父が2009年に、那須の山荘の庭にマイタケの原木を植えました。
重量級の丸太を煮沸するところから手作りの、大変な作業だったそうです。
(父のマイタケほだ木作成奮闘記と初収穫はこちら)
2009年10月、初収穫。この時は3個出てきていたそうです。
昨年は、祖母の具合が悪くてきのこの時期に那須にいることが出来なかったそうで、収穫はほとんどなし。
そして今年。
満を持して、ほどよい時期に、那須で待機(父が)。
父のMyマイタケ畑を見に行ってみると、もこもこもこもこもこ!
なんと5個も発生!
一番大きいのを送ってもらいました☆
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箱を持つとずっしりするほどの重さ。
こんな風に3カケに分かれていますが・・・
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もともとは1個だったそうなのです。 下に敷いているのは、スポーツ新聞ではなく普通サイズの新聞紙1枚をひろげたもの。 雰囲気としては、特大の冬キャベツくらいの感じ(高さはもっとある)。
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生えているときはこんな感じ。 落ち葉にまぎれてとても見にくいですが、ティッシュの箱の手前に、箱より多きな直径の丸いかたまりが見えるでしょうか。
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重さを計ってみると、なんと1.4kg。
スーパーの1パックは一体何グラム?と気になって調べてみると、普通サイズで100g。大きいパックだと150g。 普通サイズの14パック分!!!
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しかも今年のマイタケは一昨年よりずっとグレードアップしていまして、(父が)落ち葉をちゃんと敷き詰めておいたので、全く砂をかんでいません。
採集時期も適切だったのか、虫も全然なし!
それなりに虫がいるかな、とドキドキして裂いてみましたが、全くいないように見えました。
なにしろたっぷりあるので、いろいろ調理して楽しみました。
・マイタケ汁
・マイタケとシイタケごはん
・ハムと一緒に炒めマイタケ
・一部を干しマイタケに
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干しマイタケは、わらびさんがいつもされているのでまねっこです。 適宜洗ってから適当な大きさに裂き、半日~1日、半干し程度に干し、冷凍するというもの。
干し始めはこんな感じですが、乾くとだいぶ縮みます。 丸1日放置したので、半干しよりはだいぶ乾き気味でしたが、それでもカサカサではなく、しにょ、という感じ。 冷凍しておいて、後日また楽しむ予定。
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きのこが縮んでよく見えないけれど、マイタケとシイタケの炊き込みごはん。 今回は醤油ではなく薄塩味です。
マイタケとシイタケは、適当な大きさに切ってからオーブントースターで乾き気味に半焼きにし、研いだお米に少なめに水加減して、きのこと塩、銀杏を混ぜて炊いたもの。 食べるときに紫蘇の実塩漬けをぱらりとふって。 すっきり直球できのこの味がして、美味!
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きのこのバター醤油炒めを炊いた白ごはんに混ぜるというのも美味しそうだな。
今度やってみよう。
お父さんへ:立派なマイタケご馳走様でした。今年はもう出ないかな?
1.4kgもあったけれど、ふんだんに使っていたら、割とすぐ食べ終わってしまいました。
また来年よろしくお願いします!
そういえば、今年の春、私もマイタケの原木を埋めてみたのでした。
どうなっているかしら。
どこに埋めたか思い出せるかどうかが、まず問題だ。
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■マイタケ関連記事
(1)マイタケ植菌奮闘記(父が作業) 2009年3月
(2)2009年10月 初のマイタケ発生
(3)2010年 記録なし。猛暑乾燥の夏で発生しなかったのかな?
(4)2011年10月12日(うちに届いた日) 巨大マイタケ発生! 1.4kgもありました。
(5)2012年10月8日(うちに届いた日) 2012年も大きいです。 1.0kg。
(6)マイタケ2013:原木づくり2013
(7)マイタケ2013:マイタケ菌苦戦
カビが・・・。
(8)マイタケ2013:伏せ込み(by父)
成功率は低いですが、カマンベールチーズのように真っ白にマイタケ菌が育ったものがいくつもありました。
でもこの時の秋のマイタケの発生はなし(無念)。
雨などの条件が悪かったのだと思っているのですが・・・。
(9)マイタケ2014:原木作り
(10)マイタケ2014:伏せ込み
(11)マイタケ2014:巨大マイタケ発生! (この記事)
2013年に伏せ込んだ場所から、2.7キロの巨大マイタケが出てきました。