熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

挿し木したアジサイが、子株に成長

2016年09月26日 | ガーデニング
   明月院の明月院ブルーのアジサイが、あまりにも有名なので、鎌倉は、アジサイの名所のように思われている。
   確かに、鎌倉の古社寺には、アジサイが咲き乱れて、美しい花を楽しめるスポットが多いし、街路に沿っても、アジサイが植えられていて、梅雨シーズンには、アジサイで華やかになる。

   このわが庭のある鎌倉山の麓から西鎌倉の住宅街にかけても、アジサイが、山にも公園にも街路にも、一面に咲き乱れるのだが、かなり、庭の広い住宅街の個人の住宅の庭にも、思い思いのアジサイが植わっていて、楽しませてくれる。
   私の庭にも3株アジサイが植わっているのだが、何となく見劣りがするので、今年は、近所でアジサイを美しく咲かせている人に頼んで、剪定時の廃却枝を貰って、挿し木することにした。
   園芸店で気に入った苗を買えばよいのだが、近所に咲いているアジサイだと、咲いている花を見て、選べるので、多少手間暇がかかるが、この方が、好きな花を咲かせられるので、ベターである。

   アジサイは、剪定せずに放置しておく方が、良い花が咲くと言われているようだが、個人の住宅のアジサイとなると、年々、株が大きくなって困るので、毎年剪定せざるを得ず、これを挿し木すると言うのは、廃物利用以上の値打ちがある。
   
   どのような枝が良いか、どのように挿し木すればよいかなど、解説本などに書いてあるが、そんなに大層に難しく考えなくても、剪定した枝を、ここから葉や芽が出てくるので、適当に花芽や葉芽のある部分を残して、適当な長さに切って、挿せば良いのである。
   勿論、根がついても、成長や花が咲く時期などには、かなり、差がでるのだが、精々1~2年の違いであろう。
   下手な鉄砲数打ちゃ当たるので、沢山差し穂して、良い苗を選べばよいのである。

   大切なことは、挿し木する前に、差し穂を、メネデール(何のことはない、芽根出るをハイカラにネーミングしただけ)の希釈液に、1日くらいつけておいて挿し木することで、水やりを忘れずに、日陰においておけば、1ヵ月くらい経てば、余程のことがないかぎり、確実に根がつく。
   
   冬になって、アジサイの葉が落ちた頃に、庭植えにしようと思っているので、まだ、当分は肥培できそうである。
   裏庭の垣根の外、小川との境界線の間に、狭いながらも空地があるので、ここに、列植すれば、道行く人に楽しんでもらえると思っている。
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