前回プルーンから
水が出てべしょべしょになってしまったプルーンタルト。
プルーンをうっかり食べ終わってしまわないうちに再挑戦しました。
タルト生地もいまひとつだったので(焼き縮み&カチカチ)やり直し。いつもの配合にしました。
■いつものパートシュクレ■(オレンジページに載っていました)
■材料(φ22cm×1,φ18cm×1は余裕。22cmが2つとれるかも)
小麦粉 240g
アーモンド粉 60g
粉砂糖 60g
バター 170g
卵 1個
プルーンから水がでないようにするため、今度は下焼きしてみました。
下焼きしたところ
オーブンの上段で15分くらいかな。乾いて縮んだ感じになるまで焼いてみました。
クリームは今度はオーソドクスなアーモンドクリーム。バター、アーモンド粉、砂糖、卵がほぼ同割です(砂糖をちょびっと減らしたような気がする)。
前日に作っておいて、さて塗ろう、と思ったときふとスパイスを入れてはどうかと思いつきました。すっかり冷えて固まったアーモンドクリームにスパイスを練り込みます。
なんだかマダラだけどまあいいや。
クリームを少し焼いてからプルーンを並べることにしました。
・・・と思ったら焼きすぎてしまいました。
仕方ないのでプルーンをぎゅうと押し込むようにして配置。これではちゃんと安定しないかも。なのできつきつに並べて誤魔化します。
2007/9/22 今度は18cmの型です
ある程度縮んだプルーンを並べているにもかかわらず、ぎちぎちに並べてしまいました。
ここにグラニュー糖をぱらぱらとふりかけて焼きます。
さて焼き上がりは。
2007/9/22作 プルーンタルト
プルーンを焼いておいたせいか、びしょびしょは回避できたようです。
アーモンドクリームを下焼きするのはプルーン固定の目的からは問題があると予想したのだけれど、カットしてもさほどバラバラ崩れて来ず、なんとかなりました。
思いつきで入れたアーモンドクリームのスパイスが、やさしい味のプルーンとよく合いました。
スパイス味のプルーンコンポートもいいな~、と思っていたのですが、片手で食べられる便利さのあまり、つい食べ終わってしまいました・・・。
aiwhasさん、ご馳走さまでした~。
この日、もう一つタルトを。
そうめんかぼちゃの親戚のようなしっとり系かぼちゃを使いました。
かぼちゃ、生クリーム、卵2個、砂糖、スパイスを味見しながら適当に混ぜました・・・。
2007/9/22作 かぼちゃタルト
この皮は前回作った焼き縮み&カチカチのもの。型の高さの半分くらいまで焼き縮みしてしまっています。数日寝かせたら何とかなると思ったけれど、だめか。
バターと粉を混ぜるとき練りすぎたのかな・・・。カチカチという問題点については、具から水分が出てしっとりすることを期待しよう。
この縮んだ皮、プルーンなど固体を乗せるにはまあ何とかなったのですが、液状のアパレイユを詰めるにはやはり不便。水深が稼げないので味のバランスに問題が出てきます。
(幸いなことに写真は撮り忘れましたが)タルト皮と同じ位の厚さの具だなんて、我ながらひどい・・。
少し余った(というか分量適当なのでぴったりになることの方が偶然ですが)アパレイユはタルトレット型に詰めました。(写真なし)
2007/9/22作 タルトレット(皮のみ)。
ダンナサマが「秋」をイメージして落ち葉のようにレイアウトしてくれました
(スプーンは何?)。
タルトレット型への敷き込みって今回初めてでした。
もの凄く大変!
(型にバターを塗って、粉をはたいて、敷き込んで、ピケして、アルミを敷いて、重石を乗せて)×n個!
重石を乗せるためのホイル型を探したりなど、ドタバタしてしまいました。
段取りがよくないと死ぬほど大変です。
実験でバターも粉もなしで敷いてみたらそれでも何とかなりそうでした。
次はこれだな。
味のバランスがタルトレットに向いているものもあると思うので(濃厚なチョコレートタルトとか)、タルトレットも上達したいものです。