採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

サツマイモ2015:あいこまち

2015-10-29 | +サツマイモ

シルクスイートと同じ畝に、あいこまちを植えました。
ここは、昨年も同じものを植えています。

あいこまちは、比較的比重が大きく、ずっしりした芋ができます。
ヤラピンが少々濃くて多めのような気がします。
親ヅルから切り離すときなど、とろりとした白い液体が垂れてきます。
ヤラピンが多いせいかどうか、50度洗いをすると、お湯がグリーンぽくなるような気がします。

昨年は、同じ畝のシルクスイートは豊作なのに、こちらはちょろり、という収穫でした。

今年はどうだったかというと・・・ 

あいこまち

どっさり。
運ぶのが重たくて大変なほどです。 

あいこまち

一つのツルに数本以上は芋がついています。

あいこまち

にょろ~りと遠なりの芋も見えていますが、比較的密集して、揃ったサイズの芋がついているようです。

あいこまち

ただ、皮が変色しているものが多数あるのが気になるところ。これは昨年はさほど目立ちませんでした。
基本的にどの芋もマルチと土がかぶっていたので、日光や高温にあたっていた訳ではないです。
土の奥の方から掘り出した芋でもこうなっていました。
長雨の時期もあったし、水浸し被害かなあ。 

あいこまち

巨大芋がなくて助かります。
(重さは後ほど書き込みます) 

あいこまち

皮の変色部分が傷みにつながるかどうかが問題です。


皮の変色があるものから早く加工すればいいのですが、芋掘りをしている間は、ヤニ成分で中毒気味?で、あんまり食べる気にはならないんですよね・・・。 

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サツマイモ2015:シルクスイート

2015-10-28 | +サツマイモ

サツマイモの収穫を、ぼつぼつ進めています。

シルクスイートは、昨年も買った品種で2回目。
昨年は、マルチをめくって少し土をはらうと、根株の周りにみっしりこんもり、幾つもお芋が盛り上がっているような、見事な出来映えでした。
昨年は全体に不作だったので、芋掘りらしい芋掘りが、この品種でようやく楽しめたのです。

シルクスイートは、比較的比重が軽めの印象です。
そしてツルとつながる軸も、芋先端の根も、そして芋自体も、ポキっと折れやすい芋です。
掘る際にはなるべく丁寧に扱う必要があります。


今年は、昨年と全く同じ場所に植えてみました。
収穫は・・・ 

シルクスイート

あらららら?
細長い芋が長めの軸の先についており、あとは親ヅルに密着するような小芋。 

シルクスイート

こちらも、軸が長いです。
あと芋になりそびれた太い根っこ・・。

シルクスイート

これは比較的形はマシ。でも、上にのびている芋は軸が長くなっています。 

シルクスイート

全収穫はこんな感じ。
新聞紙で包み、段ボールに入れた後の状態で9.6kgありました。

左の2本は、なんでこんなに長くなっちゃったんだろう・・。
最上段の巨大芋も、ちょっと憂鬱・・。 


シルクスイートは、スジがなく、きめ細かくて美味しいお芋ではあります。
年を越すと過度にしっとりしがちなので、早い段階から食べるなり加工するなりすすめて行きたいです。


■メモ
昨年と同じ場所に植えたのが、もしかして敗因か?
肥料が必要なサツマイモだったのかも。場所をかえるか、多少肥料をいれておくといいのかもしれない。 

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食用菊

2015-10-27 | +ふたりの日

卵を買いに、ダンナサマと一緒に最寄りの産直に行きました。

この時期ならではのものは、菊花。

黄色と紫の(もってのほか/延命楽)があり、じゃあ色違いで、とダンナサマがぽいぽいっと2つかごに入れました。

うぐ。
2つは多いかも?
まあいいか。


立ち去り乍ら小耳に挟んだところによると、ガクから花びらをむしらずに茹でる人もいるとか。
そういえば『とりぱん』にも、ガクつきのまま茹でて食べる、という話が出てきました。

試しに今回はむしらず茹でてみます。

花びらむしりをしないと、早いです。
ざざっと洗って、お酢少々を入れた沸騰したお湯に放り込み、しばらくかき混ぜるだけです。
しんなりしたら冷水にとってできあがり。

ガクごと食べるとどうなのかしら?

黄色い方は、すごーく苦い! 花びらはさほど苦くないのだけれど、中心のところ(ヒマワリでいうと最後に種ができる中心部)が苦いです。
紫の方は、中心のところがなく、全て花びらという構造の花です。
なので、苦さはさほどでもないですが、ガクはやっぱちょっと固くて苦めですね。

という訳で茹でたあとに、やはりガクからむしることにしました。

同じ花びらむしりですが、茹でた花びらは生のときよりもつかみやすく、またむしったものがちらばらないので、格段にむしり易い気がしました。

菊花って、昔はもの珍しさもあって、季節に一度は買っていましたが、むしった花びらが手にくっついたりザルにくっついたり、何だか億劫で、最近は避けていました。
茹でてからむしっていいなら、簡単!
 

食用菊

ひとつはおろし和えに。イクラを載せたのでぐっとゴージャスになりました。

食用菊

あとは酢の物。
梅シロップをちょろっとかけ、酸味を足すためすだちを少ししぼっただけ。
シンプルな調理法なので、紫と黄色で味が全然違うということが分かりました。
黄色は菊らしいほろ苦い味。
紫は、苦さはほとんどなく、梅シロップのフルーティさもあいまって、ブドウ、または何かのベリーのよう!(アントシアニン味?)


もってのほか(紫の菊)がもってのほか美味しいというのはこのことか!と今回初めて実感しました。
2種類買ってみてよかったです。 

来年も買おう。


みなさんお勧めの菊料理があったら教えて下さい。 

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落花生

2015-10-26 | +その他

晩春頃、植え付けの準備をしていたら、雑草の陰になるところ(地表)に目を疑うものが。
こんもりひとつかみ程度、殻を剥いた落花生が、土にもまみれずひっそり積んであったのです。

「え?何?何でここに??」

丁度長雨が続いた後でした。
ネズミの地下食料貯蔵庫が水没しそうだったので、きゃつらが一時的に地上に運び上げておいたのかも?

前年秋は、落花生苗を2つ植えたのですが、ナニノカに全て食い散らかされ、人間の割り当ては一切なし。
この落花生は、もとはといえばウチのかも!(よその家のものかもしれないけど)
どちらにしろ、仕返しのチャンス。

種として、植えちゃうもんね。

あまり畝もつくらず、狭い間隔で一粒ずつ播いてみました。
収穫を期待する、というよりは、ネズミの食料備蓄を横取りする(というか、昨秋取られた分を取り返す!)、というのが主な目的です。


追肥もせず、雑草にも埋もれかけていましたが、秋まで生き延びた株もありました。

試しに掘ってみると・・・・ 

畑の落花生

なんか出てきた!
収穫量としてはお粗末ですが、初めての落花生の収穫です。
昨年は2株苗を買って収穫ゼロ。今年はネズミの落花生を横取りして、収穫あり。
人類の尊厳的には負けてるかもしれないけど、勝負(?)には勝ってるはず! 

畑の落花生

立派なモヤシみたいなのは何だろう?と思ったら、落花生が芽を出してしまったもののようです。
もうちょっと前に収穫した方がよかったということか、それとも元々殻が傷んでいるようなものは、芽が出やすいのか・・・。

畑の落花生

洗ってみました。
すぐ洗うつもりが、4日ほど放置。そのせいか、あんまり綺麗になりませんでした。
茹で落花生にしようかと思っていましたが、殻がカサカサと乾いてきてしまったし、汚れで泥臭くなってしまうかも。
(多分表面に多少土の色がついたくらいでは匂いが中にしみるようなことはないのだろうけれど・・) 

畑の落花生

結局、割って使うことにしました。
小さい落花生だなあ、と掘るときに思いましたが、そういう品種のようです。 
(中国のおつまみピーナツってこんな形・サイズですよね) 

畑の落花生

全部剥いて、このくらい。

ネズミ備蓄として発見したのをそのまま食べてしまえば楽だったかも、と殻を割りながら思ったりしましたが、植えた分よりは増えて、5倍くらいにはなった気がします。 


剥いた落花生は、中華風おこわにしました。
殻がもう薄くて、乾燥気味かと思いましたが、とても柔らかかったです。
 

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栗ペースト2015

2015-10-22 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

今年は栗が落ちてくるシーズンがすっかり終わってから、ようやく栗の加工にとりかかりました。
冷蔵庫には、ほぼ毎日のように拾ってきた栗のビニール袋が詰め込まれ、明らかに狭くなってきている状態なのに、つい先延ばしに・・。

大量のお菓子を作って昨シーズンの栗ペーストを消費し、冷凍庫の場所も空いたので、今日こそ栗作業!
朝から栗むきです。
(昼過ぎから、とか思っていると他の雑用で疲れて「ま、いいか」さぼってしまったりします)

一気に全部剥いてしまい、一部を栗ごはんに、残りはすべて栗ペーストにすることにしました。
 

マロンペースト

やり始めるまでは億劫でも、着手してしまえば比較的すぐに軌道にのってきます。
ぴかぴかの栗は見ているだけでうれしくなります。

マロンペースト

今年は、特にシーズン初めにはとても大粒が拾えました。
あと、例年は台風や大雨で水没してしまったりということがあるのですが、今年はずっと栗ひろい可能な状況でした。

マロンペースト

鬼皮を剥いた後、さっとゆでてから渋皮を剥きます(少し柔らかくなり剥きやすくなる)。
この写真は昨年のもの。2014年は10月4日頃から何回かに分けて作業していましたが、今年は16日に全部処理。
10日以上遅れています。 

マロンペースト

一気に全部処理するものだから、ガラがこんなに・・・。

マロンペースト

剥いた栗の水を6~7分目入れて弱火で煮ます(バニラビーンを入れても可)。
味見してほろり、とやわらかくなった時点で、水が大量に残っていたら別容器にあけ、砂糖を加えてゴムべらで混ぜます。栗がちゃんと煮えていれば、特に力をいれなくても簡単にペーストになります。
(私は粒粒はそのまま残します)

マロンペースト

今年は、冷蔵庫で長めに保管していたせいか、栗の甘みが増していました。
お砂糖を入れようか迷うほど。
(保存性アップのためにも入れました) 


この栗で作った栗ごはんは、食事としては如何なものか、という甘さ。
私はうれしいけれど、ダンナサマにはむしろ不評かもしれません。
栗を保管しておくと甘くなる、と聞いたことはありましたが、ホントにそうなんだ~と実感しました。


今年は渋皮煮はなし。 
一時、気が狂ったように作り続けていましたが・・・、憑き物が落ちたのかしら。
(在庫をみて製作量の調整をする知恵がついたってことで・・・)

渋皮煮の場合は、私は栗の甘さよりは、渋皮の新鮮さが重要だと思います。
(どちらにしろシロップで煮るので栗自体がさほど甘くなくてもいい気がする)
渋皮が新鮮だと、スジを取るのがとても簡単で、つるりん、となめらかな仕上がりになります。

作り方を忘れないように、来年はまた渋皮煮、作ろう。
 

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自家製生ハム(2本目):山下げ、洗浄、油塗り

2015-10-21 | +肉・魚系保存食

夏の間、白樺山荘にお預けしていた生ハムを、持って帰ってきました。

私が山荘に着いたときには、カビだらけでぱふぱふの状態だったものを持ち帰り易いようにと、生ハム作り同志の若い男性陣が、流れ作業で洗って下さっていました。
(みなさんありがとうございました!)

この後各自、再度洗って、オリーブオイルを塗る、という作業があります。 

自家製生ハム

どこで洗うか迷いました。確か前回は、お風呂場に何か敷いて洗ったような気がします。
今年はベランダの物干しカートに吊るし、ホース(植木鉢に水をやる用)で水を流しながら水洗いしました。皮の側は歯ブラシを使ってこすり、パテの側はやさしく。
ベランダだと水も乾きやすくてよかったです。 

自家製生ハム

実は夏も一度水洗いして頂いています(その節もありがとうございました!)。
その後、今年はアオカビ?がよく生えたとのことで、パテ面が去年より黒くなっています。duckbill師匠によると、青緑のカビ菌糸は洗う必要があるけれど、黒い部分はそのままでもいいとのこと。
とはいえためしにナイフでちょっと削ってみたら落ちるようなので、勢いづいて削ってしまうことにしました。 

自家製生ハム

なるべく表層の黒いところのみ削って、結構きれいになりました。

自家製生ハム

削りおとした黒い部分。

自家製生ハム

ごく薄くけずったつもりですが、ところどころ、肉が露出してしまいました。
(写真中央) 

自家製生ハム

ここも(指先)。

自家製生ハム

パストリーゼを噴霧した後、パテで補修することに。(ラードの余りもあったし)
パテは、ラードと小麦粉同量に、その合計の4%の塩なのですが、小麦粉がちょっと足りなかったので少な目・・・・。

自家製生ハム

その後、新しい手袋に交換し、オリーブオイルを(掌を使って)たっぷり塗ります。
吊るしている穴の部分は、水洗いの際にぐりぐりと広げて洗う必要があったのかもしれませんが、何だか閉じているように見えて省いてしまっておりました。
この段階でパストリーゼとキッチンペーパーで穴の中までよく拭って、オイルも塗っておきました。

生ハムを吊るしていた壁

さて、どこかに吊るさねば。
昨年吊るしていたのはこの壁なのですが、ここはセルフリフォームで壊してしまったのです。

自家製生ハム

支えがなくなっちゃったここに、10kgもの重いものをつるすのは、ちょっと心配。

自家製生ハム

玉ねぎ吊るし場所の上部にL字金具をとりつけ直し、ここに吊るすことにしました。
玉ねぎからは土や皮が落ちてきたりするので、ハムの下部に移動。


16か月くらいから食べ始めるのがおすすめとのことです。
仕込んだのが昨年の年末ということは・・来年の4月頃ということか。
それより早い時期でもいいので、今ある生ハムがなくなったら、切り始めようかと思います。

今ある分は、骨から外して冷蔵庫で保管しています。
スライサーでスライスできるので、しゅんしゅん削ってたっぷり食べています。 

特に一本目のときは、巨大な生のお肉を見るだけで不安でドキドキしましたが、チャレンジしてみてよかったです。
duckbill師匠、わらび師匠のご指導のおかげです。
洗って下さった生ハム作り同志のみなさんにも大感謝です。
ありがとうございました!!

==


■■自家製生ハム(1本目)
2014/01/18 塩漬け
2014/01/24 冷蔵庫に移動
2014/02/03 21:00~ 2014/02/04 20:45 塩抜き
2014/02/04 21:00~ 吊して乾燥 
2014/04    引き続き乾燥中。脂が滴っている模様  
2014/06/07 パテ塗り 白樺山荘のセラーにて保管
2014/08/16 山荘にてカビ洗い落とし 
2014/10/18 自宅にてカビ洗い落とし
2014/12/28 duckbillさんによるチェック
2015/01/09 ハモネロカスタマイズ  
2015/07/25 骨抜き  大腿骨が見えてきた状態になったので、骨から外して冷蔵庫で保存。

■■自家製生ハム(2本目)
2014/12/28 塩漬け (20日間)
2015/01/17 11:45~ 2014/01/18 12:45頃 (約25時間) 塩抜き
2015/05/31  パテ塗り  白樺山荘のセラーにて保管
2015/10/15 山下げ・洗浄・パテ補修・油塗り 
2015/12/25  ハモネロにセット 

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お菓子いろいろ製作

2015-10-20 | +お菓子(西洋)

10月11日、12日と、白樺山荘にお預けしている生ハムをひきとりに伺いました。
標高1300mくらいあるため、冬季は凍ってしまうためです。
大勢集まるということで、わらびさんが「キノコの会と何処ぞやの路地裏の会」というテーマを企画してくださいました。参加者それぞれ、路地裏の一杯飲み屋っぽいイメージで、何かお料理を作る、というものです。

私の企画は「路地裏のお菓子屋さん」。
お料理は、たぶん食べきれないくらいに美味しいものが集まるはずです。
しかもひとに出すような洒落たお料理なんて作れないです。
お菓子ならば余っても持って帰りやすいですし、ね。

作ったのは次の6種類。
作る前の週末に、すべての材料を計量してビニール袋に入れ、名札(「カップケーキ用 バター 160g」など)もつけておきました。(で、バターや卵はまた冷蔵庫に)


(1)ユウガオハルワ入り、カルダモン風味カップケーキ
ユウガオハルワのレシピはこちら) 
今年は畑友の畑のユウガオを収穫させて頂きました。
干したりもしたかったけれど夏後半の天気がずっと悪く、大半をハルワに。
大原照子さんのバナナケーキレシピの、バナナをユウガオハルワに置き換えて作成。

(2)トリュノワ
(以前作ったときの記事はこちらとかこちら
在庫の栗渋皮煮と栗ペーストを大量放出。栗ペーストは1キロ使っています。
表面に渋皮煮をちりばめて、栗の存在感を演出してみました。
本当はチョコペースト部分に刻んだオレンジピールを混ぜるつもりで、わざわざ脱気してあったピールの瓶を開封して、これを干して刻んで、用意してありましたが、入れ忘れました。
でも渋皮煮部分が、しみこんだブランデーのせいでフルーティな香りがあり、オレンジはなくてもまあよかったかな。

(3)カノム・モーケン(タイのサトイモプリン)
(レシピはこちら) 
冷凍のサトイモペーストと、サツマイモペーストを使いました。
思ったよりココナツミルクのこってり感はなくて、割とあっさりになったかも。

(4)マロン・シュー
カイエさんから頂いた、中津川の栗菓子屋さん、満天星一休の栗シュークリームが美味しかったのです。
外側はココアシューで、内側は栗きんとんまんま、という感じ。
それをイメージして作ってみました。
シュー皮は、ちょっと焼きすぎたかなあ。
クリームは、泡立てバター、砂糖、マスカルポーネ、栗ペースト、泡立て生クリーム。
お店のに近い感じにはなったけれど、生クリームっぽいやわらかささがもっとあってもよかったかも。
栗クリームと生クリームを2層にするとか。

(5)マロンパイ
タルトなどに使うアーモンドクリーム(アーモンド粉、バター、砂糖、卵、各同量)と、栗ペーストを混ぜて餡にしました。比率は1:2くらいかな。栗分多め。
(今回のお菓子作りで、栗ペーストを2キロ近く消費しました。)
ここに更にトリュノワで使った渋皮煮の残りを刻んで混ぜました。
皮は、フィロペーストリー。溶かしバターと全卵を混ぜてマヨネーズ状にし、刷毛で塗りました。
溶かしバターを塗るだけだと、粉っぽさが残ったりします。
マヨネーズ状のものを塗ると、パリパリになって大成功。

(6)サモサ
フィロペーストリーを1パック解凍すると、かなり大量です。
ジャガイモ消費のため、玉ねぎをカレー粉で炒めたものやら卵白を焼いたものやら適当に混ぜ、サモサも作りました。
(こちらは主に自家用)


10月9日、10日と2日かけて作りました。
最後のマロンパイ・サモサあたりで、疲労のあまり、やっぱ作るのやめようかな?とも思いましたが、初志貫徹でやりとげました(やりとげる、というほど大層なことじゃないけど)。
開封した渋皮煮も使い切ることができたし、結構おいしくできたし、やっぱり作ってよかった。
 

お菓子いろいろ作成

カルダモンカップケーキ。
(写真はかずくん撮影のをお借りしました。)

お菓子いろいろ作成

渋皮煮をぎっしり並べたトリュノワ。
大粒栗の渋皮煮を半分にスライスしてあります。 

お菓子いろいろ作成

無念のオレンジピール。
渋皮煮がブランデーの香りでフルーティぽさがあったので、なくてもまあよかったです。
渋皮煮を並べない場合は絶対入れた方が美味しいと思います。

お菓子いろいろ作成

三角のがマロンパイ(とサモサ)。フィロ生地を四等分した帯状の生地で具を包むようにパタパタ転がして三角にしてあります。
その左はサトイモプリン(カノム・モーケン)。

お菓子いろいろ作成

マロンパイ断面。
パイシートなどに比べると、皮部分がとても薄くて軽いです。
フィロを1.5倍~2倍使うともっとよかったかな?今度実験してみなくては。 

お菓子いろいろ作成

栗シュー。
小ぶりに作りました。
念入りに焼いたせいか、皮がちょっとモサモサと乾き気味だったかなあ。(特に詰めるものが固めの栗クリームだったので)
生クリームと栗クリーム、2層にすれば、口の中でしっとり感が生まれたかも。

お菓子いろいろ作成

路地裏のお菓子屋さん風になったかな?
持ち帰らずに、この場ですぐにマロンパイを食べる方には、トースターで軽く焼いて提供しました。
フィロ皮は薄いので、湿気やすいけれど、焼くとパリパリ感がすぐに戻ります。 


ずっと懸案で思い詰めていて、二日がかりで集中して大量に作り、だいぶ疲れました。
いまでもちょっと放心状態・・・。



■よかった点
・栗シューの中身やサモサの具は、適当な分量作った。
これを、たまたまだけれど、皮と同時にほぼぴったり使い切ったのが気持ちよかった。 

・冷凍庫に、明らかに隙間ができたのがめでたい。

・たとえ1種類のお菓子作りでも、作業が終わると家じゅうが爆発したような大散らかり状態になりがち。
今回は1種類で爆発させていると次のものを作るスペースがなくなるので、なるべくこまめに片付けるように心がけた。
全部終わったときの散らかり具合は、まあまあ許せる程度(当社比)だったのがよかった。
 

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ニンニク2015:岐阜のにんにく

2015-10-19 | +ニンニク

先日、お友達のmiyakoさんから
「Fujikaさん、ニンニク興味あるでしょう。植えてみたらどうかと思って。」
と種ニンニクを頂きました。
(miyakoさん、ありがとうございます!!)
 

岐阜のニンニク

小さいというハンデ(?)を何とかするために、お店ではこんな風にアピールされています。
(11月に岐阜旅行に行った際に店頭にて写真を撮ってきました) 

岐阜のニンニク

とっても可愛らしいニンニク☆ 

岐阜のニンニク

一球あたり、5~6片前後。
この小ささは、南方系?とも思いましたが、岐阜ってかなり寒い土地だったようにも思います。

岐阜のニンニク

とても小玉ですが、鱗片数が少ないので、それぞれは意外と大き目です。
鱗片の皮は薄紫というか、ローズ色。
福地ホワイトではなさそうです。

右の方にあるものを見ると、珠芽ができるタイプのようです。 


10/14、早速植えてみました。
来年、どんなニンニクができるか楽しみです。

・追肥をしっかりやったとして、やはりこんな小玉が出来るのか、それとも大きくなるか。
 (出来れば大玉になってほしい)
・小さいし、南方系かとも思ったが、まだ芽がふくらんではいない。割と日持ちがよいタイプかも?
・どんな風に珠芽ができるかな。軸の先端にできるか、福地みたいに軸の中途にできるか。


畑のニンニクは、あらかた芽が出揃ってきました。  
(まだ気配がないものもある)
緑の葉っぱがすっくり伸びて、かわいいです。
なのでマルチ穴に生えてきた雑草むしりも、はかどります。

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銀杏ひろい

2015-10-15 | +きのこ以外


 

銀杏ひろい

下草が茂る樹林のように見えますが、実は採集スポット。

銀杏ひろい

銀杏です。
下草のように見えたのは、去年落ちて、芽が出てきた赤ちゃんイチョウなのです。

なるべく大き目のものを選び、せっせと拾います。
(蚊取り線香の用意がなくて、いっぱい蚊にさされた)  

銀杏ひろい

お友達の家にある超大粒の藤九郎ぎんなんは、果肉のサイズがくらいありました。
ここにあるのは、せいぜい巨峰くらいかな。
でも、私が知っているエリアの中では大き目です。 


この後、果肉を外して水洗いします。
果肉外しは、サトイモ洗い器を使ったり、靴で踏みつぶしたりなどいろいろ試しましたが、暖かい日中に、手袋をしてひとつずつぷちゅぷちゅ潰すのがいいみたい。(夜暗いときにやると憂鬱になるので避けた方がいい)
この程度の量ならば、さほど時間もかかりません。 

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タネニンニクのあまりでバーニャカウダソース

2015-10-14 | +野菜系保存食

ニンニクを植えるために玉をほぐしていくと、植えてもちゃんと育たなさそうな極小鱗片が沢山出てきます。
なので、秋のこの時期は、収穫直後と同様、ニンニク加工シーズン。

何しろ粒が小さいので皮むきが面倒です。
特に小さいものについては、前に記事にした、揚げながら剥く方式でいきます。
バーニャカウダソースを作ることにしました。 

小粒ニンニクの皮の剥き方

(写真は前の記事の再掲)
根元を切りとり、同時に側面の皮を少し破るようにします。

(紫の薄皮なので、白く見えるのが皮がないところ)
これがポイントです。 

小粒ニンニクの皮の剥き方

そして、弱火で油炒め。
薄皮はカサカサになり、中のニンニク粒は小さくなるため、お箸でちょっとつつくと、つるりん、と皮から出てきます。
そうなったら、カサカサの皮を箸でつまみ出します。
(多めの油で揚げてもよい。そうすると比重差で皮が浮いてくる)

(上の写真のように皮もちょっと破いておかないと、つるん、とは出にくいです) 

小粒ニンニクの皮の剥き方

8分後。
(写真の時刻をチェックしました)
皮をつまみ出して、ほぼ中味だけになりました。
(手で剥いていたら、8分では済まないですよね?)  

小粒ニンニクの皮の剥き方

皮はカサカサで半透明になります。
いくつかの皮をまとめて箸でつまめばいいので、個数が多くても割と簡単です。  

バーニャカウダソース

上記のようにして皮を剥き、アンチョビを投入。 
しばらく加熱するとアンチョビがほぐれます。
そうしたら火を止めてスティックミキサーで攪拌。 

バーニャカウダソース

普段は、皮を剥いたニンニクを牛乳と水1:1のもので茹でますが、今回は揚げたため、ちょっと固めのペーストになりました。 

バーニャカウダソース

小瓶ふたつ出来上がり。

ガーリックトースト、粉ふき芋に絡めてソテー、などに使います。 

(写真あとで)

まだマシなサイズのニンニクは、皮を剥き、小口切りにして干しました。
ニンニクチップ(というよりフレーク?)です。
水で戻して通常のニンニクとして使うほか、ケバブ用スパイスミックスなど粉末状のミックススパイスを作る際に使います。


 

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