最近、TV東京の番組、「孤独のグルメ」にハマってます。
毎晩一話ずつ、アマゾンプライムで見ています。
東京ほか各地の食堂(実在)で、おじさんが一人で(いろいろと独白しながら)モリモリごはんを食べるだけという単純なストーリー。
最初にハマったのはダンナサマ。
「この人すごくおいしそうに食べるよねえ☆」と。
私はおじさんを見てても特に萌えなかったのですが、最近慣れてきて、「なるほど、美味しそうに食べるよなあ」と思うように。
ダンナサマは特に、最近出張がなくて外食の機会がぐぐっと減ったので、出先・旅先のごはんを懐かしむという意味でも、見ていて楽しいみたい。
「今度ここに行ってみようか」とか、グーグルマップ片手に言っています。
私はもともと外食の機会が少ない方なので、番組を見ながら、「これなら作れるかなあ?」とか「これはやっぱりお店ならではだよなあ、作れないなあ」など、作れるかどうか、という観点で見ています。
先日見て、「え、これならすぐ作れるじゃん!」と思ったのは、伊豆のとある食堂の「わさび丼」。
わさびを摺り下ろしてごはんに乗せ、鰹節をふりかけて、お醤油少々で頂く、というもの。
わさびと鰹節さえあれば、自宅でも簡単に!
(コレでお幾らなのか気になりましたが、350円という大変良心的な価格でした)
いつか作ってみようか、と言っている矢先、スーパーで、とっても立派な本わさびを発見。
モンキーバナナくらいある大きなワサビでした。
早速朝ごはんに「わさび丼」。
アーティチョークの、小さめのものが沢山あるので、今年は初めて素揚げを作ってみることにしました。
生のうちにガクを外していき、大きめのものは半分にカット、こんな感じに準備してみました。
(追記)
揚げるのに使った油は、アーティチョークのアクが溶け出すのか、少し辛いような苦いような風味がついています。
とはいえ、あまり繊細でない揚げ物ならば再利用可。
同じ油でタラのフライを揚げましたが、問題なかったです。
沢山買った冷凍穴子で、懸案の白焼きを作ってみました。
今回は、小さめ穴子なので骨切りはなし。
ですが串うちはしないと・・・。
ぬめりを取ってから、爪楊枝で串を打っていきました。
穴子の皮ってとても丈夫で、皮に沿うようにして楊枝を刺しても、皮を貫通することはないです。
日曜日、ダンナサマは夜、会食に出かけてしまいました。
ひとりだからのんびり~。
ごはんは何も作らないつもりでしたが、たまたまホームセンターのついでに寄ったスーパーに、シバエビが。
時々見かけては気になっていた食材ですが買ったことはまだありません。
(シバエビ参考サイト。芝エビの旬は、冬~春で、冬は小さめ、春は育ってきて大き目とのこと)
エビは、ダンナサマがあまり好きでないため、ふたりのときは滅多に食卓に上がりません。
今日は、チャンスかも。
丸ごと揚げるカラ揚げなら、ささっと出来て簡単かな?
ちょうど、最後にもう一度使おうかと思っていた揚げ油もあるし・・。
どうせ揚げるならばたくさん揚げちゃう?
という訳で、2パックも買ってきてしまいました。
帰ってから作り方を検索してみると、ささっと揚げるだけでは済まないです。
なんか結構手間のかかる下ごしらえが必要。
きゃーん。
でも、エビを食べたい一心でがんばりました。
2パックは、かなり作業量ありました・・・。
■シバエビから揚げ
・パックをあけて、1匹ずつ取り出し、頭を押さえながら長いヒゲを引き抜く。
(ヒゲが絡まって頭がもげる原因になるので、最初にヒゲはもいでしまうのがいい気がしました)
・流水でさっとゆすぐ。
・キッチンバサミで、額の中央にあるとんがりを切除。あとしっぽの先端も切り捨てる(しっぽの方はさぼってもいいかなあ?)。
・しっぽの中央にあるとんがりを指でもぎとる。
・つまようじを背中の殻のすきまのどこかに刺してそっとひっぱりあげ、背ワタをひきずり出す。首筋に見えている場合はそこからひっぱっても。
これで下ごしらえ終了。このあと、塩味をつけるのに、塩水にさっとつけるというレシピもありましたが、頭とか半分もげてるものもあったので、水に漬ける作業はもうやめにしました。
・ペーパーの上にのせて水けをはたき、乾かし気味にし、塩、小麦粉、上新粉をまぶす。
このとき、丈夫な素材ならばビニールに入れてぶんぶんふるって粉をつけたりするけれど、エビは頭部分などくずれやすいです。
なので、丈夫なキッチンペーパー(またはオーブンペーパー)の上で、紙を持ち上げて折り返しつつざっくり混ぜ返すようにして粉をつけるのがよさそうでした。
・適当な温度で揚げる。高いよりは低めがいいというレシピあり。
できあがり~。 |
翌日は、鯛の干物入りピラフにしたのですが、そこにもこのエビを投入。いい味が出ました。
翌々日は焼きそばで、胴体は一緒に炒め、頭部としっぽは細かく刻んでから煎りしてふりかけ状のトッピング。
香ばしく、(ソース味弱めだったせいか)東南アジアっぽい味になりました。
エビ、あると便利!
久しぶりにたっぷりエビを食べました。
小さいエビですが、冷凍のものより味が濃いです。
あと、加熱したらもっと身が細ってしまうかなと思っていましたが、殻の中にみちみちに身がつまってます。
また作ってもいいな☆
でも、ダンナサマはやはり好きじゃないかも。いないときがチャンスかな。
12月17日に、お魚を沢山頂き、慣れないながらも大奮闘でさばきました。
今回は、冷凍のお魚でどんな感じに出来上がるか、というのの実験でした。
皮は、ピチットで包まれるとかなり脱水される感じですが(スモークサーモンのときも実感)、今回の調理方法では全く問題ありませんでした。
魚の冷凍保存方法を検索していたときに、ウロコも内臓もそのまま、水に漬けて、水ごと冷凍する、という方法がありました。
ウロコもなくて内臓ごと塩焼きにするアユなどはその方法がいいようですが、それ以外については、さばいて綺麗にしてあった方が、断然調理が楽です(あたりまえ)。
朝、冷凍庫から冷蔵庫にお魚を移しておき、夜、ささっと調理して、美味しいアクアパッツァが出来て、幸せでした。
新鮮なお魚を何匹かまとめて買って処理して、冷凍しておいて食べるというのはいい方法かも。
平日の夜に、ウロコとるところから夕食準備開始というのは無理だけど、下ごしらえしてあれば何とかできそう。
お魚料理のしきいの高さ、段々克服してきたかも・・・?
父方の叔父の奥さんのご実家が長野方面だそうで、先日、イノシシやシカの冷凍肉を頂きました。
(お父さんへ、送ってくれてありがとうございました)
中でもすごかったのが、長さ60cmくらい、直径7cmくらいの細長いお肉。
鹿肉のヒレでしょうか。
赤味の上等なお肉みたいなので、ちょっと頑張って料理してみました。
折角なので記録しておきます。
鹿肉のロースト、ブラックベリーソース。
■作り方メモ
・凍ったお肉は、2%の塩水に、赤ワイン、煮立たせたバルサミコを混ぜたものに前の晩から漬けて解凍。(ビニール袋に入れて漬け込む。300ccくらいの塩水で足りる感じ)
こちらのサイトを見て今回初めてやってみた技だけれど、余分な血が抜けてよさそう。
・水気をよく拭いてから塩コショウをして、表面を高温のフライパンで焼き、フライパンに大さじ1ほどの水を入れて温度を下げてから160度のオーブンで20分弱。途中で上下を返す。
(ローズマリーも一緒に焼くといいかも。今回は忘れた)
(今回はハダカで焼いたが、アルミで包んでもいいかも)
・同時にニンニクも多めにロースト
・肉が焼けたらアルミホイルで包む。
・肉を焼いた鍋にブラックベリー、刻んだりんごを入れて炒め、バルサミコ、赤ワイン、水少々、チャツネ少々。りんごがしんなりするまで煮詰める。
・アルミにたまった肉汁をソースの鍋に入れる。引き続き煮詰める。
・このあたりでお肉を、ふちのあるまな板で薄切りにスライス。かなり肉汁が出るので、この肉汁も鍋へ。
・ソースに最後にバター少々を加え、乳化させる。
・ローストしたにんにくを添える
2本を6分割したうちの一切れが、丁度二人の一回分の夕食になりました。
次は、カツにしてみようかと思っています。
以前かずさんのレストランで薄切りの鹿肉のカツを頂いて、とても美味しかったのです。
生肉を、薄く切るのは大変なので、半解凍で薄切りかしらん。
ビーフウェリントン風(きのこ微塵炒めを敷いてパイ皮で包む)のもよさそうだけど、鹿肉は割と歯ごたえがあるので、最後、パイごと厚切りだと噛むのがきびしいかも。
(お肉やわらかパウダーというもの、あれってどうなんでしょう?生マイタケをまぶすとか?でも塊の中のほうまでは・・・?)
冷凍庫にタンパク質があるって、豊かな気分ですね。
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今回、どうやって調理しようか「鹿肉 ロースト」で画像検索したら、何やら見覚えのある画質の写真が。
自分のブログでした。2010年7月の記事。
読み返したら部分的にうっすら思い出してきたけれど、それまでは記事にしたことすら忘れていました。
外部記憶装置、すごい。
日本語「鹿肉 ロースト」や英語「venison roast」で画像検索してみましたが、結局うちにある材料で適当に作りました。
ブラックベリーは夏のものなので、通常は秋の狩猟肉とはあわせないかもしれませんが、味はよく合ったと思います。
先週は更新お休みして、初訪問の土地へ出かけておりました。
トロピカルフルーツツアー、行ってきました☆
旅行のネタは、またおいおい記事にしていきます。写真が多くて、憂鬱・・・。
短めの記事からリハビリを・・。
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台湾には、茶油、そして苦茶油というものがあります。
茶油はお茶(チャノキ。ツバキ科ツバキ属)の実から絞った油。
苦茶油は、油茶の木(ツバキ科ツバキ属)の実から絞った油。
苦茶油は、日本でいうツバキ油(ヤブツバキの実から絞った油)だと思います。(全く同じ木かどうかは分かりませんが)
苦茶油は、オレイン酸などの栄養も豊富だし、胃が荒れているときに小さじ1杯くらい食べるといい、という話もあります。
発火温度がとても高く、揚げ物にも向く、というのも、中華料理にぴったり。
台湾では、とってもいい油、という位置づけだと思います。
最近台湾は油、というか精油マシンブームのようで、農産物直売フェアに行ったら、ごま、苦茶の実、そしてココナツシュレッドを、それぞれ絞って油にして売っていました。
「現搾」といって、絞りたてを売っているのです。
絞る様子を見て買えばいちおう安心ですが、瓶詰で売られているものの中にはいろいろ混ぜた粗悪品もあるようです。買うならば、あまり安いものは避けた方がよさそうです。
台湾で、とあるちゃんとしたブランドのサイトになりすまし、まとめ買い割引!みたいにしたニセモノ販売事件が実際あったようです。
純正商品は、500ml1600元(約6000円)なのに、ニセサイトでは、6本2100元(1本400元未満)だったとか。
簡体字の混ざり具合から、中国の詐欺グループのしわざとみられているようです。
(安いものにうっかり飛びつくのは要注意ですね。自戒)
さて、苦茶油。
明るい金色で、とろん、と重たい液体です。
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揚げてます。 |
こんがり揚がりました。 |
とても美味しいし、何しろ解凍して揚げるだけ、とものすごく簡単!!!
また作ろうかと思います。
アーティチョークの茎の部分、今年は柔らかかったので加熱後、冷凍してありました。
これは、風味がとても強くて美味しいパーツです。香りが濃いので、じゃがいもと合わせると丁度いいくらい。
これまで、ジャガイモとあわせてマッシュしてコロッケを作ったことがありまた。
イモ生地にはハム少々を混ぜ、中心にチーズを入れておくというスタイル。
ジャガイモが沢山余っているためまた作ろうかと思っていたところ、今度はコロッケでなく、シェパーズパイがいいというダンナサマの希望。
下層に加熱済みのひき肉、その上にマッシュポテト、そしてオーブンで焼くという料理。
ちまちま丸めて衣をつける手間がいらないし、まとめてどっかんと作れるので好きな料理です。
芋部分にもう少し滑らかさがあってもいいかもなー。
レシピを検索したところ、アッシ・パルマンティエというフランス由来の似たような料理があって、そのレシピではマッシュポテトにベシャメルソースを混ぜていました。
なるほど、いいかも。
手順は次のとおり。
・芋とアーティチョークのマッシュはあらかじめつくっておく
・ベシャメルソースを作り、チンした芋に混ぜる。ソースは少し残しておく。
・ひき肉、塩コショウを香ばしくなるまで炒め、玉ねぎ、にんじん、ポルチーニみじん切りなどを混ぜて炒める。
・ひき肉、ベシャメル入りマッシュポテト、ベシャメルソース少量、チーズの順に容器に重ねる。
・ふつふついうまでオーブンで焼く。
夕方、お腹が減っている状態でベシャメルソースを作りはじめ、肉をフードプロセッサーにかけるのは終わりが見えない気がしましたが、
マッシュポテトは出来上がっていたので助かりました。(えらい、自分!)
空腹でがつがつ食べてしまって、写真は翌日、残り物をあたためなおしたものなのですが・・
一番下にひき肉の層、その上に緑色っぽいアーティチョーク入りマッシュポテトの層、そして表層にクリーミーなベシャメルとチーズ。 |
今回思ったのは、アーティチョークとじゃがいものコロッケのときも、ベシャメルソースを混ぜてはどうか、ということ。
とても滑らかで(濾したりはしてなくても)、風味もまろやか、じゃがいもとアーティチョークの味がよくなじむ感じで美味しかったのです。
サクっとしたコロッケの中に、ちょっとなめらかな、この生地が入っていたら美味しいんじゃないかな。
次は、ベシャメルソース入りで作ってみます。
あ、コロッケといえば。
コロッケ生地を、天ぷら風に揚げるのってどうなんでしょう。
粉+卵+パン粉 というのはかなりの手間。天ぷら衣 ならばふた手間省けます。
やってみた方いらっしゃいますか?
ちなみに、お友達の天ぷらの達人は、牡蠣を、フライではなく天ぷらで召し上がるそうなのです。
牡蠣フライ、以前チャレンジしましたが、具である牡蠣がぐにゃぐにゃで衣つけがむずかしく、「もーやだ」と思いました。
天ぷらなら多少ましかも。
この冬、やってみます。
さて、乾かしたばっかりのモロヘイヤではありますが、早速料理に使ってみます。
■■チキン入りモロヘイヤ煮込み
■材料
ドライモロヘイヤ ひとつかみ
鳥胸肉(ローリエ、シナモン、カルダモンと一緒に煮てチキンスープを作っておく)
ニンニク 3片 塩といっしょに石臼で潰す 4片 皮を剥いておく
玉ねぎ 半玉
スパイス(コリアンダーパウダー多め、シナモンパウダー多め、パプリカパウダー少な目、クミンパウダー)
香菜 一把 みじん切り
■作り方
(ドライモロヘイヤを作るきっかけとなったのはこちらでしたが、今回参考にしたのは、より沢山ニンニクを使っているこちら)
・モロヘイヤにお湯を注ぎ、5分ほど置いてしぼる。
・モロヘイヤに新たにお湯を注ぎ、レモン汁を絞り、レモンの皮もそこに入れておく
(レモンを入れることで、ぬめりをある程度防ぐとか)
・鍋に油を入れ、玉ねぎとスパイスを炒め、そこに潰したニンニクも入れ、炒める。
・モロヘイヤの水分を絞り、この鍋に入れて10分ほど炒める。皮を剥いたニンニクも入れる。
・チキンスープを濾しながら注ぎいれ、葉っぱがすっかりスープに沈むようにする(スープが足りなければ水を)。
・微塵切り香菜も入れ、モロヘイヤが柔らかくなり、香菜の色があせるまで、15分ほど煮込む。
・概ね煮上がったら、ほぐした鶏肉を入れてあたためる。
・レバノン風ライスに添え、くさび型レモンを添え、レモン汁を絞っていただく。
レバノン風ライスは、長粒米に揚げたバーミセリ(極細パスタ)を混ぜて炊いたもの。今回はバスマティライスがなくてタイ米を使いました。
全体的に初めてで、何度も作り方を確認しながらやってみました。
畑のモロヘイヤ、もうちょい摘んで、干しておこうかなと思っているところです。
(が、9月に入って途端に涼しく日差しもなくなって、干しものに不適に・・・)
久しぶりの更新です。
先週留守にしており、金曜に帰宅しました。
新年度、スタートの日ですね。
3月中に桜が散りはじめてしまう年もありましたが、今年は、このあたりはまだ5分咲き程度でしょうか。
留守中に桜満開かなーと思っていましたが、ずいぶんと寒かったようです。
旅行中からダンナサマは、「刺身~、サーシーミー」と生魚を欲している様子でした。
なのでこのあたりでは一番品揃えのいいスーパーへ遠征。
ここはちょっと変わったものをおいていて、先日は小分けパックのアカモクが買えました(また買いたいのだけどなかなか入荷しないのだそう)。
今回は、「生青のり」を発見。
どうやって使うのかよく分かりませんが、ひとまずゲット。
ダンナサマがネットで調べてくれて、「パスタとか天ぷら、佃煮だって」と。
パスタが1番に出てきたってことは、ダンナサマが一番興味があるのがパスタってことよね・・・。
「納豆に混ぜるのもいいみたいよ」と私が提案しても、反応が薄いです。
青のり入りピザ生地を小さく揚げたもの(ゼッポリーネ)もいいなあ(食べたいなあ)、と思いましたが、パン生地から作るのはハードル高い・・・。
天ぷらもちょっと・・・。
逃げ場がなく、仕方なくパスタを作ることにしました。
丁度、ホヤの塩辛(薄塩)の残りもあったので、それも使って、磯風味パスタにしました。