毎年、佐渡の矢田農園さんから八珍柿(平核無)をわけて頂いて、干し柿を作っています。
例年、矢田さんのところでの販売用には小さすぎるSサイズが我が家へ。
ところが今年は、ほどよい時期に適度な降雨があり、また秋があたたかかったせいか、秋になっても「柿の肥大がとまらない」状態。
いつもはあまりない大玉も、我が家に分けて頂きました。
例年、多くて7箱。(1箱20キロくらいでしたっけ?)
今年は、私が出かける用事が出来てしまったため(最近ダンナサマがヒマみたいで、予定を入れられちゃうのです・・)、
剥く時間がとれなくて、5箱。うち1箱+αくらいが、大玉です。
持ちなれたSサイズと違ってびっくりするくらいの大きさ。
見て見て☆
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下から2列目、6個並んでいるのがいつものSサイズ。 一番下の5個ならんでいるのがLサイズ。
直径が全然違いますし、高さ方向にも!
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こんなに大きさが違います。
重さを計ってみたところ、大きいのが2個で510g、小さい方は3個で丁度510g。 大きい方は、小さい方の1.5倍の重さということになります。
T型のちゃちなクリップでぶらさげると、重さでぷるぷるしている感じ。 ハンガーに、通常S6個のところ、L5個吊るすと、ハンガーが心なしかしなっていました。
肥大がよいと、あちこちぷくぷく太って、形もちょっと違います。
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花落ち側、この部分が窪む場合がけっこうありました(例年のSサイズだとそういうのは少な目)。
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皮を剥くと、窪んだところはこうやって皮が残ります。 でもこれを、無理に剥くと、水分がたまったりしてカビる可能性が極めて大(経験あり)。 なのでこのまま干します。 皮がちょっとくらいついていても、さほど固いということはないです。
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ヘタのすぐ横の「肩」ところも、もっこりとえらく盛り上がっています。
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私は包丁でくるっと一周剥くのですが、肩が盛り上がりすぎていて、ヘタがこんな風にぎざぎざに残ってしまいます。 (いつもだと、ここでヘタも綺麗にそぎとれる)
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包丁のさきちょで、ちょっと修正して、綺麗にととのえました。
干し始めてからは、心配になるほどの晴れ続きで、ぐんぐん乾いていきました。
干し柿の時期は基本でかけずに、毎日チェックしたいのですが、やむを得ない4日ほどの外出の間は、ベランダの、なるべく内側にカートを寄せて、日のあたりすぎ(及び万一の雨)にそなえました。 だいぶ乾燥が進んだ鶴の子柿は、乾きすぎにならないように、全部缶にとりこみ。(缶が尽きました・・)
気を揉んで出かけましたが、帰宅後、一番に様子を見に行くと、みんな無事☆ よかった~。
先週末くらいから、干しあがってきました。
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Sサイズのかわいい子たち。 ぽっちゃりちんまり丸く、やーらかくて、干し柿の中でいちばん可愛いと思っているのですが、私だけかしら。 Myプリンセス、八珍姫☆
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今年は、他のものに使おうと買ってあったパックを、干し柿にも使うことにしました。 パックがあって、助かった。 今年はほんとに時間が足りなかったので、箱を作らずに済んで助かりました。
この2パックで、宅急便コンパクトの箱に丁度ぴったり、という感じです。 今年は鶴の子柿が多すぎなので、組み合わせてこんな感じにしてあります。 (業務連絡:お父さんへ こんな感じの2パックをキミエさんに送りました。)
鶴の子柿は、粉が吹いてくるともうちょっとグレードアップするはず。 11月10日くらいから缶にしまって冷蔵庫に入れてあるのだけど、まだみたい・・・。
本家、矢田農園さんでは、八珍柿にうっすら粉を吹かせてから販売していらっしゃいます。 私の場合は、それまで待てず、ぽったりしたあんぽ柿状態で終わりにしています。
たまたまこのタイミングで集まりがあったので持って行ったら、初対面の方にも、大好評。 「え、うそ、こんな干し柿初めて!すごいおいしい!」と言って頂きました。 夏休みの宿題の画を、お父さんに描いてもらったのに、入賞しちゃったような気分。 うれしいけど、実は私は剥いてぶらさげておいただけで、もとの柿が美味しいからなのです。 (矢田さん、褒め言葉、いっぱい頂いています~。)
矢田農園さんの柿がものすごく不作で買えなかった年に、佐渡のほかの農園から買ったことがありましたが、渋の抜け方や色がちょっと違うんですよね~。お父様の代から(もっとかも?)長年、いい肥料で農薬も少な目で、大切に育てていらしたからじゃないかなーと思っています。
あとは取り入れだな~と思っていたところですが、今朝になって、私のプリンセスたちに試練が!!!!!
霧!!!!
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一面、真っ白。 日曜日、妙にあたたかい曇り空だなあ、と思ったら、月曜日の未明になって、ホカホカ・もわもわの霧が。
干しっぱなしだった洗濯物が(←ここんとこのツッコミはさておき)、脱水して干した時点より、ぐっしょり重たくなっているくらいでした。 霧というだけでなく、気温が大問題。 ものすごくあたたかいのです。 11月も末になって、こんな暖かさだなんて!!!
扇風機をこっちに向けてみたりあっちに向けてみたり、北側玄関に移したらどうかと見に行ってみたり(北側はもっとぐしょぐしょ)、早朝から右往左往しまくりでした。 台風のとき、つい田んぼの用水路を見に行ってしまう(そしてたまに流されてしまったりする)人がいますが、大切なものがピンチだと、何もできなくてもウロウロして、見て回らずにはいられない気持ちがよく分かりました。。。。
昼からは晴れたけれど、こんなに濡れそぼったあとに乾くと、どうなってしまうのか・・。
大切なプリンセスたちにカビがこないよう、祈るばかりです。
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まさかのサプライズでビックリしました〜。
バクラバ、娘と奪い合いながら食べてます。ぎゅーんとするような激甘ではなくて上品で、娘は特にピスタチオのがお気に入りみたいですよ。
佐渡の干し柿、あんぽ柿みたいでトロッと柔らかくてめちゃめちゃ甘かったです。鶴の子柿は我が家製の物よりfujikaさんお手製の方が甘いですね。うふふふふ、干し柿三昧、幸せ幸せ。
ところで佐渡の干し柿と鶴の子柿の色の違いは、何によるものですか?干した期間の違いとかでしょうか?
今年初めて干し柿作りの楽しさに目覚めて、追加で10キロ注文して干し始めたら、雨に濃霧に高温。はぁ〜、大量のカビ柿が出来たらどうしようとヤキモキしてます。
それからいろいろな柿をとり寄せてやってみたのですが、干し柿は柿の品種によって味・食感が変わりますね。
Fujikaさんも以前はいろいろな品種で検討されていましたが、今の矢田農園さんが一番!なのですね。
私も挑戦してみたいです。
今年は市田柿が手に入ったので、それが楽しみなのですが、天気がいまいちなので心配です。
寒くて乾燥した日が続きますように
外側はパイ生地だから塩分もかんじられるのですね。
以前は飴っぽいモノと思ってました。
色の違いは、干した期間の違いです。
あんぽ柿状態だと、結構明るい色ですが、よく干すと八珍柿でも黒っぽくなってきます。
干し柿作り、面白いですよね。干すとずいぶん量が減るので、なんとなくどんどん量が増えてしまいます。
気温は下がりましたが、干しはじめくらいは晴れてほしいですよね。柿は、触って少し弾力があるくらいで剥いて干すと、比較的色が綺麗に干しあがる気がします。
今はメルカリなどもあり、探せば、私が以前やった時よりも沢山の品種が手に入りそうです。
それぞれの品種によって仕上がりが違って、面白いですよね。
どれも良さがあるのですが、矢田さんの柿は量がたっぷりあるので、そこがまた量産体質の私にあっています。
大和百目、西条柿、あと静岡の四つ溝柿が印象深かったです。
もしくは、油脂(バターやギー)に?
今度よく味わって食べてみます。
お豆腐パックの再利用、いいアイデアですね。今度真似させて頂きます☆
あと、綺麗に撮って頂いた写真、またお借りするかも・・。
今のところお気に入りは、高瀬柿です。
甘くて、形もぷっくり丸くてかわいいですよ。
これからもブログ楽しみにしています
熊本は実は干し柿産地ですよね。
秋に行くと柿の巨木に赤い実が沢山ついています(とらずに放置されているものが多いのです。心が乱れます)。あれが高瀬柿かなあ。
来年、買ってみようかしらん。ネットショップでしょうか、メルカリでしょうか・・・。