シオデ(牛尾菜)
<ユリ科シオデ属>
今年は珍しく目黒の自然園のシオデの実があまりなっていません。
毎年、時期になると黒い実を球状にたくさんつけて
楽しませてくれたものなのですが。
今年はこんな感じで寂しいですが、来年はまた元気にたくさん実る事でしょう。
本当はこんな感じで熟します。
巻きひげで、他のものに巻き付いて伸びる。
葉は卵状楕円形で、裏面は淡緑色。
これはシオデの雄株。
雌雄異株で淡黄緑色の花を多数つける。
雄花は反り返り葯は線形で長さ,1,5ミリ。
雌花。もう幼いが、青い実になっている。
シオデの語源はアイヌ語らしく、
牛尾菜(シオデ)の名前の由来は不明です。
下はアキノウナギツカミ
アキノウナギツカミ(秋鰻掴)
<タデ科イヌタデ属>
茎に下向きの短い刺があり、「ぬるぬるしたウナギでもつかめる」
と言う事でこの名がついた。
枝先にママコノシリヌグイに似た淡紅色の小花がつく。
淡紅色の花弁に見えるのは萼で、花弁は無い。
茎の下部は地を這い、上部は立ち上がる。
葉は細長く互生する。
葉の基部が矢じり形に張り出し茎を抱くので見分ける。
下はボントクタデ
(ボントクタデは、9月23日に掲載しているのでそちらを参照してください。)
タデ科は色々あって、見分けるのが難しい。
休憩
昨日のお散歩で久しぶりに三六通りの緑道を行ったら、
美味しそうに柘榴(ざくろ)が割れていました。
★その緑道で出会った虫たちなので、虫の苦手な方は要注意!
まづは、(梔子の葉を全部食べつくされている木もありました。)
梔子(くちなし)の木にオオスカシバの幼虫。
持って帰ろうかとも思ったが・・・やめました。
ちょっと心残りだったけれど、今年はやっと羽化させたばかりだったから
また、来年挑戦します。
さて?
どこに留まっているのが、探してみてね。
はい! ここでした!
目が慣れてきたから、これなら解りますか?
ホシホウジャクかなぁ?と調べてみたらそうなりましたが、
間違っていたら、ご指導くださいませ。
かっこいい模様だなぁ~~~~♡
あぁ!だんだん虫組になってきてしまった💛
東京の緑道で、意外な蛾に出会うのも、私に「虫の目」が、
育まれてきた証拠だと思いました。
お口直しの俳句は勿論、季語が柘榴(ざくろ)の
(私の好きな西東三鬼の有名な句です。)
露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落とす 西東 三鬼