チカラシバ(力芝)
<イネ科チカラシバ属>
力を入れても簡単には抜けない。
枝先の実をしごいて採ると、丸まった栗に見えたり、毛虫に見えたりするので
よくしごいて遊んだものだが・・今の子達には程遠い世界だろう。
道端や草地の日当たりのよい場所に生える。
根がしっかりと張り、引き抜けないことから、この名がある。
小さな二つの花が集まつた物が小穂で、小穂が集まつつぁものが
花序になる。花序は10~20センチ。
小穂に暗い紫の毛があるので花序歯ブラシのように見える。
下はセイタカアワダチソウ
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
<キク科アキノキリンソウ属>
北アメリカ原産の帰化植物で、土手や荒れ地に大群落を作ったものだ。
他の植物が育つのに害になる物質をだして蔓延ったが、
そのことが、かえって自分自身を育てる害になり、
この頃は、少なくなってきている。
名前は同属のアキノキリンソウ(アワダチソウ)より背丈が高くなる
事から、この名がある。
10~50センチの長い花序をつけ、直径5ミリほどの
小さな黄色い頭花を多数つける。
休憩
オオバンかな・。
赤い嘴のバンは見られなくなっている。
★今日の昆虫は、ツチイナゴかな?
ツチイナゴ(土蝗・土稲子)
バッタ類は普通、秋に卵を産み。卵で冬を越し、翌春に孵化した
幼虫が育って、夏に成虫になるが・
ツチイナゴは春に卵を産み、夏少し前に卵が孵化し、夏から秋にかけて
成虫になると言うサイクル・があるそうだ。
卵で冬越資するのでなく成虫で越冬する珍しいバッタなのだそうです。
俳句は季語飛蝗(ばった)
蟯蚸(ばった)・はたはた・きちきちなどと使う。
飛ぶばつた道なき道を得意とす 山口 洸