります。
大きいパックの方は、リッチで濃厚な感じ。ラム酒たっぷりなのがやはり効いているのかな。砕いたクッキーのサイズが小さめなのか、ねっとりクリーミーな印象でした。
小さいパックの方は、クッキーのカケラのサイズが大きいような気がしました。こちらは、ラムレーズンの風味がやさしくて、具のサクサク・ポリポリ(クルミ?)感を楽しめる感じでした。
ピール、そしてピールチョコがけも翌日頂きました。
毎年思うのですが、カノンさんのピールはとってもソフトで美味しいです。
乾かし具合なのかなあ。レモン汁などは入れない、お砂糖だけで煮るタイプなのですが、甘過ぎなくて丁度いいです。
チョコがけの方もグラニュー糖をまぶしてからチョコレートにくぐらせてあるのですが、今年はグラニュー糖の層が厚めで、食べるとシャリっとした食感が目立つ感じでした。グラニュー糖が目立つのと、目立たないソフトなもの、どちらも美味しいですよね。
写真にとりそびれましたが、別の袋に入って、文旦ピールを、清見オレンジ果汁で煮た、うっすらオレンジ色のものも頂きました。
こちらはグラニュー糖なし(チョコなし)。
表皮を削ってから煮るせいか、苦味がほどよく抜けています。
そして、オレンジ果汁を使うのでわずかな酸味が加わって、とても好みでした。
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こちらもまたカノンさんのスペシャリテ。 獅子柚子を輪切りにして甘露煮にしたものの、チョコがけです。 1個の獅子柚子から数枚しかとれないという貴重な作品。 6Pチーズの箱に丁度くるりん、と丸く収まって、とっても素敵です。
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毎年楽しみにさせて頂いています。
こんなのが作れたらいいなあ、と思いつつ、でも、頂くものを楽しみにするのもまた幸せかな、とも考えたり。
カノンさん、ありがとうございました!!
■カノンさんのブログより
スクエアチョコ 今年はダイジェスティブビスケットから自作
スクエアチョコ レシピ
ピール作り① 表皮を剥いて作っていらっしゃいます
ピール作り②
ピール作り
ピールチョコがけ 吊して固める方法なので、ピールに「底面」が出来ず、がなめらかな形状なのですよ。
パッケージ詰め風景 自分もやるので分かりますが、詰め合わせていくのは意外と手間がかかるんですよね・・・。
輪切り獅子柚子ピール