シオデ(牛尾菜)の実
<サルトリイバラ科サルトリイバラ属>
果実は黒色で、径1センチほど、
球状に集まる。
青い実だと、いつもサルトリイバラかと?
迷うのだが、今回の高尾山の帰りの道で
シオデの黒い実に初めて出会うことができた。
春の新芽は山菜として、
茹でたり炒めたりして食べられ、
アスパラガスのような風味がある。
山野にはえるつる植物で、巻き髭を出して他のものに
絡みついて伸びる。
葉は長さ5~15センチで、5~7本の脈がある。
花は淡黄緑色で小さく、花序は球のようになる。
雌雄異株で、雄花の花被片は細長く、
雌花の花被片は小さい長楕円形。
名前の由来は、
アイヌ語の「シュウオンテ」が転じたものと言われる。