採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

巻き柿2021

2021-03-16 | +干し柿・干し芋・栗

巻柿、例年ならば1月には終わらせている作業でした。
今年は、

「ずいぶん量がすくないなー。種もないし、これならすぐ終わるな」

と思ったのがよくなかった。
延々と忘れ続け、2月作業になってしまいました。

今年の巻柿は、主にハート形柿(種が入らないタイプ)。
あと、八珍もいくつか残してありました。

巻き柿

冷蔵庫2号機で、しっかり冷え続けて、綺麗に粉が吹いていました。

巻き柿

八珍は、まだ乾燥が足りないようで、トロリン。
他のを巻きながら、八珍は天日干しすることにしました。
(陽気もよくて、よく乾きました)

巻き柿

三角形の柿(ハート形柿と勝手に呼んでる)は、通常はタネが入りませんが、今年はなんと、種3個入りが!
こういうこともあるんだ~。

巻き柿

丁度ダイダイピールが出来上がっていたときなので、ダイダイや、くるみを巻き込んだバージョンも作ってみました。
ただ、香りとしては、ゆずの方が明瞭に香るかなー。
(ゆずピールは昨シーズンの冷凍を使用)

最初の頃、巻き方のペースがつかめず、えらく長くなってしまった・・。


巻き柿

ひとまず、全部で9本、約2キロでした。
(年によっては、ほじり出したタネだけで2キロくらいあったときも・・・)



なんでも、やっちゃえばすぐなので、後回しにしないようにしようね・・・。

 

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干し芋2021

2021-02-12 | +干し柿・干し芋・栗

干し芋、ほぼ作業が終わりました。
今年はサツマイモの量は少なめで、楽だったはずなのですが、なんか、モタモタとなかなか終わらなかったな・・・・。


もう何年も作っていますが、ひとつ賢くなりました。
サツマイモの上下がわかるようになってきたのです。

干し芋

サツマイモ、まるごとの形だったら、上下って分かります。
この写真の、上がツルの側、下が根っこの先っぽの側。


干し芋

ツルの側は、形状としては細いツルから急に太くなっている印象。あと、芽が出るのもツル側です。
(ヤニで固まっているのも基本的にツル側ですが、根先側ももし収穫後切ったりすればヤニは出る)


干し芋

根先側は、大抵はゆるやかにすぼまる形状(例外もあり)。

干し芋

ところが、干し芋作りのためにこうやって両端を切ってしまうと、どっちがツルでどっちが根先だか、見当がつかなくなっていたのでした。


上下なんてどうでも、と思うかもしれませんが、実は皮やスジの剥きやすさが、向きによって違うのです。
ツル側から剥いた方が、紫色の表皮も、スジも剥きやすいのです。


いつもは、とりあえずどっちかから剥いてみて、イマイチ剥きにくい場合は反対から試す、という行き当たりばったり方式。
でもなんとかわかる方法はないかとじっくり観察してみたところ、光明が!


手がかりは断面に。

干し芋

こっちがツル側。
こちらは、スジのラインが比較的きれいな円形に近く、円の中には黒い点々が見えます。
丸いツルからスジがのびて芋を形成するので、こちら側にくっきり丸くしっかりしたスジが形成されている訳です。
(干し芋を作るときは、私はこのスジの層まで剥いています)

干し芋

こちらが根先側。
スジのラインがやや薄く、ギザギザとした星形になっています。
中心組織部分に見える点々としたスジも少なめ。

この見分け方で、7割くらいは見分けられるようになりました。
のこり3割は両端断面がよく似通ってて、やっぱり行き当たりばったり方式なんですけどね。


干し芋風景。

干し芋

今年は植えた品種は全てべにはるか。
べにはるかは、スジの外側の層がなんか分厚いのかな、芋ペーストがえらくたくさん出来ました。
芋ペーストは、薄く伸ばして適度に干し、ココナツ入りかんころ餅を作ります。


それにしても、今年はなんか、芋作業、飽きちゃったなー。
差し上げて喜んで頂ける相手もいるかどうか・・・。(もらう方もみんな飽きてるのではないかと)
来年はサツマイモ植えるの、1年お休みしようかなあ。そうしたら、翌々シーズンは、気分も新たにまた作れるかも・・・。

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八珍柿2020:剥きました

2020-11-19 | +干し柿・干し芋・栗

我が家の秋の風物詩、佐渡の八珍柿もいっぱい剥いています。

今年は8月のカラカラお天気で、柿の肥大が遅れ気味だったのだそうです。
ギリギリまで収穫を粘ったそうですが、それでも木にはSサイズが沢山。
(うちに分けて頂いているのはSサイズ)

今年はいっぱい剥かなきゃ、と秋の始まった頃から待ち構えておりました。

八珍柿は、平核無柿とも。
四角くて平たい、こんな柿です。

佐渡の八珍柿

今年は、ヘタがカサカサの場合、綺麗に切りにくいので、一度ヘタをしっとり戻すようにしてみました。
水でもいいかもですが、一応消毒もかねて、食品用アルコールをヘタに噴霧。
渋抜きとは違って、剥く直前に柿を並べて、そこに噴霧して、そのまま剥き始める、という感じです。



佐渡の八珍柿

ヘタがパリパリだと、最初にこうやってヘタ周りを包丁で剥く際、ヘタが割れたり欠けたりすることがあるのですが、しっとりしていると、こうやって綺麗に剥けます。
包丁の切れ味をキープさせる点でも、ヘタが少し柔らかいといいみたい。


佐渡の八珍柿

干し始めてからはお天気に恵まれています。
毎日日光がサンサンと。


佐渡の八珍柿

自作のカート2台がお役立ち☆
現在、もうこれらのカートはいっぱいになっていて、物干し竿も柿に占拠されています。

佐渡の八珍柿

柔らかくなってきた次郎柿や、八珍柿で丸ごとは干せないもの(うっかりとっても柔らかくなってしまったものなど。数としてはわずか)は、こうやってスライス干し、カット干しに。
濃いオレンジ色が次郎柿で、明るい色のが八珍です。


ベランダが明るい色に包まれています。
何かしあわせ~☆


今年は結局、8箱送って頂きました。
例年より少し小さ目の箱だそうで(96個入り。例年は・・いくつだっけ・・)、例年の7箱弱に相当するかな?
(柿のまま人にゆずったり、渋抜き柿も入れて頂いたので、丁度6箱分くらいかも)
ま、それほど多すぎはしないかな?
(勢いに乗って剥きすぎると、後で自分の首を絞めることに・・・。嫁入り先がね・・・)

矢田さん、今年もありがとうございました!


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My柿2020

2020-11-18 | +干し柿・干し芋・栗

今年のMY柿は、少な目でした。


鶴の子柿は、確か2年連続豊作が続き、今年は息切れ。
たったこれっぽっちでした。

鶴の子柿

9個。
とはいえ、ちょっと大き目です。



もうひとつのハート形柿と呼んでいるものは、全体にとっても小さ目。

鶴の子柿

がんばって摘んでも、小さいのばかりでは、と思って、手の届く範囲でささっと摘むだけにしておきました。

でもこれが少なかったおかげで、産直でサンザシをみつけて、遊んでみる時間があったのでした。
ゆとりがあるのもいいもんだな、うむ。


ほんのぽっちりだったので、干しあがりも寂しいものです。

My柿

ほぼすべてが、このひと缶に収まってしまいました。
小さい柿は、見事にちっこくなってしまいます。
手でもっているものなど、唐辛子くらいのサイズ。

これで、巻柿、4本分くらいかな?
ゆずピールは、昨年の残りが冷凍してあるので、今年は作らなくてもいいかもしれません。

 

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干し芋2019-2020

2020-02-25 | +干し柿・干し芋・栗

もう作業は終わってしまったのですが、今シーズンの干し芋の記録を。

 

12月、シルクスイートから作業を開始します。
シルクスイートはとてもしっとり系で、12月の段階でも十分干し芋向きの状態。
小さいものも大きいものも、焼き芋にしてから干しています。
・両端カット
・50度~70度のお湯に濁りがなくなる程度まで漬ける
・ビニール袋に入れ、少量の油を入れて表面になすりつけ、これを(何も包まず)オーブンへ。
 (油を塗ると温度のまわりがいいような気がしています。おまじない程度かもしれませんが)
・160~170度。串が刺さるようになったら温度を下げ、押してかたい感じではなく、ぐにゃ、となるまで焼く。
そんな感じで焼いたものがこちら。

干し芋

ぐにゃ、という柔らかさなのが分かるかと思います。
焼き芋にすると、切断面が白く硬くなります。
この部分は、川越の「芋せんべい」みたいな感じ。作業しながらおやつに食べてしまうのですが、パキパキしてなかなか。

焼き芋を剥くとこんな感じ。

干し芋

シルクスイート加工時期に発覚したのですが、シルクスイートだと思ってしまってあった芋の中に、何かホクホク系の芋が混入。
うー、心当たりなし。
ベニアヅマを植えたんだっけ・・・?
収穫時、なんかちょっと色が違うかな?と思ったんだよなー。
苗を買ったり植えたりした記憶はもはや全然ないな・・・。

ホクホクの焼き芋なので、その時期、昼ご飯やおやつに芋ばっかり食べていました。

なんとか焼く前に判定したいとじっくり観察し、比重が重めのはシルクスイートではなさそうと鑑別。
12月中にシルクスイートの加工は終えました。

無理やりお芋を食べていたので、年明け、あまり干し芋気分になってきません。
(大量加工する場合は、その対象を食べないのがコツ)
巨大芋はマンションロビーに捨て子して片付いて、もうひとがんばりなんだけど・・。


なんとかやる気をふりしぼって、次は紅はるか。
ところがMy紅はるか、状態がイマイチ。

干し芋

左が頂きものの紅はるか。新潟のプロの作品。黄色くてねっとりつやつや、見るからに美味しそう。(松太郎ママさん、ありがとうございました)
右がMy紅はるか。写真ではわかりにくいですが、色が薄く、ゴリゴリと硬い感じもあります。
収穫量が少ないけれど、とれたものに関しては普通かな、と期待していたのですが、違ったみたいです。
こんなおいしくなさそうな芋、最近あまりない気がします。

干し芋

ひだりがプロの紅はるか、右がMy紅はるか。
プロのものは、品種違うのでは、と思う黄色さなので、ここまでは無理としても、My紅はるかの見劣りすること・・。
もっちりねっとり感が足りません・・・。


安納芋も、蒸かした状態で、見るからにいまひとつな感じ。
今年は、シルクスイート以外の自分の芋は不調でした。

畑に問題があったのかなあ。天候のせい(7月の低日照)かなあ。苗がたまたまよくなかった・・?
来年は、この新潟の紅はるかの、苗が買いたい・・・。



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巻き柿2019

2020-01-08 | +干し柿・干し芋・栗

今年の巻柿、巻き作業は終わりましたよ。 

巻柿

My鶴の子柿が大変な豊作。あまりにも多いので、最後は木に残すほどでした。(この写真は一部。ほかにももっと)

 

巻柿

というのも、豊作すぎてサイズが小さいから。
小さいとはいえ、一旦持って帰ってしまったものは、勿体なくて剥かざるをえません・・・。

 

巻柿

幸い縦長の柿はピーラーでしゃっしゃと縦に剥けるので、剥くのは速いです。
問題はこの先。

 

巻柿

ちまちまと数が多いので、紐から外すだけでも時間がかかります。
ほどほどに乾いたところで、こうやって缶に収納。
缶は冷蔵庫2号へ。
今年は手持ちの缶が尽きるほどの柿の分量で、冷蔵庫もテトリスみたいになってました。


 

巻柿

さて、問題はタネとり。
My鶴の子柿は、タネがどっさり入るタイプなのです。柿の大小にかかわらず、タネが必ず入っています。
稀ではありますが、こんな風に8個入っているものも。
(タネ8個入りは、通算2個くらいでした。ほんとに稀。7個は時々あるかんじ。)

このタネとりが大変だろうというのは想像がついていたので、12月の早いうちから作業を開始しました。
あと、タネをとらなくていいように、干し柿のままの状態で、八珍と抱き合わせで配ったり。


 

巻柿

タネをとった柿は、こんな風に並べてまた缶へ。
タネをとると、多くがぺなぺなに薄べったくなります。

今年は暖冬傾向だったので、再び全て冷蔵庫(2号)へ。より密にぎっしり並べるので、多少缶の数は減りますが、またもテトリス。

今年は何故だか粉が吹いてきません。びっしり粉を吹く年もあるんだけれど・・・。
上の写真で白いのは、わずかに摘めたハート型柿の方です。
鶴の子柿は、豊作すぎて糖度がやや低かったのかなあ・・。
丁度微妙な時期に旅行に出ることになり、缶にしまうのがやや早かった、というのもあるかもしれないけれど、それにしても全然吹かないので、やっぱ糖度かなあ。冷蔵庫保管がよくなかったとか・・・。うーん。
(来年は絶対この時期出かけないようにしよう・・・)


 

巻柿

巻き作業は、ザクザク柿が片付いていくので楽しいです。
奥から柿を並べ、次は向きを変えてもう1列、更に向きを変えて・・という風に4列。
(向きを変えると両端の太さが揃うと今年気づきました)
そして芯となる柚子を手前に配置。

通常は柚子を芯に入れるだけですが、こんな風にクルミ入りバージョンも作ってみました(去年もやったかも?)。
区別がつくように、輪ゴムを1つ。

巻く前に、この並べた状態でお酒を塗るのですが、例年ブランデーのところ、今年はラム酒にしてみました。

 

巻柿

作業も終わりかけの頃、ゆずピールがたっぷり余りそう、ということが分かり、ゆず多めバージョンもやってみることに。
(多けりゃいいってもんじゃないかもしれないけど・・・)
こちらも区別がつくように、輪ゴムを2本。


こうやって、ラップ巻き状態まで、年内に終わらせてしまいました。
例年にない早さ!
(過去には、お正月に実家で種をとったり、母に手伝ってもらって巻いたり。もしくは1月になってから自宅で巻いたりしていました)
なんで今年は出来たんだろう。12月、今年はヒマだったのかな?
何か忘れてる作業があるんじゃなかろうか。

巻き作業まで終われば、あとは紐かけです。
紅白でも見ながら実家でちょっと作業しようかな、と車に積んで持ち込みました。
ところが、31日、実家の階段の最後の1段を踏み外して(もう床についたかと思ったらもう1段あった)すってんころりん。
見事に玄関タタキまで吹っ飛びました。
もう床だと思って、右足で元気よく蹴って歩き始めたのです。で、左足を空に踏み出しながら、「あ、床がない・・・」と思ったところまでは記憶にありますが、そのあと気づいたら玄関のタタキにいました。
すぐ後ろからついてきたダンナサマによると、「突然目の前にいたFujikaちゃんが消えたからびっくりした」と。
で、左手を強くついたのか、左ひじが突き指状態。腫れてうまく曲がらないし、力が入りません。巻き作業はちょっと無理。
結局、紅白は、ひじをアイシングしながら、何の作業もせず、じっくり見てしまいました。
(毎年思いますが、初めて見るような人ばっかりで、ちょっと退屈・・)

ようやく左手に力が入るようになってきたので、紐かけはこれからです。


 

巻柿

さて、これは何かというと、巻柿やクルミ挟み柿を作る際にとった、ヘタとタネ。
今年は量が多かったので、記念に量ってみようかと思って。

ヘタは1.2キロ(1259g)。 タネは2.1キロ(2138g)でした。

 

巻柿

ヘタは、10個で約12g。(3回はかって、12g、12g、11g)

 

巻柿

タネは、20粒で約11g。
(3回量って、11g、12g、11g。ぺなぺなのシイナもあるので11にします)

ということは・・・。

 

巻柿

ヘタ 1259g / 12g × 10個 = 1049
ヘタから計算するに、ここにある分だけでおよそ1050個の柿があったということになります。
(皮が剥けずにカット干し柿にしたり、干し柿のまま配ったりしたものがかなりあるので、摘んで帰ってきたのは1300個くらいはあったってことかなあ・・・)

タネは、2138g / 11g × 20粒 = 3887
タネの個数は、計算上、3900粒弱。(よくほじり出したよ・・・)

3887粒 / 1049個 = 3.7粒/個

タネの数を柿の個数で割ると、柿1個あたり、3.7粒のタネが入っていたことになります。
これはなんとなく印象とあっている気がします。
1個あたり7,8粒、というのは結構稀で、時には1,2粒、というのもあって、大半はその間くらいの数でした。

 



干し芋やかんころ餅作業が終わってから、何かと抱き合わせで巻柿プレゼントを企画したいと思います。
6-7名にしようかな?
よかったら応募して下さいませ。


===
タコははさん、とろさん、当選です。
タコははさん、メールお送りしました。
とろさん、メールアドレス教えて下さいね。

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干し柿2019:八珍柿に粉☆、鶴の子クルミサンド

2019-12-23 | +干し柿・干し芋・栗

八珍柿、一部はずっとザルにのせて干し続けていました。
そうしたら、今年は矢田さんみたいにほんのり粉が吹いてきましたよ☆ 

干し柿

見て見て~。
綺麗な薄化粧。

ヘタを下に置いて、四角く、安定するように手でちょっと整形してザルの上に。
そして心を揺らさずにじっと待ってみました。
南側ベランダは気温も上がってしまうため、北側にて。
 

干し柿

そうしたら、いつの間にかほんわか粉が☆

 

干し柿

これらは大玉の子たちです。
大玉であんぽ柿風だと、中がとぷとぷの液状で危うい感じがします。
なので結構強めに乾かしたのがよかったのかも。

 

干し柿

こちらは小玉の子たち。
いつものあんぽ柿くらいの状態でまず冷蔵庫に入れ、その後時々出したり、あれこれ工夫したのですが、この時点では粉なし。
最初の段階で干し足りないと、いくら工夫しても粉は吹いてこないようです。
このくらいから、もうしばらく保管したらこちらにも粉が吹いてきました。

粉が吹くのは綺麗なんだけれど、逆さに置いた状態は、ヘタのよつばマークが見えなくて、そこはちょっとさびしいかも。


鶴の子柿は、ひたすらタネ抜き中。
1個あたり、2~7個程度のタネが入っています。

稀に、タネが8個のものも! 

干し柿

見て下さい。タネ8個。
こんなにがんばらなくてもいいのに・・・。
タネをとると、産卵後の鮭のおなかみたいに、ぺなぺな、ぺったんこになってしまいます。


比較的果肉が厚いしっとりした鶴の子柿は、試しにこんなアレンジをしてみました。 

干し柿

くるみサンド。
半割にしたところに、びっしり並ぶようにくるみを数カケラ挟み込んでみました。
韓国の干し柿はこうやって売っていたりします。
あと、デーツにもこんな感じのアレンジがあります。

 

干し柿

粉吹き八珍と鶴の子(プレーン、くるみサンド)の盛り合わせ。
八珍は、半分、ヘタを見せてみました。
鶴の子は、くるみが苦手な人もいるかもしれないので、半々に。


くるみサンドは、私としてはなかなかお気に入りの味。
タネを気にせずがぶっと噛めて、かつ、コリコリとした歯ごたえが楽しめ、くるみの渋さ・コクが柿の甘さを和らげて、とっても合う気がします。
(私はもともとクルミが好きなので。クルミが嫌いな人はやっぱダメかも)
ワインやウィスキーのつまみになりそうな味です。

もっと美味しくなっちゃうかも、と、くるみに加えてビターチョコチップを数粒挟んでみたのだけれど、柿に負けてしまうのか、チョコレートはかすかなほろ苦い隠し味、程度。
微かに感じる程度なら、なくてもいいかなー、という印象でした。
むしろ、クルミ+少し塩味のあるチーズ、の方が合いそうでした。
(チョコチップではなくクルミをチョココーティングしたものを挟むとまた違うかもしれません)

 

試食下さった方、チョコ入りがよかった、とか、やっぱクルミなしのプレーンが好き、など、感想を頂けると嬉しいです。
見た目的には、ヘタをつけたままで、クルミサンドの方が可愛いかったかな?

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佐渡の八珍柿2019:ぷっくり大玉も

2019-11-25 | +干し柿・干し芋・栗

毎年、佐渡の矢田農園さんから八珍柿(平核無)をわけて頂いて、干し柿を作っています。

例年、矢田さんのところでの販売用には小さすぎるSサイズが我が家へ。
ところが今年は、ほどよい時期に適度な降雨があり、また秋があたたかかったせいか、秋になっても「柿の肥大がとまらない」状態。

いつもはあまりない大玉も、我が家に分けて頂きました。

例年、多くて7箱。(1箱20キロくらいでしたっけ?)
今年は、私が出かける用事が出来てしまったため(最近ダンナサマがヒマみたいで、予定を入れられちゃうのです・・)、
剥く時間がとれなくて、5箱。うち1箱+αくらいが、大玉です。

持ちなれたSサイズと違ってびっくりするくらいの大きさ。
見て見て☆ 

ハ珍柿

下から2列目、6個並んでいるのがいつものSサイズ。
一番下の5個ならんでいるのがLサイズ。

 直径が全然違いますし、高さ方向にも!

ハ珍柿

こんなに大きさが違います。

重さを計ってみたところ、大きいのが2個で510g、小さい方は3個で丁度510g。
大きい方は、小さい方の1.5倍の重さということになります。

T型のちゃちなクリップでぶらさげると、重さでぷるぷるしている感じ。
ハンガーに、通常S6個のところ、L5個吊るすと、ハンガーが心なしかしなっていました。


肥大がよいと、あちこちぷくぷく太って、形もちょっと違います。 

ハ珍柿

花落ち側、この部分が窪む場合がけっこうありました(例年のSサイズだとそういうのは少な目)。

 

ハ珍柿

皮を剥くと、窪んだところはこうやって皮が残ります。
でもこれを、無理に剥くと、水分がたまったりしてカビる可能性が極めて大(経験あり)。
なのでこのまま干します。
皮がちょっとくらいついていても、さほど固いということはないです。

 

ハ珍柿

ヘタのすぐ横の「肩」ところも、もっこりとえらく盛り上がっています。

 

ハ珍柿

私は包丁でくるっと一周剥くのですが、肩が盛り上がりすぎていて、ヘタがこんな風にぎざぎざに残ってしまいます。
(いつもだと、ここでヘタも綺麗にそぎとれる)

 

ハ珍柿

包丁のさきちょで、ちょっと修正して、綺麗にととのえました。


干し始めてからは、心配になるほどの晴れ続きで、ぐんぐん乾いていきました。

干し柿の時期は基本でかけずに、毎日チェックしたいのですが、やむを得ない4日ほどの外出の間は、ベランダの、なるべく内側にカートを寄せて、日のあたりすぎ(及び万一の雨)にそなえました。
だいぶ乾燥が進んだ鶴の子柿は、乾きすぎにならないように、全部缶にとりこみ。(缶が尽きました・・)

気を揉んで出かけましたが、帰宅後、一番に様子を見に行くと、みんな無事☆
よかった~。


先週末くらいから、干しあがってきました。 

ハ珍柿

Sサイズのかわいい子たち。
ぽっちゃりちんまり丸く、やーらかくて、干し柿の中でいちばん可愛いと思っているのですが、私だけかしら。
Myプリンセス、八珍姫☆


 

ハ珍柿

今年は、他のものに使おうと買ってあったパックを、干し柿にも使うことにしました。
パックがあって、助かった。
今年はほんとに時間が足りなかったので、箱を作らずに済んで助かりました。

この2パックで、宅急便コンパクトの箱に丁度ぴったり、という感じです。
今年は鶴の子柿が多すぎなので、組み合わせてこんな感じにしてあります。
(業務連絡:お父さんへ こんな感じの2パックをキミエさんに送りました。)

鶴の子柿は、粉が吹いてくるともうちょっとグレードアップするはず。
11月10日くらいから缶にしまって冷蔵庫に入れてあるのだけど、まだみたい・・・。

本家、矢田農園さんでは、八珍柿にうっすら粉を吹かせてから販売していらっしゃいます。
私の場合は、それまで待てず、ぽったりしたあんぽ柿状態で終わりにしています。


たまたまこのタイミングで集まりがあったので持って行ったら、初対面の方にも、大好評。
「え、うそ、こんな干し柿初めて!すごいおいしい!」と言って頂きました。
夏休みの宿題の画を、お父さんに描いてもらったのに、入賞しちゃったような気分。
うれしいけど、実は私は剥いてぶらさげておいただけで、もとの柿が美味しいからなのです。
(矢田さん、褒め言葉、いっぱい頂いています~。)

矢田農園さんの柿がものすごく不作で買えなかった年に、佐渡のほかの農園から買ったことがありましたが、渋の抜け方や色がちょっと違うんですよね~。お父様の代から(もっとかも?)長年、いい肥料で農薬も少な目で、大切に育てていらしたからじゃないかなーと思っています。


あとは取り入れだな~と思っていたところですが、今朝になって、私のプリンセスたちに試練が!!!!!

霧!!!!
 

ハ珍柿

一面、真っ白。
日曜日、妙にあたたかい曇り空だなあ、と思ったら、月曜日の未明になって、ホカホカ・もわもわの霧が。

干しっぱなしだった洗濯物が(←ここんとこのツッコミはさておき)、脱水して干した時点より、ぐっしょり重たくなっているくらいでした。
霧というだけでなく、気温が大問題。
ものすごくあたたかいのです。
11月も末になって、こんな暖かさだなんて!!!

扇風機をこっちに向けてみたりあっちに向けてみたり、北側玄関に移したらどうかと見に行ってみたり(北側はもっとぐしょぐしょ)、早朝から右往左往しまくりでした。
台風のとき、つい田んぼの用水路を見に行ってしまう(そしてたまに流されてしまったりする)人がいますが、大切なものがピンチだと、何もできなくてもウロウロして、見て回らずにはいられない気持ちがよく分かりました。。。。

昼からは晴れたけれど、こんなに濡れそぼったあとに乾くと、どうなってしまうのか・・。


大切なプリンセスたちにカビがこないよう、祈るばかりです。

 



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鶴の子柿2019

2019-11-11 | +干し柿・干し芋・栗

ハワイのフルーツツアーの記事、コツコツまとめていますが、写真が多くて終わりません・・。
一方で恒例の柿、ぎんなん、芋作業もやってます。みじかめの記事からアップしていきます。
=====

今年はMy鶴の子柿が、大変なあたり年。
枝もしなるほどの鈴なりです。

収穫用具に新兵器が導入されました。 

鶴の子柿

ま、普通の高枝切りバサミなのですが、それに捕虫網を自前でくっつけたのです。
(欧米でfruit pickerというと、棒の先端の小さなカゴやネットのヘリに長い歯がついていて、果実をカゴにいれつつもぎ取る、というものが多いです。この、ハサミ+ネット、という方式は稀のよう。)
これでキャッチした獲物を、ほぼロスなく手許に持ってこられるようになりました。

これまでは、高いところで枝をカットし、それを地面におくまでの間に、挟んだところから外れてしまったり、柿の軸がぽろっと折れて落ちてしまったりしていたのです。
しかもいくつも。
今年は、
カット→空中で網に入れる→高枝切りバサミの取っ手から手を離し、先端の網を手許に引き寄せる→柿をバッグの中または地面へ
という要領で、大変効率よく収穫ができます。

で、大豊作の状態で効率よく収穫するとどうなるかというと・・・
 

鶴の子柿

なんかえらいこと沢山。
 

鶴の子柿

こっちにも・・。

でも木のパワーはすごくて、とってもとっても木の上の柿がなくならない状態でした。
この状態でも、まだ残りが沢山。で、心残りがあって、1週間後にもう一度摘みにいったほど。

重さを量ったんだけど、知りたい? あんまりおバカなので言いたくないけど・・・
容器込みで、合計117.4キロもありました・・・。

 

鶴の子柿

予想はしていましたが、豊作の年は、小玉傾向です。
こんなに小さいものも・・・。

 

鶴の子柿

あと、あんまり豊作で、木の方も丁寧に作っていられなかったのかな、ヘタが5枚のものも結構ありました。

 

鶴の子柿

鶴の子らしからぬ、こんな真ん丸なものも。
これはね、干しあがってみて分かったのですが、沢山のタネでぱんぱんに膨らんでいる状態でした。
果肉たっぷりかと思っていたら、タネ・・・。

沢山の花が咲いて、受粉がばっちりうまくいってしまったのでしょうね・・・。

 

鶴の子柿

とりあえず剥いて剥いてむきまくりました。
(今年は、テーブルにラップを敷いて、その上に剥いた柿を置いて作業しています。)

ヘタごと肩のところを一周包丁で剥き、そのあとピーラーで縦にしゃっしゃと剥いていきます。
柿剥き器に刺して回転させながら剥くのに比べ、作業は断然速いですが、何しろ数があってなかなか歯ごたえのある仕事でした。へば。


 

鶴の子柿
鶴の子柿

佐渡の八珍柿の到着を前にして、柿干し場所はいっぱい・・。
ザルの上は、皮つきのカット干し柿。
収穫直後2日ほど剥く時間がとれず、熟柿が沢山出てしまったので、それらを切って並べてあります。

 

鶴の子柿

好天が続き、また小さいだけあって、早く干しあがってきました。
とりあえずぎっしり缶に詰めて、冷蔵庫へ。
(今年はなんだかまだ暖かく、常温では心配です。ちゃんと寒くなったら、北側の屋外でも大丈夫なんだけど)

小さいこれらの柿は、主に巻柿用を考えています。


この・・・この、数えきれないほどの柿、全部タネをとるのかと思うと・・・。
1個あたり4個くらいはタネが入ってます・・・。 
まんまる柿は、7-8個入ってるんじゃないかな。

めまいが・・・。くらくら。




巻柿、沢山できそうな予感がします。
読者プレゼントもそのうち考えていますので、もしよかったら応募して下さい。
興味ある方は、いまのうちからそれとなく(?)お知らせ下さいませ・・。

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栗2019

2019-11-05 | +干し柿・干し芋・栗

連休の週末は、怒涛の柿作業でした。
今年はMy鶴の子柿が、大変なあたり年で、大収穫。
鶴の子柿だけでハンガーが尽きそうな勢いです。

柿のことはまた別の記事にすることにして、
忘れないうちに栗の記録を書いておきます。

今年は夏、秋のお天気が妙でしたよね。
金木犀がえらく遅く咲いたり、ススキの穂も遅かったり。
7月まる一か月、日照不足だったせいでしょうか、それとも秋があたたかかったせいか。
栗も、例年ならば10月早々から落ちてくる印象でしたが、今年は遅め。
木の上には沢山イガが見えますが、なかなか熟してきませんでした。

そろそろかな、というときには台風が来たりして、樹上からごっそり消えてしまいました。
(そのチャンスに拾った方もいるはずですが私は機を逸しました)
マメに拾いにくる人が増えたのかどうか、今年はちょっぴりしか拾えなかったので、私的にははずれ年かなあ。
 

栗

蒸し器の鍋に、軽く一杯程度。

 

栗

こんな大粒もありました!

 

栗

鬼皮を剥いた状態で、大きいボウルに一杯。
(栗の場合、心を鬼にして、ホントにいい粒だけ使うのが、この後傷みにくくするコツだと思います)

 

栗

渋皮を剥いたら、鍋に6分目くらいになりました。
これを栗ペーストにします。
主にトリュノワ用。こうしておくと、好きなタイミングで作れます。


 

栗

200gと300gのパックが計4つできました。
匂い移り防止を確実にしたくて、アルミ箔で包んでから真空パックしています。

 


トリュノワは、大体プレゼント用に作るのですが、比較的好評な気がします。
栗の味はあまりしないのですが、軽い感じのチョコレート菓子です。
あしが早いのが難点なのですが、先日ためしに冷凍して、凍ったままに食べてみたら、市販の「ポルテ」みたいなポクッとした感じになって、これはこれで乙な味でした。
(青木さん、先日は「なるべく早く食べて」と急かしてしまってすみません。冷凍もありだったかも)

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