練習前に「熱中症予防講習会」を開く

今日の練習に来る電車の中で「朝日新聞」を読んでいると、荒木大輔氏の熱中症対談が掲載されており、興味深く勉強しました。
野球という炎天下でのスポーツ。高校野球などは、実は選手よりも「応援団」の方が厳しい環境に置かれている。選手は1イニングごとにベンチに帰り、水分補給もできるが応援団はずっと団旗を持っていたり、「選手が戦っているんだから水など飲めない」という意識が働くという警告でした。

そこで、今日の練習は「熱中症を予防するための講習会」を辰巳っ子に開きました。きっとくわしくは知らないだろうと思っていましたが、案の定でした。
「熱中症という言葉はテレビでよく聞くけど、どんなものなのかは知らない。」
という子がほとんど。1人だけ知っていると言いました。

講習のポイントは
*「熱中症」とは何か
*どんな場合にどういう症状が出るのか
*「おかしい」と思ったときには手遅れであること
*人間の体の内部のしくみ
*神経系との関連
*水分補給のタイミング
*塩分補給の必要性
*万が一症状があらわれた場合の手当の仕方

これを“あつ~い”体育館の中(笑・・・ごとではないぜ!)で20分ほど講義しました。1人で指導しているので極端なほどの配慮で練習を進めないとアウトになります。
皆さんも賢明な指導をしていきましょう。
来週の全国大会も同様ですね。

さて、保護者の話によると、7月の江東区バレーボール教室での「イノッチせんせの低学年指導」が好評だったようで、なにやら他校の子ですが辰巳ジャンプに通わせたいというお母さんが現れたらしい。実現すれば嬉しいことです。
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