開成番長とご対面しました

昨晩遅くまで、『開成番長の勉強術』である繁田和貴さんと食事をしながら語り合いました。目に力のある好男子です。しかも江東区出身です。

年齢は私の方がかなり上なのですが、予想以上に話がはずんで、教育談義だけでなく、ZARD談義、ラーメン談義にまで花を咲かせました(笑)

江東区内のラーメン店で、
「南砂の『とうかんや』はご存知ですか?」
「ハイハイ!知ってますよ! 美味いですよね!門仲の『こうかいぼう』もいいですよね。」
「ええ、行きました。あっさりしたスープが美味いですね。」
「西大島の『蘭丸』は?」
「亀戸の『豚竜』は?」
「『武蔵』は?『五行』は?」
「『麻布ラーメン』も好きです。」
次々飛び出るラーメン店の名前。

そして、その話をしている場所が、品川駅のガード下にある『麺達七人衆 品達』の中の一店『せたが屋』。かなり面白い会話ができました。


すごく真面目な話もしたんですよ。

「これまでの教育のやり方では新しい時代に必要な力が伸びない。」
「ひとつの答えを求めるような教育ではなく、いろんな角度から発想していける能力を養う教育に変わらなくてはならない。」
「これから時代を生きていくには、目標設定をしっかりできる力が絶対に必要になってくる。」
「具体的な目標イメージを持って、それに向かって努力していく中に個性が育まれる。」
「若手の教員や塾の講師を育成していくために、人生の中で巻き起こってくる諸問題を解決していく力=問題解決能力を研修していけるようにしたい。」
「セレンディピティが起こるような考え方を持っている必要がある。」

などなど、かなり熱く語り合いました。


後でふと振り返って、自分のことを考えると、よくまああれだけ優秀な若手と同等レベルの話を止めどなくできたものだ、1年以上真剣に授業開発をしてきたことで、自分自身に大きな知識と智慧と実践に裏打ちされた理論ができあがっていたんだと理解できました。見えないものですよね、自分自身のことって、一番。


来週もまた、マインドマップではすごく有名な若手と語り合います。自分のマインドマップを20枚ずつ持ち寄って、見ながら交流をしましょうと約束しています。何が生まれるか楽しみです。


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新6年生が考えてきたことをマインドマップにしてみました

画像は春休み前に5年生の子が個人的に「見てください」と私の所に持ってきたメモを元にしてマインドマップにしたものです。

この子はマインドマップをしっかり学んだわけではないので、「マインドマップってこれでいいんですか?」と持ってきたものは、フィンランド式の「カルタ」またはウェビングマップのようなものだったわけです。

物事は目的に応じていろんな手法を用いて思考すれば良いので、何が優れているとか劣っているとかいうことはないと思っていますが、よく質問をされることのひとつに、「マインドマップとコンセプトマップの違いは何ですか?」「ウェビングと何がちがうんですか?」「シンプルマッピングとのちがいは?」というものがありますので、簡単に触れておきましょう。

マインドマップでの教育実践を1年強続けてきて感じた私の私見ですので、トニー・ブザンが言ったものではありません。その点を最初にお断りしておきます。

物事を思考するだけであるならば、自分がやりやすい手法を用いれば良いと感じます。実際に私自身もアイデアを湧かす時には本格的なマインドマップを描きません。メモ帳にシンプルに書き込みながら「速射マップ」を何枚何枚もかきます。この作業は外を歩きながらやることが多いです。なぜ外を歩くかというと、全身運動をしながら五感をフルに回転させることができる気がするからです。授業アイデアが最も出る場所は、駅から学校までの10分間の歩きの間です。

このたくさんある速射メモを元にして、本格的なマインドマップに描き直します。
この作業は単なる発想法の領域を超えていると感じます。脳活性法の領域に進んでいると思います。つまり「全脳思考=ホールブレイン」の状態を作り出してくれる感覚があります。

***********************

さて、私に本格的なマインドマップを描かせてくれたこの子がいったい何を考えてきたのかと言いますと、大変哲学的なことを深々と考えてきたわけです。

「人は何のために学ぶのか?」
「人はどうして生きるのか?」
「人はどうして死んでしまうのか?」
「時間はどうしてもどってくれないのか?」
「大切な人はどうして生き返らないのか?」
               などなど・・・・・

そこで「ここまで考えたなら、マインドマップに描き直してあげたい」と思って、けっこう頑張って描いたのです。

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2時間で低学年にマインドマップを描けるようにする方法を確立!!!

今日はバレーな1日。
朝の9時から夕方の6時まで、辰巳ジャンプの子ども達と一緒に過ごしました。

まずはバレーボールの練習。
現在のチーム課題は、2年生をいかに試合に出られるように育てるかです。そのために、基本中の基本であるアンダーハンドレシーブを徹底的に練習中。対人パスで250回を続けられた子も出てきて、やはり時間をかけて練習するとちがいます。

新チームには「サーブが入るようになったら試合に出してあげる。」と約束してあります。そのためサーブ練習もたっぷりやりました。力が足りないのでネットに届くようになった子は2人だけですが、今のボールをミートする感覚ならば、5月には入るようになるでしょう。


さて、長い練習時間を確保したので、バレーボールばかりでなく勉強もさせました。「マインドマップ小学2年生講座」です。

対象の2年生は4人。講義時間は2時間。それでもかなり描けるようになりました。下の写真のように、これだけ描けたら授業で活用はできます。

どう指導したのかというと・・・・・企業秘密にしておきましょう(笑)
やっぱりね、何でもかんでも公開というわけにはね(笑)

ヒントの写真は載せておきます。


どうしても教えてほしいという声が多かったら指導内容公開を考えてもいいかなぁ。

マインドマップの描き方を理解するための板書

これを描いている最中に子ども達が思わずしゃべった言葉が素敵でした。
「先生、お勉強するって言ってたけど、これはお絵かきなんじゃないですか~???」
「そうなんだ。このお絵かきをするとね、ものすごく頭が良くなるんだよ。」
そして、自分のマインドマップを描き始めると、
「先生、マインドマップって楽しいね!」
完全に遊び感覚で熱中している2年生。100%の興味を持てたので、こちらのねらっていた以上にどんどん描けるようになっていきました。


下の写真は学び始めて2時間後に完成した2年生のマインドマップ


たった2時間でこれだけ描けるわけですから、長時間練習の時、定期的に教えていけば、辰巳2年生ミニミニジャンプも「マインドマッパー」になっていくことでしょう。


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バーディは気持ち―遼くんが育ったゴルフのゆりかご
石川 勝美
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石川遼君のお父さんがどのように子育てをしたのか。お父さんによる手記です。
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マインドマップと普通のノートの使い分け

全国各地のマインドマップ体験会で受けるご質問の中に、
「ノートは全部マインドマップなんですか?これまでのようなノートの書き方はしていないのですか?」
という件があります。

結論から言うと、「状況に合わせて本人が選べるように指導していく」ということになります。

なので、通常の箇条書き的なノート方法も指導しています。
基本は「見やすく書くことで、復習するときの効果は10倍は違ってくる。」ということを理解させたいと思っています。読んでも分からない、どこに何を書いてあるか探さなくてはならないようなノートの書き方は、学習効果を急落させてしまいます。見やすいノートの書き方をするかどうかで頭の良さが決まると言っても言い過ぎではないと感じています。

授業をしていて、学びが深まっている子は、自分のノートのどこに何が書いてあるのかすぐに説明できますが、学びの浅い子は、こちらが「君の考えたことはどこに書いてあるの?」「この問題はどこに答えが書かれているの?」と聞くと、いちいち探さないとならない。この探す時間がはっきり言って無駄です。

それから、ノートはチビチビ使わないで、思い切って改行をし、空白がたくさんあった方が良い。1年間に何冊もノートを買い換えるくらいでちょうど良いとも思っています。1冊のノートを大切に使うということも教えるべきだという考え方もあるでしょうが、ノートはだいたい1冊100円です。その子が将来生み出す人生の価値を考えたら、100円くらいケチらないでどんどん投資してあげるべきだと思います。この辺のノート指導に関して、私は「TOSSノート」を活用することもあります。よく考えられたノートです。算数や理科のノートとしては最もおすすめします。大量に一括購入すると1冊100円で子ども達に渡せます。


さて、マインドマップの活用ですが、主要四教科を大ざっぱに書いておきます。

【国語】
・読書のまとめ。最近はこどもたちが自ら学ぶようになっている。
・読解指導の時、教師のペースでいきなり発問しないで、5~10分間、自分の考えをまとめる時間をあげ、マインドマップに書かせてから意見交換をすることが多い。
・作文の構想はマインドマップで書かせるのが一番良いと感じている。
・何かのスピーチをさせる時もマインドマップ。
・漢字を覚えるためのマインドマップをこどもたちが開発しつつある。

【算数】
・算数は教科的な特徴として、直線的に整然とノートを書かせることが大事だと感じているので、きちんと罫線の間に書けるように、「=」を縦にそろえて書くようにと、常識的な指導をしている。

【社会】
・学んだことを「新聞形式」でまとめさせることが多い。そこに持っていくまでは、マインドマップでも良いし、箇条書きでも良いし、メモ的にあっちこっちに書いていても良いし、その状況に応じてノートを書くように選択させている。
・歴史上の人物調べはすべてマインドマップ。
・時代の流れをまとめさせるのもマインドマップ。
・マインドマップで鍛えた子たちなので、新聞の書き方もとても美しく読み手が楽しくなるような書き方をするようになった。

【理科】
・「仮説」「実験方法」「準備」「実験結果」「考察」という一連の流れでノートに書く習慣を中学年時代の担任がきちんと身につけさせていたので、これを引き継ぐ必要があると思い、そう書かせている。
・NHKの学校放送オンラインを視聴した時には、必ずマインドマップに描かせるようにしている。マインドマップ指導をしていなかった5年生の時には、新聞形式でまとめさせた。

****************

さて、井上学級というとマインドマップばっかりがクローズアップされますが、実は大きな下積みがあった上でマインドマップが輝きを放っていることも理解していただかないとなりません。

その記事をリンクしておきましたので、ぜひお読み下さい。


『マイ新聞・・・書きに書きたり!クラスで年間10000号!』


5年生の1年間、まったく妥協することなく文章を書いて書いて書かせ続けました。こうして子ども達と共に猛然と進んでいた時に、マインドマップをはじめとする「脳科学を授業で活用していく情報」が私に飛び込んできたわけです。まさに「セレンディピティ」でした。

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東大合格生のノートはかならず美しい
太田 あや
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こうして子どもを褒めているのです 【マインドマップ習得技】

各地をマインドマップ教育実践報告の旅をさせていただいていて受けた質問の中に、「どんなふうに評価をしてあげるのですか?」という素晴らしい問いかけがありました。すごく大事なことなので、その一端をご紹介します。


そもそも評価というのは何のためにするのでしょうか?
成績をつけなくてはいけないから?

いえいえ、違います。

自分の指導がその子にどのように受け止められ、消化され、血肉になっているかを判断し、次の指導に役立てるためです。どんなに学問的に優れた評価知識を持っていたとしても、教育実践の中で使えなければ意味がありません。瞬時に適切な評価をし、次の瞬間にはその子の心の中に目標ができている。そのくり返しが前向きな子どもを育むコツだと思っています。

私がNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀 脳活性法スペシャル』を観覧させていただいた時、脳科学者の茂木健一郎先生から教えていただいた指導法に『褒めのアスリート』になることがありました。私も強く同意しました。その子が何らかの行動を起こし、どんなに小さな事でも良さを見せた瞬間にジャンジャン褒める。おかした喩えをしますが、まるでパチンコのスリーセブンが出た時のようにジャンジャンバリバリ褒める。これができるかどうかは知識ではなく智慧の問題になってくると思います。


それでは今日、私が褒めた二つの例を紹介します。


理科の電磁石の学習についてマインドマップにまとめてきた子がいました。かなりていねいに描いてありました。その中でもセントラルイメージに描かれた「コイル」の描き方に注目しました。画像をよく見ていただくと分かると思いますが、水性サインペンで描いているにしてはとてもリアルに「巻いてある感」が表現されています。
これをキャッチしました。

すぐに本人の所へ行って対話で評価。
「このコイルがすごくよく描けているんだけど、どうやって描いたの?」
ご本人笑顔で、
「はい、ていねいに描いてみたいと思って、集中して描いていたら自然に描けてしまいました。」
ここで次のステージに上げてあげる言葉かけ。
「そういうことがあるんだよ。僕もある日突然に絵が描けるようになったんだよ。これが1回描けると、また次にもっとすごいものが描けるようになっていくんだよね。」
本人は満面の笑み。(よし!また描いてみよう!)という心の声が輝く瞳から伝わってきました。


もう一人、同じ話題です。

私のクラスでは、社会の歴史上の人物を宿題でマインドマップにしているのですが、セントラルイメージにかける労力を少なくするために、社会科資料集の中に付録で入っている人物シールを貼らせています。しかしその中で、ある子がシールではなく自力で描いてきたものが今日提出されてきました。上の画像「蘇我入鹿のマインドマップ」です。
これまた私のアンテナがピッと反応しました。

「ねえねえ、この蘇我さんの顔なんだけどさ、描き終わった時に『描けた~!って思ったでしょ!」
「はい、シールばかりじゃダメなんじゃないかと思って、挑戦してみたら描けました。」
「そうなんだよね、やらされて描くとダメなんだけど、自分でやってみようと思って描くと、描けちゃうんだよね!」

こうして生対話で評価していくと、それをダンボの耳で聞いている教室内の他の子も、(ふ~ん、そうなのか・・・・私もやってみようかな・・・)と心を動かしていくものですよね。

見えない良さを見える化し、大きく評価してあげる。
さりげなく、何気なく評価する。
その方が子ども達の心深く、私の声が届くと思っています。


皆さんはどのような評価をして子ども達を育んでいますか?

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脳を活かす勉強法
茂木 健一郎
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完璧フロー状態 (先生方に見せてあげたい最高の集中力)

音のない教室・・・・・人はたくさんいるのに人の気配がなくなる教室。
怪談話ではありません。うちのクラスが完全な集中状態になるとこれが起こります。その回数が増えてきた感じがしています。

今日もそれが起こりました。


理科の学習で電磁石の学習のまとめのためにNHK学校放送オンラインのビデオ教材で学習をさせました。見てもらった番組は15分番組を2本、合計30分間。これをマインドマップにまとめていくわけです。

いつもと同じようにやっているだけでは進歩がないので、今日は2ステップを踏ませることにしました。

(1)番組を速射マップでメモする
 2時間目(9:30~10:20)に行いました。
 短い時間の中で、できるだけたくさんの情報を頭の中に入れるには、きれいにゆっくり書いていたら間に合いません。乱雑でもいいからとにかくたくさん書いておく。あとでゆっくり清書をすれば良いわけです。
 一人の子の速射メモマップ2枚を紹介します。






(2)時間おいて頭の中で情報を寝かせる
 休み時間や他の教科の学習を入れることで、本当に必要な情報が頭の中で整理させることをねらいました。欲を言えば、「お昼寝の時間」が入ってくれるともっと良いと思いますが、それは難しいことなので時間差をおくことだけにしました。

(3)清書のマインドマップを描く
 4時間目(11:30~12:15)に行いました。
 2つの番組を視聴したので、ほとんどの子は2枚の速射メモマップを持っていました。これを1枚の清書マップに整理するのです。始めの15分間で「階層化して描く」ということを指導したので、実際に清書マップを描いている時間は30分間でした。
 ここで教室は完全なフロー状態に入りました。教室からペンの音以外はいっさい消えたわけです。マインドマップを描くことに集中して子どもたちの脳はフル回転状態です。後ろから写真を撮っても気にする子は一人もいません。各地で実践報告をさせていただいている私ですが、この様子だけはどうしても言葉で伝えきれるものではありません。その場にいないと感じられない空気なのです。

さて、先ほどの速射メモマップから清書マインドマップにしたものが下の画像になりました。本人は「いやぁ、今回はイメージを描くことを頑張りました。疲れた~!」と言っていました。それはそうですよね、30分間音もたてずに作業すれば大人でも充実した疲労感になりますよ。


マインドマップに限ることではありませんが、全国の教室でこうしたフロー状態で学習に熱中していく状況がどんどん増えていけば、確実に日本の学校は世界一になるのではないでしょうか。

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2年生でもマインドマップ授業開始!

マインドマップに関しては、職場の皆さんには絶対に強制しない。自分が使う姿を直に見ている方々だから、そのパワーを感じて自然に伝われば良い。こちらからは何も望まないし、積極的に働きかけることもしないと決めて、自分の実践に没頭してきたこの1年間でした。

そんな中、2年生担任の先生が学級通信でマインドマップ実践を書いてくれたので、ここでも紹介します。

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一年前くらいに、6年生の井上先生から教えていただいたマインドマップに、2年のこどもたちも挑戦します。

マインドマップとは?
マインドマップは、英国の教育者トニーブザンが開発した思考技術です。それはまさに自然を模倣したかのようにノートをとる方法で、理解力、記憶力、発想力、問題解決力をはじめとした様々な脳の力を一瞬にして引き出します。ビルゲイツ、アルゴアをはじめ、グローバルリーダーが活用。IBM、ディズニー、BMW、ナイキ、香港上海銀行等の国際企業では研修が行われ、マインドマップで会議が行われることもしばしば。マインドマップは教育界でも広く活用されています。とくにOECDによる学習到達度調査トップのフィンランドは、「カルタ」と呼ばれるマインドマップが国語の授業で使われています。
『【マインドマップ公式サイト】ブザン・ワールドワイド・ジャパンより』

 最近は本屋でもマインドマップ関連の本が平積みされているのをよく見るようになりました。私は4月頃から描き始めたのですが、頭で考えたことがマインドマップで描くとすっきりするという印象を受けました。
 考えを整理したいとき、また発想を膨らませたいとき、最近では会議や講演の記録もマインドマップでとるようになりました。

 こどもたちにマインドマップを描かせることは、頭の中を整理して、よりまとまった発表ができたり、作文が書けたり、いろんなアイデアが浮かんだり、非常に有効だと感じています。
 しかし、私も描き慣れるまでに時間がかかりました。果たしてこどもたちが有効に活用できるのか、できるまでにどれくらいの時間がかかるのかと、思いを巡らせてきました。

 そんな思いでいたのですが、先日の研修会で他校の1年生が見事にマインドマップを描き、生活科の授業で考えたことを深めているのを見て、我がクラスでも取り組んでみようと思いました。

 ただ、闇雲に使えばいいとは考えていません。単元によって、有効な手段を厳選して、その中の一つがマインドマップであると考えています。

 残り2ヶ月、こどもたちに楽しい授業を、全員が楽しく過ごせるクラスのため、さらに力一杯取り組んで参ります。

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このように他校にもマインドマップの広がりを見せて、我が校の先生に影響を与えているのが江東区の現状です。近隣校の先生からも「こどもたちがどんどん作文を書けるんですよ!!!」といった喜びの報告が入っています。

2009年。燎原の火の如く、日本中にマインドマップファイヤーが広がっていきそうな手応えを感じています。

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マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座)
トニー・ブザン
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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日本語を育てる―大村はまの日本語教室 (大村はまの日本語教室)
大村 はま
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「ONE DROP」(KAT-TUN新曲)のマインドマップ 【子ども作】

このマインドマップは描いた本人が「どうじてもブログに載せてほしい!!!」という強烈な要望をうったえてきたので、すぐに載せないと担任として認めてもらえなくなるのではないかという恐れを感じ記事にしたものです(笑)

メインブランチごとに忠実に文章にさせていただきます。
(本人がほとんど書きましたが)

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この『ONE DROP』という曲は、毎週火曜日のPM10:00から日テレで放送しているドラマ『神の雫』の主題歌です。このドラマの主役は私の大好きな赤西仁君が所属してるKAT-TUNの亀梨和也君です。

KAT-TUNとしては9枚目のシングルになります。
これまでに出たシングルには次の8曲があります。
『Real Face』
『SIGNAL』
『僕らの街で』
『喜びの歌』
『Keep the feith』
『LIPS』
『DON’TU EVER STOP』
『White X'mas』
私のおすすめは『Real Face』と『DON’TU EVER STOP』です。

CDの内容は、初回限定でDVDがついていて、初回プレスで特別に3曲収録されています。通常は2曲ともカラオケなのに、『プラス・エックス』というガムのCMソングの『D-T-S』という曲と、もうひとつ未定のバージョン曲が入っていてお得です。

発売日は祝日の2月11日(水)ですが、TUTAYAでは1日早く、2月10日(火)に発売される予定です。

さて、この歌詞ですが、題名の「ONE DROP」から
来ているのか、「一雫」が落ちるという歌詞があります。中にたくさん一雫って入っているのですが、私はやっぱり「雫」という言葉に深い意味があるんだろうなぁと思いました。

曲の方はクールなROCK調で、まさにKAT-TUNらしい曲なのです。すっごい激しいのですが、そこがまたイイ!カッコイイ!!キャーッ!!!
YouTubeでも聞けるので、皆さんぜひ聞いてみて下さい

私の感想ですが、はんぱなくカッコイイですし、マジやばいです。もうめっちゃ気に入りました。みんなもぜったいに気に入ると思います。通常版ではなく、初回限定版がイイです。強くおすすめしますので、買ってみてね

**********************

いかがでしょうか?
かなり入れ込んでいることが伝わってくると思いますが。

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なっとうくん西へいく 【マインドマップ】

現在私は大阪に来ています。
この記事は大阪駅の上にあるホテルの一室から書いています。

明日と明後日の2日間、ブザン教育協会が開催する「小学校教員向けマインドマップ無料体験会」にスタッフ(教育実践報告者)として参加するためです。

久々に大阪に来て感じたのは、やはり大阪のスピード感は速いということです。歩くスピードが速いです。流れについていくのがけっこう大変(笑)


さて、明日からの実践報告に向けて、冬休み中にクラスの子が持ってきた読書マップを持ってきました。題名は『なっとうくん西へいく」(絵本)です。

関西に来ることに合わせるように、よりによって「納豆」の話が出てきたことが楽しかったのです。しかも、関西に納豆君が乗り込んでいくような話です。もう見るからに楽しいマインドマップだと思ったわけです。

このマインドマップを「つかみネタ」にして実践報告を盛り上げたらいいんじゃないかなと思っています。

新学習指導要領の中で大きく取り上げられている『食育』にも通じる絵本なので、この本を紹介してもらって私も読んでみようと思いました。

なっとうくん西へいく (わたしのえほん)
三輪 一雄
PHP研究所

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恐ろしいほどの集中力 【マインドマップ活用授業】

これは一昨日、今年最後の授業中のことでした。
教室から「音」が無くなったのです。
もしこの時に廊下を通る人がいたら、私のクラスには「誰もいないのかな?」と覗き込むことになったことでしょう。

「マインドマップ最先端学級」の自覚の下に進んできた2008年。その最後の授業なので、2009年の目標を描くという授業にしました。

始めは周りの友達と2008年を振り返るおしゃべりをしながら、楽しそうに描いていた子ども達でした。ところがセントラルイメージを描き出してしばらくたったある瞬間、まるで何かのスイッチが入ったかのように教室全体が一斉に静まりかえり、誰一人として話さない。話さないどころか、「人がいる気配がない」と言えるほどの普通ではない集中状態が生まれました。それが3~4分続いたでしょうか。

この数分間をあえて言葉で表現すると、「時空を超えた感じ」とでも言い表すしかない、そんな空気が漂っていました。

恐ろしいほどの集中力に、指導する私は足音も立ててはいけないと感じ、自分の席からじっと子ども達の姿を見守っていました。

その一人一人のマインドマップに描かれているセントラルイメージはあまりにも素晴らしく、私を驚かせるものばかりでした。


子ども達がこれを家でもやっているとしたら、親としては、もしかしたら“怖さ”を感じるかもしれませんね。我が子が別の世界へ行ってしまっているような感覚が、グーッと襲ってくるからです。

この私が(いったい何だ?!この空気???)とゾクゾクしたほどですから。

おそらく「トランス状態」に近いものが一斉に起こり、全員が同時に来年のイメージを想起できた瞬間なのではないかと思います。

マインドマップだからこういう集中力が出たとは言いません。
そう言ってしまうと、マインドマップに頼る先生が出てしまうから言いません。

とにかく積み重ねが大事です。

マインドマップだけでない、学級経営、教材研究、長期的ビジョンを立てる、アファメーション、エンカウンター、アニマシオン、カウンセリングマインド、イメージトレーニング、メンタルトレーニング、書いて書いて書きまくらせる指導、ありとあらゆる方法を集約した上で、さらに私の実行している“誰にも公開していないある方法”を加えると信じられないことが現実となります。

それを確信させてくれた授業でした。
2008年の良い締めくくりができました。


この年末、時間を自分のたっぷり取って、2009年はもちろん、2030年までの長期ビジョンを考えることにチャレンジしてみようと思っています。

2009年、2010年と、自分にとってはハードな年が続くことが見えていますが、どんどん先手を打って、一歩一歩と着実に前進していきたいと思っています。

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映画を見てのマインドマップ

このマインドマップは本人のたっての希望で世の中に出してくれということでしたので、ブログにアップしました。

映画「地球が静止する日」を見に行って、家に帰ってきてから描いたマインドマップだということです。

「この映画からどういうことを感じたの?」
と質問すると、
「やっぱり人類だけが繁栄するような地球にしてはいけないと思いました。この映画では、人類を滅ぼすことで、他の生き物のための地球にするという内容でしたが、僕はそこに考えさせられました。」
という言葉が返ってきました。そこで、
「なるほど、確かにそういうことは言えるかもしれないね。この映画は見た方がいいな。教えてくれてありがとう、必ず見に行くよ。」
と返してあげました。


この子のお父さんはとても見識の高い方で、子どもと一緒に映画を見ては、映画監督の考え方や映画の撮影手法など、様々なことを語り合ってくれます。これによって、この子は非常にハイレベルな知識を得ているわけです。と共に、社会的の出来事に対する問題意識を高めています。

とても上手な子育てだと私は感じています。

今の時代には珍しいことですが、このようなことも子どもに言い聞かせてくれています。
「いいか、先生の言うことは絶対に正しいんだぞ。間違っても先生に反発するようなことはするなよ。そして先生の手足となって働くんだぞ。」
実はこの姿勢は、子どもを守ることにつながります。
こういう考え方を持って子どもを担任の元に出すことで、いつか必ず良い先生との
出会いがあるものです。

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M1グランプリをマインドマップで楽しんだ子 【マインドマップ活用授業】

画像はクラスの女子の一人が私のところに持ってきたマインドマップです。
昨日の「M1グランプリ」を視る前に、マインドマップをかいて予習したそうです。すると、「M1グランプリ」をみるのがすご~く楽しみになってしまったらしく、放送が始まったとたんに“のめり込む様に”して楽しめたそうです。

それを私のところに報告してくれました。

よく考えてみると、「それはそうです」と言えます。
番組内容をマップ化してイメージに叩き込み、その上で番組を視聴すのですから、暗示がかけられているのと同じ。お笑い芸人がテレビ画面に登場してきたことに臨場感を感じ、お笑いの世界にリアルな楽しさを感じるはず。

本人に冷静な状態で振り返らせてみると、やはり番組を見る前からワクワクしていたそうです。
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学級会の書記をマインドマップで取らせたら

今日はとっても嬉しいことがありました。

学校中を歩き回ってゲームをしていく行事を行っていた時、私のクラスに入ってきた低学年の子ども達が次々に、
「あっ!マインドマップだ!!!」
と大きな声をあげたのです。
「先生、NHKのテレビ、見たよ!」
「先生、ポニョのマインドマップをくれてありがとう。」
子ども達が私に話しかけてくれました。
いつの間にか、こんなに定着していたんだと感慨深い思いになりました。

低学年の子ども達は、私の教室にはってあるマインドマップを興味深げに見ていました。何しろ最高の「お絵かき」が教室を取り囲んでいるのですから、きっと刺激的だったのでしょう。直線思考で書かれている掲示物には見向きもしない低学年の子ども達も、全脳思考で描かれたマインドマップには飛びついたのです。

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話題は変わって、写真は学級会でマインドマップを使っている場面です。

今日はそのチャレンジ第1回目。
「書記はマインドマップで記録をしていくように。」
という指示をして、どのくらい描けるか期待をしつつ見ていましたが、子ども達は私の予想を上回る記録マップにしていきました。
話し合いの内容は「卒業文集のクラスページに何を書くか」でした。

描いたマップがこちらです。



この1枚でもうクラスページはOKです。すぐにでも作業開始できます。

さらに子ども達は、
「ページ計画や決まったことなどを整理したいから、もう1枚描いていいですか?」
と次のステップに自分たちで行ってしまった・・・・・もう完全に自ら問題解決していく人間に成長を遂げているなぁと感心していた担任です。



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さあ、来週からはもっとすごいことが起こる予定です!!!
今日の授業で1時間かけて、子ども達のモチベーションを最高レベルに上げてあります。
「今日からの2週間で、この12年間の集大成をするつもりで取り組みます。まず始めにやるのは『人生マインドマップ』です。これまでの人生を大きなマインドマップに表します。」

予言しておきましょう!
この2週間で、スーパー小学生が誕生します!

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出た! バイリンガルマインドマップ 【マインドマップ】

自主課題マインドマップに取り組み始めて以来、子ども達の発想はどんどん広がっています。
今日はなんと4カ国語でかかれた「バイリンガルマインドマップ」が提出されてきました。

自宅でインターネット発信された中国や韓国の音楽を聴いてかいてきたマインドマップです。日本語・中国語・ハングル語・英語でかかれています。文字とブランチだけでかかれていますので、ここにイメージを加えれば小学生の子どもにも理解ができるものになります。

そう考えると、外国語の習得にもマインドマップは大いに使えるはずです。イメージの力を使えば良いのです。

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マインドマップ 「とびばこ学習編」 【体育のマインドマップ】

子どもの柔軟な智慧は、時に大人を凌駕する。
やってくれました。マインドマップ活用の可能性を子どもが拡げてくれました。
体育の授業に関するマインドマップです。

このマインドマップは、先週の土曜参観の時に行った「跳び箱運動」のことを描いたものです。

まずは解説します。
メインブランチを「日程」「めあて」「KANSO(感想)」「教わったこと」「5段」「6段」「7段」と分けてあり、それぞれに関係するサブブランチが伸びています。

ひとつひとつを詳しく説明すると長くなるので、重要なポイントのみを書かせていただきます。

この子は、この日の跳び箱運動を通して、たくさんの「気づき」があったわけです。

(1)メンタルブロックを外すこと
 跳び箱で重要なことは勇気を出すこと。つまり「メンタルブロック」を外すことだと書いてあります。自分にブロックをかけなければきっと跳べるはずだと信じて取り組んでいる様子が分かります。

(2)担任の指導を素直に実行
 跳ぶのを失敗している姿を見て、私がアドバイスしたことをすべてマインドマップに描き込んであります。
 「あご、手、指先、前に」「頭、前、出す」「思いっ切り、Jump!」
このようなキーワードをしっかり脳に刻み込んで跳んでいた様子が伝わってきます。

(3)達成感を増幅している
 跳べなかった跳び箱を次々と跳ぶことができるようになった。その感激は強くこの子の心の中に刻まれて自信につながりました。7段のブランチに「とべた!!チョ~、感動的!、ウレシイ」とキーワードを書き、感動の涙を流しているアイコンが添えられています。この字の勢いやアイコンのイメージを見るだけで、どれほど嬉しかったのかが伝わってきます。作文ではここまで表現できないだろうと思われます。


【今後の可能性】
さて、このマインドマップを見た瞬間、私の頭の中には「これで体育でも使える!」という確信が生まれました。
もともと、辰巳ジャンプの「メンタルトレーニング」で大きな成果をあげてきたのですから、運動系で使えないわけはありません。

「練習計画→授業中の書き加え→授業後の振り返り→次への計画→再実行→感想」
この一連の流れを大きめ(A3)のマインドマップ1枚に描いていけば効果的です!

体育の指導に役立つ考え方がトニー・ブザン氏考案の「TEFCAS」です。

Tri-all・・・・・試行してみる
Event・・・・・事象、結果
Feedback・・振り返る
Check・・・・・チェックする
Adjust・・・・調整する
Success・・・成功、達成

この過程を応用していけば体育の授業もかなり効果の上がるものに変わる可能性がありますね。

ここに書いた内容はマインドマッパーならば当たり前すぎる話題で、今さら何を書いているのと言われそうです。しかし、学校の授業の中ではほとんど使われていないはずです。

これからの実践に先立ち、ここに足あとを残しておこうと思いました。

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