採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

きのこクリーム煮

2007-09-27 | +ふたりの日
昨日の夜ごはん。

夕方ダンナサマと一緒にプールに行って少々運動(歩いたりとか)。
そして一緒に帰ってきて、ドタバタと準備しました。
二人一緒に家に着くと何だかせわしないわ。

メニューはこんな感じ。

・おつまみ盛り合わせ(生ハム、いちじく、自家製ビーツピクルス、頂き物の茗荷ピクルス)
・ダンナサマがぶつぎりにしてくれたオニオンスライス(おかかと梅醤油)
・ヤマドリタケモドキのピラフ(冷凍してあったのをチン)
・ヤマドリタケモドキ(炒めた状態で冷凍)のクリーム煮
(ジャガイモ(ご飯ときのこと一緒に電子レンジで大いそぎで加熱)、ソーセージ、タマネギ)
・葡萄(地元産ナイアガラ)
・パン少しとチーズ

(野菜が足りないです。ハイ)

案の定、ワイン飲もっか、と言われてしまいました。
おかずをちゃんと作らなかった引け目からか、ダメ!と強く言えず、結局白ワイン。折角運動したのにその分を上回ってあまりある不健康ぶりでは。

どうもダンナサマは子供の頃からプールとごほうびがセットになっていたみたいなのです。プールに行くと何か「いいもの」(お刺身とか)を期待している風情。
悪い習慣ですよねえ。


ところでこの日初めて作ったヤマドリタケモドキのクリーム煮。


2007/9/26 ヤマドリタケモドキクリーム煮(クリームが煮詰まり気味)


こちらで昼間レシピを拝見して、早速実行してみたのでした。
しかし夜には脳の記憶はだいぶ劣化して、バターとか牛乳を忘れてしまったのでした。
(たまたま来客で肝心な時鍋についていられなかったせいもあるな、うん)

出来上がりは、キャンベルのマッシュルームスープ缶に似てるかも。
いや、キャンベルの方はおぼろげな記憶だし、それよりもずっと美味しいのですが。
初めてのクリーム系のヤマドリタケモドキ料理は、オリーブオイルとニンニクで炒めた味とは全く違いました。
大変においしい。
涼しくなってきたし、こういうのもいいものですね。
パスタやリゾットにもあいそうです。

また作ろう!
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再挑戦プルーンタルトとかぼちゃタルト

2007-09-27 | +お菓子(西洋)
前回プルーンから水が出てべしょべしょになってしまったプルーンタルト
プルーンをうっかり食べ終わってしまわないうちに再挑戦しました。
タルト生地もいまひとつだったので(焼き縮み&カチカチ)やり直し。いつもの配合にしました。
■いつものパートシュクレ■(オレンジページに載っていました)
■材料(φ22cm×1,φ18cm×1は余裕。22cmが2つとれるかも)
  小麦粉  240g
  アーモンド粉 60g
  粉砂糖    60g
  バター  170g
  卵    1個

プルーンから水がでないようにするため、今度は下焼きしてみました。


下焼きしたところ

オーブンの上段で15分くらいかな。乾いて縮んだ感じになるまで焼いてみました。

クリームは今度はオーソドクスなアーモンドクリーム。バター、アーモンド粉、砂糖、卵がほぼ同割です(砂糖をちょびっと減らしたような気がする)。
前日に作っておいて、さて塗ろう、と思ったときふとスパイスを入れてはどうかと思いつきました。すっかり冷えて固まったアーモンドクリームにスパイスを練り込みます。
なんだかマダラだけどまあいいや。

クリームを少し焼いてからプルーンを並べることにしました。

・・・と思ったら焼きすぎてしまいました。

仕方ないのでプルーンをぎゅうと押し込むようにして配置。これではちゃんと安定しないかも。なのできつきつに並べて誤魔化します。


2007/9/22 今度は18cmの型です

ある程度縮んだプルーンを並べているにもかかわらず、ぎちぎちに並べてしまいました。

ここにグラニュー糖をぱらぱらとふりかけて焼きます。
さて焼き上がりは。


2007/9/22作 プルーンタルト

プルーンを焼いておいたせいか、びしょびしょは回避できたようです。
アーモンドクリームを下焼きするのはプルーン固定の目的からは問題があると予想したのだけれど、カットしてもさほどバラバラ崩れて来ず、なんとかなりました。
思いつきで入れたアーモンドクリームのスパイスが、やさしい味のプルーンとよく合いました。

スパイス味のプルーンコンポートもいいな~、と思っていたのですが、片手で食べられる便利さのあまり、つい食べ終わってしまいました・・・。
aiwhasさん、ご馳走さまでした~。


この日、もう一つタルトを。
そうめんかぼちゃの親戚のようなしっとり系かぼちゃを使いました。
かぼちゃ、生クリーム、卵2個、砂糖、スパイスを味見しながら適当に混ぜました・・・。


2007/9/22作 かぼちゃタルト


この皮は前回作った焼き縮み&カチカチのもの。型の高さの半分くらいまで焼き縮みしてしまっています。数日寝かせたら何とかなると思ったけれど、だめか。
バターと粉を混ぜるとき練りすぎたのかな・・・。カチカチという問題点については、具から水分が出てしっとりすることを期待しよう。

この縮んだ皮、プルーンなど固体を乗せるにはまあ何とかなったのですが、液状のアパレイユを詰めるにはやはり不便。水深が稼げないので味のバランスに問題が出てきます。
(幸いなことに写真は撮り忘れましたが)タルト皮と同じ位の厚さの具だなんて、我ながらひどい・・。

少し余った(というか分量適当なのでぴったりになることの方が偶然ですが)アパレイユはタルトレット型に詰めました。(写真なし)


2007/9/22作 タルトレット(皮のみ)。
ダンナサマが「秋」をイメージして落ち葉のようにレイアウトしてくれました
(スプーンは何?)。


タルトレット型への敷き込みって今回初めてでした。
もの凄く大変!
(型にバターを塗って、粉をはたいて、敷き込んで、ピケして、アルミを敷いて、重石を乗せて)×n個!
重石を乗せるためのホイル型を探したりなど、ドタバタしてしまいました。
段取りがよくないと死ぬほど大変です。

実験でバターも粉もなしで敷いてみたらそれでも何とかなりそうでした。
次はこれだな。
味のバランスがタルトレットに向いているものもあると思うので(濃厚なチョコレートタルトとか)、タルトレットも上達したいものです。
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2007イタリア:ムラーノ島で豪華ランチ

2007-09-26 | +海外

(2007年7月に行った旅行の記録です。旅程が目次を兼ねていますので良かったらどうぞ)
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ヴェネツィアの北に位置するムラーノ島(googlemapsより)。

当初ムラーノ島に行こう、と行ったのはダンナサマでした。私は特にガラスを買う予定もないし(品物が多すぎて選べないのですっぱりあきらめたのです)、ヴァポレット(水上バス)の値段も高いし、本島の中に見所も山ほどあるのでムラーノ島は乗り気ではありませんでした。
ところが実家の母にヴェネツィアンガラスがいっぱいあるよ、とメールしたら、ネックレスがあってもいいわねえ、との返事(メールって便利ですね!)。急遽ガラスの本場(?)ムラーノ島でお買い物できることになりました。

やっぱり単なるウィンドーショッピングより、買うつもりでの比較検討の方が楽しいですよね!!

到着後、ざっとガラス屋を眺めながら(みてたのは私だけかも)、男性二人はランチのお店の検討。久々にホテルピクニックでない、レストランごはんです。
さてその選択は・・・。

ムラーノ島の空。

ヴァポレットの船着き場です(上の空中写真の南端あたり)。
ヴェネツィア本島を出ると何故か空の広さが印象的です。リド島でもそう感じました。

船着き場を背にして右の方から北西方向に伸びる細い水路。
この小さい水路の両側がぎっしりガラス製品屋さんです。1件ずつ、オーナーの趣味なのでしょうか品揃えが違うので見ているだけでも飽きません。

同じ水路を反対側からみたところ。

そういえばこの島にも車はありませんでした。
のんびり歩けるし、臭くないし、静かだし、車がないのもいいものですね。

ここは細い水路の北端が東西方向の太い水路とぶつかったあたりです。

カメラをダンナサマに託して私はアクセサリー選びにいそしんでいたので私には見覚えのない風景だわ。

大きな倉庫みたいな建物はガラス工房かもしれませんね。

ランチはこのお店に決定!
Ristorante Dalla Moraというお店だと思います。
細い水路がカーブしているところの東岸側のお店です。

今日こそ魚市場で見たものを食べるぞ~。

店内はこんな感じ。ダンナサマは屋外の席がよかったのだけれど残念ながら満席だったのでした。

ダンナサマは男のくせに(男女差別?)「いい雰囲気の店」(屋外席があったりとか)に弱いのです。雰囲気だけで店を選んで何度ハズしたことか・・・。

海の前菜盛り合わせ

斜めのアングルでよく分からないのですが、お皿も大きく、種類も豊富です。

☆業務連絡☆
イ○○さま。もっといい写真があったら使わせて下さいませ。

左半分をアップにして確認してみます。奥から反時計まわりに。
①黄色いポレンタ
②カニの身をほぐしたもの
③ホタテのトマトソース煮
④カニの身と内子
⑤小タコ(Moscardino?)マリネ
⑥ゆでえび
⑦団子状の何かのつみれ
シャコ

右半分のアップ。こちらも反時計回りに。
⑨何かのマヨネーズ和え(これは頂けませんでした。マヨネーズが×)
⑧シャコ
⑥ゆでえび
⑤小タコ(Moscardino?)マリネ
⑩レモンの影にあるのはイカの卵(Latti di Seppia)
⑪皮をむいた小エビ
⑫更に小型のエビ(アミ?)
⑬スプーンの横の黒いものは何だったかな?

クモガニのパスタ。
この前日私だけ食べておいしかったので、ダンナサマ達にも紹介したかったのです。
(比較すると前の方がやや上かな)

イカスミパスタ(又はリゾット)も頼めばよかったなー。結局食べ損ねたのでした。

海の幸グリル盛り合わせの、ひとり分。

カメリエーレの女性がきれいにほぐして盛りつけてくれました。

フォークとスプーンでざっとほぐした後お盆を持って行かれそうだったのだけれど、ちゃんと狙い澄ましてSTOPと言って、置いておいてもらいました。
縁側とか皮とか、まだまだ食べられる(というか一番おいしい)ところが残っていますからね。

大満足のランチでした。ヴェネツィア本島で食べるよりもかなり安かったのではないかと思います。
不思議に思ったのは、イタリアでは魚を焼くとき、塩を振らないのですね。
少しだけでも塩をした方が、身もしまるし、皮も香ばしく焼けるしおいしいと思うのだけれど、イタリア料理では違うのですね。

帰り際、別のテーブルには店員さんがひとり座り込んで、黙々とカニの身ほぐし作業をしていました。ディナー用かな?明日のランチ用かな?
ゆでただけのカニって、レストランで頼めば出てくるのかしら?でもって、値段は安かったりするのかなあ。
前菜にほぐし身が入っていたけれど、あんなちょっぴりでは呼び水にしかなりませんよね。ひとり1杯、ミソもたっぷり食べてみたいなあ。


さて午後の部。
ワインも飲んで魚介でお腹をはちはちにした男性陣は喫茶店においておいて、私は再びネックレス選び。



結局夕方までかかって(ごめんねーみんな)この店で一つ、別の店でもう一つ選んだのでした。

このあとサンマルコ広場に行ったら同じものが246ユーロで売っていたのでした。130で買って、得した!

満潮だったのでしょうか、あちこちびしょぬれ。

ごみばこも水をかぶっています。

船着き場近くのこの歩道もびしょぬれ。

階段部分から水があふれ出しそうです。


結局ムラーノ島に5時頃までいたのですが、昼休みがない分、夕方の店じまいは早いです。5時ぴったりにはお店の人が退社するのでしょうね、5時前になると買い物途中でも追い出されてしまいます。
あー、やはりヨーロッパだわ、と実感したのでした(実はまだ甘かった。ペルージャ市街ではなんと昼休みが1時から4時!)。

ヴェネツィア本島は買い物環境はイタリア離れしています。昼休みも多くのお店は閉めないし、夜もかなり遅くまで開いています。

●2007イタリア旅程へ

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はじめてのかぼちゃ

2007-09-25 | +野菜
みなさま連休は如何お過ごしでしたか~。
初日は片付けして、2日目は久々に東京へ。上野の東京都美術館のトプカピ宮殿展に行ってきました。最終日の一日前だったせいかぎゅう詰めの大混雑。でもきれいなものが沢山見られて、行って良かった。もっと基礎知識があるとより楽しいのでしょうが。図書館で本を探してみよう。
いつか本物のトプカピ宮殿に行ってみたいものです。

その日の夜は上野の小さい居酒屋でごはんを食べてきました。
久しぶりに都会で外食するとどこにどんなお店があるか分からずにまごついてしまいます。せめてよく使う上野くらい、ここ、と決めたお店があるといいのだけれど。


月曜日はうっかりダラダラ過ごしそうになったのだけれど、栗の木の下見に行ってきました。そして来るべき収穫に備えて一昨年もやったあの作業、そうカマを持っての下草刈りを。下草が茂っていると落ちた栗が分からなくなってしまいますからね。
・・・大汗かいて草刈りをしたけれど(まだ途中)、大粒の栗一袋(1キロ)500円前後で買えるんですよね、このあたりでは。
買った方が得だよなーとは毎年思うこと。でも毎年拾ってます・・・。
だってこの栗の木は、人にみつかりにくい場所にあって、でも比較的大粒が穫れるのですもの。拾わずにはいられないです。


ところで、直売所に行くとこんなものが。
かぼちゃだそうなのです。皮をむいて使うとか。


2007/9/15 かぼちゃ



イギリスの種屋さんのHP(日本語)のかぼちゃのページにある、Squash Jumbo Pink Bananaスカッシュ・ジャンボ・ピンク・バナナにそっくりでは?

かなり大きいので迷いましたが、やはり買ってしまいました。

断面はHPにあるのとよく似ています。


2007/9/22 かぼちゃ断面

種の形が細長くて、見慣れた形とは違いますよね。
そして試しに電子レンジで加熱してみると・・・・

あらびっくり!果肉が!

(お待たせしました~)


2007/9/22 繊維状にほぐれます


そうめんかぼちゃの親戚かしら??
でもほぐれるといっても、全体的にやわらかでねっとりしているので麺状にはなりません。フォークなどで簡単にピュレ状になります。
味はやや水っぽくて、でもかなり甘いです。かぼちゃというよりもねっとり系のさつまいも(にんじん芋など)のよう。

試しに軽くホイルで包んでオーブンで焼いてみたら水っぽさがなく、ねっとり甘くて焼き芋のようです。
電子レンジにかけたものも、もう一度、皮をとって軽くつぶしたものをラップを外してしばらく加熱すると、ほどよく水分が抜けて甘みが凝縮されておいしいです。
(私はねっとりしたさつまいもが好きなので)
何を作ろうかなーと味見しているうちにいつの間にか大きな一かけがなくなってしまいました。

煮物には向かないけれど、オーブン焼きや、ピュレにしてからパンプキンパイ、かぼちゃプリンなどには合いそうです。
よし!かぼちゃタルトだ!(タルトの記事はこちら


普通のかぼちゃの味とは少し違うし、最初いまひとつだわと思ったけれど、もう1個買ってきてしまいました。今度はかぼちゃプリンにしようと思っています。
1個目は種を全部捨ててしまったのだけれど、今度は種を残しておこう。
好みが分かれそうだけれど、誰か作りたい人いないかな。
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きのこモーニング&ディナー(9/16)

2007-09-20 | +お客さんの日
前日夜更けまで呑んでいた3人は、朝になっても一向に起きてくる気配はありません。そこで私はちょっくらきのこの偵察に(また)。

2007/9/16 収穫(これは洗い終わった段階)

こんなに摘んできてしまいました(一体どうするのだか)。 きのこを洗ったりしている間にみんな起き出してきました。もう昼だけど、朝ごはん。

くるみ入りライ麦パン。
そしてきのこ・タマネギ・北海道の加熱サラミのオーブン焼きオムレツ。
このオムレツは、前日みんなが飲んでいる横で作っておいたのでした。

桃。これが今年最後の桃。おいしかったな。

頂き物のプルーン。

みな寝不足と飲み過ぎでグロッキー気味。
でもおしゃべりは弾むようです。


みんながしゃべっている横で私はきのこの処理。
夕方になって、炊き込みごはんがもうすぐ出来るから、それまで風呂でも入ってたら、と言ったのが運の尽き。すっかり湯上がりゆったりモードになって、ビールなど飲んでしまったらもう根っこが生えてしまいます。
結局もう1泊、という成り行きに。
私は食べ物の在庫消費を手伝ってもらえるからいいんだけれど、ダンナサマはこの日仕事するつもりだったはずだけど・・・。(忘れてたみたい)

さて予定外の2泊目の晩ごはん。
おしゃべりしているけれど手は暇な男性陣をこきつかいながら色々準備しました(シェフの気分ってこんなかしら)。
買い物もしなかったけれど在庫でなんとかなりましたよ。

■お通し

塩ウニ、たいらぎ貝の粕漬け、ゆべし(祐子ちゃんありがとう!)、細長いのはサンマではなく大女子(オオナゴ)の燻製(北海道みやげ)。
この燻製は頭も中骨もしっぽも、全部たべられます。ほろ苦くておいしい。

■ゴーヤサラダ

すんません。前日と似てます(残りものではないのだけど)。
昨日は味が薄かったので今日は梅醤油(市販品)で味付けしてみました。あと具として梨(豊水)の千切りも入れてみました。

■十六ササゲのごまあえ

40cmくらいあるササゲ豆のごまあえです。味付けはイ○○氏。
私の味付けよりしっかり甘辛くて、お店の味です。

■なすの梅風味サラダ

昨日は方針が定まらなかった茄子ですが、今日は多少お料理らしく。
薄切り梨もあわせ、自家製甘梅干しに漬かってた赤紫蘇と甘酢で味付けしました。
梨とナスがさくさくして甘酸っぱくて、私の好きな味に出来たけれど、みんなはどうだったかな。

■きのこの刺身

ヤマドリタケモドキの軸を縦にスライスし、わずかにダシと塩で味付けしたお湯でゆで、それをわさび醤油で食べてもらいました。
昨日の飲み過ぎで疲れた胃にはあっさりおいしかったのではないかしら。
こりこりしてタコとか貝のお刺身の雰囲気なのですよ。

■きのこごはん

ソテーしておいたヤマドリタケもどきを小さめに切り、出汁醤油で煮て味付け。その汁も使い千切りニンジンと一緒に炊き込みごはんにしました。緑は炊き上がってから散らしたササゲのみじん切り。
ヤマドリタケモドキのこの食べ方は初めてだけれど、なかなかでした。
今度は洋風炊き込みご飯(ピラフというのでしたっけ?)もやってみよう。

■デザート

柿ようかん。
柿と寒天とお砂糖だけでできているものです。とても高級な味わい。

■お酒

この日のお酒は、
不老泉(これもイ○○氏より)。
さすがに二日目は、ほどほどの飲み方となりました。

今日はおおむね和風ですね!(トーンがそろうなんて私にしては珍しいわ)
夜もみんな割と早く寝ました。やはり前日の飲み疲れがまだ残っているようです。


翌朝はプルーンタルトと朝の残りのきのこオムレツなど。
でもって解散となりました。

お客さんがきたおかげで久々に部屋も片づいたし、いろいろ料理もしたし、きのこ摘みやきのこ処理もできたし(いま考えると手伝ってもらえばよかった)、タルトも作れたし、私にとっては割と充実した連休になりました。
ダンナサマは仕事がはかどらなかったことに気づいてあとで愕然としていましたが。

マツ○○さま、イ○○さま、(分野に偏りはありますが)冷蔵庫も冷凍庫もまだいっぱいです。是非ともまた来てねー。

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きのこディナーその1(9/15)

2007-09-20 | +お客さんの日

連休の初日(9/15)、夜ふたりお客さんが来ることになっていました。
どちらもまあ、慣れ親しんだメンバー。イ○○氏はヴェネツィアとペルージャに一緒に行った仲間だし、マツ○○氏は数年前はしょっちゅう我が家にごはんを食べに来ていたのです。

という訳で肩の力を抜いて、おもてなし準備。

昼過ぎまできのこを摘んで、そのあとちょっと買い物。お料理を出し忘れたりしないように、一応お品書き(作業メモだな。うん)を作っておきました。

でもってメンバー到着後は彼らにも準備を手伝ってもらいました。
この日の夜ごはんはこんな感じ。

■生ハムとレバー燻製の盛り合わせ

ルッコラとサラダ菜はこの日買ってきたもの。黄色いのはミニトマトです。
レバー燻製は北海道みやげ(いつか自分で作りたいな)。

なお盛りつけはダンナサマ。じゃあこれを盛りつけてね、と渡した菜っ葉を全部盛り上げてくれました。あしらう程度に使うかなーとおもったのだけど。

■浅漬けゴーヤのサラダ

苦瓜の浅漬け(お醤油風味)とタマネギ、ワカメ。すだちとレモン汁をかけました。

■すなす

直売所でサラダ用茄子というものが売っていたので買ってみました。
形は普通の茄子なのですが持ってみるとやや重たいです。
切るとアクが少なく、水気が多い感じ。
味付けが思い浮かばず、甘酢であえてみました。

■いかそうめん

この日2ハイ買ってきて、イ○○氏に手伝ってもらって解体しました。
いかそうめんというより、いかうどんだわ(包丁が切れないのですもの)。

■豆コロッケ

これのみ、前日に下ごしらえしておきました。ハムみじん切り、タマネギを炒めて茹でた豆と混ぜてつぶしておき、当日丸めてオイルで軽く炒めたパン粉をまぶしてオーブン焼き。
ちょっとこわれやすかったかも。やはり粉と卵が必要かな。

■きのこソテー

摘みたてのきのこ(ヤマドリタケモドキ)を、ニンニクで香り付けしたオリーブオイルでソテーしました。
食べるとき好みでお醤油を。

■いかワタホイル焼き

イカを丸ごと買ったのはこっちが食べたかったためなのです。
イカのワタ(墨袋つけたまま)にたっぷり塩をしてしばらくおき、酒で洗って、切り離したゲソと目のあたり(目玉はつぶしておく)と一緒にホイルに乗せ酒・醤油をちょびっと垂らして包んでトースターで焼くだけ。とても美味。

■のり巻き

いかワタホイル焼きがあると白ご飯がほしくなります。
ワタソースともいえるものをごはんにかけると最高なのです。
しかしこの日、白ご飯の在庫なし!しまった!
・・・せめてないよりは、と山ゴボウののり巻(酢飯ではないです)をチンしました。
これをイカワタにひたしながら食べるのもいいものです。

■からすみ

おなかが一段落したところで、酒の肴にからすみ。

■デザート

ロザリオというぶどう。
結構高いので初めて買う品種です。
緑色で果肉がしっかりしています。
甘くておいしいけれど、香りとかはあまりないような。もう一度は買わないかも。

■お酒
(写真あとで)

この日のお酒は、
菊姫、大治郎(以上イ○○氏ご提供。いつもありがとう!)、白ワイン、泡盛(マツ○○氏御提供)。
男性陣は明け方まで呑んでたようです。

何だかとりとめのない構成だこと。

食べているときは、なんかものたりないなーと思ったけれど量としてはまあ結構食べていたのね。それにイカワタとかからすみとか、身体に悪そうな(でもおいしい)ものが多すぎたかな。まあたまにはいいかな。

それにしても、メニューを紙に書いておくのはとてもいいことだと思いました。
ただし近くに置いておいて時々読み直すのが重要。
この日は食べたり呑んだりに忙しくてメニューを見直さず、ついホイル焼きのことを忘れそうになったのでした。生ものを忘れちゃだめですよね。

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プルーンのタルト

2007-09-19 | +お菓子(西洋)
こんな立派なプルーンを頂いてしまいました!(aiwhasさん、ありがとう!)


立派なプルーン


洗ってまるごとかぶりつきます。
ムチムチして甘くて、おいしい・・・。
種離れもいいし、手も汚さず、片手でぱくぱく食べられてしまいます。おいしい上に便利なフルーツです。

普段は割高で滅多に買わないのだけれど、プルーンが沢山あったら作ってみたいお菓子がありました。それはプルーンのタルト。
『パティスリー』(小嶋ルミ著)で見たのです。

斬新な見かけに興味を惹かれました。プルーンを縦に4つ割にしてそれを立てるようにして並べていくものなのです。

連休中土・日と二人お客が来て2泊して行ったのだけれど、その合間をみて作ってみました。
夜みんなが飲んでる横でタルト皮を練って空焼きしたり、みんなが飲み過ぎで寝ている間にプルーンを配置したり。

配置してみたところ(みんなまだ寝てます)。


はりねずみ型!

なんとプルーン20個ほども使っています。
ここにグラニュー糖をぱらぱらとふりかけて焼きます。クリームは、パンドジェーヌ風の、バターの少ないアーモンドクリーム。

さて焼き上がりは(そろそろみんな起きてきました)。


2007/9/17作 プルーンタルト


グリーンだった果肉がほんのりオレンジ色になって、きれい・・・。

でも、実は問題が。
プルーンから水が出てアーモンドクリームが(控えめにいうと)水っぽくなってしまったのです。
本のレシピでは通常の配合のアーモンドクリームで、それでさえややびしょびしょしているように見えました。今回パン・ド・ジェーヌ風にふくらむようにしたせいで、プルーンがより深く水没し、その部分から水が出てきた模様。

カットしたプルーンを別皿でオーブンで乾燥焼きしてはどうだろうか。
同時にアーモンドクリームをあらかじめ途中まで焼いておいて、そこに表面の乾いたプルーンを埋め込む。そうすると多少は水っぽさが解消されるのではないかなあ。

もうひとつ問題。
こういうタルトは切り分けにくい・・・。
生フルーツが華やかにてんこ盛りになったタルトがお店で売っていますが、ああいうの、一体どうやって切るのでしょう。これも切りにくかった・・・。

2つ目の問題は致し方ないとしても、クリームべしゃべしゃは何とかしたいわ。
もう一度チャレンジだ!

幸いこの問題作は9/17の4人分の朝ごはんとお持ち帰り用にお客ふたりにおしつけて、すぐに証拠隠滅されたのでした。
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ヤマドリタケ豊作、再び

2007-09-18 | +きのこ
ヤマドリタケモドキ、またもや沢山出てきました。
うっかり摘んで歩くと赤ちゃんきのこを踏んづけてしまいそうな秘密スポットもみつけました(成長したのから選んで摘んで、毎日の楽しみにしていたら、ある日誰かに根こそぎ摘まれてしまったのですが)。


2007/9/15 あそこにもここにも、ぽつぽつ



2007/9/18 この位に傘が肉厚になったのが好みです



2007/9/15 これも好みの成長度合い



2007/9/16 これだとちょっと摘むには若いかな



2007/9/15 まれにこんな巨大サイズも!



今度こそ、ちゃんと加工せねば!
でも、ちょっと疲れてしまいそうなほど穫れたのです。
食べてみたい方、送りますよー。

乞ご連絡。
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2007イタリア:リド島でアーティチョークひとりじめ

2007-09-13 | +海外

(2007年7月に行った旅行の記録です。旅程が目次を兼ねていますので良かったらどうぞ)

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ヴェネツィア映画祭は終わってしまいましたが、あの開催地リド島にも行ってみたのです。ヴェネツィアの本島(というのかな?)とは大分雰囲気が違うと聞いていましたがさてどんなところやら。

リド島は丸っこい形のヴェネツィアの南東側に、北東-南西方向に伸びる非常に細長い島です。長さ12km、幅は長いところでも1km弱。
世界に知られた高級リゾート地だとか。

リド島へはヴァポレットという水上バスで行きます。

これはヴェネツィア側を見た様子。隙間なく建物が建ち並んでいます。
グラン・キャナルなどの内水路に比べ多少波が強いです。たまに多量のしぶきが窓から入ってくるので窓際に座らないほうがよいです。半身びしょ濡れになってしまったマダムを見ました。

船着き場から(短径方向に)伸びるメインストリート。

空が見え、風が通り抜ける感覚は久しぶりです。
もうリゾートシーズンなのですね。滞在客らしき人々がスーパーの買い物袋を下げて歩いています。

少し歩くともうアドリア海側に出てしまいます。この車道の向こうはビーチ(だと思う)。
私は紫外線を浴びることにはさほど興味がないのでこちらの日陰にとどまっていました。

これが映画祭の会場になる建物。

中の大ホールに座った人に聞くと、椅子がゴージャスでつい眠くなってしまうほどだとか。
映画祭の審査員もきっと寝てるな、うんうん。

奥にちらっと見えるのは超高級ホテルエクセルシオール?

これは国営カジノ。収益金はアカデミア美術館の外装修理などに使われているようです(覆ってある幕に書いてあった)。
このあたりでダンナサマと別行動に。私はバスに乗って島の南半分をぐるっとひとまわりして船着き場まで戻りました。
丁度「海の女神祭」とかいうものが開催されていてその会場に行こうとしたのだけれど、よく調べたらイベントは夜のみでした。残念。

お昼ごはん(の前菜)は船着き場近くのスーパーBILLAでお総菜購入。

ここのBILLAは清潔で商品の回転がよさそうでした(ハイシーズン以外はどうかわからないけれど)。
昨日ピッツァにのったアーティチョークをダンナサマにぱっくり食べられてしまった恨みを晴らすべく、アーティチョーク三昧。198gで2.77ユーロ(13.99/kg)。
やや酸味のあるオイル漬けです。うまかった☆


実はアーティチョークの味が分かるほど食べたのはこの時が初めて。
食感はタケノコの穂先に似ていて、味は、ちょっとレバー(又はカニミソ?)に似たほろ苦さがあります。とっても好みの味でした。
父はこれが野菜のなかで一番好きなんだそうだけれど、日本ではまず食べられないですよね。

荒れ地にこっそり種をまいてみるかな?
もし収穫できたとしても食べられるようにするまでの作業が大変らしいです。
大きい物は丸ごとゆでてほぐしながら食べたりもするそうですが(たとえばこちらに詳しい写真が)、上のお総菜などは下処理してから加工してあるようです。可食部分の少なさと発生するゴミの多さから、野菜界のカニとも言われるとか。

いつか飽きるほど食べてみたいものです・・・。

●2007イタリア旅程へ

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パプリカまだ元気

2007-09-13 | +その他
ベランダのパプリカまだ元気です。
配合肥料というものを時折大さじ1ほど土に蒔いたりしています(こんもり積み上げてしまったどうも濃すぎたようでまだ緑の葉っぱがハラハラ落ちました)。
液肥というものもやった方がいいのかな?

当初予定の6個(赤2個、オレンジ2個、黄色2個)は無事収穫することができました。
こちらはその6個目。黄色です。


2007/9/13 黄色パプリカ2個目


一番ちびっちょ。でもいい形です。

肥料のおかげかどの株からも新芽がにょきにょき伸びてきました。赤パプリカなどは随分こんもり茂って、花もたくさんつけて、なんと。


2007/9/13 赤パプリカ


実もついているのです。
ここに見えている3個以外にも受粉してしまった花があるようなのですが、あまりによく茂っていて中の方がよく見えません。無理矢理手を突っ込むのも新芽を折ってしまいそうで怖いのです。

おそらく初生りとは違っていい形にはならないだろうけれど(農産物直売所でも今頃出ているパプリカは早い季節のと比べてちんちくりん)、ちょっと楽しみ。
それにしても沢山実らせすぎかな?
少し整理した方がいいですよね、きっと。このうち一つを青ピーマンとして食べるかな?
コメント (2)
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