富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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黒牡丹縞(D)

2016年05月03日 | 黒牡丹縞(D)




あれから1ヵ月半。
木勢良く早くも次の天葉が出てきました。
これはご機嫌に生育してもらうために鉢や鉢の中のアンコ、
置き場所の日の当たり具合、通風、温度など
いろいろと工夫を重ねてきた成果かも。
ひとつ改善したくらいでは前と大して変わらないものですが
それが3つ、4つと積み重なれば相乗効果で目に見えてよくなるのがわかります。







ただ、生育面ではともかく柄のほうは思い通りにいかないもので
覆輪を期待した仔の天葉は真黄色。






次がどう出てくれるかといったところです。








親、仔もろともベタに黄縞が暗まず下葉まで残る本来の芸は影を潜めましたが
まだ少しは下葉に残る柄も出ているようです。

しかし、下葉に残る黄縞が多いとそれが葉焼けの原因になりますから
こっちのほうが芸は上かもと思えてきました。
いくら派手に出ても後暗みですから葉焼けの心配もなく木勢は益々向上しますので。








それを鑑みるとこの仔は期待と不安が半々といったところ。
暗むのと暗まない縞が半々の源平状態ですから。






ただし、天葉が伸びて開いたら見事な深覆輪が現れ
期待のボルテージは急上昇です。








その下の葉で半分は徐々に暗んできますが
先々どっちが優勢になるのかで天地の差になりそう。
派手仔は見込みのない暗まない柄のほうでしたので取りましたが
果たして次の仔がどちら側につくのか楽しみではあります。









こちらはあれから半年。
やっぱり暗む金牡丹柄だと元気で






葉幅も引いてきました。







ただ、まだ少し黄縞も残すようです。







大仔はほぼ金牡丹ですが







上の仔はちょっとあやしげな雰囲気。







更にこんなところからまで仔が出てきました。
普通、親木の上のほうから元気な仔が出ますと
ずっと下の裾のほうからはまず出ないとしたものですが・・・。
昨年の春に植え替えてからそのままですが
まだまだ木勢の衰えは見えないようです。


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