画像の品種は青軸紺縞です。
昨年、植え替えの終盤、だんだん面倒になってきて
えい!とばかりに竹炭を何枚か重ねて芯にして根を跨がせ
その周囲に竹炭を当て鉢にスポッと収めてみました。
これで植え替え終了、超簡単です。
根の捌きを別にすれば誰がやっても時間は3分と掛からないはずです。
そして展示会に出品して他の人に見せたり、
株分けしたりする必要のない木はこの植え方でも良さそうな感じです。
2年分の新根が竹炭にくっ付いていてそろそろ活着した頃でしょう。
植え込んでから下葉を振るったり古い根が腐ったりの兆候は見えず
木が痩せて作落ちした様子も感じられません。
鉢はほとんど汚れないので換える必要が無く、
もちろん竹炭は腐りませんから
植え替えもこのまま10年はしなくても済みそうです。
また、竹炭に付いた根は湿らせると剥がれやすくなりますから
たとえ株分けなどをする必要が生じても、
それほど植え替えを苦にすることはないでしょう。
これまでもヘゴやコルク、流木、石などに付けて楽しまれてきましたから
これが新発明の栽培法というわけではありませんが
今あるシステム(棚、置き枠、鉢など)をそのまま使えますから邪魔にならず
新たに設備にお金を掛けなくてすむという利点はありそうです。
まだ次回があります。