採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

柚子胡椒2013

2013-10-30 | +野菜系保存食

昨年、一昨年と青唐辛子がよく穫れました。
セラーノとハラペーニョです。
セラーノは種まきからやって、だいたい2株くらいは元気に育ちます。
ハラペーニョは苗を買いました。
絶え間なく供給され続けて疲労困憊しつつも、昨年はいろいろな加工法を試して、これならいくらあっても困らない!という好みのレシピを見付けました(スクッグと塩胡麻油和えとピクルス)。

今年は加工のターゲットも定まっているし、ばっちり、と思っていたらなんと、苗作り失敗(セラーノ)。
ネットで取り寄せたハラペーニョもうまく育ちませんでした。

まさかの青唐辛子収穫皆無。

がっくし

まあそういう年もあるよね。ひんひん。

今年は加工が無くて楽だわー、と思っていたら、ダンナサマから何度か、「柚子胡椒美味しいよね~。」「青唐辛子売ってたよ。」とさりげない提案が(本人としては強くリクエストしたつもりかも)。

という訳で青唐辛子は買って作ることにしました。
 

柚子胡椒

道の駅茂木で買ってきたひも唐辛子。
激辛は苦手なので種は取り除きますが、ひも唐辛子は細くてへにょへにょで、種取りがひときわ面倒くさい形状です・・・。

柚子胡椒

せめて青柚子は自給を。
10月中旬に母が来てくれるついでがあったので、実家の花柚子をもいできてもらいました。
皮は、ゼスターグレーターでおろすと細かすぎて香りが立ちにくい気がしたので、今年はピーラーで薄く剥いてみます。 

柚子胡椒

なるべく薄く剥いて、種をとった青唐辛子と一緒にスティックミキサーで粉砕します。
(写真ではフードプロセッサーが写っていますが、これだとうまく細かくできませんでした) 

柚子胡椒

そして擂り鉢登場。
塩も加えつつゴリゴリ摺って細かくしてみました。

柚子胡椒

製品は
・柚子胡椒
・柚子果汁
・柚子の絞りかす
全部冷凍しておきます。

 
絞り粕の皮部分は、お友達のカノンさんは茹でこぼすして美味しそうなピールにしていらっしゃいましたが、私はそこまで加工する余力ないかな・・・。
お風呂に入れようかと思っています。 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サツマイモ2013:ひめあやか

2013-10-29 | +サツマイモ

2011年にひめあやかというサツマイモを植えてみました。
比較的小さな芋になり、ごく小さなクズ芋も美味しい、というものです。
干し芋には巨大芋は困りもので、むしろ小さめのもので丸干しを作る方が美味しいので期待していました。

ところが。

結果は惨憺たるもの。

2011/11/14収穫ひめあやか

【2011ひめあやか】
ところどころ、芋が全然ついていないツルがあるのが分かるでしょうか。
これでもまだマシな方なのです。

2011/11/14収穫ひめあやか

【2011ひめあやか】
洗ってみるとこんな感じ。
13本で5.4kg(右下のクズを除く)。

2011/10/28収穫ひめあやか

【2011ひめあやか】
もっとひどいのはこちら。
里芋跡地で肥料が多かったと思われる場所では、苗9本分で、たったのこれだけ。
数えるほどしかついていません(5.6kg)。
途中で死んでしまった苗もいくつかあるかもしれないけれど、それでも成長した一株あたり、2個はいってないはず。

はらららら~~~


後日試食したところ、味は結構いいのです。
でも、収量が余りに・・・という訳で、ここ数年作っていませんでしたが、今年、苗屋さんのラインナップにあったので、再度10本だけ挑戦してみることにしました。

多肥に弱そうなので、植え付けた場所は、北端の畝。
北側は荒れ地(雑草エリア)。
サツマイモのツルなどを埋め込むほかは、特に肥料もやらず、毎年サツマイモを植えているところです。
(サツマイモはびっしりツルが茂るので、雑草をブロックするのには丁度いい作物です。捨て石? 防人?)


余り期待しないようにしつつ・・・。


■2013/10/24収穫 ひめあやか 10株 

ひめあやか

左の段ボール箱と右のプラスチックケース、どちらも10株分のお芋(右は紅はるか)。
左側のひめあやかは、明らかに量が少ないです。
半分以下という印象。 

ひめあやか

このツルの出来は、まあまあでしょうか。

ひめあやか

少ないものもあります。

ひめあやか

割と沢山ついているものも。

ひめあやか

これで7株分が写っています。
特徴としては、巨大芋がないです。

ひめあやか

並べてみると、10株分が新聞紙一枚におさまりました。
これで8.0kg。
2011年よりは出来がいいですが、紅はるかなどは、10株で新聞紙2枚分18kg程になることもあるので、半分以下の収量です。
(2013.10/24収穫。10株。8.0kg)

ひめあやか

今年のひめあやかの特徴としては、こんな感じの人魂型のものが多いこと。
上がツルに繋がっていた方で、下が根っこの先っぽ側です。
いまひとつ好みの形ではないなあ・・・。 

べにはるか

好みなのはこういう形。
コロンとしてすんなりした形のがいいのですが・・
(写真はべにはるかで、傷があって腐っちゃったもの) 

 
ひめあやかの場合、始末に困る巨大芋がないのがいいといえばいいです。
でも苗を自分で育てて本数を沢山植えるならいいけれど、苗を買って植えると収穫量あたり経費は割高かもしれません。
あと、形がもうちょっと良かったら(私の好みだったら)いいのになあ。 

やっぱ来年は植えないかも。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぎんなん2013

2013-10-28 | +きのこ以外

今年も銀杏を拾いました。
 

ぎんなん下処理



とある雨の日、畑にも行けないのでダンナサマの用事のついでに、Myギンナンスポットで落としてもらいました。
ダンナサマの用が済んだら迎えに来て貰います。

そこそこ摘んで、袋が重くなってきたけれど、ダンナサマはまだ。
仕方ないので薄暗くなりつつある雨の中、根性で拾い続け、大変な量になってしまいました。 

量が多くても多分大丈夫。
今年はギンナンの掃除に例のアレを使ってみようと思っているのです。 

ぎんなん下処理

それはこちら。
昨年の年末に購入したマルチ洗浄器(またの名を「農家の友」)。
主目的は里芋洗いなのですが、ギンナンの皮むきにも使えそうだと思っているのです。

ぎんなん下処理

拾ってきた銀杏を、適量バケツに入れ、ヒタヒタに水を加えます。軸はなるべく外して持って帰るようにしています。
(この写真で拾ったものの半量) 

ぎんなん下処理

一分程度攪拌すると、こんな感じ。(19:37)
一部はもう果肉から外れていますが、まだ収まったままのものも。
水の部分はまだチャポチャポした感じ。
心をゆらさず更に攪拌し続けます。 

ぎんなん下処理

約5分後(19:42)。
全体が得体の知れないどろりとしたピュレ状に・・・。
(匂いは(私が鈍感なのかもしれませんが)それほどひどくないです。むしろ見た目に怯みます)
果実の表皮が果肉と分離して、くるりと丸まっており(煮たトマトの皮のような感じ)、果肉はかなり細かく粉砕されています。
このくらいになると、種と果肉・果皮はすっかり分離。
ここに水を注ぐと、比重の差で、果肉・果皮は浮かびギンナンは沈みます。
何度か水を加えながら別のバケツに浮きカスを流し入れ、沈んだ部分(まだゴミだらけ)をボウルにあけます。

・・初めての試みなのできっと写真を撮っている余裕はなかろうと、半量ずつ作業しました。案の定、1回目は色々失敗して全然余裕無し。 2回目で写真を撮る余裕が生まれましたが、この辺でまたドロドロの水にひるんだりして写真忘れました。

ぎんなん下処理

ゴミだらけとはいえ、ギンナンは果肉から外れ、しかも相互にぶつかりあって磨きあい、つるつるになっています。
ボウルに入れて水を流すと、果肉のカスはすぐに流れて綺麗になります。更に毎年使っているギンナン専用ザルを使ってもみ洗い。簡単に綺麗にすることが出来ました。 
攪拌をはじめてから約20分でこんなに綺麗になりました。(19:56) 

ぎんなん下処理

ギンナンは綺麗になったのですが、バケツの内壁にコッテリした汚れが。
ギンナンの果皮または果肉には油脂が含まれているそうで、それがこびりついたようです。

泥だらけの里芋を何回か洗えばきっとそのうち(泥に吸着されて)綺麗になるのではないかな。 うむ。

ぎんなん下処理

機械の力はやっぱりすごいです。
これだけの量のギンナンを、手でつぶして選り分けていたら結構大変だと思います。

ぎんなん下処理



大小様々。
割と大粒に写っていますが、最大サイズでも市販のものよりだいぶ小さいです。
小さいものはサクランボの種くらい。 

ぎんなん下処理

10/26、朝からコツコツギンナン割り。
ありゃ、殻が混ざってるのがあるわ。
この状態で冷凍しておきます。 

ぎんなん下処理

一部は早速おこわに。
もち米とうるち米半々とギンナンを一緒に炊き、出来上がったら紫蘇の実の塩漬けを混ぜます。 
(私は薄皮は気にしないのでつけたままです)
いつも多めに炊いて冷凍しておきます。 

 


■参考情報
(1)個人の方の発明による銀杏の皮剥き器(動画)
竹製のドラム状のもので、水路において水流で回転させて使うもの。
真似しようにも、竹が入手出来、DIYが出来て、綺麗な水が流れているコンクリート水路が近くにある、という条件が揃う人は少ないかもしれませんが、見ているだけで面白いです。

(2)セメント攪拌用アタッチメントを使う方法
セメント攪拌用アタッチメントを電動ドリルの先につけ、銀杏と水を入れた普通のバケツにコレを差し込んで攪拌することでミキサー状態にし、果肉と核を分離する方法です。
これは目からウロコの技!
アタッチメントは1000円程度だとか。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サツマイモ2013:紅はるか

2013-10-24 | +サツマイモ

週末の雨のために畑は水浸しなです。
サツマイモが、水に浸かった状態だとひび割れてしまわないか心配なので、ぬかるみ状態ではありますが、少しずつ掘り始めることにしました。

農道を挟んだ隣の区画は芝生畑なのですが、なんと水たまりになっています。
当然、My畑も、スコップを入れるとガボガボッと水が湧いてくるような状態。
深く埋まっているサツマイモを抜き取ると、その穴に水がたまります。

・・・レンコン掘りってこんな感じなのかしら。

足の置き場所にも要注意。
畝間の土が硬くなったところなら大丈夫ですが、うっかり畝の中に踏み込むと、ずぶずぶとはまり込んでしまうこともあります。

泥んこになって収穫した第一弾は紅はるか。
一番南側で、低くなっているのか水がたまりやすい場所。
ぬかるみでの芋掘りは大変でしたが、芝生畑の水たまりで泥を洗うことが出来て便利でした。
 

べにはるかは植えた場所が畑のはじっこ(南端)だったので、夏はツルを伸ばし放題伸ばしていました。
これはきっと、地下でデカ芋が育っちゃってるな・・・。

早めに掘れば育ちすぎにならないかも?
と9月くらいに掘ってみようかと思ったのですが、暑いので芋掘りの気分にはなれず、放置。


ようやく掘ってみたところ、やっぱり・・・


■10/21.22収穫 べにはるか 10株

べにはるか10株

どいーん。
でかいです。
下に敷いているのは新聞紙1枚分。
 

べにはるか10株

10株で、新聞紙2枚分。
(重さはこれから計ります)  
個数は少ないです。
平均すると1株に3~4個という感じでしょうか。
小さめの芋沢山、というのが希望なので、植え付け時は深く植えたはずなのですが・・。 

べにはるか10株

この10株ではこれが最大かな?
1個で1.6キロありました。

はー。どうしてくれよう。
マンションのエレベーターホールにでも捨て子するかな・・・。 




■10/23、24収穫べにはるか 10株

べにはるか10株

大きい方は、ややマシなサイズかな。
 

べにはるか10株

中ぐらいのものの数が多くて嬉しいです。
10株で18kg。
 

べにはるか10株

こちらは、ひび割れから雑菌が入ったりして傷んでしまったもの。
形もサイズも丁度いいお芋なのに残念。
 

 

■べにはるか2013まとめ

●記録
植え付け本数、収穫:

  前作 植え付け日 収穫日 本数 収穫量 1株あたり収穫量。備考
(a) ウリ類 5/17 10/21,22  10 24kg   2.4kg/株
一番南の畝の東側。
巨大芋多い。 
(b) ウリ類 5/17 10/23,24  10 18kg  1.8kg/株
一番南の畝の西側。
巨大芋はやや少ない。 
(c) サツマイモ 7/1頃 10/28     芽を摘んで自分で植えたもの。
雑草びっしりだったところを耕耘機で耕し、マルチなしで適当に挿しておいた。 
(d)            
       計   kg  

(苗20本購入、芽を摘んで挿したものが十数本)

苗の状態:昨年は枯れかけで、枯れ枝のようにまっすぐな短め苗だったが、今年はまあまあだった気がする。
苗購入先:光延農園

●感想
・昨年はどの株も、えらく遠なりだったが、今年はそれほどでもなかった。
・昨年は非常に状態が悪い苗で光延農園はやめようと思っていたが、他を頼みそびれて今年も光延にした。
 届いた苗は昨年とは違ってまあまあよかったような気がする(忘れた・・)。
・昨年「苗購入は、(30本でなく)10本にして、その後ツル先を10本ほど植えるとよい」と考えたのだがうっかり20本買って、ツル先を20本くらい植えてしまった。多すぎたかも・・・。 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トリュノワ

2013-10-23 | +お菓子(西洋)

お友達のフェイスブックで「トリュノワ」というお菓子を拝見しました。
栗とチョコレート、バターを混ぜて作る生菓子です。
(冷凍は出来ないようです)

栗は、拾うだけ拾ってなかなか加工に着手出来なかったのですが、那須に栗を持ち込んで、作ってみることにしました。
(母もいるしごはんの仕度などやるべき家事が少ないためヒマなので)
皮むきも両親に手伝ってもらいました。持ち込んだ栗が全部加工出来て助かりました・・・。


■■トリュノワ
(トリュノワで検索して一番目に出てきたこちらのレシピを参考にしました)
■材料(これの2倍で18cm角ブラウニー型満タン)
栗  皮付きで500gのところ、私は皮を剥いて加熱後の状態で500g
砂糖 50g 
ブラックチョコレート 100g
バター 100g  (50gで作っている方も)
ブランデー 大さじ1
オレンジピール  適量 (元レシピにはなし)
ココアパウダー 適量 (元レシピにはなし)

作り方は、栗ペーストを作るところはいつもの自分流でやりました(記事末尾に)。
チョコとバターの混ぜ型は、2通り試してみました。

■トリュノア作り方(もとレシピ)
(1)チョコレートとバター、砂糖を湯煎でとろりと溶かす。
(2)栗ペースト(砂糖抜きで作っておいた)ものに、このチョコレート液と刻んだオレンジピールを加え、練り混ぜ、ラップを敷いた型に流し込んで成形する。
(羊羹のような直方体状がカッコイイ気がします)
(3)丸一日冷やし固めてから切る。

■トリュノア作り方(Fujikaアレンジ)
(1)チョコレートを湯煎で溶かし、人肌程度に冷ます。
(2)栗ペーストも冷めていればチンして人肌程度にしておく。
(3)バターは柔らかくしてから砂糖を加えて、バタークリームのように白くなるまで泡だてておく。
(4)1~3、及び刻んだオレンジピール、洋酒を練り混ぜ、型に流し込む。
(5)冷やし固めたあと、サイの目にカットし、ココアをまぶす。


チョコとバターを溶かす方法、そしてバターを泡だてる方法、両方作ってみました。
写真のものはバター泡だて方式です。
 

トリュノワ

栗を1キロ使ったら18cm角ブラウニー型満タンになりました。これはその4分の1。
中に入れるほか、表面にもオレンジピールを散らしてみました。バターを溶かさないように気をつけたつもりですが、少し溶けて表面に白く出てきました。

羊羹のようにスライスして食べると栗の模様がステキです。 

トリュノワ

模様が見えなくなってしまうのは残念ですが、サイの目に切ってココアをまぶしてみました。  

トリュノワ

ココアまぶしバージョンと、スライスしただけのもの。
私にしては綺麗に盛りつけてあるのは、ダンナサマの職場のおやつとして持っていってもらったため。  


■感想
・栗の比率の方が圧倒的に多いのに、栗の味というよりは、チョコレートの味の方が目立つチョコ菓子となる。
とはいえ簡単ですごく美味しい!
また作る予定。
なお、他の方のものよりやや茶色が薄いようにも見えるので、チョコをもう少し増やしてもいいかも。(栗の味は薄れるので迷うところだが)

・スライスしたままでもいいが、ココアまぶしバージョンは、表面にほろ苦さが加わりなかなかいけると思う。
おすすめです。

・バターを溶かして混ぜると、みっしり固めの食感になる。
泡だてバター方式だとほろっとした食感。どちらも口にいれたあとは、するっと消えていくような口溶けのよさ。
後をひく危険な美味しさです。

・オレンジピールが加わると、ふと噛んだ瞬間にいい香りが漂って嬉しい感じ。ちょっと高級になっていいかも。
(もう少し多くてもよかったかも)

・母によると大粒の栗のカケラが混ざっていた方が、栗らしい味がしていいとのこと。
ただ、冷蔵庫に入れて数日経つうちに、栗部分の香りはチョコの香りに馴染んで目立たなくなる気がする。

・ダンナサマによると、作ってすぐよりは、数日後の方が味が馴染んで美味しいとのこと。
(つまりダンナサマはチョコ風味が馴染んだ味が好きということかな)

・同じレシピで例えばホクホク系里芋やカボチャでも作れるということかしらん?

・チョコレート100gと生クリーム(80ccくらい?)でガナッシュを作り、そこに栗を混ぜたらどうだろうか。
バターより低カロリーかなーと期待するのだけれど。


■参考情報
(1)ポメマルさんのブログのトリュノア
栗500gにバター50gで作っています。

(2)今回参考にさせて頂いた鎌倉大根さんのブログのトリュノワ(2006)  トリュノア(2013)
2006年版ではお砂糖は水に溶かして煮詰めてシロップにして加えています。
私は水なしで砂糖のまま使いました。

(3)クックパッドのトリュノワ 



■■栗ペーストの作り方
(1)栗はまず鬼皮を剥き虫食い部分もけずって、水に漬けておく。
(2)鍋にお湯を沸かし、水を切った栗を投入する。渋皮の色が鮮やかになり果肉の色が黄色くなったら水にとる。
こうすると表面が生ジャガイモ程度の固さになり、渋皮が剥きやすくなります。
生栗は余りに固くて手を怪我しそうなので少し茹でることにしています。
(3)渋皮を剥く。また加熱することで生の時には大丈夫に見えた傷んだ部分が変色して分かるので、大きくけずっておく。
(4)ケバなどが付着しているのでさっとゆすぎ、フタがぴったりしまる鍋に入れる。栗が大きいようならば半分に切っておく。
水を6~7分目程度入れ(割と少なめ)、弱火にかける。
(5)時々上下を返しながら、栗がほろりと割れて、芯まで柔らかくなるまで煮る。
煮え上がった時に水分がほぼなくなっているのが理想。
もし栗が煮えていても水が沢山あるようならば水分のみ別容器にあける。
水が足りないと、芯が残っているのに表面だけ煮崩れて焦げ付いてしまう。水がなくなった時点でまだ栗が硬いようならば、土鍋などに移し適量の水を振り掛けてピッタリフタをして電子レンジで加熱するとよい。
(6)火を止めて、(お砂糖を加えながら)木べらで練り混ぜて、ペースト状にする。
完全にピュレ状にするのではなく、ところどころに粒が残っているくらいが美味しい気がします。
(7)これを茶巾絞りにすれば、中津川のに結構近い栗きんとんになります。
保存はガラス瓶に詰め、アルミ箔を天辺にはりつけて冷凍がお勧めです。(こうすると霜がつきにくく匂い移りも少ないように思います) 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

益子コスモス祭り

2013-10-22 | +国内

10/14、那須からまた母と二人で車で家に向かいました。
途中、益子を通るのですが、「コスモス祭り」という看板が。

折角だから寄ってみようと看板に従って農道を進みます。

かなーり長く走って、見えてきたのはまずは(田んぼを利用した)大駐車場。
そしてその奥にピンクの霞のようなものが。

(お店が出たりするものではなく)まさにコスモスを鑑賞するイベントのようです。
 

益子コスモス祭り

一面のコスモス畑!  

益子コスモス祭り

左側、とんがったテント(?)の右に、緑色の展望台があります。
展望台の側には軽食をとれるところと、ちょっとしたお店(野菜類、陶器など)もありました。でもかなり大勢お客さんが来ている割には、お店は少ないです。
(あまり商売っ気のないお祭りです)  

益子コスモス祭り

展望台に登ると、実はさほどコスモス感はないです。というのも、
・視線が低い方がコスモスが密集してみえる
・コスモスは持ち帰り自由となっている。展望台でハサミを貸し出しており、みんなすぐ側で刈り取るため、展望台の側のコスモスはもはやハゲハゲに・・・。

益子コスモス祭り

植え付け面積は13ヘクタール。植え付け本数は1000万本くらいだとか。
品種はセンセーションというものだそうです。


私は、遠目で見て楽しんだのでさっさと帰ろうかと思ったのですが、 母が「家に飾ったら綺麗じゃない。たまには花を楽しむような生活をしたら」と。
車に鎌も積んであったため、コスモス畑に踏み込んで、ザクザク刈り取ってくれました。

コスモス畑はずっと前、地元でも見たことがあります。
当時は今より純情で(!?)お花に囲まれる気分を楽しもうと、コスモスの中に分け入ってみました。
ふと気づくと、まるで親指姫のように、全ての花の芯のところに一匹ずつ毛虫が

それ以来お花畑には近づきすぎないように注意しています。


母には刈り取ったコスモスをよく振るってもらいました。 
 

益子コスモス祭り 飾ってみると、結構綺麗です。
(大きな花瓶はないため、寸胴鍋に活けました)
 


 

水替えも2回ほどして、数日間は次々花が咲いて綺麗でした。
極小さな蕾は咲くまでには至りませんでした。刈り取ってしまうと難しいのかな(水替えをちょっとさぼったというのもある)。

気づいたこと:コスモスの葉っぱは春菊の匂い。 


■参考情報
(1)益子町による「ましこ花のまちづくり」ホームページ
秋のコスモス祭りだけでなく、
 ・夏にはひまわり祭り
 ・個人宅のお庭を拝見するオープンガーデン
 ・コンテナガーデン(植木鉢寄せ植え)コンテスト
など色々な活動をしているようです。
益子は若いセンスのオシャレな陶芸店兼カフェもあったりして訪れるのが楽しい町です。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホンシメジ(おそらく)

2013-10-21 | +きのこ

16日の午前中、台風による暴風雨が吹き荒れていました。
(このあたりでは幸い被害は大したことありませんでした)
昼くらいから、こざっぱりとしたいいお天気。

きのこチェックか栗拾いか迷って、結局栗(畑のそばにある)を選んだのですが、なんと栗の木の周辺は湛水状態。
大きな水たまりになっており、栗が落ちていたとしても分かりません。

しかも、車の左前輪がぬかるみにはまってしまいました。
幸いなことに近くで作業している人がいて、その人がトラクターを持っている方を呼んできて下さり、トラクターで引っ張り出してもらうことが出来ました。
(畑仲間は、一度はこのトラクター救出を経験しているようです・・・・。私は今回初めて・・・)


翌日(17日)、やっぱり昨日は栗じゃなくてきのこを見に行くべきだったよなー、と思いながらキョロキョロしながら歩いていると、

あ!

足下に何かが!
 

ホンシメジ(多分)

ウツロイイグチ系を狙って遠くをじっと見つめていたのですが、足下にこれが!  
そういえばここは、昨年シメジを見付けた場所でした。 

ホンシメジ(多分)

去年よりやや育ちすぎで形が悪いですが、昨年みつけたのと場所も近いし同じもののはずです。
(ハタケシメジかと思っていましたが、写真を見せたところホンシメジでは?と教えて頂きました)。  

ホンシメジ(多分)

ヒダへの藁クズのはまり込み方からすると、台風前に既に発生していたようです。
やっぱり台風直後は栗じゃなくてきのこチェックに来るべきであった・・・。
車も泥んこにならずにすんだのだわ。 

ホンシメジ(多分)

前日だったらもっと若かったのかもしれませんが、それでも収穫。
ひととおり洗ってきれいにすると、こんな感じです。  

ホンシメジ(多分)

まだゴミがくっついていますが、砂じゃないし食べても大丈夫なはず。
(茹でてからゆで汁を漉します)  

ホンシメジ(多分)

比較的綺麗なものはそのまま炒めます。
那須で見付けたセンボンシメジ、地元のホンシメジ、ウツロイイグチと天然きのこ3種盛り。 

ホンシメジ(多分)

更に、豚肉+鶏肉+ヤマドリタケモドキを具にした半月型ラビオリ(実は餃子の皮使用) を茹でて、このソースをかけて、きのこ尽くしパスタになりました。 

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不明きのこ、店頭のきのこ

2013-10-17 | +きのこ

シャカシメジを採集しに行く前、父と散歩しながらみつけたのはこんなきのこでした。
 

ムラサキシメジ

ムラサキシメジ。
とある別荘の敷地のヘリにて発見。
これは食べられるきのこ。 

ホウキタケのなかま

ホウキタケのなかま。
別荘用空き区画の地上にて発見。
ずっしりして、もし食べられるとしたら、嬉しい大きさです。
御近所で比較的きのこに詳しい方二人に訪ねてみましたが、
(1)食べるっていう人と食べないっていう人がいる 
(2)沢山食べるとお腹を壊すけれどこの程度だったらどうともない、
と、何ともビミョーな判定です。

ホウキタケのなかま

裏はこんな感じ。
図鑑で見たハナホウキタケ(弱毒)に似ています。
何だかお分かりの方、是非教えて下さい。 

フウセンタケのなかま

根元のまるまり具合は、フウセンタケのなかまのよう。
調べてみたところ軸に茶色い綿状のツバがかすかに残るところからニセマンジュウガサ(可食)ではないかと思いますが、如何でしょうか。
クリフウセンタケ(ニセアブラシメジ)ではとコメント欄で教えて頂きましたが、クリフウセンタケのひだがこざっぱりしたクリーム色なのに比べこちらのヒダは砂色の薄汚い色(美味しくなさそう)のように見えます。 

不明きのこ

地上から数本、近くにまとまって生えていました。
ヘルメットのようなカサの形といい、判別し易そうなきのこなのですが、図鑑のどこを調べたらいいのか分からず結局名前不明です。  

不明きのこ

裏はこんな感じ。  

不明きのこ

なんだろう。これもさっぱり分かりません。  

 


同じ時期、産直にはこんなキノコが出ていました。
(やっぱプロが探すと違いますね~)

キノコ

ヒラタケとマイタケ。
ヒラタケは400円とお手ごろ価格ということは原木栽培のものかな?
マイタケは結構高価です。天然かしら。原木栽培かしら。
(10/11真壁の産直にて) 

キノコ

ハタケシメジ、いろいろミックス。
ミックスというのはお得な気がします。きのこは各種混ぜると旨みが増しますよね。
(10/11真壁の産直にて)   

キノコ

ウラベニホテイシメジと言っていたような。
確か同定が難しいきのこですよね。自分ではまだ分からないなあ・・。
(10/14栃木県茂木付近の山菜系産直にて)  

キノコ

ハツタケ。
傷つけると青くなって分かり易いきのこですが、見付けたことは1回しかありません。
(10/14栃木県茂木付近の山菜系産直にて)   

キノコ

チタケ(チチタケ)。
夏のきのこかと思っていましたが、まだ出るのですね。
(10/14栃木県茂木付近の山菜系産直にて)   

キノコ

ネズミホウキタケ。
穂先が小さく尖って、ネズミの手先のようだからこの名前だそうです。
私が摘んだのとは違います・・・。
(10/14栃木県茂木付近の山菜系産直にて)   

キノコ

コウタケ(シシタケ)。
今思うと、こんなに入って2000円は結構お買い得だったかも。
買えばよかったかなあ。
コウタケごはん、以前つくりましたが、ものすごくいい香りで美味しいのです。
(10/14栃木県茂木付近の山菜系産直にて)    


このほか、最初は茶色っぽいけれどゆでると紫色に色が変わるアミタケも売っていました。 (写真撮り忘れ)

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャカシメジ

2013-10-16 | +きのこ

体育の日の連休は、那須に行ってきました。
父はしばらく前から伏せ込んであるマイタケの見張り番として滞在中。
母が実家から我が家に移動してきて、1泊して、10/11に一緒に車で向かいました。

ずっと見張り番をしている父によると、本来ならマイタケやら山のきのこが出る時期なのですが、今年は全体的にきのこが少なめ。
この時期にしては気温が高すぎるし、雨もちょっと足りないようです。

11日は産直に寄りつつ移動しただけでほぼ終わり。
12日に近くを散歩してみました。
(雑木林を切り開いて作った別荘地なので、売れ残り区画などに結構きのこが出るのです)

父と私でちょっと歩いて、いくつか不明きのこを採取。それを持って御近所のきのこに詳しい人に鑑定してもらいに行きます。
1件目で分からないと言われたものがあり、もう1件にもおじゃま。
きのこ狩りよりもおしゃべりに随分時間を費やして帰宅。

すると留守番していた母が、「御近所の××さんが、『きのこ出てるから見に来て』ですってよ」と。

歩いて2分くらいのそのお宅に早速3人で伺ってみると、コレコレ、とお宅の真向かいの空き地に案内して下さいました。


おおっ!!!!
 

センボンシメジ

おっお~!!!
これは見事なシャカシメジ(センボンシメジ)の株です。
別荘用空き区画と道路の境目の崖(段差)になったところに生えていました。午前中は結構日が当たるような場所です。

図鑑で見るような立派さです。
どのくらいの大きさかというと・・ 

センボンシメジ

んー、レタスくらい?直径20cmくらいでしょうか。
採り頃にも丁度間に合った感じです。
教えて下さったその御近所さんは、天然キノコは(以前懲りたことがあるとかで)食べないということで譲って頂きました。

スコップと箱をとりに帰り、早速採取。
ずっしり重みを感じながらホクホク気分で帰ろうとしたところ、藪の中にもうひとつこんもりしたものが!?

センボンシメジ

これも同じセンボンシメジでは!
(発見者は私☆) 
日があまりあたらない樹林の中にあるせいか、やや若め。これもまた採り頃です。  

センボンシメジ

スコップでざっくり採取。
こちらもかなりの大きさです。  

センボンシメジ

二株もいいのが採れて、望外の喜びです。
左上にあるのはチタケ(やや乾いたので色褪せたもの)。

センボンシメジ

センボンシメジというだけあって軸が何本にも枝分かれしています。
シャカシメジの語源は、幼菌のカサがつぶつぶしているところがお釈迦様の頭の螺髪に見えるからだとか。
私はまた、この多数の軸が、千手観音の沢山の腕っぽいからかと思っていました。 

センボンシメジ

記念の計量。
大きい方の株は481gでした。  

センボンシメジ

小さい方も、大きさの割にずっしり。
443gもありました。  

 
片方は自分で見付けた訳ではないけれど、それでも嬉しい大収穫でした。
 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちまちまと採集・観察

2013-10-15 | +きのこ

体育の日の連休は如何お過ごしでしたか。
私は那須に、母と一緒に行ってきました。
本来ならきのこが出ている時期なのですが(父がずっと滞在して見張り番をしてます)、今年は気温が高めのせいか、雨が足りないせいか、それとも父の期待に耐えかねて恥ずかしがって?か、きのこはあまり出ていませんでした。

とはいえ、ごく近所でセンボンシメジの大きな株を2つもゲット!
収穫気分は大満足でした。(後日記事にします)


=====

10月初旬から、天気が悪くて畑に行かない日は、自分のナワバリをウロウロしてきのこの様子を伺っていました。
でもほとんど発生はなし。
秋とはいえない暖かさだったからでしょうか。

明日は台風だとか(ひどい被害がありませんように)。
台風後、またあちこちパトロールしてみると、色々出ているのではないかと期待しています。
 

テングタケ

10/1。テングタケがどっさり出ていました。
待っているのはキミじゃないんだけどなあ。  

ギンナン

お。もうギンナンが!
この時はスルーしましたが、台風後、拾いに行ってみようと思います。  
きっとどっさり落ちているはず。

青い実

地面に摘むモノがないので、めずらしく上を向いたら、
とても綺麗な青い実が!
サワフタギの木です。  

オニナラタケ

去年からのパトロールスポットのひとつ、ワタゲナラタケのシロ。10/2に行ってみたら、たった一つだけ出ていました(育ちすぎ)。 
(追記:昨年ワタゲナラタケと教わったのですが、これはオニタケではとの指摘がありました。新鮮な固体が出てきたら再度確認します。オニタケだと食べない方がいいようです。) 

オニナラタケ

10/6にはそのそばで3つ発見(結局摘んだだけで食べませんでした)。
ここも台風後に行ってみなくては。
(追記:オニタケとの指摘がありました。新鮮な固体が出てきたら再度確認します。オニタケだと食べない方がいいようです。)  

ムカゴ

あんまりキノコがいないもので、ムカゴなんて摘んでみたりして。  

シロソウメンタケ

お、これはシロソウメンタケかな?
シロソウメンタケは食べられるようですが、まだ摘んだことはありません。チマチマして食べでがなさそうで・・・。  

キクラゲ

Myキクラゲスポットもチェック。
この程度とはいえようやく、収穫らしい収穫がありました(10/6)。
小さいものは残してきたので、台風後、また見に行ってみよう。  

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする