れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カタバミ(傍食)とヤマウルシ(山漆)とヒメウラナミシジミ

2021-11-19 05:47:03 | 野の花と昆虫

カタバミ(傍食)
<カタバミ科カタバミ属>
ワンコや主人のこともあり、今回は近場の2泊3の河口湖畔
だった。それでも、2日目には太宰の碑の裏山(御坂山)に
紅葉を踏み分けて
登った。
始めに、降りたサービスエリアの裏側に、

可憐に咲いていたのがこの黄色いカタバミだった。
勿論、たくさんシジミチョウは飛んでいたのに・・

カメラを向けると被写体にはなってくれなかったのだ。


道端の植物だが、夕方には葉を閉じる。
閉じている状態の葉を、「片(傍)方を食(は)む」として、
傍食(カタバミ)と名付けられた。


葉はハート形の小葉が3枚組み合わさる。
5弁の黄色い花咲黄、細長い果実が結実すると、
熟して乾燥し、5つに裂け、種子が弾ける。
他に、赤カタバミやオッタチカタバミなどがある。

下はヤマウルシ

ヤマウルシ(山漆)
<ウルシ科ウルシ属>
落葉小高木。
山地に生え、葉は秋には美しく紅葉するが、画像のはもう
乾いた葉になって落ちるのを待つばかりの葉だったが、
なかなか漆の木には、会えずじまいでまし手や紅葉も
ここ、ずっと見ていなかったので、湖畔の小島だったが、
出会えて懐かしかった。

葉は羽状複葉で互生する。小葉は6~8対あり、
卵形、または卵状長楕円形で有毛。
若木の葉には荒い鋸歯がある。

春に黄緑色の小さな花を多数開く。雌雄異株。
核果は直径5~6センチの扁平球形で帯黄色の短剛毛がある。
かぶれるので要注意。


              休憩

紅葉は湖畔では、少し進みすぎていた。


    ツタ(蔦)の紅葉がきれいでした。

★昆虫コーナーはヒメウラナミジャノメ♂です。

どちらかと言うと、低いところをジグザギに飛ぶ。


チジミザサなどが幼虫の食草。



      俳句は季語冬の蝶
      冬蝶(冬蝶)・凍蝶(いて蝶)とも使う。

     凍蝶に海の音する木末かな  佐藤惣之助

   佐藤惣之助は、詩人であり作詞家でもある。
    朔太郎の義弟でもある。著書はたくさんあり、
  赤城の子守歌や、阪神タイガースの作詞もしています。

   海の音と樹に吹いてくる音との対比がある。

コメント (3)
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