IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

日本科学未来館『DIGITAL CONTENT EXPO 2008』

2008年10月25日 19時33分07秒 | イベント・アートなど
今日は午後から江東区の日本科学未来館に行ってきました。目的は『DIGITAL CONTENT EXPO 2008』。





これはデジタルコンテンツの将来を示唆するような技術やコンテンツそのものに着いて発表・展示を行う場、という位置づけの展覧会です。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081024/dcexpo.htm

私は結構この手の最先端技術の展示を見るのが好きなのですが、今回一番見たかったのはアニメ『甲殻機動隊』で出てきた「光学迷彩」。光学を用いて透明人間になるというものですが、一体どのようにして実現しているのか? 興味津々でした。簡単に言えば、自分の視線の途中にハーフミラーを設置し、背景映像をプロジェクターで横からハーフミラーを介して同一視線上の回帰性反射素材(どの方向から光を発しても同じ方向に光を戻す素材)に投影し、それを見る、ということです。まぁ、現時点では視点を一点に固定しないと効果が出ないため、横や斜めから見ても全く意味がありません。それでもいろいろと応用範囲はありそうです。ちなみに『甲殻機動隊』で出てきた「光学迷彩」を実際に作ってみたというのが正しい成り行きのようです。

もう一つ面白かったのが、センサー付きのグローブをはめると、目の前のCG画像をいじれるというもの。しかも立体CGの形をあたかもそのものがあるような感覚をグローブから手に与えることができるというもの。1人ずつ実際に手にはめて実演してくれるのですが、行列ができていて、体験できるまで30分ほどかかってしまいました。ない物をあるように感じさせるのは、グローブについているテープが手や指を締め付けるというもので、実際の感覚としてはまだまだのところはあるのですが、いずれはもっと繊細に感じることができるようになるのでしょう。なかなか面白かったです。

会場で一番多かったのが3D映像機器。3D眼鏡を使うものと、必要ないものがそれぞれたくさん展示されていましたが、長時間観るにはちょっとしんどいかなぁ、という感じ。また、敢えて3Dにしなくても・・・という気もしました。ただ、レースのゲームは3Dであることが有効だと思いました。

さらに、会場ではかなりのスペースを割いて「ASIAGRAPH 2008」の展示。コンピュータを使って描いた2D、3Dの絵(やビデオ)ですが、4、5年前なら驚いたものの、今なら当たり前の技術であって、純粋に表現内容で勝負しなければならない時代となっています。そういう意味では、目新しくないものが多かったですね。

ところで、日本科学未来館7Fのレストランで昼食をいただきましたが、ありふれたメニューを頼んでも面白くないので、ここ限定メニューを注文しました。
それは『コロケット(ライス、サラダ付きで900円)』。

ライス、サラダは普通のものですが、メインはポテトコロッケに牛肉(すね肉かどこか)が入っているもので、これがロケットの胴体。先端にはポッキー。羽は大根でした。★はニンジン、そしてウズラ卵。トマトソースの上に浮かんでいます。
なかなかかわいいのですが、味はイマイチ。牛肉はダシガラ状態で味がなく、大根も煮ただけで味がありません。宇宙がトマトソースで赤いのもイマイチですね。できれば紺色か青色のソースにしてほしかったところです。まぁ、1回試しに食べてみれば十分というところでしょうか。

とはいえ、なかなか刺激を受けたひとときでした。

コメント
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