れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

シオデ(牛尾菜)とアキノウナギツカミ(秋鰻掴)とホシホウジャク?

2021-10-03 05:01:22 | 野の花と昆虫

シオデ(牛尾菜)
<ユリ科シオデ属>
今年は珍しく目黒の自然園のシオデの実があまりなっていません。
毎年、時期になると黒い実を球状にたくさんつけて
楽しませてくれたものなのですが。
今年はこんな感じで寂しいですが、来年はまた元気にたくさん実る事でしょう。

本当はこんな感じで熟します。


巻きひげで、他のものに巻き付いて伸びる。
葉は卵状楕円形で、裏面は淡緑色。


これはシオデの雄株。
雌雄異株で淡黄緑色の花を多数つける。
雄花は反り返り葯は線形で長さ,1,5ミリ。

雌花。もう幼いが、青い実になっている。
シオデの語源はアイヌ語らしく、
牛尾菜(シオデ)の名前の由来は不明です。

下はアキノウナギツカミ

アキノウナギツカミ(秋鰻掴)
<タデ科イヌタデ属>
茎に下向きの短い刺があり、「ぬるぬるしたウナギでもつかめる」
と言う事でこの名がついた。
枝先にママコノシリヌグイに似た淡紅色の小花がつく。

淡紅色の花弁に見えるのは萼で、花弁は無い。
茎の下部は地を這い、上部は立ち上がる。
葉は細長く互生する。

葉の基部が矢じり形に張り出し茎を抱くので見分ける。


下はボントクタデ


ボントクタデは、9月23日に掲載しているのでそちらを参照してください。)

タデ科は色々あって、見分けるのが難しい。
     
            休憩
   

  昨日のお散歩で久しぶりに三六通りの緑道を行ったら、
 美味しそうに柘榴(ざくろ)が割れていました。

  ★その緑道で出会った虫たちなので、虫の苦手な方は要注意!

まづは、(梔子の葉を全部食べつくされている木もありました。)
梔子(くちなし)の木にオオスカシバの幼虫。
持って帰ろうかとも思ったが・・・やめました。
ちょっと心残りだったけれど、今年はやっと羽化させたばかりだったから
また、来年挑戦します。


さて?
どこに留まっているのが、探してみてね。


はい!  ここでした!


目が慣れてきたから、これなら解りますか?


ホシホウジャクかなぁ?と調べてみたらそうなりましたが、
間違っていたら、ご指導くださいませ。
かっこいい模様だなぁ~~~~♡

  あぁ!だんだん虫組になってきてしまった💛

東京の緑道で、意外な蛾に出会うのも、私に「虫の目」が、
育まれてきた証拠だと思いました。

      お口直しの俳句は勿論、季語が柘榴(ざくろ)の
     (私の好きな西東三鬼の有名な句です。)

     露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落とす  西東 三鬼

  
   

コメント (2)
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