れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤセウツボ(痩靭)

2018-05-09 04:47:26 | 野の花日記

ヤセウツボ(痩靭)
<ハマウツボ科ハマウツボ属>
ヨーロッパ原産の帰化植物。
葉緑素を全く持たない寄生植物。
特に豆科植物に寄生する。
この頃、空き地でも見かけることがある。

花は淡黄褐色で紫の筋がある。


野川公園でよく見られた。
私が初めて見たのは小石川植物園でした。

草丈は20~40センチで葉が無い。
葉は麟片状に退化している。


現在、大量発生中。



 



 

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ヤマボウシ(山法師)

2018-05-08 04:36:26 | 木の花

ヤマボウシ(山法師)
<ミズキ科ミズキ属>
各地の山野にはえる落葉小高木または高木。

小さな花が20~30個集まった球形の頭状花序を作る。
白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で長さ3~6センチ。

葉は対生し、
長さ4~12センチの卵状楕円形で、
側脈は4~5対。



ヤマボウシ(山法師)の名前の由来は、
頭状花序を僧侶の頭に、それより下の部分から出ている
4枚の白色の総萼片を頭巾に例えたことから。



 

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ハンショウズル(半鐘蔓)

2018-05-07 08:51:59 | 野の花日記

ハンショウズル(半鐘蔓)
<キンポウゲ科センニンソウ属>
木質のつる植物。
葉は3出複葉で互生する。



小葉は卵形または楕円形で長さ4~9センチ、
あらい鋸歯がある。

葉の両面に短毛がはえる。

花柄は6~12センチあり、
先端に紅紫色の鐘形の花を1個つける。
花は完全に開かず、垂れ下がる。

そう果は狭卵形で、
宿存する羽毛状の花柱が尾状につく。

和名は花の形が半鐘に似ていることによる。
野川公園にて。


 

 

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スイカズラ(吸葛)

2018-05-06 05:46:43 | 木の花

スイカズラ(吸葛)
<スイカズラ科スイカズラ属>
別名キンギンカ
各地の山野や道端に生える。
茎は長く延び、よく分岐する。



若枝には褐色の軟毛と腺毛が密生し、
髄は中空。



葉は対生し、
長さ3~7センチの楕円形または長楕円形だが変形も多い。
両面に毛がある。
葉は内側に巻いて冬を越す。



このスイカズラの花は普通白から黄色になるのだが
蕾の時が紅色で園芸品か別種かもしれません。
枝先の葉脈に2個づつ花をつける。




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ベニバナトチノキ(紅花栃木)

2018-05-05 04:02:52 | 木の花

ベニバナトチノキ(紅花栃木)
<トチノキ科トチノキ属>
落葉高木。
この頃公園などでよく見られる。
セイヨウアカバナトチノキとアカバナアメリカトチノキの
雑種。



枝先に大きな円錐花序を直立し、
雄花と両性花をつける。
花弁は4個、本来は白色のものですが
この種は薄紅色をしています。

下は普通のトチノキの花


雄しべは花の外につきでています。
雄しべは7個。雌しべは1個です。

蒴果は約4センチほど。
種子は、すりつぶしてトチ餅にする。

 





 

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エゴノキ(斉墩果、野茉莉)

2018-05-04 04:28:57 | 木の花

エゴノキ(斉墩果、野茉莉)の花
<エゴノキ科エゴノキ属>
雑木林などによく生える落葉高木。
葉は互生し、長さ4,5~8センチの長楕円形で
先端が尖り、基部は楔形。
ふちは細かい鋸歯がある。

葉裏は脈に沿って星状毛が散生するかほとんど無毛。



今年伸びた短い枝の先に白い花を1~4個、下垂する。
花冠は長さ1,5~2センチで深く5つに裂け、
星状毛が密生する。



果皮は星状毛が密生し、
縦に裂けて落ち褐色の固い種子が1個残る。

下はまだ青いエゴの実

果皮にはエゴサポニンが含まれ、
石鹸にしたり、麻酔効果があるので
すりつぶして川に流し、
魚取りに使っていた。

 

 



 

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ゴウダソウ(合田草)

2018-05-03 05:11:07 | 野の花日記

ゴウダソウ(合田草)
<アブラナ科ゴウダソウ属>
春にアブラナ科特有の十字型の4弁花をつける。


花色は赤紫色で、(白色もある)
雄しべは6本。

フランスからの帰化植物で、越年草。



明治34年、
東京美術大学の合田清氏がパリから
種子を持ち帰ったのが始まりであり名前の由来だそうだ。




花後に薄っぺらい小判形のユニークな緑色の果実をつける。
私は小石川植物園で始めてこの花の名を知った。


上は去年の6月中旬、石神井公園の近くの家で
出会ったゴウダソウの種子です。


 

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ユリノキ(百合木)の花

2018-05-02 05:38:43 | 木の花

ユリノキ(百合木)の花
<モクレン科ユリノキ属>
別名ハンテンボク・チューリップツリーとも言う。


日本には明治初期に渡来。
落葉高木。
葉は半纏に似た形で長さ5~15センチ。

奴凧や軍配のようにも見えるので、
ヤッコダコノキ、グンバイノキとも言う。


径、5~6センチで帯黄緑色のチューリップに似た花が咲く。
花弁は6個で基部に橙赤色の斑紋がある。

萼片は淡緑色で3個あり、反り返る。
果実は翼果が集まった集合体。
公園などでよく見られる。

下はユリノキの実




 


 

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ホウノキ(朴木)の花

2018-05-01 03:20:53 | 木の花

ホウノキ(朴木)の花
<モクレン科モクレン属>
山地に生える落葉高木。
葉は有柄で枝先に集まって互生し、
長さ20~40センチの倒卵状楕円形。
裏面は帯白色で細い毛がある。


枝先に帯黄白色で径15センチほどの
芳香のある花を上向きにつける。
雄しべは多数あり、花糸は紅色で葯は帯黄白色。

雌しべは円錐状に多数つく。

萼片は淡緑紅色で3個。

下はホウノキの実



果実は袋果が多数集まった集合果で
長さ10~15センチ。
熟すと袋果が裂け、2個の赤い種子を
白い糸で吊り下げる。


 




 

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