ウツギ(空木)
<ユキノシタ科ウツギ属>
別名ウノハナ
山野に普通に生える落葉低木。
もう、花もおしまいのようでした。
若枝、葉、葉柄、花序、花弁の外側や萼に
星状毛が密生する。
葉は対生し、
長さ5~12センチの卵状長楕円形または、
卵状披針形で先が尖り、縁には浅い鋸歯があり、
質は厚い。
表面は星状毛が多くざらつく。
花は円錐花序を多数だし、
径1~1,5センチの白い花が密に垂れ下がって咲く。
花弁は5個、雄しべは10個。
花糸には狭い翼がある。
ウツギ(空木)
<ユキノシタ科ウツギ属>
別名ウノハナ
山野に普通に生える落葉低木。
もう、花もおしまいのようでした。
若枝、葉、葉柄、花序、花弁の外側や萼に
星状毛が密生する。
葉は対生し、
長さ5~12センチの卵状長楕円形または、
卵状披針形で先が尖り、縁には浅い鋸歯があり、
質は厚い。
表面は星状毛が多くざらつく。
花は円錐花序を多数だし、
径1~1,5センチの白い花が密に垂れ下がって咲く。
花弁は5個、雄しべは10個。
花糸には狭い翼がある。
ムラサキツメクサ(紫爪草)
<マメ科シャジクソウ属>
別名アカツメクサ
花のすぐ下に葉をつけるのが、
大きな特徴。
明治初期、牧草として北海道に導入され、
日本全土で野生化している。
(シロツメクサも写りこんでいます)
ムラサキツメクサが正式名称だそうです。
(テントウムシも、写っています。)
花の時期には立ち上がり、
よく分岐します。
葉腋に長さ1,5センチほどの花が球状に集まって咲く。
茎には白い毛がある。
小葉は長楕円形で先が尖りV字形の薄い斑点が入る。
日当たりのよい道端や荒れ地などに生える。
ムラサキツメクサの白花。
たくさん咲く場所にはよく探すと
シロバナを見つけることができます♪
上はシロツメクサ。
上はコメツブツメクサ。
サラサウツギ(更紗空木)
<ユキノシタ科ウツギ属>
始めて出会ったのは
石神井公園での観察会でした。
八重の白い花がいい匂いで池のそばに自生しています。
これは赤塚植物園のそばの池の先に咲いていたものです。
特徴の外側がほんのり紅色をしています。
落葉低木で、
ここのは自由に伸びていて気持ちがいい。
公園のは、大体綺麗に剪定されています。
古くから栽培もされているようです。
葉は対生で、髄は中空。
ムラサキ(紫)
<ムラサキ科ムラサキ属>
根が太く昔から染料または薬用として利用されてきた。
花は白いのに名前はムラサキなのよね。
高さ、40~80センチになる多年草。
葉は互生して披針形で茎とともに毛が多い。
花は白色で径8ミリほど。
コナスビ(小茄子)
<サクラソウ科オカトラノオ属>
名前は小さな茄子のような実を
つけることからです。
平地から山地まで広く分布し、
道端や草地などで見られる。
草丈は5~20センチほどで、
茎は地面を這うようにして広がって行く。
先の尖った広卵形の葉は対生し、
葉や茎にはやわらかい毛がはえている。
葉腋から短い柄を伸ばして、
径5~7ミリほどの星形の黄色い花を一つずつつける。
果実は暗い紫色で、
径5ミリほどの球形。
(この形を茄子にみたてた)
熟すと5つに裂けてたくさんの種子を出す。
トウバナ(塔花)
<シソ科クルマバナ属>
山地や田の畔、山野の道端にはえる。
実は何度も見ているのだが、
まさか我が家のプランターに咲いてるとは
思ってもみなかったことでした。
この画像は野川公園で写したもので、
ピントが合っていませんが・・・。
こちらが我が家のプランターで咲いていたものです。
もう、他のトウバナは花が終わっていました。
でも、私は植えた覚えがありません。
ピンクの小花を咲かせていたころは、
ジャコウソウを近くに植えていたことがあるので、
そうだと思って勘違いしていました。
上に伸びる花茎に輪状に花をつけるので
トウバナ(塔花)と言う名前が付きましたが、
思ったほど塔は高くはありません。
図鑑には茎が根元から輪生して10~30センチになる
と書かれていますが、
私が数か所で見たものはそんなに高くはなりません。
葉は対生し、長さ1~3センチ。
枝先に淡紫色の唇形花を数段輪生する。
花冠は5ミリほど。
間違いであればご指摘ください。
ノミノツヅリ(蚤綴)
<ナデシコ科ノミノツヅリ属>
小さな葉を蚤の綴り(粗末な衣服)
に見立てた名前です。
道端に小さな小さな花を咲かせて、
健気な花を咲かせています。
日本全土の荒地などに生える2年草。
たぶん・見向きもされない花だろうと思うと、
いじらしくて写真は上手く撮れなくても
アップしたくなった。
茎は枝を分けて広がり、
下向きの短毛がある。
高さ5~25センチ。
葉は広卵形で長さ3~7ミリ。
花は5弁の白色。
キキョウソウ(桔梗草)
<キキョウ科キキョウソウ属>
花が下から順にだんだん咲きあがって行くことから
ダンダンギキョウとも言う。
十年ぐらい前、
埼玉の川原で1本頂いてきたことがあったけれど・・
それから毎年どこかから生えてきて
この頃はお散歩途中でよく見かけるようになりました。
(たぶんこの花は雌の花かな?)
我が家の植木鉢は徒長してしまうので、
数本残して抜きまくっています。
花は葉腋に1~3個つく。
始めは下部にある、花が開かない閉鎖花が結実し、
その後、上部の通常の花が咲いていく。
草丈は30~80センチ、
柄のない葉は、径1センチほどの幅広の円形で
茎を抱いて互生する。
上の花は雄の花。
花は径1,5~1,8センチの紫色で、
先が5つに分かれる。
日当たりのよい乾いた道端などに生える。
雄しべが花粉を出した後に、
雌しべが開く。
一人時間差性転換を行うそうだ。
サイハイラン(采配蘭)
<ラン科サイハイラン属>
山地の木陰に生える多年草。
地中にはラッキョウ大の偽球茎があるそうです。
葉は狭長楕円形で通常1枚。
30~40センチの花茎を出し、
淡紫褐色の花を10~20個密につけ、
一方に片寄って下向きに咲く。
和名の采配蘭は、
昔戦場で指揮を執るのに使った采配に見立ててつけられた。
オオジシバリ(大地縛)
別名ツルニガナ
<キク科ニガナ属>
田の畔や土手、農道のふちなどにはえる。
お散歩途中の畑の近くの家の縁で見つけた時は
たんにジシバリかと思っていた。
先日、野川の自然観察会で
オオジシバリと言うのがあるのを知った。
遠くだったので画像は上手く撮れずじまいでしたが、
手持ちの画像の中にお散歩途中で見つけたものが
丈が高く、花も大きかったのを思い出して引っ張り出してきたものだ。
細く白い茎は地を浅く這い、
節々から葉を出して群生する。
普通のジシバリとは違って
☆葉がヘラ形で下部が羽状に切れ込むことが多い。
長い柄を含めて長さ6~18センチ、
幅1,5~3センチで、時には長さ20~30センチに
達することもあるそうです。
質はやわらかく、白っぽい緑色をしている。
花茎は高さ10~30センチになる。
先端に黄色の舌状花からなる3センチほどの頭花をつける。
総苞の外片は短く内片が長い。
和名はジシバリより葉が大きく立ち(細長い)、
花も大きいことによる。
茎や葉は傷つけると白い乳液をだし、苦いそうだ。
野川で見たオオジシバリ