富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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羆の光

2014年05月20日 | 羆の光



あれから2週間。
親木から次の天葉が顔を覗かせました。
その下が派手気味でしたからどうなることかと気を揉んでいましたが



太い紺覆輪がばっちりと入りこれでしばらくは心配の種もなくなりました。






さて本題はこちらの仔の天葉。






紺覆輪と中透け柄の境界に白柄が垣間見えます。
今までにも有ったのかどうか定かではありませんがとりあえず初めての発見。
ますます羆の芸に近づきつつあるといったところです。









ところでこちらは今回の全国大会に展示されていた羆の光です。
本来のと言うべきでしょう。
長い時間を掛けてじっくりと育て上げられたのがわかると思います。
出品された方にもお伺いしましたが芸が安定せず苦労されているとのこと。
数はそこそこあってもこれと言う木との出会いがないのもむべなるかなといった感じです。

してみると葉幅引き紺覆輪も比較的安定しているこの手持ちの木は何だろうと考えてしまいます。
芸はだいたい合っていますがたぶん羆の光とは別のところで変化していますし
根は緑じゃなく全て薄い黄緑色で伸びますからこちらは星光殿由来の木ではないかと思い至りました。
姿は良く似ていますし星光殿も根先は象牙色と柄に呼応した色で伸びますので。
普通の羆の光とはスタートラインからして違うのかもしれません。
あまり細かく区別するのもどうかと思いますが新たに付けるなら
星光羆なんて名前も良さそうかと思っています。
いやいや、決して月光羆にあやかってなどと言う魂胆は毛頭ありませんから~。
そういえば元の持ち主の方は月光殿という名を付けておられましたね。

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