採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

甘鯛のアクアパッツァ

2020-01-07 | +ふたりの日

 12月17日に、お魚を沢山頂き、慣れないながらも大奮闘でさばきました

福井のお魚


冷凍庫への収納効率や、次に使うときの手早さを考えて、大半はフィレにして、ピチットで包んだり昆布〆にしたりして冷凍したのですが、甘鯛一匹だけは、ウロコをおなかをとって、丸のまま、外側のみピチットでくるんで真空パックして冷凍してみました。
蒸し物かアクアパッツァにしようかと思って。

約10日後、早速出番が。
ダンナサマのリクエストでアクアパッツァを作りました。
 

アマダイのアクアパッツァ

材料は、アマダイ、あさり(ダンナサマが買ってきてくれた)、トマト、ドライトマト、ニンニク、オリーブ、塩漬けケッパー、ホワイトセロリ、パセリ。

作り方はいつも迷いながらで、魚の両面を一応焼いて、白ワインを入れて煮たたせ、あと水とその他の具も入れてふたをして煮る感じ。
(本当はワインは入れないようですが・・・)


 

今回は、冷凍のお魚でどんな感じに出来上がるか、というのの実験でした。
皮は、ピチットで包まれるとかなり脱水される感じですが(スモークサーモンのときも実感)、今回の調理方法では全く問題ありませんでした。

魚の冷凍保存方法を検索していたときに、ウロコも内臓もそのまま、水に漬けて、水ごと冷凍する、という方法がありました。
ウロコもなくて内臓ごと塩焼きにするアユなどはその方法がいいようですが、それ以外については、さばいて綺麗にしてあった方が、断然調理が楽です(あたりまえ)。
朝、冷凍庫から冷蔵庫にお魚を移しておき、夜、ささっと調理して、美味しいアクアパッツァが出来て、幸せでした。

新鮮なお魚を何匹かまとめて買って処理して、冷凍しておいて食べるというのはいい方法かも。
平日の夜に、ウロコとるところから夕食準備開始というのは無理だけど、下ごしらえしてあれば何とかできそう。
お魚料理のしきいの高さ、段々克服してきたかも・・・?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄の「亀の甲せんべい」「小亀」

2020-01-06 | +お菓子・おやつ

2020年になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
年末年始は実家に行って、スモークサーモン作りと、料理など。
けっこう料理していたと思うのだけれど、自宅に戻って、ふだんの食事の支度をしようとすると、
「あれー、ごはんの支度って何すればいいんだっけ」という状態。
助手としてパーツの作業をするのと、献立の決定からしなければいけない自宅では、なんかだいぶ勝手が違うのでした・・・。
3日に帰宅して3日経ちますが、まだ勘は戻らぬまま・・。
今晩の支度も憂鬱・・・。もらって帰ったお正月料理もそろそろ底をついて、どうしましょう・・・。

======

さて、記事は短めのところから。先月のネタです。
12月後半は、ダンナサマがほぼずっといなくて(長期出張、帰宅直後から風邪でダウン、そのあとは風邪もなおりきらないうちに忘年会三昧)、クリスマスもひとり。
スーパーもほとんど行かず冷蔵庫のものの消費に努めていました。
商業施設に一切近寄らず、地上波TVでなくてYoutubeばかり見ていると、宇宙飛行士よりも季節イベントに疎くなる気がします。
(たまたま、Mozart Groupというポーランドのお笑いコント系弦楽四重奏団を発見して、はまりまくり! 特にパントマイムとの共演のグラモフォン(蓄音機)がお気に入りです。
あまりにはまって、全く分からないのに、ポーランド語のインタビュー動画まで見てしまう始末・・。)


仕事おさめの日の夕方、久しぶりにちょっとにぎやかさが恋しくなってきました。
クリスマスも終わったし、さほど浮ついてはいないはず。
ダンナサマもいないし、寄り道してしまおう。

で、ふとんカバー用ファスナーを買いにイオンへ。
片隅で、小規模な沖縄物産店がやっており、沖縄ってあんまり買うものないのよねー、と思いつついちおう眺めていると見慣れないお菓子を発見。
おせんべいです。
沖縄には何度か行ったことがあり、こういうもの、見かけたら絶対買うと思うのだけれど、これまで買ったことありませんでした。

沖縄の亀の甲せんべいと子亀

「亀の甲せんべい」というものと、「小亀」。
まず小亀を買って、その場で味見、気に入ったので亀の甲せんべいも買ってきました。
(両方あった方がブログ記事的にもいいかな、と)

 

沖縄の亀の甲せんべいと子亀

こちらは小亀ですが、こんな形をしています。
歌舞伎揚げみたいに丸いおせんべいがドーム状になっているのですが、へりが花びらのように6つ程度に分かれて、しかもぱかっと開いています。
この様子がなるほど、カメの甲羅みたいですよね。


 

沖縄の亀の甲せんべいと子亀

沖縄県うるま市玉木製菓の商品。
小亀の材料は、小麦粉、植物油、デンプン、食塩、膨張剤、調味料。
お米ではなく、小麦粉のおせんべいなのです。

 

沖縄の亀の甲せんべいと子亀

亀の甲せんべいのほうは、小亀とほぼ同じ材料で、更に最後に甘味料と書いてあります。
(甘い、というほどの味はありませんでした)

このおせんべい、食感が独特です。
お米やもち米のおせんべいは、カリカリと強めの音が噛むたびに続くと思うのですが、こちらは、もっと「柔らかい」感じ。
勿論(しなっと柔らかな沁みせんべいとは違って)水分はなくて、おせんべいらしい乾いた状態なのですが、カリッ、ではなく、パスッ、というような食感なのです。


沖縄の亀の甲せんべいと子亀


パスパスした食感が伝わるかと断面を撮ってみましたが、うーむ、これでは分からないかな。
気泡が細かい、ということは分かるでしょうか。

何に似ているだろう。
小麦でパリパリしたもの・・・
フランスパンの表面は結構パリパリで、これとは違います。
ラスクだと、サクサクしている感じで、それとも違うかなー。

強いていえば、麩菓子と南部せんべいの間くらいの感じ。
麩菓子よりはもっと噛みごたえがあり、南部せんべいよりも細かく発泡していて軽いです。 

あ、そうだ、味は違いますが、ポリコーン(ジャイアントコーンのポップコーン)とか、メレンゲ菓子に食感が似てるかも。
ポリリリリ、という感じの、固い泡みたいな食感なのです。


不思議な食感で、そしてほどよい塩味で、後を引くおいしさでした。
(私はおせんべいは、醤油味よりは塩味派) 


亀の甲せんべいと小亀の違いですが、亀の甲せんべいのほうが格段にサイズが大きく、ややぶあついです。
必ず割って食べるような感じ。
(順番に食べ進んでしまったので、比較写真撮り忘れました。無念。)
で、厚くてボリュームがある分、味が薄く感じるかも、と思いましたが、その分味を濃いめにつけてあるようでした。
小亀は、ひとつのサイズが丁度いいサイズで、塩味も丁度。
どちらか選ぶならば、私は小亀に一票です。

どちらもおいしいおせんべいなので、見かけたら一度お試しください。(銀座のわしたショップに置いてあるそうです)
イオンでは確か一袋300円程度の値段でした。


■参考情報
玉木製菓 (南風原町観光サイトによる情報)

玉木製菓のお菓子いろいろ(楽天市場)
亀せんべいシリーズには、甘辛しょうゆ味の「味亀」や、小亀のしょうゆ味、梅味などもあるようです

かめせん (著書もある畑主税さんのブログ「和菓子魂!」での紹介)
せんべい(小麦粉)ジャンルでの紹介です。なるほど、他にも沢山小麦粉のおせんべいってあるのですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする