あれから1ヵ月半。
はらりはらりと下葉は落ちてゆき
来年は3枚半からの再スタートとなりそうです。
それでも下でいくぶん紺が戻ってきていますし天葉も生長しています。
仔は片方青でしたが天葉をみると良さげな縞柄が・・・。
今まで風前の灯でしたが親仔共に俄然希望の光が見えてきました。
一方、こちらはまずまずの生長振りです。
ただ、親木の次の天葉がいきなり派手になってしまったようです。
つい先日まで最上柄で喜んでいたのに~
それでも普通の縞物でしたらがっくりと肩を落とすところですが
こちらは何しろ黒牡丹。
しかも墨が多い小型木ですからポジション的には金紗墨系といえそうで
派手になっても極上の金紗墨として楽しめそうです。
こちらの仔はやや偏った柄ですが紺地が多いせいか元気そう。
早くもアタリが出てきました。
こちらは相変わらず全斑ですが下葉で少し紺を戻します。
まだ稚葉さえ枯れずに残っていますからさすが親木に付いていれば元気さが違います。
ところで黒牡丹に後暗みの縞(金牡丹柄)で黒牡丹縞なら
それにプラスして下葉にも残るのは黒牡丹縞の縞ともいえそう。
似ているようでもものすごく乖離しているように思えます。
今年の仔も結構な上柄。
柄が柄ですから木勢が強いような弱いような絶妙といった感じで
花芽が一つしか付きませんから残りは空き家になるという寸法です。
これを維持していけば毎年仔が見られるかも。
こちらは親木がちょっと地味柄。
しかし天葉には芯絡みで太白縞が現れました。
将来、ここら辺から仔が出たら楽しみかも。
最上柄の仔は相変わらず最上柄。
青勝ちの子育て上手な親木に守られて
何の不安もなく育ってくれることかと・・・。
墨を目一杯含んでさっぱり大きくならないこの仔に縞らしきものが。
・・・と拡大してみましたが墨か縞か判然としませんでした。
それでもこの仔が縞を織り交ぜながらくりくりと生長した姿を妄想すると
わくわくして夜も眠れなくなります。
それにしても状況が刻一刻と移り変わる黒牡丹。
やっぱり黒牡丹っていいですね~~