ヤマボウシ(山法師)の実
<ミズキ科ミズキ属>
山で出会うヤマボウシの実は、どちらかと言えば
この画面のように下にぶら下がるのでは無く、
上を向いて立つのですが、たぶんこのヤマボウシは園芸品
と思われます。実の大きさも山の自然のものより、大きいようです。
各地の山野に生える落葉小高木。
葉は対生し、長さ4~12センチの卵状楕円形で、
即脈は4~5対。
初夏に白い花を咲かせます。
白い花びらに見える部分は総苞片(花のすぐ下につく葉)です。
山の上から花が咲いた様子を見ると、山法師の名前に納得します。
(これは、初夏に咲いた花の画像です。)
4枚の総苞片に囲まれて黄緑色の小さな花が20~30個球状に集まって
つきます。
果実は集合果で直径1~1,5センチの球形。
(これは、もっと大きい感じでした。)
赤く熟すと甘く、食べられる。
下はシロヨメナ
シロヨメナ(白嫁菜)
<キク科シオン属>
山地の林の縁などで見られる高さ30~150センチの多年草。
茎は上部で枝分かれする。
葉には根出葉と茎葉がある。
茎につく葉は互生する単葉で、長さ4,5~15センチ、幅2~6センチの
長楕円状披針形となり、3本の脈が目立つ。
葉の縁には、大きな鋸歯がある。
葉の基部は細くなつて、ごく短い葉柄に流れる。
上部の葉では葉柄はほぼありません。
茎の上部に頭花が散房状につく。
頭花は径1,5~2センチほどで、舌状花は時に淡い紫色を帯びる白色。
長さ4ミリの総苞がつき、総苞片は3裂する。
<シロヨメナの見分け方>
★花の断面を見ると無数の細い冠毛がある。
★総苞はワイングラス型
★葉は長く大きく、先端が鋭く尖る。
(3本の脈が目立つことが多い)
★花後、冠毛が少し出る。
休憩
昨日は、雨の中、野川公園で観察会が行われたので参加。
大きな(かって・数本を集めて育てたもの)榎の木の下
で、記念撮影(#^.^#)
★ここから、虫になるので嫌いな方は要注意です。
たぶん、ニジュウヤホシテントウの幼虫
家のプランターのたぶんオオキンケイギクの葉の真ん中に
アメリカピンクノメイガ
マエベニノメイガ
ツトガ科ノメイガ亜科
幼虫の食草はシソ科のサルビア
俳句は季語野菊で
紺菊・野紺菊・野路菊(のじぎく)などと使う。
別れ来て淋しさに折る野菊かな 尾崎 放哉